アイ・アム・アン・エイリアン 公演情報 学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会「アイ・アム・アン・エイリアン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題538(12-281)
    13:00の回(晴、終わったら曇っていて寒い)。高田馬場駅から歩きます。途中、ブックオフに寄って椎名麟三を探すが、ない、ふとみるとこの前来た時にはあった書店が閉店になっている、学生時代、書店と古本屋をハシゴする毎日だったので寂しい。この頃買った本で未読のものがそれなりにある…。
    12:13門の前に着く、スタッフの方がいらしゃるので受付しているかお聞きする、ここはたぶん4回目、門、途中の道、ホールへ曲がるところにスタッフ(学生さん)がいて案内をしてくれる、いつも丁寧、下へおりる、ドアを開けていただき(流石にここまでやってくる風は冷たい)、受付、開場は12:40と告げられ、待つ、飴をいただく。

    「観劇市場」は昨年に続いて2回目。ユニークポイントは「白痴」と本作、3月の公演はみていません。

    脳死やそれによる臓器移植については何冊か読んだ程度、でも「ラザロ徴候」のことは知っていた。審議員7名と職員2名と、(準)審議員であろう観客で進められるお話。

    舞台、正面にテーブルと椅子(2脚)、左右に椅子が4脚ずつ(1名欠席という設定)。下手に観葉植物、長テーブルにはペットボトル(お茶、オレンジジュース)、紙コップ、クズカゴ。

    13:05(準)審議員への説明(前説)、客席後方より役者登場、舞台へ〜14:23終演。

    ネタバレBOX

    ドナー(4歳、男子)、レシピエント(A 4歳8ケ月女子/B4歳5ケ月男子)。

    登場人物、9人の個性(公的、私的)が対立しながらAorBに対して「決断」「逡巡」する過程、対立すればするほどみている者としても考える。頭で考え、同時に利己的にも考える。

    教室でみたかった。

    最後の姉が聞いた「声」、人々はこれをどう受け取るのだろう。

    個人的にはもっと重い話かと思いましたが、そうでなかったのはどうしてだろうと考えてしまいます。初演時のコメントにも裁判員制度に触れるものがあり、そちらとの比較は妥当でないのかもしれませんが、結構、消化不良。あと、進行上そうなっている、ということでも、この審議会のルールはすべて開示したうえで、ストーリーを創り上げないと…例えば「同意を撤回することができる」、これを知っていても唸るしかない物語(やっぱりそうきたか…ではなく)であったら…

    審議会の運営ルール…誰が、誰を、どんな基準で、どうやって選んで、了解を得て、みたいなところは現実的ではなかったように思うが…

    医学が発達したからできること、それでも「子供がまたいなくなります」というセリフ、考えながら駅へ。

    0

    2012/12/02 15:49

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大