あかつき 公演情報 劇団 匂組「あかつき」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題534(12-277)
    19:30の回 (晴 )。19:02会場着、受付始まってます。ここは初めて、フロア中央に正方形の舞台、板の間(1階)、1段高くなって畳部屋(2階)、一つの角に細目の柱(能舞台の柱みたいな)、客席はほぼ2面(対面)、役者は入口と奥の2ケ所から。舞台向かいのトイレも使用(ですので上演中は使用不可です)、その左にはピアノがあり生演奏。原作がSFだと読んでいることもあるのですが…。三浦さん演出ということでみにきました。19:30女性がお一人、ピアノの前へ、譜面をみると「ひるの夢」、19:31開演(暗転)~21:26終演、前説では上演時間1時間45分。舞台に仕掛けがあり、巧いこと情景を変えていました(初日はハプニングあり)。終演後、三浦さんにご挨拶。続く


    ネタバレBOX

    調べてみると昭和23年6月、河出書房からの書き下ろし…図書館で借りてみよう。原作ものは事前に読むか概要くらい知っていたほうがいいのではないか、終わってからよく思う。お芝居にはストップボタンがないので、気がつかずや勘違い、あるいは、伏線を見落としたまま終演、後で気がついても記憶はドンドン薄れる。

    当パンを読むと、原作に忠実(再現)であろうということではなく、2012年の今、この作品をみるということ、脚本家によってデザインされ、演出家の手で動き出したこの作品に触れるということを考えなければ…ということでいいのかな。

    昭和20年代、20年とは…1945年、終戦の年。私にとっては、映像や写真で見ただけであっても、平成24年もあと少しという「今」、につながっている時間。2つの時間を重ねる演出は好み。

    板がはがれるというアクシデント。せっかく面白いセットだったのに。

    気になった点。食事のシーンが何回かありますが、(左手)食器の持ち方がヘン。昔もこうだったのだろうか?

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    2012/11/28 23:48

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