miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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suicide paradox

suicide paradox

拘束ピエロ

シアターブラッツ(東京都)

2013/04/27 (土) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

無題688(13-113)
19:00の回(晴)。18:15受付、18:30開場。舞台は暗く、手前にあるテーブルと椅子が見えるだけ。時々、車の音が聞こえます。19:00前説(120分、京王線遅延のため5分遅れで)、19:06開演〜21:03終演。すでにみなさまからのコメントにあるとおりですが、いくつか追加しますと。

ネタバレBOX

個人的な感想にすぎません…

①最後、どこに観客を導きたかったのかがわかりませんでした(スタートラインが見えず、どこにゴールしたのかもわからなかった)②タバコのシーンは必要でしたでしょうか(無害のものを使用している?多くの劇団では前説で伝えるし、某劇団では、火をつけたかつけないか、ギリギリの演技でした)③情報屋が不法に銃を所持、大っぴらに使用する設定の理由がわかりませんでした(単なる護身用ではないでしょうし)④スーツの下にある銃がいつもチラチラ「見える」ようにしているのは演出でしょうか?⑤所々、唐突なセリフが気になりました(大きな声=感情、激情ではない)⑥やたら叩いていましたが、不自然に感じました⑦二人組の位置づけがわかりませんでした⑦役者さんと役柄があまり合っていないように感じました(らしさ、それっぽさ、が薄い)

120分あれば濃密なお話に仕立て上げることができると思うのですが…
『東京0番地 』ご来場ありがとうございました。

『東京0番地 』ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2013/04/26 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題687(13-112)
14:00の回(曇、風あり)。13:30受付、開場。入って右が舞台、Beatlesがかかっている、椅子席が4列。3作目になりました。14:00前説(三浦さん)、5分おし、薬用タバコ使用。14:05自動販売機ON、ひとりの男が客席後方から〜15:40終演。インレイが綺麗なエレアコ、ブルーのドラムキット。ひたすら大きな音。ライヴにはたくさん行ったけどEaglesは行かなかった。本作に重なる80年代、ちょうどロックのライヴに行き始めた頃…以下、余談。

ネタバレBOX

84年8月の「Queensryche」から「初来日BAND」の嵐、Bon Jovi,RUSH,Bruce springsteen,Metallica,Accept…。大きなフェスティバルもありました。84年「Super Rock '84('85) in Japan」「Rock in Japan '85」「Select Live Under the sky '85」。中でも「Super Rock '85」は、お台場運動広場…ただの広場に当日は夏の大雨、地面にビニールシートを敷いて座る(ブロック指定)。何とか開演前には止む、スティングはなかなか出てこない、DIOは「We Rock」を演らなかった。平成の年、Pink Floyd「鬱」の来日ツアーに4日連続で行った、そんな時代。

チケットも高くて当たり前、ホロヴィッツ35,000円、フィガロの結婚(ウイーン国立歌劇場)30,000円、ボストン交響楽団(小澤征爾)16,000円、42nd Street25,000円、高いものはたいていどんな内容だったか忘れている。ちなみに、四季「Dreaming(@青山劇場の杮落し)」5,000円、宝塚「愛のカレイドスコープ」3,800円、加藤健一「審判」2,500円。SET「リボンの騎士(@本多劇場)」3,000円、21世紀FOX「月夜とオルガン(@タイニイアリス:今とは場所が違う)」1,700円。

中央にどんと真っ赤な自動販売機(炭酸、コーヒー、お茶)、その 左、ゴミ箱。右にベンチ、スーツが掛けられ、横にビジネスバッグ。思い出の中の時間は、意外とゆっくりしていて、この作品と相性がいいみたい。
NEXTREAM21 in RIKKOUKAI 2013

NEXTREAM21 in RIKKOUKAI 2013

NEXTREAM21 in RIKKOUKAI 事務局

六行会ホール(東京都)

2013/04/28 (日) ~ 2013/05/04 (土)公演終了

満足度★★★★

無題686(13-111)
17:00の回(晴)。16:32受付(自由席)、開場、ここは2回目。16:57ブザーが鳴り前説、17:01司会者のお話~1部(8チーム)18:12、2部(7チーム)18:22~19:18、ゲストパフォーマンス19:29~19:47。表彰式(講評)20:20終了で3時間を超えました。「clubC」がエントリーしているということを知り、みにきました。多彩なパフォーマンスが15タイトル+ゲストと贅沢なメニューでした。チームの紹介、概要の記載などがなかったのが残念ですが、印象的な振り付けがたくさんありました。表彰されたチーム、されなかったチーム、差が何だったかはよくわかりません。ダンスのコンテストは「横浜ダンスコレクション(2月)」に続いて2回目で、このときは表彰された方(中村蓉さん他)の演技をみていなかったので「そういうものか」とも思わないまま終わってしまいましたが、今回感じたこと。設備的には各チーム共通なのでこれを前提にする...ということにムリがあるように感じました。コンテンポラリー系はいいとして、一番手のHIPHOPではステージがどこかパワー不足..もっとガンガンやれるんだろうと思うし、clubCはスターパインズカフェでみた魔力、妖しさが表現しきれず...。異色だったのはTOY「りんごの唄」と川村美紀子さん「qualia」...(調べたら「横浜ダンスコレクション」の海外フェスティバル交流プログラムに出ていらっしゃいました)。

ネタバレBOX

表彰式のとき、後ろの列には出演者の関係者、その中のお一人(責任者?)は私の椅子の背もたれに両肘を乗せ、興奮しているようで、声を張り上げる…ので揺れる。こういった人もいるのかと思いつつ、このチームに(責任はないけど)いい思いはしないのでした。

たま、がでてくるとは意表を突かれた。
バタフライ

バタフライ

Mo'Pop

王子スタジオ1(東京都)

2013/04/24 (水) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

無題685(13-110)
19:00の回(晴、風強い)。ここは2回目、「小劇場」の入り口に案内(「この先ですよ」)が貼ってありました。入口で靴を脱ぎビニール袋に入れ座席へ、桟敷が2列、後方に(箱の)椅子席。床壁とも白い舞台、左右にハンガーラック、衣装、ブーツ、ペットボトル。冷蔵庫、電子レンジ、ポットは会場の備品?天井にミラーボール、蛍光灯から電球が吊られています。役者さんたちによるトークショーのようなノリ。

BGMにラジオ放送、18:51役者さんたちが入ってきてカラダをほぐす、19:03雑談、バタフライ効果…風が吹けば、19:08鐘が鳴り、前説、チュッパチャプスをいただきました〜20:20終演。

時事ネタ、ちょっとエロネタ、アイドル法…

終演後、CDを購入。

大きなトランクの中の箱

大きなトランクの中の箱

庭劇団ペニノ

森下スタジオBスタジオ(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題684(13-109)
14:00の回(晴、暑い)。結構迷って直前に予定を変更、2回目です。13:20受付(整理番号付)、当日券のお客様もたくさん。13:40開場、今日は前回の1段後ろに座ってみたところ2階部分が見やすくなりました。上手に電光掲示板:母の喪失、心、受験、時間、焦り、老い、数式、音符、創世記、男根、エディプスコンプレックス…。14:04開演〜15:33終演。カーテンはスムーズに開きました。終演後、写真撮影可で「ピアノ/食事」「病院/父の部屋」の2セット。
2回目ですのでビックリすることはないのですが、発想、展開、表現、これらを実現することに感心。

ネタバレBOX

1階の湖、赤い色になっていた。

父に認められるため20年以上も受験勉強を続け、それが叶ったとき、息子を喪う、それが「繰り返される」ことで永く継がれる。ここに「母」は登場しない。

息子は父と闘い、ムスコを喪うが、なくなったら次(世代)がないじゃないか…

Queenに「Father to son」という曲がありました。

楽屋

楽屋

劇や

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/27 (土)公演終了

無題683(13-108)
14:00の回(晴、風強い)。13:31受付、開場。正面に薄いカーテン。下手、鏡、椅子。上手、ソファー。楽屋。BGMなし。最前列は低めのベンチシート、2列目から椅子席。14:01前説(90分)、14:06開演、波の音…ひとり芝居「とんかつ」〜14:29、雷鳴、暴風、「楽屋」〜15:36終演。スミマセンやっぱり私には、チェーホフ、合わないようです。架空の戯曲だったら…

ネタバレBOX

で、ひとり芝居「とんかつ」ですが、情景はわかるものの「何がどうした!…」でもなく、ピンときませんでした。親子3人が海に近い旅館に来て豪勢な夕食を…で?なんだったのだろう。
第40回記念創作舞踊公演

第40回記念創作舞踊公演

お茶の水女子大学 芸術・表現行動学科 舞踊教育学コース

なかのZERO(東京都)

2013/04/26 (金) ~ 2013/04/26 (金)公演終了

満足度★★★★★

無題682(13-107)
19:00の回(曇、風が強い)。17:50何となく列ができるがはっきりした案内がない…なので何人も2階へ行ってスタッフに訊いている。17:55予約ブースでチケット引き換え、その後改めて入場(一般)列に並ぶ、招待者の列は別にある。18:10、列は2階から階段を下りホールの外にまで伸びている。18:15ロビー開場、並ばずに広がってお待ちください…はちゃんと誘導しないとムリだと思う。18:25ロビーに人が溢れている。18:30開場、当日券の方はまだ受付中。過去の公演もこの会場なので同じような誘導なのでしょう。もっと効率的なやり方(会場外、1階、受付、ロビー)があるように感じました。

当パンはカラー、ダンサーの写真付。

ネタバレBOX

みる位置(角度と距離)によって印象が違ってくるような気もしますが、シャープな印象を受けました。機械的(無機的)に揃っているのではなく、自然の流れ(風や水、天体の運行…)がそうさせているような感じを受けました。タイミングの取り方がよいのでしょう。ステージ上の位置も奥、隅、最手前、客席まで降りて、前後左右の移動、新鮮さに満ちていました。

ピアノの連弾、鏡を使ったこちらと向こうの世界、ランプ、椅子、どれも印象的。
猪突タッチアップ≪ご来場ありがとうございました!≫

猪突タッチアップ≪ご来場ありがとうございました!≫

劇団ズッキュン娘

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題681(13-106)
19:30の回(曇)。19:00受付、開場。舞台はグラウンド、広さはざっと四畳半、天井にミラーボール(ボールの縫い目付)、選手、マネージャー、顧問入り乱れての青春劇、季節は夏、日焼け止めと水は欠かせない。最強のピッチャーを擁した種子島高校女子ソフトボール部、部員が足りないなか、1年から3年まで揃えたチームの結束は…時々、ボールが客席まで飛んでくる(前説で気にするな、と)。19:31前説(ジャポニカ学習帳を読む)、19:36開演〜20:49終演。当パンのイラスト、ポジション、役名、似顔絵(よく似てる)。「グッバイ、マザー」からで2作目、今回は明るく元気いっぱいの学園ドラマ。

ネタバレBOX

劇中、入部の勧誘がありチラシを手渡される…ひらがなが多くないか?
結構、走る。
意外とキャッチボールが上手。
男にはしる、停学になる、やむなく口でボールを受ける助っ人を入れる、実力者の顧問は酎ハイ片手に策をねる、マイクを握りしめ歌う。
赤と白のユニフォームは元気のしるし。

Looking for a victim

Looking for a victim

NYエロヒマドル

BAR COREDO(東京都)

2013/04/20 (土) ~ 2013/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★

無題680(13-105)
20:00の回(雨)。19:27会場着、受付(半券部分がドリンク券になります)、今夜は入って右、対面式の客席は珍しく3列ずつで、小劇場のお客様とは層が違います。舞台、入口側にテーブル(ヘッドホン、MDプレーヤー、リボルバー、足元に2本の縄)と椅子、少し間をあけ、ピアノ側にもう1脚。天井には落ち葉を丸く固めたようなモノ(?)、数本枝がある…。90分の予定。開演が少し遅れ20:07〜21:45終演。谷崎、太宰、ドーフマン、どれも未読、リーディング&演劇公演、3作に何か関連があるのかなと思ったのですが、それはタイトルである「Victim」にあったようです。休憩なし、話の切り替わりで暗転、あまり効果音はなく、時計の音、雨音、「死と乙女」、それにこれは「エニグマ」の曲ですね、随分前、聴いていました(タイトルは忘れてしまいました)。太宰「駈込み訴え」、内容は四季の「ジーザス」をよくみていたのでわかりました(この男はユダ)。あと少し小物などに工夫があって雰囲気(原作の作風)がわかるような仕掛けがあったらと思いました。

タヌキさんがやって来た。

タヌキさんがやって来た。

ユニークポイント

atelier SENTIO(東京都)

2013/04/20 (土) ~ 2013/04/23 (火)公演終了

無題679(13-104)
19:30の回(曇、あまり寒くない)。30分前開場だと思って行ったら20分前でした。19:00受付、19:11開場。白い(木製)台が4つ、ひとつは2つ分の高さ(テーブルと椅子)、床にビニールカーペット、奥にカーテン、みんな白。19:33前説(山田さん、55分)〜20:27終演。姉妹、'たぬき'とよばれるホームレス、看護士。早いタイミングで見えてないんだな…と気がつきますが、その後、そのことが巧く活かされていないように感じてしまいました。

ネタバレBOX

たぬきは「伝える」役でこの役は人から人へ引き継がれる(?)、それとたぬきと命名された理由は関係なさそうだけど…。病名は不明、熱を測る程度だと(設定として)弱く感じ、ふたりの会話の中に何か潜められているようにも感じられないのでした。これだと見えていてもお話は作れるし、ホームレスでなくてもいいし、ここがそういう所だとすると同じように「伝える役」が他の病室にいても不思議ではないが、どうやって識別するのだろう、などなど考えてしまいました。

たぬきであり、ホームレスでなければ語れない「何か」が欲しかったと思いました。
【矢印】終演致しました!!次回は12月!!

【矢印】終演致しました!!次回は12月!!

いきずり(劇団はへっ 改め)

新宿眼科画廊(東京都)

2013/04/19 (金) ~ 2013/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★

無題678(13-103)
19:30の回(曇)。19:02受付、開場。入口側に座席(座布団席+最後列に椅子)、既に5人がいて何をするともなく会話がない時間が過ぎていきます。コンクリートに囲まれた狭い空間、全く装飾がないのは初めて…1週間ほど前、ここでajiをみましたがその時のメルヘン的なもののカケラすら残っていません。暖かさとは無縁の空間、色を喪い、墨色の鈍い感触、コトバも吸い込んでしまいそうな空間、左右のスピーカーから聴こえてくるビート、壁と向かい合っている者、座っている者、歩いている者…若者という以外何の関係もなさそうな者たち、満席、19:31前説(50分)〜20:15終演。桜美林…といえば、ダンサーの木村愛子さん、公演はよくみに行きます。終演後、作演出の(同じく)木村さんとお話…もちろん木村さんのことは知っていらっしゃいました…作風とはかなり違った(こんな言い方でもいいのかな?)好青年。

男と女(結婚してるのかな)、その男の両親…あと「息子」「アイドル」という役があるが、どういう関係だったか…

開演時、5人の立ち位置がよく、それまでの顔つきとは全然違う、短い詩のようなセリフ(リフレイン)、吐き出すセリフ、呻き悶え絞り出すセリフ、薄暗い照明、冷たいコンクリートに押し潰されていくようにみえる、観客も閉じ込められている。初めての役者さんたちばかりでしたが、いい感じの50分でした。

上行って右

上行って右

芝居の我楽多

APOCシアター(東京都)

2013/04/20 (土) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

無題677(13-102)
17:00の回(曇)。高架下が変わってる…時間ができたので寄ってみました。16:45会場着、受付(カンパ制)、入口側に椅子席が4列、クッションあり(追加可)。舞台にはバランスボールが4つ(赤と青)、床に斜めの白線、客席やや前にも白線…ここから前に足を出さないように、奥の床にミラーボールみたいな装置。控えめな音量でBGM、ん?これは「Highway Star」…次はドライブの歌、と言ってる、ということはストーリーに関係した選曲?

17:05前説〜18:42終演。劇団の概要がわからないのですが「草演劇チーム」=ということでみんなお芝居は初めて…には見えませんでした。

友人の事故、という知らせを受け急ぎ飛び出してきた3人、ギャルソンカフェの店長、用意周到喪服の女、切れ者らしい女。(当人たちにとっては)道なき道を爆走、目指すは新潟。3人の旅路と、4人の思い出シーンを織り込んだ物語。

ドライバー席は手前側(客席からよく見える)、運転中、ドライバーの物憂げな表情がなかなかいい。仲の良い女友達ってこういうものなのかな(少しセリフを絞った方がメリハリがでたようにも思うのですが)と思いながらみていました。

青が鮮やかなカラーの当パン、スタッフの対応も好印象。

【終演!ありがとうございました!】女教師と団地妻

【終演!ありがとうございました!】女教師と団地妻

ボクキエダモノ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

無題676(13-101)
12:00の回(雨〜曇)。11:15受付、11:30開場。4階の会場を横に使い、天井から蛍光灯、裸電球など20個ほど。11:57前説(70分)、12:00照明が切り替わり、箒を持った女性が登場〜13:13終演。「まちづくりproject」「あかつき」やろりえの作品でみている女優さんたち、どんなお話だろうとみにきました。「公園前団地婦人会」メンバーたちの濁った人間関係、家庭環境、体裁(表)と実利(裏)。照明の使い分けが効果的。

3/4 ~ three quarter ~

3/4 ~ three quarter ~

Project ONE&ONLY

小劇場 楽園(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題675(13-100)
15:00の回(曇、寒)。14:00受付、名前がありませんでした。また、「開演60分前より、予約引き換え・整理券の配布をいたします。開場時に整理番号順にご入場いただけます。」ではありませんでした。期間中に入場方法を変更したのでしょうか?

「R10-07B」からで3作目、いずれもここ楽園です。本作、野球のお話で、舞台も球場、ブルペンとピッチャーマウンド、3人のうちだれがリリーフとして登板、選手として生き残るのか...砂川香寿美さんがとてもよかった。でもそれだけではないですよね?

ネタバレBOX

解説者のふたり、ひとり(男性アナウンサー)は普通のスーツ姿、もうひとり、女性解説者は白衣姿で、何やら研究成果(背番号の意味)を披露している。あらゆる可能性を吟味し、意図する結果に至る可能性を示す...それが背番号...「17」「54」「83」それぞれ成功する確率..というのはもしかして、生命の誕生の選択を意味しているのでは?...出生前診断。はっきり言及されているわけではなく、聞こえてくる音(鼓動?)、やピッチャーマウンド前の「扉」が開いて「外」へ出てゆくシーン...。親会社の台所事情、少なくとも2人については最後まで面倒をみる、もう1人…すべてのセリフがそのように聞こえてきました。

と、ここまで書いて砂川さんや黒崎さんのブログをみて裏のテーマという表現がありました、そしてチラシ…遺伝子、二重螺旋だったのですね、よくできてる。
命を弄ぶ女ふたり

命を弄ぶ女ふたり

劇団ピアチェーレ

Ito・M・Studio(東京都)

2013/04/20 (土) ~ 2013/04/25 (木)公演終了

満足度★★★★★

無題674(13-099)
14:00の回(曇り時々雨)。13:33受付、開場。ちょうど1年前の4月「2012年度新歓公演」からで3作目になります。客席床にはブルーシートが敷かれパイプ椅子にクッション。舞台は黒、横に堤のような台があり白く細い(一部壊れている)柵、ここはビルの屋上。13:57前説(ここで照明がおちる...が戻す)、14:00ちょうどに開演~14:43終演。やはりテンポの良い会話が心地よい。基本、二人の会話で成り立っていて、ひとりが話せば、ひとりは聞き役...ですが、役に徹しているためひとつひとつの所作が自然、相手の話に対する反応そのものが
芝居をよいものにしている。贔屓目かもしれませんが波長があう劇団なのです。40分という時間は2時間が普通のなかでとても短いのですが、それでもまた次回作をみにこようと思うのでした。

水辺のデッサン

水辺のデッサン

劇団まるおはな

ルーサイト・ギャラリー(東京都)

2013/04/18 (木) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題673(13-098)
11:00の回(曇)。10:15会場着、受付は始まっていて、1階奥のギャラリーで開場を待ちます。廊下突き当り、チラシデザインの原画があります。ここは2回目、前回見ることができなかった部屋にも絵画などの展示、黒い猫が庭で水を飲んでいました。
10:30開場、隅田川を眺める位置に桟敷席(ミニ椅子含む)3列と椅子席(最後列)。ゆったりとした配置、ブランケットが用意されています。下手にソファと丸椅子、角に机がありたくさんの本、正面に椅子が3脚、上手にはデスク、ノートPC(普通のキーボードを繋げている)、加湿器、古いアルバム。10:58前説、11:02開演~12:25終演。

ここルーサイトをめぐって昭和初期から今につながっているもの。「まるチーム」をみました。

「野中歩」役の漢人拓希さんが、2役(んーと、衣装が変わったので3役)を見事に演じ分けていました。

ネタバレBOX

今を生きる者、死んだもののまだ迷いを捨てきれずにいる者。実に爽やかに数世代を繋げた物語。それにまた出ていらっしゃる役者さんたちが実にいい。
見えないはずの「死んだ者」がなぜか見えてしまう「生きる活力が弱い」男、意地っ張り女フリーライター(主人公)、そこに三途の川でナンパ...の男女。

ここまで、この場所でなければできないだろう、と思ってしまうお芝居は決して多くはありません。隅田川から吹いてくる風に「時」は乗り、彷徨う者たちの「想い」を届けに来る。

窓外に見えるトラックの行き来、流れる川は波に光り雲も流れる。何十年もの毎日の生活、人生を育んできた「ここ」に「このお話」、贅沢な時空を経験しました。
女/生/徒

女/生/徒

ttu【2017年5月末解散】

gallery園(東京都)

2013/04/18 (木) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題672(13-097)
18:30の回(雨、寒)。18:15受付、二夜続けて。昨晩とは反対側、庭が右側、に座りました、満席です。昨日より1時間はやいので外で待っている間、家の様子を眺めます、車は通れず、すぐ近くに護国寺。築80年(1933年、宮沢賢治没)、お芝居は、向かって右の続きの3部屋と廊下。一番奥の部屋は襖で仕切られているものの声は聞こえるし、廊下の障子越しにはぼんやりとした明かりと影(絵)が思考を刺激します。

当パンをみますと、岩崎さん、5月にpit北/区域でダンス公演..これはみに行きましょう。本公演でもダンス的な振り付けがあり、3人がからんだり横になったり。

で、「ダルシマー」、初めて目にしました。この楽器を使った曲を聴いたことがあるのかはわからないのですが、深い音は耳に心地よく安らぎを感じます。近くで見ると台形の箱に2弦ずつ横に張ってあります。孔があいているのでここで増幅するのですね。独特の透き通った伸びのある音は好み。

白い3人は背の高さが違うし、着ているものもそれぞれ違うのですが、チグハグさなどを感じることはなく、セーラー服が女生徒を思わせます。

太宰のどのくらいの作品が織り込まれているのかわからないものの、この家が持っている雰囲気にとてもあっていました。

■5月、福岡演劇フェスティバル…キャストの「木村愛子」さんは、ダンサーの木村さんなのだろうか…。5/6自己レス。「W」、3月、木村さんの公演をみに行った時の当パンにttu、と書いてありました。

女/生/徒

女/生/徒

ttu【2017年5月末解散】

gallery園(東京都)

2013/04/18 (木) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題671(13-096)
19:30の回(曇、寒い)。迷いに迷って19:18会場に着く、地下から地上に上がり、方向がわからず人に訊いて「その道」を進むと明らかに手元の地図と違う...タクシーが止まっていたのでまた訊いてみると正反対でした。で、正しい方向へ進むもそこは住宅街、ここでもウロウロ...地図を手に同じような状況の方がいらしたので「ttuですか?」と声をおかけすると、そうでした。ぐるっと一回りしてようやく会場前へ。
19:20受付、普通の家であり靴を脱ぎ、荷物を預けて部屋へ、和室の両側に座席、順番に座るので奥へ、左側が庭。右にもう少し狭い部屋がありここにダルシマーと椅子。小品を別として本作はvol.3、第一回公演「海は、いま、このとき、あなたの、左手にある。」からみ続けています。劇場ではないところでの公演、採りあげる素材、いつも強く印象に残ります。

今夜は民家...民家は三回目です。目白の「ギャラリーゆうど」、浅草橋の「ルーサイト・ギャラリー」、ここ。

懐かしくもあり珍しくもあり、庭に置かれた蝋燭が淡く色づき、畳敷きの部屋、障子、明り。

家の間を迷いながら気づかないうちに別の時間に捉えられ、同じように集まった人々は語られるお話に耳を傾けている。手にしているのは中延(vol.2)から護国寺(vol.3)までの切符、大きくある1930は太宰が自殺未遂した年、春なのにひんやりとした風が通り過ぎ、蝋燭が揺らぎ天井の明かりも微妙に影を動かす、白い3人によりコトバがつながれ、透明な音階が空間に沁みてゆく、黒い1人はかき乱す。

Dearパパ(ご来場ありがとうございました!)

Dearパパ(ご来場ありがとうございました!)

東京カンカンブラザーズ

ザ・ポケット(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題670(13-095)
19:00の回(晴)。18:40会場着、受付(指定席)。B〜D列が平地、E列から段差あり。舞台はカフェバー、下手にカウンター、レジ、手前にテーブルと椅子、中央にはコーヒーカップを収めた大きなサイドボード、上手は二階へ通ずる階段。19:00前説(120分)、19:05開演〜21:03終演、前作のDVDを購入しました。

ネタバレBOX

4作目になります。スピード感たっぷりのオープニング、各シーンを切り取ってみせてくれます…今までみたのとは違う…最初のシーンでは人が死ぬ…ことはなく、詐欺グループの「仕掛け」でした(説明の通り)。舞台は円形で3面を使い分け、照明を落とし左右に回転させます。人を騙す…という点、個人的には引っかかるものがあるのですが、そこに至る「過去/背景」が明らかにされ、さらにそれに対するもう一つの「過去/背景」が用意されています。全体に流れる「ヒューマンコメディー」は、この劇団だから出せる味わい。
マリア

マリア

Straw&Berry

王子小劇場(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/23 (火)公演終了

満足度★★★★

無題669(13-094)
19:30の回(曇)。18:45受付(整理券あり)、19:00開場。白いカーテンがあり舞台は見えません。大きくプロジェクト名が映っています。パイプ椅子席、その「文字」は相当高い位置に…となると、舞台もそうかと思ったのと客席に段差があったので2列目に座ってみました。でも普通の高さでしたので最前列でも首が痛くなるようなことはありません。今夜はオタノシミの「オマケ」付(会沢さんが出るのかと期待…いつも当パンに書いてあるように余韻は吹き飛びますが好きです)。舞台の造り方、物語の進行、見せ方は面白かったのですが、このグダグダの関係(設定)、今はちょっと…なので、お話としてはも一つでした。19:29前説(130分)、19:34開演〜21:43終演、オマケ21:50〜22:01。

ネタバレBOX

2011〜2013年、それぞれの春、やはり幸運の女神には前髪しかなかった。

精神的に不安定な男(シゲル:バンドのメンバーだがもはや曲ができない)は処方された薬をビールで流し込む、女(マリア)はDVから逃れこの男と付き合っているが、結局は男から離れる。残された男はメンバーの女(真理:元ファン)と付き合うことになるが、これも破綻する。一方、DVの夫と別れた女はカフェのマスターと結婚して子を宿し、バンドメンバーの1人は死に、男は母に…。

舞台を左右に分け、下手に男の部屋、上手にカフェ。同時進行的な展開。正の部分はカフェへ、負の部分は男の部屋へそれぞれ流れている。

最後、男の服が赤く染まっていたのはなぜだろう、母親に口づけしたのはなぜ…。

最初、一続きの部屋でしたが、暗転、カーテンを下ろしガタガタやって明転、ガラッと変わっていました(下手、男は実家で臥せっている/上手、お客が少ないこじんまりとしたカフェ)。オープニングの大音響がすっとコンポに収斂したのは粋。

バイクを移動させる、店を閉めるにしては戻るのに時間かかりすぎ、と感じました…ギター(ストラトタイプ、B、メイプルネック)のチューニングあっていたのだろうか…最初のシーンを一部変えて繰り返したのはなぜだろうか…

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