miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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保健体育

保健体育

20歳の国

王子小劇場(東京都)

2013/10/03 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

無題847(13-286)
19:30の回(曇)。川田さんがでていらっしゃるので予定していたのですが、決められずにいたら売り止めとなってしまいました。ですので今夜は当日券、キャンセル待ち。18:45受付、19:25順番待ち(10人以上いたように思います)、19:30中へ、普段は通らない場所を通り(ゆっくりみている余裕なし)座席へ(パイプ椅子が6列)。19:33前説(110分)、正面上部の壁にも字幕前説とおたまじゃくし、19:35開演~21:22終演。よ~く調べると川田さん、「さくら」から数えて7作目(実は気がつかなかったものあり)でした。

よくみる座席配置とは逆、ロビー側が舞台で、後方からですと屋形船を見下ろしているような雰囲気。お話は...ダメでした、すみません。

ネタバレBOX

お話は直線的には進まず、グルグルまわって...End。

世代の違いも大きいと思う。

土日で「ダンス」公演を4本みたせいか、この「芝居(せっかくセリフというコトバがあるにしては)」は何がどうなっているのかよくわからず。磁石のように引き合ったり、反発したり...

客席に多数の女学生、全体に笑いも多い

リングのような高い舞台と客席の段差..かなり見やすい造り(と思う)

18:45受付と案内しているのに、その予定時間が過ぎ、外で数人待っているのが見え、分かっていながら放置しているのはどんなもんかと思う。「いましばらくお待ちください」くらいないものか...
HALLOWEEN

HALLOWEEN

Sophia Modern Dancers

上智大学1号館講堂(東京都)

2013/10/06 (日) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題846(13-285)
11:00の回(曇、降りそう)。10:20講堂に入ってみると受付は始まっていました(開演の1時間前だったようです)、整理券ありで、当パンにポップキャンディがついていました、しばらく控室(教室)で待ちます、なんとなく並び始め10:35開場。パイプ椅子にクッション。舞台はハロウィン仕様、洋館、かぼちゃの顔(ジャックランタン)が赤/黄に輝いています、正面にや大きな窓、左右の階段には蜘蛛の巣(?)、魔女の絵がかかっています。中央の天井にミラーボール。10:50/10:57前説(アナウンス、50分)、開演、スクリーンが下り、アニメーションが映ります、mysteriousでsplendidなショーへの招待状。

衣装と照明がよくあっていて、色(ピンク、ブルー)を見せたいとき、闇と光(黒、メタリック)をみせたいときの違いがでていたと思いますし、みなさん、表情がとてもよかったです。You Tubeで過去公演をみることができます。

ELEVEN

ELEVEN

Stage Box

ヤマハエレクトーンシティ渋谷(東京都)

2013/10/05 (土) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題845(13-284)
14:00の回(雨)。地図に従って急な坂道を上ると会場。13:15、特に案内板などなかったので中へ、3階が会場、事務所。まだ準備中、花が届いています、13:28受付、この時点で20名強。舞台と客席は3メートルくらい、上手にエレクトーン(YAMAHA STAGEA)、サックス奏者席。1~2列目平地、3列目やや段、5~6段。14:05奏者が位置に着き、14:06開演~14:21、歌と演奏~14:33、休憩、14:48~15:20終演。バレエはみたことがありません。間近で見るとかなりの迫力、ダンサーが飛び上がると着地の振動が伝わってきます。足首から上だけみればコンテンポラリーダンスに負けない力強いパフォーマンス..、その足はもちろんポワント、ビックリ...安定感があり、高さがあり、音楽にのった70分でした。真っ赤なドレスや黒い衣装が刺激的。男性ダンサーがこれはまたなかなかの男前、バレエなので女性を(見た目軽々と)担ぎ上げる、ソロも挟んだダンスはとても綺麗。エレクトーンは両手両足を駆使し壮大な音を紡ぎ出していました。

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題844(13-283)
19:30の回(曇)。1Fエレベータ前にスタッフの方が1名、18:45、4Fへ上がって受付、19:03開場。今回はコの字型。黒板を正面に、左右に客席。時計回りに1年→3年→2年、書記、文化、議長、監査。そうだ「いつもの」メンバーが揃っている。生徒の机と椅子は黒板のほうを向いて、上手から5,4,4。当然、開演とともに座席位置もコの字型に並び替えられます。どこがみやすいか...、どこに座っても自身のすぐ前の役者さんは背中がメイン。なので黒板を正面にしたコの字の底の位置(3年生)に座ります。前回は対面式で黒板正面に座席はなかったのでかなり刺激的な位置でした。黒板上の時計は1分進んでいて、19:26登場、黒板に「7/31(金)」、19:27前説(ノック式ボールペンなので注意ください...たしかに)、19:31開演~21:24終演。前回、2回みたので、3回目。驚くほどパワーアップしていた。

ネタバレBOX

ナイゲンの結果、どちらもありだと思いました。徹頭徹尾ツッパルとき、とにかく相手の上を行きやり込めたいとき。

10人、気を抜くことのない2時間、ときどきみなさんの表情を(意識して)みていましたが、退屈な様子、ふてくされ方、追い込まれた表情、じっと己と対峙している姿。どれも「絵」になっていました。
禪竹の秋 — An autumn evening for the works of Komparu Žentiku.

禪竹の秋 — An autumn evening for the works of Komparu Žentiku.

d’UOMO ex machina

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題843(13-282)
18:30の回(晴)。17:45会場着、受付。毎回、場が変わる、場所がではなく、視点が。

ここ絵空箱であっても、毎回変わります。中へ入ると役者さんたちは稽古中、お客さんはドリンクを注文し、カウンター側で待つ。目の前に大木と思えるような配線の束が天井まで。SF映画にでてきそうな未来的外観。

準備が整ったのか、客席に移動、道路側とその右側にL字型の客席。ひとりずつ案内。ここで会場内の視点がぐるっと回る。

18:36開演~19:50終演。

「加茂」「野宮」「芭蕉」「楊貴妃」「玉葛」、5人の演者。

山田さん「ロジック」「踊れ場」、高瀬さん「子供鋸人」でしたでしょうか?

今夜は声が聴こえてきました。その声はとても澄んでいて、遠いところから届いたのにはっきり聴こえるのでした。「書かれた文字」自身が語りかけているような錯覚。夜空の遠いところにある小さな点が瞬くように、大きな月が雲に見え隠れしながら息づくかのように...大石さんの「声」は神秘的で甘美、あらためてそう感じました。次回は、キッドアイラック・アートホール..ここで何を聴くことができるのでしょうか。

ネタバレBOX

先日、「声(響き)」と「舞踏」の公演(演者は女性ふたり)をみました。セリフでもなく歌でもない「声(響き)」...唸りとも叫びともいえそうな「声(響き)」、テキストとしての意味づけは放棄されながらも耳に届くのでした。

大石さんの「声」は輪郭がはっきりしていて、とても受けめやすいと感じています。語られている内容は、実のところ1割もわかっていないのですが、ゆったりとした感覚に浸ることができます。
魔女裁判

魔女裁判

clubC

吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)

2013/09/24 (火) ~ 2013/09/27 (金)公演終了

満足度★★★★★

無題842(13-281)Hello Goodbye Part2
20:00の回(晴)。18:40会場着、最終日、既に20名ほど並んでいて、19:00の開場時間には相当な列、完売。一昨日に続いて2回目。客席は盛り上がっていて開演の前のBGMがよく聴こえないほど。

ややおして20:19開演~21:08終演、21:26アンコールが終わり、1月から始まった私の「clubC」は幕を下しました。吉祥寺、品川、立川...そして吉祥寺、どれも印象深いものでした。ダンスはみるほうだと思いますが、ソロではないチームのなかでひとりひとりにここまで魅力、親しみを感じるとは思っていませんでした。

観客に委ねられた、作品がもつ「物語」を想像しながらの1時間。ラストは、涙と大きな拍手と手拍子。

また、どこかでお会いできるでしょうか?

WATERS

WATERS

実験劇場企画公演

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

無題841(13-280)
19:30の回(曇)。会場までの案内メールをいただきました。「急な石階段があります」に従って下りて進んで行き過ぎた...戻ってしばし待つ。19:01受付、開場。驚くほど天井が低い「教室」に入って「此処デ演ルノカ?」と思いましたが、奥に会場がありました。最前列、低めの桟敷、2列目からパイプ椅子、ザブトン。客席間に通路(劇中使用)あり、追加席あり。明治大学は初めて。入ってみると役者ほぼ全員(たぶん)が舞台上でゆっくりと歩いている。奥にやや高めの舞台、左右に階段(左は丸、右は四角の台を重ねている)。床面に勾玉のような図、客席との境にはビニール。仮面をつけ、白い衣装に身を包んだ不思議な人たちの中で、ひとりだけ素顔をさらしている少女(竹垣さん)。19:27前説(120分)、19:32波の音、開演~21:35終演。神と大河を描いた物語、間に短いものの歌。学生さんらしい味わい。前日の案内メール、当日の会場案内も丁寧でいい感じでした。ひとつ注文させていただくならば、トイレの場所について、場内で説明するか、案内図を掲示するかしたほうがいいと思いました(何人か質問していたので)。

ネタバレBOX

個人的に感じたことですので、演出の意図とは違うと思います。

大きな話、独自の世界の場合、背景が掴めないまま終わってしまうことがあります。日本、どこか架空の国、今、昔、登場人物たち。本作も正直よく理解できませんでした。神…古事記の世界みたいなものでしょうか。清い水、汚れた水、河、海、魚。自然の営みを現しているようにみえるけど、誓い合った二人の絆が弱すぎないか…な、カラダを売る必要があったのかな…

歌のシーンは発声を変えた方がいい。セリフと同じ音量、トーンだと歌う意味がなくなるように感じました。

2時間は長いです、もっと変化を持たせないとすぐ単調な展開になってしまうように思います。
梅ヶ丘THE生エンタ2013

梅ヶ丘THE生エンタ2013

梅ヶ丘ライブアート・プロジェクト

ああ星菫派他(東京都)

2013/09/22 (日) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★

無題840(13-279)
11:00の回(曇)。10:52受付、開場、昨日と同じ場所に座ります。入口側カウンター前にKORG KROME、奥に二胡、舞。今日は開座の渡部みかさん。10:59前説(基本、即興演奏、但し、時間を測って演る)〜11:44終演。ゆっくりとした動き、もたれかかり、伏す、迷う目線、何もみてはいない眼、照明係が床に座っていて変化を与え、電子音と弦と舞とが妖しげに絡み合うのでした。

梅ヶ丘THE生エンタ2013

梅ヶ丘THE生エンタ2013

梅ヶ丘ライブアート・プロジェクト

ああ星菫派他(東京都)

2013/09/22 (日) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★

無題839(13-278)
17:00の回(曇)。梅ヶ丘 THE 生エンタメ2013、その演目のひとつ。昨年も来ました。ちょうど駅で岩瀬さんとお会いする。チケット(2日間有効)を購入、周辺を歩いてみます。このイベントは、45分のパフォーマンス、会場は8ケ所(?)、入替制で「参加アーティスト40数組130名」。17:00から「ああ星菫派」で岩瀬明日香さんの舞。以前、開座で踊っているのをみに行っていて、去年もお誘いをいただきました。16:50会場着、受付。一番奥のテーブルの上に座ります。ここは普段、スナックのようです。ベンチシート、椅子、テーブルにざぶとん。座れるところはどこでも客席。17:10開演〜17:54終演。声(あべ・れいさん)と舞。歌やセリフ、言葉ではなく「声」、これに舞が寄り添う、抗う。すし詰めの客席に温度は上がり、演者の息も上がりかけるが容赦ない「声」が襲ってくる。狭い舞台、演者も観客も汗。ダンスというよりは(開座では)舞踏、神秘と野生味に溢れた時間でした。

『起て、飢えたる者よ』ご来場ありがとうございました!

『起て、飢えたる者よ』ご来場ありがとうございました!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

無題838(13-277)
13:00の回(曇)。12:21受付(整理番号札あり)、12:30開場。対面式、奥に座ります。舞台床が高いので2列目、左方。縦横に、柱組、確かにみにくいのですが、これによって観客も観劇中、緊張感、フラストレーションが高まるのかなと思いました(個人的には嫌い)。低く聞こえる風の音。中央の机にトレッキングザック…本棚、ソファー、くつろぐはずの空間に異物。12:58前説、風の音が大きくなり13:01開演〜15:09終演。柱の一つに日めくりカレンダー「1972/2/18」、ここから始まり、「28」で終わる事件。TV中継、鉄球、事件の概要程度は覚えている。「ここ」で起こったこと、「それまでに」起きたこと、をすっと入れ替えあらゆるものを引きずり込む、呑み込む。

ネタバレBOX

最近、劇としてリアルに近づくほど冷めてみてしまう。演劇でなければ体験できないものってなんだろう。
魔女裁判

魔女裁判

clubC

吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)

2013/09/24 (火) ~ 2013/09/27 (金)公演終了

満足度★★★★★

無題837(13-276) Hello Goodbye Part1
20:00の回(曇)。18:55会場着、すでに数人のお客さん、19:01受付、開場。当日券です。27日(金)の最終日は予約を入れていまして、もう一日どこかでと思っていました。これで前作を含め6回みることになります。「6回も」なのか「6回しか」なのか...「マクベス」でなくて「ハムレット」だったら...たぶん出会うことはなかったでしょうし、こりっちのコメントをいただかなかったらお話することもなかった...縁でしょうか。ですので、普段、「タイトル」は番号だけなのですが、特別です。

ミラーボールの丸い明りが点在する舞台、椅子が3脚、左右に黒い衣装がかかっていて、手前のほうにはまとめられた洋服。20:06開演、石造りの部屋の中、彫刻が動き出すような雰囲気でスタート~20:56、~21:04終演。大石さんによると16歳の頃のものだということでした。

赤と黒。裁く者。裁かれるのは誰?解き放たれない少女?仮面で隠そうとしたのは何?真っ赤な衣装の女性は少女自身?

セリフはなく、音楽とダンス、無音とダンスで紡いだ1時間。

ラストはお客さんの手拍子にのって6人がスピードのあるダンスで締めくくり。

これが100である

これが100である

二十二会

HAGISO(東京都)

2013/09/24 (火) ~ 2013/09/24 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題836(13-275) 仮
19:30の回(曇、蒸し暑い)。久しぶりの渡辺さん演出。「小瀧ソロ(2011/5@お茶の水)」をみてから、渡辺さん、小瀧万梨子さんの舞台を見続けてきました。小瀧さんは先日「Hedda」をみたばかりですが、渡辺さんは「点にまつわるあらゆる線(2012/2@春風舎)」以来、ずいぶん待ちました。

この日一日限りの公演、仕事が終わってみに行けるかなかなかはっきりせず、予約できるかメールすると「完売/当日券若干/立見」ということでした。一瞬、怯んでしまいましたが、会場へ向かうこととしました。ここは初めてで、少し迷いながら18:50会場着、19:05受付(当日券+整理番号)、開場。

舞台は会場の片隅、手前にキッチン、カウンター、見渡すと木の柱が10本くらい、正方形の舞台にはモニターが2台(大小)、丸椅子、壁(2面)には映像が映るようです。19:33当日券客を座席に案内、桟敷席に座ることができました。..相当な人数がいたと思いますが、間を詰めたりしてみなさん座れたのかな...。

19:40前説(渡辺さん)、19:42開演、モニターの向こうで役者さん(遠藤さん)が立ち上がったので驚く(気が付かなかった)~20:41ひとまず終了、20:51~21:51アフタートーク。

演者、壁の映像、モニターの映像、渡辺さんご自身。音楽なし。
同時展開、観客としてみている限りではほとんど同期せず。
芝居/演劇に対する一般的な認識を超えた「パフォーマンス?」。

完成したものを提示するのではなく、過程が示される。何百回繰り返しても「否」、初めから物語にはなっていないのかも。

角本さんが率いる「d’UOMO ex machina」に近いかもしれない(次回作は「金春 禪竹」...奇しくも「能」)。

能、「道成寺」を2回みました(@国立能楽堂)、本舞台に4本の柱、此処と似ているようでもあり。全席指定で、途中の入退場はなかったと思います。ただ、渡辺さんもおっしゃっていたように、歩くのが遅い、とにかく遅い。ここが観劇中にもかかわらず落ちやすいところで、実際、気がついたらほとんど同じ場所で足踏みしていました。とはいえ、かなりの緊張感。

映画でも「メイキング」は好きなので、演出の「過程」は面白かったです。

当パンをみると「観客一人の演劇作品」とありました。別の劇団ですが「1対1」の芝居経験があります。こちらは役者が一方的に話しかけてくるのですが、観客は返事をする必要はない。電気もつけない夜の公演、何もない打ち捨てられた空間。

終わりがみえない攻防は刺激的でした。

こあじ vol.1

こあじ vol.1

aji 2021年活動終了

新宿眼科画廊(東京都)

2013/09/21 (土) ~ 2013/09/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題835(13-274)
16:30の回(晴)。16:00受付、開場(地下のほう)。入って左に客席、右に舞台、中央にテーブル、光沢のあるグリーンのクロス、しゃれたテーブルランプに「MENU」、下手にこんもりと何か(布がかかっている)、上手に小さなテーブルがあり「こあじvol.1(with さかなの絵)」とあります。その横に、拾ってきたような枯れた木の棒。後ろの壁に「☆」、虹の橋のように広がっています。パイプ椅子にクッション、25席くらい。16:30前説(島さん)、16:36BGMとまり虫の声。今回、青い飲み物は登場せず、代わりに金魚鉢に青い液体、中には青く染まったうどんらしきもの...17:44終演。

手作り感に満ちた、暖かみのある1時間でした。採りあげているのは青空文庫で読むことができる2作品とオリジナルが1つ。

初めてのSENTIO、そこでみたメロスは異世界の物語のようでした。それからおよそ2年半、利賀には行けませんでしたが、ずっと見てきた、そしてこれからも見てみたい劇団。ここ2作、膝を抱えて絵本や紙芝居のような、モノガタリ(語り)に聴き入っているような気持になります。

ネタバレBOX

①赤鼻の...黒縁のメガネ...魔女?(枝の先に小さな鳥かご)が現れ16:40始めます...「清涼飲料」。原作は青空文庫で読むことができました。魔女のお婆さんによる「MENU」をみながらのリーディング。声はしわがれているがとても親切、コーラをいただきました。直前、思いっきり振っていたので開けてみて、と言われたらどうしようかと思ったのですが「あとで飲んで」ということだったのでひと安心(ちゃんと冷えていました)~16:50。

②大きな袋を肩に担いで..でもそれは良い子へのプレゼントではなかったようです。「ツェねずみ(宮澤賢治..これも青空文庫))」、「ツェねずみ」は他の芝居で出てきたのですが、その役はホントのねずみではなかったのでこの作品でようやくどういうお話かわかりました。「惑う」ではなく「償う」と書くのですね。小瓶に入っていたのはピーナッツか、おかわりするほどなのでよほど美味なのでしょう。また、ホントは石焼き芋も欲しかったのではないでしょうか、セリフがメロディにのっている。~17:14
③「炎症」...下手にあった小山みたいなのは...妹..ライオンだった。

※途中まで
「Scanned Body」

「Scanned Body」

山口典子ACTING企画

3D STUDIO CUBE(東京都)

2013/09/21 (土) ~ 2013/09/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題834(13-273)
14:00の回(晴)。13:34受付、開場。ネットでみると「ケイズデザインラボは、同社事務所と同フロアの道玄坂ピアビ 2F(東京・渋谷区)に、イグアス社のショールーム機能を備えた 3D スキャナ& 3D プリンタスタジオ「CUBE」をオープン」とありました。ですので劇場とはまったく違った雰囲気、人間ドックで受付しているような...。白いスタジオ、天井のむき出しの配管も白、スクリーンも白。椅子席(白)とクッションの桟敷席。正面に4本の「bodySCAN」、その左に「PROJECT HD3500plus」、上手にSHARPのモニター、キーボードに何かわからない装置、客席後方にスキャナーや3D作品。受付横には熱帯魚。14:05(前説)~14:43終演、アフタートーク杉浦幸子さん、山口典子さん、14:50~15:32。1億円ちかい装置たちに囲まれた刺激的な時間でした。
受付時に山口さんの写真集をいただきましたが、そこには...それはそれは不思議な世界がありました。みに行けるようなイベントがあれば次も。


3Dスキャンの実体験(お客さん)、と加工、ダンス、トークの90分弱。実はスキャンするとき稲光とかするのかなと思っていたのですが、6秒間じっとしていればOK。一回失敗したので2回目まで少々準備。

3Dというとときどき映画をみますが(たいていはIMAXで)、今では特に感激することはなくなってしまいました(CGには驚きますが)。もし、等身大の3Dスキャンができたらどうだろう、このデータは社会生活にどう使われるのだろう、よりカラダにフィットしたサービスができるのだろう、CTスキャンや○○スキャンなどとの関係はどうなるのだろう。

緑茶麻悠さん...「増殖にんげん(@LE DECO 2011/8)」にでていらしたのですね。

田中幸子の秘密

田中幸子の秘密

劇団いい加減にしろ

ワーサルシアター(東京都)

2013/09/21 (土) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

無題833(13-272)
19:00の回(やや曇)。18:35会場着、受付(チケットレス)。素の舞台。公演の案内をみたとき、小林さん、阿部さん、本間さん、上野さんの4人のお名前、「昼下りの岸田(2013/7@王子)」でみていたので、どのような旗揚げ公演なのかなとみにきました。椅子席にザブトン、18:58前説(アナウンス)、19:04開演~20:33終演。「中屋敷クラス卒業公演」のときよりずっと動きが増したようです。

で、みた感想です(まったく個人的)、オープニングでBGMに合わせるためかお芝居が止まってしまったような印象、また、数か所で音量が大きすぎセリフが聞き取れない(もちろん、意図的に聞き取れないシーンがあってもいいと思います)、場転のときも大きいと思う、アルバイトに休憩なしでいいのだろうか、暗転が多い気がする、刀が本物(という設定)なら持ってちゃいけないと思う、終盤、少し寒かった。

当パンはちゃんと書くべきだと思います(イヤなら書かないほうがマシ)。こんなんじゃ、適当に書いたけど、お客さん怒るんじゃないよ、と言われているように...しか思えなくなります。

EMBU「卒業公演」は滅多にみに行けないのですが、そこでみた役者さんたち、どんどんのびていって欲しいなと思います。

これからも頑張ってもらいたいものです。

ネタバレBOX

脚本のほうですが、どうもしっくりこない。

登場人物全員に救いがなく、自己中心的で、やや類型的..。

幸子さんへの同情だけではなく、どこか共感できるところがあればと思いました(もしかしたら、私が気が付かなかっただけかもしれません)。

「女→男」でだめなので「女→女」へは飛躍しすぎだと思う。

DV、不倫、同時交際、結婚詐欺...この中に幸せを求めるのかな....

と、辛口になってしまいましたが、ぜひぜひ次回作で飛躍していただきたいと思った次第です。
SEA HORSE ADVENTURE(シーホースアドベンチャー)

SEA HORSE ADVENTURE(シーホースアドベンチャー)

マグズサムズ

南大塚ホール(東京都)

2013/09/20 (金) ~ 2013/09/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題832(13-271)
19:30の回(晴)。18:32受付(整理番号札あり)。19:00開場。会場が綺麗になっていたので驚く。この前ここに来たのは2011/11(テノヒラサイズとバッコスの祭り)でした。こちらは4作目。高い舞台、最前列と、左右ブロックの一部は使用不可。左右対称の舞台、それぞれ「ドア」が2つずつ、ドアノブも逆に。中央に「人口海馬(スパコン)」。

おしている中、19:35前説(1時間45分)、19:40開演~21:23終演。設定、キャラクター、セリフ...いやいや笑いました。

ネタバレBOX

意識の中の世界...「インセプション」。ゲームにおける冒険と戦いがさえないサラリーマンを巻き込んで展開、楽しかったです。裏の裏の、そのまた裏がある重層的な展開。決して堅苦しいものではなく、散りばめられたギャグに笑ってしまう。
SUMMER PARADE

SUMMER PARADE

AnK

サブテレニアン(東京都)

2013/09/18 (水) ~ 2013/09/22 (日)公演終了

無題831(13-270)
19:30の回(曇)。19:01受付、開場。コの字型で入口側にも客席、3面とも2列ずつ。入って左に座ります。床に寝袋が3つ、赤青黄、その上の天井の電球も3つの色。壁を白い布で覆っているので、大きなテントの中なのでしょう。19:32前説(80分)、19:37開演〜20:52終演、21:24アフタートーク終了。「4/12(2012/11@LE DECO)」をみていて2作目ですが、すみません、今回はあいませんでした。

ネタバレBOX

偶然、山内さんが隣に座った…けど、開演してから右ポケットが光っていることにしばらく気がつかない、暗転するとかなり目だつ(どの客席からも見えていたのでは?)のに、そんなものか…

設定がさっぱりわからず。最近、此処で数作続けてみていますがたいていはよくわからない設定…でもそれぞれ面白かった…んーーー今回は…。

別にアンドロイド(人工知能?)じゃなくても、ホログラフじゃなくても、男がずっと寝てなくても…。

もしかすると、ロボットにしても、アンドロイドにしても、サイボーグにしても、どこかに視覚的(動きや思考であっても)に「ヒト」とは違う部分がないと、どうしても今、ロボット演ってます、と無理やり自分に思い込ませないといけないのがダメなのかも。

3面ともお客様いっぱいなのできっと面白いのだろうと思いながらも、
ダメでした。
Clash

Clash

東京パノラマシアター

座・高円寺2(東京都)

2013/09/19 (木) ~ 2013/09/21 (土)公演終了

無題830(13-269)
19:30の回(曇)。19:05会場着、受付(指定席)、19:13どうやら開場しているらしい。「30分前開場」と思ったのですが、地階に下りても「受付はこちら」の声はなく、「ただいまより開場します」もなかった(あるいは聞こえなかった)し、場内の誘導係も座席の位置を把握していない様子...なので始まる前からどんなもんかなと思ってしまうのでした。19:25前説(アナウンス)、19:30間もなく開演のアナウンス、19:38開演~21:12終演。
物語は「説明」のとおり。
ダンスシーンに音楽と映像が重なった個性的なパフォーマンスでした。
ジャンルは「演劇」というよりは「ダンス」ではないかと。

ネタバレBOX

K列でしたので最後列に近く、前方でみていた方々と印象が違ってくるのかなと思いますが、ダンスと映像が重なってとても見にくい舞台でした。また、照明もあいまいな色合いなのでダンスが靄の中でのようで残念でした。

力強く、乱雑であったり、統制がとれていたりとダンスそのものはとてもよいと感じたのですが、とにかくもやっとしてよく見えないのと、やはり映像が邪魔かなと…。

物語は本質的なものではなかったのかもしれませんが、ガイド役としてみるとよかったように思います。
FRIEND

FRIEND

CHAiroiPLIN

d-倉庫(東京都)

2013/09/17 (火) ~ 2013/09/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題829(13-268)
20:00の回(曇)。19:09会場着、伺ってみるとロビーで待ってもよいとのこと。19:30受付(チケットなし)、ここらからロビーが混みはじめます、ややおして19:42開場。舞台には、小さな手作りの白い家が4ケ所に。三角の屋根、丸い屋根、どれにも窓があります。正面奥の床には白い人型(さすがにチョークで描かれたものではありません)。20:06前説(70分...BGMの音量が下がらなかったので少し聞きづらい)、20:07開演~21:17終演。

ちゃんとダンスあり、演奏と歌あり、ほんの少しセリフあり。白い家、たくさんの小道具、最後はぐちゃぐちゃ。

アマヤドリの公演に行ったとき、田中美甫さんの公演案内があったのでみに来ました。14人が所狭しと不条理をまき散らしていました。

こちらは、初めてですが、近いところで「tamagoPURiN」のほうは、「さいあい~シェイクスピア・レシピ~ 感劇市場(2011/11@学習院女子大)」をみていました。

ネタバレBOX

白川郷…には見えないか…小さな集落、突然、唐草模様の嵐が襲う、巨大な力を持ってモールは迫る…そのあとにはぺんぺん草も生えない…友だちだから。いくつものパターンを組み合わせた力の入ったパフォーマンスでした。正面に映る映像も、よくみればその捻り方も相当なもの。

手持ちライトがぐるぐる、黒い会場に白い家に内蔵した照明、プラスチックカップの電話、白テープで作った即席の間取り、朝ごはんはまるごとキャベツ1コ。

次回もみたい!
Hedda

Hedda

演劇集団 砂地

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/09/11 (水) ~ 2013/09/18 (水)公演終了

満足度★★★★

無題828(13-267)
14:00 の回(雨)「13:30受付、開場、14:00開演、15:45終演」看板あり。
対面式(入って右、椅子2列、左3列)、入口横にガラス張りの喫煙ルーム、両客席前に黄色い誘導用ブロックが1本ずつ。奥にピアノ、木製机(開演時にはプチプチ?で覆われている)椅子。舞台、キャリーケース、消臭剤?、お客様通路用にグレーのシート、カラー(赤)コーン。排水溝2ケ所。14:02前説(アナウンス、105分)、14:06開演〜15:46終演。イプセン…きっとダメだろうと思いながらも「RUR」からで3作目。前半、とっつきにくかったのが、後半、意外と面白くなってきました。終演後(安直ですが)、ネット検索し斜め読み、19世紀後半、異国…心情、登場人物たちの言動、など実感は0、でも(別の演出だとどうなるかな)気になる作品。ライターの発火、微かなBGM、薄暗い室内、IPod、リボルバー。

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