禪竹の秋 — An autumn evening for the works of Komparu Žentiku. 公演情報 d’UOMO ex machina「禪竹の秋 — An autumn evening for the works of Komparu Žentiku.」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題843(13-282)
    18:30の回(晴)。17:45会場着、受付。毎回、場が変わる、場所がではなく、視点が。

    ここ絵空箱であっても、毎回変わります。中へ入ると役者さんたちは稽古中、お客さんはドリンクを注文し、カウンター側で待つ。目の前に大木と思えるような配線の束が天井まで。SF映画にでてきそうな未来的外観。

    準備が整ったのか、客席に移動、道路側とその右側にL字型の客席。ひとりずつ案内。ここで会場内の視点がぐるっと回る。

    18:36開演~19:50終演。

    「加茂」「野宮」「芭蕉」「楊貴妃」「玉葛」、5人の演者。

    山田さん「ロジック」「踊れ場」、高瀬さん「子供鋸人」でしたでしょうか?

    今夜は声が聴こえてきました。その声はとても澄んでいて、遠いところから届いたのにはっきり聴こえるのでした。「書かれた文字」自身が語りかけているような錯覚。夜空の遠いところにある小さな点が瞬くように、大きな月が雲に見え隠れしながら息づくかのように...大石さんの「声」は神秘的で甘美、あらためてそう感じました。次回は、キッドアイラック・アートホール..ここで何を聴くことができるのでしょうか。

    ネタバレBOX

    先日、「声(響き)」と「舞踏」の公演(演者は女性ふたり)をみました。セリフでもなく歌でもない「声(響き)」...唸りとも叫びともいえそうな「声(響き)」、テキストとしての意味づけは放棄されながらも耳に届くのでした。

    大石さんの「声」は輪郭がはっきりしていて、とても受けめやすいと感じています。語られている内容は、実のところ1割もわかっていないのですが、ゆったりとした感覚に浸ることができます。

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    2013/10/01 00:55

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  • 18時半から5分半ほどのビオラの楽曲から作品スタートと企図していましたが、その後で開演みたいに見えてしまったみたいですね。

    「『書かれた文字』自身が語りかけているような錯覚。」
    楽しい言葉をありがとうございます。

    いつもありがとうございます。キッドアイラック・アートホールをどう使うかご期待ください。最近は小さめの空間が多かったので、(床面積は小さいながら)久しぶりの天井の高いところとわくわくしております。

    2013/10/09 23:32

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