miss_youの観てきた!クチコミ一覧

1441-1460件 / 2395件中
この世の楽園

この世の楽園

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

無題867(13-306)
20:00の回(ほんの少し雨)。19:38会場着、受付、中へ。入ってすぐ右横「C」、奥が「A」、右手が「B」。奥から時計回りに。全席指定、コの字型の客席、舞台はテラス(?)、白いテーブルと椅子。床も木材。いつのように客席自身が息をひそめているように感じます。椅子がきしむ、空調の響き、ヒソヒソ声、BGMなし。19:55前説(80分)、19:59舞台上のシート(奥の席へ)を回収、20:01開演~21:22終演。

4つの力 (重力、電磁力、強い力、弱い力)のうち、常に「強い力」で構成される高木さんの作品。加えて極限までの重力によって空間も時間も歪む、が、それは相対的であって自分はそのことに気がつかない...そんな印象。

ネタバレBOX

身勝手な男、認めたくない男、内側にしか向かえない男、それぞれの女。ひとり異質な青年。現実にはありえないだろう突風のようなお話。

とみやまさんは「サンプル/女王の器」、「tumazuki no ishi」もそうだったか...。
佐々木さんは「劇作家女子会」。

青年は何だったのかな。竜巻みたいに周囲をかき回して去って行った。台風一過などとのんびり構えていられないのが男女の関係か。
シネマ “CINE-MA”

シネマ “CINE-MA”

お米は生きている

新宿眼科画廊(東京都)

2013/10/19 (土) ~ 2013/10/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題866(13-305)
19:30の回(曇)。会場は地下のほうで19:00受付、19:13開場。今夜は予定がなかったのですが、なんとなく眺めていて本公演に気がつきました。前作「テレビ(2012/3)」をみていたので当日券での観劇です。受付スタッフの方のお話では本作も相当凝っているということでした。入口側が客席、会場奥、スクリーンに劇団名、最前列は丸いクッションがダブルで、あまり窮屈ではありませんでした、3列目から椅子席。下手、台車に白い発泡スチロール(まゆ型)、上手は幅広の棚田(3段)、役者3名はスクリーンの向こう側で待機、足元しか見えません、久野さんは、BGMやPCでの調整&ときどき登場人物。19:30前説(久野さん)、19:35BGMが止まり開演~21:28終演。ストーリー自体はなかなかすっと入ってきませんでしたが役者さんが好印象。

「青」がポイントになっているように見えたのは偶然だろうか…マフラー、靴、マニュキュア、柄。

ネタバレBOX

四方をピンクのビニールで被っていました。左右上下、天井の照明部分は除いてなにもかも、開演前に「相当暑くなりますので」と言っていましたが、空調自体がビニールの向こう側、つるつるの世界。高内さんは前作でみていましたが、あとのお二人...がどちらがどちらなのか不明、当パンに配役があるとありがたいです。

「ここだけの話」「真夜中のカーボーイ(原題:Cowboy)」「マンハッタン・ビーチ・ビデオ・アーカイブ」「シネマのゆくえ」「ひゃくねんめ」…のように章だて。

いくつも映画のタイトルが出てくる…みていない作品の方が多い。「(惑星)ソラリス」は2監督ともみました。「華氏451度」。

これも物語…とは感じないのですが、パフォーマンス…でもない。

映画である理由は何だったのだろう。



eeney meeney baby moe

eeney meeney baby moe

salty rock

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2013/10/18 (金) ~ 2013/10/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題865(13-304)
19:30の回(曇)。19:00開場。壁沿いにコの字の客席、30席くらい。蛸谷歩美(蛻皮表演)さんがでていらっしゃるのでみに来ました。終演後、西荻さんは「ttu」の『あなたはいつか、わたしを見掛ける。B面(2012/10)』でみていたということが判明、すみません、ずいぶん印象が変わっていました。「NIWA」「ぼくらは生まれ変わった木の葉のように」「ふたりのイワン」の3話。19:16パフォーマンス、「定刻で開演します」、「5分前」のお知らせ、19:31前説(きえるさん、全身黒、黒髪、黒のマニュキア、そういえば他の役者さんも黒)、デスメタル、でどこから始まったのか、もう始まっていたのか、「1R」の案内が会場を巡る~20:55終演。蛸谷さんは久しぶり(2012/9)、初めてみたときの印象が甦る。Live感いっぱいでした。

ネタバレBOX

特に近距離の場合、役者さんとの(一方的ですが)相性が大切。ですので、以前見たことがある役者さんがいらっしゃるとかなり落ち着いてみることができます。

古本屋(大好き)、ヒューマノイドも好き(SFも大好き)。

「ふたりのイワン」でセリフにあわせて唇を動かしていたのをみてなぜかドキドキ。

腕を振っていたのは振り子かな。
ロストセブンティーン

ロストセブンティーン

私立ルドビコ女学院

王子小劇場(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

無題864(13-303)
17:00の回(雨)。16:04受付、そのまま階段で待つ(整理券出していただけるとありがたいです)、16:30開場、教室のような廊下のような舞台、最前列ミニ椅子。16:46ミニコンサート(トランペット&ヴァイオリン、ハンドベル)〜17:01、17:10開演〜19:11終演。「ルドビコ」は3作目(2011/1、2013/7)、特別ホームルームは「チクリ」、学園モノ定番のような気もしますが、終りよければということで。

人数の足りない三角関係の結末

人数の足りない三角関係の結末

tea for two

「劇」小劇場(東京都)

2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

無題863(13-302)
13:00の回(強い雨)。12:15受付、12:30開場。受付開始時間前から5人ほど外で、つまり雨の中足下を濡らしながら、待っていたのですが、後からきた方がドアを開け、そのタイミングで受付が始まりました。スタッフの方は外で待っていることを知っていながらそのまま受付。それ以前に、中で待ってもらう(ロビーの)余裕があるのだから、お客さんへの配慮があってもよかったのでは?某ダンススタジオでは、いつも天候によって臨機応変に対応している。

BGMが静かに流れる会場、最前列はベンチシート(座布団付)、2列目から椅子。客席方向にせり出すように三角形の舞台(高さ40センチくらい)、その上にグレーのキューブ、左右には赤いもの。12:55前説(120分)、13:08開演〜15:09終演。3つの「三角形」。

3つ、独立したお話かと思ってみていましたが、大きな「結末」がありました。

こちらは3作目(2作は@キッド・アイラック)、会場が広くなったので少し印象が違いました(個人的には小さな会場が好み)、1〜2話がもう一つかなと感じたのは3話目につなげるためだったのか…何か完結したような感じが薄かったので。

ラフレシア

ラフレシア

白昼夢

明石スタジオ(東京都)

2013/10/16 (水) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

無題862(13-301)
19:30の回(ほんの少し霧雨)。19:00受付、開場。中央に円形の舞台、それなりに高さがあるのでひな壇2列目に座ります。左右に幕が垂らされた造り。BGMに英語(←なぜ?)、ヴァイオリン、ピアノ。19:29/35前説(諸注意のアナウンスがBGMと被っている、止めるなり、音量を下げるとかしないと意味がない)、上演~21:32終演。

「『凹』(生活図鑑2013/3)」に出ていた河合さんがでること、そのときの制作だった平岡さんがこちらにも関わっているといことでみにきました。今日は(偶然にも)、13:00から江古田の(日本大学芸術学部)中ホールで『Modern Dance Performance~ロンド・カノン形式による創作~(3年生』 をみてきました。当パンをみると朝顔役の高橋さん、12月の卒業制作(洋舞)とあります。日程があえばみに行きましょう。

ラストのパワーダンスはいままでみてきたダンスのなかで一番強烈でした。桜美林でみた「ピュア魂2」、木佐貫さんの冒頭の振付は凄かったけど、こちらは目の前ということで体感温度に差が出たようです。

ネタバレBOX

お話は、ちょっと複雑でした。振りかえってみればオーソドックスな設定でしたが、途中ではそれがわかりにくく、私の中で相当横道にずれてしまいました。なんといっても、冒頭、雨の雫をペットボトルで受けて飲んでいると思ったくらいなので(だから茶色だった)。

「ラフレシア」と聞くと→キャプテンハーロック..だな。

全体の世界(なにがなにしてこうなった世界)がどうなっていて、メイドの役割、サイボーグの使命、闘争の原因、日記がでてくる理由、刑の目的...などなど、中心となるお話はもっとシンプルにするか、初めの方で枠組みを理解させるような構成にするか、当パンに背景や相関図を載せるか、工夫できるのではないかと思いました。

暗転が多いとどうしても一息ついてしまいます。特に冒頭、ぼんやりとした影をみせるとかできたと思います。観客の聴覚にだけ頼らせるのであれば芝居に引きずり込む圧倒的な何かが必要。セリフを耳で追うだけで終わってしまいます。


お芝居はとても面白かったのですが、お話の展開のドキドキ感がもっとほしかった。
Modern Dance Performance~ロンド・カノン形式による創作~

Modern Dance Performance~ロンド・カノン形式による創作~

日本大学藝術学部演劇学科

日本大学藝術学部 江古田キャンパス(東京都)

2013/10/18 (金) ~ 2013/10/19 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題861(13-300)
13:00の回(やや曇)。12:15受付(整理番号札あり)、12:30開場、此処は2回目(2012/11)、また5列目に座ります。3年生の舞台総合実習IVD(洋舞)、12:55前説(110分、15分休憩あり)、13:02開演〜14:02、14:18〜15:15終演。14演目、どれもたいへん良かったです。振付(表情、表現、様式)、照明、BGM。2人による「100万回のいいわけ(キラキラ衣装)」、「薔薇く(結構ハード)」、「還る(シルエットが鳥肌が立つくらい綺麗)」…
みていて素直に感動できる作品ばかり、ダンサーも爽やか。

※会場を出て見えてきたのは翼を拡げた「サモトラケのニケ」、前来た時は大雨だったのですぐ駅に向かった、だから気がつかなかった。本物をみる機会はないと思うけどこっちも感動した。

中野の処女がイクッ

中野の処女がイクッ

月刊「根本宗子」

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/10/09 (水) ~ 2013/10/18 (金)公演終了

無題860(13-299)
19:30の回(曇)。18:30受付(整理券あり、チケットレス)、19:00開場。3作目になりました。控室、衣装やら鏡、スリッパ、ぬいぐるみの山、所狭しと。最前列はミニ椅子横10人...詰まってます。その後ろのベンチシートにも大勢。19:30前説(100分)、19:37開演~21:15終演。今回はちょっとわかりませんでした(特にイブの発想や行動)。

ネタバレBOX

震度7ということは3.11と同規模、それを知っていながらのこのシチュエーション...こういうことがありえるのだろうか、と思いつつ、(芝居なんだから)あるとして、それでなんだというのだろう、ここで地震をおこす理由はなんだろう...どんな状況でも人を信じずわが道を行け、自らにのみこだわれ..か。この辺りからラストまでが急カーブでついていけませんでした。

舞台が本当に揺れるのはなかなかのアイデア。

公演タイトルと内容とが関係ないのは…好きではないのです。

大竹さんの渋い声は好み。

最近の芝居はキスシーンが定番メニューなんだろうか、とにかく多い。
ゴーストライター

ゴーストライター

ラズカルズ

上野ストアハウス(東京都)

2013/10/10 (木) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題859(13-298)
19:30の回(曇)、2回目です。19:00開場、19:15/25前説、19:34開演〜21:29終演。下手、テーブルの上の黒い本、「Holy Bible ESV」って書いてあるように見えるけど、聖書じゃないのか…。オーディション映像をみた瞬間に描いた世界…相当な創造力、には結びつかず、ベタなポエムどまり。結局、最初で最後の成功を覆された人生に寄り添うものはなく、盲目的に求めたものは己の内にしかなかったということだろうか。

藤真さんは、清楚であり、そのまま堕ちてゆく、音もなく、そんな役を好演。

終演後、江間さんに声をおかけすることができました。次のキトキトは12月、新宿眼科画廊1F。

セツナイカラダ'91

セツナイカラダ'91

Tricobo×ハイブリットハイジ座

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2013/10/15 (火) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

無題858(13-297)
19:00の回(曇)。18:20会場着、受付(18:15開始、整理番号札あり)、18:31(5分おしの連絡)、18:33開場。全面青い布、舞台の様子はわかりません。此処は「ウズキちゃん(2011/12)」以来。18:57前説(会沢さん、10分休憩、135分、会場内の温度が上がる)。「ブスの背中」19:04開演~19:57、休憩、「秋の泡」20:10~21:21終演、かかっているのは「Help!」。どちらの劇団も初めて。アムリタ(2013/8「廻天遊漁」)の藤原さんがでていらっしゃるのでみにきたのですが何が驚いたか..全然印象が違っていました、スピードが。同じく南さんも(「新体操、さゆり」と比べて)300倍は早くてブッ飛んでいました。

ネタバレBOX

雑記
「ブスの背中」。
長い間、4人の関係がわからなかった、結局、なぜここにいるのかは最後までわからなかった(家賃がどうの…とあったけど)、古典的な「驚かせポイント」はよかった、といっても死んでここに「出てくる」理由が弱い、取っ組み合いはなかなかのものでした、キッチンなどの備品は凝っていたけど生活感は薄い、普通、ドアチェーンくらいついていると思う、冷蔵庫はあったのかな…正面からは見えなかった、コップ類はあるものの調理はしないようだ、2階、窓外の壁などよく描かれていた(次でも使っていた)、最後の食事シーンはやはり?

「秋の泡」。
正面のBAR「泡」のことかな、こちらもお話の内容はわからなかった、でも動きまくっているので飽きない。
短編集 幻獣の書

短編集 幻獣の書

楼蘭

新宿眼科画廊(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/16 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題857(13-296)
19:30の回(強い雨)。19:00受付(当日券で)、開場。入り口側が客席、桟敷2列、後ろに椅子席3列。奥から詰めて座るように指示あり(個人的には嫌い)、なので鏡に映るシーンなど見えない(鏡があることを知らないとメージできないと思う)、桟敷の2列目、これは狭すぎると思います、もっと前後でスペースを確保。舞台のかなり手前でカーテンで仕切られていて、下手にピアノが鎮座している、真上がエアコンなので動くと寒い(但し、開演中ずっとではない)。天井には赤い紙でつくった提灯のようなもの、19:31和服(黒)姿の女性が登場(前説、70分、5分おし、人や物がとんでくる)開演~20:57終演。「始まり、あるいは終わりの書」「ソラの書」「花女の書」の3話+歌。帰宅後、確認すると。実は「夜にだけ咲く花」をみていて2作目になります。

人気のない、時空が歪んだ路地の奥、店主もいないかび臭い古本屋に入ってふと手にした本に目を通したとたん見えてきた幻想の世界...そんなかんじで、とても好みの雰囲気。此処でピアノが鳴るのを聴くのは初めて。またみたい。

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ

王子小劇場(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了

無題856(13-295)
19:00の回(曇)。18:18受付(開演45分前と案内があったにもかかわらず時間になってもフォローなし、というか準備できていない、だいたい王子は外で待つのだから時間になったらスタッフが上がってこなきゃワカランでしょ)、18:30開場、パイプ椅子席5列、BGMは往年の歌謡曲、座席に黒いビニールコードのようなものがあったが何に使うのか(持ち帰り不可だそうで)、舞台は、ど真ん中に円形のステージ、奥は暗幕で見えない...これは...「マワル」と推察(もちろん当たり)、その両脇にスペースがあり、鉄網が見える。19:00前説(島田さん、着ぐるみ着用)19:03開演~20:43終演。「つまんなかったら~」をみていて、2作目。王子は帰宅方向なので寄ってみました。印象:散らかし放題の四畳半。もともと繰り返しがダメ。キャラクターの組み合わせ意図(面白さ)がわからなかった。トラウマ、というのはあるんだろうと思う。

ネタバレBOX

不妊治療なんだと思うけど、こういった表現で何かが伝わるのだろうか。「こんなことやってもムダだよ」と言っているようにみえた..というのは言い過ぎかな。女性が女性を食い物にするのも当たり前か...
伯爵のおるすばん

伯爵のおるすばん

Mrs.fictions

サンモールスタジオ(東京都)

2013/10/07 (月) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題855(13-294)
17:00の回(曇)。16:10会場着、受付は始まっていて、チケット裏に整理銀号。当日券の列は別にできていました。16:30開場。舞台は暗幕でみえず。楽日だからかガンガン詰めてお客さん満杯、真ん中の通路にも客席。17:00上演(暗幕にアニメ「1611」年をカウント、たぶん1秒ごと)。テーブルとイスとベット(基本形)~56億年を経て19:07終演。「15 Minutes」を除いて2作目。あと7千万年待てば弥勒が現れたかもしれないし、「エマノン」は30億年、「オーランドー」(バージニア・ウルフ著、映画版「オルランド」は1992年)は300年、バンパネラはもう少し短いのか。いずれにしても出会いと別れ。笑いと悲しみと慈愛、「時間もの」としてよくできたものだと思いました。

ネタバレBOX

遠未来、食事は自給自足なのか、いや光合成みたいなものか、岩を喰らうか、宇宙家族に日本語が通じるのか、宇宙人は男女で肌の色が異なるのか、それともファッションか、だいたい空気でいいのか、なんて思いながら楽しんでいました。レーザーガンや生命に反応するぬいぐるみ、オモチャの幼さがお話とよくあっていました。
奇妙なコドク

奇妙なコドク

立体親切

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

無題854(13-293)
17:00の回(晴)。受付時間などがわからないのでとりあえず30分前に行ってみる。すでにお二人待っていらっしゃる。入口に「お知らせ」はなく、階段下を覗くと受付が見える。16:38地階で受付が始まった様子なので下りる。サイトにも劇場にもなにも案内がないのはなぜでしょうね。上演時間がないのは普通なので訊く(90~100分)が、この段階でテンションは盛り下がる。客席からみて逆コの字型にテープルと椅子、白いクロス、床はジグソーマット。パイプ椅子3列。BGMは単調なリズムの繰り返し(ホイッスル音、パーカッションなど)、17:00前説(アナウンス)、17:05新内さんの前説、上演~18:37終演。此処は初めて、こちらも初めて。上演内容の案内が一切なかったのですが「戦国物」でした。系図が苦手なこと(不勉強ですみません)、ゲームをしないことなどなど(画像を投影しなければならなかったのかな...)、ほとんど入り込めませんでした。テーブルには出席者の名前、シンポジウムに参加しているような錯覚、ナルホド、こういう(枠組み)のもあるのかと思いました。



『賛歌』 うたいた~い!

『賛歌』 うたいた~い!

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/10/12 (土) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

無題853(13-292)
13:00の回(快晴、淡い青空)。12:23受付、13:00開場。13:03前説(80分)、13:08上演~14:21終演。

1.プロローグ「當麻(たえま)」リスト『孤独の中の神の祝福』。
2.「班女(はんじょ)」ドボルザーク『4つのロマンチック組曲Op.75』
3.「弱法師(よろぼし)」バッハ『マタイ受難曲』
4.「祇王(ぎをお)』フォーレ『ピアノ四重奏曲No.1 Op.75』
5.「山姥(やまんば)」ONDEKOZZA『鬼太鼓囃子』
6.エピローグ「賛歌」メンデルスゾーン『シンフォニーNo.4 Op.90』
 萩森英明(編曲)『ララバイ』

バレエは2回目、先週「ELEVEN(10/5@ヤマハエレクトーンシティ渋谷)」をみました。今日のほうがダンサーに近い、「やまんば」はかがり火に照らされていたらどうだろうと思いながらみていました。

ファニー・ガール

ファニー・ガール

シンクロ少女

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2013/10/04 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題852(13-291)
14:30の回(晴、青い空白い雲、10月だというのに暑い)。13:30受付、14:00開場。入ってみるとスタッフの手の位置が「前」になっていました(やはりかなり印象が違います)。また、座布団は3枚重ねでした。10/8(火)に続いて2回目です。前回、お話の時間軸が2つあることに気がついたのは終盤近く。終演後に「配役表」が配られていたのも終わって、電車の中で当パンをみて知った次第。どっちを向いても絵に描いたような幸せはなさそうなお話、葛藤、疑念、困惑、いろいろな空気がまざっていました。14:33上演~16:58終演。坊薗さんの折り紙は毎回違うのだろうか。10/14追記:ずっと気になっていて、成城石井のシーン…変わった???、もしそうでないのなら…1回目の時、寝ていたことになる。

ネタバレBOX

回廊を巡るのは自身について考えるための時間のように見えました。

血縁か縁か、父と娘、父と息子、甥と小母。

男×女&女、女×男&男の2組。

気が合うということ、愛するということ。

The BeatlesとQueen。

シイはなぜ、右の路を選んだのでしょう...

エリカの(突然の)反発は少し強引だった印象。

忘れがたいお話、役者さんたち、選曲、コーラス部隊、名嘉さんの脚本&演出。

次回もみに行きましょう、In my life I'll love you more。


シアター21フェス vol.93"秋編"

シアター21フェス vol.93"秋編"

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/10/05 (土) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題851(13-290)
17:00の回(曇)。神楽坂はお祭り。16:30受付、開場。17:03前説(演目4~5の間に休憩10分)、17:06開演~18:18終演。

1.『「アンナカレーニナ」より創作』(clair de lune)。
2.「蝶々結び」(川村由奈、西田知代)。
3.「ambiguity(work in progress)」(I'air du temps)。
4.「言葉音-kotohane-」(戸村由紀子」。
5「.なっちゃん」(あめが ふりはじめる裋)。
6.「fund」(Nect)

いずれも個性的。「なっちゃん」は異色、ストーリーがあり、男がひとり、黒子がふたり...そして見えない恋人がひとり見えてくる。「カールじいさんの空飛ぶ家」の冒頭のシーンのような温かさを感じる作品でした。

ゴーストライター

ゴーストライター

ラズカルズ

上野ストアハウス(東京都)

2013/10/10 (木) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題850(13-289)
19:30の回(曇)。18:45会場着、受付(18:30開始、整理番号札あり)、いつものように静かな雰囲気のなか開場を待ちます。19:00開場。ここは久しぶりだなと思って確認すると前回は2012/12「RUR」でした。こちらは初めてなのですが、キトキト企画から江間さんがでていらっしゃるのでみに来ました。キトキト企画は9月の公演(@711)がとてもよかったのです。事前に説明を読んでいないのは健在、「モンテラス」「監禁」「恋」...なるほどこういった組み合わせなのか。舞台はかなりお洒落、下手にテーブルとソファ、隅には丸椅子。中央に大きいベッド(深紅)、上手に小さな机、奥の壁にはステンドグラス、鳥、花、船、額縁。淡いグリーンのカーペット、市松模様(白黒)の床、上手に小さな冷蔵庫、その上に紙おむつ...

左右の壁から天井のシャンデリアまで布が伝わっていて、そこには緑の枝。
19:15/19:25前説(アナウンス、110分)、開演前は少し寒い、最前列ミニ椅子、2列目普通サイズで平地、3列目から段差、19:37開演~21:29終演。喫煙シーンあり。

長い時間だったのか薄れる意識、ほんの一瞬のことだったのか。

藤真美穂さんをはじめみなさん好印象。

ただ...なぜこの人に書かせなければならないのかがよくわからない...けど。

ネタバレBOX

十字架、方舟、鳥。腰につけた布(オムツだけど)、両手は縛られ、裏切り者や足が不自由な者が見守るなか、一度は復活する。なぜそこまでこだわるのか、2回(10/13)みた今でも不明、男は「赦す」、ワイン(血?)とリンゴ(禁断の木の実?)、そこにいるのはマリアなのか、だから再び天上へ赴いたのだろうか。

売れていない脚本家にしか成し遂げられなかったものってなんだろう。

水は鞭の代わり…か

ファニー・ガール

ファニー・ガール

シンクロ少女

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2013/10/04 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題849(13-288)
19:30の回(曇)。三鷹駅下車18:27〜(早めに歩いて)会場着18:42、受付、開場待ち用の列があるので並ぶ。18:45時点で4名、18:57で列に5名、その他3名、18:59開場。椅子席4列、座布団がお尻のところと背もたれにも2枚ずつ(いいカンジ)。床面〜5段の重層の舞台、前方(一番広い)、下手後方、上手後方が部屋。真ん中は戸外でベンチらしきもの。全面板張り。説明に「選択」とあります。何度も何度も…迷い、惑い、苦しみ、もがき、そして再び、三たび、繰り返す、それぞれの人生、家族。それを象徴するかのように舞台は前に進むための「路」が取り囲み、上ったり下ったり、気がつけば同じ高さ、どう進んでもいつもの同じ高さ、それでもまた前へ。開演前のBGMはカバー曲でしたでしょうか…懐かしいものも(Fleetwood Mac、Cyndi Lauper…)。19:15/19:25前説(150分、休憩なし)、19:32開演〜21:57終演。ゆったりとした時間はいつの間にか進んでゆく、人のつながり、別れ、友達、親子、夫婦。お話に身を委ね、温かいものを感じていました(暗転時のBGMは爆音でしたが)。終盤のコーラス…とても良かったです。横手さんはさっぱりとした雰囲気になっていました。ひとつ、舞台前で誘導するスタッフ…後ろで手を組んでいるのはどうかと…

ネタバレBOX

Queenは「QueenⅡ」以外ほとんど聴いていませんでした。調べると、このアルバム発売は1974年…多分、この時発売と同時にLPを買ったはず。「Sheer Heart Attack(1974)」はパスし、「A Night at the Opera(1975)」を買っておしまい。「Sheer〜」は紙ジャケが出てようやく購入するも…2〜3回しか聴かず…。それでもこのメロディ(ネタバレなし、ぜひ劇場で)、舞台全面に広がり歌う人たち、よくこの曲を思いついたものです。アコースティックギターの「In My Life」もピッタリ。
2番目の女たち。

2番目の女たち。

崖っぷちウォリアーズ

劇場HOPE(東京都)

2013/10/08 (火) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題848(13-287)
19:00の回(曇)。18:15会場着、ちょうど受付開始、18:30開場。18:51/19:02前説(アナウンス、95分)。舞台はカフェバー、中央から下手にかけて大きなソファ、椅子、上手はカウンターとその奥はキッチンらしい。舞台周辺を木製のフレームが囲んでいます。3列目まで平地、4列目は劇場の椅子のようでした(但し、ほとんどが「関係者用」..遅れてきたお客さん用でしょうか)。舞台と最前列とは距離があり、足が楽です。舞台は40センチくらいの高さ、芝居の緊張感を体感できる最前列がオススメ。19:06~20:34。喫煙シーンあり。

ネタバレBOX

チラシの印象とは違って、後半、会場全体が金縛りにあったかのよう、客席では全く音がない時間ができました、壮絶。役者さん、巧いです。

前半、金属音と流れが止まったようなシーンで、これは何かあるなと感じましたが、突然、豹変、血も凍る、とはこのことかと思ったくらいです。

イラついたり、キレかかったりしたのもそれは準備段階。ジキルとハイドか、入れ替わる人格がカフェの客、女4人にも伝染、湧き上がる狂気の世界、修羅場、地獄絵が舞台を覆います。

部屋の片隅で固まる者たち、その表情、虚ろな眼がリアルすぎる。

カフェの店長には少し違和感を感じました。

このページのQRコードです。

拡大