小太郎の観てきた!クチコミ一覧

141-160件 / 203件中
Around my world~私の中の斉天大聖《《全日程終了!ありがとうございました!》》

Around my world~私の中の斉天大聖《《全日程終了!ありがとうございました!》》

GAIA_crew

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/03/17 (木) ~ 2011/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

娯楽作!
いやぁ・・・おもしろかった!

「孫悟空はハズさない!」と思ってはいたけど・・・孫悟空だけじゃななく、どのキャラクターもよかったなー。
それぞれのキャラクターを、とても大切にしている感じがした。

散りばめられた細かなギャグはもちろんなんだけど、シチュエーションそのものがとてもオモシロイ!

楽しく、ちょっとハラハラして、心あたたまる、あっという間の100分でした!


「大切に」と言えば、観客への気遣いも良かったです。

シアターグリーンの指導によるものなのかもしれませんが、パンフレットに入っている「地震対策」の1枚ペラは、とても内容が濃く、安心するとともに、劇団に対して愛着を持つものでした。


あっそうそう・・・同僚のド派手なOLを演じた役者さんをどこかで見たような気がして、「どこかでツーリングした子だっけ?」と思ってたんだけど・・・ハグハグ共和国の舞台で、ホスピスに入所してるマーブルチョコをいつも持ってる子供を演じた女優さん(大久保悠依さん)でした。。。

かつて観た役者さんが、違う役柄で演じているのを観るのって・・・ステキなことですね。。。(ま、思い出しきれてなかったんだけどw)。

ネタバレBOX

孫悟空&智美にクローズアップし過ぎないところが秀逸!

沙悟浄が憑依する生保営業マンなんざぁ・・・出演者の中では、ダントツで見た目が地味なのに・・・たまらなく可笑しかった。

そりゃあんなのが出入りしたら・・・痛いわな!

でも、段々出入りの時の力の入れ具合(?)を体得していくなんざぁ・・・感動すらしたわ(笑)







ローヤの休日

ローヤの休日

ゲキバカ

王子小劇場(東京都)

2011/03/16 (水) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

心にグッときた!
「男バージョン」を鑑賞。

とにかく5人の「男囚」がカッコイイ!

説明に書いてある 「窃盗団。ダイヤモンド。逃亡。投獄。邂逅。生命感あふれる純白のブリーフ。カレー。スプーン曲げ少年。男とおとこのキス。穴。大脱走。小さな町の大きな煙突。ラジオからの曲。たんぽぽ。家族。 」 ・・・全部出てくるんだよ!笑

笑った!手に汗握るドキドキ!思わず体が躍動しちゃうリズム!

でも、一筋縄の「コメディ」ではないんだよなぁ・・・。

観劇前は、「次は女バージョンを鑑賞」と思ったが・・・リピートもイイなぁ。。。

でも、ゲネ(?)で出てきた「女囚」のキャストを見かけて・・・すっごくカッコいいんだよねぇ。。。やっぱ両方観っか!笑


客席は、ステージをはさむ形になっています。
どちらに座っても大丈夫。

ネタバレBOX

オープニングのダンス。

このダンスで『ローヤの休日』の成功は決まったようなもの。

あらゆるテクを使ってターゲットのダイヤモンドに近づき、ダイヤを手に入れ狂喜乱舞、車で逃亡、そして・・・あるトラブルから警察に包囲されホールドアップ。

この一連のダンスが、とにかくカッコイイ!

ダンスの後、暗転。
次のシーンでは、独房に一人たたずむ死刑囚。

そこから舞台は、コメディ&たまにシリアス、という流れになる(早々に内容を見切った連れは、哀しみあふれるコメディに感じたらしいが)。

コメディ部分は、下ネタも多い。
この下ネタは、大部分が中学生レベル・・・でも、大好き!笑

舞台は拘置所なので、当然出てくるのは看守役。

この看守役と上司の副所長のやり取りが・・・たまらなく可笑しい。

笑いのジャブ連発&リズム感あふれるシーンから一転するのが、ラストの数10分。

このラスト。。。

たまりません。

心にグッときます。

今までのコメディ部分が・・・たまらなく哀しく、愛おしく思い出されてくる。。。

良い芝居でした。






狂狂(くるくる)

狂狂(くるくる)

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

王子小劇場(東京都)

2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

感服してます。
大地震の日の観劇。

真嶋一歌さんと加藤なぎささんの演技がガッチリ噛み合ってきて会場を暖め、「身体チーム」がノリにノッてきて、芝居が俄然おもしろくなってきた時の被災。。。

スタッフの方々の冷静かつ的確な誘導の下、観客は劇場外へ。

すべて観たかった。。。でも、この揺れは尋常じゃない。。。近くの「北とぴあ」が蒟蒻のように揺れている。。。

その中、知らされた「公演中止」。

苦渋の選択だったと思うが、冷静な判断を下された中島さん&毅然としていた馬渕さんの「リジッター企画」の2人の姿勢に感服。

劇団ブログに「映像は残っているのでそれを後程あーだこーだします」との一文が。

この作品を心から大事に大切にしているのは、各出演者のブログを読めばよくわかる。

「あの後」を観ることができる日を楽しみにしています!

SIS(エスイズ)-僕の彼女は多重人格-【全日程終了致しました。ご来場ありがとうございました!】

SIS(エスイズ)-僕の彼女は多重人格-【全日程終了致しました。ご来場ありがとうございました!】

劇団三年物語

ザ・ポケット(東京都)

2011/03/04 (金) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかった。。。
「多重人格」というテーマに二の足を踏んでいたんだけど・・・観て良かった!ホント良かった!!!
思わず、脚本を買っちゃいました。。。

心理学の知識は無用。
10名以上の人格を内包する多重人格者なんだけど・・・ものすごくわかりやすく構成してあります。
今まで見た多重人格の芝居は、一人の役者が「多くの人格」を演じ分けてたんだけど・・・この芝居は、それぞれの人格役の役者が登場する。

多重人格役の女優、そして彼女が内包する人格を演じる役者との絡みが・・・驚異的に巧く演出されている。スゴイっす!

パンフレットに簡単な説明があるんだけど、読まなくても十分にわかります。
というか、読まないほうがグッと芝居にのめりこめるかも。

演技力もバッチリ。
早口&テンション高いんだけど、バッチリ聞き取れた(聞き取れない部分もあったが、言いたいことは伝わった・・・気がするぞ!笑)。

お見送りのあたたかさも、ボクのような一般観劇者にはうれしい。


再演を繰り返している芝居だけあって、練られかたが半端じゃない・・・。

次回公演が楽しみな劇団です。

ネタバレBOX

多重人格についての知識は皆無に近いのですが・・・

ボクには親しみやすいストーリーだった。
「場に応じてキャラクターを変える」ことって少なからずあるから。

もちろん、ここで語られているのは「打算」を超えた「本能」によるものなんだろうけども。

帰りの電車で「今までの人生&選択」を振り返っちゃった。。。


あっそうそう。。。

芝居は最高!!!だったけど、知り合いの薦めがなければスルーしてた「題名」なんだよねぇ。。。

ボクのような感性の人間は少ないのかもしれないけど・・・多くの人が身近に感じるテーマだと思うので、題名は変えても良いような気がする。

なんか、小難しい芝居のような印象を与えちゃう気がするんだよねぇ。。。











ササフラスの枝にそよぐ風

ササフラスの枝にそよぐ風

劇団NLT

銀座みゆき館劇場(東京都)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/27 (日)公演終了

満足度★★★★

主役はインディアン(笑)
やっぱり西部劇ってのは、インディアンが主役だな、と思ったなぁ。

あのしゃべり方、豪華な衣装、「勝手に入ってきた白人に荒らされた」悲哀・・・登場時間は10分あるかないかだったけど、強烈にヨカッタ!!!

それにしても、白人一家のなんと身勝手なことよ・・・憎めないけどさ!笑

ネタバレBOX

「インディアンは悪者」という典型的な西部劇。

主役の白人一家は・・・「困ったときの神頼み」的で、煩悩にまみれたキリスト教徒。

どの登場人物にも感情移入することはないのだが・・・どうしようもない家族の行く末が気になる気になる。。。

途中で出てくるカルロスの「型通りのラテン系伊達男」ぶりに苦笑&爆笑。

これまた途中で出てくる踊り子の淫靡で儚げなことよ。。。

この踊り子さん・・・手土産で観劇前に寄った「たちばな」で大量購入してたホステスさんそっくりでビックリしちゃった。。。

台詞や演出に「古っ!」と思うところはあったけど・・・娯楽作としては、まずまずの面白さだったと思います。

銀座の劇場って、やっぱりイイなあ。。。

ハッシュ【終演しました。ご来場ありがとうございました。】

ハッシュ【終演しました。ご来場ありがとうございました。】

らちゃかん

王子小劇場(東京都)

2011/02/16 (水) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★

もっと濃いほうが好き。
「人間再生支援センター」の設定はとても良かった!

「人生をやり直し」できるなら、ボクも入居できるように・・・って、まだ入居したくもないし、どこから「やり直し」たらいいのかわからないけど。


全体的に、「ほんわか」しすぎているように思いました。

こういう芝居も有りなんだろうけど、人物設定がぬるいかなぁ。。。

登場人物個別の感情が見えてこない・・・ま、感情を真っ平にする施設だから、当然といえば当然なのですが。。。

魅力ある登場人物の設定だからこそ、もうちょっとキチっと紹介して欲しかった。

あと、お汁粉の隠し味に塩をちょっとばかり使うように、ほんわかドラマに「毒」を混ぜ込んでも良かったのかな、と思いました。

ネタバレBOX

死神が、連れてくるべき人間を間違えた。

で、結局「間違えておりましたので、元に戻します。。」。

これは当然だ!ボクも、間違えられたんなら戻して欲しい!

でも「間違えちゃった・・・ゴメンちゃい!」のほうが・・・好きです(笑)


あと、入居者に白人や黒人がいても面白そう。。。

あと、職員たちが天国と地獄両方に雇われていて、その中間で悩んだりしちゃうのも面白そう。。。


って、けっこう楽しんでたみたいですな。。。
「サンポジウム2011」 「劇」小劇場

「サンポジウム2011」 「劇」小劇場

散歩道楽

「劇」小劇場(東京都)

2011/02/16 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了

満足度★★★

どうなんでしょうか。。。
昭和編→平成編の順での観劇。

平成編のパンフレットにある文章。。。

「長い期間お借りするんだから、同じ舞台セットでもう一つ、昭和から時代を経た、その続編のような芝居をやりたいと思いました」

・・・

・・・

「ついでに平成も」というニュアンスは、照れ隠しなのかもしれないが・・・

この平成編・・・ボクには合わない!好きじゃない!!

この「平成編」の内容なら、昭和編のエピローグ程度で十分。

昭和編のエピローグに使う勇気があるかどうかは・・・ボクにはわかりません。

もし友人が「これから2公演のチケットを買う」のならば・・・

「平成編→昭和編の順番で観たほうが、ずっとずっとイイと思うよ!」と言うんだろうなあ。。。

ネタバレBOX

両公演を見た後に思い出したのが・・・映画『ミッション・インポッシブル』を観た後の、なんともやるせない気持ちだった。。。

「なんで、あんなに忠実で冷静でカッコ良かったフェルプスが、あんなくっだらない理由で裏切りモノになっちゃうの?」

たしかに、人生ってのは一筋縄でいかないところがあるから、登場人物がとてつもない運命に翻弄される、ってのはアリだろう。

でも、そうなっちまったのであれば、そうなった経緯というのをキチンと表して欲しいよなー。

登場人物をもっと大事に扱って欲しいわ。。。

主人公に恋する女子高生「さっちゃん」が、いろいろあって浮浪者になるのってのも「有り」なんだろうし。。。

その女子高生「さっちゃん」に恋するクソ真面目な同級生「渡辺君」が、チンピラのカシラになるってのも「有り」なんだろう。。。

でも、たいした説明も無しに「こうなっちゃいました!」じゃあさ・・・

笹野鈴々音さんが可憐に演じた「さっちゃん」が浮かばれないよ・・・

キムユスくんが熱演した「渡辺君」が浮かばれないよ・・・

波乱万丈の人生を歩み始めた「園子さん」は、平成の世でどんな生活を送ってるのさ・・・

なんか登場人物を、自由自在に操っちゃうことの、悪い面が出ちゃったような気がする。。。

だからこそ、平成の現状を見せた後の「昭和編」のほうが良いと思うわ。

「あぁ、彼ら彼女らにもこんな時代があったんだなぁ」って。。。


それにしても「昭和編」の雰囲気は好きだなー。

笹野さん・・・すばらしい役者だ!また観たい!!!

郷志郎さん・・・最初に来てたハイネックのセーター・・・売ってください!笑

谷中田善規さん・・・ダメダメな親父を完璧に演じてました!最高っ!

ヒルタ街さん・・・その声は既にアートです。。。

三好絵梨香さん・・・もっともっとコテコテの「演技」しちゃってイイと思います。普通のしゃべり方だと、舞台じゃ映えない気がします。。。
でも、その超絶的なかわいさは・・・下北の街で歩いてるとこを見かけたんだけど・・・浮きまくってました!(イイ意味でよ!)笑
新東京レビュー 『新宿歌劇』

新東京レビュー 『新宿歌劇』

遊々団ブランシャ☆ルージュ

SPACE107(東京都)

2011/02/16 (水) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

大興奮!!!
受付開始の開演1時間前に到着・・・すでに20数名が並んでる!

ただシャイな方が多いのか端や2~3列目の座席に座る人が多く、難なく最前列に着席!

で、開演!

花魁を思わせる衣装をまとった20数名による華やかなオープニング!

花魁ステージといっても、NHのショーパブの数段上を行くダンス&歌唱!(←天文館「おだまLee男爵」のママ、ごめんなさい!)

そして、花魁衣装を脱ぎ捨てると目にもまぶしい真っ赤な衣装でのダンスダンスダンス!

目の前で繰り広げられる華やかなステージ。
スカートをヒラッヒラッとまくるときにチラっとみえる(みせてる)真っ赤なパンツにテンションあがるあがる!(←一緒に見た姪っ子は、舞台全体を観て感動してました。。。)

たしかな歌唱力&ダンス、そして寸劇もヨカッタ!
生演奏(サックス&ベース&ドラムス&ピアノ)の音も体にビンビン響く!

劇中に客席まで来てくれるサービスもイイ!
そのときに視線を投げかけてくれたり、マイクを向けてくれたり、ハイタッチをしてくれたのには・・・テレたけどうれしかった!!!

無料パンフには、劇中に披露した歌の歌詞&全員の顔写真が披露されていて・・・ホントにサービス満点!

数々の衣装も・・・かわいい!はなやか!かっこいい!そして・・・エロい!

それにしてもバブル期のジュリ扇・・・今見ると最高っすね!笑

ショーマンシップあふれたステキなすばらしいレビューでした!!!

終演後の「お見送り」でも、一見のボクたちにも話しかけてくれて・・・「一番カッコよかった!」と姪っ子が絶賛してたダンサーさんとの2ショット写真は携帯の待受画面にとどまらず、家宝にするらしいです(笑)

・・・やっぱり、ボクは「しっかりメイク」の女性が大好きみたいです。。。

次も絶対に観にいくぞーっ!!!











舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

TAKE IT EASY!

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★★

まさしく「千年女優」。。。
観劇中も夢中だったんだけど、観劇後にジワジワァと感情が揺さぶられていく・・・パンフレットを読めば、さらに感情の深みが増す。。。

良い芝居だった・・・!

役者さん5名の熱演もさることながら(冒頭で気になった白のスニーカー、というより運動靴も途中から全く気にならず)、音響・音楽・照明・舞台装置・衣装も抜群!
終演後のオマケのパフォーマンスも秀逸(←このときの衣装・・・美しいです)。

芸能界を引退しても「女優」な主人公が、実際の過去の自分と、かつて演じた数あまたの役とを絶妙に絡ませていく(←キチンと説明できてません)。。。

「わけがわからない」級のファンタジーなのに、せつなくなったり・・・泣きそうになっちゃったり・・・笑っちゃったり・・・哀しくなっちゃったり・・・

こんな芝居ははじめてです。。。















ネタバレBOX

スピーディー!

テンポがイイ!

斬新なのに練れている「入れ子システム」!(←主人公にいたっては、5人全員が演じるのだ!)

・・・たまりましぇん。。。(←もちろん、原作&脚本・演出もイイ!)

主人公は5人が演じるのだが、1番長く演じるのは、前淵さなえさん。

この前淵さん。一番、走り方が鬼気迫ってるのよ。。。

そのあたりに「オンナの性(さが)」を強く感じたなあ・・・ま、感じたのは終演後なんですが(観劇中は、ただただ「彼のことが大好きなんだなァ」としか思ってなかった)。

ラストのセリフ「彼を追いかける私が好きだったの」を聞いて、ようやく「あの走り」を正しく(?)理解できた。。。

同行者の姪っ子は、かなり早い時点で「自分に酔ってるな」と感じていたらしいですが(『キャンディ・キャンディ』で、最後の最後までアルバートさんがウイリアム大おじさまであることに気づかなかった過去の自分を思い出した・・・まったく成長してないネ)。

ただ、ラストのセリフが秀逸だからこそ、伏線的なものがあったほうが良かったかな(あったかもしれないし、そもそも伏線など必要のない自明なことなのかもしれないが)。。。

ああ・・・もう一度、観たいっ!!!
カウパー忍法きりたんぽ

カウパー忍法きりたんぽ

ゴキブリコンビナート

タイニイアリス(東京都)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★★

ガツンときた。。。
身体表現の極限を感じた!サービス精神の塊!ほとばしる汗に気力がみなぎった!客の本能を揺さぶらせる演出に感動!


・・・

・・・

・・・なんか違う・・・


下品!下劣!下衆!ヨゴレ!悪趣味!

うん!こんな感じだ!

別れたい女とのデートにぴったり!

なはずなのに、女性客が多いのが気になるが。

一緒に観た姪っ子がキャッキャ言ってたのが悲しかったが。

あまたの「濃~い本能」を見せつけられて、感覚が研ぎ澄まされちまったからか、弛緩しちまったからなのか知らないが・・・

生首がボクの膝にコロッと落ちてきても、なんとも思わない自分がいた!

社会復帰できなかったら、どうしてくれるのさっ!

ま、明日観る「善良」であろう芝居『サンポジウム(昭和&平成)』の2本がボクの心を浄化してくれるであろう!笑



それにしても「もう次はないな・・・」と思ったのに。

今になって「次回公演は・・・」なんて、とんでもないこと思ってる。

ラーメン二郎かっての!

ネタバレBOX

善良なる会員が多そうなコリッチにネタバレ書けるかっての!笑

今でも先っぽが深紅に染まったタ○ポンが脳裏から離れん!(←ホントは、スカートの奥にチラッと見えた白いヒモのほうが離れないでいる。)

白濁液!水!泥!火花!汗!セックス!暴力!ビョーキ!変態!

あと・・・ちょっとばかりウマい歌(←このことはホントは書きたくなかった・・・)。


否定したいが、舞台に釘付け!終演まであっという間!

否定したいが、塩辛四兄弟のブロマイド欲しい!

否定したいが、物販の手ぬぐいを買わなかったことを後悔!

否定したいが、ブチャイクな女優に「オンナ」を感じた!

否定したいが、自分のモノと比較した!(勝った!)

否定したいが、ストーリーを完全に理解できていた!

否定したいが・・・

否定したいが・・・

否定したいが・・・


とりあえず、今からビニールハウスのルッコラの状態でも見に行くか。。。





『このヨル、あけないで』

『このヨル、あけないで』

天才劇団バカバッカ

明石スタジオ(東京都)

2011/02/10 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

この劇団、イイにおいするぞ!
いや~おもしろかった!

主役である「カラダのでかい少女漫画家」(でも気が小さいのがたまらなく可笑しいんだ)役を演じるのは・・・木村昴さん。

ドラえもんのジャイアンの声優だったのね!
声優が一斉に交代したときが14歳(!)ニュースで話題になったあの中学生が・・・良い役者になったなあ。。。

で、芝居のほうはというと。。。

役者さんがどれもイイ!
作・演出の桐野さんの腕もあるんだろうけど、キャラが立ちまくり!

過去公演のDVDを買ったんだけど、2作品ともキャラの設定が巧いです。

さらに、台詞がキャラに見合ったものだからか、ドタバタコメディなのに、しっかり筋も通ってるように感じられ・・・終演まであっという間だったなあ。

「開演前のお願い」も凝ってて・・・説明をする不良女子高生のアーパーぶり&その後ろのほうで地味な手品をしてる倉持賢一さん(学ラン着てる)の全身からにじみ出る胡散臭さ・・・彼らを見た時点で、開演前なのにボクのカラダは、ポッカポカになっちまった!笑

開場は満員。売り切れも早かったみたいです。

なのに・・・この公演の「観たい!」「観てきた!」コメの少ないことよ。。。

ほぼ同一のスタッフで上演される『おいしい夕食』は、チケプレをしているからか、強烈な数の「観たい!」コメがありますが(あまりの多さにチケプレ期間を短縮してた!泣)・・・当選された方、転売なんてセコいことはせず、ちゃんと観にいってね!損は無いはずだぞ!笑

このまま精進すると、王子小劇場クラスの劇場なら「即チケット完売」の劇団になりそうな雰囲気はあるなあ。











品潮記(ほんちょうき)

品潮記(ほんちょうき)

BOTTOM-9

サンモールスタジオ(東京都)

2011/02/09 (水) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

じっくりと「芝居」を堪能。
30数年ぶりに奉公先だった旅籠『汐見屋』を訪れた「ろく」が奉公時代を追想する芝居。

今の「ろく」が、かつての「ろく」を観客の立場でみるカタチをとっている。

人物描写、舞台装置、演出・・・どれもこれもすばらしい!

いわゆる「斬新な芝居」ではない。

でも、テレビの時代劇では味わいきれない「しっとりとした雰囲気」「華やかで艶っぽくて、人情味あふれる江戸情緒」をしっかりと身に染みるまでに味わうことができます!

その雰囲気に身をまかせる心地よさと言ったら・・・終演後に思わず、隣に座った見知らぬ方と「よかったですねぇ・・・」とつぶやきあってしまった。。。


一所懸命に生きる人間の哀しいことよ。。。美しいことよ。。。

「あぁ、人間っていいなあ。。。生きるっていいなあ。。。」


追記。

ぜひとも一人でも多くの方にご覧いただきたいので・・・ちょっとばかり「情報」を。

座席は全席自由ですが・・・抜群の特等席があるのです!

それは舞台を見て左側ブロック3列目の左から3・4・5番目の座席。
劇場内には入ればわかるのですが、そこは3列目なんですが、サブ舞台の最前列でもあるのです。。。

メイン舞台で繰り広げられる秀逸な芝居に酔いながらも、サブ舞台で佇む役者さんの細かな芝居が楽しめます(メインの芝居の邪魔になるものではないので、ご安心を!)。

また、サブ舞台でも芝居が繰り広げられる場面があるので・・・この座席は最高!

開場は30分前・・・座席によって感じ方が変わってくると思いますので、観劇される方はぜひ!(座席の構成は、14日現在のものです)






ネタバレBOX

最後のほうに出てくる幕府軍のの親子。。。

あの親子の存在には、どのような意味があったのでしょうか?

なんとなく気になりました。。。
くちびるぱんつ

くちびるぱんつ

ぬいぐるみハンター

王子小劇場(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

おもしろい。
昨年末に観た芝居で衝撃を受けた神戸アキコさん見たさの観劇。

で、その神戸さんは「主役」ぽいのだが、前面に押し出した感じの主役ではなく、それぞれの場面の「つなぎ役」のような役割。

それがヨカッタ!

「宇宙人(?)」「地球人」「銀河鉄道人(?)」それぞれのキャラがばっちりたってたから、どの登場人物に主眼を置いてもおもしろかったんじゃないかなー。

ボクは、神戸さんの助手のバナナ女&猫女に気持ちを持っていかれました(笑)

多くの方が書いていらっしゃるように、舞台セットにはビックリさせられたなー。照明もよかった!

そのセットで縦横無尽に走り回ったり、踊ったり・・・ボケたり。。。

ストーリー云々じゃなくて、カラダで「感じる」芝居でした!

いや~おもしろい!

ネタバレBOX

それにしても、役者さんたちの走ること走ること!

みんなペースを崩さずに、一定の間隔を保って走っていたのには感心したんだけど・・・その中でも、去年見た芝居の中で一番「可愛いな」と思ったFさんが放つ「限界寸前オーラ」は、最高でした!笑



それにしても、目の前でパンツを振り回されたときは、どのような表情にすべきか悩みました。。。

たぶん、意に反してニヤけてたと思います。

道路

道路

東京演劇アンサンブル

ブレヒトの芝居小屋(東京都)

2011/02/11 (金) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★★

雰囲気を楽しみながら。
会場の「ブレヒトの芝居小屋」。

もろ「昭和」な雰囲気でたまらなくシブい!演劇濃度が半端じゃなく濃い、濃い、濃いっ!!!

ロビーに張られた数々の難解そうな(=縁が無い)過去公演のポスターに囲まれ、僕は思わず、高田馬場のスタバで抹茶ラテを飲んだにもかかわらず、コーヒーを注文してしまった(同行者は、なぜか豊富なお酒メニューの中の芋焼酎を飲もうかどうか迷っていた←で、飲まなかった)。。。

鉄骨むき出しの館内に入ると、歌舞伎の花道のように観客が挟むカタチの舞台・・・いい感じ。

スモークが焚かれて幻想的な上に、暖をとる為に会場隅に置かれたストーブがシブい!

この雰囲気をあじわうだけでも、十分に価値がある。。。

で、開幕。

この芝居は、原作者のアゴタ・クリストフの出身地ハンガリーの冷戦時代の状況(←ある一定の生き方しか許されていなかった)を知っているか否かで、感じ方が変わってくるのかもしれない。

また、新機能連発のモバイルやテレビに「この機能は必要なのか?」という疑念を持たない人には、「?」な芝居なのかもしれない(←この感想は「モバイルの進化についていけないヒトの偏見やわ」と、同行者には言われました)。。。

あと基本的にメタファー満載の芝居なので・・・分かりづらい面は確かにある。

でも大丈夫!安心してください!

開演前に会場で売られていたパンフレットを読んだので、文学的素養貧弱なボクらでも、十分に楽しめましたぞ!(←ロビーでコーヒーを飲んだことが、ここで役に立った!)

このパンフレット。見た目は24ページの冊子なので薄いですが・・・内容は濃いです!500円という価格は、かなり良心的!

内容は、劇団HPにある「あらすじ」がすべて、です。

ボクは、間寛平演じる「止まると死ぬのじゃ~」と言う爺さんを思い出してた。。。

あのギャグも深いっちゃ深いじゃん(笑)

でも、この芝居はぜひとも劇場で味わってもらいたい!

役者さんの熱演&会場の雰囲気&生演奏・・・寒い夜の観劇にピッタリです。。。









ネタバレBOX

「難解な原作をわかりやすく」という演出意図があるからなのか、ポップな感じの「道路標示」が芝居中に出てくるのだが・・・チョット軽いかな。

軽いボクが「軽い」と感じたんだから、軽いんだと思う(笑)

あと、芝居中に、あらゆる思想人の「至言」ぽい言葉が、スクリーンに映し出されるのだが・・・これにはマイッタ。。。

これらの「至言」。
あまりの深さに、「コレ、どういう意味だ?」「芝居と、どう関連しているんだ?」と考えているうちに、舞台上では芝居が再開されちゃっててさ・・・

芝居内容に関連した「至言」であろうことは想像できるんだけど・・・芝居を咀嚼するだけでも「頭フル回転」だったので、あの至言は無くてもヨカッタのかな、と。
または思想人の言葉を拝借するのではなくて、演出家の方の言葉で勝負したほうがヨカッタのかな、と。


それにしても、洪美玉さん演じる「踊る女」の淫靡なことよ。。。


ピッキングストーリー

ピッキングストーリー

天然工房

ザ・ポケット(東京都)

2011/02/09 (水) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかったあ
劇団HP(かなりおもしろい!劇場までの道案内の動画は秀逸!)の充実度から、かなり期待しての観劇!

天然工房の缶バッジも購入して・・・準備万端!

開演!

・・・10分後・・・

「ん?どうなの、これ!?」

・・・さらに10分後・・・

「これは、イケるっ!おもしろいぞ~っ!」

切れ味鋭いギャクはない(でも、ずっとニヤニヤ笑ってる)。

斬新な演出もない(安心して観ていられる)。

超抜の演技があるわけでもない(抜群にまとまってる)。


ラストは、最高のベタ!最高に気持ちイイ~!


終演後は「松田信行ひとり芝居(即興)」。

入場した時に、小さな紙が渡されるんだけど、そこに「(終演後のひとり芝居で)松田にしゃべらせたい一言を書いて!」みたいな一文が(ひとり舞台のシチュエーションは知らされていない)。

終演後、その紙を回収。舞台のアチラコチラにばら撒かれる。。。

ひとり舞台始まる。

僕が観たのは、結婚の許しをいただきに彼女の家に行く男の話(なんだと思う)。

芝居のところどころで紙を開き、観客が書いた「台詞」をはく。。。

これが・・・妙におもしろいっ!

ボクらはシチュエーションを知らされずに台詞を書いてるから、なんの脈絡もない一言もある。。。

でも、強引にもっていく松田さんに感動すらする。。。同情もする。。。

ボクらは、笑ってるばっかりじゃない。。。

「もし、自分が書いたのが読まれたら・・・読んで欲しいけど・・・シ~ンとなるのもツラい」という微妙な心境も楽しめる。。。

ボクが書いた一言・・・読まれました。。。

松田さんのボクと同年齢とは思えない貫禄ある姿を見て、自虐的な台詞を書いたんだけど・・・

・・・ウケた・・・よね?笑

それにしても脚本家の心臓の強さを認識したなぁ。。。

ボクの書いた台詞を語ってくれてから、観客の方々の反応があるまでの「せいぜい0.1秒くらい」が、どんなに長く感じたことか・・・

ホント芝居をつくるって・・・スゴイ作業なんだ。。。




ネタバレBOX

観劇中、ずっとニヤニヤ系の笑いをしてたのだが・・・

モナリザが、押さえつけられたのを抱かれたと勘違いしてウットリしちゃうところで爆笑してしまった。。。

反省してます。
誘われてスカイウォーカー

誘われてスカイウォーカー

K-notes

テアトルBONBON(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

どうなんでしょう。。。
冒頭のシーン。

「あっヤバっ。。。こりゃ長い110分になりそうだ・・・」というくらいロゥクオリティな雰囲気満々だったけど(←大半が初舞台だから仕方ない)・・・ところどころおもしろい場面もあったし、夏先生の振り付けはやっぱヨカッタし、宇宙人のカシラ役(?)の女優さんの演技が好きだったので・・・なんとか。

パンフレットに「時代錯誤を承知の上で80年代の小劇場ブーム華やかりし頃の再現を狙って云々」とあったけど・・・

その時分の舞台事情を知らないボクにとっては「インテリぽい人のクドさ&左(全共闘時代?)のニオイ」を感じちゃった。。。

最近の萩本欽一さんの芝居(コント)が好きな人は、ツボな芝居なんだと思いますが。

ネタバレBOX

「ま、そんな硬いことは抜きにして・・・ねっ!」

・・・が正しい見方なんだろう。。。

でも、無理っ!!!

ボクは、時代錯誤のギャグを笑えるほどには練れていないし、芝居慣れしてないよ。。。

団塊ジュニアのボクにとって、日体大は「究極のバカ大学」じゃなくて、教員養成大学のイメージだし・・・

軍服&日の丸ハチマキの石破茂って・・・どうなんだろ?

80年代ってよく知らんけど(←クドイネ)、菅直人の権力志向・石破茂の幼さを看破して笑う、ってくらいの余裕はあったと思うんだけど。

あとラスト近くの台詞「ニンゲンニナリタカッタ」。。。

・・・そんなのわかってる。。。言われなくっても、わかってる・・・ょ。。。

なんか、そんなのが多かった。。。新人の役者さん達が大熱演しているだけに、モッタイなかった。。。

お父さんの下痢のくだりは大好きだけど(←ここんとこを、もっと掘り下げて欲しかったぞ!笑)


といろいろ書いたけど・・・きっと一人で観にいったのがマズかったんだと思う。。。
同行者が「わたし、こっち観るっ!」とザ・ポケットの『中学生日記』に行ったのを力ずくで阻止すべきだった!笑

終演後、この『誘われてスカイウォーカー』について、あれやこれや語る。。。コレが、この芝居の正しい観方な気がしてならんわ。。。

誰か語り合いませんか?笑








ソムリエ

ソムリエ

靖二(せいじ)

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/01/28 (金) ~ 2011/02/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

やっぱりよかった。。。
昨年末観た芝居で、地味な役どころを完璧なまで地味に演じていたのに、妙に気になった役者・・・それが宍倉靖二さんだった。

その宍倉さんが作演出をする芝居『ソムリエ』。

宍倉さんの芝居への情熱&真摯な態度あふれる上質な芝居だった。

ぜひ「靖二(せいじ) Official WEB Site」をご覧いただきたい。。。

こんなに、優しくほんわかした役者紹介は見たことがない(←たんに見たことがないだけで、存在はするんだろうけど)。

最高やわ。。。

次回作は年末。
『Toripod』という戦場カメラマンの家族を描いた芝居のようだ。

もうその頃には渡部カメラマンも、ブラウン管から姿を消して、「現場」で活躍されているだろう。。。

この素材をどのように調理するのか、、、今からすっごく楽しみ!!!

ネタバレBOX

とにかく丁寧に作られた作品。

劇場に入ると、舞台上の「本屋」のレジで従業員が居眠りをこいている。。。

そのまったりな雰囲気もたまらないのだが・・・レジに置いてあるラジカセからながれてくるラジオ番組まで、自作と言うのが凄い!

いわゆる「開演前のご注意」まで、DJに喋らせてる・・・作りこまれた空間がたまらなく心地よい。。。
Dogrunner’s High 千秋楽満員御礼にて終了致しました。ご来場の皆さまありがとうございました!

Dogrunner’s High 千秋楽満員御礼にて終了致しました。ご来場の皆さまありがとうございました!

junkiesista×junkiebros.

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん。
bros.を鑑賞。

役者さんはすっごく良かったです!

SHUNとMAEDAのダンサー2名のダンスは超抜!

レミゼで魅せてくれる原田優一の歌を、シアターグリーンで聞けるなんて・・・それだけでも観る価値はある!

でも・・・

なんか、ものたりない。。。というか、もったいない。。。

ネタバレBOX

もっともっと、役者さんの得意分野を強調する演出でもよかったような気がして・・・

もちろん「寡黙な上に、観衆の前で話すのは初めて」なダンサーMAEDAが、不思議なくらい良い演技をしてたりと、それぞれの「新たな魅力」を引き出している芝居ではあると思う・・・

でも、折角それぞれの分野のプロを出演させてるんだから・・・思う存分、その能力を見せつけて欲しかったかなぁ。。。

「この人たち、もっともっと凄いのに・・・小さくまとまっちゃってる」感じがしちゃった。。。

あと・・・

「茨城の暴走族」って設定に、かなり期待してたんだけど・・・

U字工事のネタで「茨城弁ってのは、ダサいっすから」ってのがあったから、「このキャストが茨城弁全開っすか!」という期待を勝手にしちゃったわけなんですが。。。

おもいっきり、標準語なんだよね。。。

これじゃさ、草加や八王子の暴走族とかわらんもん!笑

茨城弁だったら、もっとおもしろかったと思うんだけどなぁ。。。

あと・・・

「おニャン子クラブ」については、ボクがまさしくど真ん中の世代なので・・・もっともっとマニアックに攻めて欲しかった!

女性客を引かせちゃうくらいに攻めて欲しかった!笑

「独身なのは、横田睦美と山本スーザン久美子だけっス!」くらいの台詞は欲しかった!(←裏は取ってない情報だが)


そんなことはさておき・・・

また、このメンバーでの芝居は観たいと思います!

それくらい、魅力的なメンバーでした!!!
彼女、借ります。【ご来場誠にありがとうございました!】

彼女、借ります。【ご来場誠にありがとうございました!】

GENKI Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

抜群の出来!
いやぁ・・・これはおもしろかった。。。

ドッカンドッカンうける!ってのではなく・・・クスッと笑い、ニヤニヤ笑い、たまに苦笑する、って感じ。

キャラ設定がしっかりしているし、冒頭部分の役者紹介が最高にカッコイイ!!!

役者さんはもちろん、脚本も演出も照明も音楽も・・・一等な舞台でした。

また、観にいきます!

ネタバレBOX

内容は、ほとんどチラシの通り。

「レンタル彼女」・・・こりゃ確かに、夢中になるわ!笑

イチャイチャしたり、ひざまくらをしたり、料理を作ったり・・・その程度の「サービス内容」じゃないところがスゴイ!

まさにプロの仕事なんだよ!笑

男の子が陥りやすい状況&妄想・・・

「えっ・・・俺ってこんなにモテたっけ?」(←勘違い)

「えっ・・・両方とも選べる状況じゃん・・・どうするよ!?」(←両方とも勘違い)

「やばっ・・・実際の3割増しで自己紹介しちまった。。。」(←後で痛い目にあう)

「ケンカして出ていったはずなのに、家のドアノブにボクの好物が掛かってる・・・あいつって、普段はしっかりしてるし、気も強いのに、繊細でいじらしいところもあるんだよなぁ・・・やっぱ、続けてぇなー、この関係っ!」(←自分の愚かさを棚に上げたうえに、彼女を過大評価してしまい、結果ズブズブになる)。


男の子ってダメね。。。


ラストは、気持ち良いほどのサプライズがあるわけですが・・・

同行者した女性に「えっ!?ラストまで、気づかんかったと?(感性が)薄っ!」って言われたよ。。。


でもさ・・・

あの状況に、浮かれポンチ&酔わない男なんているのか・・・

「マジメに生きてりゃ、ふとした拍子に、イイ女が自分になびいてくれる」って妄想をしちゃいかんのか・・・


うん。

ボクもしっかりします!!!!!


でも、その前に・・・

「しっかりしろっ!」と叱ってください!笑


・・・って、我ながらキモいね。








終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。

終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。

青年団若手自主企画 だて企画(限定30席!)

アトリエ春風舎(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

やっぱ共学っていいなぁ。。。
感想や内容については、他の方の「観てきた!」と同じです。

「観てきた!」の数にも表れているように・・・「参加してホント良かった!」。


ネタバレBOX

この参加型の芝居・・・

「いったい、誰が役者なんだ?」という疑心暗鬼的な気持ちを味わえるのも実にイイのであります。。。

なんとなく「高校生ぽい仕草」をしちゃってる自分に気づいて、「役者さん達は、ボクを見て”コイツ下手な演技してんな”と感じているのでは?」なんて勝手に思っちゃって、顔を赤らめてしまう・・・そんな自意識過剰な自分を味わえるのも実にイイのであります。。。

構成も演技も雰囲気も、どれもこれも最高なのですが・・・

ボクが一番「最高!」だったのは・・・

2010年に観た芝居で、一番「この役者さん、綺麗!」と感じた役者さんが、客として来てたんだけど、この方が「出席をとる」役を振られたんだよね。。。

で・・・

その役者さんが、ボクの名前を読み上げた時(いや、読み上げる前からだったなぁ)・・・高校時代の甘酸っぱい記憶がよみがえり(男子校だったくせに)・・・柄になく照れくさくなり・・・「あ~一緒のクラスでよかった!」なんて思っちまって・・・まぁ、いわゆる「至福のとき」を過ごしちまったのでありました。。。

って、こんなキモい高校生はいね~わな!

やっぱ、オイラはおっさんだわ!笑


このページのQRコードです。

拡大