満足度★★★★
【ダンパチ10】下北沢の夏を堪能!!
8人の男衆のパワフル、かつ熱い、熱すぎるスーパーパフォーマンスを堪能した!(笑)
下北沢は芝居だけじゃないんだぜって感じの公演である!!
小劇場ならではの楽しい公演であり、客席を巻き込みかたがうまく、
観ている側も盛り上がれる(笑)。
役者というよりは芸達者な出演陣が「エンターテイメントのメガ盛り」を堪能させてくれる(笑)。
夏の風物詩なだけあって、超満席の人気公演である。
好みはあるかもしれないが、間違いなく一見の価値あり!
上演時間100分。
ネタバレBOX
最初から最後まで笑えるネタ満載。
筋肉体操はサイコー!(笑)。
これは仲間と一緒にいって楽しむ公演だと思う!
満足度★★★
なかなか楽しめた!
ダークな物語だ。
役者陣が魅力的で楽しめた!
上演時間約2時間。
ネタバレBOX
物語は説明文からある程度想像がついていたせいか、
正直そんなに魅力的には感じなかった。
ただ、小人さんのくだりは良かった!
結末に救いがない感じかな。おとぎの話でさえ、・・・なんて。
演出と役者陣がとても楽しめた。
4人の劇団員だけの舞台であったが、”白雪姫”の感じが伝わってきた。
舞台はシンプルであったが、役者陣の芝居に次第に惹きつけられていった。
森の中であることを感じらせる壁の葉に照明を当て、幻想的な感じを醸し出したのは良かった!
かわいらしい白雪姫を渡辺実希さん、イケメン王子を渡辺望さんが
好演していた。清々しさを感じる演技だった!
女王を演じた佐々木豊さん、男性でありながら女王キャラが合っていた(笑)。違和感は最初ちょっとあったが、すぐに無くなった(笑)。
コビトを演じた加藤晃子さん。
この芝居のポイントとなる役柄を好演していた。
見事に7キャラを、コミカルに、そしてシリアスに演じていた!
特に道化キャラは笑いを誘い、楽しかった(笑)。
ちょっと残念だったのは、音響が大きすぎてセリフが聞えないシーンが
あったこと。残りの公演では注意した方が良いかも。
劇団初見であったが、4人で繰り広げる世界観を楽しめた!
人数の多い芝居はどんな感じなのか、観たくなった。
次回公演も観たいと思った。
満足度★★★
【ノーマル】なかなか面白かった!
劇団初見。
上演時間65分程度にギュっと濃縮した物語。
コントっぽい物語が好みであれば、これは楽しめる!
演出も楽しめた!
私の観た回は、会場で笑いが結構おきており、楽しい雰囲気であった。
前説マン、Good Job!(笑)
ネタバレBOX
題名のとおり、ゾンビ、幽霊、宇宙人、それにカッパも登場する。
コント仕立てでありながら、ラブストーリーまであり(笑)。
短い上演時間でありながら、特徴の特異な登場人物が多く、
それでいて、鮮やかにまとめ上げている。
これってすごいことだと思う。
演出も好みであった。
特に場面転換の出演陣のさっと入れ替わる感じ!
これは、一見簡単にしているようにみえたが、身体能力が高いように思えた。
脚本は誰にでもなじみやすい、一見ありきたりな設定。
ある意味安易にも感じられた。
パクリっぽい(笑)アイドル、霊能力者等も登場しているあたり。
でも普段芝居を観劇していない観客からみれば、
きっと、物語の世界へ入り易いし、楽しめる。
しかも上演時間が短いので飽きない。
そういった意味では、観劇初心者には良い内容の気がした。
出演陣全員が意味のあるキャラクターで構成されており、
かつ役者陣の演技が楽しめ、個人的には良かった!
脚本でアレアレ?って思うところがあったけど、
コメディだし楽しめたのでいいかな(笑)。
ただ個人的には、せっかく足を向ける公演なので、
上演時間はもう少し長い方が良かったかなと思う。
これは次回公演も観たいな(笑)。
満足度★★★★
素晴しい!
3.11の震災関連の芝居をいくつか観劇したが、現地の人でなければ分からない視点で描かれていた。
私の中で「政治、選挙報道」の東京フェスティバルというイメージが払拭した!
上演時間約2時間。
ネタバレBOX
福島県小名浜のソープランド街を舞台にした人間模様。
綿密な取材活動をされたのだろう、ということが舞台から伝わってきた。
物語では、50歳過ぎの元ソープ嬢のオバチャン、若くて美人の元歌舞伎町のソープ嬢、人気NO1の子持ちソープ嬢が登場。
それそれの立場が分かり易く描かれていた。
「ソープランドで人気No.1の泡姫(ソープ嬢)は美人とは限らないんだよ」と
いうのが、分かった気がした。
政治ものを取り扱った出演陣が、今回の舞台では、全く違う役どころを
演じ、それがとても合っていたのは、さすがである。
それにしても、「からし牛乳」は笑えたなあ。
よく思いつくなあ、これも実話なのかな(笑)。
満足度★★★★
成長を感じる公演!
面白かった!
1年前の「愛しきボクラの夏休み」に続いて2回目の観劇。
若い劇団であるが、明らかに成長を感じる公演であった。
上演時間110分。
ネタバレBOX
近未来と思える話。
その時代は、生まれたときに人を2グループに選別する。
選ばれた者は、高い教育を受けられ、そうでない者は教育を受けられず、字も読めない。
そんな時代、宇宙にロケットを飛ばすことは禁止されていた。
「宇宙に行きたい」と思うことさえ犯罪であった。
それがばれれば”通報”され、国に捕まえられてしまう。
そんな時代を生きる人たちを描いた物語であった。
脚本・演出の阿部康之さんの作品は2回目であるが、
同じ人と思えない位、面白く感じた。なんだか嬉しくなった(笑)。
前回は95分がとても長く感じたが、今回は全く長いと思わなかった。
脚本自体は、ちょっと「アレアレ」って思うところもあったが、
みていて面白く感じることが大事だと思うので、さほど気にならなかった。
宇宙を感じさせる、照明の使い方が良かった!
それにしても、役者陣が全員各々のキャラクターを見事に演じていた。
各々の役柄の人にみえたから、感情移入して演じているのかな、と思えた。
特に矢島ナツミ役のこーだ美里さんは、笑えたなあ。
惹きつける力は凄いと思う。
次回公演も観たい!と思った。
満足度★★★
エンタメ性のある舞台
志編を観劇。
個人的には、演出が好みだった。
上演時間90分。
ネタバレBOX
幕末の長州と萩を舞台に描いた物語。
エンタメ性のある舞台でその点は好みであったが、。
残念ながら、物語の世界に惹き込まれた感じはなかった。
舞台美術がシンプルであったためかもしれない。
セリフも現代風な感じ(例えば手品等)で、あったためかもしれない。
劇場が段差のある客席のため、舞台も3段に分けた舞台セットであったが、
個人的には、今回のような公演の場合、舞台を中央におき、
観客が四方から観劇するという方が臨場感があり良いように思えた。
(d倉庫では無理であるが・・・)
後方席での観劇であったが、役者陣の芝居は、声が聞き取り易くて良かったし、衣装も雰囲気を感じ良かった!
その反面、芝居はたんたんと流れ、平坦で単調な感じがした。。
ダンサーによる、踊りを交えた演出は好みであった!
照明の使い方も良く、踊りが引き立っていたように思えた。
ただ芝居とあっていたかは微妙かも。
最後、役者全員が正座で挨拶したのは、ちょっとびっくりしたが、
清々しくて良かったと思う!
あと受付の対応も丁寧で良かった!
パンフレットは年表・用語解説があり工夫されていた。
出演陣全員写真つきであり、劇団のコンセプト等も、
詳細に記載があり、なかなか良かった。
登場人物の相関図もあれば、さらに良かったかも。
時代劇を主として行う劇団のため、今度は海外のものを観劇したいな。
ダンス演出が、日本の時代劇よりも引き立つような気がするから(笑)。
満足度★★★
なかなか楽しめた!
なかなか楽しかった!
上演時間約45分。アフタートーク約30分。
ネタバレBOX
物語は主人公の女子高生が夢の中で、夢の案内人に導かれ、
自分の母親の高校時代を体験するというもの。
自分の父親との出会いや自分にとっては祖父・祖母・叔父・叔母たちと
触れ合うというちょっと不思議な物語であった。
語り手の中では、母親役の大仲マリさんが上手かった!
アフタートークでは、主人公の女子高生役の小泉みゆきさんが、仕切る仕切る(笑)。
会場から事前に回収した、質問やムチャブリのリクエストに出演陣が答える形で行われた。
グダグダ感があったが、結構笑えて楽しかった!
満足度★★★★★
素晴しい!秀逸な作品!!
さすがメガバックスコレクション!
至福の時間を過ごすことができた。
☆5つは今年2本目(観劇本数91本中)。
登場人物は7人であったが、私の気分は8人目の登場人物であるかのように
感情移入していた。
グイグイ物語の中へ惹き込む展開が素晴らしい!
これは誰にでもオススメしたい作品である!
舞台美術も相変わらず良かった。
上演時間135分。
ネタバレBOX
(私見)
ネタバレではなく私見である。
この作品は観た方が良いので、ネタバレはあまりしない。
今まで観た滝一也さんの作品は、どれも素晴らしかったが、
この作品はそれぞれの良い点を集約したような見事なものであった!
役者陣もこの作品に魂を吹き込む、見応えのある演技で応えていた!
この物語は8冊の本がキーポイントである。
また、ブラックなイメージの拳銃の”使い方”が印象的であった。
最後の最後まで魅せる展開は、非常に楽しめた!
唯一、残念だったのは公演中に聞こえた車の音。
今回の劇場は国道に面しているため、メガバックスの静かな芝居には、
同じ阿佐ヶ谷なら前回公演場所の阿佐ヶ谷アルシェの方が適しているように思えた。
しかし、そんなハンデがあっても、素晴しい時間を過ごせたことに
変わりはない。
満足度★★★
役者陣が上手い!
物語も面白いが、上演時間約130分が長く感じた。
ネタバレBOX
登場する男女各々の日常生活で発生する問題等を描いた作品。
役者陣は皆雰囲気あるし、上手かった。物語自体も面白い。
基本的に、役者の2人芝居で展開する場面が多く、
それでいながら惹きつける力量はすごいと思う。
ただ、平坦で起伏がない展開で130分は長く感じた。
この内容なら、上演時間90分位が良いと思う。
正直、いつまで続きのだろう?と思ってしまった。。
なんだか、勿体ないなあ、作品も役者もいいのに・・・。
あと上演開始が10分位遅延したのも、残念であった。
他の方も書かれているが、私も全く同感である。
以前から色々な方がレビューで書かれた残念な点を
掲示板「【ご参考】残念な公演の共通点」に掲載しています。
とにかく「劇団側」と「観客側」のベクトルが合わないと
お互い不幸になります。
劇団の方には、一読頂けると幸いです。
満足度★★★
脚本/演出が好み
最初のうちは、残念な感じかもって思っていたが、
次第に舞台の中へ惹き込まれた!
映像化しても面白い作品と思えた。
上演時間約2時間。
ネタバレBOX
生と死の狭間にある人形の城。
ここには持ち主から捨てられた人形たちが住んでいる。
主人は作家の先生であり、ここでの生活は全て作家のシナリオで
描かれたものである。
そんな所へ男が迷い込んで来る。
男には幼少のころ、とても大切にしている大好きな女性の人形がいた。
これは母親にもらったものだ。
そして、大人になったら彼女と結婚するという夢をもっていた。
男は人形に求婚する。「僕が大人になったら結婚してね」と。
しかし、母親は男を捨て家を出ていく。
その憎しみが母親からもらった人形へ向けられる・・・。
男が大事にしていた人形がここに住んでいたのだった。
しかし、既に男には幼少時の記憶はなかった。
男はどのように記憶を思い出すのか、その時どんな行動をするのか。
そんな物語を描いた作品。
誰でも楽しめる内容でありながら、謎解きを含んだ展開であり、
なかなか楽しめた。
全部観終わってみると、少しありきたり感がしないでもないが、
良く考えられた作品であり、個人的には好みであった。
ミュージカル仕立てになっていたが、役者陣がダンスを頑張っていた印象。
音楽に合わせたダンスが中心であった。
また、要所に映像をとりいれていた。
映像自体はちょっと安っぽい感じがしなくもなかったが、
これが次の展開への想像を膨らませる役割となり、個人的には良かった!
役者陣では、ユリ役の須藤美樹さん、作家役の米倉啓さんが
各々の役割を雰囲気をもって演じており個人的には良かった。
あと、案内人役の建部裕子さん、カルロス役の寺澤俊彦さんも
個人的には好感をもてた。
最後、映画のように出演者、スタッフの全員のテロップが流れる様、
その後の最後の最後まで観客を楽しませようとする演出も好みだった。
受付の方々の対応、パンフレットのキャスト紹介の写真も良かった。
満足度★★★★
【月組】素晴しい作品、レベルの高い出演陣!
さすが、ミュージカル座、歌があまりにも素晴らしい!!
久しぶりに、”ミュージカル”を心ゆくまで堪能できた!
「ひめゆり学徒隊」を描いた哀しい物語であったが、
生きていくことの希望を見出せる内容であった。
劇場内には、「元ひめゆり学徒隊」の方々のコメントが掲示されており、
ひとつひとつ拝見したが、今私たちが普通に生活していることが
どれだけ幸せなことなのか、再認識することができた。
これはオススメしたい公演である!!
上演時間2時間40分(休憩20分含む)。
ネタバレBOX
前半と後半で構成が大きく異なる。
前半は、全体的に大人数で歌う構成であり、かなり迫力がある。
息をつく暇もないほど、圧倒的な歌、演出を堪能できる!
後半は、個人個人の魅せ場がある構成。
大人数でもレベルが高いが、個人になると、それが一層顕著になる!
照明や映像の使い方も秀逸で、一層舞台/出演陣が映えてみえた。
舞台美術も場面場面にあっており、なかなかのもの。
いわずもがなであるが、第二次世界大戦末期の沖縄戦を描いた作品。
戦禍が悪化していき、次第に追い込まれていく人々。
最期、ひめゆり学徒隊として戦場で亡くなる人、敗走中に捕虜となる人、
そして、戦禍の少ない母の待つ実家へ逃げ帰る姉妹。
それまでの道程を、ミュージカルとして見事に描いていた。
主演の神田沙也加さんであるが声質が可愛らしかったが、
安定した声量で、彼女の存在感をしっかりと植え付けた。
脇を固める、保坂知寿さん、阿部よしつぐさん、今拓哉さんも
本当に素晴しく、いやはや良い時間を過ごせた!
それにも増して良かったと思ったのが、姉妹役を演じた劇団員であった。
歌めちゃめちゃ上手い!!
全体的にレベルが高いのに、その中でも存在感があったなあ。
料金は7500円と我々一般人にはそれなりの価格であるが、
公演内容からみるとお得感さえ感じる稀有な公演だと思う。
とにかく、沖縄本土復帰40周年記念公演としてふさわしい内容であり、
満足した!
ちょっと残念だったのは、劇団ではなく観客の方であった。
開演時刻を遅れてくる客が多く、落ち着かなかった。
また、公演中の客同志の話声や公演途中で携帯をみる客がいた点である。
満足度★★★★
家族愛を感じる暖かな舞台!
いやあ、なかなか良い朗読劇だった!
ベタだけど、家族愛を感じる作品だった。
仕事忙しかったけど、無理して観て良かった!
元TM NETWORKの木根尚登さんの生歌を舞台途中で聴けただけでも
十分価値があった。
上演時間90分。アフタートーク25分。
ネタバレBOX
ユンカース(人間と話せる犬)は不思議な能力をもっており、
主人公の瞳が望む3つの願いを叶えられると伝える。
彼女は自分のことではなく、周りの人たちのために願いを使う。
このくだりは、心が暖まり良かった!観客席からはすすり泣きが聞えた。
役者陣では瞳の母親親役の白羽ゆりさんが安定していて特に良かった!
満足度★★
ちょっと残念なエンターテイメント・・・
出演者のファンの人のための公演という感じがした。
9割強が女性客。
上演時間2時間20分(休憩15分含む)。
ネタバレBOX
近未来の日本を描く作品。
神聖ブリタニア帝国の植民地とされ、呼称が「日本」から「エリア11」に、「日本人」から「イレヴン」と変わっていた。
舞台を観劇しただけでは、ちょっと物語のストーリーが分からない。
もともとアニメを舞台化したので、観ていた人なら分かるのかも。。
断片的な場面の展開につぐ展開に感じた。
ミュージカルの歌は、1~2名は上手かったが、ほとんどはイケメンを売りに
しているせいか、残念なレベル。
ダンスも一部上手い人がいたが、公演料金を考えると割高感は否めない。
演出、照明、舞台美術はなかなか良かった。
満足度★★★★
【観劇】ガールズパジャマパーティ編2012
これは演劇なのだろうか??
まさに「のぞき見」した気分である!!
マンションの一室で繰り広げられる、会話劇。
小さな1室なので、まさに役者陣は目の前。
日常のある断面の会話を、そのままのぞき見した感じである。
話が面白くなってきたと思ったら、終了。残念!!
いや~、もっと観ていたかったなあ(笑)。
芝居途中でワインが出され、ほろ酔い気分でマンションを後にした。
仕事帰りだったが、非日常を味わえた!
他では味わえない公演かな。
上演時間55分。
ネタバレBOX
ガールズパジャマパーティ編といいながら、男性も出演する。
「あれあれ?」っと思ったが、面白かったのでいいかな(笑)。
物語は3人の登場人物で展開していく。
元キャバクラ嬢と結婚した男性。
その元キャバクラ嬢の同僚だった女性2人。
元キャバクラ嬢である奥さんが出産のため、しばらく里帰りしていたが、
出産した赤ちゃんを連れて帰宅するのを待っている、3人の会話劇であった。
本当に、3人の話は自然で芝居を観劇している気分ではなかった。
それでいて、笑えるし楽しめる。
芝居の中で自然と観客にワインが出され、乾杯!はなかなか楽しかった。
上演時間55分があっという間に感じられた!
この芝居の脚本、みてみたいなあ。
役者陣の海老根理さん、小瀧万梨子さん、そして舘そらみさん、
良かったです!!
満足度★★
独特の雰囲気
まあまあ楽しめたが、ちょっと残念な感じもした。
上演時間約110分。
ネタバレBOX
自慰と自殺にまつわるボーイミーツガールな話に偽りなし!
キツネとモグラとパンツの話でもある。
会場の雰囲気は、なんだろ、ちょっと不思議な感じがした。
入場すると女子高生姿の役者さんが、舞台で何人か座って話していた。
前説が始まったのだが、何を話しているのか??よく分からない感じ。。
物語の始まりは、寝ていた制服姿の女子高生が起き上がり脱ぎだした。
「おお~」って思ったら、男だった(笑)。
惹きつけられる内容で、なかなか面白いのだが、
この手の話は一気に走り抜けないと、ちょっと辛い気がした。
中だるみ感がして、個人的には途中で少し飽きてしまった。
約110分の芝居であったが、70~80分位でよい感じがした。
もぐらの鼻等、学芸会っぽい雰囲気もあったが、そこはご愛嬌(笑)。
ただ、この物語は普段芝居を観ていない人にとっては、
話があちこち飛び回り、とても分かり難いと思うので、ちょっと残念であった。
どちらかと言うと、私は万人向けの話が好みである。
受付の人は感じが良くて、好印象であった。
満足度★★★★
いや~、とても楽しめた!
とても楽しめるコメディーだった!
それだけでなく、10周年公演としてメッセージを込めた内容に思えた。
芝居観て仕事の疲れがふっとんだ!心が元気になった!
上演時間2時間。
本日はオマケのアフターショー3分。
ネタバレBOX
いろんな個性的なキャラクター満載。
一世を風靡した元子役のなれの果てキャラ、滑舌の悪いキャラ、ドSキャラ、お色気キャラ、実はホモだったキャラ、ダンスの上手い給食オバサン、キャラの薄い着ぐるみペンギン等。役者陣はみな上手かった!
でも、やっぱり元宝塚キャラのザンヨウコさんの存在感はさすが!
オマケのアフターショーのダンスも良かった!
物語は、ある女性教師が新任時代から10年務めた高校を
辞めると決意した話を軸として展開。
いいところの全くないと思えた彼女だが、周りの教師たちが
教師としての彼女の10年で良かった思い出を探し、
それをみなで芝居として、彼女の前で演じる。
そして、彼女は教師を続けることを再決意する。
「10年間やってむだなことはない」。この芝居のテーマである。
劇団も10年の間に、色々あったんだろうなあと
この芝居をみて感慨深い気持ちになった。
(映像で出演した人たちは、過去に劇団に関わった人たちかな?)
劇の終盤で教師たちがみなで歌った「翼を下さい」は良かったなあ。
はじめバラバラだった皆の歌声を、女性教師が指揮でまとめる姿は、
劇団を1つにまとめる主宰の姿に感じてしまった。
仕事や人としての評価は、他人が決めること。
自分の人生の満足度は自分が決めること。
やらなくて後悔するより、やって後悔する方がずっと幸せ。
遠まわしにそんなことを言っているような気がした。
満足度★★★★
役者陣、あっぱれ!
役者陣、上手い!すぐ物語の中へ惹き込まれた。
軸を固めるメンバー、皆自然であり、セリフを自分の言葉のように
話しており、とても良かった!
私は観ていて、嬉しくなった。イライラなんて全然しなかった。
だってみんな上手いから、物語も面白いから。
キャラクターも少し個性を強調しているに過ぎないと思える。
物語は脚本家の梨澤慧以子さんが書いており、
観終わって、女性視点ならではの作品にも思えた。
劇団初見であったが、強烈な印象を持った。
座席は舞台向かって、左側が良い。
ちゃぶ台に座って話すシーンが多いので、その正面近く。
オススメしたい作品だが、結婚前のカップルでみるのは、ちょっと・・かな。
上演時間100分。
ネタバレBOX
あるカップルの結婚前の物語。
2人の出会いが、出会い系なんて、まさにイマドキ。
結婚前の修羅場を潜り抜け、やがて2人の結びつきは強くなった。
それまでを描いた作品。
結婚も悪くないという、幻想??を描けるかもしれない(笑)。
役者陣は皆さん上手いが、特に湯川草太役の沖田祐樹さんは非常に良かった!まさに適役!もしかしたら普段からあんな感じなのかな?(笑)
木村紫役の薩川朋子さんも凄かった!
いじらしい感じもでていたが、とっくみ合いの喧嘩は迫力あった。
皆さんのこと書きたいがあと一人だけ。
及川未央役の八木菜々花さん。美貌でありながら、不幸な女、良かったなあ。遊んでいるようで、遊ばれちゃうタイプ。
えっ~、NHKの集金役って梨澤慧以子さんが演じていたのか。
コミカルで笑ってしまった。存在感ありあり(笑)。
満足度★★★★
これは芸術的な良作である
人間の一生を、鮭の一生と重ねて描いた作品。
芸術的な作品でありながら、とても分かり易く描かれている。
これはオススメしたい作品。
特に観劇初心者が、ステップアップする作品としてもオススメできる。
舞台美術も工夫に溢れており、目を惹いた。
上演時間1時間50分。
ネタバレBOX
脚本家の言いたいことがダイレクトに感じとれた(気がする)。
「鮭は川で生まれ、死んだ親を食べ、成長したら川を下って海へ行き、
そして川へ戻って、イクラを生んで死ぬ。」
これを繰り返し、繰り返し、行うことで子孫繁栄を行っている。
人も人と出会い、結婚して子供を産み、育て、そして死んでいく。
そして、大事な親族、仲間が志半ばで死んだとしても、
残った者は最後まで生を全うしなければならない。
それを、当作品の物語・エピソードを通して、語っているように思えた。
物語の設定として、どこにでもありそうなところも好感を持てた。
自分の身近なこととして、捉えられる。
敢えて細かいことは書かないが、それは自分で観て感じ取った方が
良いと思えるからである。これは体感した方が良いだろう。
脚本/演出の早船聡さんの作品は初見であったが、
名前はしっかり記憶に留めた。
満足度★★★
手軽に楽しめる作品
脚本、演出が好みだった。
上演時間75分。
ネタバレBOX
とある高校で、かつての最強の5人組であった者たちが教室に集まった。
彼らが高校時代、世話になった用務員が亡くなったからだ。
通夜の後、思い出話をしながら、翌日の葬式でか彼らが高校時代ライブで
歌った名曲を歌うことを思いつく。
しかしながら・・・・
名曲の歌詞の謎解きを楽しみながら、コミカルに物語が展開していく。
歌詞は紆余曲折しながら、真実の形に完成していく
彼らの中には、今は恵まれた環境に無い者もいるが、
この名曲の歌詞は、実は未来の自分達への応援歌でもあったのだ。
最初の歌詞から、真実の形になるのは、かなりムチャ(笑)。
でも、凄いなあ、こんなこじ付け、思いつかないよ、ホントに。
ラスト完成した曲を演奏して終了する演出は良かった!
脚本家の冨坂友(アガリスクエンターテイメント)、演出家の保木本真也(コメディユニット磯川家)のタッグで、楽しめる作品になっていた。
最初は残念な印象であったが、途中から少しずつ面白くなっていた。
30分位すぎてから暗転したが、ここから良くなっていった印象。
役者陣では、原役、用務員の孫役と生徒役の人が頑張っていた印象であった!
満足度★★★
独創的な世界
とにかく独創的な世界観であった。
ちょっと観念的で伝わりずらいかな・・・とも思えた。
上演時間115分。
ネタバレBOX
公演前に脚本/演出の横田修さんから挨拶があった。
私は劇団主宰や脚本/演出家の人が、公演前に挨拶してくれると嬉しい。
どんな人が物語を作っているのかが分かるからである。
40歳前後に見えたので、もしかしたら自身の体験も交えているのかと
思いながら観劇。
すると、主人公が40歳の作家であった(笑)。
<内容>
一言でいうと、、過去を懐かしむ主人公の記憶が曖昧で、
まるでファンタジーのような、パラレルワールド仕立ての物語になっていた。
40歳でこんなことは有り得ないはずだが、それはそれ(笑)。
40歳の主人公が、久しぶりに田舎へ帰った。
記憶が曖昧となっており、旧友を鈴木でないのに鈴木という苗字と
思い込んでしまう。
芝居では、主人公の回想シーン(小中高の頃)と現実がごちゃごちゃに
入り乱れ、展開していく。
コミカルなシーンも所々散りばめられているが、
物語が断片的な流れの組み合わせであり、分かりずらい。
良く言えば、「過去を振り返った時の、人の記憶の曖昧さ」を芝居に
取り入れているのかもしれない。
物語は静かに、そして唐突に進んでいった印象。
楽しめるところもあったが、それも鮮やかな感じではなく、
人の頭の中を覗き込んだ感じであった。
きっとこんなことを表したいのだろうな・・という推測をしながら。
断片的でありながら、繋がりをもった作品であるが、
観念的で、作り手の独りよがりになっている面もあると思えた。
しゃぼん玉と最後の魚の演出は好きかも。