
Bayoneta
劇団ショウダウン
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2011/03/29 (火) ~ 2011/03/29 (火)公演終了
満足度★★★
ゆる~いファンタジー☆
わたしにとってのショウダウンさんといえば・・・シリアスで本格的なイメージ。
なーのーでーすーがー。
今回のバヨネッタは・・・とことんふざけていました(笑)
ゲーム世界です、王道RPGです、はっきりいっちゃうとドラクエです!
ドラクエ好きにはおなじみのネタや台詞がてんこもり。
「みんな同じことしか言わない!」とか、「武器や装備は身につけないと・・・」とか、そうそう!っていう、ドラクエあるあるネタまみれ。
ドラクエ大好きなわたしはだいぶツボりましたね、たったひとりだけ笑ってた瞬間さえあった。。。
芝居の合間にマジ宣伝をはさみこんじゃうのは・・・正直ちょっとやりすぎかな~という印象ではありましたが。
ショウダウンさんってこんな舞台もやるんだ!という、観劇歴浅いわたしにとっては開眼の舞台でした☆
最後にもう一言・・・Lv80はあげすぎっ!!(笑)

世界が終わるコロニー
secret7
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2011/03/29 (火) ~ 2011/03/29 (火)公演終了
満足度★★★
ツボつかれる
secret7さん初めてでした。
決してどっかんどっかんくる爆発力で攻め込まれるのではなく。
じわじわと延々くすぐられ続ける小ネタ満載でした。
合間おかず繰り出される小ネタの外さなさっぷりが良い!
笑いのタイプ的には、好きな笑いでした。
ただ・・・それだけにオチの弱さが残念でした。
後からコントもこなすユニットなのだと知り、あのお笑いセンスにしごく納得。
おもしろかったので、また公演観たいですね☆

「したごころ、」【満員御礼!千秋楽を無事迎えることが出来ました!】
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2011/02/25 (金) ~ 2011/03/20 (日)公演終了
満足度★★★★
上質でお洒落なお芝居
本物のバーで繰り広げられる、バーのお話。
バーに集う人々の、様々な恋愛模様がオムニバス形式で3エピソード+α上演。
どのエピソードも直球そのまんまなお話はなく、一筋縄ではいかない感じで。
どれも、えっ!そうなっちゃうの!?という具合に、巧みにひねってあって。
複雑だけど、それゆえに生身の人間らしい心情に説得力があって、とてもおもしろかったです。
エピソードとエピソードの合間合間に挟まれる無声芝居もお洒落で良かった!
上演時間は60分。日によっては開演時間も21時からと遅かったり。
お仕事帰りでも気軽に観に行ける。
アルコールのグラス傾けながら、キャンドルライトが灯るバーで、こういう上質かつお洒落なお芝居を観る。
なんて素敵で贅沢な時間の過ごし方だろ~って思いますね。
こういうのが、もっと広まればいい。と願う。

ドロシーの帰還
空想組曲
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/02/23 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
突き刺さる
高峰ドロシーという作家が書いた、「オズの魔法使い」を題材にしたダークファンタジーを中心にした。
高峰ドロシー自身と、その作品に出会ったことによりクリエイターとなった作家たちの、苦悩、成長のお話。
出てくる作家たちの苦しみがとても生々しく真に迫ったリアルなもので。
その懊悩を各クリエイターを演じる役者さんたちが、見事に表現していて。
それゆえに胸に深く深く入り込んできました。
高峰ドロシーの書いたダークファンタジー作品内のキャラクターと、現実世界の各クリエイターがリンクした表現方法、より苦悩を浮き上がらせていて、とてもよかった。
だまし絵のような舞台美術がまた世界により引き込ませられる鍵。
あのドアからオズが出てくる度に、今度は何が始まるの?という恐ろしい感じと、今度はどんなネタ仕込んでくるの?(笑)っていうのと、両方の意味でぞわぞわ。
出てくる度に期待を裏切らない中田さんが素敵でした♪
観たどのシーンにも、観たどの役者さんにも、深い思い入れが生まれてしまいます。
叶うものなら何回か観たかった。
クリエイターという創造者に限らず、今なにごとかを一生懸命になそうとしていて。
でも苦しんでもがいている、そんな人すべてにみせてあげたい。
そんな舞台でした。素晴らしかった!!
良い舞台を、ありがとうございました。

花咲ける青少年 第2弾
ルドビコ★
草月ホール(東京都)
2011/02/16 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
満足度★★
う~ん
こんなもんかな~という感じ。
観に行く前にクチコミ見てしまったので、ある程度は心していったのですが。。。
そこまではひどくなかったです。
ほどほどにおもしろいところもありました。
衣装はよかったのですが、小道具がちゃちかった。
舞台美術も、スクリーンという使い方を意識して造っているからかもしれませんが、それにしても「こだわり」を感じることができないもので。
全体的に、ファン感謝イベント的舞台な印象。
でも、カーテンコールフィナーレの花吹雪はなかなか綺麗だったかな~。
あの花も物販で売られているってあたりが、なんともですが(笑)

りんりんと、手ぶらで行く
PM/飛ぶ教室
精華小劇場(大阪府)
2011/02/17 (木) ~ 2011/02/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
りんりんと、暖かく染み渡るお芝居
千秋楽観に行ってきました。
どういうお話なのか、事前にあえて何も見ないで行きました。
しかし劇場入って、舞台をひとめ見るだけで把握。
会場内にもお線香の薫りが立ち込めていて。。。
お話は、まさしくその通り。
ある男性のお通夜の最中に語られる、男性と関わってきた人々のお話。
特に何か大きなことが起こるわけではありません。
100人の人間がいれば、100通りの人生があるけども、これはその中のあるひとつの人生の終焉の場で、たんたんと語られるお話です。
この中で語られることが非日常的なことと捉えるか、日常的なことと捉えるかは、観る人がこれまで歩んできた人生次第。
人間らしく、人との関わりの中で生きてきた人なら、必ずその人その人それぞれに感じるところがあり、思いが生まれるような、しっかり地に足のついたお芝居。
まだあまり長い人生を歩んでいない人にはわかりにくいかもしれない、大人向けなお芝居でした。
けっして派手ではなく、何も奇をてらったりもしてません。
小ネタはちょいちょい挟まれ、くすぐられてしまいましたが(笑)
ただただ、とうとうと舞台の上に流れる人の思い、感情。
静かに暖かくて、深く深くじんわりと心に染み渡り。
涙を流さずにはいられませんでした。
タイトルは、まさしく故人の男性そのもの。
男性の残した遺書そのものと言っても過言ではないのかな。
短い一文だけど、残された人々それぞれがそれぞれの受け取り方をしたはずで。
とても、とても素敵なお芝居でした。
観れてよかった!観に行くことにしてよかった!出会えてよかった!
良い舞台をみせていただき、ありがとうございました。

ソング
劇団コダマ
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2011/02/19 (土) ~ 2011/02/20 (日)公演終了
満足度★★★★
コダマ体感
今回、初コダマでした
芝居と音楽とダンスの融合、いったいどんな舞台になってるんだろうと興味津々で。
直前にネット配信で前回公演を見ることができたので、おおよその雰囲気がつかめつつ、はたして今回は!?と楽しみでした♪
舞台奥にバンドが潜んでいた前回と異なり、今回は思いっきり舞台上にどどーんとバンドセットが据えられていました。
オープニングからすでに、ド迫力のサウンドに、ド迫力の映像、綺麗な歌声響く、そこはもうライブ会場。
歌とバンドがね、お芝居の中で演奏され歌われるレベルを遥かに超えているのです。
なので演劇を観にきているようでもあり、ライブを聴きにきているようでもあり。
舞台の雰囲気に合ったムーディなダンスがちょいちょいからんできて。
豪華なひとときですね☆
となるとお芝居のほうゆるいんじゃない?というかといえば、ぜんぜんそんなことない。
そりゃそうだ、原作はあの『定点風景』を書かれている彗星マジック勝山さんだし、脚本演出はバグダットカフェ泉さんだし。
設定的には一応現代なのですけども、とても童話的でファンタジックで、好きな世界でした。
クジラが人間になって歌うなんて、なんて素敵な☆
その設定ひとつでぐぐっと童話な雰囲気出て、とても良かったです♪
一点残念に思ったところは。
フライングのシーン・・・垂れ幕めくれて見えてはいけない部分が思いっきり見えてしまっていたり。
垂れ幕も垂れ幕そのまんまで、あのシーンはかえって無粋だったように感じました。
いっそ垂れ幕でかくさないで、モロ出しで雰囲気よく飾り付けるなどしたほうがよかったかも。。。
一番最後、盛り上がり最高潮の中で、出演者揃っての生声での歌、胸にぐぐっときました。
歌にはチカラがある!『ソング』通してのテーマですが、ほんとにそうですね。
また・・・いつの日かきっと第3回公演も、待ってます☆

「その鉄塔に女たちはいるという」「そのどこかに男たちはいたという」
期間限定Saccharin
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)パフォーマンススペース(大阪府)
2011/02/17 (木) ~ 2011/02/23 (水)公演終了
満足度★★★★
続けて男たち
鉄塔女たちバージョンに出演されていた5人の女性劇作家さんが、鉄塔を元に書き下ろした短編オムニバス。
鉄塔の台詞や要素がふんだんに盛り込まれていて♪
鉄塔にハマった者にとっては、たまらない舞台!
聞き覚えのある台詞が出てくる度に、反応してしまいました(笑)
5作品とも、非常におもしろい話の造りになっています。
とっても個性的!おもしろい!
その個性的な脚本が・・・あんなことに。
それはまだ千秋楽を迎えていないので、観てのお楽しみということで☆
それを演じる演者さんがこれまた5人ともみなさん個性的で。
表現力、身体能力、圧巻。
見応え抜群!おもしろいお芝居でした~!!

「その鉄塔に女たちはいるという」「そのどこかに男たちはいたという」
期間限定Saccharin
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)パフォーマンススペース(大阪府)
2011/02/17 (木) ~ 2011/02/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
静かに深い作品
女たち初日観てきました。
元の鉄塔を観てないので、完全に初めてです。
素晴らしかった!脚本がまず素晴らしい!
観劇歴浅く初心者なわたしでも伝わってくるくらい、でも感じたよりもさらに奥底深さを感じる脚本。
もっともっと理解できたら・・・と惜しいくらいです。
基本的に舞台上は静かです。
静かな中に情緒があり、雰囲気漂っていて、臨場感高いです。
台詞と台詞の合間の空白も、空白に感じず、そこにすら感じるものがありました。
最初からバーンと状況説明があからさまにされたりせず。
ごくごく自然に、ごくごく自然な会話の流れの中で、少しずつ明らかにされていくのが心地良かった。
ラスト、やろうと思えば他にもいくらでも限りない結末はあったはず。
でもやはりあれでよかった!あれでないとダメだと感じました。
ラストが舞台のすべてを集約して引き立たせている!と、わたしは思います。
号泣寸前でこらえました。
涙でぼやけて一瞬でも見逃してしまうのがいやだったので・・・。
まだ泣けます。もっともっとより深く入りこんでいきたい。
まだ理解できてない部分があるはず、まだ深みがある、そんな風に思えるお芝居でした。
買ってきた台本読んで思い馳せたいと思います。

souvenir - episode3
Critical Creation
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2011/02/15 (火) ~ 2011/02/15 (火)公演終了
満足度★★★
3話目らしい舞台
今回で3話目ですが、1話目、2話目のリフレインが多くて。
折り返しっぽい感じでした。
カフェが舞台ということで想像していたものとはちょっと違って。
サスペンス色が強かった印象。
チラシ画像の桜、綺麗で好きで、今回折り込みにハガキ入っていてとても嬉しかった♪
その桜、劇中の桜の演出が美しかったです。照明効果で満開の桜が表現されていて。
あと、コーヒーの香りが実際に漂ってくるのが良かった。アンティークなミルも。
でも、なんとなくなのですが。
全体的に場の空気、場の雰囲気が弱かったかな~と。
場面の転換も、もっとくっきりはっきりなほうが、メリハリがあってよかったかも。
指定図書という、今上演するのに実にタイムリーな設定。
思想の操作、やはり現実の法案に対してもそうですが、思いが色々湧いてきますね。
スペシャリテに心惹かれました。
マスターは、今のわたしにならどんなスペシャリテを用意してくれるんだろ~と、興味が沸きました。
自分のことは、案外自分ではわからないものですしね。
マツモトの自殺の謎、気になる気になる。
イタヤの含蓄あるサスペンスなキャラに引き込まれました。
最後、お話の確信である指定図書の発案者が!?って、そこで「続く」なんて・・・。じらし上手です(笑)
次は秋。どんな結末になるのか期待して待ってます!

TheStoneAgeヘンドリックス「富士山ゾンビ」たくさんのご来場ありがとうございました!
The Stone Age
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2011/02/11 (金) ~ 2011/02/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
ゾンビの人情ものがたり
初めてのTheStoneAgeさんでした。
舞台美術がまずめちゃ凝ってました!
舞台上に秘境の集落が臨場感たっぷりに再現されてました。
前説もおもしろかった(笑)
よぅく見るとダンボールそのまんまで、クオリティ高いんだかそうでないんだかって感じが、尚一層☆
凝ってるといえば・・・ゾンビメイク!!
傷跡の特殊メイクとかすごいよ、リアルすぎるっ。
冒頭にでてきた某天然記念物もリアルで視線釘付けだったし、何から何まで凝りまくりのハイクオリティ!
そんな中で繰り広げられる話が、これまた良かった。
オールキャストみんなキャラ濃ゆすぎ、みんなぐいぐい来すぎ(笑)
笑いのタイプは、こってこて関西テイストで、べたな笑い。
良い意味で、べたw
べたを極めてるといっても過言ではない!めちゃくちゃおもしろかったです♪
そしてね、笑わすだけ笑わせておいで・・・とんでもない感動が待ってました。
あれは泣きますよね、泣かされます。
いろんなシアワセのかたちがあるけども、でもまぁさすがにゾンビはないけども。
とっても胸に響いてぐっとくる、人情味あふれる素敵なお話でした!!
おもしろかった!感動した!TheStoneAgeハマりました!!
これからの公演も観に行きたいと思います♪

ワンダフル・ニャン
コレクトエリット
自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)
2011/01/29 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了
満足度★★★
個性的な4作品
会場はこれで2回目なNyanで、イベントらしく、おでんや飲み物の販売がありました。
会場内にはおでんのい~い匂いが漂っていて、わたしが行った時はコレクトエリット女性陣+彗星マジック木下さんが給仕に立っておられて。
女優さん自らの手でおでんをよそっていただけるなんて、飲み物渡していただけるなんて・・・うっとりです♪
そんな会場内で、コレクトエリット木原さんの司会で、4団体さんが順番にお芝居披露。
トップバッターはニュートラル。
大好きな誠子さん、バグの一瀬さん、女性二人による、とてもしんとした二人芝居でした。
上から、どこからか降ってくるような音響をバックに、静かで感覚的なお芝居をされてました。
個人的にはお二人の距離が離れていて、視点を定めにくかったので。
それは屋上の奥行きを表現していたのかもしれないけど・・・もうちょい近いほうがおふたりの演技どちらも視界に収めやすくてよかったかな。
dracomさんは初めて。
おもしろい演出なお芝居でした。
絵画をあらわした鏡にわたしたちが映って、ちょっと気まずかったり(笑)
台詞があらかじめ録音されていて、それに動きを合わせるお芝居。
べったべたな関西弁だったのが、またなんともいえず滑稽な雰囲気を出していて、なかなかおもしろかったです。
妄想プロデュースさんも初めて。
全4公演の中で、もっともわかりやすいお芝居でした。
マリッジブルーをテーマにした、ドタバタコメディ。
肩の力抜いて、楽しませていただきました♪笑えた。
そしてしんがりは、主催団体コレクトエリット。
今回はふつーなのが観られるのかなと思いきや・・・んっ?こっこれは!?またあれなのか!?と(笑)
先日、火ゲキで観たものと同じお芝居でした。
でも今回はNyanなので、ちょっとやりにくそうだったかな?w
終演後、次回の夏公演のお話もちょっとだけおうかがいすることができました。
ここでわたしが書くことはできませんが・・・。観に行きたいと思います!
イベントを企画し、運営するというのは、普通に公演するより大変なこと。
とてもイベントっぽい雰囲気があり、楽しませていただきました。
ありがとうございました☆

恋する、プライオリティシート
コメディユニット磯川家
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
デートにもおすすめ♪
大阪公演初日を観て、どうしてもリピりたかったので。
東京公演でリピってきました!
まず驚いたのがセット!
収まったとは聞いていたけども、軽く半信半疑でした。
すごいみっちりしてたけども、本当に収まってました!
収まってはいたけども、劇場全体の3分の2くらいは舞台という状況。
そんなわけで、客席と舞台の距離はおそろしく近く、その分、あの豪勢なセットを間近で見ることができ。
その臨場感たるや半端なく、本当にバーにいるかのよう。
というより、もうむしろバー公演でした!
舞台が近くなったということは、その分役者さんも近くなったというわけで。
大阪公演の時にはわからなかった、ちょっとした機微をつぶさに見ることもできました。
目の動き、表情の変化、くっきりはっきり。
大阪で観た時は初日、そこからさらに変わった変わったと話題にのぼっていたので。
どう変わったのか、好きなところ削られてやしないかとかちょっと心配だったりもしたのですが。
そういう変わり方ではなく、全体的な完成度が上がってる感じで。
今回もやっぱり笑えて、やっぱり最後には幸せな気持ちにさせていただき。
そしてなんだか大阪の時より胸にぐっときて、泣かされそうになりました。
今日はバレインタインで、千秋楽!
バレインタインに王子小劇場で観劇デート、いいと思います♪
あ~ぁ、ホームパーティ行きたかった~!(笑)

サイボーグ侍
ファントマ
ABCホール (大阪府)
2011/02/11 (金) ~ 2011/02/14 (月)公演終了
満足度★★★★
おもしろかった!
初めてのファントマさん、初日に観に行ってきました。
実在の歴史上の人物を題材に使いつつ、オリジナルな人物相関、設定で。
人の世の情けに焦点をあてた、重厚なお話。
なのですが、ですが。
盛り込まれた笑いの部分の振り子の振れっぷりが半端なく。
ギャクセンスがドツボのドストライクで、大爆笑させていただきました!
なので重厚ながら、重苦しくなりすぎず。
殺陣あり、地響きを伴う迫力の音響あり、正視できないくらいの眩い照明効果あり。
戦の場面などでは、大衆演芸っぽい雰囲気もかもし出しつつ。
なかなかに見ごたえのある、エンターテイメントでした!

LAST SMILE
TUFF STUFF
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了
満足度★★★★
エンターテイメントショー!
ダンスと殺陣が、めちゃくちゃかっこいい舞台でした。
殺陣とダンスが、舞台の大部分を占めてたかな?(笑)
イケメンと美女揃いの出演者陣の魅力を、最大限に活かし前面に押し出した舞台。
お話的には、タイムリープ、パラレルワールドを取り扱っていて、そのため何度も同じ場面の繰り返しがあり、その部分にちょっとなかだるみ感を覚えてしまいましたが。
全体的にははつらつとした冒険活劇らしいおもしろさで、楽しめました♪
クライマックス動きだしてからラストにかけての爽やかな終わり方が、清々しく気持ちの良い余韻となりました。
森さんのハイテクニックな殺陣は見応えばつぐん!!
殺陣を演じているというよりも、斬り合いリアリティがあって、惚れ惚れです☆
そして唐橋さんのセクシーダンディなオトナかっこよさが素敵でした♪

巨大シアワセ獣のホネ
突劇金魚
精華小劇場(大阪府)
2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了
満足度★★★★★
とても良かった!
初めての突劇金魚さんでした。
登場人物がみんな魅力的でした。
ひとりひとりの個性に強く強く興味を引かれ、魅了されます。
世界観も、ゆらゆらたゆたうような不思議な世界。
といっても仮想ではなく、あくまでも現実で。
現実世界の中の、不思議世界なのです。
精華小劇場という空間も、完璧に活用されきっていました。
照明の使い方、スピーカーの配置。リアルサウンドの効果音。
客席との境がない、奥行き広がりのある舞台。
見事な調和で、世界を創り上げてました。
代わりはきかない、ここでないと観られない。
たとえDVDになったとしても、再演されたとしても、二度と見られない世界。
そう思います。今、観にいかないと!
体感的で観ている自分自身も溶け込んで行くような、そしてゆら~りゆらりとした心地良い舞台でした。
とても良かったです!

パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】
隕石少年トースター
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2011/01/28 (金) ~ 2011/01/30 (日)公演終了
満足度★★★★
2回目
千秋楽に、もういっかい観てきました。
笑えるというだけでなく。
この舞台を通じて伝えたいことがある、その思いを強く感じます。
2回目でもおもしろいところはやっぱり変わらず笑えます。
ただやっぱり・・・あと一押し、もう一捻りが足りない、寸止め感。
そのすっきりしない感が尾を引いてしまうのが、惜しいです。
伝えたいことをより引き立たせるためにも、笑いの部分はすかっとやりきったほうがより伝わるような気がします。
東京公演までにまた、変わってくる部分もあるのかな~と。
それを観られないのがくやしかったりします(笑)

NMS_5『日曜日よりの使者』
石原正一ショー
ACT cafe(大阪府)
2011/01/29 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかった!
素晴らしすぎて、びっくりしました!
お話も良ければ、それを演じるお二人のモンスターっぷりもすごいし、音楽の選曲がこれまたいい。
あの世界を、あんな贅沢な見方できるなんて最高すぎます☆
正直、事前に何も知らないままで観ていただきたいので、素晴らしかった!という以外には何もいいたくなかったりしますが(笑)
笑えて、泣けて、楽しくて、驚かされる、良いふたり・・・ふたり?芝居でした!
ちょ~ちょ~超絶おすすめです♪
お時間あれば、いやなくても無理やり作って(笑)、ぜひコモンカフェへ。
そして、ぜひ最前列に☆
そしてそして、バー公演の醍醐味を余すところなく味わいたい方は、ぜひ最前列右側へ♪

パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】
隕石少年トースター
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2011/01/28 (金) ~ 2011/01/30 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろかった♪
隕石少年トースターさん本公演初めてでした。
初演も見てないので、完全に初見です。
おもしろかった!おもしろかったんだけど・・・。
ここでもっとネタ盛ってくるかな~というところで、こなかったり。
次仕込んでくるかな~ってところで、こなかったり、などが何箇所か。
でも、じゅうぶん笑えたし、そこでさらにもっともっと!って思うのは、やっぱり欲張りが過ぎるかな?(笑)
物販で初演DVDを買って、初めて初演見たのですが。
初演あってこその完全版だな~という印象と。
初演よりも完全版は、メッセージ性も盛り込んできてるような印象を受けました。
大阪公演千秋楽も観に行くので、初演も完全版も見た状態で、もう一回堪能してきたいと思います!
関さんのウザキモキャラの見事な演じっぷり(笑)
福嶌さんは何しててもどうしようもなくめちゃくちゃかわいらしいし。
永井さんのダンスの美しさかっこよさ!
また見られるの楽しみです♪

ピイチクパアチク
Limited_Spice
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2011/01/22 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了
満足度★★★★
ポップにはじける舞台
出演者は近藤さん以外は初めてで。
アイドルさんたちがメインっぽく、どんな舞台になってるのかな~と思いつつ。
でも始まってみると、やっぱりおもしろくて☆
会話のテンポのよさ、挟まれるアイデアのおもしろさ、音楽選曲。
あぁ早川さんだ~♪って感じでした。