+sugar+の観てきた!クチコミ一覧

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上田ダイゴ×鈴木太海(東京ガール)トークライブ

上田ダイゴ×鈴木太海(東京ガール)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2014/12/10 (水) ~ 2014/12/10 (水)公演終了

満足度★★★

2014年ラストトークライブ
この年の最後のトークライブは、就職で役者引退が決まっていた東京ガールの太海くんでした。
サービス精神旺盛な明るい性格に、甘いマスクが好評で、太海くんには通称「仔猫ちゃん」と称される可愛い女の子のファンが多数。
心なしかいつもより、きゃぴっとした雰囲気な会場だったように記憶しております(笑)

なんか、とってもグイグイの力技で、トークを乗り切ってゆく太海くん。
普段、ホームでやってるコント公演はどんなんなんだろう?と思わされるアグレッシブ加減でした。

上田ダイゴ×山本香織(イズム)トークライブ

上田ダイゴ×山本香織(イズム)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/12 (水)公演終了

満足度★★★★

関西小劇場界の姉御
山本香織さんといえば。
わたし的には、風格がありすぎて、恐れ多い・・・という印象な女優さん。
ある意味、その印象通りの(笑)風格ある姉御さんでした♪

あんなに美人なのに、めっちゃおっとこまえ気質!
そんな女性、めっちゃいい☆
あまり過去のお仕事の歴史など知る機会などもなかったので、へぇ~へぇ~でした。
御出演されていたというドラマ観てみたい。

普段はどちらかというとゲストをリードする立場にあるダイゴさんが。
今回は、むしろリードされてる感だったのが印象的でした(笑)

上田ダイゴ×土性正照(劇団赤鬼) トークライブ

上田ダイゴ×土性正照(劇団赤鬼) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/08 (水)公演終了

満足度★★★★

この日は皆既月食でした
ツイッター上でも、ニュースでも、世間が皆既月食一色だった夜のトークライブでした。
来た人、来た人、こぞってお月見に外に出ていってしまい、なんか月夜に浮かれた雰囲気だったことを記憶しております(笑)

舞台の上では、よくよく観させていただいております土性さん。
フリートークをしているところなど、とんと拝見したことがありませんでしたので・・・。
どんなトークされるのか、興味津々でうきうきでした♪
さすがですね~面白かった!
かたくなに帽子を脱がないので、頭髪がアレなアレなんじゃないか疑惑が爆笑でした(笑)

上田ダイゴ×クスミヒデオ(赤犬・みにまむす) トークライブ

上田ダイゴ×クスミヒデオ(赤犬・みにまむす) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/10 (水)公演終了

満足度★★★★

ミュージシャン
今回の相方は、ミュージシャンな方。
よく劇場でもお会いする仲良くしていただいてる観劇ファンの方などは、よくよくご存じなようだったのですが・・・。
お恥ずかしながら、わたしは存じ上げず、初めて。

えぇと・・・ミュージシャンの方ですよね・・・?
って我に返ってお尋ねしたくなるくらい、爆笑トークでした(笑)

上田ダイゴ×泥谷将(Micro To Macro) トークライブ

上田ダイゴ×泥谷将(Micro To Macro) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2014/08/13 (水) ~ 2014/08/13 (水)公演終了

満足度★★★★

ちんぴらで定評のある
ちんぴらで定評の・・・って書くと、かなりの語弊がありますが(笑)
違います、役柄的に、ちんぴらがめっちゃ似合う、というかそんな役の多い。
そんな今回の相方の、ミクマク泥谷さん。

ものすんごい狭いスペースでも、ちょっとした振付でも指の先、足の先まで美しく、さすがだな~と惚れ惚れ。
そんな人が、ちんぴらメソッドの引き出しの多さが尋常でなく(笑)
個人的には口の悪さに親しみを感じ、世間一般的な好感度はともかく、わたし的には好感度上がりました☆

上田ダイゴ×ひこーき雲佐藤トークライブ

上田ダイゴ×ひこーき雲佐藤トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ(大阪府)

2014/07/31 (木) ~ 2014/07/31 (木)公演終了

満足度★★★

初デジタルカフェ
この頃は、まだデジタルカフェでトークライブやってない頃でした。
味園ビルで、プラセボ以外のお店に行くということ自体、ほぼ初めてで。
とってもどきどき、びくびく、行った記憶があります(笑)

これは月イチやってる、ロックアップトークとは別枠の、単独トークライブ。
相方の佐藤さんは、こちらのデジタルカフェの人でもあり。
佐藤さんといえば、ジャムコントで観たことがあったかな?この頃はまだだったかな?
トークライブでも常と変らぬ、マイペースで飄々としてはりました。
一回、佐藤さんが熱くなってるとこ、見てみたい(笑)

上田ダイゴ×谷本 誠(劇団ガンダム) トークライブ

上田ダイゴ×谷本 誠(劇団ガンダム) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/05/13 (水) ~ 2015/05/13 (水)公演終了

満足度★★★★

劇団ガンダム
今は、舞台の裏方で主に活躍されておられるという谷本さん。
劇団ガンダムも観に行ってはいましたが、わたしは初めてお姿拝見させていただいたように思います。
そうなんですよね~、舞台公演に係わる演劇人の方、何らかのきっかけでもない限り、やはり裏方でお仕事されてる方は、ほぼほぼお名前しか存じ上げない。

この関西小劇場のアニキ的存在だという谷本さん、生き字引と称しても過言ではないのでしょう。
飛び出すエピソードの、ぶっ飛んでること、ぶっ飛んでること(笑)
あのアウトローなやんちゃさは、今時のなんでも規制規制な若い世代にはあまり見られないことで。
そのうち自伝でも残していただきたい、と思ったりもしました(笑)

上田ダイゴ×井上恵治(HUE) トークライブ

上田ダイゴ×井上恵治(HUE) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/08/12 (水) ~ 2015/08/12 (水)公演終了

満足度★★★

再結成
ダイゴさんは、かつてコンビを組んでいたらしい。
というのは、わたしの中では伝説に近しい情報で。
それを今回、目の当りにすることができました。

かつての相方と共にあるダイゴさんは、なんとなしに見慣れたいつものダイゴさんとは違って、お笑い芸人感がありました(笑)
いつものトークライブではなく、お笑いライブに来たかのような。
こういうネタやってたんだな~と、パンドラの箱を覗くかのようなおももちでした♪

わたしは観劇歴が浅いので、HUEライブどころか、井上さんを拝見するのも初めてで。
かつては、演劇舞台の方でもご活躍されていたという。
トークライブ後の、椅子に座る姿のスター感が、印象的でした(笑)

上田ダイゴ×坂本アンディ(がっかりアバター) トークライブ

上田ダイゴ×坂本アンディ(がっかりアバター) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/08 (水)公演終了

満足度★★★

アンダーグランド!?(笑)
今、振り返ってみても・・・。
18禁ワードを連呼していた記憶ばかりで(笑)
どんな話してたっけかな~?と思い起こしてみても、やはりそれが脳内を占めます。
アンディくんの母校の話が、なかなかにエキセントリックで、もっともっとネタが埋蔵してそうで、もっともっと掘り起こしてみたかったかも。
それでも結論、彼はそのパブリックイメージとは異なり、至極真面目で表現することにストイックな人物。

上田ダイゴ×青木道弘(Artist Unit イカスケ) トークライブ

上田ダイゴ×青木道弘(Artist Unit イカスケ) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/09/09 (水) ~ 2015/09/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

おしゃべり泥棒(笑)
めちゃくちゃ面白かった!一晩でこんだけ笑える日もそうそうないってくらい笑いました!
笑い過ぎでリアルに横っ腹痛くなって、次の日からしばらく筋肉痛でした(笑)
おしゃべり泥棒とは、トークライブ当日のツイッターでの青木さん紹介文です。
おしゃべり泥棒・・・・。

常々、青木さんの経歴は仄かに謎に満ちているなぁと、地味に思っていたのですが。
そのミステリアスな経歴が、今回のトークライブで紐解かれました。
関西小劇場界に足を踏み入れるに至る経緯や。
学生時代の珍妙な生態。
実は同じ大学で全く同じ時期を過ごしていたけれども、知り合ったのは演劇関係という不思議な縁の青木さんの、その大学時代の話。
こういう家庭で育まれたから、こういう人物に成長したのだなぁという、愉快なご家族のお話。
間に挟まれる毎回とても楽しみな即興コントも、さすがの剛腕っぷりで爆笑!
全編もりもり、おもしろトーク盛りだくさん!
あますところなく美味しくいただかせていただきました☆

帰る頃には、ほんっとに疲れすぎて、くったりくたくたでした(笑)



上田ダイゴ×上原日呂(月曜劇団)トークライブ

上田ダイゴ×上原日呂(月曜劇団)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/10/14 (水) ~ 2015/10/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

かざらない日呂さん
よく毒舌だとかなんとか言われる上原日呂さんですが。
単に、余計なごまかしなどをせずに素直な意見を飾らず述べているだけ。
そんな日呂さんはトークライブでも、やっぱり飾らぬ日呂さんでした(笑)

いつもこのトークライブでは、ゲストは演劇人な方が多いにも関わらず、そんなに演劇色強くないのが特色。
そんな中、今回は比較的演劇色が濃かったです。
春に行われた火曜日のゲキジョウセカンドシーズンの集大成な30GP。
その関係者からドラフト会議して座組みを決める架空の公演は、本当にやって欲しい魅力的なものでした。
マジでやればいいのにな~と、無責任な要望(笑)

1回目と2回目の間に置いていかれば、日呂さん私物のアメコミ。
誰もが遠慮して遠巻きに見ている中、遠慮なく真っ先に手に取りに行ってやりました(笑)
だって、アメコミ見るの初めてなんだもん。
びっくり!フルカラーなんですね!もはや漫画じゃなく画集じゃんか!
絵を見ての印象は・・・基本ジョジョだな、っていう。
一冊3千円超えのものもあるという衝撃プライスに、自分で買うことはきっとないな・・・とも(笑)

なんだろな~じっくりじっくり思い出したら、まだまだいっぱいネタあるんだろうけど・・・。
いつものことながらこのトークライブは濃すぎて、ハイライトが多すぎて。
そうだな、コント中、「安心してください、履いてますよ」にどうやら心底いらっとしたらしい日呂さんがダイゴさんのお尻を本意気で蹴り上げたのに対し、やり返すと見せかけて決して蹴らないダイゴさんが、あまりに対照的だったこと(笑)
トーク終わりに、誕生日が近かったらしいダイゴさんが、常連のお客様から頂いていた手作りの野球チップスショルダーバックが、凄かったこと。
などなども思い出深かったです。

INDEPENDENT:15 trial

INDEPENDENT:15 trial

INDEPENDENT

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/08/04 (火) ~ 2015/08/04 (火)公演終了

満足度★★★★

三次
この日わたしが丸を付けたのは、みっつ。
その判断基準は、作品の質は言うまでもなく。
ただ面白かったというだけではなく、トライアル枠で、あの熱い一人芝居フェスのトップバッターを勤めるトライアル枠で、その作品を観たいかどうか、という判断基準もあります。
場合によっては、その日の空気を左右することだってなくはない、トライアル枠。
とても特別な枠だと思っています。

正直、わたし個人的には、プレゼンの時点で完成されているものは、トライアル枠では観たくないのです。
もちろん、そこはやはり単純に時間を延ばすだけではなく、進化もさせてはくるのでしょうが。。。
でもやっぱり、トライアル枠って、そうではないんだよなぁって。
えぇ、まったくの個人的な嗜好です(笑)

あと、笑いを追求したものが通り易いということも、否定的ニュアンスと共に言われるのも、例年の恒例で。
わたし自身も、数年前まではなんだ結局笑えればそれでいいのかと天を仰ぐような時期もありました。
しかし…毎年トライアルプレゼン、本戦、どちらも通っているうちに。
ここで、この場で、この空気で、やるに相応しいか、相応しくないか、っていうのも、あるかなぁって。思ったり。
単純な賞レースなのではなく、あの一人芝居フェスの前座を勤める作品を選ぶイベントなのだということも、意識したりする、ここ数年です。

ネタバレBOX

b「水彩度」大橋未歩×近藤ヒデシ◯
驚くことに、彼女はこれが初舞台なんだとか。
そうは思えないくらい堂々とした、しっかりと客席に向けた、観客に届けようとしていた芝居に。
キラキラした声色、瑞々しく透き通った綺麗な表情。
最初から最後まで、わたしは彼女のとりこでした。
トライアル枠に最も相応かった。

f「アナル パンデミック−感染–」西村俊彦×森慶太
完全に出来上がっている、見事な一人芝居です。
私見では、ほぼ非の打ち所がない。お手本のような完璧さ。
強いて言えば、ラストのゾンビの表現は蛇足だということくらい。
関西圏外からの参戦、これならトライアルではなく、本戦でよかったんじゃあないかな。

a「キネマおじさん」江口隼人×永松亭×FALCON
一見、芝居ではなく、漫談のような、でも自由度の高いれっきとした一人芝居。
ひとえに一人芝居といっても、ほんとに多種多様、様々な形態がある。
その多様な形態の一例。
アナ雪と寅さんとコラボさせるなんて、日本中探してもそうそういないんじゃなかろうか。
その発想に完全にやられました。
しかし…これもトライアルではなく、本戦でよかったんじゃあないかなと。

d「コンビニ」後藤啓太×上崎陽介
これから、どう展開していくのかな?いくのかな?と思ってるうちに。
そのまんま何もなく終わって、ビックリしてしまいました。
後藤くんは、この与えられた作品の中で最善を尽くせていたと思います。
出来うる限りの全力を尽くせていたかなと。
しかし、あの作品では、あれ以上どうしようもない。
もっと、役者を活かして欲しかったなと、悔しく思う。

c「おんな忠臣蔵」栗田ゆうき×美浜源八×谷屋俊輔◯
奇しくも、今の時期の政情的かんがみる作品となった。
勢い、気迫がビンビンで、表情が活力に満ち、力強く輝いて観えました。
これもまた、栗田さんの為だけに作られた、栗田さんが活きる作品。
惜しいと感じたのは、前半もう少し落ち着いて、もっと所作に動きをみせて欲しかった。
メリハリの効かせ方が少し足りなかったかな。
まだ伸びる、まだいける、そのいった先を観たいと思った作品でした。

e「成瀬スーパー8」成瀬トモヒロ×ナツメクニオ◯
成瀬さんの為だけの、成瀬さんを最高に輝かせる作品。
素直に言いますと、二次の時も、今回も、その自分にとっての最高の作品を演じきれてなかったかな。
二次観た時は、すべてのシーンにおいて、ダメ出しが脳裏に浮かんでしまいました。
客席の空気を感じ取り呼応する余裕がない、焦り過ぎでリズムが悪く間を取れてない、一人一人の人格を掴みきってない。
三次においても、出だしはやはり…で、客席の反応を受け、解れてきてからは徐々に。
しかし、この作品はきちんと到達できれば間違いなく、成瀬さん御自身にとっても代表作となる最高の芝居になる、そう確信して。
上田ダイゴ×是常祐美(シバイシマイ)トークライブ

上田ダイゴ×是常祐美(シバイシマイ)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

関西小劇場界のコメディアンヌ登板
場所をデジタルカフェに移して、はや4回目のトークライブ。
今回の相方は、満を持してな印象のシバイシマイ是常さん。

この日、同じ味園ビル、同じ2階、同じ時間帯に、関係性の近い人々がライブをしていました。
なんという、どんかぶり。
転んでもタダでは起きないぞ精神で、それもネタにしつつ。
ハシゴするお客様をMCふたり揃ってライブ会場までお見送りに行ったりしつつ。

最近、巷で大流行中で活気のあるウラナンバ、その象徴的場所でもある味園ビルも人通りが絶えることなく。
通りがかる一見のお客様の来店も、ちらほらあったりしました。
やはりせっかくこういう場所でやっているのだし、一見のふらりと立ち寄ったお客様にも気軽に入ってきていただき楽しんでいただけるのは、嬉しく有意義なことですよね。
そういう楽しみ方に向いている、このトークライブ。

えぇ、もう、なんでこう毎回相方違うのに、毎回面白いのか。
わたし、笑い過ぎで座ってる椅子壊しちゃいそうでしたよ。
短い観劇歴の中でも比較的、存じ上げてから長い方な是常さん。
の、暗黒の歴史を初めて知りました。
入りは割とアングラ系だったんだそうな。
何かが違ってしまったのは、かのうとおっさんのせいだったんだそうな。
わたしも観たかったわ~ソイジョイの女。

あと、かなりの尺をとった是常さんの熱い想い溢れる語りによって、OSKに大変興味を抱きました。
ミュージカル、その中でもヅカとかって敷居高いイメージなことこの上ありませんが。
OSKなら、わたしみたいなもんでもひょいっと行っても許してもらえるんじゃないか、と思わしてくれました。
折みてOSKデビューは果たしたいと思います。

今回のトークライブの収穫といえば、大きく分けてみっつかなって。
ひとつ、是常さんの歴史。
ふたつ、OSK。
みっつめは…「イイオンナは、だいたい雰囲気」という名言。
そ、そうか…学ばせていただきますっ。

あと、番外編として、「トークライブ中のダイゴさんは、護られたい願望」

マンガタリLIVE第11号~タベル おかわり~

マンガタリLIVE第11号~タベル おかわり~

マンガタリ編集部

天満天六・音太小屋(大阪府)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/13 (土)公演終了

満足度★★★

タベル
今回は、食にまつわるお話のある作品がテーマ。
タベルは二回目、前の時はむっちゃ天下一品食べたくなって仕方なかった。
今回も、また食欲を激しく刺激されることに…。

ネタバレBOX

作品の合間合間に24時間テレビの通し企画がごとく挟まれた、駄菓子メインな作品。
ネルネルネルネって、そういえば食べたことないわ、あんな毒々しい色してるくせに合成着色料が入ってないなんて衝撃すぎるわ。
あのチョコ付けるお菓子、なんか名前は違うのだけど…まったく同じようなの割とよく食べてた記憶がある、でも何て名前のお菓子だったかは覚えてない。
ぱちぱち綿菓子、すっごい懐かしい、食べてた食べてた。そしてそんなに好きではなかった。べたべたするから。
うまい棒、わたしも編集長と同じであのパサパサ感が苦手であまり好きではない、でも納豆味にいたく興味を惹かれる。
今回がデビュー公演となった渚ちゃん、さすが本職の卵、とても声が良かった。
イケメン松嶋くんと渚ちゃんのフレッシュな2ショットが、なんだか良かったわ。

カレーの食べ方のこだわりについて語り尽くした、さいこーにどうでもいい個人の食べ方の趣向についての作品。
毎回、トップバッターは編集長のソロ、今回はこれがれ。
わたしはルーとご飯に分けてよそう派かな。
だって全掛けしちゃうと、ご飯がルーでべしゃべしゃになっちゃうじゃないの、別に食べるのにもなんらめんどくさくないし、それでめんどくさいとかどんだけめんどうさがりなのよ。
でも、まぁ、押し付けはしないわ、全掛けがいいなら全掛けしてあげるわ。
夫婦生活とか、同棲生活だと、こういう些細なことがややこしいことになってくんだろうなぁとか思ったわ。


壮大な親子喧嘩からの夫婦生活からのリアル社会問題まで波乱万丈な、超有名長寿な作品。
これについては多くは語るまい、いや多くを語れない。
でもそうですね~やっぱり初期のこの頃の雰囲気の方がいいですよね~。
わたしも結婚辺りで止めたクチですが。
セリフ量が恐ろしい、今西さん頑張ってた、腰がアレなせいでおじいちゃんのような動きではあったけど、頑張ってた。
でも、あれがあの扮装だとは認めてあげないわ、あれはお葬式でしかないわ、腰お大事に。


スパイスのアロマにこだわりのある女性同性同棲カップルという、ちょっぴりオトナな作品。
巷にBLが大流行なのは認知しておりましたが、女性同士というのも流行っているのでしょうか、この場合はBLに対してGLと称して正解なのでしょうか。
美味しいは、味だけでなく見た目と、あと匂いも大切な要素。
ニンニクとかたまりませんものね、いやニンニクは出てきませんでしたが、主にシナモンがお好きなようでした作品中の彼女は。
わたしもかつて、ハーブに凝った時期もありました、庭も日当たりの良いベランダにも恵まれませんでしたので、すぐさま熱は冷めましたが。
自宅で育てた摘みたてのハーブで毎日ご飯作る、なんて生活に軽く憧れを抱きます。
柳森さんの声が、きっらきらで透き通ってて耳触りがとても心地よく、圧巻のプロのお仕事でした。

マンガタリ常連さんにはすっかりお馴染みの例の作品。
わたしはドラクエで育った世代です、えぇRPG大好きです。
そんな人間にとって、この作品はツボドストライク。
ダンジョン探索中の食事はどうするのか?わたしはふつーに干し肉などの携帯食料を食べてるんだと思ってました、後なんか哺乳類とか鳥類とか魚っぽいモンスターを調理するとか。
大好きなライトノベル、フォー○ュンクエストでも、よく冒険中の食事の場面が登場していて、それがまた美味しそうでたまらなかったのを思い出します、そういや完結してるんだろうか?
だからダンジョン内で狩ったモンスターを食べるっていう発想までは、割とあるじゃないですか?MMORPGにも慣れ親しんでましたし、わたし。
でも、この作品みたく、えっそれ食べるの?的なのとか、どの部分をどう調理するとか、お料理教室みたく設定細かいのは、モンスターを食べるという点のみに焦点を当てた作品って、新しいなって。
RPGしたい欲と、料理したい欲を、同時に刺激されてしまいます。
この作品だけフルメンバー総出演だったのですが、他の人みんなふつーの恰好なのに、美沙香さんただ一人だけがガッツリコスプレ、しかも自前自作、杖などのオプション付きという、そのクオリティとこだわりが素敵でした。
上田ダイゴ×早川丈二(MousePiece-ree)トークライブ

上田ダイゴ×早川丈二(MousePiece-ree)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/04/08 (水) ~ 2015/04/08 (水)公演終了

満足度★★★

アダルト(笑)
今回のゲストは、客演先ではとってもクールで渋いカッコいい役で派手かつ華やかな舞台に呼ばれることの多い。
でもホームでは、お下品かつお馬鹿な芝居で、その落差が激しいことこの上ない早川さん。
トークの内容は…主に後者の色が濃く出たものでした(笑)

やあ、もうねぇ、語られた内容、書けやしないよ!
下ネタ率、軽く九割は超えてたと思う。
それがなんだかアリな空気なのが、早川さんの人徳なのか…。
つられてダイゴさんのアレヤコレヤまで聞けちゃうっていう。
ビール片手に語られたトークは、伊達じゃありませんでした(笑)

上田ダイゴ×亀井伸一郎(カメハウス)トークライブ

上田ダイゴ×亀井伸一郎(カメハウス)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ(大阪府)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

今年一発目
今回の相方は、劇団カメハウスの代表である亀井くん。
亀井くんとえば、道頓堀で催されている即興芝居イベント『ジャムコント』プレイヤーでもある。
ジャムコントプレイヤーと、ジャムコントMCのタッグ、それはもう面白くないわけはなく。
ボケをぶっ込むタイミング、ツッコミかますタイミング、長年連れ添った相方かっ!ってくらいの抜群のコンビネーション。
ダイゴさんへの容赦のなさが、歴代トークライブ相棒中、ピカイチでした。

トークは爆笑につぐ爆笑、見所満載でした。
ダイゴさんの恋する思春期の乙女が如しブタ(さん)への愛が、ブタ(さん)お題地獄を招く。
コンテンポラリーダンスというものに対する誤解を全力で振りまく渾身のアクト。
亀井くんはオンナ口説くのに、取り敢えず星を見上げるようです。
その場に居ないにも関わらず、ぽるんが大活躍。

いっぱいいっぱい笑ったので、笑い過ぎで自分が書いたお題のうちひとつが思い出せないくらい。
ひとつは覚えてる、えぇ、「ぽるん」と書いた下手人のうちの一人はわたしです。

劇団冷凍うさぎ × モンゴルズシアターカンパニー

劇団冷凍うさぎ × モンゴルズシアターカンパニー

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/03/03 (火) ~ 2015/03/03 (火)公演終了

満足度★★★

死×死
真っ赤な照明に照らされる殺戮の場面。
繰り返し繰り返しコンクリートブロックを男の頭に振り下ろす女。
それを見守る女の子と男の子と、蟹。
事故で生き残った夫婦と、生き残った両親が死のうとしている様を見守る亡くなった兄妹、蟹。
家族と、蟹。事故は蟹鍋の最中に。
わたしの位置からは見守る二人と一匹の姿は、見えなかった。
見えなかった分、どんな思いで見守っていたのかなと思い巡らす。
思い巡らす余地のある、語りすぎない静かな芝居でした。
夫婦の二人が、若さにそぐわぬ、その若さにでこんな空気感出す!?っていう素晴らしさで。
あんなに静かな芝居なのに、全く退屈しなかったです、ヒリヒリしました。
あの夫婦は、あぁして、悔恨の念に囚われたまま、死ぬより辛い同じ時を繰り返し続けるのだろう。

モンゴルズシアターカンパニー『鼠』
全く存じ上げなかった、未見かつ未知な劇団さん。
でもイベントに大阪代表で選ばれたというのだから、それは期待が高まるというもので。
これが火ゲキの妙、奇しくも対バン同士でテーマが被る。
人の死、不吉の象徴である真っ赤な照明まで被る。

暗闇の中、懐中電灯片手に何か探し物をする男性二人。
二人は地下鉄の駅員、探しているのは電車に轢かれて亡くなった人の遺体。
なにせ電車に轢かれたのだ、どんな状態になってるかわからない。
ただただ匂い、血の臭い、生肉の臭いだけが立ち込める暗闇の中、そんな遺体を探すのは恐怖だろう。
男性二人は、その恐怖から逃れようと会話をし続ける。
対岸の火事とばかりに、電車が動かず恐らくは苛立ちながら、野次馬心理も潜めながら、早く見つけろよと何も悪くない駅員二人を、沢山のその他大勢が明るいホームから見下ろしている。
そんな情景がまざまざと、ふたりの会話から脳裏に浮かび上がる。

そんな極限の心理状態の中で、正気と狂気の狭間の中。
探し物は鼠に群がられた状態で見つかる。
あまりに凄惨、あまりに陰惨とした気分にさせられる舞台。
イベントでは、もう少し楽しいのが観たかったという感想を頂いたのだそうな(笑)
ダーク部門という分野があればよかったですねぇ。

東京ブラストーリー

東京ブラストーリー

KING&HEAVY

HEP HALL(大阪府)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

旗揚げ公演
LINX’Sで初めて観てからの初本公演観劇。
いやむしろ、これが旗揚げ公演だという、なんだかよくわからない驚き。

わたしちゃんとタイトル観てなくって気がついてませんでした。
ブラの話だったのね。
舞台上にはスポーツブラ着けたマネキン一体。
そこに既視感を覚える、初級飛龍伝を思い出したのは、対立の話というあらすじと若手公演だということもあったのかもしれない。

二社の対立するブラ製造メーカー同士の争いの話。
企業間競争を、殺戮し合いの戦争に発展させた話で。
どうして、そんな簡単に人殺しを扱うんだろう、と思う。
戦うとしても別に殺させなくていいんじゃあないのか、他に表現の仕方はあるんじゃあないのか。
まるでアニメや漫画的に、表面的な戦う格好良さだけで、殺してるのに死なせてるのに、見ず知らずの他人の命を奪うこと、人生を断つことに対する実感がまるでおざなり。
舞台上にいる人物の誰一人として、人殺しをしているという自覚のある人物はいなかったように感じました。
それはヒロインの、自分の死に対峙した際の感情表現に如実に出ていた。
ゆえに舞台上に生きている人物はおらず、人物の表面をさらっている、そんな印象を受けてしまう。
総じて説得力に欠ける舞台に。
でも若者らしい舞台だなぁと思ったりもする。
逆に生きた人生の時間がまだ短い若者にしか書けないんじゃあないかなとも思ったりもする。

と同時に、観せ方の上手さ、感覚の敏感さにも若者らしさを感じました。
建て込み舞台が比較的多く見られるHEPで、あえての素舞台。
その何もないがらんとした空間を漲るパワーで縦横無尽に駆け回る、芝居に動きを出す。
客席からの見え方も充分に意識した演出、特に終盤の撃たれるヒロインの背中越しに観せるシーン良かった。
できれば…衣装、舞台奥に赤と青という分かりやすい二社の旗印を掲げているのだし、衣装でも分かりやすい色分けがあると観客に優しかったかもしれない。

旗揚げでHEP、いきなりの大舞台。
なのに良く活かせていて、観て面白い舞台でした。
得るものもあれば、失うものもあるかもしれないけれど、今後に期待したい、また観に行きたいです。

地球戦士ゼロス~光と闇のクロスロード~

地球戦士ゼロス~光と闇のクロスロード~

地球戦士ゼロス

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

客層ターゲットを思う
日本橋にいるご当地ヒーローである、という以上の情報を全くもたずに観に行きました。
昨今ゆるキャラと共に巷にあふれている、ご当地ヒーロー。
関西小劇場の役者さんの中でも関わっておられる方が何人もいらっしゃるおかげで、全く馴染みのないそちらの世界にも馴染みができてきた今日この頃。
この公演のおかげで、日本橋にもご当地ヒーローがいたのだということを知りました。

わたし的にはヒーローショーを観ることになるんだと思って行ったら、存外思った以上にストーリーがしっかりしていたという(笑)
心に残ったのは。
上野淑子さんの歌声、生歌ではないけれども、やっぱり素敵☆
この歌声があるだけで、ブラックタイツ!?って思っちゃう(笑)
一番後ろの席からだったので、遠くて表情などは全く見えず・・・長縄くんがどこにいるのか見分けられませんでした・・・心残り。
むしろしゃべり出すまでは米山さんも判別できなかったという。

どうしようもなく存在感を醸し出しまくっていたのが、コーキさん!
ヒーローの悪役という存在が似合いすぎて、はまりすぎて、たまんなかったです!!
あの声は素晴らしい、低音で場内に轟く、そしてワル。
これ観たヒーロー関係の方から、オファー殺到すればいいのにとさえ夢想しました、主に悪役オンリーで。

スーツアクター達がねぇ、4体ほどいたのですが。
正直、みんな同じような色してるから、全く見分けがつきませんでした、ということを告白しておきます。
主に立ち位置で、今あれがあれだなと思っておきました。
殺陣はもっとがっつりしたクオリティでも良かったかな、ちょっと動きが重たかったかな。
ラスト、暗転の中で光り輝くゼロスの胸のライトは綺麗でした♪

ネタバレBOX

わたしがこの公演を観ようと思ったのは、脚本がシアターシンクタンク万化の美浜さんであり、演出が彗星マジックの勝山さんであり、彗星マジックからコーキさん、米山さんが出ているという点でした。
そして普段から観劇が好き、わたしはそういう客層。
でも、この会場内には、そうでない客層が多数いらっしゃる。

今回の公演、もっとヒーローショー寄りになってるのかなと。
オープニングあたりは完全にヒーローショーで、スーツアクターじゃない素のお姉さんまでわざわざアフレコだったりしたのがツボに入ったりしましたが。
それ以降、公演の中身は完全に演劇寄り。
スーツアクターの殺陣などヒーローショー要素が入った、エンターテイメント特化型の演劇。
客席との掛け合いなどは一切なく、長時間のお芝居をお子様達は楽しめていたのかな、どうだったかな、もっと楽しませてあげても良かったんじゃないかな、と思ったりしました。
でもあそこまで徹底して客いじりがなかったのは、きっとそういう演出意図だったのだろうとも。
ヒーローを観に来た人々に、演劇を楽しんで帰ってもらいたかったのだろう、とも思いました。
まぁ別途、終演後にチェキ会もありますし。
三俣婦人会 × キャラメルポップコーン

三俣婦人会 × キャラメルポップコーン

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/02/17 (火) ~ 2015/02/17 (火)公演終了

満足度★★

pair.37
三俣婦人会『モモモ、モンスターァァァ』

これで三度目の30×30登板になる三俣婦人会さん。
わたし本公演を観たことがなく、この火ゲキでしか観たことがないので、普段のスタイルをまったく存じ上げず。
三度観て、三度ともに違う印象でした。

今回のお話は、ペットを拾ってくる娘と、飼う飼わないでもめる両親との間の、家族の中での役割の話。
子供は現実的な事を考えず、ただ可哀そう飼いたいという自分の気持ちだけを純真に主張できる。
夫は自分は外で仕事して生活費稼いでくる役割しているという自負を盾に、家庭内の事は妻に任せて、現実的な事に蓋をする。
誰がご飯用意するの?誰が散歩に連れて行くの?誰が病院連れて行くの?飼育費どれだけかかると思ってるの?そういう現実的なやっかい事は、全部妻の役割。
そんな日本の家庭でありふれた、ありふれているだけに軽んじられがちな話。

とかくペットが気持ち悪かった、だっておっさんなんだもん、めぇ~って鳴くぴっちりシャツにぴっちりタイツ履いた、おっさんなんだもん。娘が拾ってきたペット。
そして、かのうとおっさんの有北さんが比較的ちゃんとした(笑)芝居で小珍しかった。



キャラメルポップコーン『片方を捨てたあとに見つかったもう片方の靴下の気持ち』

二人芝居、というより漫談に近いかも。
見るからに愛らしい栗田さんと、見るからにおっさんな男性役者さんとが、双子の少女という設定。
元はどちらも栗田さんの姿だったが、片方だけがいきなりおっさんになっちゃったという。
その設定から繰り広げられるボケ、ツッコミは、なかなかにシュールで面白かったと思います。
だがしかし、どうにも芝居が雑だったように感じました。質が低い。
作演出に役者、全てを兼ねた今回のユニット、それに加えて外部出演もいくつか同時進行していらっしゃった・・・オーバーワークだったのかもしれないなと思わざるを得ない。

とかく栗田さんが可愛らしかったです。

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