+sugar+が投票した舞台芸術アワード!

2021年度 1-10位と総評
星の飛行士

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星の飛行士

少年社中

実演鑑賞

胸いっぱいの幸福感。
命懸けの魂こもった歌声に熱く揺さぶられる、歌のもつチカラに激しく射抜かれる。涙溢れる。至福の光景。
テーマ曲とても良かった。めちゃくちゃ良かった。響いた。火が灯った。血がたぎった。毎日聴きたい。しんどいなーってなったら聴きたい。
この舞台は、わたしの人生を大きく変えた2010年の出会い以来の、大きな転換となりました。故に言葉が溢れすぎて、言葉にできない。
2021年の初めに観たあの日の光景はきっと生涯忘れない。

DROP

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DROP

少年社中

実演鑑賞

多様な顔を持つ少年社中のダークサイド。デッドテックワールドマックス!体の芯から迸る感情の塊に貫かれた!これは打ちのめされ傷ついた二人が明日を、決して当たり前にはやってはこない明日を取り戻す物語。
観て、思い、想像し、創造し、考え、構築する、寄り添う、潜る、観てはい終わりではない、そういう観る醍醐味を観劇の楽しみを堪能できる演劇でした。

ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.3 -ホワイトチャペルの亡霊-

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ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.3 -ホワイトチャペルの亡霊-

舞台「憂国のモリアーティ」製作委員会

実演鑑賞

2.5舞台だという認識で観たら驚く、あまりにも重厚で上質なミュージカル。
評判名高かったものの観た事がなかったのですが、あまりの素晴らしさに衝撃を受けました。
どの歌も素晴らしかった。魂が奥底から揺さぶられた。頭の中に流れ続ける。
あの夏は忘れない。

MOTHERLAND

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MOTHERLAND

2021舞台「MOTHERLAND」製作委員会

実演鑑賞

明治座公演と森之宮公演どちらも行ってきました。カテコまで含めて四時間半弱。そんなにあったかな…ってくらい一瞬たりとも集中途切れなくて驚き。ほんとに時間感じなくて。驚き。凄い。不思議過ぎる…なんならお尻もちっとも痛くない…不思議過ぎる…。とても身体に良い演劇なのではなかろうか。最高の初乗船でした…!

ブルースターナックル!

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ブルースターナックル!

ステージタイガー

実演鑑賞

とても良かったです…。もう何からどれから書いていいか分かんないくらいに詰まってた。
劇団員とオーディション組とおよそ半々くらいだというのに。もう皆んな劇団員さんであるかのようなチームワークでした。いくつ目があれば足りるのか。最高でした!

サンタクロースが歌ってくれた

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サンタクロースが歌ってくれた

演劇集団キャラメルボックス

実演鑑賞

きらっきらの褪せない劇団力を観ました。以前より、劇団公演を観ているという印象が濃くなった気がしました。わたしはやはり、劇団というものが好きなんだろうなと思う。劇団だからこそ生み出せるものが。
劇場に満ちる拍手と笑い声に皆んなの待ち望んでいた気持ちが溢れていて。とても笑顔と幸せに満ちた空間でした。。。おかえりなさい!また劇場でと言える喜びを噛み締め…また劇場で!

天才的脱兎【公演中止(ライブ配信あり)】

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天才的脱兎【公演中止(ライブ配信あり)】

GORIZO

映像鑑賞

楽しかった!ちょっと不条理?ちょっと哲学的?いやでも大部分はひたすらに楽しい!とんでもなく個性的でアクの強い人達が次から次へと登場して暴れる暴れる!でも互いに邪魔しない!最高のコンビネーション技!めっちゃ元気出る~!
これは元気出したい時とかにあぁあれ観たいなぁって思い出す舞台でした。

キラメキ  FINAL

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キラメキ FINAL

project真夏の太陽ガールズ

実演鑑賞

このファイナルも両チーム観ました。初演からずっと毎年両チーム観続けてきた。どの年のどのチームも違うキラメキを観せてくれる。どの年どのチームも変わらぬ熱い感動をくれる。奇跡のような舞台。お疲れ様でした!ありがとう!わたしの求める演劇とは。生身の人間がすぐ目の前で生き抜いていることに意義のある舞台。これは映像でもいいな…と思われた時点で演劇は意義を失う。キラメキは意義ある舞台でした。いついかなる時も。わたしの求めるものでした。

ジュニアミュージカル劇団Little★Star-team Earth-vol.5 『鬼姫と月の唄』

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ジュニアミュージカル劇団Little★Star-team Earth-vol.5 『鬼姫と月の唄』

ジュニアミュージカル劇団Little★Star (劇団リトルスター)

実演鑑賞

歌とダンスにはチカラが在る。その絶対不変の真理が作品の中で謳われていて、かつ観客にまざまざと体感されてくれる。そして剛さんismな命あるものとして大切なことというものがずっしりと在って。すごい好きな舞台でした。ちっこ可愛いコ達が演じるからこそ物怪がもお可愛くてたまらんし、その可愛いの嵐の中をキレッキレ頼もしい年長組さんがビシッと締める。このキラキラなコ達を観てると、今この舞台に出会えて、ここで得たものは、生涯のかけがえのない財産になるんじゃないかなと思えて。出会いの奇跡を思う。
ジュニアミュージカルだからこその良さがキラキラしながらも、ジュニアミュージカルを超えた舞台でした。

INDEPENDENT:21

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INDEPENDENT:21

INDEPENDENT

実演鑑賞

個人的ベストアクトな山田蟲男くんチーム。観終わった後にたまらない高揚感に包まれ、なかなか戻ってこられない芝居がある。そんなに数多くは出会えない。そういう芝居でした。これが味わいたくてそんな出会いに焦がれて通い続ける。わたしは今ここにいる。これからもいる。

総評

今の状況下になって二年目に突入した2021年。前半はやはり公演中止や延期が多く観劇予定は真っ白に近かったのですけれども。夏以降は逆に予定被りが多くてんてこ舞いという嬉しい悲鳴で…実感する蘇りに感動な下半期。ただそれでもやはり会場の規模や対策のなされ方等を考慮しながら慎重に観劇予定を決めていたので、結果だいぶジャンル等絞られた観劇となった一年でした。それでも足掻いて。自粛も大切だけれども、大好きなものがずっと当たり前にそこにあってはくれないのだということを忘れず、行きたい、観たい、その気持ちも大切に…数年来ずっと我慢して控えていた遠征も今年だけはと解禁して、幸せを噛みしめ、自分にとってどれだけ演劇が必要でなくてはならないものかを再確認、どれだけ飢えていたかを痛感。どんな苦しい状況下でも演劇を届けてくださった舞台人の皆々様に感謝を捧げます。
あと…これは毎年思うことなのですが、今年こそ、今年こそは、ため込まずにもう少し小まめに感想を上げていきたいと思います(笑)

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