カモメの観てきた!クチコミ一覧

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The Lifemaker【WEBサイトにて舞台写真公開中!】

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DART’S

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/12/07 (火) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

すでにゲームに取り込まれている自分
残虐な死の表現の中にも、人間が生きることに向かって、
決して逃げ出さず立ち向かう勇気と闘志をうけとることができました。

それは作品のあちらこちらに散りばめられた、等身大の人間の
本音や叫びといったものが、あまりにもユーモラスに愛情をこめて
描き込まれていたからだと感じました。

生死をかけたゲームの参加者を見つめるアシスタントの女性の
存在が、観劇後から現在に至っても身近に感じられるのは
(今も背後に佇むのを感じている)
すでに、このゲームの参加者に自分がなってしまってるからかもしれません。

こ こ ち  り【ご来場ありがとうございました!!】

こ こ ち  り【ご来場ありがとうございました!!】

miel(ミエル)

atelier SENTIO(東京都)

2010/12/23 (木) ~ 2010/12/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

まっさらな 心 ひとつ で
『こ こ  ち   り』 の純白の空間の中で、miel (見える)もの、
そして、「視えた」世界の感動を伝えたくて、
いっぱい、いっぱい羅列した文字を、今全て消しました。

これからあの空間へ入る方には是非、

まっさらな心ひとつであって欲しいから。


ネタバレBOX

私にとって、『こ こ  ち   り』 は、 涙のふるさと でした。

そして、
そのふるさとの空には、『虹』。
淡く、あたたかく、背景に溶け入りそうな、七色の 虹。

(人は、「ひとり」だよね。でも、「ひとりぼっち」じゃない。)

そんなメッセージが、心に伝わってきました。
この舞台を描き出してくださった、全ての皆様に、
心から、感謝します。
『こ こ  ち   り』 と出会う前には存在しなかった自分が今ここにいます。
浄化された自分が、今日からを生きていくんだと思います。

ほんとうに、ありがとうございました。
15 Minutes Made Volume10

15 Minutes Made Volume10

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇場に集まる人々を包みこむ、大いなる愛情
 観劇したその日には気づくことができなかったのですが、
数日を経た今、この企画の中に、
何か大いなる「ぬくもり」のような存在を感じて、驚いています。

 6つの劇団がそれぞれ15分を使って表現する、或る意味「演劇祭り」
のように思っていたこの企画。
 よく咀嚼してみると、実に深く信念や想いが練り込められていて、感動
してしまいました。

 思うに誰もが生き残りをかけて闘い、競争するのがあたりまえの現代社会。
夢を創り出す演劇界でさえも、ある意味、例外ではないかもしれません。

 それなのに主催者は、仲間を集め、人と人との「出会い」を演出し、
共に同じ道を歩んで行こう、と投げかけているようした。

 「終わりの会」という、観劇後観客と劇団双方のコミュニケーションを
深める企画の中で、主催者がそれぞれの劇団を紹介する時に見せた、
いかにも幸せそうな笑顔。そして、あたたかいまなざし。

 小劇場演劇から発信されるものが、もたらすもの。
 その可能性と創り出す未来について、希望の光を見る思いがしました。

各作品の中でも、

 「死」の仮想体験を通して、「真に生きること」を
等身大の劇団員と「ノストラダムス」を絡めて描いた、
決して古くはない、むしろ今こそ、思い起こすべき題材、

『僕らとノストラダムスの1999年の大晦日』。

旗揚げの信念をも覗かせる、
「少年社中」の作品をオープニングにした意義。

 これから繰り広げられる、
それぞれの劇団が描く謎に満ちた新しい世界へと誘う、
最高の演出と情熱!

少年社中だからこそ、できる技だと感じました。
 
素晴らしかったです!!さすがです!!

伝説との距離

伝説との距離

シャチキス(少年社中×ホチキス)

シアタートラム(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な航海を、ありがとうございました!
素晴らしい航海でした・・・

こんなにも壮大で、こんなにもエキサイティングで、
そして、こんなにも心暖まる船旅になるとは!

航海を終えた直後の感動と興奮の余韻が、
今でも身体いっぱいに残っていて、
甲板に整列して見送ってくれたクルーの皆さんの
輝くような笑顔が忘れられません!

観客の喝采も止むことなく、どんどん高まる中で、
カーテンコールに応えてくださった皆さんの晴れ晴れとした笑顔、
タッグを組んだホチキスさんと少年社中さんの
心の繋がりの強さと深い愛情を感じて、
尚、感動してしまいました。

劇中披露された、心のこもった、そして力一杯の生演奏と、歌声、
素晴らしかったです!
劇団の方々の劇中生演奏は、初めての経験でした。

ストーリーも奇想天外、驚きの連続、

そして、押し寄せる波のように重なる、爆笑!

そのうえ、まるで、観客として集まった誰もの心の隙間にある寂しさを、
本当に理解してくれるかのような暖かな、語りかけに、涙してしまい・・・

気がつくと、ものすごく大きな、暖かな愛情に包まれていた自分がいました。

シャチキスさんが語り聞かせてくれた、『伝説』。
そして、この航海を通して縮めてくれた『伝説との距離』。

でも、『伝説』にたどり着くまでの、あと残りの道のりは、
きっと、自分が歩き出すことで、縮めていかなければならないのでしょうね・・・

ほんとうに、「ありがとう!」と感謝したくなる作品でした。

キセキの人

キセキの人

スーパーグラップラー

時事通信ホール(東京都)

2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

「キセキの人」から奇跡の人々になれたら・・・
「悪がテーマのスリリング御伽草子」。
この解説から、多少の恐怖は覚悟して座席に着きました。

幕が開くまでの間、美しい装丁のプログラムをゆっくり読み込むことに・・・

すると、

突然、底の見えない群青色の滝壺に飛び込み、
夢中で水面を目指せども、身体が浮いていかない混乱。

または、

ふいに、藪の中に迷い込み、行けども行けども
闇ばかりまとわりついて、逃れられないあせり。

そんな混沌の中で、突然現れる人間(?)たちの、不思議な不思議な魅力。

このプログラムは、御伽草子の世界への扉。
その中へ進んでいくと、あっという間に幽玄な中世代に迷い込んでしまいました。

(武田和香さんのデザインによるプログラム、素晴らしいです!
 皆様も、幕開け前に是非一読を!)

ここからは、作家さんのこの作品に向ける想いや、現在の心境、
このカンパニーのみなさん、スタッフのみなさんに結ばれた
熱い絆も読み取ることができます。

また、見逃してしまうかもしれない、この作品の根幹になるテーマへと導く、
まるで母体と赤子とをつなぐ「へその緒」のような繋がりも得られるように想いました。

こんな、「ちょっぴり予習」をしているうちに、いよいよ、開幕です。
つづきは、「ネタバレ」にて。

ネタバレBOX

観劇後、自宅にて「酒呑童子」について調べ、改めて、この作品の深さを知りました。

酒呑童子が置かれた「キセキ」という立ち位置には、三つの意味があるように思いました。

一つは、鬼籍=キセキ(死んだ人の名前が記される帳面)に載せようにも、
     名前も(その存在さえも)確認されていない、ある魂が、
二つめ、自分は何者であるかを訪ねる旅の軌跡=キセキを通じて、
三つめ、ついにその存在を知る奇跡=キセキを起こす。
     いくつもの悲しみを生み出しながら。

そう表現すると、とても重たい印象をうけますが、

舞台は、幽玄でありながら、お笑い好きな現代人に優しく、

目に見えないものへの恐怖を、突然投げつけながらも、
「これも有りなのさ・・・」と、頼もしく、

人間の心深くに潜む、「悪」について、
えぐり出すような痛みを与えておきながらも、
「みんな、一緒さ・・・」と、フォローしてみたり、

全編を通して、善も悪も受け入れていく、
深い人間愛が、脈々と流れているように感じました。

だから、人間界に強い恨みがあるために、鬼にならざるを得なかった者たちが、
やたらとチャーミングで、むしろ、登場する他の人間達よりもずっと、
観る者の心に近づいてくる。
鬼を、受け入れ、同情してしまっている自分に、驚く。

その心境になると、妖怪退治四天王の統括を命じられた、源頼光がラストにて、

突然命を奪われた妻道子と、
その胎内に存在しながら、生まれ出づることのかなわなかった、
赤子(酒呑童子)の無念さに、狂うほど、哀しみ、
それでも、愛する二人が、鬼となりゆく前に、
自分の手で、その魂さえも、切り裂かねばならなかった、
想像を絶する苦しみを、ともに知ることができる。

辛かったです、耐えられない痛みでした。

ただ、ひとつの救いは、
その純粋さゆえに、自分がどんな存在か知らぬまま、
人を喰い、命を奪う悪事を重ね、「鬼」へと変幻してゆく赤子、酒呑童子が、
すんでのところで、
長く苦しい旅の中で探し求め、何よりも知りたかった、
自分の母と父を、その目で見ることができたこと・・・

けれども、それもほんの一瞬のことで、幻のようでもあった。

切ないです。ほんとに、悲しかった。心が、痛かった。

でも、「キセキの人」を観た観客が、この心の痛みを持ち帰ることは、
とっても、大事なことなのでしょうね。

最近の、子どもや、お年寄りなど、社会的弱者が巻き込まれる事件の
なんと、陰惨なこと・・・

「こんな悲しい思いを、してもさせてもいけない!」
そんな決意と、

でも、やっぱり、どんなに苦しくても、力強く笑って生きる人間って、美しいよね!
そんな、人間愛を胸に、これからを共に生きて行けたら、素晴らしいですね!

「キセキの人」を創り上げた人々と、それを魅せていただいた人々が、そんな
絆で結ばれたら、それも、ひとつの奇跡ですね。

青い鳥の群れ/靴

青い鳥の群れ/靴

劇団820製作所

pit北/区域(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

心の旅の果てに出会うもの
全編に流れる、美しい詩歌。

役者の方々の魂を込めて歌い上げる、詩の言葉たちが、
まるで、満々と水を湛えた川のように力強く、流れて行きました。

その滔々とした流れの中に、心をからっぽにして、
ただ、ただ、身をゆだねているうちに、

今、聞こえている言葉ではない、「何か」、
今、見えているものではない、「何か」。
心象の川底に潜み、こちらをじっと見つめている「何か」。
その存在に、気づきました。

それは、
幼い頃抱かれた、母の両腕のようであり、
同時に、
どこまでも追ってくる、死に神の剣のようでもあり。

この舞台はまるで、役者と観客との、心の旅。
息苦しいまでの、厳しい旅路。

今まで、直視することを避けてきた、
この世に実在する、地獄との対面。

主を亡くした靴たちの行進。

自らの生も死も、見失ってしまった、彷徨う魂たち。

「愛してる」・・・想いの限り伝えても、決して返っては来ない、
「愛しているよ」。

そんな、永い永い、哀しみの旅の果てに出会うもの。

澄んだ瞳で空を見上げる、少年と少女。
その視線の先に舞い上がる、青い鳥たちの群れ。

そういえば、君たちは、この旅の始めから、
わたしたちのそばに、いてくれたよね。
なぜ、今まで気づけなかったんだろう・・・


この舞台を描いてくださった皆様の想いを
まだまだ、充分に受け取れていない自分が
とても、申し訳なく感じています。

けれども、言葉や、視覚を越えた、
きっと、心でないと観ることのできない世界の存在に
気づかせてくれた、意義深い作品でした。

演じられた皆様の表現力の深さ。
この作品に向けた情熱。

皆様が観客の心に残した、
まるで、飛翔する鳥たちの影のような軌跡は、
きっといつか、光の先へと、導いてくれることと思います。

ネバーランド

ネバーランド

少年社中

青山円形劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

それから、明日までまっすぐに
すごいんです!
ほんとうに、素晴らしいんです!

青山円形劇場が今、(客席も含め)まさにまるごと、夢空間となって、
人々を本物のファンタジーの世界へと、誘ってくれています。

ファンタジーは、ただ、楽しければいいのではないんです。
非日常の世界で遊べればいい、というものでもないんです。

ここにあるのは、私たちが求めている、「本物の」ファンタジーなんです。

孤独や、切なさ、自分の弱さや、醜さ、
どうすることもできない、現実の世界への違和感、
そんな、重力に耐えきれず、崩れ落ちそうな心を

深く理解し、
暖かく手をとり、
縛られていた重力や圧力をを断ち切り、
魔法の粉をふりかけて、
本気で夢の世界へ、一緒に飛び出してくれる、

ほんものの、ファンタジーが、そこにあるんです!

そして、ほんものの、人間への愛が、そこにあるんです!

笑って、泣いて、哀しんで、
切なくなって、誰かを愛して、

歌って、踊って、駆け抜ける
眩しいほど輝きを放つ、
パワフルな舞台、「ネバーランド」で冒険している間に、

ふと、大きな深い「愛」に包まれていることに気づく。

少年社中さんが人々に贈り届けてくれた、社中さんの生み出す「愛」に。

「ファンタジー」って、
人が親元を巣立ち、ひとりで生きていくとき、
とても、とても、大切で、
毎日、毎日、探し求めて止まない、
「心のふるさと」、そのものなのかもしれません。

ここに帰れば、きっと、自分を取り戻せる。
きっと、進むべき道を見つけ出せる。
きっと、ほっとできる。
きっと、甘えられる。
そして、また、歩き出せる。力強く!

それから、
「明日まで、まっすぐに」

スーパーヒーローイズム

スーパーヒーローイズム

Func A ScamperS 009

吉祥寺シアター(東京都)

2010/05/22 (土) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

最高!!!
ダンスも内容も最高でした!
また、次回の公演も楽しみです!

背馳【公演終了しました!ご来場誠にありがとうございました!】

背馳【公演終了しました!ご来場誠にありがとうございました!】

ヲカシマシン

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

予期せぬ涙
舞台は、ルデコの一室。

何も描かれていない、生成のキャンバスを思わせる。

そこに現れる、6人の役者達。
開幕と同時に、脳裏に現れる、鮮やかな、色。
それは、原色に染まった筆を、役者達がキャンバスにたたき付けるからだ。

無色の空間に描かれていく、原色の強烈なる競演。

二次元を飛び出し、多次元の世界へと観客を連れて旅立つ。

役者達は、(驚いたことに)観客の一人ひとりの目を見て、訴えかけてくる。
「これが、人間だ」 「これが、私たちだ」 「これが、あなたなのだ」と。

私たちは、観客ではなかった。
気づいたら、観客も、舞台の中に取り込まれていたのだ。

つまり、そこに展開する、様々な人生を、共に生きることになる。
さらに、そこに生じる、輝きも苦痛も寂寥も、共に味わうことになる。

青春の頃、自分の将来に抱く、漠然とした不安。
人生輝く時、見失ってしまった、本当の自分への焦燥。
黄昏の頃、再び抱く、過ごした人生への寂寥。

それらが、(過去から未来へ、の一方向ではなく)多方向に同時に流れる
時間の中で展開されていく。

作者の意図通り、これが、「混乱」なのか。

けれども、不思議なことに、本当に、予期しなかったことに、
この「混乱」のまっただ中で、涙が溢れた。

まるで、探し続けていた、ずっと探し続けていた、大切な、何かを
見出せたような。
「これだったのか・・・」 或いは、「ここだったのか・・・」
そんな、心から安堵できる瞬間が、
その「混乱」の中にあったのです。

もしかしたら、
人間は、 
人間の思考や、意識とは、
こんなにも、途方もないくらい、大いなるものに抱かれているのでしょうか?

まるで、宇宙のような・・・大いなる存在に抱かれて、
人間は、命をまっとうする生き物なのでしょうか?

感動しました。

ヲカシマシン、そして、今回のカンパニーの皆様、
皆さんが描こうとしていた世界は、すごい。途方もない。果てしない。

20代前半と思われる皆様の、限りない可能性に、
鳥肌を立てて、期待しています。

ありがとうございました。





『星合(ほしあい)』

『星合(ほしあい)』

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シアタートラム(東京都)

2010/04/17 (土) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

『星合』は、一生の、心のお守りです。
公演が終わって、1ヶ月以上になりますが、今でも、星合の様々な場面を思い出しては、感動を新たにしています。
何度も心の中で、読み解くことによって、新たな発見や、気づきがあり、より深く、星合島の人々と繋がっていくような気がしています。

観劇してから、こんなにも長い期間、心の中に在り続ける作品。

『星合』を生み出された方々の想いが、どんなにに強く、熱いものだったかを、
こうして、1ヶ月も過ぎた頃に、改めて知り、深く感動しております。

『星合』の舞台が風と共に去ってからの時間が、過ぎれば過ぎる程、
カンパニーの皆様が私たちに伝えようとされていたことが、輝きを増しているのです。

どんなに人が生きていく中で、知っておくべきことか、感じておくべきことか。
どんなにこれからを生きていく中で、大切に大切にするべきことか。
そうすることが、どんなに、自分やまわりの人々のしあわせに繋がることなのか。

観劇した直後よりも、想いを深めて過ごした、今、の方がわかる。

まるで、遠い遠い宙の彼方から時を越えて届く、星の光を見るようです。

素晴らしい、ほんとうに、心のこもった舞台を、ありがとうございました。

『星合』は、一生の、心のお守りです。

緑壁

緑壁

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ギャラリーサイズ(東京都)

2010/03/31 (水) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

逃げない。
自分も気づかないうちに心の奥底に棲みつく、何者か。
自分を愛そうとしても、その存在が、自分を見えなくしてしまう。

そんな恐怖を感じつつも、人は日々をかろうじて生きている。

人はこの孤独を、誰かと共有できるのだろうか。
出口の無い闇の中に迷い込むのか、わずかでも光を見出して、前へ進むのか。
その答えを求めて、真っ向から人生と向き合う若者達。

胸が痛いほど辛いこの命題から、決して逃げずに挑む彼らの生き様。
まるでガラスの器に砂を注ぐような、乾いた会話の中に秘められた情熱。

舞台となったあの空間、外界、見事な心象表現を成功させた映像、
そして次第に魂をぶつけ合う人間達を見事に表現された役者の皆さん。
素晴らしかったです。
観劇後、限りなく透明に近い空を見上げたくなりました。

Dear My ANGEL

Dear My ANGEL

こちらKGB

相鉄本多劇場(神奈川県)

2010/03/18 (木) ~ 2010/03/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

生きていることに感謝したい・・・
この作品に出会えて、感謝したいです。
自分は、まるで一人で生きているかのような錯覚に陥っていたことを、とても反省しました。
自分のまわりにいてくれる人へ、そして、自分が気づいていなくても、見守ってくれている人がいることに、心から感謝したくなりました。
日常の生活の中にこっそりとやってきてくれた、メルヘンの世界。
登場人物もみんな、メルヘンの世界の住人のように愛らしく、美しかった・・・ちょっぴりはちゃめちゃなところも、魅力のひとつでした。
最後は、舞台と客席、みんなで「いのち」をみつめ、そして、生きていることに感謝を捧げるひとときを共有できたような感動を覚えました。

機械城奇譚【当日券あり!1時間40分です】

機械城奇譚【当日券あり!1時間40分です】

少年社中

劇場MOMO(東京都)

2010/02/26 (金) ~ 2010/03/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

心温まる極上のファンタジー
まるで機械が作動する音のような堅い題名とはまったく違った
心温まる極上のファンタジーでした!

登場するキャラクターが、演じた役者の方々の持つステキな個性から生まれたようで、とても愛すべき存在となっていました。

誰もが持っている心の奥底にある傷。
それをそっと取り出して、優しく両手に包み癒してくれるようなひとときを過ごすことができました。

自分も知らなかった自分と出会い、もっと自分を愛していけそうな・・・
そして周りにいてくれた大切な人たちをもっと愛していけそうな・・・
そんな気持ちを届けてくれた素晴らしい作品でした!

作家さんの、劇団の方々への、そして観客の人々への愛情を強く感じ、
孤独から抜け出せそうなエールも感じるステキな作品でした。

奇跡は起きる・・・ きっと起きる・・・ 愛の力で!!

御前会議

御前会議

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

Heiz Ginza(東京都)

2010/02/11 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

見てよかった
とても面白かったです!
実際使われているオフィスで役者と観客が同化するような感覚の中で繰り広げられる奇妙奇天烈な会議!
でも、日本人のいいところも悪いところもあぶり出され、胸がチクチクするストーリーでした。
役者の一人ひとりが、とても個性豊かでとてもチャーミング、愛すべき日本人を表現してくれました。
とても自由な表現、時間にも歴史にも人間関係にも縛られることなく本当に自由で演劇の可能性をまたグっと広げた今回のタクラミ、大成功!おめでとうございます!!!

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