満足度★★★★
ちょっと感動
およそ10年間、嬉しいことも悲しいことも色々ありました。
ネタバレBOX
八つあった席ですが、1年毎に集う人数が減っていくのが現実で仕方ないですね。
八人のうち俳優として成功したのが二人、演出家を目指しているのが一人、結構高確率。他の道を歩む者、犯罪者も被害者もいて結構波瀾万丈。
毎年のパーティといろいろな出来事の繰り返しは単調になりがちですが、ギリギリ持ちこたえました。9年目で終わったところも良かったです。しかも、ドッキリで粋な企画でした。
恐らく普段殺陣をやる関係で男優さんの髪が長いのかとは思いますが、お芝居の中で役者をやめても、刑務所に入っても長いままでした。
満足度★★★
とにかくインタビューの連続
初耳のような事柄もあり興味深く聞いた部分はありましたが、淡々と2時間以上続けられるのは正直苦痛でした。
ネタバレBOX
幼い子供には胎内記憶を持っているケースがあるということには驚き、そしてそれを悪用する輩にはそんなものはロマンだと言い切る毅然とした医者の存在には満足でした。
精子ドナーの実態にはゾッとしました。
インタビューの再現シーンの連続、それぞれビデオをそのまま演じているのではなく、それなりに加工してあるとは思いますが、結局は素のビデオをそのまま見ているだけのような気がしてしょうがなく、こういうやり方もあるのでしょうが、好みではありませんでした。
満足度★★★
あれは嫌い
死刑廃止には賛成です。あの運動はいい運動だと思いました。
ネタバレBOX
交差点に突っ込み、ショットガンを発射した男に死刑の求刑があり、死刑を巡る話題と、劇団員を登場させるために工事現場の様子を融合させたような話。
題名の高橋は、ギロチン執行人の一族の名前でした。
ギロチン執行時に血が小指に付いた由来から、死刑廃止を訴える印に小指の爪を赤く塗る運動を展開し、劇中に観客にも赤いマーカーを塗るように誘いがありました。私も死刑廃止に賛成なので塗ろうかなとも思いましたが、あまりにもしつこくこー☓ートーに一票と言うので止めました。あー大ッ嫌い。
満足度★★★★
根性あるー
これからも頑張ってほしいと思いました。
ネタバレBOX
売れなくて芸人をやめようとする相方のいる別の漫才コンビのところにテレビ局からオファーが来る皮肉…、オニマウスというコンビの鬼塚は悔しくてオファーが取り消されればいいのにと本番中に叫んでそれが実現。しかし、その反動で声が出なくなってしまうことに。
それでも漫才が好きで、ボードに手書きしてでも漫才を続ける鬼塚の根性と、相方は鬼塚しかいないと心底思って支え続ける忠介の心意気、いいですね。
そしてこのような状態のままで終了、凄いリアル。
邪鬼口とかいう妖術のような設定ですが、そんなこともないでしょうから、病院で治療を受けながら頑張ってほしいと思いました。
芸人としての夢を諦めることも諦めないことにも正解はありません。アドバイスはできませんが、本人がやめると言い出したら認めるしかありません。
全体として間が悪く、役者さんの力量も様々でしたが、当面は夢を諦めないで役者を続けるという気持ちは伝わって来ました。
満足度★★★★
面白い!
とにかく皆さん個性的、ストーリーも面白かったです!
ネタバレBOX
ストーカーをストーカーとも思わない自己中の40女子を中心にしたお話で、オムニバスというか、場面展開毎に小題を付したショートコント形式になった一本のお芝居。
ストーカーに宅配便の仕事とは鬼に金棒ですね。全ステージを制覇するくらいの宝塚ファンの引きこもりには、芸術文化系引きこもりとして共感しました。スーパーの食品売場で実演販売する人を派遣するマネキン会社にイスラムの格好して応募するバカバカしさ、妄想癖の少女の感情の起伏の激しさ、よく分からないけどちょこちょこ顔を出す大阪弁の女、インチキ占い師の集会の決めポーズ、どれも面白かったです。
ストーカー女子の強引なスカウトも、マネキン会社社長がヤクザに貢いでいたりしているところなどあながち嘘でもなくシュールでした。
最後の集会に宝塚ファンのいとこも出ていたらなあと思いました。
満足度★★★
長かったぁ
お笑い系的な個性的な役者さんが多く、皆さんとても素晴らしいです。
ネタバレBOX
しかし、いかんせん、プロポーズのことばっかり延々とやられても、退屈で長く感じてしまいました。
亡くなった彼女のことに区切りをつけ、ようやくルームシェアの女の子を好きになったときにはその子は幼馴染と婚約したところだったという小編『ルームシェア』は良かったです。
帰り際に配られたプロポーズのメッセージは110種類あるとのことでしたが、私がもらったのは記号も入れて13文字、舞台の手紙とは絶対違うと思いました。
満足度★★★
少し切なく
そういう日が来るかもね。
ネタバレBOX
ロボットをベースに人間の細胞を移植してiPS細胞で機能を回復させたようなガイノイドと呼ばれる人造人間の悲哀が描かれていました。
ガイノイドには実子の細胞などを使用するので、家族として付き合うことになり、老化しないので家族を見送ることになります。また好意を持つ人にしか見えないという不思議な設定でもありました。
すらっとした美しい女優さんが数人、皆さん似ていて、タイムマシーンで時代を行き来することもあって誰が誰だか分からなくなりました。帰りに相関図をもらいましたが大して理解は深まりませんでした。
マ、そんなことには関係なく、人間に対する愛と交流のエピソードや、死を希望するガイノイドの破壊に協力する姿に少しだけ心が温かく、切なくなりました。
満足度★★
そんだけー
過去素晴らしい作品もあったので次回作に期待します。
ネタバレBOX
お七と仲良くなって手作りお守りをもらった男たちが一周忌に集まって、俺が本当の恋人だったと騒ぐ話。
そうしたらでっかいお守りを持っているお坊さんがいて、そのお坊さんが本命だったことが分かり、お七の実家から差し向けられた刺客に狙われましたーみたいな、バカバカしいというか、内容の乏しい話でした。
初っ端から空のお膳を無理に並べたりして、無意味と言うよりもあり得ないことで笑いを取ろうとする姿勢に全く笑えませんでした。
満足度★★★★★
『あの記憶の記録』観劇
意識的、無意識的に拘わらず、記憶も記録も主観的なもの、そしてそれによって精神が保たれている面もあるのだと痛感しました。
ネタバレBOX
1970年、今は家族を持ちイスラエルに住む兄弟のうちの弟がアウシュビッツ強制収容所で特殊任務をさせられていた当時の経験を告白する話、そして…。
兄は何も知らないと周りや自分自身に言い聞かせ記憶を消そうとしているのに対し、弟は息子の歴史教師の働きかけもあって自分の記憶を正確に伝えることを決意します。
残酷な内容には心が痛みますが、ここまでならナチスの悪行や、それを手伝わされた同胞の悲しみを告発する朗読劇のような感じです。
しかし、次の解放後の件では、ユダヤ人同士で行われた非人道的な行為が語られ、過酷な条件下では綺麗事では済まされない現実にガツンとやられました。
更にそれだけではなく、兄弟で話し合うと驚愕の新事実が浮かび上がりました。兄の記憶によってドイツ兵看守の中にも心優しい者がいて、開放時に自分たちが生き残れたのもその兵士のお陰だということが分かりましたが、弟の記憶ではその部分が抜け落ちていました。その兵士を殺したことを正当化するためにそいつは悪人だったと記憶が書き換えられていたようです。でも本当は自分でも漠然と気が付いていて、そのために兵士の姿が見える妄想に悩まされ続けていたのでした。
人間はどこかで自分に都合よく解釈するものです。それが悪いという訳では決してなく、そうすることでしか精神を保つ術がないということでもあるのです。
息子に言い聞かせた恨みの連鎖を断ち切らねばならないという趣旨の言葉も大切なテーマでした。
そしてもう一つ、殺された兵士こそ『熱狂』でヒトラーの雑用係をしていて、ラストでナチス親衛隊へ異動した青年リヒャルト・ビルクナーでした。彼の存在を通じて二つの話は繋がりました。さすがです!彼の運命は正にナチスの興亡そのものでした。恐れ入りました!!
満足度★★★
無知でした。
先日の「LINX'S TOKYO」でテノヒラサイズさんが言って初めて知りましたが、「僕から見れば僕が正しい、君から見れば君が正しい」はボブ・ディランの言葉だったのですね。無知でした。
そしてこのお芝居はコント集だったのですね。無知でした。
ネタバレBOX
体を張ったハナモゲラ語などのショートコント集、そしてその初めと終わりに親殺しを巡る重たい話を置いた構成。
超満員のお客さん、身体を張ったところでは笑いが、男女の色恋のところでは黄色い悲鳴が起きたりして、そういうのも有りだとは思いました。
満足度★★★★★
斬新
演じ方がとても珍しく、それ故に色々考えてみました。
ネタバレBOX
子供の頃のちょっと特別な事件のあった放課後の数時間を、25年後の37歳の年格好で、それぞれの職業のユニフォームのまま演じるのがとても斬新でした。
コンクリート造りの古い廃館は、ところどころガラスが割れていたりして秘密基地らしい雰囲気が良く出ていました。
子供の頃と大人になってからの体格のギャップには驚かされます。なんでこんな力関係が成立していたのかと不思議な感覚に襲われます。
子供は嘘つきで、転校生も迎えた側も見栄っ張りのえーかっこしーです。そして、触れてほしくないことでも平気で言ったり、アダ名にしたりする残酷な生き物です。その結果、スラっとした女の子に怪我をさせ陸上の夢を断たせることになってしまいました。女の子は男の子たちを告発するようなことはしませんでしたが、どんなにか悔しかったことでしょう。
さてそこでです。このお芝居は誰の目線で描かれたものなのでしょうか。
同窓会でクラスメートの顔を見て、子供の頃にこんな事があったなと悔恨の念を抱いた誰かの回想再現ドラマのような気がします。だとすると、真相を知っているのは5人だけです。恐らく女の子は連絡が付かず同窓会には参加していないと思われます。定職に付いている人は職業を明らかにするでしょうが、定職に付いていない人は曖昧にすると考えられますので、現在コンビニでレジ打ちをしている転校生君の回想のような気がします。
そんな風に考えると、深沢敦さんが女の子役を演じたのもちょっとぼやかす意図があってのことかもしれません。そして、女の子は足を引きずる中年太りのおばちゃんになっていましたが、それはもしかしたら彼の罪悪感から導き出されたイメージで、実際は違っているのかもしれません。
満足度★★★★
オールジャパン
極寒の富士山頂ですが、心が暖かくなりました。
ネタバレBOX
富士山での地熱発電プロジェクトに関わる話。正式参加を目論む競合企業の間には足の引っ張り合いがあったりする厳しい世界ですが、競争から下りたはずのミツカネ産業の社員がなぜか残っていて一人浮いています。X-10という優れた掘削機が予想外の猛スピードで試掘したことに誘引されたのか富士山に噴火の兆候が表れ、逃げ遅れて地下のエレベーターに閉じ込められた現場のおっちゃんたちを、ミツカネ産業の社員やそれまで敵対していたみんなが協力して助けるというストーリー。
ミツカネ産業の社員がミスターフジヤマになって、彼の感情と富士山が同期してマグマが動くところは荒唐無稽で面白かったです。
いつもの白い背もたれのパイプ椅子だけでなく、今回はダンボールも小道具として使っていました。キャタピラーのように動かしたり、ロボットのようになったりと効果的でしたが、グイーングイーンと動かす様はちょっと子供っぽいかなと思いました。
ファンタジー的要素もありましたが、ダンボールをロボットに見立てるのはファンタジーに対する感受性というよりは、頭の柔軟さの問題ですね。
湯浅さんとかのいる環境では田中美甫さんの可愛さが抜群に輝き、客演先として最高の選択だと思いました。
満足度★★★★
【スターホテル バージョン】観劇
面白いのですが、事情が事情だけにスカッとしません。
ネタバレBOX
AV撮影が上手く行っても元カノが出演する作品ということであればおめでとうと言うのも変です。上手く行かなくても、どうせどこのホテルでも断られているんだし残念でしたと言うほどのこともありません。
社会の裏側を描いたような作品なら堕ちていくエンディングでもいいのでしょうが、あんな爽やかな男女のホテルマンや可愛い元カノを登場させるコメディであれば、そもそもAVを題材にしたことが間違いのような気がします。
元カノがこれからスタッフを相手に撮影に入る、ホテルは取り壊しになるでは、大騒ぎしただけで既定路線は結局何も変わらずという感じでスカッとしません。
満足度★★★★★
やはり名作! そして
役者陣が素晴らしく、名作が更に輝きを増しました!
ネタバレBOX
日向の男のよだきんぼう振りと、日向の女の働き者振りが如実に現れたお話。
面白くて無駄のない脚本、そこに歳相応の役者さんが演じることで厚さが増し、非の打ち所のない作品に仕上がっていました。素晴らしかったです。
二階に引きこもるというか、ちょっと逃げこむという設定もなにげに良かったです。
ただ一点、白黒テレビに関してですが、今回はスイッチを入れて明るくなりかけたところで無理に暗転という感じでしたが、2010年にトランジスタone版で観たときには、昔風の白黒テレビに実際に昭和45年当時のビデオ映像が流れており、この点だけは工夫があっても良かったのかなとは思いました。
満足度★★★
もちろん【女バージョン】観劇!
長くなれば良くなるというものでもないことを実感しました。
ネタバレBOX
「Project BUNGAKU」でのコロさんの男前振りが格好良かったので、今回もコロさん目当てで行ったのですが、席位置の関係もあってむさ苦しい男がこちらを向いている時間の方が長くて残念でした。そもそも解説者がいるのに、心の声役のヨウゾウまでいてうっとおしかったです。
ハーイと言って近づいたり、美味しい美味しいと言って食べたり、コロさんの女性さばきやモテぶりには惚れ惚れしますが、関係を持った多くの女性を出すのでエピソードが増え過ぎて、その結果長くなったわけですから冗長感も漂います。
チヤホヤされた幼少期、酒と薬と女に溺れ心中を図った時期、そして友人や女に裏切られた時期の三部構成的な演出を公言する必要性はあるのでしょうか。三枚の写真なんて言うものですから、あーあ、まだもう一枚分あるんだと痛いお尻に言い聞かせなくてはなりませんでした。
時々小道具が上から落ちてくるのは面白かったですが、役者さんたちも立ち位置に注意したりして大変だったでしょうね。
今も生きているという葉蔵、先日亡くなってから素性が知れた前歯の抜けた指名手配犯のような生活を送っているんすかね。
満足度★★
私たち演劇やってます
いかにも小劇団ですというのも疲れます。
ネタバレBOX
2010年、徴兵制が国会で議決されそうになり、復活した学生運動に運命的に加わることになった女子大生が、ジャンヌ・ダルクのように持ち上げられ、ジャンヌ・ダルクのような最期を迎える話。
早口で、大きな声で、何言ってるか分かりません。動きも激しく、汗びっしょり、私たちは演劇やってますって感じです。学芸会みたいなのも困りますが、いかにも小劇団ですというのも疲れます。
女子大生が入ったサークルはビューティフル・ユニバーサル・システム、略してBUS、ここは少し面白かったです。
満足度★★★
へんてこな
ナンセンスな展開でした。
ネタバレBOX
最初に本当にあった話ですと言われても、これはお芝居だし必ずしも本当にあったかどうかなんて分かりようもありませんが、最後にお母さんが新興宗教を興して出て行ったことが分かると、そんな人もいるかもしれないと納得しました。
でもそうだったら、風の噂にも聞こえていただろうし、別に探しに行かないかもしれないなと思いました。
売り子さんが交通事故で死んだり、列車の座り方を見ると長男の気持ちが前向きに変化したようですが、とってつけたようで訳分かりませんでした。
満足度★★★★★
『熱狂』観劇
圧倒的迫力!恐れ入りました!
ネタバレBOX
ずばり、ヒトラーの話。一揆から選挙による基盤拡大方針へ切り替え、第一党にはなれたものの過半数には届かないとなると、次の手段として大統領側近への働きかけによって組閣にこぎつける、ドイツを支配するまでの過程が克明に描かれていました。
演説するうちに顔がどんどん紅潮する様子が凄かったです。
側近たちの側頭部を剃ったような髪型は当時どうだったかは知りませんがそれらしく、そうなるとヒトラーは髪型も顔付きも本物には似ていませんでしたが、指導者原理による絶対服従を強いる様子や側近たちの緊張感を見るにつけその迫力は充分に伝わりました。
とにかく凄いの一言でした。
満足度★★★★
フムフム
自己犠牲や幸福と不幸について新たな考え方を知りました。
ネタバレBOX
南吉が17歳で代用教員になり、その後外大に進学したりの数年間のことですが、南吉とM子の恋愛事情を中心に、童話や詩を作り、色々考えた様子を日記を基にあからさまにした話。
相手に悔恨の念を抱かせることにより相手を不幸にして自分が幸せになるという奥村さんの発想は凄いと思いました。ごんぎつねは鉄砲で撃たれて死にますが、栗を届けてくれていたのがごんぎつねだと知ったおじいさんに後悔の念を抱かせることによって幸せを感じるんだとか。
魔法にかかったお姫様に涙を出させるために高い塔から飛び降りるという南吉の作ったお話もそう、南吉に後悔させるためにM子が別の男と結婚したのもそうなんですって。
確かに、幸福の王子では、宝石や金箔をもらった人たちは王子の像やツバメのことを知りませんものね。ただ喜ぶだけです。全然違いますね。
話に合わせて、積み木を使って役者さんたちが作る鳥居や高い塔や家、そしてそれらを破壊する行為は効果的でした。
満足度★★★★
やっぱり
よくもまあ、笑いの小ネタがうじゃうじゃ入り、そしてやっぱりいつものように、色んな話を繋げるもんだと感心しきりでしたが、まさかラストの繋がりまでは予想だにしていませんでした。
ネタバレBOX
ただ、それだけにちょっとムリヤリ繋げたかなあという感じがする箇所がないでもありませんでした。
ピエロ役という映画俳優としてあまりやりたくない役からの発想で、父親が昔サーカスで働いていたという設定にしたのでしょうが、居酒屋で働く父親からはそんな歴史が全く見えて来ません。例えば、お皿を運ぶときや二階から下りてくるときなどに何か一つアクロバティックな動きでもあれば良かったのにと思いました。
とにかく、パッとしないが役者をしている亮太が帰省したことで当時の仲間が集まり、ゴタゴタがあって分かった過去の出来事は、高校に凄いピッチャー亮太がいて、彼女が援交してグラブをプレゼント、援交相手は野球賭博の胴元で試合に負けるべく仕向けるように彼女を脅し、相談に乗った幹夫が覚醒剤密売の手伝いをして捕まって、チームは決勝戦に出場できなかったということ。
そして今、売人に見つかった幹夫はまた手伝わされるハメになり、工務店を営む元野球部員は資金難で、元カノは結婚していているが夫婦仲が上手く行っていなく、もう一人の女子マネージャーは兄を覚醒剤で亡くしていて、亮太が父親から聞かされたのはサーカスのピエロの子だったという事実…、これらが交錯して事件が起こり、解決。
そして、もしかしたらの驚愕の事実が最後にドッカーン。ピエロの子は実は二人いて、幹夫がもらい子だったというのは分かっていたことですが、亮太と双子じゃないかって話。…そうなら、誕生日はどうなのかなって気になります。一緒なら小学生のときに大騒ぎしますよね。
覚醒剤中毒になっていた幹夫が直前まで刑務所に入っていたことを母親が知らないなんて、警察などから何の連絡や調査もないものなのでしょうか。