ピエロの涙とボクの羽根 公演情報 東京カンカンブラザーズ「ピエロの涙とボクの羽根」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    やっぱり
    よくもまあ、笑いの小ネタがうじゃうじゃ入り、そしてやっぱりいつものように、色んな話を繋げるもんだと感心しきりでしたが、まさかラストの繋がりまでは予想だにしていませんでした。

    ネタバレBOX

    ただ、それだけにちょっとムリヤリ繋げたかなあという感じがする箇所がないでもありませんでした。

    ピエロ役という映画俳優としてあまりやりたくない役からの発想で、父親が昔サーカスで働いていたという設定にしたのでしょうが、居酒屋で働く父親からはそんな歴史が全く見えて来ません。例えば、お皿を運ぶときや二階から下りてくるときなどに何か一つアクロバティックな動きでもあれば良かったのにと思いました。

    とにかく、パッとしないが役者をしている亮太が帰省したことで当時の仲間が集まり、ゴタゴタがあって分かった過去の出来事は、高校に凄いピッチャー亮太がいて、彼女が援交してグラブをプレゼント、援交相手は野球賭博の胴元で試合に負けるべく仕向けるように彼女を脅し、相談に乗った幹夫が覚醒剤密売の手伝いをして捕まって、チームは決勝戦に出場できなかったということ。

    そして今、売人に見つかった幹夫はまた手伝わされるハメになり、工務店を営む元野球部員は資金難で、元カノは結婚していているが夫婦仲が上手く行っていなく、もう一人の女子マネージャーは兄を覚醒剤で亡くしていて、亮太が父親から聞かされたのはサーカスのピエロの子だったという事実…、これらが交錯して事件が起こり、解決。

    そして、もしかしたらの驚愕の事実が最後にドッカーン。ピエロの子は実は二人いて、幹夫がもらい子だったというのは分かっていたことですが、亮太と双子じゃないかって話。…そうなら、誕生日はどうなのかなって気になります。一緒なら小学生のときに大騒ぎしますよね。

    覚醒剤中毒になっていた幹夫が直前まで刑務所に入っていたことを母親が知らないなんて、警察などから何の連絡や調査もないものなのでしょうか。

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    2012/11/03 23:54

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