長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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カルメン

カルメン

シアターカンパニー 象の城

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/01/04 (土) ~ 2014/01/06 (月)公演終了

満足度★★

<ものがたり>の方が面白いですねぇ・・
大学生の研究発表という形をとった舞台設定でしたが、
実際は役者によって決め事以外自由に演じるという設定だったようです。

・・・正直期待感が高すぎたかなぁ・・・・新春の初観劇だったしなぁ

昔語りに徹底するか、裁判芝居風に料理するか、
学生の研究発表に徹するとかして基本をしっかりとして
表現の簡素化を狙った方が良かったのでは?と思われたデス。

ネタバレBOX

ホセの方言とカルメンの奔放さ→というか昆虫みたいな反射行動は楽しかったし役者さんもらしくて良かった。 が鍛え上げられていない肉体を見せるのは勘弁だなぁとも思ったです。

結末が解明に至らず道程も不案内になってしまった感あり

免罪符の変形=イエスちゃん人形は受けたが
他にも笑いをとるシーン数々入れてはいたが、
内輪受け的な様相もありちょっと厚みが不足していたなぁ。

裁判風にして主役二人の経歴や育成環境などのプロファイリング付けて観客に示した方が方向性が良かったのでは?細かいところは原作に無いだろうから作者や他の上演者の解釈とかも交えて報告し演じてもらう=または語ってもらうと言う表現をしてほしかったかしら?
RASCAL 第1回公演 『カミノキズ』

RASCAL 第1回公演 『カミノキズ』

RASCAL

シアター711(東京都)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★

やっぱりタバコのシーン残っていたが・・・
話の内容的に入れる必然性を感じられなかった。
(「風立ちぬ」では違和感無く受け入れられたが→
なんか抗議がきたとも聞くが自分は自然と受け入れたなあの映画では)
(喫煙シーンありとの説明等していたけどねぇ・・・
配慮の方向性がちと異なるのでは?と思ったデス)

先の人の感想でもあったが特殊環境下におけるリアリティーが不足し、
説得力に欠けていたと思う。

各キャラクターの作りこみは結構リアルで納得できるのだが、
いかんせん生活というもっとも勘の働く設定がうそ臭く思える環境表現でした。

いろいろと不足な感じを受けた1時間45分です

ネタバレBOX

自殺した恋人の私品を納めたトランクルームに勝手に友人二人と住み込んでいるという設定で、さまざまな人たちの出入りによるやり取りでここを出る決意をする主人公の話です。 ・・・・・暗いなぁ

2年も住み続けていて厳冬期が近づく前に出て行くこと勧告する管理の男。
って先の冬はどーやって過ごしたの? 時間設定はそろそろ1年目ぐらいの方が「冬が来るよ~」って台詞が生きませんか? 2年近くいるのに妙に生活感無いようにも思えた。=トランクルームの設定や説明台詞がまったく無い!置いてあるダンボールが部屋の1/5位しかない。ダンボール詰めるだけ入れとくだけの空間で人が生活できるほどの余裕がある理由は?空調は?雄が3匹以上もいる限定空間は臭くなると思うが(潜水艦乗りのOB会=どんがめ会=の話を読んだ事あるけど、独特の臭気が篭るそうです)、風呂は?金が無いのに銭湯とかはそうそう行けないでしょう。
なんか厨二病的な感じに思えたです生活感・・・・。

タバコに関しても吸殻であふれた灰皿置いといて。
吸おうと思ったら空箱しかなくて、
箱握りつぶすシーンでも入れればよかったのでは?
そこで次元大介みたく吸えそうな残りを探して鉛筆にでも挟んで吸うか、
それこそ大介風に楊枝にでも刺して吸うおうとするが、
湿ってて駄目とかいうシーンの方が、
金も無いので新しいタバコも買えないという説明にもなりそう。
と思うがいかがなものでしょう?
なんで喫煙に拘ったのか疑問だなぁ・・・
水銀の花嫁 改訂版

水銀の花嫁 改訂版

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2013/12/28 (土) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★

表現したかったことはイメージできた
とは思うのだが、ちとSF設定が甘いかなぁと感じました。
高校生のユウダイ君のいる時代がA.D.2013とは言ってなかったとは思うが、
近未来でも20年後ぐらいで時間移動技術の確立はムツカシイのでは?
作中のSF超大作映画『水銀の花嫁』の内容もトビトビでの説明であったが、
高校の文化祭では優秀賞取れそうだが、
世界的な大ヒット感は感じなかったさ。
この辺のバランス感覚は今ひとつだったように思えた。
途中データロードで演者が止まるシーンも少しあり、
作品の煮詰め方が甘かったんじゃぁなかろうかと判断したデス。
も少し引き算で作る方がキャパ的に余裕がでて、
物語りも膨らんだだろうになぁと感じた80分間でありました。

ネタバレBOX

高校生が親からの小遣いで見に行ける歴史的大事件への時間移動とか?
どんだけ市井に広がってるのやら・・・?=どんだけ技術革新あるのか?
そこの煮付詰め方が甘すぎる~

作中の主人公8歳の少年を警護するロボット。
戦闘形態に移行するのはカッコよいけど、1体だけ?
他に町や都市のガーディアン出ないの?
町の侵攻するサソリ型ロボットは
「ゾイド」のようなと言った方がイメージしやすいと思った。
監督とヒロインの遠距離通信は表現分かりやすくて良かった(^^)
(「ほしのこえ」みたいね~(^^)

伝説の最終兵器【水銀の花嫁】は何かいまいちな設定だった。
星の守護者と言うわりに暴走ロボット風でいまいち感はんぱないっす。
電子装置をインターセプトするとか、水銀状に観えるが実際は何か他のもんに置換するとか?=水銀って毒だよ、そんなん大量に地表や成層圏上に生成しては星の平和は守れんだろう・・・。(クラッシャージョーの最終兵器アッシュじゃないんだから)

他は主宰(でいいのかな)のSF観が作品名から判明して楽しめたな(^^)

「歌う船」とか兵団でやらないかなっ?
(視覚調整のできない生身の人間を哀れむ主人公が好きです♪)

「北極大陸」を連呼して、ここは地球じゃないから北極に大陸あるんだよ~。
みたいな暗喩は好ましかったです。
銀色の蛸は五番目の手で握手する

銀色の蛸は五番目の手で握手する

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しんでください!というのが強く伝わる劇団ですね(^^)
「いい大人が定職にもつかず、この年の瀬に実家にも帰らず。」
頑張って作り上げた舞台です(台詞は前口上ですよ(^^)。
観ることを決めた方は<開演>時間に間に合うようにとせずに、
ぜひに開場時間に合わせた入場をお勧めいたします!是非にねっ!

(本編110分予定ですが、
上記理由を入れると2時間越えと考えた方がよろしいかと思います。)

ネタバレBOX

上演では終盤近い場面からの始まりなんですが、
主宰~ここは繰り返さなくてもよかったのでは?と感じました。

普通にオサム君の離島での学生時代からスタートで十分と思われました。

それにつけても普通に毒を吐く笑い入れてて楽しかったんですが。
30分過ぎたところで入るカッコいいタイトル映像からの展開で、
本当に腹がよじれるような笑いを入れられまして笑い涙が止まらなかった(^^;)
凄いです・・・・ヤドクビッチ・・・・破壊力ハンパなかった・・・・うけました!

開場後にいつものケンタウロス君がいると思ったんですが、
今回はいませんので他にファンの方いたら予めお伝えしときますね。

チケット受け取りまでの流れが滞らないように、
床や階段に矢印や列の区切りをテープで表示してる心くばりな処が
10年の歳月で培った観客への配慮とわかります。
ほんと観客をヒエラルキーの最上段に捧げる姿勢が美しいですね。
ここまでした劇団は自分いままで見たことほとんど無かったです。

ここまで褒めてなんでお勧めにしないかというと、
やはり万人受けしないかなぁとは思うのですよ。
(受けない人には受けないでしょう・・モモクロとか・・・)

マニアな一言
ちなみにチブル星人のパロディと思われたオサム君は、
手を広げるとクール星人みたいでした=
まぁどっちもウルトラセブンの宇宙人なんですけどね(^^)
=主宰の精神形成期間に一枚かんでたんだろねセブンは・・・
(と勝手に分析風なことしたりして・・・)。

ざっくり言うと。
話は離島育ちの少年が都会に出て夢を叶え初恋の人とも再会し、
その窮地を自らの大きな代償と引き換えに救い、
島の仲間と共に真の自分の夢を掴むという。
それはそれは王道の昼メロか少年漫画のようなストーリー展開であります。

まぁ自分が銀色のタコだったり、チームメイトが・・・・だったり、
育ててくれたじーちゃんが○○犯だったりするという。
それは吹原氏テイストにあふれた味付けが、
成されているという点が大きく異なるんですなぁ。
それなりにハッピー

それなりにハッピー

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★

ショートショートの作品を薄めて引き伸ばした感じ
でしょうか・・・?

オチの展開はチト古典SF的で懐かしく感じた程です

なんとなくトッチラカッタ印象を受けた1時間45分(開演遅れるしねぇ・・・)
         

ネタバレBOX

「人生は選択の連続」と「動物園に行きたい」がキーワードで展開する4つほどの物語が交差するのですが、いまひとつ説得力が貧相で弱かったです。銀行ネタでの上司コントの主任とハットリさんのキャラクターは楽しめましたが他は残念系が多かったです。強盗事件で展開する銃はエアガン(高出力改造系?)なのか炸薬系の実物なのかハッキリしなかった気がするし、なんかモヤモヤ・・したです。銀行の金庫内からの音声は普通に届くし・・・なぜ?=説明欲しいなぁ=内部モニターからの音声出力あるとかね。熟成不足感ハンパなかったです。
『第九』ミリオーネン音楽会2013

『第九』ミリオーネン音楽会2013

第九ミリオーネンプロジェクト

日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/27 (金)公演終了

満足度

いまいち新しさは伝わってこなかった
合唱団の演奏途中での入場(演奏中だと足音が雑音として耳に入りますよっ)とか明かりとか手の動きとか頑張っているのは理解できるが、4人の声楽家以外が素人にしか思えず技量不足を感じました。いろいろやりたいのなら見合った実力等を身につける方が先なのでは?前後の2幕に分けていたら途中で帰りましたね。90分一貫でした。若くて固いなぁ・・というのが感想です。

 モンテ・クリスト伯

モンテ・クリスト伯

東宝

日生劇場(東京都)

2013/12/07 (土) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★

上手にまとまっていたです
な・ん・で・す・が・・・・
後半は何か前半にパワー負けしていた感ありです
(ファイナルファンタジーVIIを思い出す・・・)
(またカーニバルのシーンとかはアニメの岩窟王を思い出してしまったデス)

25分の休憩入れた3時間の大作であります


ネタバレBOX

しっかしなー ほんと奇麗事だなぁ・・・

しっかり復讐完遂して、やることやってから反省するって・・・。
なんか主人公駄目っぽく思うところがありました。

主人公の師となる神父さんの方が何かカッコ良かったな

舞台のセット上では一番奥に映像投影しての各シーンが展開するのだが、
動画投影なんで船上では揺れが表現されてるし。
雲なんかも流れていて細かいところが良く出来ていた。

ダンテスがテンコウ女史のような水中脱出するさまは、
吊を用いてリアル感が引き出されていたです!
空飛ぶ☆コメディキャラバン

空飛ぶ☆コメディキャラバン

to R mansion

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★

平たく言うと”大道芸”?
の一言で片付けてはイカンのでしょうが、分かりやすく言うならコレでしょうね。

何となく”朧”の主宰の路上芝居のような感じも受けましたデス

2つの作品=1時間づつ、少し休憩挟みです。

終演後はフォトタイムと役者面会時間となりました

かな~り小さい子も観劇に来ていまして、前説の生暖かい内容が笑えました。

ネタバレBOX

先の作品はケサランパサランという子が、
母の手紙に従って旅をする設定です。 客いじりしながら・・・。

客いじりは好みがあるので何ともいえないが、
基本人の肉体をからかう様な事は好みではない。
また人の持ち物の借款はちゃんとして欲しいかな・・・。
許容度に個人差のある物事は、
笑いに組み込むのを熟慮すべきかなぁと思っている。
(我ながら文章にするとホント固い頭してると感じますね(-_-;)

後半は4人組の大道芸ショーみたいで楽しかった
特に赤いゴム紐を用いての状況作り=
舞台設定の見せ方=には感心しきりでした(^^)
(館になったり壁や洞窟の再現がイメージとして直ぐに理解できました)
赤ふんどしがレッドカーペットになったり、
メンバーが消えてしまったり(^^)設定も見せ方も楽しめました。

チャップリンの喜劇映画が、
総天然色3D化したような感じともいえますでしょうかねぇ。
そんな感じの作品でした

2つあわせての評価で星3つかな・・・
好みが別れると思うのでお勧めとかはしないですよ~
渇いた太陽 ~Sweet Bird of Youth~

渇いた太陽 ~Sweet Bird of Youth~

日本テレビ

シアタークリエ(東京都)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★

ビーチボーイは・・・
出世と野望に燃える青年にはみえなくて、
結構情けないチンピラにみえましたが・・・。

前半は結構平坦な感じで物語が進み眠気が生じたのですが、
後半はサスペンスが盛り上がって眠気は出なかった。

んだが、原作の古さかしら?
なかなかの出演者の技量ながら、
ぼやけた印象を受ける作品になっていたように感じました。

諸事情

諸事情

パンチドランカー

OFF OFFシアター(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★

小劇場らしさが楽しめました
前半は、なんか良くある系の劇中劇芝居かなぁと思ってると。
後半に向けての加速の仕方がとっても楽しかった(^^)。

照明の使い方もセンスが良くておっしゃれ~な感じを受けました

(90分)

ネタバレBOX

コスチュームチェンジが大変だったでしょう(^^)と思うほど、
いろいろやっていました。

西部劇にワンピース(笑)=やりたかったのかしら?

話しは劇中での劇団公演に向けて稽古と台本の読み込みをしてるシーンからのスタートです。怪気炎を上げる脚本家にそれを受け流す団長さん。いよいよ公演の初日に脚本家が見たのは、自分が書いた物語がとてつもない改変をされた芝居であった。・・その変わった芝居が圧倒的にインパクト強いんです(^^)。
ちなみに元の話は「冬のソナタ」みたいな、
昭和テイストのベタな恋愛モノでありました。
勝式幕孝談

勝式幕孝談

ソラトビヨリst.

新宿シアターモリエール(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★

後半が何か今ひとつに感じたかしら
『今』から見る幕末期というより、勝海舟の娘が見た話と集約してましたね。
父と娘の幕末講話バトルみたいで面白かったんだが、
みんな~知ってる話だよねってやってしまい。
親子以外に物語の説明をする進行解説役がいた方が良かったのでは?
と感じた1時間50分です。

ネタバレBOX

書き物の本を開いて娘の想像した幕末の立役者が割拠する群像劇
(話の進行上、父にも娘の想像した人物が見えるのだが。
ほんとの人物を知る父の突込みが微笑ましくも感じたユニークなつくりです)

池田屋事件が親子の物書きバトルになってて、
どこぞの兵団(^^)のアフレコバトル風で楽しかった。

娘が気に入ってる人物を助けたくて「斬られるが逃げる」と言うと。
父が「斬り殺された」と史実をぶつけるシーンは見応えあったデス!

でも希望したい進行役がいない分、
ちと雑多になった感が強く出てしまいもったいないなぁ・・と思いました。

想像上の話なんで、
桂が坂本を直接斬るシーンなんかはインパクトあったんですがなぁ・・・。

出来事の時期や場所を語る台詞かナレーション、
はたまた書き物か投影でもあればもっと良かったのでは?
「伝え聞かれる話しでは・・・」と父か娘が話して、
それに合わせて登場人物たちが解説しても良かったかしらねぇ。

プロデューサー(僕)はかく語りき

プロデューサー(僕)はかく語りき

ハマコクラブキヨコクラブ

シアターブラッツ(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★

大塚明夫さんっ!
なま声に加えて、お姿が拝謁できるとは嬉しかった~(^^)
(大きいですねぇ(^^)けっこう)

さて話は深夜コメディドラマ風にハリセン出しての笑いがメインですかな。
・・・でもなんか笑いと物語の進行バランスが良くなかった気がした1時間50分

ネタバレBOX

え~ローワン・セバスチャン・アトキンソン=『Mr.ビーン』の主役に似た部長さんが出てきていたのに、しつこくチャチャ入れるだけで・・・・この笑いのバランスが悪く思えた。せっかく似てるのに利用しない手は無いと思ったがなぁ。

ちなみに題は開演後に変更され(笑)「プロデューサーX」となりました

続編であり、
前作で逮捕され務所入りまでしたプロデューサーさんが頑張る話。
なんだが企画の締め切りとかあっても危機感無いし・・・。
せめて、いろいろやっていた台詞なども言って欲しかったが。
3年も何もしないで2億円使い切る監督って・・クズ・・じゃないの?
(監督役の大塚さん、らしさが半端なく合っていたです。)
プロデューサーの仕事の説明は大変分かり易くよかったが、
期限が迫ってる時間の無いスケジュールでやるには場違い感半端無い!
話しの内容的には納得は出来るのだが、
なんか、いろいろもったいない感が強い話に感じたデス。

アニメ好きな自分としては、
好きな声優さんである大塚さんに見送られたのは嬉しかったが。
芝居自体は残念系だったかしら・・・・。

ちなみに終演後はTシャツのプレゼントがあって、
最後までじゃんけんで勝ち残った男性二人がゲットされました。

珍しかったのが、舞台奥から出演者(当然お客さんにバック見せつつです)を撮影して観客バックに記念撮影した劇団さんは初めてでした(^^)。勇気もって他の劇団さんもやりたければ撮影するのもありでは?とか思いました。
人生快速

人生快速

ネコ脱出

「劇」小劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

独特のくどい(失礼)小芝居などもあって・・・
マイナス要素とかも感じたんですが・・・

そんなのも吹き飛ばす面白さに喝采を送ります(^。^)
いやあ楽しませて頂きました

オチの配慮や見せ方も好みであり星一つ追加です

(1時間45分予定で全席自由の作品です)

ネタバレBOX

ひなびた温泉程度しかない会社内の姥捨て山のような日向山駅が舞台です
(「素舞台が基本の”ねこ脱出”がセット頑張ったなっ!」
とハヤブサ氏も感心(笑)の駅改札付近を作ってあるのでした。

問題行動を起こした社員が研修名目で、
期間不定の辞令をもらって集まってるのですが。
そこで繰り広げられる人間模様や、
さまざまな出来事が舞台上で展開されてゆきます。

個人的には”駅長”さんと”バクテン崖落ち先生”がポイント高かったです

チケットも凝っていて第3セクターの乗車券のようで気に入ってます♪

また「ハヤブサ」氏のジャンプに、
わざわざ付ける効果音などの細かさ好きです。

さ~て公演も終了したしネタバレの駅長さん話を書こう。
開演直後に舞台上で偉そうに突っ込みを入れてるのは2代目のネコ駅長の擬人化された姿ですが。まぁコレが元気で楽しいんです(^^)。
お仕事は駅構内に入ってくる害獣の撃退です。
初代駅長は本当の人間駅長さんで、その頃のネコちゃんは駅長に良くなついていたのでした。この駅の性格上珍しく初代駅長は本社に戻ることになり、大好きな奥様とまた一緒に暮らせることを楽しみにしていましたが。交通事故で奥さんが亡くなってしまったという電話を受けて列車に飛び込み自殺してしまい、優秀駅員と呼んでいた猫ちゃんを2代目駅長に任命するのであった。
終演後に登場人物総出で挨拶した後に天国(?)で初代駅長と2代目が再会し、生死の境を彷徨っていた(原因=崖から落ち)ハヤブサ氏が現世に引き戻されるシーンに、無事駅長は奥様と再会できたのですが、ここにも止めのギャグかまして本当のENDでした。 上手な好みの作りでありました♪
(回転が好きな初代駅長の回りっぷりと、
飛び付こうとするネコさんを弾き飛ばすお腹の演技は楽しかった(^^)
交響劇「船に乗れ!」

交響劇「船に乗れ!」

アトリエ・ダンカン

東急シアターオーブ(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

文学劇とかと勝手に読んでいた人もいた(^^)
まぁそれはおいといて~

出来は良かったー(^。^)
客席は女性が多く年齢層も高めでありました

話は平坦な学生モノと思いきや、
(まぁ音楽学校の生徒=普通科とはやはり異なるんですが)
なかなか展開が驚かされること多くて、
80分→休憩20分→80分であるにもかかわらず。
あっという間に経過して、終演後に劇場出た時間に驚かされました。
(こんなに遅くなるとは~と思ったデスのよ)

ジョゼ・モンタルヴォ「トロカデロのドン・キホーテ」

ジョゼ・モンタルヴォ「トロカデロのドン・キホーテ」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

なんとなく嫌な予感はあったのだが・・・
払拭されるほどの出来の良さでありました(^^)
映像とパフォーマンスの融合が巧くて楽しめました。

でもパフォーマンスですんで長時間は無理でして、
基本通りの90分でありました。

ネタバレBOX

舞台バックいっぱいに映し出される映像は、
これまた基本の風車が映し出されたんですが。
これがまぁクニクニ動いたかと思うと巨人に変化して原作通りに、
怪物と化すシーンはユニークで楽しかったです。

逆立ちのパフォーマンスの姉さんと、
ちゃんとしたプリマも出したりして舞台表現は見事でありました。
シラノ!

シラノ!

おおのの

「劇」小劇場(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★

落語と芝居の2部構成でした
落語は定番の「目黒の秋刀魚」を筆頭に始まって、
10分の休憩挟んで芝居がスタートです。
けっこう面白く仕上がってはいたのですが、
融合という感じは今ひとつな感がありました。

「夢の劇」

「夢の劇」

劇団グスタフ

六本木 スウェーデン大使館内 アルフレッド・オーディトリアム(東京都)

2013/12/12 (木) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度

う~ん、これは舞台を初めて観る方には・・・。
舞台セットの作りも稚拙に思えた・・・・。
生演奏や会場は大変魅力であったが、メインの芝居内容は難解だったなぁ。
まぁ説明どおりで娘さんが下位次元に降りてきて、
錯綜する時間やさまざまな人物達との出会いを経て高位次元に戻ってゆく。
という話でしたが・・・理解し辛かった・・・・。

座席は半円形のローマ劇場様式の4段ほどで、
舞台下手と客席左後方にギタリストさんを配した設定です。

(約1時間45分)

ネタバレBOX

舞台セットはホチキスさんの「天才高校」と同じような扉を多く配置した設定で、
片開きに回転扉のギミックをプラスしたユニークな作りなのだが。
(使い方も同じで驚いたデス)
劇場が小さい分セットの作りの荒さが見てとれました。

たぶん原作通りに進んでいったんでしょうが、
進行役とかもおらず登場人物でわかりやすかったのは父と娘さんかなぁ。
話しは何とも言えないです・・・理解が進まず睡魔も囁くし・・・。
SFとかファンタジー大好きな自分でも合わんものあるなぁと分かりました。
八福の神

八福の神

Jungle Bell Theater

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

TVの2時間ドラマみたい(^。^)
楽しめましたー♪

開演前に主宰の愛読書紹介のようなプレトークがあり、
10分前入場で途中からになってしまい悔しかったなー。

本編は宝船の絵にまつわる読み解きの展開に、
過去の回想などのシーン再現も入れた約1時間50分。
ー全席指定ですー

大空の虹を見ると 私の心は躍る

大空の虹を見ると 私の心は躍る

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

スロースタートな感じでありました
後半の畳み掛けるような盛り上がりは結構心にキツかったかな。

けっこう笑わせてくれていたのに、
根底の厳しい心情のウネリは強く伝播してきました。

(1時間45分)

ネタバレBOX

親子2代で続いてきた地方の名画座が、
次の日曜日の最終公演で取り壊しとなるまでの数日間の物語です。

現館長の次男が”いじめ”で自殺した事を、
受け止め切れなかった家族の感情の吐露と再生の話。

映画館のエントランスを舞台セットに、
ユニークな登場人物達が織り成す群像劇です。

映写技師で視線恐怖症の為にピンクの兎の着ぐるみを着込んだ、
元次男の同級生の存在が良いポジションでした。

だけども”いじめ”の話しが結構リアルに伝わるので、
いろいろある方など万人には薦められないかしら?
スクルージ

スクルージ

ホリプロ

赤坂ACTシアター(東京都)

2013/12/08 (日) ~ 2013/12/17 (火)公演終了

満足度★★★★

さすがに名作!
何度見てもよいなぁとは思ったが・・・

自分スレテしまったのか(-_-;)人に暖かくあろうとするスクルージが、
町の人の借金を帳消しにするクリスマスプレゼントには違和感を感じました。

そりゃまぁ~契約期限内に返済できなかった分、抵当の差し押さえ待つ代わりに利息の上乗せとかしてましたが。その阿漕な分を帳消しにするぐらいで抑えないと、毎年のクリスマスまで返済延ばせば皆チャラになるのでは・・・? 大半の人間はそれ実行しそうな感じするし。
(個人的な偏った意見です(^^)

まおゆうの魔王さまではないが、経済はまわす事が重要で。
そんな借金チャラにするよりスクルージが人々から品物などを購入して、
施すことメインにする方が(実際やってましたが)良いと思いましたねぇ。
お子様も多く観に来ていましたし、
啓蒙的な寓話としても教育的な要素はリアルにあった方が良いのでは?
と感じました。 契約の重要性と等価交換はお子様でも理解出来ると思うし・・・・。

15分の休憩入れた2幕で約2時間半です

ネタバレBOX

ちなみに未来の精霊の配役が無いのは、
ジャンボマックス(知らないよね・・・)のような3m近いのっぽの骸骨だからです。
けっこう気に入りました(カーテンコールに出て欲しかった(^^)

当日は母上の誕生日であり、連れて行って楽しんでくれてよかったです。
→作品の出来に感謝であります

でも前列の6人家族は未就学児が飽きてしまい、1幕で総員撤退されてました。
→終演が20時と判明して覚悟を決めたようです・・・・
似たような年齢の子供もチラホラ見かけましたが、
見たところ帰るような家族は他にいませんでしたねぇ。
情操教育に良いと思うんだが・・・。
(けっこう吊り使って役者さん空中飛んだりしてくれたのになぁ)


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