ミュージカル『メンフィス』
ホリプロ
赤坂ACTシアター(東京都)
2015/01/30 (金) ~ 2015/02/10 (火)公演終了
満足度★★★★★
なんか映画化もされるそうです(された?)
舞台は1950年代(この年代前半=プレスリーが登場する前です)のアメリカ南部=保守的なテネシー州メンフィス。人種差別が色濃く残る時代・地域で、白人の青年ヒューイ・カルフーン(山本耕史)が黒人の娘フェリシア・ファレル(濱田めぐみ)の歌うブラックミュージックに出会うところから物語が始まります。
音楽がベースであり生演奏&生歌の迫力のあるミュージカルでした。
1幕75分 休憩20分 2幕55分の長丁場
=女性客が9割強! (WCには苦労されていたようです)
ネタバレBOX
実在したデューイ・フィリップスという白人DJの実話を元にした作品だそうで、最初の一歩を踏み出した反逆者=自主規制で黒人音源のレコードはかけないものというDJ暗黙の了解を破った最初の人だそうです。
話は、BEALE.St(ビールストリート)にある黒人クラブの経営者=フェリシアの兄でもあるデルレイ(ジェロ)も従業員=無口なバーデンのゲーター(JAY’ED)も白人である彼のことを快く思っていないのに黒人音楽が好きなヒューイ(実は文盲)はクラブに入り浸るようになります。
ある日デパートで働くヒューイがレコード売り場で、禁じられているブラックミュージックを流したところ、レコードが面白いように売れるようになります。この騒動で仕事はクビになってしまいますが、ヒューイはラジオ局に乗り込み、そこで働くモップがけしてる掃除夫=ボビー(吉原光夫)の静止を振り切り、メンフィス中にブラックミュージックを流します。これが思わぬ反響を呼び、気を良くしたラジオ番組プロデューサーのシモンズ(原 康義)は、ヒューイをDJとして採用します。一方、歌手としての成功を夢見ていたフェリシアも、ヒューイのラジオ番組に出演したことで、スターダムへの階段を上り始める。ヒューイとフェリシアの間には愛が芽生えはじめるが、デルレイ達だけでなくヒューイの母グラディス(根岸季衣)も二人の関係に理解を示さない。周囲の反対を押し切って愛を貫こうとする二人は街で暴漢に襲われてしまい、フェリシアは子供を生めない体となってしまいます。(←1幕)(2幕→)TV番組までやるようになったヒューイ(ママはプロモーターと化しました(^^)はフェリシアと結婚したくプロポーズまでするのですが、ココではなく北部の人種差別の弱い地域で暮らそうとフェリシアは提案しますが。ヒューイはメンフィスを離れられない=生まれ故郷だからといい頑なにメンフィスに固執し二人の距離が開いてゆきます。ヒューイの番組をニューヨークのメディアが抜擢するかどうかの見学時にフェリシアに生放送中にキスをしてしまいTVを降ろされます。フェリシアはNYに行く事になりヒューイも誘うのですが、ここでもヒューイは拒んでしまうのでした。・・・4年後リスナーが一人しかいないラジオ番組を細々としているヒューイのところに全米公演中のフェリシア(ビルというフィアンセもいます→兄には嫌われてるらしい)が訪れます。メンフィスでのコンサートに来て欲しいと頼みに来たのですが、ヒューイはここでも断ります。ですがコンサートの中盤に客席からフェリシアの歌声に合わせてヒューイが現れて二人は皆と共に高らかにブラックミュージックを歌い上げて幕となります。→ちょっとオチがオープンエンドとしても弱いかなぁと感じましたが。劇場内は徐々にスタンディングオベーションが広がって、アンコールの生演奏(当然ですよね=ミュージカルですし(^^)までには客席総立ちになりました(^^;)盛り上がったです!
さて閑話休題。ミュージカル「メンフィス」のブロードウェイ入りは2009年12月だそうで。2003ー2004年にマサチューセッツ州ベヴァリーの地方劇場→2004年にカリフォルニア州マウンテン・ヴュー。本格的にブロードウェイに向かって動き出したのは、2008年のラ・ホーヤ・プレイハウス(サンディエゴ)での上演からだそうです。そしてシアトルでのトライアウトを経て、ブロードウェイ入りを果たしたそうで。なかなかに長い道のりですね(^^;)
舞台セットではクラブのセット時はバックにネオン管でのビルボードがいくつも並んでいてかっこよかったです(^^)
劇場も大きく、マイクを使っての歌声でしたが。出演者の皆さんは、やはり迫力ありました~。ボビー(吉原光夫)さんの後半での歌の長い発声が凄いなぁと自分思えたデス。<「すいません、ダメで~す。」の台詞の発音にも笑わせてくれました>
開演時間は守られなかったな・・・ゼロアワーでアナウンス放送でした
白人がDJやってるんだぞと言われてしゃべった=「オス、おら白人。」の台詞も可笑しかった(^^)
意味の無い掛け声=ハッカドゥー=は耳に残りますね
プロモーターズ!‐セカンドチャンス‐
劇団メイカーズ
スタジオアルタ(東京都)
2015/01/28 (水) ~ 2015/02/02 (月)公演終了
満足度★★★
先の方々の評価が低くてドキドキして見に行きました(^^;)
思ったほど悪くはなかったなぁ・・・というのが感想ですが、
ドキドキがなかったら星はひとつ減っていたかもとも思えるデス。
何と言っても観客への説得力としての、
リアリティの薄さが酷な評価に繋がったんだよなぁと推測できます。
だいたい1時間50分ぐらいでした
ネタバレBOX
たかだが偽名簿ひとつで会社倒産って・・・
ドラマツルギー的には、あと一歩ってとこで倒産させずに。
この企画コケたら倒産という王道パターンを踏襲するべきと思われたデス。
ダンスのみでしゃべらない芸能商品って・・・・
鎬を削り、生き馬の目を抜くような芸能界で武器がダンスひとつって無いのでは?
と素人でも思いますケド・・・・・
また弱小イベント会社とはいっても、各社員の出来は良いみたいな表現されてましたが。
じゃあなんで倒産まで直行なんでしょう? 説得力が無いです。
仕事能力が高くても何かしら欠点があるという人物設定の方が深みも出し易いと思うけどねぇ・・・(「機動戦艦ナデシコ」で集めたクルーも言われてました(^^)=性格が良くて能力の高い人材は一流どころがさらってしまって、後は能力が高くてもクセがあるのしか残っていないと。)
ダンスシーンの挟み込みとかは巧くしていたなぁと感心します
芝居上の嘘と言ってしまえばそれまでだけど、観客を説得する=納得させる=うならせるようなリアリティや人物描写の表現や作り込みはして欲しいなぁと思った作品でありました。
初のスタジオアルタ観劇というコトもあり星の数は、おまけしてると言わざる得ないですね(-_-;)
つくづくな人間
マニンゲンプロジェクト
小劇場 楽園(東京都)
2015/01/28 (水) ~ 2015/02/01 (日)公演終了
満足度★★★★
生きてるなぁって力強く思えた登場人物達が楽しめた(^^)
舞台セットは居間のつくりで=デリヘルの事務所兼派遣員待機場所にて繰り広げられる人間模様。 なかなかに楽しかったが、開演(も遅れず)前にも何かしてくれると嬉しく思えたかなぁって感じた約1時間50分ほど。
ネタバレBOX
俺=ササキがオルゴールを持って語る3年前の出来事から再現されるドラマチックな人間群像。
テーブルで勉強してる女子大生=みかん=社長の愛人もやっていて、主人公から告白されます=実家は蕎麦屋でオカモチも兼ねてた親父に育てられた。ソファーに正座してる女性=メロンさんかな=19歳時に無免許で7才の男の子を轢き殺しており、被害者家族に送金と顕花してます。ソファー横にいるドラゴンさん(^^;)=ネーミングはドラゴンフルーツから。イチゴさんは延長が入ってまだ戻っていない。そこへイチゴの本名=ミキを迎えに駄目彼氏=山田=ゾンビメイクのロッカーさん=トラブルメーカーぶりが巧かった(^^)=イエローゾンビというバンドやってる。でグルービーの女の子孕ませてしまいます=ですがコノ彼女堕胎費用でも毟りにきたステレオタイプのキャラと思いきや、行動と決断がかっこ良かった~→でも男の趣味は・・・だな(^^;) 隣の部屋からはエリーゼのためにのみが時々流れてきて、五月蝿いと壁を叩くと隣の住人が文句を言いにやってくる=なかなかインパクトのある衣装で登場しました。それに加えてデリヘルの社長もインパクトのある方でした。
なかなか中2的な弁論合戦風になりますが、そこがなかなかに楽しかった。
ただ社長が使う黒いベレッッタM92Fが良すぎかなとか思えたです。安物の中国レプリカのリボルバーとかトカレフの方が血気盛んでチャラい社長の武器としては似合っているのではとか思えたです。
人間模様がホントに凄くて深かったなぁって感心しました。集合させるというのは漫画的でもありましたが。妙なバランスで説得力も強くて物語が楽しめました(^^)
焦げる前に
Re:Duh!
ストライプハウスギャラリー(東京都)
2015/01/28 (水) ~ 2015/02/02 (月)公演終了
満足度★★
スペースファンタジーコメディには・・・
「ライト」が付くなぁと思えた約90分
眠気こそ起きなかったが、ホントに軽いなぁって思えたデス。
劇場は自分初入場で、作りと使い方=舞台セットは綺麗でした(^^)
SFって専門家には穴だらけで素人には難解な産物であり、
バランスが難しいなぁって改めて思えた話でした。
ストーリーは方向性とかは悪くはないんだけど、
突っ込みどころの多い軽いSFに感じました。
劇団の方向性をこの作品から考えると、
「銀河ヒッチハイクガイド」なんかが似合いそうだなって思えましたね。
ネタバレBOX
白を基調とした地階の舞台で、中央部に出入り口を兼ねる階段があって、壁には白いパイプや丸窓=リベット止めがあって、なんかレトロさがユニークでした。登場人物は全て男性で=乗組員ですね=青いツナギに白靴下で統一していました。これは結構良い加減ではあるが、いろいろと個性をワッペンとかバンダナとか遮光ゴーグルとか一人だけ異なるカラーの靴下(当然内務規定違反だとか突っ込み台詞も入れるべきと思うが=話にリアリティと深みが増すのではとか思うです)はかせたりする個性の強調が欲しかったです。モバイル端末は透明アクリル板使っていたけど、他にはパーソナルな奴あってもとか思ったですよ(スペース1999のコムロックみたいのとかね=これ1999年には現実のケータイが能力凌駕してましたけどね(^^)劇中でのぺらぺら最新モバイルは面白かった。
話は数度のデブリ回収作業を終えて地球に帰還する船の中で、宇宙ジンが出て地球に降り立つのを防ぐという話なんですが。宇宙ゴミとくっついて人間に擬態して記憶も操作できるという設定の宇宙ジン(ミミクリー型だそうだ)さんの説明が不足気味で話の進行が?とか思えるとこが多かったです。(しかし、このセットは使いまわして「遊星からの物体X」のパロディとかに使えそうですね。話の内容とかももね~(^^;)(作品世界はA.D.2100年です)結局後でわかったのは、100年以上も前の廃棄宇宙デブリ=自立AI基盤みたいなのに有機物であるエイリアンが取り付いて基盤のメモリーから人の擬態を成してクルーの一員として行動していたという話。「エイリアン」みたくクルーの一人はアンドロイドとかスタトレのデータとかスポックみたいなキャラいても良かったのにとかも思った。劇団の表現したいらしい世界観は漫画「宇宙英雄物語」とかも似合うかなぁとかも思えたデス。ちなみに突っ込みたかったのも、人工重力がシングルオペレートのボタンひとつで解除されたり。船ごと地球に降りるような話になってるように感じたけど、巨大構造物(船名=ダスター10(てん)=総工費2700億円)であるなら交代便でクルーの入れ替えとかの方が納得しやすいよなぁとか思えました。
バネッサ=地上管制官:女性=声=アナウンスだけの登場
八戸(はちのへ)エイジ=兄=軽い性格ながらISS3の長期滞在任務が次に決まってる
八戸シオン=出来の良い弟くん=不動心のシオンとも言われているらしい
伊坂=スピーカーな性格
アイダ=なんか2005年製の金属のコア(これは今のPCの壊れたグラフィックボードとかにした方がわかりやすかったと思った)を取り込んだミミクリー型の宇宙ジン=メモリーが古いのと相田みつおのデータが入ってるらしい(^^;) 塩が記憶操作を邪魔するらしい。コアの100年前のスクラップから分離すると緑の粉みたいなかんじになる=ジップロックで回収された。
浦賀=250年続いたせんべい屋のせがれ、10代目になるの嫌でアストロノーツになった。
三崎=船長
デブリの集め方とか教育番組出演らしいナレーションや現状説明はわかりやすかったので、もっといろいろ説明を入れるべきと思えたデス。さもなきゃ「機動戦艦ナデシコ」の説明おばさんみたいのを使って設定説明をして欲しかったなぁ。=これをデータ担当キャラにやらせればとかも思ったデス。
閑話休題:「銀河ヒッチハイクガイド」に出てくる宇宙最強の銃=人の気持ちがわかる銃=は威力が凄いです=好きです(^^) ネタバレになりますので、未見・未読の方は読まないように<以下>
銃の持ち手さんが、超強力な欝な方だと・・・・・。
厭世観が強くなり、何もヤル気が出なくなるという=最強の非殺攻撃力無効化武器となります(^^) 怖いけど要はトリガーの人次第という処が良いです。
→作品ではうつ病のロボット(人でさえない(^^)に持たせて包囲した敵に向かって撃たせました・・・・
敵が放射状に倒れ行く様は映像インパクトありますよ(^^)
狂言の会
ハゲマス会
川崎市麻生文化センター(神奈川県)
2015/01/25 (日) ~ 2015/01/25 (日)公演終了
満足度★★★★
オチが全てオープンエンドでした(^^;)
解説が3本最後にまとめて30分近くやってくれたんですが、
先に簡単な前説つけてくれても良かったんでは?とも思った約2時間半。
FUN
Instant garden (インスタント・ガーデン)
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2015/01/23 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了
満足度★★
けっこう楽しめたけど・・・・
ひねり方が今ひとつな感が多かったなぁって感想です
8本のショートショート中の1~2本が、そこそこ笑えて・・・。
後は・・・(-_-;)だったかな。
まぁ、あと少しって感もあり。
今後に期待かなとは思えた”Aチーム”観劇でした。
空飛ぶ帽子
妖精大図鑑
Geki地下Liberty(東京都)
2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了
満足度★
やぱし学生演劇だったなぁ・・と感想
50分・・・移動時間等に見合ったかなぁって考えると・・・???でありました
まぁ「自分たちがしたい事をしてるだけ」らしいから、
そこに共感等できるかなってところでしょうね(-_-;)
”舞台を初めて観る方に”に関しては学生演劇を考慮してノーコメントとしときます
「シアワセでなくちゃいけないリユウ」「カワイクなくちゃいけないリユウ」2作品同時上演
日本テレビ
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2015/01/22 (木) ~ 2015/02/01 (日)公演終了
満足度★★★★
「カワイクなくちゃいけないリユウ」(前編・再演)観劇
美男美女(^^;)が繰り広げる恋愛劇ですが、
言うほどブラックに思えなかったのと。
美醜で”醜”と称される彼女が、
そ~ゆ~顔に見えないので説得力が無かったかな・・・。
なんか外国名でやっていたが、
日本舞台(&日本人設定)の設定の方がもっと受けたのでは?
とか思った約2時間です。
鬼のぬけがら
ナイスコンプレックス
OFF・OFFシアター(東京都)
2015/01/21 (水) ~ 2015/01/26 (月)公演終了
満足度★★★★
言い方が悪いが・・・
おぼんろ主宰を上手に使っていたなぁと感心しました
(というかナイスさんが、おぼんろの芝居とか背景を熟知してるともいえるのかな。)
ちょい人物の見せ方というか重ねた=という表現の方があってるかな、
手法がユニークであったが、慣れないと戸惑うかなぁとか思いました。
結構重いと思える話を御伽噺に重ねて表現した舞台でした。
楽しめたなぁって思えた約2時間強(予定は1時間50分でした)
男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~
ライオン・パーマ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/01/15 (木) ~ 2015/01/19 (月)公演終了
満足度★★★
細かさが、やはり不足していたのでは?
と2回目の観劇感想です。
今回は2時間10分ほどで、開演時間に寸劇=上演時の諸注意前説ありで笑わせてくれました(^^)
本編に思うことは、どこぞの大河時代小説みたいに枝葉の話へと脱線(ちと言葉が悪いですね・・)する感じがあるかなって思えたところかな。
ネタバレBOX
いろいろと役者さんの早着替えとか大変とは思うが、劇中劇とかで他のキャラ演じる時には個性を消すようなサングラスとか何かして欲しかったかな。結構キャラが重なる感じが雑多な感をかもしたのかなぁとかも思えたです。登場人物の初登場で徐々にそのキャラクターを明らかに紐解くのではなく、バンっとインパクトのある説明台詞を素早く述べたり投影したり立て看板風の漫画風吹き出しとかで見せるのもありなのでは?とか思ったっす。黛(まゆずみ)さまとかジャンボとかユニークで笑えるキャラには必要無いとは思うけど、そんな感じでのメリハリ出して欲しかったねぇとかも感じました。疑問に思えたシーンは、翌日にボクシングの試合控えた元王者の腕を怪我させるのは<?>でした。稼ぎ頭の娘(路上の立ちんぼちゃん)を引き抜かれたら相手につけるケジメは金の方が裏社会では重要な気がするし、しっかりと金をむしった後でのケジメとしての怪我だったら納得できたが・・・。歌手で再生するそのボクサーさんも先に歌=歌手での力があったとか伏線をひいて欲しかったなぁ。そんで怪我した左手にはいつも手袋付けるようになるとか細かさ希望したかったです。ちなみに先に書いたキャラの分け方では、ジャンボの殉職シーンでの同僚達のあだ名とキャラ分けは大変良かったです(^^)<ハンチング・スカーフ・革ジャン・(+2回目は”スリム”入りました(^^;)> 使用火器の選択なども良かったし=ボスの使ってたのはH&K社のMP7A1かな?渋かったなぁ(^^)
舞台セットは黒を基調とした立体的な作りで角とかに白いラインが付いてました。
西村まこと=小説を書いていて、10年前の夏に刑事ものドラマで”ジャンボ”の殉職シーンを思い出す所→再現から話は始まります。
林田監督=某有名刑事ドラマの新人登場と古参の殉職シーンに起用される方(^^;) 風俗が好みのようです(最近は舞姫のコハルちゃんが好み) サインが素早く書ける!
ジャンボ=マツバラユウジ、”スリム”に人気を持っていかれた足のサイズ57の故松田優作モデルな方 自分で書いた殉職シーンは美人双子姉妹にリボルバーで撃たれまくる結末でした
スドウ緑=ヒーローショー3年目の古参役者
”スリム”=殉職シーンは自分の書いた話を没にされ、日本を代表する脚本家に依頼した・・らしいが、民家のワンカメで国民的アニメの家族の中で、急いで車を出すという流れで、一人交通事故死=音声のみで処理された(^^;)
若林晃一=元スタントマン。いまでは落ちぶれて素人喉自慢のバックコーラス→クールビズ(=メンバーは元レスラーのラッシャー中村・元競輪選手・元教師にハングライダー乗り(^^;)のリーダーであり、スタントで怪我をすることを心配し嫌がる妻のために危険な仕事は断っている愛妻家。
若林亜希子=晃一の妻。メンタルの弱い方でした
アサヒナラン=劇中劇で出てきた会員制高級クラブ(のわりに、メンバーカードとかいろいろなカードが紙製のバランスの悪いとこ。)No.1ホステス
黛(まゆずみ)さま=上記クラブの常連という話でしたが、実は家族経営のボッタくり店でした。ここの話での”わがままカード(ブルーとグリーンがあります(笑)”が結構笑えたです(^^)
奥井=まことのバイト→ヒーローショーのリーダー
滝=奥井の旧友→今では一種類の動物取り扱いのペットショップ経営・・・説明は笑えました・・・要はカラー雛売りです(^^) 最終的には皆の差し出す”わがままカード”で再生ヒーローショーに参加するだろうというところで幕です。
西村英二=まことの父親、半年前上司を殴って会社を辞めて月40万の収入を維持する為にソープ舞姫で雑用している方です。仕事が変わったことは妻には内緒で息子にはバレました。妻には店名を米の銘柄とゴマかすのが結構受けたです。
竜崎=ウルフと呼称されていたボクシング世界チャンプ
葉山=竜崎のマネージャー
琥珀-elektra-
EgHOST
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/01/16 (金) ~ 2015/01/18 (日)公演終了
満足度★★
好みには合わなかったと正直にUPしますね
開演時間厳守してて、明るい受付のお兄さんには申し訳ないが。
ほんとに合わなかったんだからしょうがない、という感想です。
<1時間40分>
ネタバレBOX
日本刀持ってたり、チャイナドレスやらスーツやらとバラバラな衣装とか。
あの狭い空間での大声での台詞の叫びなどは合ってないなぁって思ったデス。
いろいろと簡便とか見易さとかを考慮に入れた芝居にして欲しかったなぁって感じました。
2ヶ月に及ぶ稽古期間を否定するようで心苦しいですが、中高生が見ても判り易く面白い話ってのが自分好きなもので、あいすいませんねぇ。
コの字型の客席配置に、掘りごたつ風な舞台セット。始終客席後方にいた女神?巫女さん?らしき女性はちゃんと3方の客席から見れる舞台の隅に置いた方が良かったのでは?名前も本式でなくとも(=あれだけ服装とか崩してたしねぇ)愛称にするとか、時々名ではなく母とか弟とか呼ぶなり、何かか誰かに狂言回しつけるかナレーションとかでの話の整理簡略化とかもしてくれてたら話の理解に役立ったでしょうね、とかも感じたデス。
男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~
ライオン・パーマ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/01/15 (木) ~ 2015/01/19 (月)公演終了
満足度★★★
らしさは十二分に伝わったですね(^^)
全体像の見え難い進行であり、場面転換でのシーン説明をわかりやすくして欲しかったかな~ってのが主たる感想であります。話は一人称にしてナレーションは全知全能にして天の声を降らせて、肉声は現状の説明としていたら、もっとすっきり感が出たかなぁって思えた約2時間10分。
ネタバレBOX
けっこうナレーションが巧く入っていたので、加えて具体的な年月日とか場所なども語らせたり。DVDを見たという話では、チャプター1・2を飛ばして4からがクライマックスであるので、そのシーンから再現しますね。とか天の声に語らせたりしたら場面がもっとすんなりと理解できたかなぁって思ったデス。
開演前に前説するのではなく、開演時間厳守で前説=寸劇をするという手法は良いと思ったデス。 ほんと小劇場界では開演時間は5~10分遅れは当たり前という風潮ですんで、改善した方が良いのになぁって、いっつも思っておりますんで。
『タダノヤサイダ』
7millions-ナナミリオンズ-
小劇場B1(東京都)
2015/01/14 (水) ~ 2015/01/18 (日)公演終了
満足度★★★
なかなか楽しめる設定の登場人物達でした(^^)
なんですけどね~
今ひとつな感が拭えない作りになってしまっていたのが残念に思えた約2時間強
ネタバレBOX
農業実習に来た方々が繰り広げる人間関係やグリーンサムを持つ実習生が作り出した通常よりも2~3倍は大きな収穫野菜が物語りを紡ぐのですが。いろいろ癖のある登場人物達は結構魅力的に思えていたが、いかんせん話のレールからそれずに、その人物らしい展開とは思えなかった結末だったように思えたデス。FXで失敗して多額の借金があるという設定で、なんで農業体験?偽名で身を隠してるとかは理解できるし、債権者から暫く時間取れば何とかなるようにしておいたとか話無いと説得力はないですよ。種無し旦那と寝取られ女房はリアルでしたが、伏線で子供が欲しいけど・・・とかいう話を前半で持ち込まないと深みが出ないです。他にもいろいろと突っ込みたい箇所が多くて設定を生かしきれていない残念さを前面に感じた芝居でありました。舞台セットとか壁のウェザリングとかは上手だったんだがなぁ・・・・。もったいないなぁ(-_-;)
ドキュメンタリー映像を撮っていた女史は、現に普通の人参とは思えない=大体50cmぐらい・・・小型の大根並ですね(^^;)の収穫を記録してるんだから。その原因についての追求はしなかったねぇ・・・。でその収穫野菜のジュースで”ぢ”が完治したという公務員さんの話も、奇跡の野菜と宣伝後にどうなったかも不明だし。病気のおっかさんが状態良くなったという事実(気のせい=プラセボ効果だよとばっさり切り捨てられてましたが、検査数値の改善についての言及もなかったなぁ・・・)ドキュメンタリー映像作家だったら怪奇現象としての報道となりそうな気がしますよ。作中では真実を報道するというスタンスをとりつつWeb上での話題をさらえるようにという意図を組み込んだつくりになっていたようです。なので奇跡の野菜は奇跡でないという話になって・・・という展開となりましたよ。
ちなみに奇跡の野菜で商売はじめてポシャッたという設定でしたが、起業するなら以前も野菜というか農業の芝居で書き込んだけど、土を使わない水耕栽培で食べる前に洗わなくても良い野菜というのがあった筈で。そ~ゆ~話とかも引っ掛けたりしてくれると話しに幅が出ただろうにとか思った。・・・・グリーンサムさんも活躍が今ひとつだったしなぁ・・・。
舞台セットは農業体験の農場の居間というか集会場みたいな感じのところです。客入りはほぼ満席=キャパ40名ぐらいだったかな。開場前の席案内のお姉さんは明るくてGood!
オープニングは男二人がベンチで出会い農業体験に行こうという話しとなる(ひとりは植物の言葉がわかるという超能力者(笑;)です)で、タイトルが投影されて物語開演です。
「古田(フルタ)農園」=農業研修所の居間=舞台=にて兄:古田寛の愚痴を妹=彩子(アヤコ:22歳)が話して既にいる研修者とこれからくる先の男性二人を待つところから話は進みます。
古田寛=研修所の責任者。スケッチブックでイラストなどを描いていたはずが、だんだん相田さんの言葉みたいのがメインになってきた。
古田彩子=寛の妹(実は腹違い)。東京の専門学校に行きたかった・・というかここを出たかったらしい。兄に優しくされないとコンプレックスあり
中尾謙二郎=研修者、月の手当ては5~6万だそうです。FXでの失敗で光学の負債を抱えているらしい。スタンスがブレない長身な右利きさん。
永野誠一=町役場の農場研修担当者(痔もち・・・10年もの長い付き合い)
武井智香=母の介護に疲れているが、ここの農場の野菜の効果に期待等をかける御得意様。
千葉昭伸=ツーリングが好きな旦那(無精子症らしい)
千葉奈美=昭伸の妻。研修中に過去の男とアバンチュール→妊娠し、奇跡の野菜のおかげと夫を騙す・・・。
堀内雅美=最初は古田氏に好意を寄せてたが、直に千葉夫にターゲット変更となった研修者。
尾崎浩一=サボテンをいつも抱えているコミュニケーション苦手な方(「セキレイ」のクーちゃんみたいな女の子にするとかの方がいいとかおもえた。そ~いや「グリーングリーン」でも似たようにサボテン持ってる子がいたかなぁ・・。)
山口俊夫=OPの二人組みの一方、植物も人も枯らしてしまうとネガティブな発言アリ。理由は妻が自殺し、その妻の姉にお前が救える機会を逃したんだと責められてます。
菅原高志=PC操作が得意で堀さんのストーカーとなりつつある・・・。「奇跡の野菜」のHPを作りました。
西野紗栄子=山口の妻の姉。いつも黒服。研修所の潰れた後のヨガ教室インストラクターとなるらしい。
津田茜=自称ドキュメンタリー監督。奇跡の野菜は奇跡でないと報道した眼鏡女史。
ランドスライドワールド【本日大千秋楽!!14時の回 当日券ございます!!】
劇団鹿殺し
本多劇場(東京都)
2015/01/11 (日) ~ 2015/02/01 (日)公演終了
満足度★★★
今回は開場前の窓口が混乱しててチケット交換が遅れてました
2回目の観劇となりますが、やはり騒々しさと雑味は拭えずってゆう感想でした。
前回同様に高齢者の観劇が多いように見受けられましたが、
無駄に年食ってて観劇マナーが悪いのには閉口します(-_-;)
(帽子は取れ! 私語をするな!)
好みに合わなければ退出するか静かに寝ていて欲しいなぁって思いました。
え~前回同様に開演時間も遅れていた2時間強の舞台でありました。
今回のアフタートークは作:丸尾氏と出演者の美津乃あわ女史です
ネタバレBOX
舞台セットは下手側が10畳ほどの家屋内のつくりで、ちゃぶ台が似合う家屋風。上手側が倉庫という設定で、共に土台が稼動できて倉庫は屋根の上へのはしごやら回転させて内部をいろんな舞台風にも使うというユニークな設定でした。
話はオープニングの暗転から家屋内で倒れている人を探す二条の懐中電灯の光が一人の生存者を見つけると、舞台上手側にその該当生存者らしい羽根田三太(ハネダサンタ)が現れて自分の生い立ちなどを語りだして話が始まります。
その三太が覗く虫眼鏡から見た世界にいた→苔の森の中に居たハエの塊りがキーワードで、15年後の西暦2015年の父=羽根田大地の葬式を自身が主人公で蠅達スタッフで映画を撮ってるという設定で話が進行してゆきます。・・・けど、劇中では本当に葬式時間がリアルで進行して、珍しい冬の台風直撃と惨劇(=兄弟間で殺し合いが起きたらしい)が起こったというところで終劇となります。
そんで舞台出だしが羽根田家=家長の大地が土木業を商いしている家に大地の妹=洋子が東大出の文学小説家と死別して息子二人を引き連れて出戻り、男を作って兄である大地のトコに兄=五郎と弟=三太を置いて出て行ってしまいます。大地にも息子が二人いて、仲の良かった頃でもありネーミングが揃っていて。兄=四門(しもん)と弟=二生(ふたお)がおり。4人が仲の良い兄弟として育っていたのですが。父大地が妻=宇宙(そら)と死別したあたりから暴君と化し、五郎と出て行け・出てゆかん論争をするようになります。そして大地の死因も五郎と二人で屋根に上がっていた時に足を滑らせて屋根から落ちて亡くなったと、五郎の突き落とし疑惑が浮上しています。父の葬式ということで、東京で紅白歌合戦に出るまでは(設定高めだったと自省してましたが(^^)と帰宅してなかった四門が戻り。過去の再現=時間軸は順当に進みます。なんだかんだと紆余曲折があったものの4兄弟の絆は深まりロックの妄想演奏「ベルゼブブ兄弟」をするまでになったのですが、五郎の妻に惚れている羽根田土木の従業員=坂田が桃香の愚痴を真に受けて兄弟たちを包丁で次々と襲い惨劇を繰り広げることになっていしまい冒頭のシーンになります。結局(ひとり)助かった三太の語る羽根田家の結末って感じでしたね。
過去の再現時に出てくる兄弟たちの心の陰が擬人化して出てくるのですが(二生だけ出てこない(^^)、小柄な閣下そっくりの五郎の影=トシゴロウとか、四門の影=モンジョビとかは視覚的にも性格的にも面白かったですよ(^^)
台風の直撃表現で、家屋の天井柱から雨の表現として本当にシャワー状の水を散布する芸は細かくてよかったであります。(水をリアルに扱うのは大変だったでしょうが、本多劇場ではもっと凄い水の使い方した舞台あったですよ。)
右側(上手)の倉庫のセットを映画「ET」の満月バックのフライング自転車表現としたブラックライトの作り込みは凄くインパクトありました♪
羽根田大地=いつも白の作業着のカミナリ親父。癌に侵され会社の借金を労災でチャラにするため自殺するのだが、自殺だと労災とならない為に自ら屋根から落ちた。三太の妄想時では蘇っていろいろオチャラけてました。
羽根田宇宙(そら)=大地の妻。会社の事務と家事などの過労が元で死去。
羽根田洋子=大地の妹、平気で子供を捨てて新しい男の下で子供をもうけるアバズレさん。捨てた息子からはババァ呼ばわりされてますが、大地とは連絡をとっていたようで葬式に参列するはずが六車女史の自動車=ダイハツハイゼットだったかな(^^)に、はねられてしまいます。
羽根田五郎=長男として兄弟をまとめるも、大地といがみ合う毎日を送っていた。年の離れた女房=桃香との間に一子=イチロウがいるが、夫婦仲は冷え切っている。荒れてた時期にX(エックス)のコピーバンド=バツを結成しその時のグルーピーの一人が現女房です。影のトシゴロウも荒れてる時に初めて出てきたそうです。父譲りの文才あり。
羽根田四門(シモン)=いがみあう家庭に嫌気が差し東京に出てバンドをやっている、豹柄ロッカー=ギターケースを旅行鞄代わりに使用する熱きロック魂の男(^^;)兄五郎の影響でロックを始めた過去あり。
羽根田三太=いちおう主人公かな?喘息持ちで主治医の悦子先生が大好き。 子供の頃、庭木に縛り付けられていた時に縛っていたロープを切る時に指1本切り落としてしまい左手の指ひとつ欠けています(なので普段は左手のみ白い手袋しています)。影は現状からの脱出をはかることから脱出名人のサンタローン(シルベスタスタローンがモデルですが、女性です。)
羽根田二生(ふたお)=兄五郎の書いた小説を名前を自分の名で応募して新人賞を取るも、次作が書けない小説家=倉庫を書斎代わりにしています。
坂田正=羽根田土木従業員で月給10万・・・。惚れた桃香の為に羽根田兄弟や駐在さんまでも手にかけて殺してしまう殺人者となった。
六車奏=羽根田土木事務。愛車ダイハツハイゼットで羽根田洋子をハネてしまった方。大地の転落死を不審死と睨んでいた。
神林悦子=三太の主治医、自身も足に怪我とかするが。何とか洋子や兄弟の手当てをした気丈な方です。
いろいろと楽曲とかもパンフにあったりして、好きな人にはたまらんでしょうね。自分的には、やはり今ひとつな感が拭えなかったかなぁ・・・。
熱量的には初日などは、”場当たり”が当日に終えられず翌日に持ち越されて。”ゲネプロ”終了が本番の1時間前だったそうです・・・。役者さん達は1日で3ステージこなすような熱量だったそうで。何と言うか毎回そんな様子なので、初日観劇をと薦めてらっしゃいましたね。う~むこれでは開演時間厳守とか、開演前の座の温め的な前説とかは無理そうだなぁって思いました。
漫画「バックステージ」で、開場してからが「素敵な御芝居の時間」となるような事は期待できないかなぁって思えたですよ。 (監修に・・・ね・・・なのに)
ランドスライドワールド【本日大千秋楽!!14時の回 当日券ございます!!】
劇団鹿殺し
本多劇場(東京都)
2015/01/11 (日) ~ 2015/02/01 (日)公演終了
満足度★★★
とにかくパワー溢れる舞台でありました
その分なんか雑味を感じた約2時間でありました
いろいろと妄想想像が駆け抜ける、
騒々しい舞台には好みが別れるかなぁって思いました。
アフタートークは約25分で、いろいろと裏の話が少し聞けて楽しかったです。
ファミリー狂言会・お正月
株式会社 萬狂言
国立能楽堂(東京都)
2015/01/12 (月) ~ 2015/01/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
子供向けなんですが
丁寧な狂言内容の説明で、より楽しめた舞台となっていました。
”能”は哀を表現し、”狂言”は楽を表すそうで。
ほんと楽しい舞台でありました(^^)
それにしても国立すげぇ~な、背もたれに液晶パネル付いてるとは。
ちなみに2つともオチはオープンエンドなトコも面白かったですね♪
ネタバレBOX
それにしても観劇は、いっつも脇正面であり。正面から見れないなぁと嘆息します。
説明がわかりやすくて話がより楽しめてよかったです
場面転換は舞台周囲の歩きとか、扇子を用いた道具の表現とか、動物の鳴き声→犬がビョービョーで、なんでワンワンでないかというと。当時は愛玩動物というより野犬が多くて怒って吼えるのが普通だったそうだとか説明が詳しくてタメになりました。
舞台の柱が”ねつけ柱”というのも新知識でした(^^)
パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~
ナイロン100℃
青山円形劇場(東京都)
2014/04/10 (木) ~ 2014/05/03 (土)公演終了
満足度★★★
ケラさん曰く、名作というものは先にやったので。
今作は珍作・奇作~自作と言えるとの言葉どおりに、幕間の脱力ダンスなどがユニークでした。 (まぁ動画放映見てたので、少ししか見れなかったし。例の「においシート」は想像でしか味わえなかったが。) 客席という定点では味わえない多角からのシーン・役者さんのUPなどは流石に動画の強みだなぁと楽しめました。聞き取り難かったりする台詞なども繰り返し見れるというのも良かった2時間30分。 (通しで見なくても済むところも生活にリーズナブルでありやした(^^)&(役者さんの役と本名まで表示されますしね)
『をんな善哉』
劇団青年座
THEATRE1010(東京都)
2015/01/08 (木) ~ 2015/01/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
「話が出来すぎだよ」と観劇後に聞こえてきました(^^;)
お芝居なんだし現実がろくでもない分、出来すぎた方が良いと思うなぁ(^^)
休憩15分を入れた2時間半の物語であります
う~ん、こーゆー話は好きですよ♪
アニメの「たまこマーケット」みたいで面白かった
(まぁこっちの主人公は女学生ですけど(^^;)
ネタバレBOX
老舗の甘味処「笹本」の居間が舞台セットです=周囲の土間や奥の調理場手前の厠とか下手側の店入り口など、よく出来ていました。
亡くなった両親を仏壇内にいるという設定で話しかける主人公諒子のモノローグからのスタートです。夏ごろから年の瀬までの半年ぐらいのお話であります。
~登場人物~
笹本諒子≪甘味処「笹本」の女将≫当年とって52歳。物事を上手に判り易く説明できるプレゼン上手な主人公。このまま甘味処の女将で終わってしまいそうな自分に否定的で、人生を明るい充実したものに変えたく思っているものの、両親の残した店も捨てきれない情の厚い女性。結局繁さんの強い思いに答える形で商店街の存続を訴えて自身も店の存続を決意します。
前田繁男≪「笹本」の菓子職人≫頑固一徹、以前は弟子もいたのだが菓子作りの厳しさに逃げたり、実家の菓子店に戻ったりしてしまい。一人で和菓子こさえてる職人さんの鑑。76歳であり馴染みの同い年の小豆問屋も代替わりで息子が継いだりとかして弱気になったところに体を壊してしまい店を休業としてしまう。だが自分は菓子しか作れない、死ぬまで菓子が作りたいと女将に懇願し、その心意気が陰気になっていた商店街の気運をも改善させる元になる渋い壮年(^^)
石原国男≪「石原酒店」の店主≫酒の薀蓄が大好きで、娘に出来た彼氏が嫌いで会う事を避けていたが・・・・。ネットとかのITに疎い御仁。
石原光代≪国男の妻≫儲けの出ない酒屋に拘らず、コンビニに転向しても良いのでは?と現実的な考えの持ち主。喧嘩はするけど夫婦仲は悪くない。
石原直美≪国男と光代の娘≫ネット上で知り合った彼氏が父に嫌われてて困惑し、諒子に仲介を頼みに来て、なんとかなったという幸せな娘さん。
岡本瞬≪直美の恋人、自称・フィギュアアーティスト≫仕事はプログラムのデバックなどをしているらしい。日々を平穏に過ごし、将来の夢は「病気にならないように」と望む、草食性を体現したような傑物(^^;)その幸福論=脳内にある=は諒子も賛同します(^^)フィギュアが巧く出来る事に幸せを感じるタイプ。(結婚したらうまくいくと思うな彼なら)
塚田浩司≪「ドルフィンBAR」のマスター≫諒子がドキドキしていたイケメンさん(^^;)彼女持ちながら、昔の恋人と逢引始めた諒子に今度は自分がドキドキしてしまい。ついには甘味処の手伝いもするようになる明るいムードメーカーさん(^^)
谷川澄江≪会社員時代の諒子の同期、大手広告代理店執行委員≫女性で初の役員でもあり、諒子の才能を高く評価しており。その才能が古びた甘味処で潰えるのを危惧していろいろと構ってくれる女友達=親友って言えるんじゃないかな?この方は(^^)
朝倉陽一≪澄江の恋人、ソーラーパネル会社社長≫カラオケで意気投合して澄江とくっついたそうです。澄江から聞いた諒子の才能を自社に引き入れようとします。が、商店街が地上げされてから後のショッピングモールのソーラーシステム搬入会社に指名されており、住民から敵対視されることになります。
田村直樹≪諒子のかつての恋人(33~35歳まで付き合っていた)、大手広告代理店社員≫近くの洋食店でオムライスを食べることが多かったが、偶然水播きしていた繁さんと和菓子談義で花が咲き、諒子と偶然の再会を果たし。デパ地下デートとかしていたが、諒子の抜けた後仕事での失敗などが重なり閑職へ追いやられ年明けには倉庫番として単身赴任するコトになる。妻と高校生の娘もいるが、上記理由で仕事も家庭も壊そうと諒子と不倫に走るつもりだったが、諒子のブレーキにより楽しいデートの記憶のみ残し、自ら閑職であることも告げて去ります。
GREAT EXPECTATIONS -大いなる遺産-
Studio Life(劇団スタジオライフ)
シアターサンモール(東京都)
2014/12/18 (木) ~ 2015/01/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
クロッシングキャストⅡを観劇です
2回目の観劇でもあり、メモを取らずに済んでる分。
観劇に集中できました(^^)
2回も映画化とかされてる話でもあり、やはり面白いです。
今回はロンドンにてピップの下につく執事さんが何かコミカルで印象に残りましたが自分的には先の(B)チームの威厳あるバトラーさんの方が好みだったかしら。
2時間20分ぐらいで休憩はありません。
→上演中の移動では足音に注意して下さいとの話あり♪
蛇足ながら01/10は座席にゆとりがあるので来てね~とのコトです(^^)
ネタバレBOX
お話は、冒頭に陰気な館内を評する紳士とレディが過去を振り返るところからスタートです。その紳士は過去の回想として繰り広げられる舞台上で黒子のように付かず離れずと主人公ピップの行動を見守ります。
父と母を亡くしたピップ少年は、姉とその夫である鍛冶屋のジョー・ガージェリーに養われていた。1817年の冬のある日、両親の墓に詣でたピップは沼地で脱獄囚に捕えられ、翌朝に食物とヤスリを持って来いと、脅かし半分に頼まれ神に誓わされます。ピップはその約束を果しましたが、脱獄囚は逮捕されてしまいます。その後、ピップは近くの大邸宅”満足荘”に住んでいる狂女といううわさのあるミス・ハヴィシャムから彼と同年の養女エステラの遊び相手として呼ばれます。彼女は高慢で態度も横柄であり。明らかに彼を見下していたが、ピップは一目で彼女に心ひかれてしまいます。ミス・ハヴィシャムはカーテンを下し真暗にした陰気な館の中で暮らしており。毎週一回、彼はエステラを見るのが楽しみで屋敷へ通ったが、満十四の誕生日が来て、この訪問を止めなければならなかった。義兄のジョーの下、鍛冶屋の弟子となり働き始めたからである。
六年が過ぎ、ピップが二十歳になった時、ロンドンからジャガースという弁護士が訪ねて来て、彼が大きな財産の相続人に指定されたこと、ロンドンに出て紳士となること、贈り主はだれであるか将来その人自身が現われるまで問わぬこと、ピップという名を絶対に変えぬこと等を告げた。ピップは承諾し、ロンドンへ赴き、紳士としての教育係=ハーバート・ポケットという青年を紹介され、ピップは有り余る生活費を支給されます。紳士修業を残らずしたが、精神的に紳士となるには至らず成り上り者気質を捨て切れないまま、フランスで教育を受けたエステラと再会します。彼女に再会したピップの思慕の情はあらためて燃え上ったが、エステラは名のある男を片端から征服するのだという。
ある夜、ピップのところへ男が一人訪れて来た。マグウィッチと名乗る男は自分こそがピップの後見人であると明かします。彼は少年のピップが食物を与えたあの脱獄囚であり、オーストラリアで、羊で大もうけをしたのである。英国に帰ればお尋ね者の身上であるにも関わらず、自分の育てた紳士を見たいと遠路はるばるやって来たのであった。彼がピップとの再会を喜んだが、ピップはマグウィッチの身を隠させ、国外に亡命させようとします。別れを告げに”満足荘”を訪れると、エステラも来ていて、ドラムルという紳士と結婚したがDVを受けていると話します。ミス・ハヴィシャムは自身のように男に騙され悲しい思いをしないようにと心に憎しみを宿すように育てたエステラの結末を嘆き、別れ去ろうとした時、ハヴィシャム嬢のすそに、だん炉の火がついて、彼女は無惨に焼け死んでしまうのでした。
ピップはマグウィッチをボートに乗せ、英仏連絡船を待ったが、警察のボートが現われ。マグウィッチは捕らえられ絞首刑を宣告されたが、死刑を実行される前に病気で亡くなってしまいます。全ての財産は渡航用に身に着けるものに換金した為、マグウィッチの死と同時に全てを失い、宝石代の借金もあり警察が身柄を拘束に来たのですが、心身の疲労でピップは倒れ。死体の引取りにも金がかかると警察は放っておき、死亡後値打ち物でも売ろうかと引き上げます。そこへジョーが訪れ献身的に介抱され、借金も肩代わりしてくれます。
回復したのピップが”満足荘”を訪れると、暗い客間にエステラが一人座っていた。ドラムルが亡くなり義母と同じ心境に陥り、今後は隠遁生活を送るのだと言う。ピップが彼女を愛し続けている気持に変りはなく、女の子を引き取り、養母と異なり愛を持って育てるつもりだと話す彼女の手をピップがとって終幕となります。
以上ザックリですが粗筋です
ピップの後見人ジャガーズ弁護士と、その書記ウェミックは中々良かった。
とくにジャガーズが志高く就いた仕事で挫折を感じる告白は、妙にピップに肩入れしてたような感じとも合わせて心に響きました。で原作では活躍するらしい教育係さんの役が書記さんに被ったからかな。
再会するピップとエステラ。これから彼らはどうなるのか?
オープンエンディングとなるラストはハッピーな結末を迎えて欲しいと思いますね(^^)
人形劇俳優たいらじょうの世界 水上勉原作 「はなれ瞽女おりん」
平常
新国立劇場 中劇場(東京都)
2015/01/04 (日) ~ 2015/01/04 (日)公演終了
満足度★★★★
1階席はほぼ満席でしたが2階席は最前列が埋まっていたのみでした
開演は5分以上遅れました
千切った紙が積まれた山を中央に置き、
黒い衝立や台を用いての場面替えを黒子さん3人で上手に見せていました。
客層はやはり高齢者が多くて女性の方が多めにも思えました
1幕70分→20分休み→2幕60分 だったかな
たいらじょうの一人芝居って感じですが、
布製の人形の出来といいなかなか印象に残る舞台でありました。
普段は作品の余韻に浸って欲しいからと、アフタートークはしないそうですが。
自らの作品情報拡散の為に劇場スタッフさん(40名近くいるそうですよ)のコトや、自らの作品である人形の紹介+写真撮影会として行って下さいました。
UPで見る人形はインパクト強く記憶に残ったであります。
ネタバレBOX
「あたしは脱走兵と旅をした」って感じですかね(^^) (Jörmungandr風に)
~新年初観劇作品~です
おりんの生い立ちから瞽女の生き様、はなれ瞽女になり出会った数々の人たちとの話を織り交ぜて亡くなるまでが舞台で表現されました。
瞽女(ごぜ)・・・盲目の三味線を弾き歌う旅芸人。手引きと呼ばれる目の見える者を含め、数人単位で行動する。戦前頃まで新潟や東北に存在した。庶民の情報源であり、娯楽でもあった。
はなれ瞽女・・・決まりを破り男と寝たりして破門にされ、一人で行動する瞽女。 瞽女に留まらず、遊女や夜鷹にまで身を落とす者も多かったらしい。
映画でも作品化された話ですが、人形一人芝居では四季やナレーションで時間・時代の説明はわかり易かった。
20分の幕間中にロビーで白いシェフ服さんが、¥500で5個入りシュークリームを販売してるのには高級感が味わえたです(^^)
ちなみに劇場ロビーから富士山が見えることも初めて知りました。凄いな~さすが国立ってことかしら?
一人芝居&人形などを考慮すると、万人受けではないかなぁっと「お薦め!」にはしなかったです。