長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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TWO DASH

TWO DASH

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

チーム須磨観劇です
前説から腹筋さんがアットホームな雰囲気を「もぁ~ん(^^)」とかもし出してそのまま作品へと導入した約2時間15分の話です。自分的には好みの舞台表現であり、眠気の起きる事無く2時間越えの長丁場を堪能できました。

ネタバレBOX

阪神淡路大震災に実際に被災した腹筋さんの原体験が主体で展開した引き込まれる舞台でありました
情報量の多さも気にならない分かり易い作りでしたが、惑星ピスタチオでやっていた1ステージで3~4kg役者さんが体重落とすという作品も気になりました(^^)
大阪弁の訓練もしたそうですが、出来は腹筋さん曰く「70%出来悪い」んだそうです(^^;) 本場の関西の方は、なんちゃって大阪弁には厳しいと聞きます。西の方での公演では現地の役者さんでやらなあかんのでは・・?とかも思ったりしたです。
本間さんはころばない

本間さんはころばない

九十九ジャンクション

小劇場B1(東京都)

2014/09/30 (火) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなか見事なストーリー展開でした
全ての登場人物の行動に合点のゆく舞台でありましたが、
前半の話の運びでちょっと眠気が生じたなぁと思った1時間40分。

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!

good morning N°5

OFF OFFシアター(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/10/04 (土)公演終了

満足度★★★

『みっともない』を観ました
正味50分強ってところですが、いろいろと趣向を凝らした短編集を見せてくれました(^^)
好みの分かれるトコロでしょうが、基本観客は知り合いが多いようで、
終園後に皆様からのプレゼントを嬉しそうに貰ってたのは微笑ましかったデス。

ネタバレBOX

結構シモ系の感じがするのであまり万人受けではないですね~
巨大な動画を幕間に見せて上手に着替えとかセットを変えたりしてました
無伴奏ソナタ

無伴奏ソナタ

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/10/01 (水)公演終了

満足度★★★★★

原作は昔に読んだことあります
1度だけながらタイトルも内容もハッキリと記憶されています
=名作の所以ですね(^^)

主人公の人生を交響曲に準えて第1章ではなく、
第1楽章・第2楽章と表記されていたのがユニークに思えて印象が強かったです
=タイトルにもかけてますよね

初演知ってたら観に行ったのに・・・ってリベンジでの観劇です

どんな展開になるのかわかっているのに目が離せない舞台であり、
原作読んで自分の想像していたシーンが目の前に舞台化されるのは感動ひとしおでした。

ちなみに舞台上やら紙面上でアンケートを欲しがっていた割りに回収手段がお粗末で、不要なチラシの回収BOXはあったが、アンケートの回収BOXみたいのは無かったなぁ。スタッフさんもアンケート回収行動はしてなかったように思えた(←改善の余地が多いと思うデスよ、Yahoo検索とかランキング調べよりもねぇ・・・。)2時間強の舞台でありました。


ネタバレBOX

想像だけしていた曲や歌が実際に舞台上で演奏されるのは凄い感動でありました

オープニングのハンドベル鳴らすシーンは、音に合わせて上からのスポットライトが音の広がりのように中心の人物から周囲に拡散する照明=光の動きは幻想的で綺麗でした♪

尺の関係でもあるでしょうが、主人公がピアノに初めて触れるシーンでは全ての鍵の音を確かめる場面は再現して欲しかったです。→いきなりどの鍵盤がどんな音を出すのか解らないはずが見事な演奏しては・・演劇の嘘極まれりって感じがチト残念でありました。

人の行動原理・原動力は報酬や賞賛だなぁって再確認できました
=主人公が音楽を禁じられ、専用楽器も指を無くしても音楽を続け求めたものは人々からの賞賛だったんだろうなって感じました。

ウオッチャーは不気味で優しい感じが原作の印象通りに舞台で演じられてて、とっても納得できました。初演時と同じ配役だそうで、ゲストさんの存在感は凄かったです。

お話はザックリ言うと、人の職業が2歳時の検査で振り分けられる世界で、主人公クリスチャン・ハロルドセンは生後6ヶ月の障害検査にて音楽の才能が見出され=天才認定されて既成の音楽から切り離された世界で独自の音楽を創造するメーカーとなるも、バッハの音楽を聴き独創性が無くなり音楽を作ることを止めさせられるが、音楽を作り続けることを止められず声や指を失い、遂には逆に法を守る側=ウオッチャーになる。という話です。

この世界でのメーカーは、リスナーと呼ばれる評価者が認めた作品が世に出されるのですが。メーカー自身は人との接触がまったく無く、作り上げた作品を直接賞賛されたりする事がまったく無いのであり、これが多分クリスチャンの止められない音楽への渇望に結びつくのかなぁと思いました。

メーカーを辞めさせられてドライバーになり、行きつけの店のピアノを弾き。クリスチャンの音楽は人の心を動かしてしまい、気軽な付き合いの出来る店の雰囲気は重苦しいものになり。交通誘導員になった時に作った歌は全米に口コミで広がってしまうのでした。
ペンギン・カフェ

ペンギン・カフェ

公益財団法人横須賀芸術文化財団

よこすか芸術劇場(神奈川県)

2014/09/28 (日) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

シロクマ・カフェ・・でなくて
ペンギンさんは喋んなかったです=男女のペアでした♪

基本は弦楽器でありまして、
音が楽しめた2時間15分(←休憩時間)2幕でありました。

それにしても、この劇場は2階から1階への下りがチッコいエレベーター1機でしか対応していなくて足の悪い人間には辛いですね。(健常者には理解し難いかもしれませんが、下りの方が足は動きキツいんですよ=下り方向にこそエスカレータとか必要なんです=まぁ所詮、健康な強者の作る社会っすね・・・。)

あ~さてIT社会が当たり前なってずいぶん経ちますが、
スコアをモバイルにしてる奏者を初めて劇場で拝見しました。
バイオリン担当の男性お一人でしたが、今後は増えますかしらん♪

おとなずかん ①今日ほど素敵なショウはない。

おとなずかん ①今日ほど素敵なショウはない。

ハグハグ共和国

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/23 (火) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ふ~む、いろいろと手が込んでいました。
そのせいか多少雑多な感を受けましたが、
おおむね展開が楽しめた約90分でありました。

ネタバレBOX

人の心の闇(?)を晴らす物語と言ってよいかしら(^^)

登場した人物達の仕事の衣装に、
違和感がまったく感じなかったのがチト不思議に思えたかなぁ・・・。
→(なるほど、心理カウンセラーの資格お持ちでしたか・・・主宰。
そりゃぁ医療現場の雰囲気とかは上手にかもし出せますよねェ(^^)
(マル秘の相関図読んで納得(^^)
→”終演後にお読みください”っていう封筒に入れてあったさ)

カウンセラーの園田氏は、
知り合いと背格好や普段着(?仕事着)が良く似ていて面白かった。
(あ~、その知り合いも本職の方ですが(^^)

ラストの塔子に渡された花付きの帽子を受け取り自らは被らずに、
娘に被せてやるシーンは良かったです。
(2児のお母様でしたら納得の話の持って行き方だなぁと納得しました)
Master Plan ~B~

Master Plan ~B~

劇団スクランブル

シアター711(東京都)

2014/09/23 (火) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

女性のバトルが楽しめました
って楽しんじゃ駄目かな(^^;)?

なんかレディースコミックで激バトルしてるような感じの舞台に思えた
約90分→全席自由。

ネタバレBOX

人間関係の中心にいるニヤけた男性を巡る女性のバトルに、
過去の逢引などの回想シーンが、
参加しない女性の目の前で繰り広げられる設定は楽しめました。
その分、男性の着替え回数の多さにも笑ったデス。

オチの男性の軽さも楽しかったが、繰り返す殺し方のシーンはくどかったかな。

妙に樹海に拘る浮田女史の個性は自分的にツボでした♪
それと腹黒っぽい小悪魔系の片平ちゃんも(^^)
(言動と喋りの間が受けたデス)
【2本立て】「片足あの世に突っ込んで」「FOOD PANIC」

【2本立て】「片足あの世に突っ込んで」「FOOD PANIC」

劇団ほぼ無職

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2014/09/27 (土) ~ 2014/09/27 (土)公演終了

満足度★★★

料金考えると・・・
まぁ妥当かしら(^^)
飲食自由だし、ヨシモト芝居小屋ってイメージが近いかな。
んで、そこそこに笑える2本のお芝居でありましたと。
(30分と1時間でインターバルが10分弱だったかな)

好みが分かれるところでしょうが、自分は気に入ったっす。
(でも星は2.6ぐらいかな)

気軽に下北に出れる方とかには友人同士とかカップルさんなどに、
下北小劇場感覚を伝える良い舞台ではあると思えました。
(リーズナブルさとかがね(^^)

ネタバレBOX

#1 での「立て~わしの足!立たんか~!」が受けました(^^)
#2 では料理勝負でのエプロンダンスは上手と思ったな(^^)

キャラ的には#2の生徒会副会長さんがキャラ濃くて好みでした♪

ブドウアームズの変身ベルトは生で初めて見れて感動したデス(^^)
なんか腰にロックシード下げてるなぁって思ってたら、
本当に使うとは思わんかった~。

ふるはたにんざぶろう(太はたさん・・でしたが)さんの前説と、
インターバル時の場繋ぎは笑えた分、狂言回しとして終劇後の案内とかもやった方が上手に〆られたと思いましたがねぇ出なかったのが残念でした。

恋夢

恋夢

少年ギ曲団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/09/25 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

SFを食い散らかした自分にはチト温めだったかな
分かり易い軽めのSFということでは評価できるが、まぁ星は3.55ぐらいかしら。
(かな~り甘く採点したです)

約90分 全席自由

ネタバレBOX

ロボットさんは霊子定着型アンドロイドでした(^^)

家族で楽しめる作品ではあるのだが、SFの細かな設定や伏線の張り方や生かし方が上手でなかったかなぁ。

他のアンドロイド達と異なり、ここのロボさん達は感情豊かであるという。
これは人の魂をロボに入れるという手法で表現できたそうだが、そーゆー手法やら何やらの説明が簡単やね。 で鋭い方はお気づきでしょうが、そ~です何かのショックとかで人であった時の記憶が蘇るんだそうです。でも一時的なものだそうです・・・って先にそういう事例があったとかの説明無いです・・・。ここは省いちゃ駄目だろうって思ったさ。

恋するロボットが人であった頃の記憶を思い出す理由が薄いのは残念でした。「ふたつのスピカ」でのライオンさんが、かつての恋人に渡す指輪の話の方が説得力は強いです。こーゆー理由があった方が納得はし易かったです。(ここんとこはパクって使ってもよかったんじゃなかろうか?)

太めで、ややずぼららしい博士はユニークなキャラで楽しめたが。あずまひでお氏の漫画で出てた博士みたく、自分で知能進化させたネズミを助手としてるような設定あった方が楽しめたかなぁ・・・(その博士自分で助手のこと忘れてて助手に向かって「その~キミは何だかネズミに似てるねぇ」って、まんま人間大の直立歩行したネズミに向かって話すんだが、ネズミが「ボクはネズミです、博士に知能を向上してもらったんです」と)。そんで舞台には男女の助手さん出てましたが、猫の知能進化した女性型と初期型の男性アンドロイドとか(「アミテージⅢ」に出てたアサシンドロイドの後期型は、自分作った博士の研究を疑問視しながらも手伝ったりしていたシニカルな描写があって面白かった。)いう設定で登場させた方が面白かったかも(^^)
国境23号線

国境23号線

各駅停車

小劇場 楽園(東京都)

2014/09/19 (金) ~ 2014/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★

雰囲気は”JSA”みたいな感じかな
よく出来ていたなぁと感心。

なんとなくの物足りなさは感じたが、全体として作りは丁寧で登場人物も設定も分かり易く。割とすんなり世界観に入れた1時間45分+全席自由(^^)

「BAR SANGRIA」

「BAR SANGRIA」

W007

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2014/09/19 (金) ~ 2014/09/23 (火)公演終了

満足度★★★

う~ん・・おしいっ!・・かな
舞台セットとか衣装とか雰囲気とかはよく出来ていたが、
表現が甘く感じた約90分+自由席でした。

ネタバレBOX

お話はヘンリー・ウォルトン・“インディアナ”・ジョーンズ・ジュニア(Jr)博士のシリーズもののようです(^^)。え~つまり、願いを叶えるという石像をめぐるサスペンス・ホラー・SF・BAR(?)・冒険要素が混ざった作品です。登場人物のDrジョーンズが、いかにもならしさで主人公よろしく出てきますが、名前はヘンリーとか”J”(だと「フラッシュピストンマッハパンチ」が必殺技で使えたでしょうに(^^)とかにして映画ファンとかを喜ばせるような仕掛けをするべきではないかなぁ・・・とか思った。蛇でなくてネズミが嫌いとか、子供の頃はネコを飼っていたとか人物像の深い作り込みが欲しかったなぁ。ワインに果物入れる”サングリア”の偶然にできた手法にしても、酔うと怪力出して暴れる酒豪のトラブルメーカーがワイン樽の蓋を叩き割って果物ほ~りこんだりするという見せ方とかして欲しかったなぁ。舞台では何やったかはよくわかんなかった・・・。それに、こーして。酔うと怪力だすキャラクターとかは便利にコメディ要素で使えたでしょう=ピンチのときに期待して酒飲ませたが、酔うまで時間かかるとか。調子よく怪力発揮してる時に皆が期待して酒飲ませ過ぎて寝てしまって使えなくなる・・・。とか膨らませ方が欲しかったなぁ。そんでDrジョーンズの手配書が壁に貼られるのだが、”Wanted”と似顔絵だけで何も注意書きが無かった・・・。生死問わずとか、賞金額とか何も無い・・・。それに1枚だけって、他の賞金首の張り紙とかもないと生活感・世界観の表現がぬるいと思ったさ。それからチラシのあおり文句→最初からクライマックスなら「電王」のパロディも使えたのになぁ・・・。 Drジョーンズがカッコよく出てくる時に「俺参上!」とか台詞言うだけで多少は受けたろうに・・・(^^) ほんに、いろいろともったいない。
三人魚姉妹

三人魚姉妹

劇団だるめしあん

APOCシアター(東京都)

2014/09/18 (木) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★

わりと表層的だったかな
人魚村(?)では結婚では女性の長くて美しい髪が重要とか、
人間の世界=都会で、人魚の世界=田舎とかいう構図がわかりやすくはあった70分。

ギンノキヲク FINAL

ギンノキヲク FINAL

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/09/19 (金) ~ 2014/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

ケチをつけるとすると・・・
劇場がちょっと遠いかなって感じるのと、
観客席後ろで自尊心と虚栄心の混じった私語を、
時々上演中にしていた御仁が煩わしかったぐらいでしょうか。

あっ作品内容には関係ないですね(^^;)

お話は大変出来がよくて気に入った内容であり、
認知症の方への声かけの仕方などは、
某公共放送の番組でも手本に出来るような内容であるなぁ
って思いました。
(これがまた悪い例も先に見せてくれるのでほんと判り易かったです)

笑いの差し込み方も上手で物語を堪能できました。
これで終わっちゃうんですか・・・パート2とか、
今度は救命士の話とか(AEDの使い方講座とか上手そうに思えたんで)
したりしたら、いいのになぁって勝手に思ったりもしてしまいました。

水面の空にノアの箱舟

水面の空にノアの箱舟

劇団ヒラガナ( )

テアトルBONBON(東京都)

2014/09/19 (金) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★

う~ん、なんというかいろいろと勿体ない・・・?かな
ギターの生演奏あるも、舞台セットはわりと(わざと)チープに作っていたりとか。
話は何かボカシタような感じが自分的には合わなかったかなぁと思えた約2時間15分全席自由。

おとなげない遺伝子

おとなげない遺伝子

スマッシュルームズ

シアター711(東京都)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★

初日観劇です
「俺の屍を越えていけ」みたいな感じで、親子って似てるものだよなぁと表現された物語でありました。その分先が読み易かったのと、なんか”ラーメン”食べたくなった105分。まぁユニークだなぁと思った作品感想なんですが、空調がよくなくて、暑かった・・・・んで自分勝手に星はひとつ減じました。

ホラフキ ~あなたの職場、幸せにします~

ホラフキ ~あなたの職場、幸せにします~

劇団与太組

小劇場 楽園(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

満足度★★★

「観てきた」にアンケートUPするとは珍しいですね
とある地方の広告制作会社にやってきた、
心理学博士でもDr.でもカウンセラーでもなく「ライフハッカー」と名乗る男。
その男が会社内に新たに作った「休憩室」にやってる社員たちを、
い~い加減な「ホラ」話で笑顔に変えて職場環境を明るくする男・・・。
しかし、彼には別の目的があった!のでした。

→ちょっぴり笑える社会派作品、
との触れ込み通りに笑えるトコはちょっぴりだったかなぁ・・・。
と思えた約1時間50分

ねじまき島エレキテル

ねじまき島エレキテル

アナログスイッチ

シアター711(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★

頑張ってはいたように思えたが・・・
自分には合わなかったなぁと思えた90分

ヒネリが感じられなかったし、あまし心に響くトコもなかったです。

ネタバレBOX

廃墟となった建物のある島の地下(?)秘密施設でアンドロイドの製造運用実験が行われているらしく、そこに開発者の一人息子が父親の奥さんとの騒動が元で3日間預けられ、そこにいたアンドロイド達と過ごし、博士の研究成果を持ち出そうとしたスパイというか裏切り者との騒動を通じて成長したという話でした。 

夜間に充電を済ませておけと言われつつも、ネットに上がったスポコンボクシングアニメに興じるアンドロイド達のキャラクターがロボットらしくなく笑えるんだが、チグハグ感を覚えたです。ゼンマイ式の女性型アンドロイドの螺子も背中に生えてて分かり易いのだが、自分的には「神秘の世界エルハザート」゙のゼンマイの鬼神の方がイメージは良いです。はたまた先の「戦隊モノ」の”悲しみのセンキ”さんみたく折りたたみ式の方が現実的だよなぁとか思えたデス。ノートPC見てるアンドロイド達ですが、ロボットならケーブル銜えるとか耳にでも挿すとかして欲しかったなぁ(某メイドさんはプリンターのケーブル耳に挿して脳内映像プリントアウトしたりしてたしなぁ(^^) という何か自分的には、いまいちな設定での物語の進行が甘く感じたんです。 少年の夏の日の経験での成長物語は様々な話があり、上手に良いトコ取りするだけでも物語が深くなったりするのに、お笑い系コント集に終始した感じを受けました。まぁ粗筋に突っ込ではいけないらしい(^^)ので、いいのかなぁ・・・これで。

舞台セットは廃墟風な感じ、ほぼ満席でした。
開演時間は5分遅れ。

300年の絵画と鉄仮面の姫君

300年の絵画と鉄仮面の姫君

KENプロデュース

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

展開が見逃せないっ!
次は次はと期待が進んで、
あっという間の2時間半が過ぎた舞台でありました。

自分的に気に入ったのが”アラビアンテイスト”と各登場人物たちの衣装と、
使用していた武器の選択センスが大変気に入りました(^^)
結構小道具に気を遣った方がいますねぇ(ニヤリ(^^;)

タイトルの”鉄”は、いらなかったんじゃないかしら?
再演とかする時は付けない方が、シマル感じがいたしますです。

今はただ遠くからありふれた歌を-

今はただ遠くからありふれた歌を-

演劇企画ハッピー圏外

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

前作は8年前でしたのね
再演ということですが、なかなかに面白い話で楽しめました。 
が、前半はちょっとスローペースだったかなぁと思えた約2時間。

ネタバレBOX

舞台は現実の世界と微妙にズレた妙にレトロでハイテク(?)な架空の世界にある神奈川県川崎市多摩区の板金工場であります。さまざまなSF設定世界を突然50年もの時を飛び越えて現れた幼い幼馴染とおじいさんになってしまった元幼馴染たちが繰り広げるのですが、作品世界の今を知らない幼馴染に説明するという方法で、上手に世界観やら情報やらを説明する手法は見事でありました。一部設定などは『ROBOTICS;NOTES』(ロボティクス・ノーツ)に似ていますが、今作の方が6年早いです(^-^) 冷凍冬眠や万能家事手伝いロボなどは「夏への扉」風ですね~(^^) (凍結保存って現実無理でしょうなぁ・・・) 

客席と舞台が近く(最前列は凄いですよっ!っと)、楽しかったんで星は大盤振る舞い(台詞のカミカミが、ちらほらあったけど上演回数が増えればコナれるでしょうし。)であります(^。^)

浅野泰徳氏(たのしそ~うに弾けて演じてる様子が一ファンとして面白かったです♪)演じる初期型オリジナルの家事作業手伝い(補助?)アンドロイドが楽しかったが、某小説で有名な3原則が組み込まれていない~(^-^)名前が”マルチ”って入ってて「マルさん」と呼ばれるんだが・・・。マルチとゆ~と、お掃除好きな少女型ロボを思い出してしまいます(^^;)

Web人格(「トロン」みたい~・・でも続編映画はつまんなかったな(アニメのほうが出来が良いと思うけど(^^)って・・これだけでスピンオフの物語が出来そうな設定でした(「ネットの海は広大だわ♪」とか)=映画『トランセンデンス』みたくネットが使えない世界になってるトコ等はSFファンとしても楽しめたです(^^)

獏の棲家

獏の棲家

異魂

OFF OFFシアター(東京都)

2014/09/09 (火) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★

そんなにイタさやコワさは感じなかった
想像していた不思議系な話ではなかったかなぁっと。

割と普通(失礼)の不幸話(と言い切ってもいけないですね)だったと思えた1時間20分

ネタバレBOX

なんか眠気も出てきたこともあり、自分の評価では星2.5ぐらいでしょうか?
(小品感があったかなぁ・・・と)

父親の不倫→離婚→一家離散という過去を持つ、現不動産屋勤務でホストに金を貢いでいる真鍋薫が、舞台となる不動産物件=現更地=5200万円にて、購入検討するカップル=いろいろと因縁のある方々(笑)と繰り広げられるお話でした。

主人公の薫が不安をおぼえると、
獏の不気味な唸り声が聞こえるという設定(であってるかな)でありました。

大人の寓話という割りに教訓は・・・浮気ってよくない?
悪い男に騙されるな?という感じも自分は受けなかったです・・・。

オープニングの紙絵芝居は楽しめたが、これも小品感出してたかしら。

真鍋 薫:一家離散に結婚を約束した男に式場キャンセルされて以来、ダメンズウォ~カ~(?)化して、現在は歌舞伎町のNo.1ホストを目指すぜ・・などと言ってるヒモ化した彼氏に金を貢いでいる。キャバクラ勤務の経験もあり。 実は舞台の更地は元々住んでいた家があったところでした・・・。
梶 俊介:真鍋と共に不動産に勤務し、今回の更地も共に担当してるガタイの良い男性。薫に振り回される係(^^;)
立石 澄夫:薫の元彼=結婚式ドタキャンした男(キャンセルは母が勝手にやったと弁明)会社潰してしまい借金に追われ、当座の300万円を都合してくれたカオルが妊娠したコトもあり結婚の約束をしてて、そのカオルが買いたがってる家を共に見に来て、かつての恋人である薫と再会し共に暮らそうと言い出すような男です。
カオル:家が資産家らしい金持ちのお方(^^;)って、なんでそんな背景でキャバ嬢やってたのかしら?惚れた澄夫と結婚するために家の購入や妊娠(虚言でした)を告げてるが、ホスト通いもしてて九條とも見知った仲(^^)
西野 晴美:となりの奥様、いろいろと好奇心の強いお年頃(^^)けっこう面白い狂言キャラともいえました。

オープニングは巨大な本=タイトルは今作の題のまんま=の前で繰り広げられる、在りし日の真鍋の平和な家庭(弟がいたが離散時に別々に引き取られて別れ別れになったようです)→に父の愛人が乗り込んできて獏が食い荒らして暗転です。
で更地での展開になります。
で蝉の声がする暑い日にホストの梶君連れて薫りが登場し、隣の奥様やらカオルやらが加わっての展開となり、結局梶君と別れ、カオルは別件を探し。この更地は他の方(以前見に来られた方)が購入し、隣の奥様に別れの挨拶を済ませて、再び確認にと購入者が更地に来るのを迎える時に、薫はまた獏の唸り声を聞いて終劇です。

もし無事に二人結婚してたらと、薫が立石と共に更地で行う幸せな家庭ごっこが寓話的だったかな。

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