満足度★★★★★
デビーちゃんとケルベロスさまの可愛さで星はオマケします(^^)
なんとはなしの後一歩感はあったのですが、
楽しい舞台を表現できていたなぁと思えた作品でありました。
(アンケートなどは無かったです)
(上演時間は2時間弱ってトコかしら)
ネタバレBOX
大泉洋さんにヤヤ似ている(こっちの方のほうがちょっと太め(^^;)かしらと思える主人公に取り付いてる天使と悪魔(別居中の夫婦で息子一人あり=母親(=天使)が引き取ってます=週刊サンデーの「戦争劇場」みたいな設定ですね(^^)が舞台となった銀行を襲えるかと働きかけるのだが、まごまごしているうちに他の銀行強盗さんが襲来してしまい。本社の抜き打ち模擬強盗と思った支店長がマニュアル通りに銀行を封鎖してしまい、出られなくなった他のお客様(銀行のなじみ)と受付の行員さんなどを交えて巻き起こるどたばた人情劇であります=オチはハッピーエンド♪
悪魔の旦那さんのやった強盗さんの身の上長話の早送りと、部下であるキャピキャピ(死語ですねスイマセン(^_^;)悪魔デビー・チャンのキャラと行動&前説での登場=ケルベロスさまの前説は本当に楽しかったです。
前説は2回。先には「モヤモヤさまぁ~ず」でも使われている音声ガイド「SHOW君」で、開演直前に舞台正面にパペットの魔界警察長官ケルベロスさまのユニ~クトークありました(のんびりとしたような間の取り方が絶妙な観劇での禁止事項やら何やらを面白おかしく喋ってくれました(^^)。
観劇後に近くの商店で1個65円のキャベツ(安いんですよ!・・・他に人参とかも安かったから、このシアター行く時には何か買い物考えて行こうかなぁって思いました。)買ってしまって喜んでいたら・・・次に見た芝居でのキャベツの扱いが・・・・・で、なんかキャベツに付かれた日だったなぁと変な感想も追記しときます(^^)
満足度★
なんとなくフワフワした感じを受けました
話の内容は何となくはわかったのですが、
なんかゆる~い感じが眠気を誘発してくれた上に。
アフタートークも焦点がボケてる感じで楽しめなかったなぁと・・・。
SFは好きでなくドラえもんが好きだという主宰に納得できた作品内容でした
ネタバレBOX
アフタートークで何とか作品世界観を補完出来たけど多少って感じで、トークゲストさんも作品から受け取った印象やイメージは主宰の表現したかった事とは異なっていたですよ・・・。
え~話はタワーと呼ばれる人の住環境等が理想の世界で、そのタワー内に住む人とタワー以外に住む人との軋轢とかタワーの目的とかが語られてくんですが。まぁ自分の理想を押し付けて理想郷に取り込もうとする某「ベルトさん」みたいな存在と手足として動く女性型アンドロイド2対とタワーの外で住むバイタリティー溢れる少女(?)とかの話。最後は洪水が起こった~と嘘ついてタワー内に人間を取り込んでしまったというオチ・・らしいです(これは自分の感じたストーリー内容ですので劇団の表現したかった事とは多少異なるかもしれません)
一応SFの体を成してるのに世界観とか状況とかの説明が少なく脳内に物語の構築がし辛かった・・・・。某「教室」みたいに生徒が皆教室内で先生に銃を突きつけてるシーンから始めて矛盾無い世界観を構築し上手に読者=観客に見せるという丁寧さを求めたいなぁと思えた作品でありました。
満足度★★★
テーマは重く共感できるのですが・・・・
その表現が追いついていってないなぁ~と思えた90分の作品でした
ネタバレBOX
状況・作品の背景説明が舞台上で明確にされてなく、心情吐露の会話劇がいまひとつピンと響いてこなかった・・・。
ごみ集めの姉さんが主役でもあり生存背景とか周囲との関わり等設定は作り込まれている様であったが、いかんせん 表現が心に届かなかったなぁと思えたんですの・・・。
自分的には「銃夢」の最初の話で主人公が、そ~ゆ~施設を叩き壊す方に賛成ですが・・・・。(とりあえず生きてみろやって思うのです=どうせ100年とか生き抜くのも大変なんだから・・・・)
満足度★★★★★
話は史実を脚色した笑いの強い感じでした
でも、その分背景にある戦争という強い負の現実がより強く明確に感じさせる話となっておりました。戦闘よりも飢餓や病死での死亡者が多かったという過酷な現状の中、演劇という文化がどれほど人の心に希望や明るさをもたらすのかが見事に表現されていました。
25分の休憩を入れた3時間の長作で、ほぼ間髪入れずにアフタートーク=今回は舞台照明と若手2名の参加トークイベント約25分+でありました。
ネタバレBOX
熱帯のジャングルで生き延びてる兵士の娯楽たる演劇分隊の設立から解散までを描いた話であり、今は昔と当時の戦場を思い出しての回想が主体のしーんであり。その分ナレーションで日時等を言ってくれて時間経過や状況が良くわかりました。
役者等を集めるのにも各部隊に召集をかけて、手弁当持参でジャングルの中を3~4日かけて徒歩で移動してくる兵士たち・・・。とか100人中70名近くが浪曲でサビを覚えたとボヤく参謀殿=話のわかる実に人間らしい上司として描かれており、戦争モノによくある横暴・無能なというステレオタイプに表現されてなかったとこが実にホントの話なんだなぁと感心できました。
分隊の屋台骨であった班長が陸軍司令長官の移動で共を命ぜられ本土に帰国できるところを、島の7000名の同胞の心の支えになっている演劇の為に個を殺して皆の為に残ったという話の件は、最後の雪の話と同等に心を打つエピソードでありました。
満足度★★★★
千秋楽観劇です
幻想時代劇と冠した通りの舞台表現でしたと感想♪
様式美を感じさせる衣装や芝居が間近で楽しめた2幕約2時間半(休憩10分)の作品でありました
ネタバレBOX
アテルイ側の衣装は赤が基本で、男が黒いブーツ(?)で女性が赤。
対する大和勢力は黒が基本で将軍田村麻呂は感じがダースベイダーのような位置づけに思えたデス。(恰幅良く見栄えしました(^^)
笑い処もあり楽しくはされていたが、笑いはヤヤ滑ったかしら・・・・。
(スカウターの猪頭数とか、被り物の説明タイムなどなど・・。)
また、時代背景の説明や場所の説明は舞台背後の壁に映像が映されて判りやすかった。
1度は敗れて散り散りになった東北部族をまとめた象徴としての”アテルイ”が、大和側の物量作戦にて殲滅を避ける為に首を差し出し(まぁ将軍との一騎打ちでの敗北ですが)負けるという史実に即したファンタジー時代絵巻でした。ファンタジーな分いろいろとリアルさとか細やかさには欠けるかなぁとも思われたのですが、楽しみどころは宝塚のような感じですので。それは上手に再現できていたなぁと思えました。
満足度★★★★
ライト感覚の作品でありました
ストレートに作られていて、主宰曰く「見るよりやる方が楽しいですよ♪」という感覚でありました。 なんとなくわかります(^^)
奇のてらい無く出来てる分、安心して全年齢で見れますが。まぁ食い足りなさとか細やかさとかには欠けるかねぇと思えた約100分弱。
ネタバレBOX
う~ん感覚的には、ハッピーエンドにして誰も死なない。絵本にされた改訂版「オペラ座の怪人」って感じでしょうか。
今ではシアターを残すのみとなった花月園で公演をしている団体さん。2チーム制で、花月園の呪われた=その席は何故か公演中空席になるという5番シート前が定位置になる主人公。上位チームに昇格になりチーム内での軋轢など描き。呪いの原因の幽霊さんとも出会い会話し、この世(?)より連れ去られるが、メンバーの説得に応じ改心した幽霊さんが主人公手放して呪いも無くなってハッピーエンド。という感じです(^^;)
幽霊さんの呪いは原因不明の体調不良とかで、公演がうてなくなるほどの欠場者を出したりするわりに緊張感とかは伝わらなかったりしたかしら・・・。
でもまぁ眠くはならなかったし、サクサクと進むので結構楽しかった♪
差し込まれる現代・過去の少女歌劇団のダンスとかがメインだからか、話の細かさや人物設定の軽さとかが深くなればもっと薦められたろうにと思ったデス。
満足度★★★★
地獄の話ではありました・・・
で、なかなかに積み重ねたエピソードが楽しめた約2時間弱の作品です。
ネタバレBOX
・・・・・自虐ネタで開演時間が何故5分遅れる(本公演も遅れました、この通りに・・。)と突っ込みを入れるシーンが何とも可笑しかった=わかってて改善できないのは構造欠陥??
あ~さて作品は、2部構成風で最初は各人間個人に付いて人生のライフポイント=善悪の行動にてポイントつける話をプロローグ風にして。メインはマイナスポイントのままご臨終されて、地獄に落ちた主人公らが、その場所の管理”鬼”を泣かせることによって地獄を抜け出す行動をする話。泣かせ方は何でもOKで。感動する話とか、料理の美味さとか、さまざまです。でもタイムリミットがあって=鬼が10数える間に何かしないと鬼は豹変して各人を襲うと言う設定あり。鬼役のすわいつさんはパンチパーマにふくよかなおなかで、赤鬼らしい外見ながらスーツ姿で泣き上戸風なのが楽しかったです♪
作品上の地獄の雰囲気は「鬼灯の冷徹」に出てくる地獄に似ていたかなぁとか思えたですね~(地獄の番犬ケルベロスちゃんの格好も楽しかった(^^)
しかし、あらためて地獄の拘留期間とかパンフに載ってるの見ると。40億年ぐらいで地球は太陽に飲み込まれるらしいのに。兆単位での期間があるのは凄いなぁと思えるデス=弥勒さまも56億7千万年後に来ても地球、太陽の中ですが・・・どう救うのだろう?(^^;)?
ちなみにライフポイントの話は結構ツボで。路上の空き缶とか拾ってリサイクルBOXに入れるように行動し、帰路に着いたことを報告します(^^)
作中の”短気マン”は受けたデスよ本当!
満足度★★★
狙ってのことなんでしょうが・・・
劇中劇と舞台上の現実との境界が曖昧な感じにされていて、
わかり難さが感じられたなぁと思えたです。
強気で強引な亡き女優さんとか、俳優一家の雰囲気&昭和の時代感などはリアルな飲食などでも雰囲気を上手に出せていたなぁと思えた約2時間弱。
ネタバレBOX
たわし入り素麺のシーンは結構笑えましたが、実際に舞台上に落ちた麺を「ジャリジャリする~」と言いながら食べた役者根性ある作品を思い出しました(^^;)
それにつけてもだんだんと破綻してゆく劇中劇=八月の遺言状の脚本が壮絶な分。当時のTVは録画収録でなく生放送ぶっつけ本番という感じは表現できていたが、緊張感とか状況の説明は不足している感があり今ひとつ話に入り込めなかったデス。
満足度★★★★★
市民館のオペラでもあり期待感は薄かったんだが・・・
字幕といい舞台セットのつくりや見せ方など。
当然音楽に声&衣装等、出来が良かったです。
・・・まぁ雑音出す方々はいつも通りにおりましたが・・・・
いいかげん自宅リビングと劇場でのマナーを理解して欲しいわ~
良い年齢の方々が・・・無駄に年ばっかりくいやがって・・・と思えたねぇ・・・
2幕での市民の”市”の騒然とした雰囲気などはよく表現できていたですわ
原語上演であり字幕読んでると舞台上の芝居がちゃんとなさってる分気になって、惜しいなぁとか思ってしまえたです。
人気が高いのも頷けるオペラでありました(^^)
満足度★★★★
上演は原爆・戦争というものに興味をもって下さればという意図ありだそうです
インパクトの強い表現をメインにした表現でありました
博士ってーのは白衣着て湿気た研究室でゴホゴホいいながら研究してればいいんだよって言われた仁科博士は血気盛んで好戦的でありユニ~クでした(^^)
(バカル~バンザイ博士も似たようなもんだが)
ピカドンの怖さと表現が結構凄まじかったなぁと強く印象に残りました、
時節柄合ってる話でもあり熱気は良かったと感じた2時間10分ほど。
しかし原爆(新型爆弾人体実験の為に降伏交渉を延ばしてまで投下した非人道的な兵器使用=水爆実験では自国の兵士まで被爆させたし・・・)・東京大空襲(脱出経路を閉じての大量爆殺)といいホント鬼畜だね米国。こ~ゆ~芝居で表現を続けて70年経とうと100年経過しても伝え残して欲しいですね、戦争というものの悲惨さを・・・。
さて丁度8/4に池上彰さんのTV番組<教科書で学べない戦争>でも情報流されましたね~23枚の機密文書=日本での原爆開発計画書(ウラン型の為の濃縮方法の模索・研究案)・・・とか、原料のウラン採掘に借り出されたのが14~15歳の少年達だったとか・・(研究者数が米国2万人?対日本20人・・・)。(しかし池上さん凄いな、米国の最初の核実験場まで行ってくるとは。)
満足度★★★★
五つの作品を上手に演じて見せてくれていました
素舞台に椅子代わりの白い正方形の箱と下手に着替え用のハンガー+靴を置いてました。最後の話が結構笑えてしっとりしたなぁと思えた約80分
満足度★★★
Bチームさん観劇です
う~ん多焦点レンズって作るの難しいと思えた=感想
あんまし焦点は多くしない方が良いのでは?
と思えた1時間45分の全席指定
ネタバレBOX
男女一人づつの退席者を見たデス
龍馬大好きってフリークスには受けないかしら?
サスペンスって感じとコメディとかのバランスも微妙だった
(大阪名物パチパチパッチン~を昔ペタペタペッタンとゆ~て関西出身の友人にド突かれた記憶があります(^^;)→関東の高齢の観客さんには受けそうにないネタだったなと・・・)
綺麗な衣装と生演奏と頭部セットマイクでの歌といろいろ見所は揃えてはいましたが、物語の状況説明とかはいまいちでした・・・・。数々の龍馬関与事件の説明はTVショッピング風だったりとか楽しませてはくれたし。字幕の舞台上部投影は大変良かったんですが・・・。
満足度★★★★
古典とは思えない話であった・・・
日本が舞台と思ってたら普通に英語名での舞台でした(^^;)
(温泉地が主題でした)
故郷を愛して故郷の為にと働いていた主人公が、個人の利権などに巻き込まれて弾き出される話は今でも通ずる不変の話なんですねぇ=進歩していない人類・・・。
熱くなるのは解るが、台詞がチョイ聞き取り辛くなるのはチョット・・と思えた全席指定の約2時間強。(開演時間が守られてて嬉しかったさ)
満足度★★★★
積み重ねた会話の先に見える真実・・・
何か久しぶりに王道な感じに思えた芝居でありました
50席に満たぬ劇場に70分強の上演時間、新宿駅からそこそこの距離・・・。
なんだけど料金とかも考えると・・・お薦めだなぁと思えた作品でした。
<開演時間も守ってたしね(^^)>
ネタバレBOX
ただね、亡くなったお父さんの身体自由度の加減(一応車椅子生活で糖尿病の悪化による視力の低下は語られていました)がわからず。登場人物全てが事故か他殺かで二極化していて、自殺の可能性を語らなかったのが不思議に思えたので星は満点にはならんかったのですよ・・・・。(作品上何か表現された設定があったかもですが、よくわんなかったです(-_-;)。)(某漫画の空閑 遊真のサイドエフェクトがあれば一発でわかるだろうになぁ(^_^)
3人掛け位のソファー一つに木の長方形のテーブル×1に長椅子(背もたれ無し)×1のみの置いてある質素なコンクリ打ち出しの壁に囲まれた長方形のワンルームマンションみたいな舞台空間で、2方向に階段状に座席を並べた超至近距離の作品であります。
DVに明け暮れた挙句車椅子生活になり、昨年不審死した父親をめぐって。少々ボケが始まった?かと思える残された奥さんと子供たち=4人兄弟=末娘のみ未婚。でその兄弟家族が長女の結婚した旦那が夏のみ営業する海の近くのレストランに避暑を兼ねて出かける直前の実家の居間で語られる家族間の事情・思惑・感情・秘密を会話で重ねてゆく芝居でありました。
昨年は居なかった次女の旦那さんが亡くなったDV親父の死について好奇心さながら聞き始めて各人の思惑・思考・現状が吐露されてゆくという手法っす。ほんに良く出来たショートショートストーリーでありました。
登場人物の性格のらしさが上手に演じられていて、あぁいるなぁこ~ゆ~タイプと思わせるトコ上手やなぁと感じたであります。
満足度★★★
う~みゅ・・・説得力が不足気味に思えたですよ
理不尽なゲームに従う登場人物達に、車の往来の無い横断歩道の信号機ルールを頑なに守る現実の人々の姿が重なりました。
ゲームに集められた人々の行動とか状況の説明・設定の表現が甘いかなぁと思えた約100分。
ネタバレBOX
夏祭りのセットに拵えた会場に薬で眠らされた登場人物達が運ばれて、金魚すくいの勝敗に命をかけるという設定です。まぁゲームを承諾するのは構わないんだが、GANTZの脳内爆弾みたいなチップ話とがリアリティ薄く感じたなぁ・・・と。その上に敗者の殺害方法が会場内に居るゲームマスターの一人のシャベルによる撲殺・・・って何か納得がいかなかった。銃使うとか毒殺するとか設定に少々難が感じられた脳内チップでとか・・・何か方法とか無かったんかな?まぁスプラッター雰囲気出すには撲殺とかが合ってると思ったのかなぁ?
んで、割と出尽くした感のあるデスゲーム話でありますが、設定と見せ方とかが弱かったですね~。
満足度★★★★★
イチエフ 2『恐怖が始まる』を観劇です
マスメディアが伝えることが少なくなってきた話ですが。
現状はまったく良好に転じられず、
継続中だとリアルに伝えてくれた物語でありました。
妙に同意できる生活観漂う、
10畳ほどの仏壇のある和室で繰り広げられる会話劇=約2時間。
アフタートークは約30分。
東京新聞で震災時から取材されてる片山女史の危ないネタ話でした
(笑いは入れては下さるのですが、現実がホント笑えない話が多かったデス。)
ネタバレBOX
舞台となった家族の居間がセットに再現されています=10畳の畳部屋に仏壇と卓袱台が中央に配された空間を柱が横線とか骨格状に配されてるセットでありました
その家の大黒柱である父親が亡くなって、明日49日を迎えるという日からの過去の回想を交えた原子炉の廃炉作業を見えない放射能の恐怖を表現しつつ。安全基準値数値と言われるものの不確かさや、家族の葛藤・下請け会社の現状・作業仲間との信頼など心に響く話が再現された舞台でありました。
最初は単に家庭内不和=父親への反発と見せていた他家の息子さんの異常とも言える行動などが、話が進む事によってそれが見えない恐怖=放射線・・のせいだとわかる作りには冷や汗を感じる作りでありました・・・。(イチエフの作業をして帰ってきた親父の後の風呂は入りたくない=湯船の湯は抜けと怒る息子さん=洗浄して帰ってきても何かしら身体に付着している放射性物質があるのでは・・という不安・・・結局内定の決まった仕事先も関東圏にあるとイチエフの放射能被害からは逃れられないのでは?と考えて就職先を南へ、沖縄とかにすると言い出す息子さん・・・)これは納得せざるを得なかった=だって恐怖の元凶は本当に目に見えないのだから・・・
作業員同士の精神的繋がりや、自分が故郷を綺麗にして安全に住みたいからと。恐怖心を抑えて不安を抱えてもイチエフの作業継続を選び取る人たち。不安に押し潰されてイチエフから抜けても拭えない不安感に苛まされる元作業員の心情とか、上手に舞台上に配していたなぁと関心しきりでありました。
アフタートークでの笑える?かなぁ、やはりキツい話だなと思えたのは。単身赴任でイチエフ作業して、妻にせめてもと危険手当等で給料を多く渡していたら=その金で妻はホスト通いして結局離婚したとか・・・。現実はきついなぁ・・・って思ったデスよ。
5年で100μシーベルトという放射線量はリセットされるそうです。生涯線量は300~200とか言われているらしいのですが・・・。初期の作業の頃にいた専門性の高い知識を持った作業員さん達は線量オーバーで作業が出来なくなり、慣れていない方々が作業をしてる事も増え、経験とかで回避できたであろう事故や怪我などで作業の進みが早くならないとも話されておりました。40年を目処にしている廃炉ですが、取材してて見てても無理だろうと思えるそうです・・・。インタビューできる作業員の方々も次々と辞められるので、日々パチンコ屋の前でナンパ(インタビュー受けてくれるかという)してるそうです。この年で日々ナンパって少々自虐的になられておりましたね(^^;) (所属してる社からは弁当配給とかも無かった時に、共同通信社の方がお弁当を分けて下さり。情報配信だけでなく弁当配信(^^)もしてくれるんだぁとありがたかったそうです・・大変ですねぇ・・いろいろと・・)
満足度★★★★
音楽劇と冠しているだけあって~♪
上手に歌などを差し込んでおりました。
無理・無茶で御都合主義的な展開は無く、
写真館ということもあり、上手に撮影写真をスライドで表現したりと。
演出とかもいいなぁと思えた約1時間50分
満足度★★★★
史実の追走でもあり結末も分かっているのだが・・・
なかなかに緊迫した状況を間近で繰り広げてくれる作品でありました
いろいろと入り組んだ組織間対立なども盛り込んでくれてはいたのですが、
ちと消化不良というか説明の少ないトコがあったかなと思えたですね。
満足度★★★★★
日本の夏・・・
太鼓の夏♪ (西瓜とか蚊取り線香とか風鈴に花火・団扇が似合いそう(^^)
なんか楽しい村祭りって感じで好きです(^^)
今回は亜門さんがストーリー仕立てにして、
開演前の幕でざっと流れを字幕投影していました。
トントコ・トントコ&笛に鐘に三味線なども加えたお祭りエンターテイメントですなぁ
15分の休憩挟んだ50分→60分の2時間強=2幕でありました
ネタバレBOX
そんなに解りやすくはしてなかったが、文字とか言葉とか無かった原始時代では音楽=ここでは太鼓がメッセージの主体であるといった風の太鼓舞台芸術でありました。
火山の麓の村で生まれた子供が両親を火山の噴火で亡くしたが、天女に救われ村で逞しい若者に育ち。村に攻めてきた黒の部族と戦うが、太鼓を通じ(戦闘で置き換えてもいいかな)て理解しあい和解するといった内容ですかな。
幼子の表現は黒子2体で操作する人形さんでした。
細かく良く動かすんだコレが(^^;)
(遠目だと人間?さんって感じたデスよ)
満足度★★★
楽しませましょう♪ 面白いでっせ~ってゆう感じは良く出ていたが
主人公の性格設定などの作り込みが甘く感じられ、
今ひとつな感じと間延びした印象を受けたデス。
10分の休憩挟んだ約3時間弱の大作でありますが、
個々のエピソード背景や伏線などを濃厚にするか。
サクッと主要エピソードをリズム良く盛り込んで、
2時間ぐらいの尺にした方が良かったのではなかろうかと思いました。
ネタバレBOX
ウェルカムサービスとか観客参加型(まぁカラーボールの投げ入れですが(^^)の舞台とか、楽しめる主人公の設定など褒めるべき要素も多い分。
SF(少し不思議)系の話の設定を伏線など上手にひいての見せ方とか、
40歳過ぎのバツイチ、11歳の息子持ち&元暴走族総長で。
保育士の資格持ち=ここの理由や設定を煮詰めて説得力強く、
わかりやすいキャラクターにしたらもっとののめり込めたろうにと思ったデス。
(EX:総長やってた位だから下の面倒見とかよくて、基本子供は嫌いだったのに妙に好かれるようになってしまい・・・とか説得力強い資格設定にして欲しかった)
虐待受けていた児童より、主人公がリアル(?)に怪我してて長袖着ているという設定・・・。 こ~ゆ~のは保育園の児童皆が半袖等着てる時に、暑くても長袖に長ズボンとか履いてて脱がない=着替えないという伏線出した方が、最終的な身体の傷表現での説得力とか深まったろうに・・なども思ったデス。
会場通路に児童画貼ったり、スタッフさんが幼児服着ていたりと雰囲気の盛り上げも良かったんだがなぁ・・・。
作品世界で、5~6歳児が見た目大人が演じて会話するという設定は楽しめたが、最初の2重的な表現=見た目と本音の人物を分けて表現するとか解りやすい工夫して欲しかったなぁ(見た目通り=仮面つけた園児服で背後に大人性格が付いてて本音喋ってるとか・・・(キムタクドラマでインパクトあったし・・仮面・・)
世にも不思議な物語とか4コマ漫画とか「世紀末リーダー伝」みたいやなぁと似たような設定話を思い出しました~(^^;)
歌って欲しかった・・・主人公さんに・・・前半とかで・・・
「子供達を責めないで」・・・歌詞
私は子供が嫌いです
子供は幼稚で礼儀知らずで気分屋で
前向きな姿勢と 無いものねだり 心変わりと 出来心で生きている
甘やかすとつけあがり 放ったらかすと悪のりする
オジンだ 入れ歯だ カツラだと はっきり□に出して人をはやしたてる無神経さ
私ははっきりいっで絶壁です 絶壁です 絶壁です
努力のそぶりも見せない 忍耐のかけらもない
人生の深みも 渋みも 何にも持っていない
そのくせ 下から見上げるようなあの態度
火事の時は足でまとい 離婚の時は悩みの種 いつも一家の問題児
そんなお荷物みたいな そんな宅急便みたいな そんな子供達が嫌いだ
私は思うのです この世の中から子供がひとりもいなくなってくれたらと
大人だけの世の中ならどんなによいことでしょう
私は子供に生まれないでよかったと胸をなで下ろしています
私は子供が嫌いだ ウン!
子供が世の中のために何かしてくれたことがあるでしょうか
いいえ 子供は常に私達おとなの足を引っぱるだけです
身勝手で 足が臭い
ハンバーグ エビフライ カニしゅまい
コーラ 赤いウインナー カレーライス スパゲティナポリタン
好きなものしか食べたがらない 嫌いな物にはフタをする
泣けばすむと思っている所がズルイ 何でも食う子供も嫌いだ
スクスクと背ばかり高くなり 定職もなくブラブラしやがって(←ここ好きです♪)
逃げ足が速く いつも強いものにつく
あの世間体を気にする目がいやだ
あの計算高い物欲しそうな目がいやだ 目が不愉快だ
何が天真爛漫だ 何が無邪気だ 何が星目がちな つぶらな瞳だ
そんな子供のために 私達おとなは 何もする必要はありませんよ
第一私達おとながそうやったところで ひとりでもお礼を言う子供がいますか
これだけ子供がいながらひとりとして 感謝する子供なんていないでしょう
だったらいいじゃないですか それならそれで けっこうだ
ありがとう ネ 私達おとなだけで 刹那的に生きましょう ネ
子供はきらいだ 子供は大嫌いだ 離せ 俺は大人だぞ
誰が何といおうと私は子供が嫌いだ 私は本当に子供が嫌いだ〜〜〜