アルペンループ
サイバー∴サイコロジック
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2010/02/19 (金) ~ 2010/02/22 (月)公演終了
満足度★★★
立山にある地獄とは
立山山腹にある地獄アミューズメントパークで繰り広げられる会話劇。
地獄を体感するアミューズメントパークという発想は面白く、当然、そこに集まる人々は心に傷持つ人々。
空いっぱい
アンティークス
OFF OFFシアター(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/05 (月)公演終了
アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―
ピーチャム・カンパニー
シアターPOO(東京都)
2010/02/05 (金) ~ 2010/02/08 (月)公演終了
満足度★★★
古典は現代にも通じるのか?
アルトウロ・ウイというシカゴの鼻つまみ者が1930年代の世界恐慌が吹き荒れるシカゴを舞台に、暴力を背景に、近隣の街々をも牛耳る大物ギャングに成り上がるまでを描いた、1941年に発表されたベルトルト・ブレヒトの原作を忠実に、かつ、ずいぶんとコンパクトに上演。
アルトウロ・ウイというギャングは、1930年代にブレヒトの母国、ドイツで急速に力をつけ、人々を恐怖のどん底に突き落としたヒトラーに重ねて描かれる。
物語が作られた当時の時代背景を踏まえれば、原作がどれほどの説得力を持ったかは想像に難くないが、本上演でも、原作が描いた暴力の連鎖は時代を乗り越えて、生き生きとよみがえるのだろうか。
それを表現しようとした劇団の意図は十分に感じることができたが、平和ボケした私の頭では、本作の中でそれほどのリアリティを見出すことはできなかった。
古典作品の上演の難しさといわざるを得ない。
本年秋には、新作による本公演があるとこのこと。
昨年の「イヌ物語」で見せた劇団合同のメリットを生かした現代劇を期待したい。
フジヤマタイガーブリーカー
MCR
駅前劇場(東京都)
2010/03/17 (水) ~ 2010/03/22 (月)公演終了
満足度★★★
TrackBackSystem。。。
前作、リフラブレインがとても良かったので、一気にファンになった。
フライヤーを見て、MCRのもうひとつの側面を見れるかと期待して、あえて、
「TrackBackSystem」を観劇。
しかし。。。
う~ん、見る作品を間違えたかも。
次回は切なさあふれるMCRを見ようと思う。
北守の騎士とカルボナードの踊る魔女
青果鹿
テアトルBONBON(東京都)
2010/09/02 (木) ~ 2010/09/06 (月)公演終了
満足度★★★
混沌としたまま終わってしまい残念。。。
宮沢賢治原作の「グスコーブドリの伝記」、「北守将軍のと三人兄弟の医者」、「貝の火」という作品をモチーフに紡ぎ出される詩的なイメージ。
グッバイ・マイ・ダーリン
世田谷シルク
小劇場 楽園(東京都)
2009/08/06 (木) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★
実験的な舞台
とある「おっぱいパブ」と、その「おっパブ」の階上に居を構える4人家族を描く。題材を寺山作品においているというだけあって、実験的な試みがなされている。寺山作品と異なり、リアルな部分が多いものの、象徴的なダンスが繰り返され、見るものの嗅覚を刺激し続ける。前衛をめざしているであろう、作品なのだから、何を伝えたいのかを理解する必要はなかろうが、70年代の前衛と比べ、リアルな部分が多い分、メッセージを解読しようとしたが、うまく理解できなかった。もう少し、どちらかを鮮明にすると、より観客に伝わる部分が多かったのではないか。相当に好みの分かれる作品のように思う。
庭劇団ペニノ『アンダーグラウンド』
庭劇団ペニノ
シアタートラム(東京都)
2010/06/06 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了
作品No.7
OM-2
日暮里サニーホール(東京都)
2010/02/12 (金) ~ 2010/02/13 (土)公演終了
根源への問い
言語に頼らない身体表現、ダンス、音楽を駆使し、人間の根源へと観客をいざなおうという趣向は今までに経験がなかったため、どのように理解すべきか一晩悩んだが、現段階でも結論を出すことができない。
佐々木敦氏の演技、およびドラムパフォーマンスは(パフォーマンスアート上級者には)一見に値しよう。
【公演中止】ソニックユース
かもめマシーン
小劇場 楽園(東京都)
2010/03/04 (木) ~ 2010/03/07 (日)公演終了