ハナウサギの観てきた!クチコミ一覧

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ミロウのヴィーナス

ミロウのヴィーナス

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

吉祥寺シアター(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

夏に観るべき作品。
アンケートに記入する時間がなかったので、こちらで失礼します。

華々しい冒頭から、誰があの結末を予想出来ただろうか。
まさかの展開。
終盤はずっと泣いてた。
オリジナル曲もストーリーに沿った歌詞で、聴いてて泣いた。

シリアスな作品だが、笑いも散りばめられていてそこの部分も好き。
是非とも観て頂きたい、聴いて頂きたい作品。

ネタバレBOX

登場人物のキャラクターも各々良かったです。
一番のお気に入りはキリスト(西野)。
好きなシーンはミロウに脇腹突っつかれるくだり。「あーーー!!!」(笑)

もっと掘り下げてほしいと思ったのは東野だけど、この作品の登場人物は掘り下げるも何も・・・なので。
東野の喋り方良かったです。

3人の歌姫はホントに歌姫!
個人的には真嶋さんの歌声が一番好きです。
明日は天気 

明日は天気 

演劇集団アクト青山

演劇集団アクト青山・烏山スタジオ(東京都)

2014/06/20 (金) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★

原作を知っているか否かで勝敗が決まる。
今回は、「原作を知っているか否かで勝敗が決まる」と言っても良いぐらいの対決でした。
何故なら千頭和さんチームのは、原作を知っているか否かでだいぶ理解度が変わってくるからです。

因みに私が観劇した昼の回は、先攻千頭和さんチーム、後攻小西さんチームで、原作は未読です。
投票は小西さんチームに入れましたが、もしこれが原作既読だったり、先攻が小西さんチームだったのならば、千頭和さんチームに入れてた可能性はあります。好きな役者さんだらけですし。

今更なので、間に合わない人の方が多いでしょうが、これから観劇される方は、是非とも原作を読んでからこの公演を観て欲しい。でないと公平な判断は難しいです。
まぁ、そもそも対決ってこと自体が稀なので、単純に好き嫌いで良いのでしょうが。

ネタバレBOX

千頭和さんチームは、3組の夫婦がベースだけども、各々が夫の元カノや番頭さん、女中なども演じている。
それは良いのだが、衣装チェンジがないことには誰が今何の役をやっているのか分からなかった(エプロン着ける、とかはあったけども)。

もしこれが原作既読だったのであれば問題はなかったのかも。
なので、原作を知らない人に向けた作品ではない。
これは、原作を知っている人にしか分からない作品。
千頭和さんが後のトークで「分かる人が分かってくれれば良い。」とおっしゃっていたので、そういうことなのだろう。

時系列がバラバラな演出が好きな人は「おぉ!」と感じたかも。
観た場所が悪く、結構役者さんの顔が見れないことが多々あったのが残念だったが、みさきさんの涙を浮かべる表情は見れた!もらい泣きしそうだった(笑)


小西さんチームは、原作の良さが感じられる演出だった。
「岸田國士?誰それ?「明日は天気」?知らなーい。」という人たちに観て欲しい。
このチームの夫婦は可愛らしいと感じたし、旅館の面々も愛着のわくようなキャラだった。

小道具を舞台の下に置く、音響等を役者が声で表現するという演出は「カライ博士の臨終」のときと同じ手法。
傘が赤系だったのは太陽を表現していると踏んでいる。

夫が元カノと会ったときの話を女中さんと番頭さんが再現していたが、夫との話と動きがズレていたように思うので、そこはもう少し合わせた方が良いのかなと。
室越さん、オイシイ役!室越さんで一番笑った~。
Sloth -スロウス[怠惰]-

Sloth -スロウス[怠惰]-

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

ドラマや映画を観ているようだった。
毎回思うが、ボータンツの作品(役者も含めて)はカッコいい!
今回は映像も多様していたのだが、その映像の造りも細かい!

演劇って、映画やドラマにない良さがあるけれど、このシリーズに関しては、演劇だけに留まるのはもったいない作品に思う。

でどりさんも好きだけど、宇喜田も好き。
美香の、にやぁってする時の顔はマジで怖い、不気味。

最終話が楽しみです。

ネタバレBOX

田部さんが空港内で電話しながら移動してる時、映像の角度が地味に変わっていたのだが、それと合わせて役者さんも向きを変えていたので、造りが細かいと思った。

七海はすぐに殺されると思ってたから、最後まで生きてたのは意外だったけど、良かった。
七海が生き残ったのは、さくらの成長をも描いているのかなぁと思った。

美香、死んじゃったのかなぁ。
天宮は誰か演じるのかなぁ。
それ含めて気になる!
リリオム

リリオム

こどもの城 青山円形劇場/ネルケプランニング

青山円形劇場(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

リリオム可愛い。
原作を知らないままの観劇でした。

今回は池松くんがやったことのない役(暴力ふるうわ、女たらしだわ)をやるということで興味が湧いたのですが、その点で言うなら、確かに物足りなさはありました。

もっと女性との絡みや暴力シーンがあれば、その点は引き出されたかもしれないです。


それが無かったからこそなのかもしれないですが、あったかい感じの作風に仕上がってて個人的には好きでした。



回転木馬の演出は円形劇場だからこそ成せる技で、とても素敵だと思いました。

ネタバレBOX

ユリに子どもが出来たと分かって大騒ぎしたリリオム。
その騒ぎを聞きつけたユリに、恥ずかしくて「何でもねぇよ!!!」と怒鳴って椅子に突っ伏すリリオムは可愛くてニヤニヤしちゃいました(笑)
「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゴジゲンらしい。
諸注意とオープニングの映像が好き。
その映像を流すのに、舞台前に幕を張ってあったので、芝居が始まると舞台に奥行と広さがあるように錯覚した。(良い意味で)


窓から男たちが女性を覗いてるのは、過去のゴジゲンの公演でもあったなーと思った。それがどの公演だったかは言われないと思い出せないのだけど。



ゴジゲン初見の人たちがどう思うかはわからないけど、大体の公演を見させていただいた私にとって、この公演は「ゴジゲンらしい!!」と清々しくなった。

ブラック愛な感じだと勝手に思ってる(これはこれで純粋なんだけどね)けど、やっぱりこういう感じが良いと思う。



ゴジゲンでしか出来ないことが分かった。というようなことを松居さんが仰られていたので、これを聞いた自分も頑張ろうと思った。

「神社の奥のモンチャン」 

「神社の奥のモンチャン」 

ゴジゲン

座・高円寺1(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

待ってました!!
ゴジゲンを知ったのは、初演の「神社の奥のモンチャン」でした。
そこで目次さんの演技力に圧倒されたり、松居さんの考えに感銘を受けたりと、いろいろと衝撃を受けた作品でした。

これ以降毎公演観て来ましたが、正直言ってしまうと公演を重ねるごとに自分の中で、ゴジゲンの期待度が下がってました。
「ハッピーエンドクラッシャー」辺りから「またか・・・。」って感じでした。
前回の「ラビットパンチ」に至っては、ミュージカルも入ると聞き、変な空気になるのではないかと怖くて観に行けませんでした。(個人的にミュージカルが嫌いということもあって)

好き嫌いで分けるとしたら
好き:「神社の奥のモンチャン」「たぶん犯人は父」
嫌い:「チェリーボーイ&ゴッドガール」以降の公演

という、ホントにゴジゲンの初期しか好きじゃないという偏りっぷり。
だから「神社の奥のモンチャン」が再演されると知って、ホントに楽しみしてました。
ゴジゲンの中で一番好きな作品だから。


初演と比べると内容が分かりやすくなったような気がします。(単純に当時の自分の理解力が低かったこともあるだろうが)
あと舞台の背景(クレヨンとかチョークで書いたような感じ)がとっても好きです。
あの背景も作品の優しさを表してるような感じがしました。


この作品は「目次さんの」モンチャンがいないと本当に成り立たないです。
出演者は前回と違うと聞いて、モンチャンだけは絶対に変わるなよと念じたくらいです(笑)
松居さんのタカオ役は変わる可能性はあっても、モンチャンが変わるということは絶対に無いと思ってましたが。
モンチャンに泣かされましたよ。


自分を犠牲にしてまで人の幸せを願うモンチャンは優しいです。

ネタバレBOX

確か初演のときは現代っ子3人組の関係は友達止まりだったような気がします。
それが今回はユーキ×ミクだったのがマサシ×ミクになりました。

自分と付き合うより、マサシと付き合った方がミクは幸せになれるし、マサシはミクのこと前から好きみたいだからマサシもその方が幸せになれる。
そう思って身を引いたユーキ。
最初はそんなつもりなかったかもしれないけど、途中から自分とモンチャンを重ね合わせて話していた(であろう)ユーキ。
だからラストのユーキは泣いていた。

作品に深みが増しました。


モンチャンは皆の幸せを思った結果、自分は死ぬという選択を取ったけど、果たしてそれが皆の幸せに繋がったのだろうか。
モンチャンが死んだと知って平八とタカオは確実に悲しむし、全部を知った他の皆だって罪悪感を抱くだろうし。

う〜ん、切ない。
魔法の公式

魔法の公式

とくお組

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/07/29 (木) ~ 2010/08/04 (水)公演終了

満足度★★★

演劇初心者でも楽しめる。
今回は割と辛口なコメントがあって、ビビってます(笑)
でも、とくお組の弟分の劇団ゴジゲンの公演だと、観客も身内みたいな印象を受ける(もちろん初見の人もいますが)ので、それよりかは意見が偏らなくて良いのかな、と思います。

とくお組の公演(脚本があるもの)は再演の「マンション男爵」しか観た事ないので、他の公演と比べてっていうコメントは出来ないけども、私自身は楽しめたし、不安要素が全然無く、安定してるので、演劇をあんまり見ないって人にも勧めやすい作品だと思いました。

映像の使い方と、音楽が良かったと思います。

ネタバレBOX

メールだけのやり取りじゃ分からないことがあるんだなっていうのを痛感しました(笑)
確かに真紀って「マキ」とも読めるし「マサキ」とも読める。

映像にアテレコするのは面白かったです。
あと、教授が「負けないこと、逃げ出さないこと・・・」って挙げていくのもあの歌の歌詞じゃないか!ってなって面白かったです。

金さんが準教授になれなかったのは良いオチだと思います。
月面着陸もうまいこといって、そっちもうまいこといって、ってのはうまいこと行き過ぎてる感じがしてしまうので。
現実、そんなもんだよねって思いました。

アメリカン家族

アメリカン家族

ゴジゲン

吉祥寺シアター(東京都)

2010/04/29 (木) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

満足度★★★

ほっとした。
前回の公演では、完全に1人の役者さんが持っていった感じがしたのですが、今回はそういうこともなかったし、むしろどの役者さんたちも素晴らしかったので、心穏やかに観れました(笑)

正直、今回はうまく感想が出て来なくてアンケートのコメント欄にはいつも以上に文量が少なくなってしまいました。
それだけ難しかったテーマだったように思います。
ただ、他人が理解出来なくてもあれがひとつの「家族」の在り方なのかな、ということを思いました。

ネタバレBOX

コメディと謳われていながらも、毎回ダークテイストが入ってるゴジゲン。
今回も終盤で「家族」が「他人」を排除するシーンはまさに狂気でした。
そんなシーンもあるけど、母親からの電話に出られなかった父を庇う由の言葉や、ラストで空男だけが家に残り父にご飯を炊くときの水の分量を教えてるシーンにはグッと来ました。

最近の公演だと後味の悪いラスト(「チェリーボーイ・ゴッドガール」が一番かな。)もあって、嫌〜な感じになったときもありましたが、今回はそんなラストだったので、ほっとしました。
満足度の本音は3.5です。
姫が愛したダニ小僧 【ご来場ありがとうございました】

姫が愛したダニ小僧 【ご来場ありがとうございました】

青春事情

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2009/10/15 (木) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

満足度★★★

最後は笑顔になれる。
ゴジゲン経由で青春事情を知って、今回その青春事情が演劇界の大王の脚本(しかも面白そう!)で公演されると聞き、これは観に行ってみよう!と思い立ちました。

脚本はやはり良く、面白く観させていただきました。
ただ、面白い台詞なのに、言い回しや間合いが悪かったのか笑えないなーって思うシーンが冒頭ら辺には多かったと個人的に思いました。


印象に残る役者さんは、貫井りらんさんと山下琢磨さんですかねー。
貫井さんはゴジゲンの「ハッピーエンドクラッシャー」でも見させていただきましたけど、それと比べると今回はだいぶ違った役でかなりびっくりしました。なのに両方の役ともしっくり来る。
素晴らしい役者さんなんだなーと思いました。

山下さんは唯一の下ネタ満載キャラでしたね(笑)
本家の公演(2005年/ユースケ・サンタマリア出演)ではないネタをたくさんやっていたと思うので、この公演でしか味わえない面白さを提供してくれたと思います。

ネタバレBOX

もう一番びっくりしたのが、「馬」です。
顔だけの馬が出てきた!!会場は爆笑ですよ。
でも、見慣れてくるとちょっと可愛く思えてくるから不思議です(笑)
それにしても、違う芝居か何かでもこの馬を見たような気がするんですけど、思い出せないんですよねー。

渡辺役の大野さん、髪型といい、演技の感じといい、大泉洋にしか見えなくて仕方ないです。
顔は全然違うんですけどね。
しかも看護士の役だったので、ドラマ・救命病棟24時の時の大泉洋にしか見えなかったです。
あれは意識してやっていたんですかね?

「島じじい」の役をまさか会場の中の人から選ぶとは。驚きました。
しかも、今回選ばれた人は、台詞に合わせて口パクだとか演技までしていたので、素晴らしかったですね!
お見事です。
こころ

こころ

726

OFF OFFシアター(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/09 (火)公演終了

満足度★★★★

幻想的。
セットが非常にシンプル。
舞台の真ん中に和紙に覆われた台をドーンと置き、その台の周りを囲むように照明が。そこで役者さんたちが演じられていました。

そして場面転換ですが、よくある暗転ではなく、照明の明るさや点ける場所で場面転換を表していて、新鮮でした。
そういうのに慣れていないのもあったので、最初の方は場面転換されたことが分からず、今いつの時代なのかというのと、それに加え1人2、3役演じるものですから、今この人は誰なんだろう?と追っ付かないとこもありました。

シンプルなセットに加え、音も曲があるものではなく、虫の鳴き声とかそういう効果音的なもので演出していて、それがまた幻想的な雰囲気を引き立てていましたね。


原作は長篇小説なので、これをどうまとめてくるのだろうということも個人的には見所の一つでした。

原作の方のメインはどちらかというと「先生」の学生時代でしたが、この作品は「私」の現在の話をメインとして話が進んで行きました。

ラストは3つの時代を同時進行して、それぞれの衝撃を一気に放出した感じを受けました。
なので、見てるこっちも登場人物のショックが伝わるような流れでした。


作品の世界観にすっかり入り込んでしまった、素晴らしい作品でした。
今後の公演も期待しています。

報われません、勝つまでは2009

報われません、勝つまでは2009

田上パル

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2009/06/19 (金) ~ 2009/06/21 (日)公演終了

満足度★★★

とにかくアツいっ!!
大好きなゴジゲンの松居さんが客演されるということで、観に行って来ました。
この作品を一言で言うなら、「アツい。」ですね。
20歳の自分が言うのもなんですが、若いって良いよな〜とか、こんな高校生活送りたかったなぁ〜と思えるような作品です。

セットはごちゃごちゃしてて、壁にはポスターが貼ってあったり、床に漫画雑誌が至る所にあったりで、ホントにムサい感じの部室が再現出来たと思います。
そんな動きづらい中、ベンチが飛ぶわ、扉が外れるわ、喧嘩始まるわで凄いドタバタしてました。

ケガしないのかしら・・・と心配していましたが、実際ケガされた方がいらしたそうで。
体張ってるなぁとちょっと呆れ気味です(笑)
体が資本なので、今後の公演ではケガがないことを祈ってます。

ばべるの塔の僕とガイジン【ご来場ありがとうございました】

ばべるの塔の僕とガイジン【ご来場ありがとうございました】

ザ・プレイボーイズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/08/01 (土) ~ 2009/08/05 (水)公演終了

満足度★★★★★

結構好きです。
白人と黒人チーム、同じ日に両方観ました。
白人チームのガイジンくんは可愛らしい感じ、黒人チームのガイジンくんは見た目のインパクトがデカい(笑)

最初シンイチは嫌がってた共同生活だったけど、段々とガイジンくんと仲良くなっていく過程は微笑ましかったです。
エッチな話題は国境を越えた相手でも仲良くなれる手っ取り早い手段なのかしら(笑)

面白かったです!

ネタバレBOX

ガイジンくんの描き方はどうか分かりませんが、日本人のダメな性格が現れてたかな、と思います。
シンイチみたいな人はたくさんいると思うし、自分もそっち寄りです。
あと、現在の日本では戦争はないけど、外国だと戦争が身近なものである所もあるんだよな、というのを改めて実感しました。

ラスト、シンイチがガイジンくんに対する熱い気持ちを話したとき、友情を感じられてちょっぴり泣いてしまいました。
それが何より悔しいです(笑)
実はドッキリでしたってオチは好きですよ。
ホッとしましたもん。

全体としては白人チームの方が好きです。
内田さんと松居さんのほんわかした感じにちょっと癒されました。
そして、黒人チームは、目次さんのインパクトがホントデカい。
この人は毎度毎度やってくれますね!(勿論良い意味でです。)
「AWAY TARGET」

「AWAY TARGET」

演劇レーベルBo″-tanz

南大塚ホール(東京都)

2009/09/05 (土) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

カッコいい!
遅ればせながらの感想を。
この作品を観たのは実は2回目です。去年公演されていた方も観劇させていただいたのです。
金大中、どこかしらで名前は聞いた事はあったのですが、自分にとって知らないに等しい人物でしたし、韓国の歴史なんて全然分からないので、正直話についていけるか不安でした。

ですが、分かりやすい説明(しかも違和感無く)だったり、緩急のある流れのお陰か、気付けばこの作品の世界に入り込んでました。
今回は2度目の観劇ということもあり、より内容が頭に入って来たので、登場人物に感情移入もしました。
なので、後半で思わず泣いてしまうシーンもありました。

この作品、話自体もそうですが登場人物たちも魅力的で、特に加納さんはカッコ良かった!
自分が今まで観て来た芝居の内容があれだったのかもしれませんが、登場人物がカッコいいと思って観た芝居はこれが初めてです。


カッコいいボータンツの今後の活躍、期待してます!!

ハッピーエンドクラッシャー

ハッピーエンドクラッシャー

ゴジゲン

シアターブラッツ(東京都)

2009/09/09 (水) ~ 2009/09/15 (火)公演終了

満足度★★★

いつもと違う
ゴジゲンの芝居はモンチャン以降から観させていただいてるのですが、いつものゴジゲンとは違う雰囲気の芝居だったと思います。
「全てをぶっ壊す」と言っていたくらいなので、どうなるのか構えていたのですが、想像していたのとはだいぶ違い、ぶっ壊されたと言えばぶっ壊されたかも。

この公演で初めてゴジゲンの芝居を観たという方がいらっしゃったら、是非他の公演のものも観てほしいです。
根っこにあるものは同じだと思うのですが、今回のこの表現は側面に過ぎないので、違う側面も観てほしいです。

ネタバレBOX

今回の笑いはほとんどしずちゃんに持ってかれたと思います。
ホントに彼女は最高でしたが、ゴジゲンで多用してほしくないと思いました。
彼女ありきの笑いになってしまいそうで怖いので。

吉川さんの「しっかり捕まえてないと飛んでっちゃうぞ。」「たんぽぽなんだぞ。」のくだりは大好きです(笑)
マンション男爵

マンション男爵

とくお組

シアターアプル(東京都)

2008/11/28 (金) ~ 2008/12/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

最高!
初めてとくお組の公演を観に行きました。
開演前から役者さんたちが舞台にいたのはびっくりしました。
毎回こうなんですかね?

話が単純明快で、男爵たちに感情移入して、「赤堀くん頑張って!」って気持ちになりながら観る事が出来ました。

本当に面白かったです!!
私が2008年に観て来た演劇6作品の中で一番良かったと思えました!

神社の奥のモンチャン

神社の奥のモンチャン

ゴジゲン

しもきた空間リバティ(東京都)

2008/10/25 (土) ~ 2008/10/29 (水)公演終了

満足度★★★★

優しい鬼神さま。
この公演で初めてゴジゲンを知りました。

コメディなので笑いが中心ですが、随所随所に切ないシーンがあり、見ていて泣きそうになりました。

モンチャン役の目次さんが私の気になる人になりました。

たぶん犯人は父

たぶん犯人は父

ゴジゲン

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

人間の欲の話。
紹介されてる説明を読んだだけでは、これからどうなるのかが分からなかったので、種明かしされてから「あぁ、そういえばあの時!」って感じで観てました。
登場人物それぞれの欲が交差して、話が少し複雑になった印象を受けました。(良い意味で)

第4回公演のラストは切なかったのですが、今回の公演のラストはほっとした、というところでしょうか。

ネタバレBOX

実は2回観に行って来ました。
1回目だけだと自分では解決出来ないところがあったので。
結局2回目でも1つだけ謎が残ってしまいました。
ロミーと綾ちゃんがいつ共犯になったのかが分からなかったんです。ひとりで観に行ったのが悪かったのか・・・?

好きなネタは、写真を撮る時の「広末くんを」「助けるぞ!」の掛け合い。面白かったです。
あと、目次さんのオーバーなアクション(?)シーンは驚きの混じった笑いでした。ソファーの裏から・・・ねぇ(笑)

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