島
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2010/09/04 (土) ~ 2010/09/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
認識する
被ばくした主人公の愛称がぴかさん。作者の思い入れを感じる。原爆の被害は広島市内や長崎市内だけでなく、周辺の村や島をも巻き込んでいた。忘れてはいけない事実を再認識する。
叔母との旅
シス・カンパニー
青山円形劇場(東京都)
2010/08/20 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
必然
この4人で失敗なんてありえません。主役は張らないけど脇に居れば大大大安心の4人。随所に光るアイデア(所作・小道具・地名札などなど)に見惚れるばかりでした。でも、どうして浅野さんが少女に見えて、鈴木さんは犬に見えるのでしょうか?
劇、ということ
壱組印
ザ・スズナリ(東京都)
2010/08/27 (金) ~ 2010/09/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
ほのぼの
どのエピソードも微笑ましく、生の舞台っていいなぁと思いました。大谷さん、凄すぎです。最後の歌を聴いて、とっても幸せな気分で小屋を出られました。
フツーの生活 長崎編
44 Produce Unit
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2010/08/25 (水) ~ 2010/08/30 (月)公演終了
満足度★★★
少しフツー
あくまで「沖縄編」に比べればという程度ですが、ガマから病院へ、ほんの少し変わったかなと。相変わらず福島さんが良い味でしたが、外波山さん、やっぱり貫禄です。
今は亡きヘンリー・モス
シーエイティプロデュース
赤坂RED/THEATER(東京都)
2010/08/22 (日) ~ 2010/08/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
緊張感
観ているこちらが緊張してしまう、濃密で不安を掻き立てる芝居でした。久世さんの、いつもとは少し違う外しかた、田中さんの、いつもとは違う喜劇味。戯曲も素晴らしいけど、やはり芝居は役者。と思わせてくれる作品でした。
昭和の子供
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2010/08/25 (水) ~ 2010/08/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
醍醐味
その時代の作家が、その時代の題材で書いた戯曲を上演し続ける。やっぱり、もの凄く贅沢です。KAEさんのコメントにもありましたが、私も(ほぼ)最後の台詞にびっくり。当時の西島さんの身の上を心配してしまいました。
八月花形歌舞伎
松竹
新橋演舞場(東京都)
2010/08/07 (土) ~ 2010/08/28 (土)公演終了
満足度★★★
やはり
種を明かせば、ただ単に1、2部とも3階席がとれなかったので、3部しか観なかったのですが、ここでのコメントを拝見し、無理に2等や1等を買わずに良かったなと・・・。お岩は、なんと言っても初役ですから、あと2~30年くらいかけて完成していただければと思います。私個人としては、獅童丈の印象が良く、そろそろ中堅の仲間入りでしょうか?
つばき、時跳び
明治座
明治座(東京都)
2010/08/11 (水) ~ 2010/08/29 (日)公演終了
満足度★★★★
懐かしい
キャラメルお得意のタイムトラベルもの。ずいぶんと懐かしく拝見しました。明治座という、およそキャラメルとはかけ離れた感じのする空間で、ちゃんとキャラメルワールド、成井ワールドだったのには感心しました。キャラメルのベテラン女優さんが脇を固める中、金子くんに1票!
W〜ダブル
キューブ
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2010/08/17 (火) ~ 2010/08/29 (日)公演終了
満足度★★★
堪能
舞台「罠」、映画「8人の女たち」、ロベール・トマは大好きです。以前、サンシャイン劇場で、「罠」を観ましたが、もっとコメディタッチで楽しかった。映画の「8人の女たち」は、監督がオゾンで、ベアールほか、フランスを代表する女優達の競演が凄かった。それらに比べると、少し驚きとフランスらしさが物足りない感じでしたが、コングさんや堀内さんの魅力に満足でした。
お月さまの笑顔
経済とH
ザ・ポケット(東京都)
2010/08/11 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
残念
経済とHさんは、何年か前に「フラワー」という舞台を拝見し、今回のように他の劇団から役者さんが多数参加され、結構おもしろかった印象がありました。その後「ベコニアシリーズ」の1本を観たときに、〝もういいや〟と思ったのですが、今回は新橋耐子さんをお招きしているので、期待を込めて伺いましたが、後悔するほどではありませんでしたが、残念というのが正直な感想です。あの話しに役者さんを呼び過ぎ。自分たちだけでこなすことを考えるべきで、新橋さん、新さん、岡森さんに桂さん、風間さんと、贅沢すぎる。客寄せパンダ的と思うのは私だけでしょうか・・・。
香華
松竹
三越劇場(東京都)
2010/08/05 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
中村屋の系譜
八重子さんと久里子さんが親子って、不思議ですが、まったく違和感がありません。最初の幕では十代の久里子さんに泣かされ、終幕では四十代の久里子さんに泣かされ、毎度のことながら、やられっぱなしな私です。
山田五十鈴さんの「香華」は拝見していませんが、是非、新派の新しい財産にしていただけたらと思います。
ひとつ残念なのは、今年は英さんの艶姿にお目にかかれないことかな。
さらば八月のうた
劇団M.O.P.
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/08/04 (水) ~ 2010/08/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
さらばの 「ば」
万感を胸にMOPとはさらばです。
みんないっしょの舞台も観おさめかと思うと、やっぱりさびしいぃ。
でも、マキノさんの作品やドリさんや小市さん、三上さん、みなさんにはきっとこれからも舞台や映像で会えると思うので、ここは笑顔で・・・。
戦争とは…2010
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2010/07/30 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
さらば八月のうた
劇団M.O.P.
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/08/04 (水) ~ 2010/08/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
さらばの 「ら」
来年の夏に年に一度のMOP祭りが無いなんて、ほんとに残念。繰り返しになりますが、14日の夜はまだ席があるようです。未見の方は是非劇場へ!(私の3回目も14日の夜ですが・・・)
さらば八月のうた
劇団M.O.P.
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/08/04 (水) ~ 2010/08/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
さらばの 「さ」
「最新作が最高傑作」の伝説通り、見事な脚本、見事な役者。それぞれの持ち味が集結されて、内容とは関係ない演奏まで、大満足の仕上がりです。まだ、14日の夜に多少の空きがあるようです。いざ劇場へ!
月影番外地その2「ジェットの窓から手を振るわ」
月影番外地
ザ・スズナリ(東京都)
2010/08/04 (水) ~ 2010/08/13 (金)公演終了
満足度★★★★
あの曲
クライマックスにかかるあの曲はなんという曲でしたでしょうか?聴いたことがあるような気がするのですが、思い出せません。が、オーバーふぉーてーの自分としても、うなづくばかりの内容でした。
夕立【作・演出 赤堀雅秋(THE SHAMPOO HAT)】
劇団姦し
ザ・スズナリ(東京都)
2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
じんわり
三人それぞれの個性、良い意味でのいつもの個性をきちんと際立たせた凄い脚本だったと思いました。また、客演の神保さんまで、はまり役(2役とも)で、カーテンコールでは、女四人の芝居だったなとふと思いました。客席が明るくなった頃にじんわりと切なく、鼻の奥がつんとしてくる舞台は久しぶりでした。この三人なら、どんな脚本家・演出家の芝居でも、また観たくなると思います。
「時苦想パズル」
劇団テアトル・エコー
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2010/07/29 (木) ~ 2010/08/04 (水)公演終了
満足度★★★★
しゅーる
コメディとして少々のドタバタはあれど、シュチュエーションで笑わせていただける脚本でしたが、娘のボーイフレンドのエピソードが少し弱かったかなぁ。どうやって〝落とす〟のかと思いながら観ていましたが、こう来たかのしゅーるな終わり方で、私は満足でした。
真夏の大運動会
オフィスひらめ&中村JAPANドラマティックカンパニー
シアタークリエ(東京都)
2010/07/25 (日) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
結構楽しかった
〝参加型〟はひとりで行くものじゃありません。が、となりのおひとり様につられて、踊ったり(着席のままですが)歌ったり、結構楽しめました。クリエの決して広くはない舞台上で、アクロバテッィックな演技が披露されているなんて、杮落としの時には想像もできませんでした。本間さんも北村さんも、そして今井さんも、美声を聴けたのが嬉しかったです。おまけで田中利花さんの大縄跳び参加も拝見できて楽しかったです。
七月大歌舞伎
松竹
新橋演舞場(東京都)
2010/07/02 (金) ~ 2010/07/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽前日
期待に違わず吃又が素晴らしかったです。おとくの「腕も二本・・・」でいつも切なくなります。そのほかもさすが〝大歌舞伎〟の豪華絢爛。でも、最後の最後に八大くんと大和くんの〝馬の跳び六法〟が一日の締めくくりに相応しい熱演で、なんだか幸せな気分で劇場を後にできました。