コマコ。の観てきた!クチコミ一覧

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花のゆりかご、星の雨

花のゆりかご、星の雨

時間堂

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/06/02 (火) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

気分転換
になった久々のお芝居でした。昔カフスボタンを集めていた時期がありまして、月に一度骨董屋に行くのがささやかな喜びになっていた私。今回の時間堂はそんな風景と重なる興味深いものでした。別の場所であれば木目調の家具でも置きたいところ。ですが会場は無機質なルデコであるからそれに合わせたんだと思います。
 扇子で小道具を表現するのは面白かった。これは何だ、次は何だ、と聞こえる音と共に楽しくわくわくしました。扇子に柄が入っていたようですが、無地の方が良かったように思います。時間堂なら黒では寂しく茶、濃紺、サーモンピンクなど合いそう。

 「月並み〜」の時も私は涙したのですが今回も同じく物語に入り込むと涙が出た。アンティーク品って夢にまで出てくるほど欲しい!って思えるものが年に一度か二度、あったりします。手に入れることは誰かの時間も所有する覚悟が必要で、手放すとなるとそれは相当な覚悟が要る。時間を手放す勇気。モノへの気持ちも身に染みました。母子物語に意識を持ったほうが作家は喜ぶのかしらと感じつつ、こっちに反応してしまいました。
 雨森さん。彼女が喋る前から彼女のオーラに鳥肌が立ち、ほわほわしてしまって何度かペンを落としそうになった。とにかく一人一人がいい役者なので演技でかなり接近してくるが不安にならない。手が触れてもこの人たちなら平気と思う。

 そして星野さんが祖母を演じるシーン。膝と膝を擦りつけてしずしず歩く様にチラシの和服が浮かびます。まさかアラーキーの撮る女のような色香が発せられるとは想像もしていなかったので驚きました。それがあって★五つに相成りました。全体的に教育テレビの科学の時間みたいで、私は好きですね。大人だって遊びたいから。

追伸。少し寂しかったところだけいいですか。地方のことで一般的に「何もない」としてしまいがちですが、せめて時間堂だけでも例えば「たんぽぽでネックレスを作れる女の子が多いです」とか「鮎の塩辛を作る名物ばあちゃんがいます」とか、都心にはない「ある」を言って欲しかったかな。

「孤天」第一回 : 『例えば、皮膚』

「孤天」第一回 : 『例えば、皮膚』

コマツ企画

RAFT(東京都)

2009/06/11 (木) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

80分でした。
川島さんの一人芝居は徐々にスピードが上がっていくので、聞き逃さないようにけっこう真剣に聞きます。そして今回も集中。

ネタバレBOX

ショートを順番にやるのかと思いきや、そこは川島さんです、全部のキャラのフル活用が段々意味を持って見えてくる。

登場人物はこれだけいます↓

アートな男、司会進行の男、四人組の男達、生徒を前にして話す男、市長を前にして話す男、愛を語る男、音楽を語る男、政治を語る男、お笑いに生きる男。

好きなキャラはアートな男のウシクダさん(?)それ以外も実に細かい。川島さんらしい役が多かったので、次回は普段あまりやらないキャラが観てみたい。
終わったら、あれ、やっぱり60分だったのかな?と時計を見ると予告通り80分経っていたのであった。

開演前に流れていた「やすやすめぐみーやすめぐみー♪」って売ってる曲なんですか(笑)
今日はコマツの本井さんがいたなあ。
愛妻は荒野を目指す

愛妻は荒野を目指す

チェリーブロッサムハイスクール

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

暴れる人間交差点。
内容説明は苦手なので毎度のごとく感じたことだけ。

ネタバレBOX

これだけ一見、男性的力強さ、時に強すぎる場面が多い本であるのに、嫌悪感が何故出ないかというのは(あくまでも私は、です)作家の根底にあるいろいろな方面へ向かう愛、が深いからだろうと思う。特に根底にあり続ける子供たちへの愛。それが今までのどの作品にもありました。非常に女性的な感覚の強い作家で(と思ってます)「あなたを妊娠したい」なんかは「愛する人の子供さえいれば生きてゆける」といったメスの気持ちに似ている部分もあり、好き過ぎて食べちゃいたい、自分の中に取り込みたい、ひとつになりたい、いつも君を感じていたい、といった気持ちが入っていたと思う。今回の作品で一番共感した箇所です。
 荒川氏の振付。もっと激しいのがもっと観たいです、としつこく感想に書いていた(笑)私には嬉しいもので、振付の一つ一つに意味を潜ませているんでしょうね、これは何の意味だろうと考えるのも私の遊びになっています。今回は本を開いたり閉じたりという動き、イライラして髪をむしって集める動き、情報に操られた人間(ピエロ)みたいな動きなど・・・人数が多いので全部観きれなかったけど、本の言葉をきちんと拾っているんだなあと感心。
 右奥に潜むピエロと何度か目が合い微笑み合った今回の作品でした。
にしても東澤有香さん、いいなあ・・・またどこかで必ず観たいです。
イチキさんがカメラをかまえてステージが回転する時の曲名が知りたい。有名な曲ですよね。
 帰り際、「あーもうあたし死んじゃいたいよ、もうほんと死んじゃいたい、死んじゃいたい死んじゃいたい」とちょっと噛んでしまったことを猛省している三科さんを背に、帰路へと向かうのでした。
実験シリーズその1 『境界』 【追加公演決定】~これが最後のチャンスです~

実験シリーズその1 『境界』 【追加公演決定】~これが最後のチャンスです~

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

ドミノ。
とにかく椅子を移動して観ていい、お菓子食べていい、写真撮っていい、ということだけ頭に入れて行きました。1時間20分。

ネタバレBOX

場所がわかりにくいのですがスタッフさんが声をかけてくだすったので無事、地下の会場に潜れました。

チケットが銭湯の札みたいな手作りの入場手形でありました。しかも自分の名前が押してある徹底ぶり。最後にピザは出てくる、ビールもあるしで友達と行ったほうが遠慮なく食べられるかと。芝居が始まれば、雑談オーケーとあってもやはり静かに観てしまうものです。こういう企画は友人と行くのがより良いと思いました。

芝居は「その10」まであったかな。ショートが沢山とは想像してなかったので軽い驚きもあって・・・
「鏡」「距離のとれない人々」は設定もわかりやすいし、絵的にも伝わりやすいのでもっと煮込んで具も入れて時間を長くとったらどうかなーと思いました。今回は実験ということでいろいろなネタを挑戦してみたようです。
「感想は切手付きの封筒が入ってますのでゆっくりと」という、あったらいいな、の親切がここにはありました。観客の声を聞きたいという真摯な態度があるので芝居はもっと面白くなれるはず!と期待を込めて。
斎藤真さんが印象に残りました。


「リサイクルショップ『KOBITO』」

「リサイクルショップ『KOBITO』」

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/16 (火)公演終了

満足度★★★

劇団初見だし
岩井さんのブログのイメージのまんまだったので(100の質問の答えとか)何かにショックを受けるとかはなく最初の入りなんか好き。きっともっと面白い劇団なのだろうと感じた。前半と後半どちらかにって話が出たそうですが、選ぶとすれば私は前半。本日の愉快な時間は1時間45分。毎回変貌する予感がありますがどうでしょうか。9月後半から始まる「て」は観るつもり。ハイバイはいい役者さん揃ってるんですねえ。

メランコリア

メランコリア

水族館劇場

駒込大観音(東京都)

2009/05/23 (土) ~ 2009/06/08 (月)公演終了

満足度★★★★

セットセットセット。
初見なのと野外ってどうなのかと不安だった為、taraさんより情報をいただいておりましたので心の準備万端で参加しました(感謝)。
★はセットや演出だけなら五つ。芝居に入魂できなかった要因の一つに室内会話のトーンで話す役者の台詞が聞こえにくい点もあったかと。活舌の悪さが大事なシーンで流れを止めてしまい、背後で走る車の音が耳に入ってしまう。すると瞬間現実に戻されるんですね。冷蔵庫にまだキャベツあったよねって。
が、何はともあれ、お祭りムードの境内やら、高台の装置の多さやら、水バッシャンバッシャン!やら、日替わりの芸やら、イカロスの可愛さったらない。水族館劇場は裏方さんが主役なのかもしれない。装置がダイナミックで面白かったので友達に教えたくなるのも納得。そして次回を期待してしまう気持ちも納得。夜の公演がベストな理由も一目瞭然。昨日の雨の中だとまた違った雰囲気だったんでしょうね。

公演は6月8日まで。17時から整理券配りますが自分は呑気に18時半に受付。それでも両端以外はどこも観やすいので76番目の入場でも問題なし。最前列は結構濡れます。そして飲食自由。
次回は物語にもっと興味を持てたらいいなあ。
非日常のワクワクする舞台は久しぶりで、根津界隈散歩してからでも楽しい。
こういうのは一年おきに行くくらいの方が恋が長持ちするのか?と思ったりもする。

循環プロジェクト公演「≒2 にあいこーるのじじょう」

循環プロジェクト公演「≒2 にあいこーるのじじょう」

NPO法人 DANCE BOX

世田谷美術館(東京都)

2009/05/28 (木) ~ 2009/05/28 (木)公演終了

満足度★★★★

世田谷美術館のエントランスが
そのまま舞台になっていました。案内に明記されていましたが、そもそも舞台として使えるようにと設計されたエントランスは本当にドラマティック!で、右から左からまたその奥からと、照明でいかようにも分断でき、セットなしで十分美しい空間でした。欲を言えば階段がお姫様でも降りてきそうな立派なものなので二階も使ったら楽しい。
プロジェクト統括の大谷さんの言葉にありましたが「障がいをマイナスではなく独自性と考え、それを表現として立ち上げること。こちらの事情を押し付けないこと。また参加者の事情に寄り添いすぎないこと」
この寄り添いすぎない、っていうバランスが一番難しいのではないかと思いますが、今日初めて観て、人間力に圧倒されてしまったし、車椅子との関わり方などダンスの振り付けの発想もユニーク。私の表現不足で軽く伝わるのを避ける為に詳細は控えます。が、会った人には沢山宣伝します。
世田谷美術館は駅から遠いのが難点ですが、またこの素晴らしい空間で是非企画して欲しいです。

宇宙を育てる

宇宙を育てる

味わい堂々

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/05/22 (金) ~ 2009/05/26 (火)公演終了

いつものあったかい空気はそのままに。
荒船泰廣さんの映像が60秒ほどでしょうか?今回もきちんとありました。毎度毎度、本気の作品を観られて嬉しい。宇宙飛行してる気分に浸れました。客演陣も溶け込み具合が良く、味わい堂々によるエア・ギター&エア・ドラムの最初のシーンがピョンピョンしてて可愛くて可笑しくてやっぱり可愛い。ポップコーンみたいな三人だな〜と思っていると「ウチュウ」にやられてしまう。1時間35分。
宮本奈津美さんは6月リボルブ方式、10月B-amiruの客演予定。味わい堂々は今年あと二回公演あるようです。
全体では★3,8 人から人への愛情が今までで一番感じたかな。

しびれものがたり(第14回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

しびれものがたり(第14回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

しずくまち♭[フラット]

d-倉庫(東京都)

2009/05/15 (金) ~ 2009/05/19 (火)公演終了

満足度★★★

ハープはやはり素敵で。
戯曲がいつの頃のものなのかわからないですけど、今回の演出を観た感じではだいぶ以前の作品なのかなあと感じました。今現在普通に起こっておかしくない事件性なので中盤からラストが想像できるわけですが、そこからが重複に感じる台詞が多かった気がします。同じニュアンスの台詞が続き、ねっとりとした演技も続くとなるとメロドラマ風になってしまいがち。よくみると衣装がこまめに何度もチェンジしていて、丁寧さは十分伝わるのですが、ねっとり・・・という印象なので長く感じました。

ハープは豊かな気持ちになる優しい音がやはり素敵で、手の動きを楽しく拝見。左手が低音、右手が高音なんですね。パッパッと音を切る際の手の動きが日本舞踊みたいで優雅。
そしてこの会場の高低差とロビーの広さはかなり気に入りました。今度は問屋街が営業している平日に行きたいものです。

KWANNON CABARET in OJI

KWANNON CABARET in OJI

仏団観音びらき

王子小劇場(東京都)

2009/05/16 (土) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

満足度★★

そうでした、これも
観たのでした。タイトルが「道頓堀スナックママ三人衆」とかでしたらしっくりきます。王子小劇場っぽくない為びっくりしましたが、巣鴨とかでやるとウケると思うんです。きっと需要はあるはず。

PRIFIX2

PRIFIX2

PRIFIX2実行委員会

王子小劇場(東京都)

2009/05/16 (土) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

気力。
13時開場だと14時開演までの1時間、席で待っていなくてはいけないのが大変。(遅く行けば良かったのですが開演前なら外出してもいいかと私が勝手に思い込んでいた為)席が空いているのか判断できるようになにか、あればいいんですけどね。
初回では案内人は時々顔を出すくらいだったので、上段にどうすれば辿り着くのか迷うお客さんが目立ちました。どの団体の人でもいいので一人はいた方が安心です。もし時間が予定よりぽっかり空いてしまった場合、短篇映画の上映とかあったら嬉しいかな。東方力丸さんに漫画読んでもらうとか(笑

[ i r r e g u l a r ]

[ i r r e g u l a r ]

PLAT-formance

王子小劇場(東京都)

2009/05/16 (土) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

満足度★★★★

元々
コントユニットなのですね。脚本家と役者二名の。
コント専門だけあってショートは全く苦しくない様子で、二人では広いはずのスペースも激しい動きがないのに無駄に感じず。
機会があれば15分を二本観てみたいと思いました。話もパタパタ展開して楽しかったです。よく練習しているからできる後半の追い込み。

OLストッキング祭り

OLストッキング祭り

カミナリフラッシュバックス

王子小劇場(東京都)

2009/05/16 (土) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

満足度★★

女子
プロレスのような感じでした。

ネタバレBOX

初日の14時に行ったのですが火薬の量が多かったのか、火花が壁や天井にビュンビュン飛んで危なかったです。目とかに直撃したら大変なことになりますよ。蛙くんが気の毒。滑って潰れたらどうするのでしょう。
いろんなものを触った手で強制的に握手させられてよけいに困りました。

観劇が初めてっぽい女の子二人がこの演目からスタートだった為、ただただ驚いていました。「小劇場ってこんな感じなんだ・・・」と火薬が飛んでもじっとしているお客さんを見渡し、「誰も驚いていないね、いつもこんな感じなのかね」との会話。・・・・違います。
コント選集「負味と申します。」

コント選集「負味と申します。」

負味

王子小劇場(東京都)

2009/05/16 (土) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

満足度

めりけんこ。
テレビゲームのとこだけはなんとか。人種差別に感じる作品が不快らしいよと聞いていたのですがやっぱり・・・・

ネタバレBOX

私は両腕がない人がスポーツをやってその結果一位になり、メダルをかけてもらい、握手はできないんだよってシーンに笑うことはできない。しかも何故か顔を黒く(茶色か)塗って黒人アピールをしていた。これに笑っていたのは近くに座っていた白人のお客さん。これはですね、私たち黄色い人が黒い人をやっているのがよけい可笑しいという、二重の屈辱でもあったと思う。今現在の欧米人でも笑えないようなアパルトヘイトを連想するネタ。どうしてこれをこの時代にやってみようと思うんだろうか、と観ている間考えてしまった。ここは本当に王子小劇場なんだろうかとも考えてしまった。心底、悲しい、虚しい気持ちになったのであります。
魂℃OUT~ソウルドアウト~

魂℃OUT~ソウルドアウト~

劇団ナグラチーム

池袋GEKIBA(東京都)

2009/05/14 (木) ~ 2009/05/18 (月)公演終了

満足度★★★

靖幸ミルク。
今出来る範囲で一生懸命やっていたと思います。映像を映す幕がどうしても風で浮いて画像が歪んでしまったり、役者の技量の差が目立ってしまうのも確かです。
しかしながらまずは旗揚げ、おめでとうございます。スタッフさんもきちんとしていて熱量はしっかり伝わりました。
よく見る役者さんが結構出ていてびっくり。

チェリーボーイ・ゴッドガール

チェリーボーイ・ゴッドガール

ゴジゲン

OFF OFFシアター(東京都)

2009/05/02 (土) ~ 2009/05/10 (日)公演終了

満足度★★★

隊長がいい塩梅。
そのまんま楽しいネタ。女性客は半数近く。
松居さんは今後「で、もう卒業したの?」っていろんな人から言われちゃうんだろうな(笑)

ネタバレBOX

起伏はそれほどなく淡々と卒業へ向けて頑張るのを見るのは面白いです。
カール・ルイスがそこで登場するとは夢にも思わず(笑)

気になった点。
ラスト10分くらい前に強姦を連想してしまうシーンがありましたね。
無理やり押し倒して首を押えて手足を押えてあーしてこーしてっていう場面。そこまで楽しかっただけに勿体なかった。
人には言えない傷を隠して社会生活送ってる人も沢山いますので、このシーンがそれまでの愉快さを薄めてしまった印象。役者自身は賑やかなシーンなので気づかなかったかもしれないけど、客席が一瞬にして固まった。女性に囲まれて座っていたせいもあるかな。
童貞である真実がどこかに出るのか興味深く観ていたら、そこに出たんだと思うんです。きっと抱いたことがあれば、ああ、こんなにフニャフニャして脆いんだな女の体って、と、強引な発想を芝居にはしなかった気も・・・・まあ、本作品はその熱、があそこまで役者を盛り上げたんだと。毎日様子見ながら少しずつ変えてるのかな、今日は予定より10分長かったです。

童貞ネタで突っ切るのは勇気が要ったと思いますが、内容理解してお客さんは行くので怯えずやって大丈夫ですよ。
せっかくだから卒業させてくれる人募集!ってアンケート用紙に載せてしまっても(笑)

免疫ができたし今だから言える、「アチャコ」にありがとう。
嘘ツキ、号泣

嘘ツキ、号泣

悪い芝居

サンモールスタジオ(東京都)

2009/05/05 (火) ~ 2009/05/06 (水)公演終了

柿っぽさも入れたかったのかなあ。
やってみてどう・・でしたか?(と聞いてみたい)やっぱり関西と関東とでお客さんの反応する箇所が違い・・・ますよね多分。コントっぽいですよって予め宣伝しておいた方が楽かもしれません。秋葉原事件に触れていた内容だったけど聞き取れない台詞が多くて詳細書けず。急にハイスピードになったり小ネタが始まったりで物語が消えてしまうのが勿体なく思いました。
衣装と美術はカラフルで楽しい。セーラー服なんか凄く可愛いデザイン。一生懸命なのは伝わるし若いのでいくらでも再挑戦していただきたいです。が、関西で好評価ならいいのかなという気もするんです。地域性もあると思うし。東京に染まることもないと思うんです。約二時間。

夢花火

夢花火

悠遊庵

調布市せんがわ劇場(東京都)

2009/05/02 (土) ~ 2009/05/06 (水)公演終了

玉屋。
花火が上がった時の「た〜まや〜」の元になった(実話ですかね)花火屋の玉屋、のお話でした。二時間弱。

ネタバレBOX

ミュージカルというには歌唱力が厳しいかなーというのは正直否めないので、大人数を活かしてオープニングのような踊りをもっと多くしたらすっきりしたかもしれません。明日がんばろうぜ!っていうシーンが人を代え場面を替え何度も繰り返すのが長いな〜という印象になってしまったかな。
三味線と和太鼓のコラボがあるともっと楽しい。花火を表現するのに和太鼓を使ったのは予想していなく、面白い試みだと思います。
衣装がきちんと江戸のものでしたね。女性陣も半襟なし、で統一しているので特に不思議には思いませんでした。全員黒髪で良いです。

江戸っ子っぽく、さっくりどんどこ一時間ちょいでまとめると余韻がいいと思います。花火ってもっと観たいっていう気分で終わりますしね。
【筆に覚えあり入選!】家族のこと、その他のたくさんのこと

【筆に覚えあり入選!】家族のこと、その他のたくさんのこと

ロロ

王子小劇場(東京都)

2009/05/02 (土) ~ 2009/05/03 (日)公演終了

可愛い絵本。
みたい。設定が「水槽」と聞いていて、水槽には感じないものの、真ん中に水が集まるようにそれぞれ違う角度の木、の床。美術さんの仕事っぷりにまず感動。
アフタートークで映画や小説に多く触れてきたので演劇は知らなくて・・みたいな話をされてました。どの時代のどのジャンルの映画が好きなのか知りたかったです。
「演劇」というくくり、が窮屈な感じがします。好きなようにやった方がいい作家の気がするなあ・・「演劇」の中でも種類分けをするのなら、あひるなんちゃら科 荒井良二属、みたいな・・な?(荒井良二さんは絵本作家でして、すこぶる可愛いイラストの方。ロロのチラシを見て最初に荒井さんが浮かびました)
なので荒井良二さんのイメージるんるんで行った私はなかなか楽しくて。時間はぐぐっと削っても。物語はそれほど強く感じないけど現代人の言葉の出方が面白かったです。今日は電車を間違えて乗ってしまい、なんとか間に合い目撃できて良かった。次の池袋の15分祭り、行こうかしら★3.7

シド・アンドウ・ナンシー【CoRich舞台芸術まつり2009春 グランプリ受賞作】

シド・アンドウ・ナンシー【CoRich舞台芸術まつり2009春 グランプリ受賞作】

MCR

駅前劇場(東京都)

2009/04/22 (水) ~ 2009/04/26 (日)公演終了

んん〜。
アフタートークを聞いて、ああ、やっぱり先が見えずに書いてらしたのだ・・・と、途中から行く先を心配しながら観てる自分がいました。終わりの印象が今まで観た中では薄いかな。けれど役者があそこまでもっていけるのはやっぱり凄くて切れ味スーパードライな演技はさすが。
パッツリと愛を魅せる上田楓子さん、今までで一番良かったです。
それから駅前劇場って観にくいのにチケット代が高いと思っていたけど、真ん中にステージ、段差のある席配列によりストレスなく観劇。
同じ劇団を何度も行くと飽きることもある、けどMCRはなんでか飽きない。次回も行きます。愛あればこその★は3,8 海溝に落とされる時のMCRはもっと凄いから。

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