いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校
ロロ
新宿眼科画廊(東京都)
2009/07/18 (土) ~ 2009/07/22 (水)公演終了
明けない夜
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2009/07/17 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了
ケモノミチ
ブルドッキングヘッドロック
ザ・ポケット(東京都)
2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
競輪CM
のナレーションが強く印象に残る喜安さんですが、やっぱり役者としても力強くて。まだかまだかと登場を待ち、後半やっとこさ登場する喜安さんを発見してはまるで熊でも出たかのように「出た!」とビクつく。
兄弟、がいたんですけど兄弟っぽくないのでなんでかしら?と思って後で「ご挨拶」を読みましたらば、喜安さんは一人っ子だそうで・・・・なるほどっ納得。環境が芝居に出るのが面白いと思ったのです。兄弟間に尊敬が存在するのが目に見え、人間味のある昭和な兄弟みたいでした。
今回で4作品目の観劇になりますが、良い悪いじゃなく「ケモノミチ」はブルっぽくなかったですね。言葉が優しくない台詞も多かったせいかしら。リアルよりも明るさ、楽しさがブルの好きなところなので。にしても永井幸子さん、背中にのった憎悪が素晴らしかった。
次回「女々しくて2」楽しみにしています。
キドクラッチ
MCR
中野スタジオあくとれ(東京都)
2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
満足度★★★
泣かせ上手
な櫻井さんの恋愛観は他の作品からも見受けられます。ドッタンバッタンがあってもきっと愛に向かって走っているのだろう、という安心感が常にある。前回同様、近藤美月さんは飛んでいる。あずきさんのトランポリンで遊んでるみたいな強弱が抱きしめたくなる可愛さ。櫻井さんの本を熟知してるだけあってぐぐっと込み上げてくる終盤のシーンは見応えありました。櫻井節が60分に濃縮されていたので台本読みたい。ドリチョコは30人以内の観客で観るのがベストなんじゃないかしらーなんて。もはや人気があるので無理な願望ですが。
スメル
キリンバズウカ
王子小劇場(東京都)
2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
満足度★★★★
いい役者が揃ってますから
落ち着いてゆったりじっくり観ました。黒岩さんの侘び寂び、浦井さんのキャンキャンする箇所とかもうたまらなく良いのです。自分としては全国各地で芸術が重んじられ、東京に文化が集中し過ぎない時代が来たなら良い水の違う土地へ移動したいのが本音。この人口密度は異常。コンビニ密度も異常。そんなこんな頭をよぎる。その辺りも書くというのをなんかで聞いていたので楽しみにしていました。チラシから想像する母子以外の流れも初心者にも問題なく楽しめ、視点は自由に観られる芝居。作家のバランス感覚◎。役者の息づかいも◎。1時間40分。次も期待。
眠るために目醒める
reset-N
王子小劇場(東京都)
2009/06/25 (木) ~ 2009/06/30 (火)公演終了
満足度★★★
初見。
過去と比較もできないので今回観た感じで・・・まず、円形ではないけれどコロッセオのような高低差の客席に驚きました。その分、光が一本一本長く、まるで天から降りてくる蜘蛛の糸。
内容は、どちらかというと作家の気持ちで普段観劇しているので頷く点もあり、場面ごとに判断を下す演出家の必要性も強く感じるので、私は興味深く観ました。が、100パーセント観客側の立場で観たなら共感されないのも解るし、削ってもよさげなシーンもあったように思う(←最後)。
全体では大理石や水族館などの冷たい澄んだ空気の芝居でした。退場のシーンの光の入り方など美しい。
永劫積み木遊び 瞬間ばーん
劇団活劇工房
明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)
2009/06/26 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
聞いていた通り
本当に暑い会場です。気温と相談して本の内容からしても40分前後の芝居にしても良かったかな。実際は1時間40分でしたか・・・?予言者に振り回される人々の話。
以前観た「月並みなはなし」の中屋敷さんバージョンのように、二人同時に喋り、赤ポロシャツ、青ポロシャツ、赤メガネ、青メガネというような演出でした。動きはあの時のプロ達のように揃えるのは難しいので台詞だけ揃う(真似した訳ではないのでしょうが)。入学して始めたばかりの生徒もいたのかやっぱりバラつきはある、そりゃあ、ある。お世辞にも凄く良かったとは言えないけれど、芝居が好きだ!が溢れている元気な劇団です。明大は他の劇団も体育会系の挨拶で気持ち良し。
15 MINUTES MADE VOLUME6
Mrs.fictions
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
満足度★★★
書くところが
一杯ある企画だなあ(笑)名前は知っているけど未見のままであった団体が今回は多かったので、知る為に行きました。
団体ごとに美術を変化させるのは見ていて楽しく、15分あれば充分芝居はできるし15分さえも持て余してしまう難しさを改めて感じた。
この企画に参加する劇団って集まりにくい時もあるんでしょうか。劇団でなくでもこの企画の為にできたユニット参加があっても面白そうに思うのですが。普段コントやってる人の芝居も観てみたいし一人芝居があっても。
役者で特に気に入ったのは杉田鮎味さん、篠崎大悟さん。茹でても灰汁が出なそうなお二人です。
コリッチに登録している人が、関係者よりも一般の観客の割合が多くなる日がいつかくるかもしれませんね。
ボーイ・ミーツ・ガール
ロロ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
隣人と祝福
劇26.25団
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
早く行け
ワワフラミンゴ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
遊ぶカネが欲しかった
バナナ学園純情乙女組
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
少し前なら
珍しさがあったけど、最近この雰囲気の芝居が増えましたね(良い悪いじゃなく)。アニマックスな感じはもう定番なのかも。劇団名のイメージ通りでした。ややファンキーな匂いは中屋敷さんの脚本だから・・・?
ハルメリ
西村和宏(青年団演出部)+ウォーリー木下(sunday)企画
アトリエ春風舎(東京都)
2009/06/23 (火) ~ 2009/06/30 (火)公演終了
犬は鎖につなぐべからず
ナイロン100℃
青山円形劇場(東京都)
2007/05/10 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
今更ですけど
衣装が豆千代さんなのと振付が井手茂太さんなので観に行ったのでした。懐かしい・・・ほとんど覚えてる。鏡台の前に座る緒川たまきさんが印象的。上から見ると風車みたいに回転して劇場を遊んだ面白い振付でした。
根菜のちぎり
643ノゲッツー
アドリブ小劇場(東京都)
2009/06/18 (木) ~ 2009/06/21 (日)公演終了
逆鱗に唇を
地球割project
タイニイアリス(東京都)
2009/06/10 (水) ~ 2009/06/14 (日)公演終了
嫌いにはなれない。
手前から奥から台詞が飛んでくる地球割スタイル、ステージを額縁みたいに囲っていたのと白テープの凹凸に声が吸収されてしまったのか聞き取れない台詞が多かったような(後ろの席では)。あらすじ説明で大まかに掴んだものの細かく理解できていない為、悩みつつコメントです。
蜘蛛の巣みたいな白の世界は照明が当たると綺麗で、繭の中にいるみたいでした。ステージと客席を真横から見たら「逃げられない人たちを遠くから傍観してる人々の絵」みたいでもあり、話の内容とは違う面白みを感じました。台詞が繋がるというよりは踊る感じなんですね、たまに置いていかれるのは私がトロいんだろうと思う。
これ以上やったらグロテスクかな、という線を気にしないで人間の滑稽さをもっと出しても大丈夫。高橋さんの世界は今後も観たいと思いました。
花のゆりかご、星の雨
時間堂
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/06/02 (火) ~ 2009/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
気分転換
になった久々のお芝居でした。昔カフスボタンを集めていた時期がありまして、月に一度骨董屋に行くのがささやかな喜びになっていた私。今回の時間堂はそんな風景と重なる興味深いものでした。別の場所であれば木目調の家具でも置きたいところ。ですが会場は無機質なルデコであるからそれに合わせたんだと思います。
扇子で小道具を表現するのは面白かった。これは何だ、次は何だ、と聞こえる音と共に楽しくわくわくしました。扇子に柄が入っていたようですが、無地の方が良かったように思います。時間堂なら黒では寂しく茶、濃紺、サーモンピンクなど合いそう。
「月並み〜」の時も私は涙したのですが今回も同じく物語に入り込むと涙が出た。アンティーク品って夢にまで出てくるほど欲しい!って思えるものが年に一度か二度、あったりします。手に入れることは誰かの時間も所有する覚悟が必要で、手放すとなるとそれは相当な覚悟が要る。時間を手放す勇気。モノへの気持ちも身に染みました。母子物語に意識を持ったほうが作家は喜ぶのかしらと感じつつ、こっちに反応してしまいました。
雨森さん。彼女が喋る前から彼女のオーラに鳥肌が立ち、ほわほわしてしまって何度かペンを落としそうになった。とにかく一人一人がいい役者なので演技でかなり接近してくるが不安にならない。手が触れてもこの人たちなら平気と思う。
そして星野さんが祖母を演じるシーン。膝と膝を擦りつけてしずしず歩く様にチラシの和服が浮かびます。まさかアラーキーの撮る女のような色香が発せられるとは想像もしていなかったので驚きました。それがあって★五つに相成りました。全体的に教育テレビの科学の時間みたいで、私は好きですね。大人だって遊びたいから。
追伸。少し寂しかったところだけいいですか。地方のことで一般的に「何もない」としてしまいがちですが、せめて時間堂だけでも例えば「たんぽぽでネックレスを作れる女の子が多いです」とか「鮎の塩辛を作る名物ばあちゃんがいます」とか、都心にはない「ある」を言って欲しかったかな。
「孤天」第一回 : 『例えば、皮膚』
コマツ企画
RAFT(東京都)
2009/06/11 (木) ~ 2009/06/14 (日)公演終了
実験シリーズその1 『境界』 【追加公演決定】~これが最後のチャンスです~
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2009/06/05 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
愛妻は荒野を目指す
チェリーブロッサムハイスクール
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/06/05 (金) ~ 2009/06/09 (火)公演終了