ねぼすけさん
バジリコFバジオ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/09/27 (木) ~ 2012/10/02 (火)公演終了
満足度★★★★
演技力の高さとアイディア
演出のアイディアが斬新。
他との違いが明確で、独特の作風の人形がとても魅力的。
前説がものすごく面白かった。
日常を描く話は役者が上手くないと面白く観れないけど
これは面白かった。
落人たちのブロードウェイ
Theatre劇団子
紀伊國屋ホール(東京都)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しい気持ちになる
チラシの印象通り、元気をもらえる系のミュージカル。
澪乃せいらさんが宝塚出身の力を見せて、ミュージカルパートに華を添えている。
小手伸也さん率いる村人たちの直球のエネルギーが心地よく、感情移入しやすい。
また、つぶやきシローさんが不思議な存在で、舞台がさらに味わい深くなり
個性的な面々が絶妙のバランスを取っていて面白かったです。
白虎隊風雲録 コダマ!(CM大会最優秀賞受賞!)
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/09/26 (水) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★
少年漫画好きが燃える設定
JOJOとかシャーマンキングとか、少年漫画好きが燃える設定。
メインキャストを担う丹羽さんがいままで見てきた作品の中で、
緩急の幅が広くて、今回の役が一番好きだった。
コダマの設定(武士の選択がシブい)がぶっ飛んでいて
歴史オールスターが活躍するので、
例えば映画アベンジャーズみたいな感じで見るのが正解な感じ。
「花野」「紙風船」
85000企画
ゆうど(東京都)
2013/09/10 (火) ~ 2013/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★
空間を活かした舞台
静かな物語。
小林尚臣さんの演技が渋かった。
古民家を舞台に使っての芝居。
雰囲気がとてもよい。
劇場でやる芝居とは一線を画した趣き。
とても良い時間が過ごせた。
ピンキリ
OZABUTON
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★
新しい試み
「やりたいことがいっぱいある」という情熱を感じた。
代表本人が小劇場の慣習を一から点検してやってみよう、という
チャレンジ精神にあふれた舞台だと思う。好印象。
知り合いじゃないお客様限定のWAS割(人数制限なし)というのも良いと思う。
オムニバスの作品の数自体は減らしてもいいかもしれない。
二人の役者の魅力で、楽しめた。
ロング・グッドバイ
羽生一家玉組
ザ・ポケット(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★
拝見しました。
主役コンビには、過去を背負ってそこにいる、という
神秘性がもっと欲しいと思いました。
素直な感情をストレートにぶつけすぎな印象。
二人が会わない間にこんなことやあんなことがあったんじゃないかという
さまざまな可能性があるはずだが、
そこが台詞でない部分で感じられたら良かった。
伏線や心情の積み重ねが多いので
役者もきちんとシーンを積み重ねて欲しい。
舞台美術は色使いが良かったし、衣装もおしゃれで良かったです。
死体も良かった。
パンフレットの役者紹介の文章が印象的でとてもよかった。
個人的には凛々役の方の滑舌と演技が素晴らしかったです。
お値段との兼ね合いで★3.5です。
監獄彼女
Unit Blueju
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2010/11/18 (木) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★★
エンターテイメントとしてアリ
きれいなお姉さんがキレのあるダンスを踊っている、
というだけで、男目線でいうと価値が、ある(笑)
ダンスが本業の方が多かったのかな?
台詞がもうちょっとな感じの方がちょこちょこ…。
話の着眼点はよかったのだけど
全体的に、いきなり予兆もなく突発的に出来事が起こるので
もっと伏線を織り交ぜてもよかったかもと思います。
座席はパイプ椅子でした。劇場ちょっと空調が暑かったかな?
天井が低いので、後ろの席だと少し観づらいかもです。
ユーフラテス/Euphrates<舞台写真を少しずつ公開し始めました>【公演終了いたしました。ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました!!】
一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド
atelier SENTIO(東京都)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★
難解
むずかしい!正直、話が難しい。
筋は分かるけど、難しい。
出演者の力量は素晴らしい。
よくわからなくてもなんでも、世界に引きずり込まれる。
また、舞台装置や道具のアイディアが卓越しており、
演技の演出も、思いついてもあんまり実践しないことを
ガンガンやってくれます。
前回もそうですが、前島さんという役者は非常に力のある方だと思います。
盛り上がりはもちろん、静かな台詞も聞かせてくれます。
最初から最後まで、強弱、緩急、声と体を制御できている。
うらやましい。
未必の故意
激弾ショット
pit北/区域(東京都)
2012/08/16 (木) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★
懐かしい感じがした。
終わった後の最初の感想は「懐かしいな」でした。
どっぷりと昭和の演劇に浸った感触。
昔の、携帯電話もネットもなく、嫌でも顔を突き合わせてつながらざるを
得なかった濃い人間関係。
いまのように、家の中にこもっていても生活できるような便利さはなく、
人はそれぞれが属するせまい集団の中で
どうにか自分の居場所を見つけなければ生きる事ができなかった。
登場人物たちの持つ障害が、さらにそれを歪め、卑屈にさせ、必死にさせる。
暑苦しくていびつな、発酵していそうな、なにかが臭ってきそうな、
そういうある種の、集団が発する独特の雰囲気が練り上げる狂気をはらんだ作品。
この脚本は、便利になってしまった現代人が演じるには非常に難しい上に
若い人の共感を呼ぶのも難しい題材。掘り下げるのに限界はないが、報われづらい。
「楽しむ事が優先」「観客に優しい提示」に傾いている
現代のエンターテイメントとしては成り立ちにくいかもしれません。
個人的にはそこが好きだし、それがこの舞台の良さでもあります。
ただもしかしたらもう少しだけ、
物理的に観客の眼を引く瞬間の演出が増えると
見やすかったのかもしれないと思いました。
人間の生態から生まれる濃厚な演劇。面白かったです。
大逃亡
ショーGEKI
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2009/11/11 (水) ~ 2009/11/15 (日)公演終了
満足度★★★★
これぞエンターテイメント
友人に誘われて。
劇場も演技も音響も照明もダンスも殺陣も、
値段にふさわしいエンターテイメント。
脚本の好みは別れるが、見て後悔はしない。
良い舞台でした。
ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】
劇団マリーシア兄弟
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
キャストが絶妙
必要以上に声を張ったりしない、リアルな会話劇。
キャラクターの設定と、役者の雰囲気がぴったりで、
ここまでキャスティングがぴったりな舞台は珍しいと思う。
南池袋怪談(無事終演しました。ありがとうございます!)
[DISH]プロデュース
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/07/14 (木) ~ 2011/07/17 (日)公演終了
満足度★★★
少し長かったかも
照明の効果や、途中の仕掛けなど、面白い要素がありました。
入口に作られた井戸も良かった。
受付に置かれた蚊取り線香の臭いも手伝って、
夏、という感じがしました。
ただ、パイプイスで100分を超える舞台はやっぱりちょっと長い。
短いエピソードの積み重ねでしたが、いつ終わるのか明確でないので、
観る方としても少しペースが掴みづらいかも知れません。
話を厳選するか、テンポアップが求められると思います。
ヤマト版 仮名手本忠臣蔵
笑劇ヤマト魂
ザ・ポケット(東京都)
2009/12/09 (水) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★
情熱は感じる
まず最初のシーンからセリフがいきなり聞き取れないのは
ちょっとつらいです。音量とのバランスがとれてなかった。
迫力を出すために音量をあげるのは心情的にわかりますが、
セリフが聞こえ辛いとなんせ話に入りづらいし、迫力に欠ける。
前半は音楽とセリフがかなりかぶっているので、
調整してほしかったと思います。
マッチ売りの少年だった男の結末の最後の幸せ
劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了
満足度★★★
1時間40分は長いかも…
座席が狭く、ちょっとつらい状態で見るので、
もっとテンポがあったほうが嬉しかった。
俳優さんは
最初はちょっとぎこちなかったけど、
話が進むにつれて、だんだん温まってきたという感じでした。
堕ちて逝く羊の寓話
劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2009/11/18 (水) ~ 2009/11/23 (月)公演終了
満足度★★★
独特な世界
まず劇場の特性なのだと思いますが、
後ろの席は見にくかったです。男の人が前に座ると、中央にセットしてある
理髪店の椅子の下が見えない。残念ながらしゃがむ演技が見えませんでした。
物語ですが、結構難解。
話自体が難しいというわけではなく、手法が解りにくい。
ほぼすべての登場人物が九州の言葉をしゃべるのですが
知っているので理解はできるが、うまく喋れている人はいいのですが
感情の乗り切らない俳優がいて、何を喋っているのか伝わりづらい。
方言がこの物語に良い効果をもたらすのはわかりますが
物理的に伝わりづらかったなあという印象。
お話が1時間50分と長いので、
展開がスピーディであってほしいのですが
まだるっこしく喋るシーンが、わるい意味で長く感じられました。
独特な世界、というかストレートに出来事を表現する舞台じゃないので
なおさら、元のシンプルなストーリーを伝えるということに
俳優が執念を出さないと、ほんとにわかりづらいと思います。
うさぎの衣装とメイクがとても可愛かったのと
馬姫様はとても綺麗だし妖艶でよかったと思います。
メイク…といえば、個々にまかせているのか、
人によってずいぶん上手さにバラつきがあるように思いました。
ハイイロノ・ド・ンゾコ [皆様、応援ありがとうございました!大盛況のうちに公演無事に終了いたしました。これにて休止させていただきます。ちょっと充電してきます…では、また。]
サルとピストル
王子小劇場(東京都)
2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
我が儘な巨人の足音【千秋楽当日券はキャンセル待ち】
ノアノオモチャバコ
サンモールスタジオ(東京都)
2011/10/19 (水) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
LOVE YOUR LIFE
readymade foundation
pit北/区域(東京都)
2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
満足度★★★
戦争もの
以前、朗読劇はセリフ劇より難しいかもしれないと
ベテランの俳優の方から聞いたことがあるが、
その意味がわかった気がする。
戦争モノは非常にバランスが難しい。
最後のフリートークまでいなかったらあまり印象が良くなかったかもしれない。
ともだちのいもうと
RONNIE ROCKET
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/10/20 (火) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★
席によっては
面白かったです。役者の方々の自然な演技が、
お客さんをすんなりと同じの部屋にいる感覚に引き込んでくれます。
座席込みの舞台装置(?)はとても雰囲気が出ていて気に入ったのだけど、
ただ、席によって声が聞こえづらかったり表情が見づらい…。
もちろん、それもわかった上で演出されているんだと思うけど、
やはり「いまこの役のこの顔が見たい」という瞬間があります。
ドリルチョコレートのテーマ:2012リミックス
MCR
駅前劇場(東京都)
2012/07/31 (火) ~ 2012/08/01 (水)公演終了
満足度★★★
「演劇」とはちょっと違うスタイル
演劇と呼ぶようなものではなく、役になりきるというより、状況を演じるもので
シチュエーションを面白い手法で見せる、という公演。
演技力というよりも、お客さんの気持ちをぐいと持っていける力があるかないかが勝負で、
素が見えるだけに、出演者の温度の差があることが気になった。
これは出る人そのものの魅力が試されるような演目で、
出演者にとってかなりシビアな公演ではないかと思いました。