ヤマト版 仮名手本忠臣蔵 公演情報 笑劇ヤマト魂「ヤマト版 仮名手本忠臣蔵」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    情熱は感じる
    まず最初のシーンからセリフがいきなり聞き取れないのは
    ちょっとつらいです。音量とのバランスがとれてなかった。
    迫力を出すために音量をあげるのは心情的にわかりますが、
    セリフが聞こえ辛いとなんせ話に入りづらいし、迫力に欠ける。
    前半は音楽とセリフがかなりかぶっているので、
    調整してほしかったと思います。

    ネタバレBOX

    抽象的な台詞で話を進行するには、
    状況を伝える技術が足りないかもしれません。
    それならばもっと直接的な表現がよかったかなと思います。
    まだるっこしい表現が多くて、頭の中で変換しなければならないセリフ、
    心情が多く少し疲れます。
    物語は、話の本筋を太くするべきじゃないかと感じました。
    軽いところと、マジなところの境界があやふやで、
    その違和感の解決も、脳内で変換する労力が必要でした。
    たとえば
    解散がゆるかったのに最後にあだ討ちに至る心情の変化の理由が薄かったり
    清水なんとかが吉良についた理由がわかりづらかったり、
    繰り返しが多かったり、盛り上がり部分を最後に集中させすぎたり。
    総合時間が長いからペースをもっと吟味して調整してほしい。
    最後の盛り上がりは良かったので、
    途中からだんだんと高めていってほしいと思いました。

    衣装はよかったけど、やっぱりスニーカーは日常すぎて緊張感がないので
    せめてレザーブーツで統一するとか、工夫がほしかったです。

    ともあれ、おつかれさまでした!

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    2009/12/18 00:45

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