緑地-ryokuchiの観てきた!クチコミ一覧

101-120件 / 227件中
Stray Sheep Paradise

Stray Sheep Paradise

オッドエンタテインメント

俳優座劇場(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

持田千妃来さん出演。
こちらは初演。先に再演の方に感想を書いてしまいました。
章立ての構成。オムニバス形式に近いかな。奥野香耶さん演じる主人公の「リゼッタ劇場」が各章にあります。
松田彩希さんのマリエレ。お高くとまった生徒会長というベタな役ではありますが、とても良かったです。
遠藤瑠香さん演じるファムがメインの章がありますが、率直に言って、どんな問題がどのように解決されたのか分かりませんでした。もしかして設定資料集を読めば分かるのかも?
シンギュラリティという概念を知らなかったので、勉強になりました。これ、実はかなり重要ですね。

ネタバレBOX

最後、青木志貴さんのヒジリは晴れて卒業したという解釈で良いのでしょうか。率直に言って、さっぱり分かりません。

前説で客全員に咳をさせました。最悪でした。これだけで評価はとても下がりました。
DVDに前説が収録されてますが、そのようなかわいいものではありません。初日は、腕で押さえながらも本当の咳をさせたのです。客席全員に。恐ろしくて寒気がしました。
比翼の人

比翼の人

SAB-on

テアトルBONBON(東京都)

2019/04/03 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

満足度★★★

玉川来夢さん出演。
Aチームを観劇。高校が二つで、それぞれ高校をまたぐ、双子同士のカップル。女性側の玉川さんはひとり二役。ややこしいですが、分かりやすくする気配りというか努力がちゃんとあったと思います。
小谷嘉一さんはこの時37歳ですが、劇中では27と。なんの違和感もないのはさすがでした。
終演後に玉川さんが面会に出てくださって、感想をお伝えできました。とても嬉しいことです。

ネタバレBOX

片方の高校は、修学旅行の飛行機事故でみんな死にます。人は突然死ぬ、という現実が突き刺さります。
ベター半分

ベター半分

ベター半分

上野ストアハウス(東京都)

2019/04/24 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★

フォンチーさん出演。
チャレンジングな作品だと思いました。
人間がAIに、というより機械に置き換わることをテーマにしています。よくある話かも知れませんが、演者の皆さんの激しい演技と絡まって、新しさを感じました。
終盤の展開とオチがよく分かりませんでした。見る側に委ねられているのか、僕の理解不足か。

ネタバレBOX

フォンチーさんは嫌な女となるべき役でしたが、いかんせん声が可愛すぎるからか、あまり迫力は感じませんでした。
AI化した人は眠らない。身体は別のところにある。うーん、よく分かりませんでした。終盤のフォンチーさんの役柄も意図がよく分からずで。
夫婦のベッドシーンはリアリティあったと思います。人であることを象徴するシーンです。
この素晴らしき世界

この素晴らしき世界

しゅうくりー夢

ザ・ポケット(東京都)

2019/03/13 (水) ~ 2019/03/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

古橋舞悠さん出演。
ハードボイルド調、重めのサスペンス。というよりも、かなり重いです。
古橋さんは高校生役。ませた、大人を翻弄するような、素直ではない役をうまく演じていました。
個人的には、救いのない展開にショックをうけつつも最後まで目が離せず、見事に引き込まれました。
演者の皆さんのレベルも高く、素晴らしい舞台でした。大満足です。

ネタバレBOX

古橋さんの母役ともうひとりが死んで発見されるところ。これで死んでしまうという厳しい展開に、衝撃を受けました。
それを含めてたくさんの人が死に、誰ひとり幸せになる人はなく。救いは、母を亡くしたけれども父娘の関係にちょっと未来が見えたかな、という程度で。
よく考えたら、自分は斬ったり刺したりで平気な舞台を見過ぎだったかも知れません。
タイラー×2

タイラー×2

朝倉薫プロデュース・ガールズハイパーミュージカル

シアターサンモール(東京都)

2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

持田千妃来さん出演。
テラチームで、主演が遠藤瑠香さんの変則回を観劇。全員女性キャスト。タイラーは本来男性で、それを遠藤さんが。多少の違和感はありましたが、すぐに馴染みました。
クールで影のある役が多い持田さんですが、この演目ではコミカルな役でした。でも最終的には、やっぱりというか、シリアスになったかな。
話も面白かったですし、楽しめました。

BURRRN!!!

BURRRN!!!

刀屋壱

月島社会教育会館 4階ホール(東京都)

2018/08/15 (水) ~ 2018/08/18 (土)公演終了

満足度★★★

倉田瑠夏さん出演。
武将の役を男性だけでなく女性の役者さんたちも違和感なく演じていました。よく考えたらそういうの見たことなかったです。
劇団としての刀屋壱さんは殺陣が売りなだけあって、さすがの立ち回りでした。
現代のシーンの大林素子さんのコミカルな演技が素晴らしかったです。MOTHERという舞台で大林さんのシリアスな演技力の高さは知っていましたが、こういう感じのもいいですね。

へなちょこヴィーナス

へなちょこヴィーナス

“STRAYDOG”

テアトルBONBON(東京都)

2012/09/11 (火) ~ 2012/09/16 (日)公演終了

満足度★★★

野元愛さん出演。
前年の河村唯さん出演に続いて、こちらも観劇。野元さんの演技は正直言って印象に残って無いです。終演後にお話しさせていただく機会があったのは有り難かったと、7年経った今でも記憶しています。
教頭先生だったかな、「格を下げているんだ」のセリフ、前年に比べて飛躍的に良くなりました。前年は「格を」部分を大きな声で叫んだセリフだったのです。違和感ありすぎ、不自然すぎでしたので、良い改善だったと思います。
このシリーズを二本見て、森田涼花さんのも観ておけば良かった、と悔やんだものです。今も同じ気持ちです。

紙風☆スクレイパー

紙風☆スクレイパー

UDA☆MAP

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/08/21 (水) ~ 2019/08/28 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/08/24 (土) 13:00

価格5,300円

関谷真由さん出演。
三国志をモチーフにした、アクション、コメディ。客席から笑い声がたくさん。楽しかったです。
ほとんどが女性キャスト。男性キャストは2人。そのひとり藤堂瞬さんの安定した演技とアクションが素晴らしかったです。話が締まりました。
関谷さんはギャグもアクションもいい感じでした。終演後に面会できたので、感想をお伝えできてありがたかったです。
宇田川美樹さんはさすがの貫禄でした。

ネタバレBOX

殺陣シーンで斬られたり刺されたりしても全然死なないパターンです。殺陣のある舞台ではよくあるルールというか前提ですが、それを冒頭のギャグシーンで示しました。それが良かったです。
具体的には、関谷さんが舞川さんを剣でぶっ刺すところ。痛がりますが全然平気で。そのシーンのおかげであとが見やすくなります。
現代の研究者3人が古文書を読み、その内容が演じられている、という設定がうまく使われていました。文字の読めないところを「チョメチョメ」と表現するところ。ストーリー運びとしてもギャグとしてもお見事でした。
ダンスシーンは、なんというか、しとやかでかわいい印象を受けました。池袋のシアターKASSAI。小劇場のステージに全員が出て踊るので、あまり大きな動きにはならなかったから、かな。
終演後も含めて、満足度は高いです。チケットが自由席5300円と相場より高めですが、それは終演後の分と理解できます。
真夏の短編集「榊原さんは永遠に憂鬱なのかもしれない」

真夏の短編集「榊原さんは永遠に憂鬱なのかもしれない」

ホットポットクッキング

劇場MOMO(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/08/02 (水)公演終了

満足度★★★

玉川来夢さん、高橋胡桃さん、橋本瑠果さん、橋本楓さん出演。
こってり地獄編について。こちらをあとに見たほうが良いですね。最後に永遠に憂鬱なのは何故かが分かります。しかしまあ、最後の憂鬱はちょっと受け入れがたいものでした。
今回DVDを見返してみました。舞台DVDではよくあるのですが、声が大きかったり小さかったりで、鑑賞に耐えられません。やっぱり舞台は生で見るべきですね。

ネタバレBOX

最後の憂鬱。西秋元喜さん演じる、タイムマシンを作って榊原シヅに会いに行った人。マッドサイエンティストなのかも知れませんが、息子とその彼女を殺すには、狂いが足りません。納得感がないです。
呪いと言えばそれまでですが。
Stray Sheep Paradise:em

Stray Sheep Paradise:em

オッドエンタテインメント

あうるすぽっと(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

持田千妃来さん出演。
再演もの。昨年12月に初演。全員女性で、百合要素もあり(と、演者さんが言ってます)。
奥野香耶さん、永野愛理さんはさすが声優で、いい声です。永野さんは「GJ」にゲスト出演された方です。
持田千妃来さんがひとり浮いた役なのがいい感じでした。羊の格好をした、人間ではなくAIと。でもパートナーは人間なのですが。
パンフレットが相場よりかなり高いです。買いませんでした。

ネタバレBOX

タイトルは変化を付けて「em」が付きましたが、内容は初演と一字一句と言って良いほど同じに見えました。あくまで印象ですが。
よく見ると多くのキャラは2人のセットで行動しています。それが「パートナー」(と、演者さんが)。
構成は短編集に近いもので、編ごとに「リゼッタ劇場」があります。「リゼッタ劇場開演よ」という奥野さん声が素晴らしいです。
持田千妃来さんは悪役に近い役で。クールな役は普段から多いですが、殺人指示までする冷酷な人工知能、というのは新鮮でした。
よく分からないことがありますが、設定資料を別途売っているので、それを見たら楽しめるのかも知れません。僕は見てないので、よく分からないままです。

その後、設定資料を手に入れました。読みました。うーん、謎は謎のままでした。
真夏の短編集「榊原さんは永遠に憂鬱なのかもしれない」

真夏の短編集「榊原さんは永遠に憂鬱なのかもしれない」

ホットポットクッキング

劇場MOMO(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/08/02 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

玉川来夢さん、高橋胡桃さん、橋本瑠果さん、橋本楓さん出演。
うっかり天国編について。
短編集。コメディあり、ホラーあり。橋本瑠果さんの出た、宇宙船の酸素の残りから誰が生き残るべきかのコメディがいちばん良かったです。だいぶ笑いました。
次は玉川さんと高橋さんの出た、タヌキの話かな。しっぽをうまく使っていました。
ホラーはちょっと分かりにくかったと思います。でも玉川さんの叫び声は素晴らしかった。

ネタバレBOX

橋本楓さんの腕が血まみれのシーンは、飛躍が過ぎました。「あれで殺すことはあり得ないし、何の血のつもりだろう」です。
名探偵ドイル君 幽鬼屋敷の惨劇

名探偵ドイル君 幽鬼屋敷の惨劇

糸あやつり人形「一糸座」

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★

後藤郁さん出演。
糸操り人形と人間の役者が織りなす、コメディ、ホラー、エンターテイメント。
途中に純粋な人形劇があります。これがとても緻密で、ため息が出るほど。人形は血を流すんですね。
小人俳優として活躍されている男女お2人が出演されています。女性の方はすごいセリフ量でした。しかし、セリフが出てこなくて事故が起こりました。自分は見てられなくて、目をつぶってしまいました。まあ初日ということで。
後藤郁さんは期待どおり良かったです。自分はクラウドファウンディングの観劇プランで最前列。人形たちもよく見えて、満足度高かったです。

ネタバレBOX

後藤ちゃんは終盤に囚人服を脱ぎ捨てて、見事なボディーを披露します。知らない人からすると驚きだったのではないでしょうか。いいギャップだったと思います。
人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫

人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/04/05 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

満足度★★★

玉川来夢さん出演。現代編を観劇。
一貫してコントが面白かったです。エリザベスマリーさんがとくに。
大正編との繋がりはここかな、というところがありましたが、あまり気にならなかったというか、意味を感じませんでした。両編を見ないと楽しめないところなのでしょう。
玉川さんは元気な脇役で、いい味を出していました。良かったです。

素晴ラシキ世界ノ片隅デ

素晴ラシキ世界ノ片隅デ

GENKI Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/03/17 (火) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★

フォンチーさん出演。
過去とも未来ともつかない世界、喫茶店が舞台。外では戦い、つまり戦時中。
GENKI Produceを見るのは初めてでした。重苦しい感じのお話でしたが、引き込まれました。
フォンチーさんのほか、船岡咲さんの印象が良かったです。

憑依だよ!栗山ハルコさん!

憑依だよ!栗山ハルコさん!

ホットポットクッキング

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/01/13 (金) ~ 2017/01/19 (木)公演終了

満足度★★★★

玉川来夢さん、高橋胡桃さん、橋本瑠果さん、橋本楓さん出演。
高橋胡桃さんが明確な主演ですが、玉川来夢さんの役どころが素晴らしかったです。終盤で感動しました。
ほかには、福地教光さんと秋山ゆずきさんの組みがとても良かったです。

ネタバレBOX

殺人犯役の福地さん、他の舞台でも似た感じの犯人役をされていて、どちらも良かったです。怪演というのかな。リアリティを感じました。
気の毒な過去があって殺人鬼になってしまったわけですが、その悲しさを秋山ゆずきさんが見事に表していました。
飛ばぬ鳥なら落ちもせぬ

飛ばぬ鳥なら落ちもせぬ

企画演劇集団ボクラ団義

吉祥寺シアター(東京都)

2017/04/04 (火) ~ 2017/04/16 (日)公演終了

満足度★★★★

持田千妃来さん出演。
歴史物と思って行きましたが、冒頭から現代と歴史の往来があって、そうだったボクラ団義さんだった、と。
目当ての持田さんも良かったですが、添田翔太さん、佐藤修幸さんが良い印象でした。演技に迫力ありました。
いつもながら複雑なストーリーです。3回見ましたが、それでもよく分からないところがあります。

ネタバレBOX

今出舞さんは女性の鉄砲撃ちの役ですが、ある時いきなり兄の役になって、過去のシーンとして、鉄砲を撃ちます。これは普通分かりません。混乱します。
その他、分かりにくいところ多数ありますが、それもまた劇団の魅力なのかも知れません。
とけないまま、とけていく

とけないまま、とけていく

100点un・チョイス!

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★

河村唯さん出演。Bチーム観劇。
現実のシーン、小説のシーンを行き来しながら進みます。現実でも小説でも人が死にます。現実と小説では役者が同じだったり違ったりします。現実の方は、時系列も行き来します。
一度見て理解するのはちょっと難しいです。自分は3回見たので理解しましたが。
終演後に相関図や時系列の図解を配ったのは良かったと思います。かなり助かりました。
総合的に、面白かったです。理解した時の楽しさ、かな。
河村唯さんはその細さと美しさで、魅力を発揮していました。良かったです。

ネタバレBOX

現実の犯人の「俺が殺した」は激しく違和感を感じました。殺意はなく、過ってつき落とした、と解釈する以外なかったので。「殺した」とは言わないはずです。
鬼斬-the Powerful Performance-

鬼斬-the Powerful Performance-

LIVEDOG

シアターサンモール(東京都)

2016/11/23 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

高橋胡桃さん出演。
持田千妃来さん出演。
鬼やら天照大神やら鞍馬天狗やらヴァルキリーやら源義経やらキジムナーやら、いろいろ混じった2.5次元もの。前提知識は無かったですが、面白かったです。
オープニングのダンスシーンはyoutubeに公開されてます。何度見てもすごいです。
舞台中央に坂を作っているところが面白いと思いました。殺陣で転がったり、うまく使ってました。
高橋さんは普段も今回も殺陣やりません。持ち味の可愛さは良かったと思いますが、何しろたくさんキャラがいるので、埋もれていたかな。
持田さんは持ち前のクールさが役にぴったりでした。大きな武器の殺陣を披露されました。
鵜飼主水さんはすごいです。この公演で注目するようになりました。

おうちに帰るまでが遠足です

おうちに帰るまでが遠足です

アリスインプロジェクト

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

玉川来夢さん出演。
玉川さん、村上友梨さん演じる二人が空想で作り出した、アニメのいわゆる聖地巡礼の旅。
玉川さん演じる主人公の複雑な気持ち。感動しました。すごくいい話でした。

ネタバレBOX

村上さん、実はもう亡くなっていて、本人の幽霊がそれを分かっていない。玉川さんはそれを理解しつつ、二人で聖地巡礼。
成仏させるといなくなってしまうという葛藤。
良かったです。
TARO URASHIMA

TARO URASHIMA

る・ひまわり

明治座(東京都)

2016/08/11 (木) ~ 2016/08/15 (月)公演終了

満足度★★★★

森田涼花さん出演。
二階でも12,000円。ずいぶん高いなと思って行きました。が、驚きました。明治座はすごい劇場ですね。総合エンターテインメントとして納得しました。
演目は長く、休憩も長く。食堂で予約者が食事。席で弁当が普通とか。小劇場に慣れている身としては衝撃でした。
キャストも豪華なミュージカル。森田涼花さんも歌いました。ずいぶんと上手になったなあ、としみじみ思ったものです。
森田さんは丙姫という可愛らしくも気の強い役。ぴったりでした。

このページのQRコードです。

拡大