『怨霊撲滅屋GRUDGE・BREAKERs』 公演情報 萬腹企画「『怨霊撲滅屋GRUDGE・BREAKERs』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    倉田瑠夏さん出演。
    萬腹企画さんの舞台はいつもコメディ要素がたくさんあって、楽しいです。今回も期待通りでした。
    死んだ者の魂を電子的なものと捉えて、除霊と組み合わせる。なるほどと思いました。
    チラシに「メモに隠された謎に挑もう」として、劇中に出てくる「○○の自宅で発見されたメモ」というのがあります。メモは劇中で読み上げられます。私はたまたまチラシを見ずに観劇しましたが、読んでから観劇した人はまた違った見方になったでしょう。
    冒頭と挨拶後のダンスは圧巻でした。倉田さんの特技ですね。それも含めて、得意なところが存分に発揮されていて、満足でした。

    ネタバレBOX

    ライブに並んでいたひとが熱中症で死んでしまう。本当にありそうなことで、ちょっと現実に引き戻されました。
    そのひとが地縛霊になった。怨霊になるからと処理しようとする「退魔師」を、主人公側「怨霊撲滅屋」が阻止して、魂を電子的なものとして存続させる。死んだ人の役者さんがそのまま出演できるのが、舞台的にもうまいと思いました。
    チラシに「南雲シヅカの自宅で発見されたメモ」がある件。死ぬことが想像できます。メモも大きなヒントになっていて、謎が分かりやすいです。正直、ヒント多すぎるかな、と思いました。
    「しめさせて」が「抱きしめさせて」のことであること。これ良かったです。レイチェルのご両親も、南雲シヅカもこれを言っていることが、いい感じの謎になりました。よく考えると英語と矛盾があるのですが、それは気になりません。
    終盤の闘いはどこでどうやっているのかよく分からないですが、それはそれで。勢いがあって良かったです。

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    2020/08/30 09:32

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