Chevronの観てきた!クチコミ一覧

321-340件 / 555件中
恋愛3種盛2021

恋愛3種盛2021

劇団空組

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/03/05 (金) ~ 2021/03/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

3人の失恋から始まる物語から広がる世界
2人の男と1人の女を中心にかなり個性的な恋愛模様を展開していく
しかし最初は失恋って形で終わっていくんです
その結果も当然って見える3人
そこからのストーリーは結構意外な二転三転する魅力的な展開
引き込まれて目が離せなくなるストーリー
そして歌にダンスもガッツリあって空組さんらしい世界観を作り上げてる印象の舞台
やはりいいのは卯津羅亜希 さん
少し情け無い印象もあるんだが芯のある感じ今回もほんといいんですよね
そしてその彼女さんの岡田由紀 さんもいいんですが、後半さらに輝きを増すのは知永ちゃんの上手さもあるかな
この後半目が離せなくなりますね
もうひとり目を引くのは福永愛 さんなんです
どう考えても悪女、小悪魔のレベルを超えてるんですが憎めない雰囲気を作り出す
今回のこの役魅力的
又森美利亜 さんの少しキツそうなのにホワッとした感じも魅力的
若尾保賛奈 さんと星見澄香 さんの男前感もなかなかにいいですね
落合沙也香 さんともうひとり(名前わからず深くお辞儀する男性)の複雑な人間関係もなかなかいい雰囲気

ゴーストライター

ゴーストライター

ジャグリング・ユニット・フラトレス

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2021/02/27 (土) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ジャグリングのボール、リング、スティックを巧みに使いながら、色々なものに見させていく少し変わった演出
しかしこれがかなり効果的で何を表したいのか伝わってくるんですよね
そしてキッチリストーリーもある作品
一般的に言われるゴーストライター ではあるんですが、その存在は誰にも見えないって設定がなかなかにいいんですが、さらにそれは昔火事で亡くなった彼女って設定が物語に深みをみせてますね
そしてライターってワードもストーリーに深く関わってくる感じ
言葉選びもなかなかに奥が深い印象ですね
序盤から表現もいいんですが役者との融合の感じも魅力的
ラストに向かっての盛り上げ方も良かったんですよね
登場人物的には彼氏と彼女(幽霊ですがw)の2人のみ
劇団The Timeless Letterさんの川田恵三 さんが彼氏さんなんですがなかなかにいい雰囲気を作られてた印象です
そして動きの美しさ、表情、セリフに見入ったのが野村梨絵 さんです
マイムを取り入れながらの動きはやはり美しい
そして切なくて儚い感じがジンジン伝わってくる演技が良かった
ラストの本が倒れるのどうやってるんだろう?
後最後に彼女が書いた文章も気になったかもしれません

オパンポン★ナイト〜ほほえむうれひ〜

オパンポン★ナイト〜ほほえむうれひ〜

オパンポン創造社

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2021/02/26 (金) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

サンセット とてんびんぼう は再演、bikeshed は新作
再演は再演でパワーアップしてた印象、そして新作がまたいい世界観を作り出してた印象
ステージラストもほんといい終わり方

サンセット
最初から全開のマシンガントーク
川添さんと松之助さんの漫才より軽快なトークで一気に引き込まれる世界
これはほんと見事で引き込まれない人はいないんやないかって空気感
野村さんのスパイスも効いてますね
マジいい♬

てんびんぼう
この作品は駿九郎さんと野村さんの絡みがいい
そしてそれをさらによく見させてくれるのが遥ちゃんの上手さって印象
やはり野村さんにいいようにやられてるようで遥ちゃんが流れを持っていってるそんな印象の作品って印象

bikeshed
これは完全に殿村さんの独壇場
この人でないと出せない空気感に松之助さんがいいスパイスって印象
そしてストーリーが巧みなんですよね
これは見事としか言いようがないそんな作品

ほんとそれぞれいいんですがワードのチョイスがほんと上手いんですよね
そして役者さんのチョイスもいいし、それにそれぞれの役者さんがハマるスキルが以上に高い
ほんといい舞台を観させていただきました
神戸はこの後の大千穐楽を残すのみ
見逃すのは惜しすぎるそんな素敵な舞台

リバー・ソングス~大阪を流れていた6枚の枯葉~

リバー・ソングス~大阪を流れていた6枚の枯葉~

大阪府・大阪文化芸術フェス実行委員会

ABCホール (大阪府)

2021/02/27 (土) ~ 2021/02/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

6人の劇作家が綴った本を6人の演出家が描くオムニバス
最初はスケジュールのピースがハマらなかったんだが、コロナで急遽観られることになった舞台

ミステリー・クルーズ
最初はこの作品から始まるんですが、3回?に分かれてるかな
この舞台の中核にあたる作品
つなぎの作品に見えてなかなかにいい展開を見せる作品なんですよね
愛菜さんのほんとの存在とは?

ダックス アンド ドレイクス
見知らぬ人達から加えられる重圧
しかしラストにはっていい展開を見せる、その後もちゃんと…
今回の構成に上手くハマった素敵な作品ですね

大粉糾
強引なんだけどそれぞれが確固たる信念で臨む会合
かなりふわっとした意見もありながらの予想外の落とし所もいいストーリー展開を見せる作品です

カッパdeルンバ
これぞMousePiece-reeさんって感じのお話なんですよね
上田さんの登場で一気に空気感が変わる
そしてキッチリダンスまであるし、いい感じのリピートはやはり心地いいんですよね♬

あまのがわ
他の作品とは雰囲気が一変するんですが、これは長編で見たくなるやつかもしれません
しかし今回のピースとしては重要かつ見事にハマってた
そして女優陣いいですね

水底でゆらり
いつのまにかこの世界観に引き込まれていくような素敵な作品
東京人?と大阪人の微妙なズレを上手く物語にしてる印象
ラストもほんといいんですよね笑顔になります

そしてミステリー・クルーズ の回収をしながら、全作品の回収をする感じのラストの展開も見事
バラバラに見えてたものが実はってのが今回の舞台のほんと上手いところかもしれませんね
この値段でこのクオリティはコスパ良すぎ
この週末見逃すのは惜しい舞台なのは間違いないですね

第35回公演『私戯曲 りんごのうた』

第35回公演『私戯曲 りんごのうた』

無名劇団

SENRITO よみうりホール(大阪府)

2021/02/20 (土) ~ 2021/02/20 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

この作品はおばあちゃんと孫のお話
そしてもう1人?1匹の不思議なカタツムリの物語
孫のことを思い過ぎるからこそきつく接する祖母
その期待に応えようとする孫
がんばればがんばるほどすれ違っていく2人…そんな印象の作品
この物語は再演なんですが、個人的には見るたびにおばあちゃんが優しくなってる印象
最初見た時はもっと尖ってた気がするんですよね
そしてカタツムリも印象が変わってるかな、かなり心の声なんですよね
まあ最初からそんな存在の象徴ではあるんだと思うんですが
やはり時間の経過とともに少しずつ変化する気持ちがこもったそんな作品の変化であり成長してる印象
今の島原夏海 さんの気持ちが垣間見れるそんな作品かな

BLACK SMITH【延期公演】

BLACK SMITH【延期公演】

壱劇屋

大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪府)

2021/02/19 (金) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

始まった瞬間から壱劇屋さんがついに帰ってきた感がいっぱい
そこから繰り広げられる世界に一気に引き込まれる
天神って存在、そして集められた7人の鍛治師と相棒、さらに酒呑童子
考えてたストーリーのさらに先をいくような素敵な物語はいい感じに予想を裏切ってくれた感じ
壱劇屋さんらしい演出、照明、音響がさらに輝きを増させる
ほんとにいい世界観を作る
そしていくつ目があっても足らない今回
やはり今回の中心には西分綾香 さんが輝いてますね
いい表情、そして真っ直ぐすぎる性格ほんといいんですよね
そして熱いな♬
竹村晋太朗 さんもいい感じにこの作品を締める感じ
いいスパイスになってるんですよね
そして丹羽愛美 さんが色っぽい感じの少しズルい感じの鬼もいい感じ
坂口修一 さんのライバル心剥き出しの、そして実力派って感じも良かったんですよね
谷川愛梨 さんの意外な武器も良かったんですが、かなりいい表情されてたんですよね
セリフないところいい表情で気になる感じ
浜口望海 さんとドヰタイジ さんのコンビはこうきますかって感じでしたね
一瞬えっ…まじで…からのって展開
そしてアクションも目が離せなくなる優雅さ
優雅さと言えば流石なのは為房大輔 さんの殺陣
久しぶりに思いっきりを見させてもらえた印象
そしてもう1人の華やかさは赤星マサノリ さんですね
ほんとこの人の動きも流石の印象
作る空気感が見事過ぎます
竹下健人 さんと北川愛乃 さんのコンビも良かったんですよね
そして切なくなる印象
少しキラキラ?キャピキャピした感じからの後半いいですね
上枝恵美加 さんと山本貴大 さんのコンビはもう少しで泣かされるところ
めっちゃいいですね
田中尚樹 さんと高安智美 さんのコンビも独特な空気感
そして殺陣もかなり複雑なのを見事にこなされてた
ともちゃん今回かなりいい雰囲気で目が離せなくなります
柏木明日香 さんモブだけかと思ったら意外ないいところで♬
モブはやや北側上手(4面の上とはw)が多かったかもしれない
小林嵩平 さんと岡村圭輔 さんもほんといいし、めっちゃかっこいいけどそこは見てのお楽しみ
ほんとモブも動きが素晴らしい
10ヶ月待った壱劇屋さんは予想通り…いや予想以上の破壊力を見せつけてくれた印象
ほんと何ステ見ても他の角度で観たかったってなる気しかしない今回の4面舞台
そして恵美加さんのツンデレそして美しさが凄い

「その鱗 夜にこぼれて」

「その鱗 夜にこぼれて」

空宙空地

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/02/18 (木) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

1人の普通の主婦がガラスに映った自分の姿を見て老けたのに驚く
普通なら些細なことなのかもしれない、そんな感覚からこの物語は始まっていく
そこからの描き方がかなり独特な印象なんです
時間の感覚、その感じ方が自分の感覚とはずれている感じ
そしてそれは自分やったりそれを他から見ている自分やったりと不思議な流れを見せる
そしてその中心には冴えないスーパーがあったりする
そしてその関係者、さらにその周りの人物にもそんな不思議な感覚が
しかしこの物語の1番の中心は主婦、そしてその家族やったりする
自分は幸せなのか?そしてこれまでの生き方が間違ってなかったのか?
そんな葛藤を色々振り返りながら、自分の今を取り戻そうとするような感覚
なかなか表現が斬新な印象しかしラストにはそれが効果的に映る素敵な作品

長い長い恋の物語【大阪公演】

長い長い恋の物語【大阪公演】

玉造小劇店

ウイングフィールド(大阪府)

2021/02/16 (火) ~ 2021/02/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

朝鮮から1人の青年がやって来る
それはまだ日本の統治に置かれていた頃の時代
彼の思い?考えとは違った環境だった
その状況に戸惑いながら、そして自分らしくと思いながらも適応していく
そんな中での出会い、しかし彼女にも複雑な境遇が…
この世界観は知ってるようで、そこまでの知識がない感じやったかもしれない
かなり壮絶な世界観って感じ
序盤からその迫力に圧倒される
しかし引き込まれていく物語
この物語の中心の2人うえだひろし さんと植木歩生子 さんがバツグンにいい
引き込まれて目が離せなくなる
年齢を重ねていくんだが髪をとかメイクをとかではなく、作り出す空気感だけできっちり年老いていく
ほんとビックリするぐらいに見事にそう見える
やはりこの2人はただものではないですね
他のご出演者さんもほんと良くて、時間を忘れてこの世界に浸ってた
チケット即完も納得

End of the day~あすくる~

End of the day~あすくる~

激富/GEKITONG

ABCホール (大阪府)

2021/02/11 (木) ~ 2021/02/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

激富 2021 『End of the day~あすくる~』の6ステ目のAチームを観劇
土日の4ステだけ #神尾晋一郎 さんがゲスト出演ですね
この物語現実にはこうなのかもしれないなって思わせるそんなリアルが感じられる世界
隕石が地球へってお話し自体はよくある気もするんですが、リアルにより寄せるとこうなるのかもしれない
お話しとしてってテイストも加わって広がるこの世界観ほんといいんですよね
ダンスあり格闘シーンもふんだんにある、エンタメ要素もたっぷりなんだけどそれだけでは終わらないのがさすがって感じの激富さん
ウルっとくるシーンもありながら熱い思いがたっぷりの満足度がかなり高い舞台
やはり物語の中心には風太 さんと中尾周統 さんがガッツリと作り上げる世界観なんですが、今回のヒロインの田淵麻里奈 さんがいいテイストを加えてた印象
少し笑いの感じもできるいい空気感の作れる美人さんて印象
きつい感じではなく少しホワンっとした印象がほんといい感じ
電伝夢志 さんのりいこ さんの看護婦さんはダンスの時にみせられてた印象と全く違う雰囲気にびっくり
やはり良かったのは香村彩矢 さん
まさかこれだけ?ってドキドキしてたらいいとこもっていく♬
車椅子のシーンのラストの表情凄いいいんです
セリフの多いのもいいが今回のも満足

0号

0号

劇団皆奏者

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2021/02/11 (木) ~ 2021/02/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

やはりこのストーリーいいですね
キネマ、活動写真に全てを捧げた人達
そんな人達が時代の荒波に巻き込まれていく、しかしそんな中にも人を思い、そして信じて揺るがない感じ
ほんと素敵な世界なんですよね
そしてその作品をいい演出で今回の作品とされてた印象
これは引き込まれる世界
物語自体もかなりいいんですが、ダンスも効果的
OPダンスからこの素敵な世界観を盛り上げる
ランタイムは10分の換気休憩を挟んでの3時間10分って言いながら30分かな?
まあ引き込まれて時間を忘れてましたけどね
カーテンコール、そしてって感じもかなり良かったって印象をさらにでした
千代子さんが両方良かった
今の年老いた感じ、しかし明るくて素敵な初老って雰囲気
そして過去は田舎者でどうしようもない感じから美しさを得るんだけど抜けきれない方言
畑中美帆 さんと清水咲歩 さんだったんだろうか?
あと女性新聞記者さんの女優さんも良かったんですよね♬

『娘たちのうたわない歌』

『娘たちのうたわない歌』

坂本企画

難波サザンシアター(大阪府)

2021/02/11 (木) ~ 2021/02/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

途中に10分の換気休憩を挟んでのランタイムは120分弱
争いをやめさせようとする、どこにも所属しない、どことも関係性を持たない団体に所属する3人の美しい少女達
武力も使わず説得と言った方法でのみそれを成し遂げようとしていた
しかしそんな行動で仲間は倒れていってた
そしてそんな中でノラと呼ばれる存在と出会う
そのノラは禁じられた歌を口ずさむ
そしてその歌に触れているうちに彼女たちの心に変化がみられていく…そして大きな変化をもたらしていく…
かなり言葉を大切にされてる感じで前半のそれぞれのテンポが後半に向かって変わっていくのが見事なんですよね
この世界観を言葉のチョイス、そしてセリフの雰囲気で描き出していく
この座組だからこそできる世界観って印象
少し序盤に初日らしさはあったもののこのセリフ量をここまで素敵に演じきるのは流石の感じ
ストーリー的にはかなり切なくなって色々な気持ちが込み上げる
やはり3人の少女がそれぞれいいんですよね古賀柚奈 さんの透明感のありながら真の強そうな感じ
小野村優 さんの少し男っぽい強さがみなぎる感じ
鳩川七海 さんの可愛さからリーダーっぽく成長していく感じもほんと良かった
ほんと見入ってしまう感じの空気感

アイ、フロムヘブン

アイ、フロムヘブン

ステージタイガー

近鉄アート館(大阪府)

2021/02/06 (土) ~ 2021/02/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

今週は何気に2日続けてのヘブンなんですが、こちらも素晴らしいOPダンスから始まる
このダンスがかなりいい雰囲気でこの世界に引き込んでくれる
ある男が目を覚ますと財布も携帯も持ってなく、そこに現れた男に金を借りて帰ろうとするんだが、自分は死神だと言う
彼は死んだことに気がついてなかった…そんな感じにこの世界は始まって行くんですがほんと素敵な物語
父と娘の物語を中心に彼氏やそれぞれの友達や親しい人で描かれていく世界なんですが、いつのまにかその世界観に引き込まれて目が離せなくなってる
ラストは不覚にも涙が出そうになるぐらいの素敵な展開
これは3ステだけってのが惜しい感じの舞台やった
見逃した人は悔やまれるかも
やはりこの素敵な作品の中心で世界観を作り上げてたのがMousePiece-reeさんの森崎正弘 さん
このお父さんはほんと頑固でシャイ、でも自分の信念を曲げない感じの負けず嫌い
ほんとこのお父さんの生き様に気持ちを持っていかれる素敵な演技やったんですよね
熱かったです
そして娘のZsystem さんの笠松遥未 さんがまた良かったんですよね
ラストの涙いっぱいの表情はそれだけで気持ちを鷲掴みって感じかな
ほんと美しいって言葉がピッタリ
しかしこの女優さんの凄いところはそれだけでは終わらないところ
かなり変顔多いんですよ
ギャップ凄いかも
この作品で最初から全開の熱い演技をされてたのが岡田怜奈 さん
お父さんが見えるし霊感が強いってかなり難しい感じの役を見事に演じそしてこの作品を観た人の印象に間違いなく爪痕を残した
かなり喉のダメージは限界っぽかったラストですが、ほんといい演技
腰を痛め過ぎですがw
死神の相棒は天使なんですね
そんな役を演じられてたのがステタイさんのレギュラー?って感じの山中麻里絵 さん
今回は?も?少しボーイッシュな雰囲気もある中性的な魅力あふれる存在
やはりこの人は運動神経の良い感じのクールな役が似合うんですよね
今回の感じも良かった♬

『砕かれた四月』-プロトタイプ-【東京公演中止】

『砕かれた四月』-プロトタイプ-【東京公演中止】

サファリ・P

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

山口茜 さんVer.のご出演は
高杉征司 さん
芦谷康介 さん
達矢 さん
佐々木ヤス子 さんの4人で作る世界
始まった瞬間に光と影のコンストラストに引き込まれる世界
そこに役者の動きそして道具の動きが加わってさらに複雑な幾何学模様を描き出すような世界
この空気感が見ていて心地よくなってくるんですよね
加速や減速によりさらに複雑になっていく様はいつのまにか見惚れる
そしてこの作品はそれだけでなく、ストーリー展開も複雑
今?リアル?と作品の世界観が錯綜していく感じもさらにこの作品の広がりの可能性を感じさせる
物語の不思議な世界観と海外公演の旅、さらにはその物語の新婚旅行がクロスオーバーしていく感じなんだろうか?
福永武史 さんVer.のご出演は
島袋明希子 さん
福永武史 さんの2人で紡ぐ世界
こちらも光の美しさが印象的な作品になっていて、最初のシーンからほんと美しい世界
どちらかと言うと光と言うより影の美しさなのかもしれない、そんな印象が目に飛び込んでくる感じ
そしてこちらは動きと言うよりはセリフにより作り上げられる世界は最初の作品とは相反する印象
そんな作品どうしなのにきっちり同じ部分が見えてくるのが不思議な感覚になってくる
やはり印象的なのは島袋明希子 さんの表情やったかもしれない
一瞬の笑顔ほんと良かった
全く違う印象を受けるふたつの作品なんだが、両方ともにその舞台上の美しさが印象的な作品
そして両作品の女優陣もほんといい表情をみせられてたんですよね
やはり佐々木ヤス子 さんて作られる空気感が見事すぎていつのまにか目で追ってるんですよ
いつも見惚れてますね

『救うか殺すかしてくれ』

『救うか殺すかしてくれ』

努力クラブ

KAVCシアター(兵庫県)

2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

主人公は中年男性、周りから、そして自分自身も異性から敬遠される存在だと思っている
そして頭の中には『楽に死ねる薬』そんなワードが幾度となく聞こえてくる
そんな男の物語って書くと暗くてどうしようもない感じだが
ランタイムは休憩なしの115分なんだが、全くそれを感じさせない展開
怒涛のセリフとかもあるんですが、やはりいい感じもありつつ落ちる時はとことんと、そしてまた違ったって感じのストーリー展開に引き込まれていきます
人の弱さや甘えなんかも見えて人間臭い
自殺願望がありそうで、その実は生きることに執着してたり、甘えさせてくれるものには依存しようとする
イラッときながらも引き込まれていく不思議な世界なんですよね
演出も少し変わった感じで舞台全体を物をそのままに変化させていく感じも良かったんですよね
ラストは全く違うテイストになっていくんですが、犯罪を笑いながら、現実感もなくって少しゾクッとする
この彼をその方向に向かわせたのは彼女?いや元々の性格かな
その彼女はなんて女優さんやったのかな?少しハスキーボイスで魅力的な表情されてて気になったかな

足掻き(あしかき)

足掻き(あしかき)

演劇創造ユニット[フキョウワ]

ウイングフィールド(大阪府)

2021/01/30 (土) ~ 2021/01/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

会場に入ってまず目に入るのは螺旋をモチーフにしたセット、そしてその真ん中にはテーブル
この感じがこれから始まる物語のイメージと重なっていく感じでいいんですよ
物語の始まりは男女がそれぞれ小説を書いている
女性はPCで男は紙に鉛筆って少し対象的な印象
そしてこの2人の存在は別の次元の存在かのように描かれる
そして徐々に合わなくなっていくセリフ
このズレがここからの物語を意味していく感じなのかもしれないそんな印象
全体的に2つの世界が微妙にすれ違いながら展開していく感じ
でもどこかで気がつく同じ匂いや感覚って感じに
そしてその感覚が終盤に向かって色濃くなっていく
そして決定的な瞬間をむかえる
しかしそこでもそれぞれに微妙なズレをみせる
妊娠も結果的に残った違和感なのかも
二重人格、性同一性障害そして孤立やったり劣等感やったりって書くとマイナスが多く感じるかもしれないが、それをシーンの演出や照明で引き込まれる世界を作られてた印象
少しさっき書いたが最終的に違和感として残る部分も確かにあるんだがそれは精神的な世界って解釈も
そしてこの作品の中心はやはりうさぎの喘ギ さんの中筋捺喜 さんの魅力的な演技があった印象
やはりこの女優さんってセリフの感じもなんですが魅力的な表情をされるんですよね
そして少し今回幼さが残る感じの印象やったんですが、あるシーンめっちゃ妖艶でした
そしてもう1人観たかったのが都木アスカ さん
今回はセリフがかなり大阪弁でいつもと違う感じでかなり新鮮やったんですよね
でも演じるうえでは難しかったのではないだろうか?
性格も明るくて前向きで社交的って良すぎ?w
配置を見た時に少し下手って思ったのは正解やったかな

uyis nep’n at!

uyis nep’n at!

三等フランソワーズ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

最初はブルーハーツ
少し長目の暗転から始まるのですが、ここの訛りながらのセリフがいいんですよね(空気清浄機は移動の配慮♬)
そして青い恋人たち を少し思い出させる感じが少し
大きな街ではなく少し場末な感じが漂うBar
そしてそこにやってくるのは訛りのきつい宇宙人ってここまでですでに情報多すぎですよねw
しかしこの宇宙人はある意味で見た目はそちらに見せてるものの、方言の方が意味があるのかも
地方から都会に出てきた中年なのかも
美香本さんと木山さんのテンポのいい会話、どんだけパチンコ依存?もいいんですが、やはりカヨコの大発明 さんの有元はるか さんいいですね
初見は男やとしか思わず聞いていたセリフが、ちゃんと?全くそうは言ってないんですよね
このあたりはおかわりの楽しさ
山下春輝 さんが初日より魅力的になってた印象
セリフや演出が変わってたわけではないんですけどね
この作品は録音は多いんだがセリフ少な目なのが中川浩六 さん
しかしいいところを持っていく
ラストは色々と考えられるんですよね
新しい出会い、深層心理かな?

さっちゃん
この作品は意外と初回と印象が変わらなかったかも
それは悪い意味ではなくいい意味でこの作品の良さの安定感なのかもしれない
ほんと最初のうちは22?21歳になってもこどもみたいなことする娘
それを容認してるけど、体裁を保とうとしながらも破綻する頭の悪い母
ほんとにダメダメな親子に手を焼く近所の厳格な婦人って構図にしか見えないんですよね
ほんとそこからこの3人の女優の巧みさの術中にハマってるんです
まあこどもの悪戯としては度が過ぎてますが
ほんと上手いのがあまりにも関係ない感じに連発するセリフの見事な回収
ほんと綺麗にもっていくんですよね
ラストのひとり残ってからの煎餅までの美香本響 さんの表情はあのインパクトのあるサングラスでも伝わる
そして有元はるか さんの後半に向かっての表情
セリフはそこまで変化させずに伝わるものがかわるんですよね
やはり最初のあまりにも屈託のない感じから世界に引き込んでくれるのは幻灯劇場 さんの鳩川七海 さん
ラストは頭を下げる前から恐怖なんですが、頭を上げた後に少し上からなのがさらに恐怖なんですよ

ラフストーリー
妹と親友の結婚式に出席していた兄、そこにテロのように現れた親友の元カノ
シチュエーションとしてはありそうですが、舞台がそれをサプライズと周りに思わせた後のホテルのラウンジってのが少し斬新かもしれない
でもその設定だからこそ、前の情報を交えながらも2人の感情を爆発させてもおかしくないシチュエーションを作るのはほんと上手い
このお話も初見やとゲレンデのあたりでたねちゃんと同じ表情になるんですよね
中川さん話ズレてる?
しかし誰って言ってないんですよ
そしてその勘違いをしてるあたりの水木たね さんほんと可愛いんですよね
と言うか全体的にかなり鼻につかない感じの憎めない美人さんって雰囲気
ほんと振り幅の大きい素敵な女優さんですね
そのあたりも計算しての中川さんの演出の巧みさなのかもしれないですね
この作品も情報量多いのはそんなゴタゴタの中にLGBTまで加わる
しかしそんな情報量過多になりそうなのにすんなり入ってくるのが上手いんですよね
ラストを暗転で終わらせないあたりもいい感じ
背中をポンと叩かれた後のミュート何から始めたか気になりますよね

MILK
この作品はある意味でふたつのお話
そんな感じの舞台も多いんですが、現実と虚構をここまで上手く融合させてる作品は少ないかも
夢と現実っぽくはあるんですけどね
最初のシーンはほんと軽く流す感じに軽く情報が入ってくる
そしてインパクトの強い中核へ
山下さんと七海さんの凛々しいんだか可愛いんだかわからない世界に引き込まれる
ある意味で北◯鮮とかの軍事英才教育っぽいものを感じながら脱◯を感じるのが中川さんのミケなのかも
そして前半のハイライトはそんな不思議な雰囲気を混沌に叩き落とす本多真理 さんですね
相変わらずこの女優さんにしか作れない独特な空気感でワールドを作られます
ここの中川さんはミケなんですがある意味で凛々しいんですよね
このドタバタもラストへの伏線ですね
このラストの鳩川七海 さんほんといいんですよね
セリフの雰囲気もあまり見たことがないボーイッシュな感じ
イケメンの感じもいけちゃうんやなって再認識
そして甘えたいけど甘えない、そして甘えさせないって感じもほんと良かったんです
やはりこの女優は只者ではない
そしてその世界観を七海さん以上に作ってたのが木山梨菜 さんやった印象
OPから中盤までの伏線を見事に回収していく感じ
このラストはよく言われる猫の習性なのかと思いながら、それを悲しむ溺愛した者への隠しきれない感情を見事に表現されてた印象
目がほんと素敵でした
最後に写真を取りながらのハッシュタグの発表は長すぎて覚えられませんでしたw
俺がハッシュタグ何って聞いてから考えられたのかな?w
配信あるのにたぶんネタバレいっぱいで書いてみました
大千穐楽の幕が上がったからいいかなと
これリピートほんとに世界が違って見えますね

丈夫な教室

丈夫な教室

T-works

AI・HALL(兵庫県)

2021/01/14 (木) ~ 2021/01/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

聞いてはいたんですが、中に入って迷うのは座席
少し変則的な3面舞台になってるんですよね
奥の真ん中にはグランドピアノ
そして客席に向かっての机と椅子が並ぶそんな配置なんですよね
少し薄暗い中山本礼華 さんのピアノからこの舞台は始まっていくんですが、この時はこの後に繰り広げられていく重いんだけどそれでいて熱くなるそんな展開を想像もできないそんな序机の落書きそれを探す同級生やった2人
このあたりの静かな始まり方、そして微妙な2人の関係性もいいんですよね
そこからは徐々に加速していく感じの物語は情報量も多いんですが、置いていかれる感じもなくスムーズにその世界に引き込んでくれる感じ
ラストには想像以上に色んな感覚が残る盤ですね
ランタイムは120分のガッツリなんですが、全くそれを感じさせませんね
やはり丹下真寿美 さんの作る世界観に一気に持っていかれる感覚
ラストは見惚れるってのはこのことやなって感覚
是常祐美 さんもほんといいんですよね
弱いのかと思ったら芯の部分で強かったりほんといい存在ですね
青木道弘 さんはいつも以上に変化球なんですが、このキャラがいいんですよね
それをさらに引き立てるのが大江雅子 さんやった印象
言葉の雰囲気変わるあたりほんといいんです
安達綾子 さんはこの感じはあまり観たことないかなって雰囲気、出てきた瞬間にこのキャラ好きってなったかも
一般的な第三者的な少し嫌な雰囲気なのが #延命聡子 さん
そう思った時点でこの人の術中かな
そしてその娘の土肥希理子 さんがまたいいんですよね
ラストのところもいいんですが、この人がって叫ぶあたりほんといい
石原正一 さんのキャラもいいんですが、着替えで笑をにびっくり
相変わらず熱い役がまわってくるなって印象なのが石畑達哉 さんですね
登場最初から全開
山本礼華 さんは最初のピアノ、そして今回のキャラもかなり魅力的
後半の変化もほんと良かったんですよね
この舞台かなり激しくなっていくのでほんと千穐楽までケガなく走り抜けてほしい感じです

メビウス

メビウス

STAR☆JACKS

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/01/08 (金) ~ 2021/01/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

まず入って目に飛び込んでくるのは透過スクリーンとプロジェクター
そして開演の15分前ぐらいに前説あるんですが、コロナ対策も徹底した感じでこれを使われるんです
このあたりも新しい試み、そして対策の徹底ぶりを感じます
そして始まると少し邪魔になるかと思ったら全く気にならない
気になる点があるとすればプロジェクターの電源ランプの明るさかなw
座るポジションによるかもですけどね
そして物語は知ってるんですがこの個性的な座組からくり出される世界はさらに素敵に広がっていく印象
2人芝居の良さもあるんですが、この変化はこの人数だからこそ作れる感じ
しかしこの人数でもこの物語の全ての役をまかなえるわけではなく、早着替えも入れながら上手くこなされていくんですよね
ドヰタイジ さんと三原悠里 さんの組合せ、そして寺井竜哉 さんと留奈 さんに惹かれる世界
他のキャストさんもほんと素晴らしい世界を作られてるんですよね
畠山薫 さんのあの感じもいいんです
個人的にはやはり赤松英実 さんの女戦士の複雑で奥深い表情
あのシーンのラストやはりいい
そして港の役も♬
そして丈野瑞歩 さんもハマりますね
メインの役の可愛いさはズルいのレベル
こちらもほんといい表情
ズルいは浜口望海 さんもかなw

Smiley魂

Smiley魂

MousePiece-ree

HEP HALL(大阪府)

2020/10/30 (金) ~ 2020/11/01 (日)公演終了

満足度★★★

MousePiece-ree本公演 smiley魂 の千穐楽のマチネの4ステ目をおかわり
いよいよこの素敵な世界も次の17:00のソワレでラスト
ないかなって思いながらゲットできた当日券でラッキーにも観られた幸運♬
やはりおかわりのいいところはメイン以外のところを観られるのとアドリブがわかる点
アドリブはほんとこの舞台多いんですよね
でもキッチリとキッカケ台詞で次のシーンに進んでいくのはほんと凄い
ほんと まうす さんの3人 上田泰三 さん 森崎正弘 さん 早川丈二 さんが楽しそうなんですよね
ご出演者さんの楽しさがやはり客席にも伝わって、それが笑になっていくんですよね
男優陣もほんといいんですよね
ProductionDayze さんの 徳城慶太 さんのカッコ良さと可愛い感じ、そして嫌味な感じほんといいですね
イズム さんの 太田浩司 さんの強面なのに真っ直ぐでブレない感じもほんといい雰囲気
この2人を交えた謎のゲームもほんと良かったんですよね
昭和プロダクション さんの 熊谷奈美 さんのストーカー気味からの拒まれたストーカーの最終攻撃っぽい変化最高でした
喜多村夏実 さんはほんと最初からいい空気感を作られてるんですよね
最初は店長と実は不倫関係なの?って思いながら見てたんですよね
ある意味で外れてないかなw
藤井愛希子 さんの可愛さほんといいんですよね
これ以上はないってぐらいの可愛さアピールからのラストいいんですよね
幻灯劇場 さんの 鳩川七海 さんやはり良くなってた
アドリブこの人が実は凄かったしこのステージはノリノリ
この回を観られてラッキー
シビアもお笑いもできる凄い女優

最終電車極楽橋往

最終電車極楽橋往

MEHEM

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2020/10/16 (金) ~ 2020/10/18 (日)公演終了

満足度★★★

昭和より前、そんな少しレトロな雰囲気が漂う
物語は埃っぽい物置部屋?から始まる
母を亡くした娘が遺品の大量の本を片付けていると中身が白紙の手紙を見つける
そしてその手紙には実は…
人と人ならざるものを巻き込んで広がる物語
この物語の中心は母を亡くした娘の大宮エミ
演じるのは 8光年から、さんの 中山美咲 さん
無邪気な感じもありながら気の強さもあるいい雰囲気を作り出されてた感じ
笑顔も魅力的です
エミを支える透子が MEHEMLab.さんの 入江ほのか さん
今回ほんと印象が違う感じの大人っぽくて強い女性
深雪は劇的☆ジャンク堂さんの きゃな子 さん
大人しい?秘めた真っ直ぐな思い、重圧に押し潰されそうなのに跳ね除けて強く生きる女性って感じ
烏丸は人ならざるもの
それをいい雰囲気で演じられてたのが ステージタイガー さんの ザキ有馬 さんでしたね
正一の マナカ さんもやはり上手い
刑部の 無名劇団 さんの 木本牙狼 さんと八尾の 那須翼 さんのコンビも良かったんですよね
テンポもいいし表情も、漫才のような見事なコンビネーション
青山の 浜崎聡 さんは少し影がある雰囲気が良かったんです
堤の MEHEMLab.さんの 清水春香 さんは『パチン』が良かった表情もですが
やはり魅力的やったのが覚(サトリ)の 箱庭計画 さんの ことね さんですね
今回は透明感のある魔性な感じなんですが、ちらほら見え隠れする優しさ
言葉は優しさは全くないんですが漂う優しさが良かった
そして立ち振る舞いの美しさは見惚れるしかないです
やはりこの女優さん上手いな

このページのQRコードです。

拡大