コナ02の観てきた!クチコミ一覧

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愛の続き/その他短編

愛の続き/その他短編

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2008/01/17 (木) ~ 2008/01/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

感性を刺激し、問いかける作品
両バージョン観劇。本当に愛に溢れてます。びっくりした。寺部さんがイイ男過ぎた。ひゃ~!!とにかくも、ますます好きになりました。次回作が待ち遠しくてしかたがないです。

ネタバレBOX

前回と異なるのは、二編からなる構成で、「愛の続き」がメインで作られている。
「愛の続き」・・・個人的にはAバージョンが◎。Bも話として面白い作りだったのだが、いかんせんAキャストの達者さにやや押され気味は否めない。でもA/B両方とも、作画担当役(松本さん/平間さん)は反則級でいわばその存在が尖って鋭いMU世界の清涼剤なのではないかと。Aは寺部さん・足利さん・長谷川さんのバランス、西山さんのキテる度がすべて秀逸。

「JUMON」・・・鮮やかに、かつ重くなくアノ事件について描いた作品。「愛の~」観た直後の足利さんの変貌ぶりったら、めちゃくちゃ胸キュン(特に電話で話してるとき)ここでは上記の反則コンビがタッグを組んでるので尚更やばい。
辻沢さんのセリフいうタイミングや間が心地よし。

「5分だけあげる」・・・学級崩壊の要素はどこにあるのか?といった時事問題をさらりとやってのけるセンスに感動。性問題の低年齢化、大人のモラル問題、地域開発の根底、などこんなにはいってるのに、すべてタイトルに表されているような、不思議な物語。ここでも辻沢さん好演。
お台場SHOW-GEKI城「コーヒーパーク~男の70分」

お台場SHOW-GEKI城「コーヒーパーク~男の70分」

ゲキバカ

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/28 (金) ~ 2008/01/03 (木)公演終了

満足度★★★★★

はじまりの
宣伝の仕方がうまい。こうしてファンを獲得していくんですね。あと、コーヒーと言えばダンスみたいだろーっていう欲求を満たしてくれました。ごんべいから日も浅いのに、再演作品とはいえ作り上げる力は秀逸だと尊敬します。

ネタバレBOX

でもファンカスキャンパーの人、なんであの人だったんだろう?
小劇場王子

小劇場王子

自己批判ショー

王子小劇場(東京都)

2009/04/03 (金) ~ 2009/04/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつまでもあると願おう
わ~、待ちに待ってた自己批判ですよ。
あー、やはしここの団体好きなのです。
誰がなんと言おうと好きなのです!

ネタバレBOX

紺野君の頑張りぶりにはある種感動です。演劇泥棒とKAZEはもう喉か湧いたときに飲む水のように「キター!」となりました。
わー、もうずっと好きだ、自己批判ショー。
出たい。
きみは死んでいる/その他短編

きみは死んでいる/その他短編

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2007/08/15 (水) ~ 2007/08/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

やってしまった
電車遅延で入り口ギリの補助椅子で観劇。
舞台半分が見えない!!!!
もし事前に観に行く方、または役者に知り合いがいる方は、座席確認必須です。
しかしながら見えないのも逆に想像力を膨らます要素になってしまう、不思議な話が一話目。現実味を帯びた非現実に、舞台の醍醐味を感じさせる2話目。現代社会の薄ら寒い感覚麻痺を垣間見る3話目。
あー、両バージョン観られないのが残念でした。
MUにはこれからも期待大!!!!

東京裁判

東京裁判

パラドックス定数

pit北/区域(東京都)

2007/11/29 (木) ~ 2007/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

満足以上
ノンフィクションであり、フィクションである野木さんの作品は、常にその世界の鼓動がします。すべてがシンプル、モノクロの世界であり、またカラフルな凝った作りで、どこをどうしたらこんな世界が作れるのかと感動してしまいます。と、南北線で市ヶ谷を通りながら物思いにふけりました。次回作が待ち遠しいです。

ネタバレBOX

席の図面を要確認です。目線が合っても役者さんを見据えて、受け止めたほうがきっといいです。
演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

東京デスロック

リトルモア地下(東京都)

2007/09/30 (日) ~ 2007/10/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

面白さに呆然
「3人いる!」観劇。

びっ。

くりしました。

こんな面白い事が出来る人達、いるんですね、広い世の中。どうして今までデスロク観てなかったのか、自分の芝居好きという概念を否定してやりたくなります。面白い。デスロックは面白い。色んな人が観るといいです。
でもこの話、「観る」事を「放棄」する方も出てくるのではってくらい頭使うし、逆に使わなくてもいい話だと思います。そのまますんなり受け入れて、その巧みな脚本・演出・役者に酔いしれるといいと思います。

ネタバレBOX

個人的に、冒頭の自分が状況を処理するに費やす時間の経過模様、「ハゲたいの?」、箸を逆さにして攻撃姿勢、彼女への未練隠し、が秀逸すぎます。面白い!
男の60分 -東京場所-

男の60分 -東京場所-

ゲキバカ

【閉館】江古田ストアハウス(東京都)

2009/04/22 (水) ~ 2009/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

コーヒー色
私の中で新メンバー(2006年以降参加の方々)のイメージも定着して、温故知新といった感じ。というのは今までの経験から更に新たなものを生み出していく力があると感じたからです。みんな頑張れ!でも怪我はしないように気をつけてください。

Good Morning Everything

Good Morning Everything

elePHANTMoon

王子小劇場(東京都)

2007/12/14 (金) ~ 2007/12/18 (火)公演終了

満足度★★★★

初観劇でザクっとえぐられた
冒頭から一般客にはなかなかハードな場面で、「こりゃどーなるんだろう」と思いながら観劇。静かな空気に、時折歪んだ色が目の当たりに出てきた時の見せ方が、意外にもシンプルで素敵だと思いました。よっぽど怖い事は、すぐ身近にあるのは本当の事だと思いました。

ネタバレBOX

酒巻さんの出番を待った挙句、1:15経って、ようやく開始30分には舞台にいたと気付いたバカです。全然わからなかった・・・。
十傑峡 (じゅっけつきょう)

十傑峡 (じゅっけつきょう)

ひげ太夫

萬劇場(東京都)

2007/12/06 (木) ~ 2007/12/10 (月)公演終了

満足度★★★★

いろいろ変わってきてる
単純に、四段重ねには感動した。
固定メンバーも出来たようで、進化ももちろん、林さんの前説のように、出し物師に一定の役割を任せるというように、みんなで公演を行っている感も進化だと思った。

お台場SHOW-GEKI城『親兄弟にバレる』

お台場SHOW-GEKI城『親兄弟にバレる』

柿喰う客

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/15 (土) ~ 2007/12/20 (木)公演終了

満足度★★★★

暴れてくれましたね~
とにかく、もう何度も観ているが(「傷は浅いぞ」だけ逃した。。。)一向に勢いが衰えない。それどころか再演という形をとっているのに、前回観た人も満足がいく結果を残す、その進化性には恐れも感じる。客演のキャラを立たせることもすごいが、この劇団は劇団員全員が自分の役割というものをキチンと把握してこなし、舞台全体をひっぱっているのが、若い劇団の中では素晴らしいと思う。☆4つは、自分の若さがなくなったゆえです。

Time Trouble 齢30

Time Trouble 齢30

劇団虎のこ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/09/04 (火) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

場所と演技
C観劇。若手の3人組バージョン。
この会場で行う意味というものがしっくりくる。前回の萬劇場は見逃したけど、これをみると、ここで観るのがいいのかなという気がしてくるから不思議。このバージョンは劇団員が2名出演だったので、虎のこ観に行ったって気分。いつもは客演の、劇団員との技量の差に戸惑ったりもするけれど、今回の植田さんは、植田さんだからこそ成り立った物語と言ってもいいはず。とても楽しめました。

うそつきと呼ばないで

うそつきと呼ばないで

タテヨコ企画

Galeri KATAK・KATAK(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

ギャラリーとの融合
知人が出演しているので観劇。初タテヨコ。ギャラリーなので、背景には日常が移っている。ほんと、素で関係ない人が通って、こちらを見ていく様などはリアルだから話に即していておもしろかった。部屋の内外での演技のタイミングの絶妙さに驚く。えー、ピッタリしっくり!みたいな、さすがです。

ネタバレBOX

代田さんたちの埴輪の件が秀逸。
審判 〜改訂版〜

審判 〜改訂版〜

コマツ企画

ザムザ阿佐谷(東京都)

2007/09/21 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

劇場との不思議な融合
まず、今までのコマツ企画とは違います、という舞台監督からの説明映像。
これだけでもう半分は楽しめた。とか思ったんですが、一般的なチクチク感ではなく、凝ったディテールが絶妙に強調されて、アクが強いけど日常的な空間が出来上がっていました。ザムザの小屋の特性も考慮した美術も、照明の光の加減も心地いい、「ここではない近所」という感じでした。

五人の執事

五人の執事

パラドックス定数

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★

チラシに偽りなし
わー、なんという贅沢。だったんでしょうか。空間の扱い方、俳優の演技力、脚本の筆力、どれをとっても珠玉の苦くて濃いチョコレートを一口含んだような感覚でした。

ネタバレBOX

最近、読解能力の衰えが・・・一緒に観劇した人と観劇後の話し合いで気付かされた面が腑に落ちる。
これ、「主人」が「執事」になった妄想じゃなく、「主人」を既に失くした「執事」の妄想、なんすね。端的に言ってしまうと分裂症の一種なのかな。
結局、最後まで残った給仕係の人格は、彼の中でも相当古く、また強い思念(主人が居なくなったことを信じられないで居る自分)なので、いつまでものこっていられた、ということなのでしょう。話し相手が居なくなった時点で、オリジナルの執事は自我崩壊、抜け殻になるのかなぁ。自分の中の自分達を認識できた時点で、彼の中でようやく時間が少しだけ進み始めた、と思いました。
あとは私も○○○なのか・・・と思うフシ、セリフの端々にいちいちしびれてしまうのです。遠近感で離れたところの言葉を注意深く聞くという体制が取れるのも素敵です。
次は11月!東京裁判の再演!絶対観に行く!
通過

通過

サンプル

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/05/15 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

試供では収まらない
舞台美術に呆然。「衛生上細心の注意を払って~」のアナウンスにも刺激された。
シリアスな場面でもペニスバンドによって滑稽になる、それは当人同士は必死でも、他人からすればそれこそ「覗き見たい」蜜の拠りどころなのである。
また、微動だにしない兄の主観・価値観には眼を見張るものがあり、彼だけはこの物語の中で唯一何者にも支配されず、また支配はしながらも自らソレを望むでない、自然の流れでそう行き着いているという体で生きているのが恐ろしくすらある。
崖から落ちたのは、夫の母親と、妻と、両方での捉え方をしても面白いなと思いました。苦しいことも笑いって話せるようになる、という保険屋の言い訳じみた台詞も、人間の醜い部分とささやかな希望とを見出しているかのようでした。

ネタバレBOX

受付がイマイチ良い印象ではなかったです。前日に前売りを滑り込みで購入。しかし受付には用意されておらず「誰で予約されましたか?」えっと、文化センターチケットシステムでですけど。かつ当日券の席確認のために呼び出しをしている際、私に「すみません、当日何番でしたか?」と聞かれてきました。えっと、だから前売りで購入したんですけども。
普段ならここで何も評価する気にもなれないのですが、ソレを凌ぐ舞台の内容でした、ほんとよかった、いろんな意味で。
月並みなはなし[07再演版]

月並みなはなし[07再演版]

時間堂

王子小劇場(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★

心地よいオルゴールの音
というイメージが、黒澤さんの演出にはあると思う。なんつーか、心地よすぎて眠くなってしまうんです(爆)時間堂の今回の公演も、お馴染みの役者陣で、その人たちがまた音に合った曲(セリフ回し等)で演じるので、決して誰もが幸せな話でもないのに、ほっこりきます。というか、飲食OKって、ほえー!と思った。映画と同じ、というコンセプトなら頷き。でもすげーなー。この値段でこの内容はお得♪

JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)

JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)

MU

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/05/26 (火) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

メッセージ受け取りました!
前回見逃してしまったMUなので、待ち望んでたんですけども。
いや~これがMU!っていうのを観られてほんとHAPPYです。
愛だし、皮肉だし、課題を投げかけてるよねって、そーいうの。
ネタバレに書くとして、☆は4.5ですね。初日だったからかも。

ネタバレBOX

【JUMON】
反転してるので、ガンガンとかの少年誌にある男子の為LOVEファンタジーというイメージ。性別が逆になるだけでこんなにピュアロマンチックに観えるなんて。なんつーか女の方がつるんでる分、いつ出し抜こうかとかあざとい感情がありそうなのを、男がやると健気でおろかしいのに憎めない。結構MUは女子の気持ちわかってるなー、と思う脚本という感覚だったので、アユム氏が男子の為にこういうアプローチできるという発見が新鮮。
女子パートで信子が着替えるシーンがあるんだけど、トレーナーにタグつけたまま。そこに、これこそがメタファーと感じた。というのは、新しい愛の形と言っても、誰かにとってはそれも既製品、タグついて並んでる品物の一つに過ぎないというメッセージに思えた。(深読みしすぎた)でもそこが最高にしびれた。最高。

【便所の落書屋さん】ライトノベルのように、でもMUだけにただじゃ済まさないぜってイメージ。ペラい(ゆとり世代)と言われるほど実は非情に現実的で、それについていけない(純愛とかマジで言っちゃう)からドロップアウト(自殺未遂)してしまう。誰もが皆そうじゃなくて、幼いながらも愛についてマジメに考えるし、大人になっても間違いは犯す。と、いいつつもうギャグでしょ!と。クライマックスは「なんだこれ」で超面白かったー!!「なんでもない」に「愛の勝利」って。もうなに、ヤバすぎる。

【キャスト】全員きちんと自分の仕事をこなしていました。誰一人シャッフルも抜けも利かない。いい座組に恵まれてうらやましいです。初奈ちゃん・阪本さん・浜野さんは突出。なふみさん・成川さんがきちんと安定して場に居るのは大きい。宍戸さん・小野さんの無理の無い空気感が好感。なおちゃん・タクシーさん・イングーさんの芸達者ぶりに脱帽。

【気になった点】初日なので固さは仕方ないかなーとして、便所の方で書込みスペースが外れた場合の処理の仕方の問題かな、と、怪我!しないようにほんと気をつけて欲しいです。心配。タクシーさんは手がキレイ過ぎるし。
あとJUMONのラストで、なふみさんがもう少し奥目で倒れていただけたら、きっと二列目以降の方々も母の哀しい愛を垣間見れます(笑)地べただから前の人で見えないの(泣)
あの椅子、倒れて足に落ちてきたら痛いんだろうなあ。

と言う感じで、ドンドン変化するんでしょうな。
怪我には気をつけてくださいまし。

性癖優秀

性癖優秀

柿喰う客

新宿シアターモリエール(東京都)

2007/08/29 (水) ~ 2007/09/04 (火)公演終了

満足度★★★★

エネルギー渦巻く
もう三回目になるのですが、相変わらずのパワーを感じました。
来年、私はこのエネルギーを客席で受け止めるだけの若さはあるのだろうか、とすら感じました。
しかも、「若い」っていっても稚拙さとかではなく、常に挑戦していく「若さ」を感じます。且つ、面白おかしくやるならそれなりの責任は取るぜ!的な、物語の作りこみには目を見張ります。
結構客席は爆笑だったけど、私はいちいち感心したり、ハッさせられる劇団だな、と再認識しました。

アルバトロス

アルバトロス

ホチキス

王子小劇場(東京都)

2009/07/23 (木) ~ 2009/07/28 (火)公演終了

満足度★★★★

ホチキス未見の方は是非
以前から『劇団だけでの公演を打てる劇団』と思っていたので、今回あざとさも媚びも感じない、すっきり濃縮した公演でした。観た後に「観てよかった、明日ももうちょっと頑張ろう」と思える芝居が好きですが、そう思えた作品でした。

ネタバレBOX

つーか、ホチキス観て初めて泣いた。何でだろう。でも泣けたんだよ。泣かしどころってわかってても、加藤さんと橋本さんのあの空気がホロリときた。いつもの米山さんの演出よろしく、劇団員の扱いは4年前とさほど変わってはいないのに、今回は何だかすごく良かった。ほんと、ダブル主演の俳優達がすごく良かったと思うのです。もちろん、他の劇団員の人達も健闘でしたけどね。んー、これはちょっと、もっといろんな人に観て欲しいなあ。
ときめき都内

ときめき都内

劇団チャリT企画

OFF OFFシアター(東京都)

2007/11/27 (火) ~ 2007/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

人数が!
多い。チャリT風青春群像劇。って、言いたいです。しかしながら、全ての役者も楢原さんが出てくることによって、全てその舞台がかっさらわれてしまうのがすごい。

ネタバレBOX

歌有り、ダンス有り、浜子関連で共演した役者陣が好演。ヒーロー話グループと母娘は、関係無さそうで重要な役どころに好感。でもやっぱ魔亀君だよなー、ローラースケート誰のだろ?

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