テッド・Kの観てきた!クチコミ一覧

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音楽朗読劇「薔薇は生きてる」

音楽朗読劇「薔薇は生きてる」

Aux-Sables

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい声質ですね。
1年ぶりで聞いた島田歌穂さんの声質は、相も変わらず本当に澄み切った優しいものですね。うっとり聞かせてもらいました。
ただ、マイクのセッティングがいまいちだったので、小劇場ゆえ、マイク不要?と感じた次第。

ハムレット

ハムレット

劇団東京乾電池

ザ・スズナリ(東京都)

2012/01/04 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

忠実に演じられた予想外の芝居...
以前から観たかった東京乾電池、今回初見でした。これが東京乾電池?と思わせるまったく想定外で、笑えるシーンに接することなく、忠実にハムレットを演じ様としたこの芝居は、小員にとって予想外の退屈な2時間となってしまった。セリフを棒読みする場面も散見され、最後部で観ていた小員には、開始当初役者が何を言っているのかほとんど理解出来ない場面もあり、役者の発声能力に疑問を抱かざるを得なかった。本当は、もっと楽しく、ユニークな劇団なのだと期待していたのですが...

歌舞伎町にキス

歌舞伎町にキス

ネコ脱出

「劇」小劇場(東京都)

2011/12/27 (火) ~ 2011/12/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

素直にお勧めします。
劇団名がずっ~と気になっていたが、漸く観劇の機会を得た。20作目にもなり劇団の成熟度が窺え、大変良い演出、作品だった。最後の最後における一捻りも場数の成せる業か?主宰である高倉良文氏の本作りはストーリーのまとめ方が絶妙で、且つ演出も素晴らしく、これに加え迫力満点の役者陣の芝居には、気の抜ける様な”間”がなく(言葉では説明しづらいのだが)充実した内容の作品で、あっという間の1時間55分だった。下北沢における芝居のレベル沈下に大きく歯止めを掛けるものとして、是非お勧めしたい一作です。下北沢で久しぶりに良い作品に出会えました... テッド・K

STRIKE BACK 先輩

STRIKE BACK 先輩

芝居流通センターデス電所

ザ・ポケット(東京都)

2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★

路線変更?
これまでのデス電所とは随分と路線が変わったものだと思った。時期的(クリスマス)にも歌って踊れる劇団として、楽しい芝居を期待して乗り込んだが、殺人が中心となった最後まで暗い、ドロドロしたストーリーで、且つこの芝居のポイント(何を伝えたかったのか、訴えたいのか)も分からず仕舞いで、開演前に食事をした小員にとっては、消化不良極まりなかった。東京・下北沢を飛び出して、広い舞台での勢いのある、ハッピーな芝居を期待していたので、個人的には残念な結果をだった。いつから路線変更してしまったのだろう...この路線での大衆受けは難しい。

スピンドクター

スピンドクター

劇団 東京フェスティバル

OFF OFFシアター(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

きたむらワールドの高い完成度
今回の作品は前作「幹事長出番です」を更にしのぐ完成度で、観ていてあっという間の1時間半。きたむらけんじ氏の本の作り込みは大変に完成度が高く、適材適所となった配役にも感心させられた。だれもが知ってるニュースなネタを 緻密な取材と、大胆なアレンジで脚本化しされた「わかりやすい」大人のエンタテイメントとして、政治に関心がない人でも、説明なしにストーリー全体を理解出来、自らも緊迫感を感じてしまうという優れもの。今回もきたむらワールドに官能させられた。次作に期待しない訳にはいかない... テッド・K

Weekly2【バチェラーパーティー】

Weekly2【バチェラーパーティー】

アヴァンセ プロデュース

シアター711(東京都)

2011/12/08 (木) ~ 2011/12/14 (水)公演終了

満足度★★★★

ムーディー見たさに...
ムーディー勝山が出る芝居に関心を持ったのと、地元下北沢ということで見に行きました。ストーリー的にははたわいのないものだが、その辺りは役者の迫力で何とかカバーされ個人的には楽しめたあっという間の90分。でもムーディー勝山って、いまだに芸人として残っているだけあって、芝居のパフォーマンスもなかなか見ものだったことは、観に行ってよかったと思う。

DaReDa?

DaReDa?

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

しもきた空間リバティ(東京都)

2011/12/02 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

妖怪人間ベムは4人組みだったのか
毎回色々な笑いのネタを提供してくれる同劇団。今回も、ユニークな設定で、笑いのテンションはドンドン高まり、妖怪人間ベムの物語で最高潮に達した、所までは良かったが、後半少々ネタの分かりづらいところもあったので、今回は★4つ。でも、あるストーリーの中にこれだけ笑い話を織り組むアチョ砂鉄氏の能力も大したもので、近い将来、妖怪人間ベムといった、TVアニメのみをネタにしたスパイスコメディーを企画してみたら、大うけ間違いなしだと思ったのは私だけ? また、今回は新谷さんがいつもの着ぐるみから脱皮し、表情豊かな素顔での登場に喜んだのも私だけ... またまた次作への期待が高まるね。 テッド・K

沈み愛 / #garadama

沈み愛 / #garadama

ガラス玉遊戯

「劇」小劇場(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

何を伝えたかったのか・・・
皆さん言われる様に全体的に重苦し~い雰囲気の構成でしたが、この劇団、本書きさんの特長か前作に続き良い味は出していた。(この手のストーリーが好きな方にはたまらない堪らない?)でも、この芝居を通じ、観る者へ何を伝えたかったのかが分からず、少し消化不良だった...
この種の人間模様を描いた芝居の好きなひとには、★★★★かもしれない。
ストーリーとは関係ないが、役者さん達の声の大きさが異様にアンバランスで、全体のバランスを崩してしまったことが、少々気になったことか。

バックステージ

バックステージ

lovepunk

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/08 (土)公演終了

満足度★★★

起承転結・・・
設定、役者、演出そのものは決して悪くはないが、ストーリーの起承転結が明確になったおらず、どこがこの芝居の山場(この芝居を通じ何を伝えたいのか)なのかが分からなかった。残念...

寂寥 【緊急告知!】25日(木)アフタートーク開催決定! ゲスト:土田英生氏(MONO)

寂寥 【緊急告知!】25日(木)アフタートーク開催決定! ゲスト:土田英生氏(MONO)

セロリの会 

「劇」小劇場(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

もっと心の暗部が見たかった
ストーリー、演出共に全体的によく纏まっていて、落着いて楽しめた作品だったと思います。でも、ヒロセエリさんの「心の暗部を吐露した作風が持ち味」に期待した人は、もっとシリアスな場面を期待していたのでは?と感じた次第で、もっと深く心の暗部を描くことが出来れば、コメディシーンと相まって、更にメリハリが出て印象深い芝居になると感じた次第。 テッド・K

私とアナタの間の距離は・・・

私とアナタの間の距離は・・・

演劇集団Nの2乗

「劇」小劇場(東京都)

2011/08/09 (火) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

次作も観てみたくなりました...
10周年記念公演ということもあり、役者さんを含めて全体的に上手く纏まった芝居、劇団という点では評価出来ます。また、犯罪加害者を取り巻くストーリーも意外性があって大変興味を持って観る事が出来ました。強いて難点と言えば、他の方々のコメントにもありますが、本芝居の方向性においてコメディー的な笑いを織り込む必要があるかというのが、少々理解に苦しむところです。全体的にコメディータッチな芝居でも、またよりシリアスさを打ち出した芝居でも、役者さんのパフォーマンスから判断して見応えはあると思いますが、もう少しどちらに軸足をおいたストーリー、構成とした方が、観客のインプレッションは更に高まること間違いなし。
また、観てみたいと思わせる劇団でした。個人的には羽柴裕吾さんの演技が気に入った...表情で演技が出来ていますね。 テッド・K

思い出せないロクデナシ

思い出せないロクデナシ

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

新宿シアターモリエール(東京都)

2011/07/08 (金) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

次作では...
同劇団の出演者は多いのが特長の様で、多種多様な笑いを創出する反面、公演開始の1/4は全体のストーリーを理解する間、笑いが取りづらい?と感じたのは小員だけではないと思う。芝居の後半は、登場人物それぞれのポジションが分かり、笑いが加速したこと間違いない事実。同劇団(アチョ砂鉄氏)の笑いのストーリー・基本が漸く分かってきた様に思ったが、理屈抜きに面白い作品だ。次作では、谷合さんの被り物ではない演技も、見てみたい...

幹事長 出番です!

幹事長 出番です!

劇団 東京フェスティバル

小劇場 楽園(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

久々のヒット
ここしばらくコメディ、お笑いの不作続きだった下北沢で、久々に満足いく作品でした。政治で笑いをとるのは、大変難しいものですが、本作品(公演)は奇想天外なストーリーにもかかわらず、起承転結がしっかりとした構成で、久々に納得いく?笑いでした。役者も本当に上手くはまっていたことに加え、きたむらけんじ氏が下ろした本がとてもよく書けていたと感じた次第。政治ネタなので、人によっては今ひとつと感じる方もおられるかと思いますが、小員は大満足。 テッド・K

夏の夜の夢

夏の夜の夢

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2011/01/29 (土) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

満足度★★★★

だるま座的なアレンジで楽しめた
前作「娑婆に脱帽」を観て、大変好感を持った同劇団だが、シェークスピアをどう演じるのか大変興味を持ち、劇場に足を運んだ。古典的な芝居を上手くアレンジし上品な笑いが取れるのは、同劇団の特長かもしれない。劇団(員)が本当によく纏まって演じていると感心し、観た後にホッと気持ちが寛ぐお芝居でした。初日だったせいもあり、ちょっと噛む場面が散見されたけど...

家族カタログ

家族カタログ

B.LET’S

「劇」小劇場(東京都)

2011/01/13 (木) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★★

タイトルからは想像出来なかった設定
前半の展開は、重苦しい雰囲気で、この芝居をどうやって纏めるのか”結”が大変気になったが、心配した様な大事にはならず、意外とサッパリとした”結”で結果的にはハッピーエンドでホッと一息。本の内容は、芝居のタイトルからは想像出来ず、また余りお目にかからない設定だったので、不思議と新鮮さを感じた、あっと言う間の90分。個人的には、好きな系統のお芝居でした。難を言えば、セリフに同じ言葉が繰り返し使われていたこと位か...

リーマン兄弟と嫁 【公演終了!ご来場ありがとうございました!!】

リーマン兄弟と嫁 【公演終了!ご来場ありがとうございました!!】

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/18 (火)公演終了

満足度★★★

期待したいたのに残念・・・
芝居のタイトルからどんなネタが披露されるのか大変期待したものの、個人的には退屈な笑いのネタ(アップテンポのドタバタ劇)で、ほとんど笑えなかった。一部特定される客層向けの演劇で、この内容で、笑いと金はとれないと思う。

「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」

「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」

ファルスシアター

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/12/23 (木) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

目の動きでモノ言う演技
この時期に大変適したコメディだったが、レイ=クーニーの傑作コメディであることももちろんですが、役者の表情、また目の動きさえも十分に演じられていて、まったく間のない上品、且つ安心して楽しめる笑いで、あっという間の2時間だった。矢吹ジャンプ氏の目の動きでモノを言う演技は、小劇場だからこを楽しめるものでした。海外のコメディを観る楽しみが増えました。

マイルド・セブンティーンズ・スター

マイルド・セブンティーンズ・スター

椿組

ザ・ポケット(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★

作家・演出家がキーだった
椿組のプロデューサー外波山文明氏の言われる様に、作家・演出家探しがキーになるとの事だが、今回はそれが功を奏したようだ。上演中、間を感じさせること無く次から次への笑いの展開は、お笑い系の劇団かと思わせる様な進行で、あっと言う間の2時間だった。大笑いは無かったものの、安心して楽しめる笑いのジャブ連発に、大変満足した次第。今回の芝居に満足したので、2011年3月の、チャリT企画の”ネズミ狩り”も観ることに決めました。

【AchiTION!AorB】

【AchiTION!AorB】

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

しもきた空間リバティ(東京都)

2010/12/03 (金) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★

面白さの中味が濃くなった
前作のルーティンパラノイアと比べてると、間の取り方、またネタの内容も格段に向上していて、なかなか笑わない小員も、今回の笑いのネタには満足出来た。そんな中、最後の出し物の「延命措置」のネタはイマイチだったが、谷合りえ子の演技の上手さに救われ、結果全体的には満足のいく作品だった。今回もA/Bバージョンを用意する等、ユニークな同劇団は、日々進歩していることを実感出来る。次作(@新宿シアターモリエール)に、更なる期待が膨らむ!

娑婆に脱帽

娑婆に脱帽

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2010/12/01 (水) ~ 2010/12/14 (火)公演終了

満足度★★★★

ホッとする面白さ
昭和30年代を舞台にした設定は、個人的にも懐かしさを感じつつ、久しぶりに”面白い芝居を楽しむ”ことが出来ました。芝居のオチはちょっと物足りなさを感じたけれど、総勢41名によるこの芝居は、ほのぼのとした、またホッとする様な面白さがあり、久々に気持ちの和らぐコメディーでした。会場が大きくないので一番前での観劇はちょっとしんどかったけれで、内容で十分カバーされたと思います。是非ご覧あれ。

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