城井の観てきた!クチコミ一覧

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舞台「クジラの子らは砂上に歌う」

舞台「クジラの子らは砂上に歌う」

エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ / オフィスエンドレス / サンライズプロモーション東京

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2016/04/14 (木) ~ 2016/04/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

原作の世界が3次元に!
AiiAシアターで上演されたこと、原作がコミックであることから、「2.5次元舞台」として扱われることが多いですが、原作という”物語”を忠実に舞台上に起こした”3次元”のリアルな舞台でした。一言でいうなら”原作モノ”。

繊細でファンタジックで柔らかい雰囲気を、丁寧にお芝居にしていて、美しかったです。大きなセットもなく、舞台面には傾斜のかかった(いわゆる八百屋舞台)砂の海が広がっているだけ。だからこそ、登場人物の感情が映える環境でした。戦いの場面も多く、武器を使ったアクションもありましたが、何よりも「サイミア」という感情念力攻撃が役者とムービング照明で表現されていたことが素晴らしかったです。

開始当初は空席も目立った公演でしたが、内容が評価されて口コミで広がり動員が増え、アンケートやSNSの効果で予定になかったDVD化が決定したことが、評価が高かった何よりの証拠です。

耳ガアルナラ蒼ニ聞ケ~龍馬ト十四人ノ志士~

耳ガアルナラ蒼ニ聞ケ~龍馬ト十四人ノ志士~

企画演劇集団ボクラ団義

あうるすぽっと(東京都)

2016/07/06 (水) ~ 2016/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

日本の未来をどうする?
龍馬暗殺を巡る幕末の人間ドラマで、数々の想いに胸が熱くなります。
初演とキャストが変わった役もある中、変わらずの熱演でした。舞台面が広くなったこともあり、殺陣やダンスがのびのびと映える。

継続キャストの沖野/坂本龍馬と大神/中岡慎太郎の熱量は本当に凄い。感情の爆発と抑え込みを見事に演じてる。竹石/今井信雄と佐藤ノブ/板垣退助のストーリーテラーっぷりが見事。ノブさんの長台詞は安心して聞いてられるし引き込まれる。土佐弁がっつりなのになぁ。
継続キャストでは、加藤りんりん/土方、門野/原田の熱演も良いよね。新撰組なので殺陣多めで、美しくかっこよく決めてくれる安定感。役として通った芯がしっかりしていて初演から変わらず好き。まさかりんりんをあうるすぽっとで再び見ることが出来るなんて、昔の私は思ってなかったな
初演と役が変わったキャスト、大友/まさ、木本/貞、福田/藤堂。初演と重ねて見てしまう時もあるけど、それぞれに役に真っ直ぐで好感。
左之助とまさのお茶のシーン、無くなってなくて良かった~。二人の無垢な愛らしさの象徴だと思うので。
再演から参加の小沢/西郷、松木/兼(中岡の妻)、鵜飼/新撰組伊東も目を引く方々。
6C小沢さんの重鎮感たるや!笑いの部分はどこにも無い今作だけれど、大阪凱旋もファイトです!松木わかはさんは高知出身。リアルな土佐弁!中岡との切ない愛が涙を誘う。鵜飼さんの悪い顔最高!!!

#PA耳蒼 を見終えて、拍手してるときに感じたんだけど、選挙に行きたくなるね、これ。日本の未来をどうする?という命題に、それぞれが意志を持って動くことの大切さ。
まだ投票してない人は明日必ず。観劇の方は千秋楽の前に、終わった後に、行って欲しいな。2016年の日本に龍馬は居ないから

「夜明けの街に清き一票」

「夜明けの街に清き一票」

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2015/12/16 (水) ~ 2015/12/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

barであることの本質
毎度、エビスの演目はハンカチ必須です。75分とコンパクトなのに、ストーリーの組合わさり方と帰結が美しい。バー公演だからできる、お酒を飲みながら、人間の深い部分を覗き込む感じが好き。
主演の大沼優記さんの役が、穏やかで優しくて、だからこそ寂しさがベースにある感じがしてて、語り始めた時にその片鱗を知れたし、解決?できたラストは込み上げるものが大きかった。実年齢より10歳上の設定なんだけど違和感無いんだよな。元々年齢不詳オーラあるし(笑)。
別軸で、長谷川太郎さんがリアルで痺れた。こういうタイプの人居るよな、って思う。恋人役の青木さんの演技も良かったから、最後に心が変わっていく時に累積したものがどっとくる。
至近距離で演じるからこそ技量が求められるわけで、それに応えられるキャストたちがすごい。

『0<ゼロ>地点「つぎはぎだらけのヒーローズ」』

『0<ゼロ>地点「つぎはぎだらけのヒーローズ」』

演劇企画ユニット劇団山本屋

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/12/16 (水) ~ 2015/12/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

両チーム観劇
両チーム観劇。同じ作品だけど表現が違って、どちらも良いところがある。二度見たことで物語をようやく理解できた点もあるし余計分からなくなった点もある。フィクションなんてそんなもんだけど。カテコで抜け殻みたいになってる皆が好きだ
ヒーローチームの神山・冴木・菊池のバランスが良い。この3人中2人が絡んでるシーンがちょいちょいあるんだけど、ものすごく物語が締まるし加速する。
つぎはぎチームは、澤井さんの神山を見れなかったのが残念。だけど、塩崎さんの神山に阿瀬川くんの冴木が喰らい付いてく感がいい。
イカロスの笹岡さん。smcの作品(Lullaby,Requiem)で見ていた方。そして、山本屋のあまもりに出演するって聞いた時びっくりした。体張っててびっくりした。今回もだった!
演技が細かいからとてもリアルに感じる。志乃とのやりとり、胸に刺さる。
天昇ズの見せ場でもあるイカロスのシーン。もっともっとブラッシュアップして欲しい。お互いにとって、得になるように。せっかく3人はシングルキャストなんだし?イカロスがタブルなのも活かせないかな?笑いを取ればいいだけ、ではないので難しいね。
キャストの熱演も、シナリオも、山本先輩のはっちゃけぶりも素敵だった。 映像も”神林節”を感じる。 そして、河内結衣/hanawayaのコンビが生み出す劇伴音楽がかっこいいんですよ。

バックトゥ・ザ・舞台袖

バックトゥ・ザ・舞台袖

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/09/23 (金) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

Show must go on.
「バックトゥ・ザ・舞台袖」〜The stagewing of THRee'S〜
つまり、「THRee'S」という舞台の舞台袖で起こるタイムスリップシチュエーションコメディ。難しいことを考えずに、目の前で展開するドタバタ劇を楽しめばいいだけ!
舞台観劇したことある人は絶対楽しいし、ドキュメンタリーとか稽古オフショットみたいなものが好きな人は尚更。
でも、全く舞台なんて見ないという人にもオススメできる。
全ての物事には裏で尽力している人が必ずいる、って事を誰もが知っているから。
主演の加藤凛太郎さん。通称りんりん。いろんな舞台で拝見している器用で真っ直ぐで実力派な俳優。自転車で770km走って心配させたりするけど、舞台では何も心配ない。
全力で演劇愛を演じて走り回って絶叫して汗だくになってる姿は、同年代の星です。
バク袖でのめり込んで見ちゃうのが裏方スタッフの役。中でも平山空さんが芯があって最高でした。CRさんも良かった。ENGのMs.爆発力・大友歩さんも見事な爆発を見せていてキーマン。
空ちゃんの何が良かったって、目的意識・プロ意識がしっかりしていて揺るがないところ。取捨選択をできる強さ。人を信じられるハートの強さ(役者だけじゃなく出てこない裏方全部に対しても)。それが感じられた役。
ボク団以外でも沢山見てるけど、本当にいい女優さんになってらっしゃる。
図師さんが、本気で図師さんにしか演じられない役で、完璧すぎて最高でした。仮に再演あっても役者変えると大変な事になっちゃうヤツだ・・・。

小さなお茶会。

小さなお茶会。

空想組曲

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

八百屋は無いけれど。
私が空想組曲を知ったのも、ほさかさんの物語を好きになったのも、小さなお茶会がきっかけ。
舞台美術と、劇中で出てくる小説(映画だったかな?)のタイトルを妙に気に入ってしまったのが印象深い。それはわたしが紅茶派だからに違い無いのだけれど。

その舞台が、7年?8年?を経て、帰って来た。
キャストも劇場も全く新しくなって。

進化、してた。
ほさかさんの、愛情が、人情が。
心がキューって音を立てて震えた。




あの映画、本当に見たいんだけどな。ほさかさん、書いてよ。誰か、撮ってよ。

ネタバレBOX

初演は八百屋舞台(傾斜舞台)で2階も表現していたけれど、今回は回転盆で裏面が2階。ちゃんと奥行きがあったなぁ。その階段を駆け上る小玉さん、愛らしかったな。

「頑張ってたんだから見逃さないでよ。 」という、みどり先輩の言葉で、記憶がどどっと戻ってきて、胸が苦しくなった。
こいけさんが強い女を演じ切ってくれたから、その弱さや痛みがリアルで、痛くて、抱きしめたかった。

町田さんのあきら、ゾクってした。



初演で亀山役を社中の堀池さんがやっていたという記憶が1ミリもない・・・。今日見た再演に沿わせて記憶を掘り起こしてみたけど、さっぱりである。
園美がDMFの生井さんだったのは、生井さんのお写真検索して、納得が行ったんだけどね。
比較する意図はないよ。

劇中の「紅茶党の彼女」「エスプレッソの恋人達」、本当に映画作って欲しいな。
かべぎわのカレンダリオ

かべぎわのカレンダリオ

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI(東京都)

2015/05/14 (木) ~ 2015/05/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

A 納得のハードボイルド
A公演 マレーネの晩秋 観劇。
ラウラかわいいよ、ラウラ。←
マレーネの宮島小百合ちゃんがとてもヒロイン力高くて、ラススマも楽しみ。バラキ牧島さん(StudioLife)を見れたのも嬉しいな。神父小川さんかっこよすぎだろう…ピアスとの対峙とかさ…
先にBを見てから、今日のAだったので、数日反芻して溜まった謎が解決されていったのもアハ体験だったし、バンタムの特徴とも云われてるヒリヒリしたシリアスな展開も良かったな。
完売続出も納得の公演でした。
確かにA→Bの順の方がよかったかもねぇ。

舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』

舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』

トライフルエンターテインメント

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

プリンス オブ ストライド THE LIVE STAGE
作品全体を通して、これだけは書き残しておきたい5つのこと

★私の推しが最高に良い仕事してる

最初に最大の結論を言ってしまいます(笑)。

そもそもね、アンタの推しって誰なの?って思われるくらい360度全方向に愛を叫びまくっていますが、
私の推しは「松崎史也」です。プリステの演出家です。1ミリたりとも走ってないし、1秒たりとも舞台上に立ちません。
だけど、Ep1~5のステージの全ての瞬間に彼の愛があったんです。どのシーン切り取っても愛しかなかった。
史也さんの演出とパルクール指導・演出のHAYATEさんのタッグが無かったら、プリステはこんなに魅力的な作品にならなかったと思う。

4部作の製作が発表された当初の私は、原作も未知で、まだ2.5次元作品に対して心理的なハードルがあったので、Ep1は1公演しかチケット取らなかったんだよね。
そして、オープニングシーンで全員が劇場を駆け回るのを見て、号泣した。
これは絶対にいい公演になる、最高の作品になる!って、オープニングシーンだけで確信した。もちろん本編も良かった。
結局都合付かなくてEp1はその1回だけしか見られなくて、ものすごく勿体無いことをしたと思ってる。

やっぱり推しの仕事はどんな形であれ、追わないとダメだ。推しが信じた役者を、脚本を、作品を、私も信じよう。
史也さんが関わった作品で一度たりとも嫌いだと感じた作品なんてなかったんだから。

脚本が葛木さんだというのもあるのだけれど、物語の中で青春やスポーツについて登場人物に語らせているシーンが、"演劇"について語っているシーンに感じる、
というのが何度もあって、演出意図として間違いなく重ねているんだと思う。
どれだけ演劇が好きなんだよ…と、胸が熱くなる。
そんな人が、企画の立ち上げから約3年の時間を掛けて、愛を注ぎ続けた作品なんだから最高の仕事をしてるのは当然のこと。
レースだけじゃなく、単なる青春ものじゃなく、物語の良さと役者の良さを最大限に引き出す演出を付けた史也さんは、本当に素敵な演出家だ。


クジ砂とプリステを経たことで、演出家としての評価はかなり広範囲に知れ渡ったはずなので、この先3年くらいの彼のスケジュールはあっという間に埋まるんじゃないのかな。
2.5に限らず、引く手あまたになると思う。わー、チケット取るの大変だぁー(遠い目)。
…それで彼が幸せなら、良いんですけどね。


★シールドランナーがすごい、転換がすごい

舞台上という限られた面積の中で多くの場面を生み出すためには、セットの転換をするしかない。それは演劇の離れられない業。
可動セットとか、盆が回るとか、映像で美術を変えるとか、いろいろな手法も見てきたけれど、観劇史上一番転換していた作品だろうな。Ep1の時点で。
ギミック[飛び越えるための大道具]をA地点に置いて5秒後にはその上を役者が駆け抜けて、5秒後にはB地点に向けて動かし始める、そんなことをレースシーンの間に繰り返してるんだから。
役者が"安全に"決められた演技・レースをするためには、転換した時に位置が正確じゃないといけない。
置き位置を示すバミリの蓄光テープは床一面に貼られて、転換する本人じゃないと解読できないほど。
その転換を担うのが『シールドランナー』と呼ばれる、史也さんの懐刀である男子6人。信用してないと、こんなに責任重大なポジション任せられないよ。

Ep1の時は名称が無くて、Ep2の時に原作の曽我部さんが付けて下さった名前。役者の通るべき道を生み出して守る、素敵な存在だった。
Episodeが進むごとに、レース転換が増えて、バミリの数が増えて、6人じゃ手に負えなくて演出部も参戦してたね。
その動きの正確さと素早さだけでも、見る価値のあるものだったな。
シアター1010の2階席から見ると、暗転時にバミリが星のように光っていてキレイでした。この光景はプリステじゃないと見れないもの。

シールドランナーはアンサンブルとして登場することもあって、方南の生徒だったり、奈々のおじいちゃんだったり、ちょっとアドリブ要素も含んでる場面もあって楽しかったな。
みんなありがとう。特に全Episode関わってくれた、賢祐くんと高久くんには、頭上がらないな。

ものすごくこぼれ話だけど、Ep1の際に津田君にも声が掛かっていたそうな。諸般の事情から受けなかったそうだけど、史也さんが声を掛けてくれていた事実が嬉しかったな。


★風!振動!至近距離!

プリステの勇気のあるところは、客席の通路を縦横無尽に走り回ること。企画段階から譲れない項目だったんじゃないかな、きっと。
とても効果的で印象的な作品になることは間違いないけれど、リスクも相当大きいから、役者の事務所には嫌がられたと思う。
役者本人も、不安はかなりあったはず。
毎公演、開演直前まで客席をスタッフが点検して、荷物が通路にはみ出してないか、携帯電源切ったかどうかを見て回って、徹底してリスクヘッジしてた。
その甲斐あって、客席を駆け抜ける速さがリアルなものとして目に映って、風とかギミックに飛び乗る振動を、時には香りさえも(!)感じられたのがすごい。

Ep1の1年近く前からパルクール練習をして、走り込みをして、臨んだから可能だった表現。
客席降りするのは他の舞台でもたくさんあるけど、あの速度で駆け抜けるのはプリステだからこその表現だったな。


★どこの席で観ても魅力的

一列でも1ミリでも舞台に近い方が、役者の細かな表情まで見えて「良席」であることは否定しない。
でも、プリステはどの席で観たってその席の良さがあった。
ギミックが置かれる中通路よりも前は、舞台がとても近い。全編通して迫力があるし、細かなことが知れる。
中通路よりも少し後ろは、中通路で起きる全てのことがよく見える。
それよりもさらに後ろになると、舞台上を点ではなく面で捉える事が出来る。面で捉えるっていうのがプリステはすごく贅沢。特にオープニングで全員が駆け回るシーンは顕著。
シアター1010には2階席があり(大阪は無い)、2階での芝居が近くで観られるし、バミリの星がキレイ。
そして、前だろうが後ろだろうが通路に面した席。そこは気を抜いてはいけない席。いつの間にか横に役者がスタンバイしているし、レースになれば駆け抜けていく。
違う席で何度も見たくなるのも仕方のない事だね。


★登場人物全員が好きになる

スポーツの物語であり、対戦であり、試合である以上、避けられないのは勝敗と諍い。勝ち上がるために何をすべきか、どんな手段を取るか、その上で誰が勝ち誰が負けるか。
それぞれの信念に基づいた行動が一般的には好ましくない態度や言動になったりもするけれど、その人を嫌いになるどころかどんどん好きになる。
心に迷いが生じない人なんていないから、迷う・立ち止まる・間違う・ふさぎ込むこともあるけれど、その人間臭さが好きになる。
EP1〜5を通して、誰一人嫌いになんてなれなかった。
私は原作(プリスト)を通らずに舞台(プリステ)だけを味わった側。多分、プリストのゲームやノベルだと個性の強すぎる登場人物は嫌われていた可能性がある。だけど、生身の人間が演じることで、役者が役を愛して、同化して、それを引き上げる演出がついたから、それが弱まったんだと思う。

その上で、私は一条館高校が一番好きだった。勝利を掴むことに強い執着を見せるし、クセの塊で、狡猾な手段も厭わない。いわゆる悪役ポジションの学校。最高にゲスいのに、愛おしくて仕方なかったな。6人のメンバーのバランスも絶妙だったなぁ。


挙げればキリがなくて語り足らないけど、私も先を見ていかないといけないから、無理やりまとめてみた。
登場人物それぞれに、その関係性ごとに、言及したくなるけどね。それは機会があれば。
だって、まだ彼らは走り続けているから。

キャスト・スタッフ・観客、関わる人みんなが、こんなに長く大切にし続けた物語に出会えて幸せです。

誤人(ごにん)

誤人(ごにん)

企画演劇集団ボクラ団義

シアターKASSAI(東京都)

2016/03/23 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

映画っぽさもありつつ。
ダンスも殺陣もなしですが、しっかりと魅せてくれる会話劇でした。
会話しかないから、人間の心の強さと弱さが浮き彫りになって、見ている側なのに何度も心が折れそうな気分になりました。でも、暗いだけでもなくて、ちょっとだけ笑えたり、隠された優しさに触れたりできます。
役者の小さな動きが大きな意味を持つ気がします。KASSAIの規模感だから伝えられる演目です。

ネタバレBOX

今井役佐藤修幸さん。外的ストレスで死ぬんじゃないかと思った。舞台上で。なんかもう、それくらいリアルだった。自分も家族も守り通そうとした今井という人は、とても強いのでしょう。やっぱりノブさんの芝居は素敵です。
オーナー役福地教光さん。まさかの老け役!65~70歳くらいなのでしょうか?もう少し下で60ちょいかな?白髪が少し混じった、わずかに猫背な、飄々とした感じ、新しい!自分の劇団(バンタムクラスステージ)では絶対に回ってこない役なので、貴重だと思います。バンタムだと小型銃を撃ちますが、誤人では猟銃?散弾銃?なので長い銃です。それもまたかっこいい。
人の道を外れることを言い出した息子達に手を貸した時、それは彼にとって希望だったのだろうなぁ。
伊吹役加藤凛太郎さん。一人だけキラキラしていた役。その理由がわかると切なくて、出自がわかったことも素直に喜べなくて、だけど幸せなまま一生を終えられたのは彼だけかもしれなくて、考え始めると止まらない役。それを伝えてくれるんだから、やっぱり上手い。しかし、どうして伊吹は死んでしまったのか、脚本家に聞いてみたい。
中西役若狭勝也さん。最後のどんでん返しがすごくて、そこまで2時間くらいの間ずーっといろんなことを蓄積するような演技をしている。非道なことをした人間に間違いないのだけれど、ゲスな人という作り方じゃない。それができる深みがすごい。
ひかり役はダブルなのだけど、私は大音さんで見たかったなぁ。絶対説得力が違う。斎藤彩夏さんが実力のある方なのはこれまでに見て知っているけど、今回の役はキーキー言って怒るから本当に声色が尖ってしまって刺さってきちゃうのが、周波数帯として嫌に感じてしまった。演技は迫真で、良いからこそ残念。
犯人役4人のボク団シングルキャスト。バランスが取れていて、かといって正方形でもない。大神くんの笑い、悟郎くんのチャラ男、おっきーさんの弱さ、空ちゃんの威勢の良さ。どれも魅力的。
家族役3人のボク団ダブルキャスト。どちらのチームも良し悪しあって、見比べられたのは良かった。たまに演技が平坦なのか感情を殺した演技なのかわからなくなる時もあるけど、それぞれの熱量は伝わる。
“ … In The Attic ”

“ … In The Attic ”

まごころ18番勝負

王子小劇場(東京都)

2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

文学と人間を体感する。
劇場に入る。まず客席の作りに驚く。着席する。意外と落ち着く。一人の作家に対しての議論が始まる。物語がフィーチャーされる。議論に戻る。物語が語られる。議論、物語。その繰り返しの中で、自分自身も含めて集約された一つの答えとは。

恐怖と共感と納得を感じました。

座席の位置によって、目に入る景色は全く違いますが、それぞれの良さがあります。個人的には、客席の作りというか工夫が気に入りました。

ネタバレBOX

お目当ての人が出てくるまで、長かったー!笑
鬼のぬけがら

鬼のぬけがら

ナイスコンプレックス

OFF OFFシアター(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/26 (月)公演終了

満足度★★★★

希望のある重さ
おぼんろの末原拓馬さんが出ている事以外はチラシしか事前情報無し。
あー、重い。
想定してなかったずっしり感だ。
だけどそれは嫌な重さじゃなくて、希望のある重さ。
目を逸らしたもの、誰かの正義は誰かの悪、守る為の殻、当事者の真実。

場所と時間軸の表現が幾重にも重なって、座る位置によって全然違う景色なのだろうな。

座長として外部から呼ばれるだけあって、やはり末原拓馬さんという役者の持つ変幻自在なパワーは、作品の大きな歯車になっている。
そばにある小さな歯車、荒賀弓絃くんのパワーも負けていない。
ナイスコンプレックスの役者さんも深みがあっていいなぁ。

ネタバレBOX

チラシにかかれた導入文からは、3.11の事が軸になって来るとは全く思っていなかった。
その為、序盤は「あれ?鬼の話は?」とすら思ったし、登場人物の関係性が複雑に見えた。
けれど、点と点が、線になって、線と線が交差していくのが全て分かると、すとんと納得がいって、一気に引き込まれる。
そこまでくるのに、ちょっと時間がかかったかな。
今だけが 戻らない

今だけが 戻らない

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/21 (月)

ボクラ団義 今だけが戻らない 観劇。人によって好き嫌いはあるけれど、トータルの演劇度は高いので、いろんな人に見て欲しい。役者も良いけど、舞台装置とその使い方が凄い点も要チェック。
本編ネタバレにならないことで、言っておきたい事は、この物語では久保田さんが一番の悪者だ、という事かな(笑)

前半はハテナマークをたくさん生み出して、後半でそのピースを高速で並べかえて繋げて一つの絵にする、という久保田作品の方式に則った作品で、どうやって考え付くんだか脳の中覗きたい。
とはいえ、そのピースは必須?って思うし、そのピースはもっと明確にしては?ってなるし、難しいね。

ずんずしあのんのトリオの安定感が半端無い!

ネタバレBOX

自分の劇団公演だから成り立ってる側面はあるんだろうな。
おっきーたっくんの持って行き方はさすが。
そして、強力すぎるゲスト陣。兵ピに出てた組の仕上がり、オカシイでしょ。
というか、ゲストに頼ってる箇所も少々?
もうちょっと劇団員で出来ることないのかな。って感じなくもない。
もちろん、今回の劇団員がダメってことじゃなくて、もっともっといけるでしょ?的な気分というか。
演者に「こういう作品好きかな?」って聞かれて、好きとは答えられなかった段階で、答えは出てるね。役者はいい演技してるし、舞台装置は流石だし、悪い点は無いのに、好みかどうかって言われたらNOだった。やっぱり犯罪モノが絡むのはその盛り込み具合でこのみ変わる

椎名亜音さんの化けっぷりは見事としか言えない。本人にも言ったけど、どこにあんな引き出しあるの…?
直前のテンリロでは正反対だったから余計に。
たっくんにかける優しい声が好き。それがどんな想いであっても。
あと、ゲストなのに前説マスターすぎて(笑)。

ゲストなのに前説マスター2の加藤凛太郎さん。熱血6割、冷静4割かな?もっと冷静方面を予想してたから、個人的には驚きも含めて見てた。所属してるグループ(どこまで書いていいんだ?)内のバランサーかな?
個人的には担いでくシーンが好きだけど、あの行動に至った理由がまだよく分かってない。

図師さんの、貼り付いた感じのキャラ作り。やっぱ図師さんは図師WORLD全開で楽しい。バク袖も含めて、図師さんにしか出来ない作り方してるよね。各所にひっぱりだこなのも当然。
そのテンションを保ったまま終盤になったときの他の人との絡み具合とかいいよね。

高田温泉こと高田淳さん。いつ何時も所作が美しい。このキャラ作りは恐らく得意分野のはず。だから足し引きに余裕がある。前半から意味のある行動してて、振り返って考えるとニクい。終盤の追い上げの見事さたるや。
ある場面で謎解きマスターを発揮しててツラい。盆の上で歩くのが好き。
SAI-YUKI!

SAI-YUKI!

サーティワンアイスクリーマーズ

劇場HOPE(東京都)

2015/04/09 (木) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

再 勇気
元気出ました。
Vol.1のLAYTEを観られなかったのだけど、物凄く熱血で演劇が好きな5人が、舞台上でフル回転してました。
ド頭の、5人のテーマ曲?のPVだけでも見る価値ある!
楽しさが伝わってきて、ニヤニヤしてしまった(笑)。

ウチクリ内倉さんは相変わらず面白かったです。
芸人的な面白さもあるんだけど、とことん極限まで演劇を面白くしようとしてる。
黒田勇樹さんは、ツラヌキの「みんなのうた」で、既に観ていたから改めての感慨はないけど、やっぱり子役からずっとやってきた人は貫禄もあるよね。
アフタートークでも出ていたけれど、ウチクリさんと黒田さんは対になる。対立もするんだけど、バランスが取れてる。
それだけじゃなく、同い年の5人が絶妙なバランスで円を描いているんだよなぁ。

ネタバレBOX

自分とも同い年の5人なので、すごく勇気付けられました!
ザ・ボイスアクター アニメーション&オンライン (再演)

ザ・ボイスアクター アニメーション&オンライン (再演)

劇団6番シード

新宿村LIVE(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/21 (火)公演終了

満足度★★★★

【アニメ編】汗と涙のコメディ
ボイスアクター アニメーション編 楽しかったー!!!
とてもドタバタで手に汗握るコメディで、3回以上泣いた!!!

としか観劇直後は書けなかったので、少し落ち着いて振り返り。

俳優として活動していた人が、声優に初挑戦することになり、現場で”文化の違い”から嵐を巻き起こしていくコメディ。
実際に台本を買ってみると分かるのですが、文字数が多い。
この文字のボリュームを2時間に収めるんだから、そりゃぁ
『超速コメディ』になりますよね。
舞台上の誰かがもし台詞や立ち位置を間違えたら、このジェットコースターのような展開は、放り出されてしまうんじゃないか?とすら思うほど、手に汗握る展開でした。

キャスト(リアルな人物)は、与えられた役(登場人物)が物語の中で声優として演じる役(アニメキャラ)まで考えて、演技をするのだから脳ミソの回転数も早くないと処理できませんね。

主演の6C土屋さん(前田役)の熱演も、迸る汗とともに(笑)伝わってきましたし、6C亜音さんの前田のために頑張る?振り回される?マネージャーの真剣だけにコミカルに見えてくる行動、とても楽しめました。

アニメキャラ ダイダダ を演じるにあたって、壁にぶつかる橋ノ下くん役の、ボク団竹石悟朗さんは、ほんとうに先月忍者を熱演していた人と同一人物なのかと思うほど大人しい性格の設定で、これは役作り苦労しただろうなぁ、と勝手に想像しちゃいました。(アフタートークで、忍者の俊敏さを動きから抜くのに苦労したとの本人コメントも。)

現場をかき乱してしまう前田に対し、新人声優として同じ立場の佐藤が必死にフォローしていく掛け合いが絶妙でした。主演とがっつり組めたことは、演じていた永石さんにとっても良い成長だったのでは。

いろんな意味でスゴイ、と評判の6C宇田川さんを見るのは初めてで、アニメ編では脇役だったのですが、それでも存在感が凄くて、ポチョミンというアニメキャラ(怪獣)の鳴き声すらも自然で、本当に声優なんじゃ・・・と。オンラインヘンでは主演なので、そちらも楽しみです!!!

・・・ということで、オンライン編を見に出かけます(笑)。



ちなみに、
積みDVDも山程ありますが、積み台本もかなりあります。
今日買った ボイスアクター6C のアニメ編オンライン編で、また標高が高くなりました(笑)。


名探偵コナン×ライブミステリー ~洋上の迷宮~

名探偵コナン×ライブミステリー ~洋上の迷宮~

「名探偵コナン」ライブミステリー製作委員会

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/08/10 (水) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

真実はいつも一つ!
まさかみんなでこの決め台詞を言えるなんて!

コナンの代わりに探偵役がきちんといて、十分に推理要素をちりばめた芝居が面白く、座ったままなのに犯人探しができる。子供も大人も楽しめる作り。
この構成がさすが。
シリーズ化しているのも納得。

探偵役の平野さんがさすがの演技でした。

君の瞳には悠限のファクティス

君の瞳には悠限のファクティス

進戯団 夢命クラシックス

新宿村LIVE(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

え、これ、原作ありきじゃ無いの?
って言う人もいるんじゃなかろうか、というマサミ節。
前作を見られなかったんで、付いていけるか不安だったのですが、大方何とかなりました(笑)。
映像ありきで2.5次元、と言われていたのは、その通り。能力演出にはムービングと映像が無いと辛い(笑)。原作がラノベって言われても疑わない雰囲気。

アクション要員が多く無かったので、どうなるかな?と思っていたけど、アンサンブル含めて手数多かった。
それゆえに、動きにキレが無いというか物足りない印象のアクションも見受けられたのが事実。もちろん教える方が上手いから、仕上がっているのですが。これはもう経験値なのだと思う。マサミさん、芹沢さん、主水さん、福地さん、大地くんの動きは見ていて安心する。
動きに合わせた照明の展開もテンポ良くて、見応えあり。
ムービングがザクザク刺さってましたなー!

今回、新たな沼の発見は、bpmの菊地創さん。
イケオジ案件…!!!
めちゃめちゃいい声だった!
なので、二度目の時に“入ってくるな!”って思ってたのはラ・フランだけじゃなくて、私もです←

最後の方で、ユズに優しくしたリンゴとベリィがぐっときた。
んだけど、実際何をどうしたんだ?って不思議に思って、考えついた答えが当たっていたのがちょっと嬉しかったし、この二人めっちゃかっこよくてずるいわ…ってなったね

バグダッドの兵士たち

バグダッドの兵士たち

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/22 (日)公演終了

満足度★★★★

ほんの一歩だけ近くに。
社会派で考えさせられる作品。
パリでのテロが起きたばかりのこの時期にみると、"遠く離れた、自分とは縁の無い争い"が、ほんの少しだけリアルに捉えられる。一歩だけ近付ける。
何が正義で悪なのか、それは立場であっという間に変わる。すべての目線から、正しいと言えるものは見つけられるのだろうか?

冒頭で示されるストイックな兵士の様子と、デリケートな心の動きの対比。
民衆の挙動。
実際のものであろう映像。
興味深く拝見しました。

何度もすみません

何度もすみません

MacGuffins

シアターKASSAI(東京都)

2016/05/19 (木) ~ 2016/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

天の声がいい声。
カッサイ女優( @417anon3 )の乙女っぷりを観に #マクガフィンズ の #何度もすみません を当券にて。コメディだけどハンカチ必携(涙腺弱いから大野の場面で毎度涙)。90分の中に物語の転が散りばめられてる。このテイストで次回公演が夢麻呂さん主演って面白いに決まってるわ~

大野亜音は、とーーーーーーーーーーーっても可愛かったです!!!冒頭でパタパタ走り回ってるのもキュート。この後どうするか聞いてるモジモジ感もいじらしい。純真で真っ直ぐで健気。こんな子にアタックされたら、即刻okだすに決まってるじゃんよーーー!(ヲイ)
はぁー、亜音さんかわいい…。

アンケートに書きそびれたけど、平日19時30分開演はとてもありがたいです。ぎりっぎりだけど間に合う。見たいものが見れる幸せをありがとう。
本編120分超えると、そうはいかないのは分かってるけど、どれだけの数を諦めたことか…。

ところで、マクガフィンズさんは収支どうなってるんです???前売当日2500、リピート1000って大丈夫…?演劇は慈善事業じゃない…よ?

『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆

『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/14 (月)公演終了

満足度★★★★

フライヤーの図柄に納得。
ぐっと引き込まれる作品。
受賞歴があるのも納得。
初演が円形劇場だった名残を感じる演出。
照明がとても効果的できれい。床の灯りの作り方が美しい。
映像も併用されているが、しつこくなくて丁度いい。
大神くんの役どころも、美慎くんの役どころも、はつらつとしていて、そして切ない。

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

ロジックが楽しい
やっぱり久保田脚本はスカッとする!点と点が線になるのが病み付き。
殺陣アクションもたくさんあって、カッコいい!
音響・照明・映像・舞台美術・衣装、すべて工夫が凝らされてて好きです。
舞台装置は後方の座席から見るのが良いかも。
劇場を出ても、脳内で劇中歌が鳴り響いてる。
何より、映像のクオリティがずば抜けて高いし、映像の使い方が上手いんだよなぁ。その分、オペが大変そうだな、と思うけれど(笑)。

安定の沖野さん、大神さん、竹石さんの演技の上手さ。心配なく見られる役者っていいよね。
違った意味で(笑)安定の中村さんの老人役。もうハマリ役すぎて、年下だと思いたくない!
どうしても戦国モノだと男性中心になってしまいがちだけれど、女性もくノ一として、武家の女として、それぞれしっかりと意味があって素敵。


前説で久保田さんの無茶ぶりに苦労し、斬られ役や解説箇所にも出てくる上に、あの家康を演じ切るんだから、やっぱりノブさんの役者魂はすごいなぁ。ボク団の劇団員じゃないけど、もはや準団員(笑)。
同じく準団員の野中さんもいい演技するので、この二人の組み合わせはニクいね。

今日、台詞を噛む人多かったのが残念かな。久保田さんの脚本は言葉の数多そうだから大変なんだろうと思うけれど、1度しか見れない人にはその回が全てになるから、あんまり頻発すると…ね。


明日のヤングチーム公演見たかったなぁぁぁぁ!


ボクラ団義さんの良いところは、全員でもてなそうとしてくれるところ。役者も制作も関係なくって、みんな誠意を尽くして下さるのが好き。普通なら本番直前に客いれの手伝いなんてしないもの。

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