ふたりのロッテ
劇団四季
自由劇場(東京都)
2013/12/21 (土) ~ 2014/01/12 (日)公演終了
露の見た夢
東京ストーリーテラー
萬劇場(東京都)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
露の見た夢 【砂】
もう一度、劇中のタジムに会いたくて、2回目の観劇。前回は風、今回は砂。見る世界を広げ、過去未来と歴史の時間軸に思いを馳せれば、自分の人生も一滴の露なんだろうなあ。生きている奇跡のような今を自分はどうあり続け、生きていくのか。いつかは自分にも訪れであろうその時に自分はどのような心持ちでいるのだろうか。そんなことを考えるきっかけを与えてくださいました。風、砂、配役の違う両チームそれぞれに味があって素晴らしかったです。ありがとうございます。
ウィキッド
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2013/08/03 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
底ん処をよろしく
東京ストーリーテラー
高田馬場ラビネスト(東京都)
2015/10/19 (月) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
底ん処をよろしく キャストB 観劇
またもうひとつ大切にしたい大好きな物語に出逢えました。テンポのいい気楽なコメディテイストで物語は進行しながらの心温まる人情噺でした。龍三さんが語る先代の心意気にしびれました。将来、再演があるとすればまた大衆食堂「底ん処」の常連さんたちと店の父娘に会いに行きたいです。
よく喋るマダム達は、パクチーより食えない
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI(東京都)
2015/04/08 (水) ~ 2015/04/14 (火)公演終了
満足度★★★★★
【感想】よく喋るマダム達は、パクチーより食えない A
コメディテイストの人情噺。探偵興呂木演じる中川むっくさんがお見事でした。それも他の役者さんたちそれぞれの熱演あっての物語。笑わせていただきながらも謎解きも愉しめ、ラストはホロッとさせられました。素敵な時間をありがとうございます。17時A公演観劇。
Love is all music
touch my brassiere? company
ブディストホール(東京都)
2015/08/14 (金) ~ 2015/08/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
Love is all( ).
10代~20代の青年たちのエネルギッシュなぶつかりあいの群像劇でした。自分の人生をかけてやり続けることとは何なのだろうか。自分の愛情のすべてをかけられる自分の Love is all( ).とは。青年たちが各々の熱くまっすぐな思いと繊細さをぶつけあわせていくなかで研ぎ澄まされていく様子をみて、「さて、自分は?」と、まずは人生の落書きをしてみたくなりました。
棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿
東京ストーリーテラー
ブディストホール(東京都)
2017/02/15 (水) ~ 2017/02/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/15 (水)
座席1列
#棒犬 初日15日19:10 CAST A 公演を観劇しました。パクチーから2年。あの参次郎と純平の世界に新たな物語で再び会えて懐かしかったです。今回の物語で、私個人としては、夛胡さんに心の琴線を鷲掴みにされました。 #演劇
解体OK
劇団空感演人
両国・Air studio(東京都)
2017/05/24 (水) ~ 2017/05/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/26 (金) 21:00
座席地下1階1列
価格3,500円
舞台「解体OK」C班を、両国のエアースタジオで観劇しました。
焦燥、喪失、停滞、そして、再生への物語を味わいました。
無くなってしまうとわかって大事にできるもの。
どうせ無くなるとわかってるから大事にできないもの。
やっと手にできたことで大事にできるもの。
無くなるなんて疑わずに大事にできなかったもの。
あって当たり前に思えて大事にできなかったもの。
それらがある日突然、目の前から消えてしまう。
その焦燥感。
消えたことを認めたときの喪失感。
それらは唯一無二で全く同じには再現できるものではない。
失ってしまったもので頭がいっぱいになる。
周りさえも見えないほどに停滞する心と身体。
それを再生へと動かしてくれたは何だったのか?
「解体OK」のサインを自らから出して、未来への1歩を歩み始めさせてくれたのは何だったのか?
約120分間、若い役者の皆さんの熱い熱量と演出での、笑いあり、お色気あり、しんみり涙ありの舞台に、47歳のおじさんは魅せられました。
帰り道では、自分の半生なんか振り返って「47年間、ワシも色々あったよなぁ…」と思い出にふけりました。
そして、これからも「解体OK」のサインを掲げて、面舵いっぱいに人生を切り替えていくような出来事に遭遇してしまうようなことは、まあ、あるんだろうなぁ…なんてことを考えながら家に帰って寝ました。
三編の様々な結末
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI(東京都)
2017/10/16 (月) ~ 2017/10/17 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/17 (火) 19:10
座席1列
価格2,800円
東京ストーリーテラーの舞台は、私にとっては日々の生活でふと忘れかけている大切なコト、大切なヒトを思いださせてくれる時間になることが多いです。
それを押し付けがましくなく、丁寧な物語と演出と役者さんの体現で教えてくれます。そんな時間を過ごせる大切な時間です。
今回の3作品。どれも正直、切ない物語でした。取り返しのつかない後悔ともうやり直すことのできないあきらめ、葛藤。その中でもその時々に考えて決めた選択で生き続けていこうとする人々。3作品の様々な結末。今回はどれも余韻をもって終わり、その後の物語は観客に委ねる感じでした。今回、このスタイルは心地よかったです。
朗読劇、お見事でした。
疲れた難しい顔で会場入りした私ですが、観劇後にすこしだけ優しい気持ちになる朗読劇でした。
観劇感想:朗読劇 役者の話芸②「三編の様々な結末」東京ストーリーテラー | BLOGS 高橋典幸
https://blogs.takahashinoriyuki.com/favorite/stage/recitation-drama/235
君の言った”またね”を僕は1年待っている
感情7号線
APOCシアター(東京都)
2018/06/30 (土) ~ 2018/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/07/07 (土) 14:00
座席1列
価格3,500円
#君また #カンナナ #感情7号線
感情7号線第二回公演『君の言った"またね"を僕は1年待っている』( A team Cast )を千歳船橋のAPOCシアターで観劇しました。観劇後、喫茶香味亭で珈琲を飲みながら物語の余韻に浸っています。
人との別れ際の言葉の大切さ、相手の気持ちを知る大切さ、自分の気持ちを伝える大切さ、そして、選択の積み重ねでの今、そして、まだ見ぬ将来が創られていくことについて考えています。
生きていると次から次へと様々な選択に迫られ続けます。
熟考して選択することもあれば、衝動的に選択することもあります。
突然予期せぬ出来事に出くわし自分でも想定していなかった選択をすることもあります。
過去の選択の積み重ねで今の自分がある。
もしも、あの時、違う選択をしていたらその後、そして今の自分はどうなっていたのだろうか。
そんなことに想いを馳せて自分の頭の中をいっぱいにしてしまうことを私はしないようにしてきました。
過去にした選択を過去のその瞬間に戻って変えることはどうやらできないからです。
選択の岐路は1回ではなく、積み重ね。
選択の積み重ねを経た後の道のりと今は、2パターン以上であろうと思われます。
過去にその時々でしてきた自分の数々の選択は、その時々の自分のおかれた環境、状況、考え、感情の中でその瞬間瞬間で精一杯のものだったと考えています。良い悪いはわかりません。
今からしていく選択の積み重ねでこれからの未来の自分があるのだろう。
別れ際に心から「またね」と言いたくなる人とどれだけ縁できるのだろうか。
「またね」と心から言ってくれる人とどれだけご縁できるのだろうか。
その人数の多さには関心がないが、一人でもそのような人が人知れずともいるひとときは潤いがある。
「じゃあね」ではなく「またね」って。
そのような人とのご縁も自分がし続ける選択の積み重ねの過程で出逢う奇跡。
いろいろ考えられたなぁ。
『君の言った"またね"を僕は1年待っている』観劇後の余韻にしたりながら喫茶店で珈琲1杯の香りの中で考えたこと箇条書き。
点描の絆
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI(東京都)
2018/10/04 (木) ~ 2018/10/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/10/06 (土) 17:00
演劇集団・東京ストーリーテラー 2018年 秋公演『点描の絆』再演をBキャストで観劇。ハートウォーミングミステリー、素晴らしかったです。2012年夏公演時に初めて観た物語。その時とは役者さんが斬新されていましたが、新鮮に味わえました。
ストーリーは知っているので、前回とは違ったところに視点をあてて観ていました。
今回の驚きは、少年の頃の俊介を演じられた俳優さんです。お見事で、出演シーンは釘付けになりました。舞台上のお芝居も驚きだったのですが、鑑賞後に鑑賞者向けのパンフレットでその俳優さんのことを読んで更に驚きました。
前回も先生を演じた鈴木さんが同役を演じられるとのことでBキャストを選びました。あの暖かい先生に逢いたかったからです。ありがとうございます。
BEGINS of Sevengirls
劇団前方公演墳
「劇」小劇場(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/10/13 (土) 18:00
座席2列中央番
演劇『BEGINS of Sevengirls』を観劇しました。役者さんたちの生の舞台はやはり素晴らしかったです。
劇団前方公演墳旗揚げ20周年記念作品。過去に4度再演され今月から映画も公開されている『セブンガールズ』の前日譚が描かれた新作舞台。
私は、映画『セブンガールズ』を映画館で鑑賞後に、舞台『BEGINS of Sevengirls』劇場で観劇となりました。
劇団前方公演墳さんの作品は今回が初見です。
セブンガールズでは、終戦直後の混乱期にひとつのバラックに身を寄せて共同生活をし助け合いながら生きる女性たちの姿が描かれていました。
BEGINS of Sevengirls は、その前の物語。
戦争により身寄りを失う等の様々な事情により生活に困窮していく人々。そんな人々のそれぞれの生き様が切なく描かれます。
それぞれに生きるすべを模索する縁もなかったであろう人と人との点と点が紡がれ、さらに、新たな点、そして点が、加わり、共同生活を始めるに至るまでを見せてくれました。
そして、あの「星がいっぱいでも」の歌が生まれます。
2時間20分休憩なしの舞台。疲れや中だるみをも感じさせない程にあっという間でした。もっともっと観ていたいという気持ちになっていました。
いくらでも重くも描くことができるであろう題材に、コメディ要素のエッセンスを織り交ぜ、迫力の立ち居回りシーンも絡めて飽きさせず、強く生きようとする女性たちの姿を泥臭くも美しく魅せてくれました。
劇団前方公演墳の皆さん、お見事でした。
ドンキーの翼
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI(東京都)
2019/03/06 (水) ~ 2019/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/03/09 (土) 18:30
大好きな演劇集団東京ストーリーテラー2019年春公演の演劇「ドンキーの翼」池袋のシアターKASSAI で観劇しました。「ドンキーの翼」(2013)の再演です。
杉浦樹子さんと有田佳名子さん出演のB班を。今回のお目当ては、劇団主宰で、脚本・演出の久聞勝彦さんが主役の鵜乃目邦二郎役を舞台で演じられること。
2012年からご縁あって東京ストーリーテラーの演劇を観劇していますが、朗読劇「三編の様々な顛末」(2013)で1度拝見したのみで、舞台で役を演じるお姿を観るのは初めてです。前説でご自身で二十数年ぶりの舞台とのことをお話されていましてこの貴重な機会を楽しみにしていました。
2013年版を観劇していて物語は知っていましたが、やはり心に沁みる物語でした。演じられた皆さん素晴らしかったです。
A班B班両方に主役として全公演出演されながら、開演前の客入れ、席誘導、問い合わせ受付、前説までされていて驚きました。
しかも土曜日の今日は3公演×2時間舞台。観客の私達には穏やかさを絶やさずも、パワフルに動き回る久間さんを見て勇気づけられました。
私も頑張ろうと。
カノン
劇団空感演人
シアターサンモール(東京都)
2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/05/25 (土) 19:00
座席1階4列
価格5,000円
素晴らしかったです。劇団空感演人 第12回本公演演劇舞台『カノン』A班を新宿のシアターサンモールで観劇しました。
物語は1964年の東京オリンピック開催へあと1年。日本各地で開発が進む1963年のとある村が舞台。2時間弱。この物語の内容はネタバレになるので未見の方々の為に何も書きません。本当にお見事な舞台でした。
BABY
Pxxce Maker'
劇場MOMO(東京都)
2019/06/19 (水) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/06/20 (木) 19:00
座席D列1番
#舞台BABY 素晴らしかったです。Bチームで観劇。私は近未来のA.I.人工知能搭載アンドロイドと人間との関わりが描かれる映画や小説やマンガやアニメを観るのが好きです。それらは、人間とロボットがいかに交流し共存していくのかの様々な可能性を見せてくれるからです。舞台『BABY 生まれた時も、泣いてたクセに。』は、私がこれまでに観た数々のアンドロイドやヒューマノイドの物語にはなかった新しくもあり得るであろう未来のひとつの世界が描かれていました。あの世界観に生きるひとりひとりを演じられた役者の皆さん、お見事でした。
翠...そして見知らぬ我が家
東京ストーリーテラー
ブディストホール(東京都)
2019/07/24 (水) ~ 2019/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/07/26 (金) 14:00
座席1列
演劇集団・東京ストーリーテラーの2019年夏公演新作舞台「翠…そして見知らぬ我が家」をブティストホールで観劇しました。今回も素晴らしい。Bキャスト。
大好きな久間勝彦さんが主宰の団体さん。脚本・演出を手掛けます。久間さんの書かれる物語、演出が大好きなのです。
そして、その物語を体現される役者の皆さんが素晴らしいです。何度かお見かけするおなじみの役者さんと、毎回、初めて拝見する役者さんと、お見事です。
今回の新作は、並行世界(パラレルワールド)として存在する別の現実世界に迷い込んでしまった男性の物語。
演じられた菊池秀樹さん、初見の役者さんでしたが素晴らしいです。魅入りました。
アルバムのシーンは切なく胸が痛みました。
おなじみの役者さんでは、鈴木達夫さん、有田佳名子さん、株田裕介さん、今回も良かったです。舞台で演じる姿を観るだけで、東京ストーリーテラーの舞台だぁとホッとしています。
過去のあの時に、違った選択をした自分のその後の世界が現実に並行して存在していて、そこに迷い込んでしまったら…
私には、過去のあの時に違った選択をしていたら…と思うポイントがいくつかあります。
自分のことと重ね合わせながら観劇し、胸に滲みました。
そして、エピローグのラストは久間さんらしい感じで目に涙があふれました。
PEACH MAN!?
コルバタ
新宿スターフィールド(東京都)
2019/08/08 (木) ~ 2019/08/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/08/10 (土) 18:00
#ぴーちまん これは、おもしろい。舞台『PEACH MAN!?』ゆうぞら班(脚本・演出:富澤十万喜)を新宿スターフィールドで観劇しました。楽しい前説からはじまり、舞台のオープニングから鳥肌の連続でした。かっこいい。お見事な舞台でした。役者の皆々さん、スタッフの皆さん、ありがとうございます。
台本を読んで余韻に浸りました。
板の上の二人と三人そして一人(再演)
映像劇団テンアンツ
「劇」小劇場(東京都)
2019/08/28 (水) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/08/30 (金) 14:00
#板の上 #テンアンツ 漫才師の物語。これはおもしろかったです。笑って、しんみり、笑ってしんみり、しんみりから笑って、最後はやったーと笑って、劇場を出るときもずっと笑顔が続くそんな爽快な人情コメディでした。大阪の劇団テンアンツの第44回公演(東京第3回公演)舞台『板の上の二人と三人そして一人』を下北沢の小劇場で観劇。素晴らしかったです。劇団テンアンツ、好きな劇団がひとつ増えました。
凜として
東京ストーリーテラー
d-倉庫(東京都)
2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月)公演終了
ヌーのコインロッカーは使用禁止
映像劇団テンアンツ
「劇」小劇場(東京都)
2021/10/08 (金) ~ 2021/10/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/10/09 (土) 13:00
映像劇団テンアンツの舞台「ヌーのコインロッカーは使用禁止」(T)を下北沢の「劇」小劇場で観劇。笑って、しんみり、笑って、涙して、笑いました。素敵な物語をありがとうございます。