バルブはFB認証者優遇に反対!!が投票した舞台芸術アワード！

オール女性キャスト。だからといってオンナに甘えることのない、脚本面でも演技面でもハイクオリティなコント集でした。

重い過去を抱える青年。彼をも浸す散文的で滑稽な日常…。これが人生だと思った。

人間にとって罪とは何か？？　この大問題にとことん迫った大傑作。しかも、重い重いこのテーマのもとたびたび爆笑を誘いさえして、娯楽演劇としても一級！

シンプルだけれど味わい深いストーリーに、目一杯の笑い。無心で楽しみました。

アホらしくて妖しくて思索的で、おまけにバンドを従えての生歌まである、じつに魅惑的な舞台でした。

従来作品で目立っていたチャラ味を抑え、恋や友情、学園生活に真摯に向き合う少年少女を生き生きと描いて清冽！
ディテールを変えれば100年後でも通用しような普遍性を持つ、青春演劇の名作！

人間関係の更新可能性を鮮やかに示し、スッキリ清涼な後味を残す快作。

家業を継ぐことになった、少し頼りないけれど実直な青年の話。
オーソドックスな家族劇でありながら見せ方に心憎い工夫があって、吸引力大でした。

いまだ差別を受け続ける同性愛者の生きづらさを、会話劇というスタイルのもとくっきりと描き出した佳作。

教育という興味深い題材をミステリー仕立ての飽きさせない構成で魅せきって、お見事！