monzansiの観たい!クチコミ一覧

161-180件 / 294件中
羅生門

羅生門

独騎の会

横浜にぎわい座・のげシャーレ(神奈川県)

2014/08/23 (土) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「芥川竜之介力」を、日本に



私が芥川竜之介をついに読破した作品。それは、新潮文庫『蜘蛛の糸』であった。

残念なことに『羅生門』は未読だが、小説でもなく、テレビでもなく、生身の人間から「芥川竜之介」のワン・ピースを征してしまうとは至極の贅沢である。

はつ恋

はつ恋

アーティストジャパン

カメリアホール(東京都)

2014/08/19 (火) ~ 2014/08/19 (火)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

清らかに、明るく。長谷川あかり




元・『天才てれびくん』戦士の長谷川あかり が出演する朗読劇。「亀戸カメリア」を運営する江東区文化コミュニティ財団は「朗読劇」に注力してきた。というか、新潟の公立劇場が主催する「朗読劇」のスペースを提供するなど、バックアップ体制が あるのだ。

ただ、「朗読劇」は「看板」で集客増を狙うステージらしく、大女優が高級椅子に座る風物詩と化していた。その点、「リーディング・ドラマ」は若手俳優が台本を「読み合わせる」感覚が強い。


この差は何なのだろう。


「一人芝居」と「舞台総合芸術」である。


長谷川あかり ら今注目される「若手の、若手による、若手のための舞台」の お出ましだ。






クズな革新

クズな革新

HIGHcolors

テアトルBONBON(東京都)

2014/08/13 (水) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

演劇界の老舗(大御所)とフレッシャーズ



作品のストーリー等は よく存じ上げないのだが、『演劇集団円』や『スターダス・21』は著名だ。 その所属キャストが今年旗揚げしたばかりの(有)『コーチ』キャストとも共演する。


もっとも、劇団=役者ではない。
しかし、この組合せは、焼そばにトマトケチャップをかける新潟県民の頭脳である。

0号 -2014-

0号 -2014-

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「ニクソン」のずる賢さを感じる





演劇を、一日 三ステージ観る機会、そうないと思う。

例/13時から楽しみ、16時から惚れ、19時から嗜む。(他_移動時間)


こういった日程だと、ガラス越しにスターバックス・コーヒーで勉強している専門学校生が まるで不快の対象になってしまう。



「サンドイッチ・デー」のハムの部位だったのが、この『ゲキバカ』だ。

ゲキバカ 2011年夏の陣
「ごんべい 江戸版/平成版」



彼らの特筆すべき生態は「集団エネルギー」にある。エンターテイメントだが、常に「内側」の痛々しいお祭だ。そこには、童話的「お飾り」を否定した「素」と、都会的「暴力」を、とてつもない世界観に融合させていく劇空間…が待っている。
私が映倫なら劇団ごとR-12指定だ!




愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了致しました。ありがとうございました!

愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了致しました。ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/23 (水)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

福島を、政治家の玩具にするな



福島は終わっていない。

環境相が郡山市で握手会を開催したら、福島県民は「放射能、付けちゃうぞ」と返すかもしれない。

さて、TOUKYOUハンバーグは「人間交差点」の劇団だ。しかし多くの観客は「今さらかよ」だろう。


復興する仙台、復興する釜石、そこに取り残された南相馬…。

「東北」と「心」が均等に3年経過したと思ったら大間違いである。

復興計画書とは別ルートの「家族の3年」がある。ニュースがノン・フィクションなら演劇は真実だ。
それは、被災者の「心」に寄り添う、唯一のルートだろう。


十二夜 The Twelfth Night

十二夜 The Twelfth Night

オックスフォード大学演劇協会(OUDS)

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/08/02 (土) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

前売り完売の衝撃




『オックスフォード大学』といえば英国を代表する名門校の一つだ。
その演劇窓口・オックスフォード大学演劇協会(OUDS)がシェイクスピア『一二夜』に挑むという。


学生の「フレッシュ・ボディ」と「英国演劇」の古典性を、 どう融合させていくか。実に興味深い。

実は2012年、イギリス学生劇団によるシェイクスピア『マクベス』を観劇している。会場は埼玉県の私立大学・ホールで、学生に混じり事前レクチャーの授業を受講した。

出演者は4人だけ。「えっ、こんなにいたの?」と観客を驚かせた、「分身の術」の使い手だったことを今でも覚えている。


女子大学生が一時間かけセットしただろう髪をクシャクシャにし、「権威」を破壊し続けた。
「フレッシュ・ボディ」が「英国演劇」に勝利したのである。


さて、オックスフォード大学は いずれが勝つのだろうか?


ひまわりの見た夢

ひまわりの見た夢

雀組ホエールズ

OFF OFFシアター(東京都)

2014/06/10 (火) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「人類愛」に到達すれば利益共同体から脱却できる
「愛」は与えるものだ。
マニュアルや、損得や、世間体にはないピュアな心がある。

そうは理解しても、犯罪加害者を迎える家族を私は想像することはできない。それが「愛」なのかも価値観次第だ。


「恋人を救出するために、他人を2人見捨てる」


映画だと、男女の「愛」について自己犠牲を説くわけであるが、「誰かを守る」ということは、「誰かを排除する」ということである。

家族と公共の利益はイコールだろうか。
「愛」は「愛」でも、人類愛を獲得できぬ限り、家族、友人、恋人は「利益共同体」に過ぎない。キリスト教はそう教えているのだと解釈する。


『ひまわりの見た夢』はどんな「愛」なのだろう。






朝日新聞がスクープした「吉田調書」は驚愕だった。

政府の事故調査・検証委員会が福島第一原子力発電所元所長の故 吉田昌郎氏に行った聴取。


それは、吉田氏の1分、1秒の指示により 日本列島の壊滅が何とか避けられた事実だった。


吉田氏が作成した「安全屋」を皮肉った東電の原発事故対策=アクシデント・マネジメント(A・M)は、電源喪失に対応しきれず。具体的事例である「消防車によるポンプ放水」「ベントの手動開放」を説明したわけではなかった。これら全ては吉田氏の「賭け」であった。


舞台『ひまわりの見た夢』は犯罪被害者家族を 「愛」の視点から描く作品らしい。

ただ、「家族」とか、「友人」とか、「恋人」とか、身近なパートナーの生死、自身の生死さえも吉田氏の「賭け」にかかっていたのである。

東日本大震災に対し、「がんばろう、日本」というスローガンの基、復興を急ピッチで進める。産業経済・社会インフラ・地域コミュニティを復興することは重要である。この「自然災害としての3.11」と、「原発災害としての3.11」を明確に区分し、後者の「列島融解の危機」目前だったインパクトを後世へ教訓にすることは、これは国民の義務ではないかと思う。


『ひまわりの見た夢』に登場する「家族」など、1秒のうちに融解してしまう巨大リスク・エネルギーなのだから。

毒舌と正義

毒舌と正義

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/06/06 (金) ~ 2014/06/12 (木)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

エライ仕事には「裏」がある




『ワンツーワークス』には前身時代がある。
『劇団一跳二跳』だ。


奥村洋治や関谷美香子、山下夕佳といった看板役者は 前身時代から活躍してきた。
2008年に解散する過程まで、紀伊国屋ホール、吉祥寺シアター等の日本を代表する劇場で公演を行ってきた実績がある。


しかし、主宰・古城十忍が「ドキュメンタリー・シアター」という名のアカデミズムに心酔し、イギリス演劇の形式論を上陸するべく「純化」に走った結果、積み上げ人たる聴衆が いつのまにか消えていた。


「思うように集客ができていない。劇団は今、厳しい。今後も上演を続けるために、お客様の声を聞かせてくれないか」


『ワンツーワークス』は昨年、アンケートに住所、氏名を残した観客へ、劇団の 未来を問うた。



年間収益は文化庁が補填してくれる計算。
全国巡回の学校公演がある。


学校寄席に出演する機会の多い、『無名塾』出身の落語家は こう断言した。

「正直な話、ギャラがいいんです」

古城は、新聞記者を退職後、演出家に転身した異色の経歴の持ち主だ。かつて細川や森が そうであったように、新聞社デスクは永田長へ人材を提供し続けている。彼も また、政界進出を夢想する人物だ。

【こうなったら、口からでまかせが得意な私が政界に打って出て、「集団的自衛権に抑止力はありません。芸術こそが世界を平和にするんです」と負けじと口八丁で遊説して回ろうか、などと本気で夢想してしまいます】(ワンツーメルマガ第54号)


彼がハヴェル・チェコスロバキア初代大統領になれるかは別だ。しかし、政治家は 360度全方位の政策におけるポジションを表明する必要性がある。


日本がいま、市民総動員で取り組まなければならないテーマは「集団的自衛権」じゃない。「教育新生」だろう。その第一歩が日本教職員組合、教育委員会、PTA組織の排斥である。誤ったフェミニズムも教育現場から一掃しよう。


『毒舌と正義』。
修学旅行中に会議する教師陣。そこから、「教育の問題点」を掘り下げていくプロセスを、観客と共有する。
「教育新生」は私たち自身の手にかかっている。
そして、『ワンツーワークス』も まさに正念場である。

命名騒動!

命名騒動!

劇団おおたけ産業

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/06/27 (金) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

正統派の「匂い」を守れるか


「イメージ・チェンジ」


昨日まで、特売のレトルト食品で一杯だったお買い物袋は、いつしかルイヴィトンになっていた。「Y」とか「X」の英文字が、雑踏の商店街を後にする。


昨日まで確かにあった「匂い」は何だろう。


「カレー粉」、「じゃがいも」、「人参」、「玉ねぎ」。文房具屋の隣に営業する、創業40周年だというスーパー。「今晩はライス・カレーですかな」


ラムネの夏空に、蝉が鳴くことをやめない。まるで蜜柑果汁をかき混ぜ棒でグルグルするかのように、少しづつ、爽やかな炭酸ガスが宇宙へ向け、蒸発していく。


空き地には野球する少年たち。「キーン」「カーン」「コーン」。町中のブロック塀が すぐさま反応してしまう。土埃に染まる洋服。どんなプロ野球団の それより、君たちの身体に合うユニフォームだった。


私に とって、『劇団おおたけ産業』が「イメージ・チェンジ」するとは、こういうことである。

「正統派」の夕日丘三丁目を再開発し、ショッピング・モールと高層マンションの「エンタメ」を建設するらしい。

「技量」は 不足気味だろう。

しかし、「エンタメ化」した街にも、私はこの「匂い」を感じたいのである。

毒婦二景「定や、定」「昭和十一年五月十八日の犯罪」

毒婦二景「定や、定」「昭和十一年五月十八日の犯罪」

鵺的(ぬえてき)

小劇場 楽園(東京都)

2014/06/12 (木) ~ 2014/06/23 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

世間を「あっ」と言わせた女の奇妙な対立





売春婦・阿部 定が事件を起こした1936年。当時32歳。女性に選挙権がない時代だから、世間にとってみれば猛烈にセンセーショナルである。

抑圧者としての男と非抑圧者としての女、貞節としての女と本能としての女、情愛と売春など、相互に対立し合う意義をもつ。


『毒婦二景』はAプログラム『定や、定』とBプログラム『昭和十一年五月十八日の犯罪』の長編 同時上演。12日間にわたり、『鵺的』が阿部定を追う。

「その後」の数十年と「事件後」の数日間を描く点において興味深い。普通ならAプログラムとBプログラムが逆転するはずだ。どんな演出意図があるのだろう。


対立し合うのにもかかわらず、阿部定事件は二項対立論が応用できない。「善」と「悪」ではないからだ。


私は50年代以降のソ連演劇に その答えを探求したく思う。

【公式にはソ連社会からは対立が消滅したとされていたので、現実の対立を取り上げるのはタブーであり、残る対立は、善と より大きな善との間の対立だけであった】(『ヨーロッパ現代史―西欧・東欧・ロシア〈2〉戦後欧州社会と東西の動向』
ウォルター ラカー, Walter Laqueur, 訳 加藤 秀治郎, 河原地 英武, 永山 博之, 藤井 浩司, 他
芦書房)


「偏向」かもしれない。しかし、「善」が対立するならば、必ず「勝者」と「敗者」が決まるわけだ。それは真の対立である。

例えば、日本の大阪府立高校の鬼教頭と不良生徒は どうだろうか。「対立関係」に思われるのが一般的だが、むしろ その「暴力性」において「依存関係」であることは明らかだ。
80年代「カウンター・カルチャー」の先導者・尾崎豊。彼は「盗んだバイクで走り出す」のだという。
その歌詞は反権力だが、実のところ、「権力」が絶対的に機能し続けるシステムを認めた延長線上の「反抗」に過ぎず、まるでファザーコンプレックそのものだ。

鬼教頭は どうか。「秩序を守る」というガバナンス・コミットメントにより、一定の権力が教育委員会、校長、教員指導部、保護者、地域住民から非公式に授与される。
つまり、「盗んだバイクで走り出す」生徒が0になれば、あるいは依存しなければ、教師による体罰は ただの「暴力」になってしまう。権力も喪失する。



ソ連演劇の「善と善の対立」は こうした依存関係の否定だ。

私はAプログラムを観劇しようと思う。阿部定と、彼女を生涯にわたり財政支援した男Aとの「奇妙な対立」が その理由である。














骨相学特別篇   Kaleido Fluid

骨相学特別篇 Kaleido Fluid

劇団メリケンギョウル

荻窪小劇場(東京都)

2014/06/06 (金) ~ 2014/06/08 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「想い」で、物理学を塗り替えろ




人は誰しも「タイム・マシーン」を所有している。

こう記載するとシルバー・メッキの精密機械を連想してしまうが、実は「記憶」である。



高田純次 氏も こう述べていた。

「人は思い出の中で過去にタイム・スリップできる」のだと。

単に再現するのなら、Blu-rayのごとく、繊細かつ、高音質に臨場感を得るだけであろう。


なぜ、「記憶」が「タイム・マシーン」か。それは「思考」と「感情」がセットだからである。



「あらすじ」=「ある男のシナプスが光速を超えたとき、現実と空想が逆転する」らしい。


シナプスが電気信号である以上、物理学的に光速を超える速度は 考えづらい。


しかし、高田純次理論上、そのタイム・スリップは可能だ。


毎回、『荻窪小劇場』で公演する劇団。

過去のチラシを拝見すると コギャル女子が表紙を飾っているが…

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

この日を境に何が終わって、何が始まったのか…



歴史に「if」が派生しうるなら、21世紀の大事件は ほぼ「霧」に終わった。


1968ロバート・ケネディ(弟)暗殺は、同氏支持者による混乱を避ける目的で急遽、ホテルの裏口ではなく、レストラン従業員用の通路を利用したためであるし、1989ドイツ東西統一は政府報道官が過労気味だったゆえの誤情報が発端だ。


ニュースの中心人物に蚊が吸い付き、「うっとおしいんですけど」という感情が露わになれば、未来の歴史教科書は一変する。これが「if」だ。「if」とは、軍事バランス、ポリティカル・パワー、大衆世論より、むしろ「人間」の影響下にあるシーソーだ。
我が国の政治においても、「失言」から閣僚が追い込まれると、次の日には「辞任ドミノ現象」が開始されている。その「失言」はクーラーが故障して室内が かなり高温だったことが原因かもしれない。




『劇団チョコレート ケーキ』が1914年6月28日を舞台化する。
それは、「if」ではない。
日澤、古川が 参考文献を買い漁り、新聞記事や実際のインタビューを緻密に再構成した社会派である。
演劇ならではのインクで示せば「ifの人間らしさ」にフォーカスする描写だろう。


しかし、彼らの解釈はセンチメンタリズムではない。役者が歴史の事実を そのまま背に負うファクターであり、退屈な形式論を正当化する演技をしてくれる。

「事実」と「if」


帝国劇場ミュージカル『エリザベート』(東宝)のように、ハプスブルク家の栄光、凋落、悲劇のドラマを描く舞台は煌びやかだ。

だから、私は 進言する。


『劇団チョコレート ケーキ』らしい、灰色がかった社会派エッセンスを、100年前の{オーストリア、ハンガリー、ボスニア・ヘルツェゴビナ}に投影せよ。






鬼泪-キルイ-

鬼泪-キルイ-

ELEGY KING STORE

TACCS1179(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

因縁の英雄…




《鬼》の正体は大衆が恐れる巨人だろう。
戦中プロパガンダの「鬼畜米英」が分かり易い使用例かもしれない。



紹介文にあるとおり、岡山県岡山市の吉備津神社には、《鬼伝説》を示す史跡が散乱する。
例えば、吉備津彦名がその矢を置いたという矢置石、ネタバレになってしまうため詳しくは記載できないが温羅の史跡も残存している。


岡山県観光連盟によれば、「鳴釜神事」という、焚き上げる釜の鳴る音で占う神事があるらしい。


「ジュワー」か、「ブクブク」か…。
もし、この神事に新垣さんのような「ゴーストライター」が潜み、「釜の音」を操作していたとしたら、鬼に申し訳ない…。
そんなことないだろうが。



さて、「《鬼》は弱者なんです逆説」は、演劇界だとそれは通説であろう。

だから、《鬼》のメッセンジャー、新教育概念も期待したいのだが、「アクション・エンターテイメント悲劇!」の一言を、その殺陣で発揮するべきだ。


キャスト陣は20名に及ぶ。





1812

1812

ロデオ★座★ヘヴン

ワーサルシアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

祖国とはなんぞや?




「1812」。


この数字をクラシック・ファンが聴けば、チャイコフスキーの名を答えるだろう。

「大序曲1812年」

1812年、ナポレオンがフランス軍の大隊列を率い、帝政ロシアへ遠征。

しかし、《冬将軍》に味方されたロシア軍は、ついにナポレオンを追いやった。



舞台『1812』がチャイコフスキーの名曲をモチーフとする作品か どうかは知らない。

ただ、歴史史実に基づく、戦意高揚の、スラブ・ナショナリズムを代表するメロディーであり、その点だと《政治》である。


解説文を読んだところ、「国家の独立と血」から逃げない作品だと思う。



「X―QUEST」や「北区AKTSTAGE」は 特徴的な劇団だ。

もっとも、その劇団員が 世界観、作風、思想、技巧を背負う義務はない。
一方、やはり前者は身体パフォーミング(日大芸術学部母体)が期待されるし、後者は つかこうへいの社会派的表現に立脚する。


つまり、この劇団の劇団員が主要キャストを務める情報から、「こういう舞台だろうな」なる空想はできるわけだ。


私はチャイコフスキー・ファンだ。

法律家を志し、やがて音楽家となり、「現代バレエ」を築いたロシア知識人だ。

果たして、「1812」を超え、「ウクライナ情勢」に関与する、そんなアンチテーゼは発揮するのだろうか。


1812

1812

ロデオ★座★ヘヴン

ワーサルシアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

祖国とはなんぞや?




「1812」。


この数字をクラシック・ファンが聴けば、チャイコフスキーの名を答えることだろう。

「大序曲1812年」

1812年、ナポレオンがフランス軍の大隊列を率い、帝政ロシアへ遠征。

しかし、《冬将軍》に味方されたロシア軍は、ついにナポレオンを追いやった。



舞台『1812』がチャイコフスキーの名曲をモチーフとする作品か どうかは知らない。

ただ、歴史史実に基づく、戦意高揚の、スラブ・ナショナリズムを代表するメロディーであり、その点だと《政治》である。


解説文を読んだところ、「国家の独立と血」から逃げない作品だと思う。



「X―QUEST」や「北区AKTSTAGE」は 特徴的な劇団だ。

もっとも、その劇団員が 世界観、作風、思想、技巧を背負う義務はない。
一方、やはり前者は身体パフォーミング(日大芸術学部母体)が期待されるし、後者は つかこうへいの社会派的表現に立脚する。


つまり、この劇団の劇団員が主要キャストを務める情報から、「こういう舞台だろうな」なる空想はできるわけだ。


私はチャイコフスキー・ファンだ。

法律家を志し、やがて音楽家となり、「現代バレエ」を築いたロシア知識人だ。

果たして、「1812」を超え、「ウクライナ情勢」に関与する、そんなアンチテーゼは発揮するのだろうか。


1812

1812

ロデオ★座★ヘヴン

ワーサルシアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

祖国とはなんぞや?




「1812」。


この数字をクラシック・ファンが聴けば、チャイコフスキーの名を答えることだろう。

「大序曲1812年」

1812年、ナポレオンがフランス軍の大隊列を率い、帝政ロシアへ遠征。

しかし、《冬将軍》に味方されたロシア軍は、ついにナポレオンを追いやった。



舞台『1812』がチャイコフスキーの名曲をモチーフとする作品か どうかは知らない。

ただ、歴史史実に基づく、戦意高揚の、スラブ・ナショナリズムを代表するメロディーであり、その点だと《政治》である。


解説文を読んだところ、「国家の独立と血」から逃げない作品だと思う。



「X―QUEST」や「北区AKTSTAGE」は 特徴的な劇団だ。

もっとも、その劇団員が 世界観、作風、思想、技巧を背負う義務はない。
一方、やはり前者は身体パフォーミング(日大芸術学部母体)が期待されるし、後者は つかこうへいの社会派的表現に立脚する。


つまり、この劇団の劇団員が主要キャストを務める情報から、「こういう舞台だろうな」なる空想はできるわけだ。


私はチャイコフスキー・ファンだ。

法律家を志し、やがて音楽家となり、「現代バレエ」を築いたロシア知識人だ。

果たして、「1812」を超え、「ウクライナ情勢」に関与する、そんなアンチテーゼは発揮するのだろうか。


1812

1812

ロデオ★座★ヘヴン

ワーサルシアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

祖国とはなんぞや?




「1812」。


この数字をクラシック・ファンが聴けば、チャイコフスキーの名を答えるだろう。

「大序曲1812年」

1812年、ナポレオンがフランス軍の大隊列を率い、帝政ロシアへ遠征。

しかし、《冬将軍》に味方されたロシア軍は、ついにナポレオンを追いやった。



舞台『1812』がチャイコフスキーの名曲をモチーフとする作品か どうかは知らない。

ただ、歴史史実に基づく、戦意高揚の、スラブ・ナショナリズムを代表するメロディーであり、その点だと《政治》である。


解説文を読んだところ、「国家の独立と血」から逃げない作品だと思う。



「X―QUEST」や「北区AKTSTAGE」は 特徴的な劇団だ。

もっとも、その劇団員が 世界観、作風、思想、技巧を背負う義務はない。
一方、やはり前者は身体パフォーミング(日大芸術学部母体)が期待されるし、後者は つかこうへいの社会派的表現に立脚する。


つまり、この劇団の劇団員が主要キャストを務める情報から、「こういう舞台だろうな」なる空想はできるわけだ。


私はチャイコフスキー・ファンだ。

法律家を志し、やがて音楽家となり、「現代バレエ」を築いたロシア知識人だ。

果たして、「1812」を超え、「ウクライナ情勢」に関与する、そんなアンチテーゼは発揮するのだろうか。


1812

1812

ロデオ★座★ヘヴン

ワーサルシアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

祖国とはなんぞや?




「1812」。


この数字をクラシック・ファンが聴けば、チャイコフスキーの名を答えるだろう。

「大序曲1812年」

1812年、ナポレオンがフランス軍の大隊列を率い、帝政ロシアへ遠征。

しかし、《冬将軍》に味方されたロシア軍は、ついにナポレオンを追いやった。



舞台『1812』がチャイコフスキーの名曲をモチーフとする作品か どうかは知らない。

ただ、歴史史実に基づく、戦意高揚の、スラブ・ナショナリズムを代表するメロディーであり、その点だと《政治》である。


解説文を読んだところ、「国家の独立と血」から逃げない作品だと思う。



「X―QUEST」や「北区AKTSTAGE」は 特徴的な劇団だ。

もっとも、その劇団員が 世界観、作風、思想、技巧を背負う義務はない。
一方、やはり前者は身体パフォーミング(日大芸術学部母体)が期待されるし、後者は つかこうへいの社会派的表現に立脚する。


つまり、この劇団の劇団員が主要キャストを務める情報から、「こういう舞台だろうな」なる空想はできるわけだ。


私はチャイコフスキー・ファンだ。

法律家を志し、やがて音楽家となり、「現代バレエ」を築いたロシア知識人だ。

果たして、「1812」を超え、「ウクライナ情勢」に関与する、そんなアンチテーゼは発揮するのだろうか。


1812

1812

ロデオ★座★ヘヴン

ワーサルシアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

祖国とはなんぞや?




「1812」。


この数字をクラシック・ファンが聴けば、チャイコフスキーの名を答えることだろう。

「大序曲1812年」

1812年、ナポレオンがフランス軍の大隊列を率い、帝政ロシアへ遠征。

しかし、《冬将軍》に味方されたロシア軍は、ついにナポレオンを追いやった。



舞台『1812』がチャイコフスキーの名曲をモチーフとする作品か どうかは知らない。

ただ、歴史史実に基づく、戦意高揚の、スラブ・ナショナリズムを代表するメロディーであり、その点だと《政治》である。


解説文を読んだところ、「国家の独立と血」から逃げない作品だと思う。



「X―QUEST」や「北区AKTSTAGE」は 特徴的な劇団だ。

もっとも、その劇団員が 世界観、作風、思想、技巧を背負う義務はない。
一方、やはり前者は身体パフォーミング(日大芸術学部母体)が期待されるし、後者は つかこうへいの社会派的表現に立脚する。


つまり、この劇団の劇団員が主要キャストを務める情報から、「こういう舞台だろうな」なる空想はできるわけだ。


私はチャイコフスキー・ファンだ。

法律家を志し、やがて音楽家となり、「現代バレエ」を築いたロシア知識人だ。

果たして、「1812」を超え、「ウクライナ情勢」に関与する、そんなアンチテーゼは発揮するのだろうか。


1812

1812

ロデオ★座★ヘヴン

ワーサルシアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

祖国とはなんぞや?




「1812」。


この数字をクラシック・ファンが聴けば、チャイコフスキーの名を答えることだろう。

「大序曲1812年」

1812年、ナポレオンがフランス軍の大隊列を率い、帝政ロシアへ遠征。

しかし、《冬将軍》に味方されたロシア軍は、ついにナポレオンを追いやった。



舞台『1812』がチャイコフスキーの名曲をモチーフとする作品か どうかは知らない。

ただ、歴史史実に基づく、戦意高揚の、スラブ・ナショナリズムを代表するメロディーであり、その点だと《政治》である。


解説文を読んだところ、「国家の独立と血」から逃げない作品だと思う。



「X―QUEST」や「北区AKTSTAGE」は 特徴的な劇団だ。

もっとも、その劇団員が 世界観、作風、思想、技巧を背負う義務はない。
一方、やはり前者は身体パフォーミング(日大芸術学部母体)が期待されるし、後者は つかこうへいの社会派的表現に立脚する。


つまり、この劇団の劇団員が主要キャストを務める情報から、「こういう舞台だろうな」なる空想はできるわけだ。


私はチャイコフスキー・ファンだ。

法律家を志し、やがて音楽家となり、「現代バレエ」を築いたロシア知識人だ。

果たして、「1812」を超え、「ウクライナ情勢」に関与する、そんなアンチテーゼは発揮するのだろうか。


このページのQRコードです。

拡大