1
『天国への登り方』
アマヤドリ
これはフリーパス買って何回も観るべき公演だった(仕事や住所の関係で無理だったけど)。それだけ素晴らしい作品。心に残りました。絶対おススメの一作です。気が早すぎるんだけど,今年度のアワードの上位間違いなし。とても良い観劇時間でした。
2
コマギレ
ラビット番長
さすがラビット番長の将棋作品。まったく隙がありませんでした。最初から最後まで物語の中に引き込まれ,途切れることはありません。オープニングのPGY「自由に歩いて愛して」もテンションが上がります。「コマギレ」というのは,あーいう意味だったんですね。つらい物語ではありますが,つらさや哀しさだけでなく,笑って泣いて楽しめて,ホント感情豊かな物語で,良い芝居,良い観劇時間でした。主演の雪島さら紗さんの熱演,とても素晴らしかったです。もちろん他の方の演技も,人物のキャラが引き立たされており,見事という以外ありませんね。ラビット番長,次回作がまた楽しみです。
3
しだれ咲き サマーストーム
あやめ十八番
とても見応えのある舞台を観た。最初からワクワク感満載で,途中10分間の休憩はあるものの,最後まで緊張感は途切れない。作品,演技,演出,秀逸である。舞台装置も劇場を縦横無尽に使っており,なんとも大きな芝居感が溢れている。作品のオチもとても好みである。あやめ十八番さん,観劇は2作品だけであるが,いずれも質の高い舞台で,今後も注目したくなる期待の劇団である。
4
時代絵巻AsH 其ノ拾伍 『赤心〜せきしん〜』
時代絵巻 AsH
灰衣堂さんの思いに溢れた好作品。家のため,家臣のため,そして甲斐の国の市民のために,個人を捨て,希望を残した生き様は美しささえ思えます。芝居はもとより,受付・入場の接遇の際から,そしてパンフレットには芝居の世界にのめり込むための基礎知識が盛り込まれているなど,いつもながら「おもてなし」の気配りの細やかさ丁寧さには感心します。総合して,とても心地よい観劇時間を演出してくれて,良い観劇となりました。
5
第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』
DULL-COLORED POP
第2部を観劇。演劇的に素晴らしいの一言に尽きる。難い話ではあるが,物語に引き込まれてしまい。最後まで気を抜けなかった。物語,演出,役者さんの演技と熱量,全てにおいて申し分なし。アフタートークでは福島のみならず沖縄の話も出て,とても興味深かった。
6
YELL!
TEAM 6g
最初から物語に引き込まれました。今回も思いの詰まった良い作品。伝わりました。温かいです。演出にもかなりの工夫が施されており,早送りなんかは映像ではよく見るけど,生で観ると凄いですね。感心しました。この劇団さん,とても良いと思っています。
母の気持ちだけはわかりませんでした。
7
Dear...私様
グワィニャオン
祝40回作品です。さすがの再再演だけにまとまっていてよく出来た公演でした。初演も観てるし,再演も観ている。どれが一番とは言い難いけれど,やっぱりお見事です。グワイニャオンさんの公演,時代劇も素晴らしいけれど,自分としてはこれが一番の代表作として,とても印象に残る作品で,今回も観劇できて,とても嬉しかったです。
8
ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
これで4年連続になるか。feblaboのナイゲン。今年もすんげぇ面白かった。もう自分の中では夏の風物詩,ナイゲン観ないと夏が終わらないという感じ。ストーリーはしっかり頭に入っているんだけど,役者さんの個性と熱量,毎年ナイゲンは興奮させられます。今年の議長,監査,そしてどさまわり,それだけじゃなく全員ですね,良かったです。今年,出来ればもう1回,観に行きたいなぁ。絶対おススメの舞台です。
9
肉体だもん・改
劇団ドガドガプラス
初日観劇。いつものことながら,ドガドガ,雰囲気あるなぁ。当然のことながら,あの時代は知らないけど,伝わってきます,こんな時代だったんだろうなって(もちろん,脚色は承知です。)。あと,お姉さんたちがみな色っぽい。ダンスも絢爛で,とても楽しめます。そして,普通の劇場では絶対できないこと。ビールを飲みながらの観劇。とてもリラックスしながら,良い観劇時間を送れました。
10
暁の帝〜朱鳥の乱編〜
Nemeton
チーム「朱」観劇。古典的悲劇に通じるような物語展開はともかく,演技,演出がお見事!全体として見応えのある舞台でした。満足できる舞台。オススメです。