傷は浅いぞ
柿喰う客
東京タワー フットタウン1F 特設ステージ(東京都)
2012/11/09 (金) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
圧巻(笑)
暴風の如くノンストップで、台詞と小ネタと身体表現の嵐。設定はかなり酷いのに爆笑してしまった(笑) 深谷嬢の絶対的な演技と柿の若手3人も遜色ないほど堂々と渡り合ってた。素晴らしいエンタメでしたが、ラストの始末の付け方が、、、、(笑)
幕末スープレックス(東京公演)
劇団子供鉅人
ザムザ阿佐谷(東京都)
2012/10/04 (木) ~ 2012/10/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
胸焼けと疲労困憊したが、観れて良かった♪
感想を書くのを忘れてました。ベタでエロ(下)を全面に出したチャンバラ笑劇ミュージカル。ごった煮感満載のエンタメ見世物芝居でした。でも長い(笑) エエじゃないか躍りを、風営法(ダンス禁止)に絡めてきたり小ネ
タ満載でもありました(笑)
see/saw
Nibroll
ヨコハマ創造都市センター(YCC)(神奈川県)
2012/07/20 (金) ~ 2012/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日と楽日に観劇
上演時間約80分。あらゆる感情....特に哀しみ・痛みがダイレクトに胸を締め付ける...正直心が震えた。キツい。整理できない。観て良かったと心底思う作品。
初日と最終日に観劇したが、個人的には初日の生の手探り感が好きだった。
楽日に観た時は、映像が多くなったり、エキストラの頻度が増していた。
葬列。生花。
楽日は、枯れた花と大量のゴミ。
喫茶室あかねにて。
ホントに、月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2012/09/16 (日) ~ 2012/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
Bチーム観劇。
この企画は短時間なのに、お話の面白さと女優陣の魅力に溢れている。
前回の作品は未見なのですが、キャラ設定は一部踏襲しているようです。
真昼間の四谷荒木町にウルトラマンタロウが鳴り響くw
アナログ
うさぎストライプ
アドリブ小劇場(東京都)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★
うーん
今回のお話は、良く言えば『自由度がある』だが、普通に言えば、物語の構造と設定がペラペラに薄い。それ故映画監督という設定に無理があり、【映画監督】という部分を【パティシエ】でも【花火職人】といった多業種に置き換えても成立してしまう残念な仕上り。
あと演出面でも大まかなメソッドは前の公演と同じで使い回し。
物語のリアリティがない。リアリティがあれば良いという訳ではなけど、全ての要素を集めた上で面白くなければ捨てればいいのでは?あきらかに大まかな物語が決まってて、安い設定をぶち込んだ様な印象。映画監督(助監督だが)を構成する要素が【監督が呼んでます】と【監督に蹴られた】と【脚本】だけじゃ....ちょっと....ね。
例えるなら、【演劇の演出家が役者に対して怒声とともに灰皿投げつける】という素人でも考えつきそうな設定ですよ....。
取材とか設定の肉付けとかは物語を作る上で重要な仕事ではないのでしょうか?ただでさえ、うさぎストライプにはドラマトゥルクがいるんでしょ?前から疑問に思ってるけど、全く機能してないんだよねドラマトゥルクが....
ジャンク・オペラ『ショックヘッド・ピーター ~よいこのえほん~』/『ひつじ』
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2012/09/01 (土) ~ 2012/09/09 (日)公演終了
満足度★★★
結構楽しめました♪
絵本のもじゃもじゃペーターを原作にした音楽劇で、ハンガリーの劇団?の御芝居。
傑作というほどではないが、そこそこ楽しめた。
お話はブラックなユーモアにあふれている。子供に対するDVが激しすぎる(笑) 演技は少し大きめだが、歌は上手かった。
日本の劇団で例えると、
物語演出の印象としては、デス電所をもっとファンタジーにしたような感じ。
舞台美術は、子供距人といったところか。
でも、東京芸術劇場の宣伝コンセプトとして、子供客に観て欲しいと謳ってるわりには、字幕に平仮名を多めにするといった配慮が足りない感じ。子供達は最初こそ親に「アレ何!?」とキャーキャー騒いでいたが、親に怒られたのか、飽きたのか、段々静かになっていって可哀想だったかな。
エッグ
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2012/09/05 (水) ~ 2012/10/28 (日)公演終了
満足度★★★
無題
最初は面白かったのですが、メタ構造?が進行するうちに段々辛くなってしまい集中力が切れてしまった。少し役者の声が届きにくかった印象もあります。マイクは身につけて無いようでしたけど...天井とかに設置してあるのかな?あの広さじゃ、ちょっとキツイかも。
Borrowed Landscape ‒Yokohama#2(横浜借景)
Offsite Dance Project
M/Mグランドセントラルテラス(横浜市西区みなとみらい4-6-2)(神奈川県)
2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
とても面白い企画でした。
上演時間?大体25分。
場所は横浜美術館と道路を隔てたオフィスも入っている商業モール。
参加者は全員ワイヤレスのイヤホーンを装着する。
テキストはシンプル。とても詩的であり、散文的。
音響効果が素晴らしい。
イヤホンからはテキスト・音楽・様々な音が奔流となって流れてくる。
そして見ている光景全てがバーチャルとリアルの境界を浸食していく。
演者はほとんどがダンサーであるが、結構地味な服装な為通行人と溶けあっている。そして通行人全てがエキストラのようでした。
最後、演者やスタッフがイヤホーンを笑顔で無言で回収した時、なぜか悲しくなった。中々文章で表現できない幸せな時間でした。
無差別
柿喰う客
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2012/09/14 (金) ~ 2012/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
お客に西野カナ的な共感を求めない骨太な御芝居?
実質上演時間85分。
評価は★3.5くらいが妥当かもしれないが、演出と役者の演技・身体表現がおもしろかった。
感想は色々書いたのですが2回ともログアウトしてしまいも書く気力が無いです(泣)
中屋敷演出のアングラ劇といった風情。
オーシャンズ・カジノ
北京蝶々
王子小劇場(東京都)
2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★★★
楽しかったです☆
ザ・エンターテイメントという感じで楽しめました。俳優陣も演出もとても良かったと思います。ただお話の内容が薄いというかご都合主義な感じで(苦笑)。もう少し欲望ギラギラで、場面やキャラに癖があっても良かったかなと思います。でも充分楽しめます。
演劇の耐えられない軽さだネッ
毛皮族
スタジオイワト(東京都)
2012/04/12 (木) ~ 2012/04/29 (日)公演終了
Z演目観ました
バカバカしい面白さでした。ですが会場が狭くてお客さんがミッチミチの満員御礼の為息苦しくて途中で具合が悪くなってしまった。退出したくてもできない状況に...パンモロはお腹一杯だから姐さん方早く終わって!!!!!!!と心の中で祈っておりました&十字を切る† 個人的には須藤元気のWORLD ORDERが笑いに壷でした(笑)
色んな意味でしんどかったです(笑)
現在地
チェルフィッチュ
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2012/04/20 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
どう表現したらいいかわからない
言いたい事は何となくわかる気がします。一応未来というかSFテイストにすることで現在の状況から俯瞰させようとしているのかわかりませんが...面白さがわからない。ファンタジーよりは現実的で、現実よりはSF的な感じ??なんだか本当にわからない???
でも美術はさすがだと思いますけど。
奇跡のシーズン 大洋ホエールズ伝
風雲かぼちゃの馬車
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2012/04/19 (木) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
予想外に面白かった。
全くパンフレットを見た事がない劇団でした。普段ならタイトルからして絶対スルーしていたお芝居でした。チェルフィッチュ『現在地』KAAT神奈川芸術劇場大スタジオで開演前から地震の様な嫌な揺れ方をしていて一部の観客がざわざわしていたのですが、岡田利規さんがわざわざ前説で「地震でも、演出でもなく、下のスタジオで激しい公演をしている」(´・ω・`)とちょと困った顔で言っていて、本当に終始揺れていたので興味があって観てみた。
タイトルからは予想もつかない面白いエンターテイメント感あふれるお芝居でした。集団劇ってやる方も見る方もツボというか結構難しいと思うのですが、スポ魂という事に固執しないで、笑いの要素も絡め、元気で威勢の良いエンターテイメントを提供するという姿勢、役者陣を引き立て魅せる演出は好感が持て、1時間45分とても楽しめました。
アンティゴネ/寝盗られ宗介
岡崎藝術座
STスポット(神奈川県)
2012/04/19 (木) ~ 2012/04/24 (火)公演終了
満足度★
面白いのだが...
役者陣は台詞まわしもしっかりしてる。
身体表現も面白いと思う所もある。
道化の人...役者名はわからないがしゃかしゃかしてて面白かった。
70分位で演じきる、『アンティゴネ』と『寝盗られ宗介』という舞台も時代背景も物語も違う話をいつの間にか物語をスイッチさせどんどん融合浸食させる方法はやられたと思うし、面白くもある。
台本は持ってないけど、実験的なリーディングパフォーマンスと捉えた方がいいのかもしれない。
ただ、残念ながらお芝居としては受け付けなかった。逆に今回このお芝居を観て、環境や衣装は重要だということも逆説的に感じた。多分もうこの劇団のお芝居は面白くても見ないと思います。
ジョギリ婦人
芝居流通センターデス電所
「劇」小劇場(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
観やすかった
前回の『STRIKE BACK先輩』よりスプラッターや不条理さが軽減している為か観やすい。行方不明の娘、加害者と思われる男性と被害者家族を軸に展開する。そこに嫉妬やイジメ、都市伝説『ジョギリさん』が絡み合い、ミュージカル風な要素もあって展開する。お話の内容はかなりヒドイがゲラゲラ笑ってしまう。そして切なさと悲しさが残る。ラストシーンの電話はゾクっとした。
絶頂マクベス
柿喰う客
吉祥寺シアター(東京都)
2012/04/14 (土) ~ 2012/04/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
軽快なマクベス
見て損は無いと思います。エンターテイメント全開で90分軽快に展開する。
深谷さんを筆頭に俳優陣も2日目にして高レベルで演じられていて、クオリティが本当に高くて観てて痛快です。それぞれ見せ場があり華がある!俳優個々が自分の見せ場を貪欲に攻めているのが印象に残りました。
葉丸さんと岡田さんは...関西に行くまでには別の何かに変化してるかもしれません。マクベス夫人役の内田亜希子さんも良かったです。
『絶頂マクベス』は前作と比べて台詞・音楽180度違う印象です。それは作品毎に中屋敷さん的コンセプトがあり、このシリーズをこれから上演演出する方向性も見えた感じです。今後も楽しみにしてます。
ミクニヤナイハラプロジェクト vol.6『幸福オンザ道路』
ミクニヤナイハラプロジェクト
横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)
2012/03/22 (木) ~ 2012/03/24 (土)公演終了
アフタートークと朝日新聞夕刊で内容を補完(笑)
ダンスという身体表現で演出してきた方だからなのか、とても言葉に対してシビアであると同時に窮屈な印象も受けてるようで、まともに台詞喋らせて何が面白いだ芝居!という雑に表現すればそういう発想の様です。
事前の予備知識がなくて観覧したのですが物語の内容とかキャラ設定とかほぼ分からず、アフタートークや新聞のインタビュー記事でそういう事なのかと(笑)役者陣は相当な運動量を求めらると同時に烈しい動作をしながらのセリフ回しという苦行を求められます。その為台詞は半分以上聞き取れません(笑)
演出上開場の赤レンガ倉庫が広過ぎたという要因があるのも知れません。
あと体調的要因、岸田國士戯曲賞受賞前後に片頭痛に悩まされて入院されていたようで、準備という面で無理があったのかなと思います。
ただ矢内原美邦さんのキャラは面白かったので、次の作品も興味があります。面白いか?つまらないか?は時の運に任せます(笑)
くちづけ 【閉幕しました/配役発表】
オーストラ・マコンドー
中野スタジオあくとれ(東京都)
2012/04/11 (水) ~ 2012/04/18 (水)公演終了
満足度★★★★
ラストが秀逸!残酷で切ない白雪姫物語
メルヘンです。お伽噺です。でもとても残酷です。
グリム童話の白雪姫物語をベースに『マッチ売りの少女』・『シンデレラ』を絡めて、いつも童話だと気にも留めなかった俗に言う『悪いやつ』の視点からの物語。最後は切なさを感じさせてくれました。とても良かったです。見て損は無いです!
楽日まで怪我無く無事に終わって欲しい。
あと、とても狭い会場なので早めに行ってください(笑)
公演時間100分+アフタートークかライブ?
あと、アフターのイベントやトークも面白い。合わせてご覧ください。
アフタートークの
熱愛報道【ご来場ありがとうございました】
ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
アトリエフォンテーヌ(東京都)
2012/02/24 (金) ~ 2012/02/28 (火)公演終了
ガラスの動物園
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/03/10 (土) ~ 2012/04/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
追憶の物語。儚げな悲しさ。
初日に観覧しましたが役者陣の演技も良くて、暗いお話ですがとても見やすかった。そして舞台美術のセンスも良くてニヤけてしまった。
そして何より演出が面白い!! ダンサーの使い方が絶妙!
プロジェクト大山のダンサー達が舞台風景に段々溶けている様に見えてきて不思議な錯覚に陥ります。役者陣の演技を邪魔せずに存在感を保ちつつ、お芝居の不可欠なピースになっているのが驚きでした。
役者・舞台美術・照明・ダンサー・演出どれを取っても完成度の高いお芝居で、大満足でした。
物語の方はトム(瑛太)に感情移入しすぎて、アマンダにイライラしました(笑)