らいむすとーんの観てきた!クチコミ一覧

601-620件 / 692件中
ドレイク Drake~蒼の塔~

ドレイク Drake~蒼の塔~

TAN-project

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2007/07/26 (木) ~ 2007/07/27 (金)公演終了

満足度★★★★

お見事
『白鳥の湖』を現代ベースにしたオリジナル・ミュージカル。
ホールの特性を活かした演出。
シナリオも照明も音楽も唄もバレエベースのダンスもかなり良かった

強いてあげれば少しロマンを感じさせる雰囲気があっても良かったかも。←抽象的ですね。。。
日程が一般的に行きにくい設定で、次回は少し考えて欲しいな。
それからもっと頻度を上げてコンスタントに公演を続けてして欲しい。
それだけ観たい!ってことです。

ウィキッド

ウィキッド

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

リピート2回目
くせになりそうだ。
いやくせになってる。来週も観るし。観るなら今のうちだ。

シナリオが分かっていてもやっぱり感動してしまう。

アンサンブルは開幕時から多少入替えがあったようだ。

帰り掛けにBW版CDを聴く。けっこう意訳されているなと感じる。
なんか同じことを前にも書いたっけ。

おんわたし

おんわたし

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2007/07/20 (金) ~ 2007/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

まずは星組を。沖縄が舞台
最近テンポの速い作品やとっぴなシナリオの作品を観ていたからか、今回のゆったりとゆるりとした流れがなんとなく物足りなく感じる。
いくつかの劇的なシーンも何かが足りない気がしてならない。なんだろう。それがこの劇団のテイストなのかな。

とかなんとか書きつつも、帰りにはDVDをごっそり購入。
月組は7/26昼に観る予定。

ネタバレBOX

島を出て福岡に行って、挫折して戻ってくる二人のついて、もっと彼らのバックグランドについてシナリオ上で書き込みがあっても良かった。開演の冒頭が、島を出て行く!ってところから始まるのだけど、なんか彼らは希薄で存在意義がない。
カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2007/07/05 (木) ~ 2007/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

初演版(1992年)がDVD化されるとのことです。
NHKに1992年当時の映像があって、NHKエンタープライズから発売になる予定だそうです。ただし詳細は未定。
これは必ず買います、はい。

さて、この夏公演を観るのはこれ2回目。

今日は自分自身のセンサーも調子が良かったか、初回以上に感じ入りました。もう流れ出るにまかせて。涙ってかなりしょっぱいのね。

笑わせるネタが日々少しずつ変っていってるのかな。
いくつも盛られたあの笑いを取るアクションは確かに楽しく面白いのだけど、本作品にはなんかちょっと邪魔な気もする。

青山さんの弾けっぷりがツボでした。だんだん私の中の「青山さん」というイメージが崩れていく(笑)

たまたま行きのエレベータで岡田さつきさんが客演していた『WOMAN』Lemon Live/下北沢 駅前劇場のときの役者さんが一緒でした。
そのときは、んんん?と頭を巡るも思い出せず、席に着いてから気付きました。

MUSICAL「ザ・ヒットパレード ~ショウと私を愛した夫~」

MUSICAL「ザ・ヒットパレード ~ショウと私を愛した夫~」

ワタナベエンターテインメント

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2007/07/10 (火) ~ 2007/07/31 (火)公演終了

満足度★★★

メドレーがお見事
原田泰造のキャスティングが合っていたのかどうかは相変わらず疑問だけど、まぁいいとしますか。

舞台上の後ろの方に音楽隊(ビッグバンド?)
アカペラユニット(?)の RAG FAIR が織り成す唄の数々、ザ・ピーナッツを演じた堀内さんとか、唄はとにかくお見事。ちょっと私には古過ぎて知らない曲も多かったけど。

創立者の渡辺氏の真っ直ぐ前を見据えた姿勢とか、ナベプロの最盛期がどんな時代だったか、その反面抱いていた苦悩とか、それなりの脚色はあるのかもしれないけど、しみじみくるものもあった。

犬目線/握り締めて

犬目線/握り締めて

tsumazuki no ishi

ザ・スズナリ(東京都)

2007/07/19 (木) ~ 2007/07/23 (月)公演終了

満足度★★★

シュールな愛のカタチ?
マチネを観劇。

とりあえずね、あの膝前に余裕もないパイプ椅子、薄い座布団が載ってるとはいえ、2時間半の上演時間はきつかった。

セットは古びた団地(?)の1階。エレベータがあって、倉庫の入り口があって、管理人室があって。床面はやや八百屋なつくり。

出てくる愛のカタチは、一般的にはちょっと避けてとおりたいかなぁと思わせるシュールな質感。

あの機動戦士ネタの連続には目を見張るものがあり。
(私はそのことは全然知らないからツボとまではいかなかったけど)

「犬目線」というタイトルは・・・そんな雰囲気は感じられなかった。
「握り締めて」って、アレを握り締めるとはね・・・^^;

下世話だけど。わざわざギャラがちと高そうな原千晶をキャスティングしなくても良いのでは?

『エリザベート』-愛と死の輪舞(ロンド)-

『エリザベート』-愛と死の輪舞(ロンド)-

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2007/07/06 (金) ~ 2007/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱりエリザベート
各組を一巡して雪組での再演。以前の回のDVDは観たことがあるのだけど、生の宝塚版を観るのは初めて。
テキストにも手が入っていて、フランツに娼婦を逢わせる場面では「宅配を使いましょう」って。宅配だってさ。
トート閣下が途中、シシーの死なせてとの願望をすっぱり断るときの台詞 「死は逃げ場ではない!」。この台詞は前からそうなのかな、ワタシは凄く気になった箇所で、昨今の社会情勢を鑑みて書き込んだものなのかと思った。

宝塚を観ると、あぁ、これぞエンタメ~♪(ほんわか~)という気分になります。

就学前のおちびさんが結構あちこちに居て、上演中ごそごそするのが気になったな。上演中は「動くな」「喋るな」をきちんと躾ておいて欲しい。

天国

天国

ブラジル

ザ・ポケット(東京都)

2007/07/18 (水) ~ 2007/07/22 (日)公演終了

満足度★★★

「天国」???
実はワタシ、ここに出てくるような寮暮らしの工員の経験あり。期間工ではないけど。
現場→飯/呑み→寮→寝る→現場・・・。そして工員たちが足を運ぶ小さな呑み屋。←これが舞台セット。

世間で、あまり明かりのあたらない空間を取り上げた作品。

車のボンネットを開けてみてください。そこには実は濃厚なエピソードを持つ人たちの過去と思いが詰まっているんです。

ネタバレBOX

期間工員と呑み屋の若女将に、ありえねーだろってほどのエピソードが盛り沢山。
リアルに考えると、あとはヘルスが必須だよねぇ。

金、金、金!の綺麗な女将。過去に人殺しに不本意にも荷担した男たち。きゃつを追う弟。男児好きの元野球選手。実は男とカミングアウトするモデル体形の女工員。←こいけけいこの出ている作品をこのところちょくちょく目にしてるなぁ。
結局、女と金なんですな。
1 peanut

1 peanut

THEATER Nuts PROJECT

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2007/07/17 (火) ~ 2007/07/18 (水)公演終了

満足度★★★

エンタメ入門
CONVOYのずっと小さい版とでもいうかな。
各分野の融合、なんてものを目指していたらしいが、中途半端なれど一応「コラボレーション」にはなっていたかな。
本作が、第一作目で、「1 peanut」。ピーナット。
次作で無事に、ピーナッツ(複数形)になりますように!

廃校/366.0【後日譚】

廃校/366.0【後日譚】

NEVER LOSE

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2007/07/18 (水) ~ 2007/07/22 (日)公演終了

満足度★★★

アフタートークイベントが豪華
アフタートークイベントのゲスト(約30分程度)。
NEVER LOSE主宰の谷本氏と作・演出の片山氏に下記ゲストが参加。
司会が良くて、かなり突っ込んだ話が聞けますし、客席からの質問タイムもあったりして充実。
・7/18(水)夜 鳴海康平(第七劇場)
・7/19(木)夜 横田修(タテヨコ企画)、小池竹見(双数姉妹)
・7/20(金)夜 遠藤貴志(GOOFY'S HOLIDAY)
・7/21(土)昼 倉迫康史(Ort-d.d)
・7/21(土)夜 寂光根隅的父(双身機関)
司会:矢野靖人(shelf)

公演チケットを持っていればどのトークイベントにも参加できます、とかならないかなぁ(願望)

舞台の内容は、廃校となった中学校の366日後の晩を描いたもの。

夜中に学校に忍び込むケンジと、ケンジを心配して集まった妻や仲間たち。ケンジは、なにかに囚われて学校に来てしまったようだ。
1年前の廃校式典で殺害されてしまったケンジの妹、トシコが幽霊として登場。
ケンジにはその姿が見える。ケンジはトシコに妹という枠を越えた想いがあったようだ。そしてトシコの教え子の中学生(やはり幽霊)。
そして珍入者;霊感があるとかいう三人組み。
最後に廃校後の学校に「管理」という名のもと未だしがみついているコウイチ。

ケンジとトシコは、宮沢賢治と彼の亡き妹の存在が投影されているそうな(アフタートークから)

今日が東京公演の初日らしいが、とにかく客入りが・・・・・・。

サロン

サロン

劇団フライングステージ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2007/07/12 (木) ~ 2007/07/17 (火)公演終了

満足度★★★★

私の知らない世界
サロンって、今でもどこかにありそうな話。
私の知らない世界を垣間見ることができたようで面白かった。
演技も自然で、ほんものなのかしら?と。

田舎の女子高生ってあんなに順応性があるものかな?

勢いで前々作のDVDを買ってしまいました。

小さなお茶会

小さなお茶会

空想組曲

王子小劇場(東京都)

2007/07/13 (金) ~ 2007/07/17 (火)公演終了

満足度★★★

strange
一言でいうと「ストレンジ」・・・これは舞台中にも出てくる台詞。
喫茶店という地を中心に繋がる、コーヒーのとてもいい香とは別次元で個性豊かな愛の形が何本かの糸で延びていく。
ユニット名が空想組曲というだけのことはある。
小さなお茶会、という作品タイトルはマッチしている?いないかも。

聞くところによると、これでも今回の作品は従来に比べて重みが取れているそうで。私はけっこう満腹になった。

私は偶然恵まれた座席だったけど、座った位置によってはかなり演技を見づらかったのではないかと。

歌姫

歌姫

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2007/07/11 (水) ~ 2007/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

もう少しで泣くところであった
それを邪魔したのは、隣の客席。
前説で、飲食するな、おしゃべりするな、というのを笑って聞いておきながら、やってるやんけ!客の質がややおかしいです。
よりによってクライマックスで2度もゴトンとモノを落とす客席。

それはさておき、この作品、通算3度目の再演だそうで、充実したシナリオになっています。ヒロインはとってもキュート。でもあの時代設定で茶髪にあの髪型ってありえないでしょうに。どうなの?
とっぴなキャラの役があって笑いを誘い、主役のアドリブタイムで爆笑を誘い、通わぬ淡い恋心では涙を誘い、かなり濃い内容です。

有料のプログラムの大きさが一般的なA4サイズではなく、かなり大きいです。うちの本棚には入らないのできっと何度か目を通してゴミ箱行きでしょう。何か理由があって大きなサイズなのでしょうが、客側のあとあとのことも考慮して欲しいものです。それから、役者のプロフィールくらい載せましょうよ。

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2007/07/05 (木) ~ 2007/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

やはり涙が溢れ
先日、別の劇団の公演でシナリオは予習済み。

お互いの心が散り散りに離れた生活を送ってきた家族、年に一度の夏の家族キャンプの企画で何かが起こる。

ちょうど今まっさかりの話題を取り込んだ小ネタ・コントもどきがあちこちに入っているのだけど、ちょっと邪魔かも。

来週もまた観ます。

ウィキッド

ウィキッド

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

2階席、良いです
相変わらずの四季「母音法」がここにも生きてます。よくもわるくも・・・。

2階席からの眺めは、天井付近の装置や猿たちを眺める上で、とても良好です。

開演冒頭の猿の動きからしてなかなかうまいものです。
沼尾グリンダの「ブロンド」さ加減もうまいものです。(BW版で"ブロンド"という箇所があります。日本版では"おバカ"と訳されてます)

「オズの魔法使い」の"良い魔女"と"悪い魔女"の生まれた経緯から"悪い魔女"が水に解けてしまったその少しあとまでを追ったスピンオフ版みたいなもの。グリンダとエルフィの二人の感情の動きとその行動の行方は興味深いです。

「Popular」と「Wonderful」の訳詞には少々がっかり。

2幕で、まさか涙することになるとは思ってもいませんでした。

東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』

東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』

東宝

帝国劇場(東京都)

2007/06/08 (金) ~ 2007/08/27 (月)公演終了

満足度★★★★

石川禅マリウスx島田歌穂エポニーヌ、おそるべし
このキャスティングを初見だったこともあり感激の嵐。
スペシャルキャストとして出てくるだけの見ごたえのある演技です。
(このSPキャストの分だけで3公演通いました)

社長放浪記

社長放浪記

オルテ企画

本多劇場(東京都)

2007/06/25 (月) ~ 2007/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

期待を裏切らない、お見事な喜劇。初心者も是非!
当日券も多数出る→補助席とおざぶ。なので前売りが買えなかった人も是非どうぞ。

三谷幸喜の本は素直に笑ってしまうよう計算された設計書、施工する役者陣は百戦錬磨のコメディの達人が揃い、アドリブだって何でもこなし、ほんとに可笑しく面白い。
そして後半にしみじみ感をかもし出すシーンがありハッピーエンディングへと続く。

特急小江戸近松心中膝栗毛

特急小江戸近松心中膝栗毛

くろいぬパレード

劇場MOMO(東京都)

2007/07/05 (木) ~ 2007/07/16 (月)公演終了

満足度★★★

大衆演劇の劇団裏が舞台に
どたばたの中にもつかず離れずの人情話がてんこもり。

関係ないのだけどね、小さな蜘蛛がね、舞台センター、客席との間あたりの上からつーっと客目線くらいの高さまで降りてきていて、ちょっとそっちに気を取られた^^;

アロハ色のヒーロー/カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

アロハ色のヒーロー/カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

劇団軌跡

TACCS1179(東京都)

2007/07/05 (木) ~ 2007/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』
実は本家キャラメルボックスの公演の予習として観に行ったのですが、琴線に触れること数多。話の筋は分かりました。この劇団での『カレッジ・~』も小さな劇場の空間でうまく展開されていて良いと思います。客席でもすすり泣きの音があちこちから聞こえてきました。

第一回岸田理生アバンギャルドフェスティバル

第一回岸田理生アバンギャルドフェスティバル

こまばアゴラ劇場

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/06/26 (火) ~ 2007/07/08 (日)公演終了

『ソラ・ハヌル・ランギット』
不思議空間。すみませんがワタシには理解不能・・・汗
相当のツウ向きです。
本作には評価も入れません。

この回には『吸血鬼』の演出/出演の諏訪部仁さんもおみえでした。

このページのQRコードです。

拡大