みゆきっちょむの観てきた!クチコミ一覧

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再演とプレビュー(本公演ないかも。)

再演とプレビュー(本公演ないかも。)

ハイバイ

アトリエヘリコプター(東京都)

2007/07/24 (火) ~ 2007/08/05 (日)公演終了

ハイバイの魅力。
何とも嘘っぽい、おもしろさ。
というか、現実みのないドロドロがどろっとあふれる魅力なのか。
ハイバイをはじめて見るのがプレビュー公演だったので、いまいちよくつかめなかったのだけれど。

若葉さんと内田さんがすごい。
山田さんと、あと坊主のひともすごい。

是非本公演を見てみたいです。

mrs,mr.japanease

mrs,mr.japanease

快快

王子小劇場(東京都)

2007/07/25 (水) ~ 2007/07/30 (月)公演終了

満足度★★★★

もうものすごくかっこいい。
『俺は人間』以来、ずっと都合が合わずに見られなかったのだけど、
彼らはものすごくセンスがいい。

自分たちでみんな作る。
見合って、ぎりぎりまで、小屋はいってからもつくって、
照明くんがまたアーティストで。

ただかっこいいことするだけじゃなくて、
ちゃんと言いたいことがすとんとお客さんに伝わるようになっていてびっくり。

今、見なきゃ!
ぜひたくさんの人にみてほしいです。

おんわたし

おんわたし

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2007/07/20 (金) ~ 2007/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

生きてきた中で一番泣いたお芝居
伝えたいものとか、
お客さんに与えたいと思ったりするのが、
演劇をやる上で今はあんまり重視されていないと思うのです。
それも、突飛で、あたらしいものが求められていて、
いや、そういうものも見たいし、やりたいし、つくっていくのも大切だと思うけど、
でも久々にこういう、ふつうに、とてもすてきなお話を
丁寧に丁寧に紡いで、伝えてもらったのがうれしくて
まっすぐに心に響いて
パンフレットのうえにぽたぽたぽたぽた涙がこぼれて
隣の人に迷惑なんじゃないかなって言うくらい泣きました。

幸せな気分で帰れました。

天国

天国

ブラジル

ザ・ポケット(東京都)

2007/07/18 (水) ~ 2007/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

とてもうまい
お話がとても上手。
役者さんがとても上手。
演劇っぽい演劇なんだけど、すごく大事にお話を描いていて、とっても好感がもてました。
欲を言うと、わたしはもっと泣きたい。

女優陣のうつくしさにもあっぱれでした。
主役の男の人が、非常に好きでした。

はいざら小町

はいざら小町

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2007/06/27 (水) ~ 2007/07/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

なぜ今まで見たことがなかったのかしら
とっても大好きでした。
なんと言っても板垣さんがステキ。
あと、今回で菊川朝子さんに惚れました。
かっこいい女性、女の子が好きな女の子。ステキステキ。

舞台美術から、照明から、ものすごく演出の行き届いた作品で、
ラストは思うさま感動させられ、泣かせられてしまいました。
ものすっごくかっこいい、ラスト。
涙がつぅ、と流れるのを、思いっきり胸苦しくなりながらみました。

笑いあり、涙あり。
これは演劇の王道なんじゃないかしら。

これからも見に行き続ける劇団だと思います。
自分のところと本番が重ならないことを願うばかりです。

はなとゆめ

はなとゆめ

はなとゆめ

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2007/06/29 (金) ~ 2007/07/01 (日)公演終了

満足度

ベターポーズが非常に楽しみになりました。
ベターポーズの吉原朱美さんが非常にすてきでした。
ベターポーズの解散公演・・・想像しただけで身震い。
こういうテイストの王道をしかと目撃しようと固く決心。

フライヤーがとっても好きだったし、好きな感じの役者さんがたくさんだったので、ずっと見たくて、見たくて、期待していました。
劇場に入るとこれまたステキな舞台美術でさらに期待しました。

しかし。
こういう見せ方は嫌いじゃないのですが、どうも役者陣がちぐはぐすぎ。
こういう恥ずかしい見せ方こそ、世界にどっぷりつからないと楽しめないと思うのだけど、嘘がたくさん見えてしまって残念。

見終わってから知ったのですが、演出はまだ10代なんですってね!
なるほど・・・
これからがんばっていってほしいです。

媚励(ビレ)

媚励(ビレ)

乞局

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

役者力。
とっても素敵な役者さんばかりでした。
伊東さんに、みんなが魅かれているのがひしひし伝わってきました。
魅了されました。

後味の悪さが売りだとすると、ものたりなかったのかしら。ラストかなー?

別れの唄

別れの唄

青年団国際演劇交流プロジェクト

シアタートラム(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

じわじわと切なくなったり、感動したりする
実力派だ。

私たちは普段、なんでもないことばを奇跡的に素敵にする、という方法でお芝居を作っていたりする。
平田さんの今回の作品は、もともとよく使われる格言を非常に奇跡的にしみじみ染み入る、みたいなシーンがあって。
それがものすごく力を見せ付けられた、けどアザトくはひとつもなくて、すごい。

台本が本当におもしろい。
いやーー、見に行ってよかったです。

ネタバレBOX

『人生はうまくいかないことのほうが多い』みたいなことばが、すとーーーーーんときた。
ことばの力って、演出の力って偉大。
頂戴

頂戴

蜻蛉玉

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/03/28 (水) ~ 2007/04/02 (月)公演終了

満足度★★★★★

なみだが駄々漏れました
島林さんのことばが、刺さって離してくれなくて包んでくれて、
どうしようもなく泣きました。
せつない、せつない、どうしようもない。
おんなのひとじゃなければ、絶対にかけない作品。
すっごい素敵。

蜻蛉玉を見たのは2度目ですが、やっぱり私だいすきです。



ネタバレBOX


おんなのこのエゴ(言葉はわるいけど、きっとこれがいちばんしっくりくることば)が切なくてどうしようもなくて、
私は大好きなのだけど。

男性が見たらどんな感想を抱くのかしらと、とても興味があります。
狂想のユニオン

狂想のユニオン

イキウメ

吉祥寺シアター(東京都)

2007/03/16 (金) ~ 2007/03/21 (水)公演終了

役者が大きく見える。
イキウメの役者陣は、強烈です。
すごく上手い。魅力的。とってもだいすきです。特に岩本さんと浜田さんがだいすき。客演でしたが、有川さんも素敵でした。

イキウメに初めてであったのは『図書的人生』でした。
そこから3連続で見ているのですが、どんどん作風が変わってきている感じを受けます。
前川さんの脚本はすごい力だと思うし、訳者陣もものすごい力なのだけど、なぜか引力が足りない感じが否めなかったです。箱が大きかったかしら、2時間の中にものすごい情報量がつまっているので頑張ってみないといけないのです。
いつもならそれでものめりこめてみるのだけど、今回は私のコンディションがわるかったのやも。
でも本当にカッコイイシーンを作り出すんだ、イキウメは。やっぱりだいすきですわ。

次回はコンディション整えて、見に行きます。

きみをあらいながせ

きみをあらいながせ

COLLOL

王子小劇場(東京都)

2007/03/09 (金) ~ 2007/03/13 (火)公演終了

みてきました。
きれいなシーンがいくつか。
舞台美術はとってもかわいらしくて、生命力のある、女の情念でした。
すっごいかわいい。
音響さんも素敵な方で、まるで演奏者でした。生音、というか、演劇って総合芸術なのよね、と再認識。すてき。コラボ。

ただ、物語好きなわたしとしては、もっとばしんとくるものが欲しかった。
これからに期待です。

むかしここは沼だった。しろく

むかしここは沼だった。しろく

劇団八時半

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/03/07 (水) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

悲しいときは100%悲しいわけじゃない。
↑アフタートークで鈴江さんが言っていたことば。

思い出を思い出すときに、人はその時の周りの状況とか音とかを一緒に思い出していきます。
でも実は、周りの音とか情報がやたらと美化されています。
実際その思い出が起こっていたその瞬間は、情けないこととか、美しくないものとか、美しく保存するために蓋をしたいようなことがおこっていたのです。

だから、演劇のシーンを作るときも鈴江さんは浸り過ぎない。
絶対きれいなセリフをナルシズムにしてしまわない。
そのバランスを大切にしているのがものすごく伝わってきて、謙虚で、ものすごく感動してしまいました。
鈴江さんのかく言葉が、お芝居が大好きだと実感しました。
要所要所で泣きっぱなしでした。


笑顔の砦

笑顔の砦

庭劇団ペニノ

駅前劇場(東京都)

2007/02/22 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぼたぼた泣いた
初めてペニノをみました。
丁寧に編み上げられた日常が愛おしくて涙が出た。
映像じゃ出来ない、演劇だからできるもの。演劇ってなんてすてきなの

いや、これは毎回観に行きたいです。
ものすごく満足。
マメ山田さんがものすっごいキュートでした!

ナイス・エイジ

ナイス・エイジ

ナイロン100℃

世田谷パブリックシアター(東京都)

2006/12/09 (土) ~ 2006/12/24 (日)公演終了

かっこよさ120%
一番後ろの補助席でしたが、
ものすごい役者のパワーがここまでとどく!と感激。
初演のほうがいいという評価が多くて、初演が気になって仕方ないですが。
かっこいい場転にぞくぞくしてました


銀髪

銀髪

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2007/01/24 (水) ~ 2007/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

チョウソンハと伊東沙穂がスゴイ!
ひょっとこ乱舞のすごいところは、
ものすごい量のセリフをあきもさせずに聞かせきるところ。
チョウソンハの長台詞を成立させるのは、チョウソンハの話芸と伊東沙穂の聞き芸だ!
敬称略だ!
セリフを言葉にしながら、役者の感情が高まっていくのと、お客さんの感情が高まっていくのが同時。
その人の見ている感じている世界に連れて行ってもらえる。
だからものすごく泣けてしまうのです。

小さな小屋でしか見たことがなかったので、少し不安だったのですが、
そんな不安を吹き飛ばす、ものっすごい素敵な作品でした。

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