
対ゲキだヨ !全員集合
MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)
せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)
2015/10/02 (金) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
結局新潟行ってから・・
翌日仙台行ってみてきました。下北やめて(苦笑
ちなみにその新潟行ったときえんとつシアターのビルに用事があったんだけど、新潟と比べても仙台の会場の異様なアクセスの悪さ・・最寄りのJRの駅まで歩いて30分かかった(苦笑
12月の東西線が開通するまでここに来ることは無さそうな・・
でも、会場の雰囲気は良かった。子どもとかわりといっぱいいて。
自分が観たのはラストがコトリ会議だったんだけど、笑ったりして舞台が終わった時に隣に座っていたちびっ子(男子)とニヤリと目があった。・・・コイツ、分かってんのか?みたいな(笑
短距離とか含めこのまま来年アゴラ持ってくるのかなぁ・・?

トワイライト
維新派
曽爾村健民運動場(奈良県)
2015/09/19 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
隼別皇子
曽爾と聞いてほかの人が何を思い浮かべるかな・・と思ったりもするんだけど、自分はわりとこの古事記のアイドル隼別皇子が殺された山中というところなのかなぁ・・伊勢に逃れようとして。
自分は何をトチ狂ったのか「どっかの山から駆け下りて維新派の会場までケモノ道っぽい道も含めて走り抜けて観れば最高なんじゃないか?」と思い、曽爾高原よりもうチョイ上の山に入山料500円也を払って登って、維新派の会場に目星をつけ(会場はちょっと下の入山料がぎりぎりかかんないとこからのほうが見やすいかも)そこから一気に・・駆け下りたいとこだけど、ちびっ子とかいてゆっくり歩き、意外と時間に余裕があったので温泉とビールを経て、そこから走って会場まで・・と思ったら最後が割りと期待していたケモノ道っぽくって焦った(苦笑 どっち行ったら良いか分からない二又道とかあって間違えると間にあわなそうみたいなとこも含め。でもテンションをあげるために倒木とかを飛びぬけて走っていった(また怪我したらかあちゃんゴメンと思いつつ(苦笑
時間がないかと思ったけど天気が良かったせいか意外と余裕だったんでもっと手前の落合あたりから山に入っても良かった。
維新派も見なれてきたせいか、どういう風に観れば物語が楽しめるかわかってきたので、予習がガッツリはまった(個人的に)時には凄く良い。東京ではやっぱりこの旅行感は難しい。池袋?30分で直通で着くよ。雨降ったら家の目の前からバスで恵比寿乗り換えでいこかみたいなのはちょっと維新派ぽくないかもなぁ
ちなみに舞台の途中、亀山峠を飛ぶカッコいいハヤブサ(だと思うんだけど)の姿を見てたことを思い出して、(曽爾は観光地だけど)古事記の世界に一瞬触れた気がしたのを思い出した。できょうこれから九州に舟で黒潮を遡ってみようかと。きのうみたいに天気よくないみたいだけど(苦笑
ちなみに会場は寒いけど、見る前に温泉はいればそんな寒くないですたぶん。

その頬、熱線に焼かれ
On7
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/09/10 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★
感動した
素晴らしい・・でも、そこでこの作品のすべてを評価してしまって良いのか。
前回のサリ氏という女性演出家から、男性の作家、演出家に変わった。
話のところどころに引っかかるところがあった、けど、全体の勢いを削ぐところはなかった。
女性の役者ゆえなのか、目線の隅々まで演技の意図、想いが漲っている。
だからこそ、なのか、頭の中で台詞を台本に並び替えていくと、この見事に完成された演出的配置の中に男性的な想像力の匂いを感じ取ってしまう。
それを、作り事の世界をひと時現出させる演劇的な要素として納得するのか、それとも女性的なリアリティの欠如と見るのか、迷うところ・・
でもこの目線から漲る女性的な熱量(嫉妬・渇望・喪失感を含む)と、台詞から匂い立つ男性的なロマンティシズム。このコラージュ、ある意味原爆乙女のケロイドと女性の美しい肌のコラージュと重ね合わせられなくもない。でもならばこそ、物語の中にこの目線と夢想とを幾何学的に美しく配置して、原爆乙女の魂の美しさを星座のように照らしても良かった気がする。
ル・クレジオが来日の際言っていたんだけど、文学というのはかつて存在した美しい魂を言葉の伽藍のなかに再配置すること云々・・そういう意味ではこのコラージュに一ひねりの遊びがあるとなおよかった気も・・

果てまでの旅
玉田企画
アトリエ春風舎(東京都)
2015/09/05 (土) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
初演も観たけど
何度見ても面白い。
一見洟垂れた厨房のようだけど、
気配を消した(気になった)戦国武将のように幅30cmの隙間にそっと身を隠すように座るところとか、流行んないかな~♨

あんなに愛しあったのに~津南町大倉雪覆工篇
指輪ホテル(YUBIWA Hotel)
大倉スノーシェッド(新潟県)
2015/09/05 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★
行ったけど・・
当日券が手に入らなくって見れなかった(苦笑
でも、狭い町なんで見てきた人から感想を聞くことができた。
まず、金曜日の試演会を見てきた人から。
「6時に始まって8時くらいに終わった。長かった。子どもたちからも長い長いという声が上がっていたなぁ・・」
ただしスノードームを歩いていくのでそれぞれの見る時間は違うと思う、というただしがついて。
そりゃそうだよなぁ・・会場から歩いて15分のバス停の終バスが7時40分(ただし走るのは信濃川の東岸で、西岸へのアクセスは悪い)。終電も過ぎていて辺りは真っ暗。こんな時間に歩いていたら車に乗ったお年寄りがびっくりする時間。
そういうことも考えると、上演時間70分くらいが適当のような気がするが・・・
幸い、チケットは手に入らなかったものの受付の外から上演の様子を少し見ることができた。
出だしは10分ほど。
出演者が信濃川のそばで生まれたことを少し話していた。
それで10分ほど。まだ物語は始まっていない。
そこから歩き出す。100mほど行ったんだろうか。王様が出てきたところから物語が始まったようだ。
そこから先はちょっと聞こえなくなっていた。・・ざっと20分くらい?
トンネルの長さが1kmほどだから、これを7~80分にまとめると10分100mちょい。前々日2倍の尺だったものを歩きながらまとめるのはちょいきつくないかな・・?
翌日、別の観てきた人の感想が聞けた。
「・・登場人物が多すぎて良くわからなかった」
そりゃそうかもなぁ。
普段、演劇的読解力に長けた首都圏にいると感覚がマヒしてしまいがちだけど、演劇にそれほど触れたことない人たちが、パイロット版で二倍の尺だったものを濃縮して、それをさらに歩きながら鑑賞するのはちょっとキツイかもしれない。
自分が実際に鑑賞したら、それとはまったく別の感想を持ったかもしれないけれど(苦笑
でも、正直これほど率直な感想が聞けると思わなかったんで。
実際のところ、こういうの「見てきた」に書くのどうかなぁ・・という気もしたんだけれども、10~20分とはいえ見聞きしたのは確かだし、自分もセロ二アス・モンクの演奏を換気扇ごしに聞いたケルアックの感想の方がしっかりしたシートで聞いたであろう批評家の意見よりずっと印象に残っているっていうのと、自分自身しっかり演劇を見て感想を書くのも、他の人の感想を読むのにも若干飽きてきた(ツイッターの方が気楽だし)というのと、帰りの電車の中で頭の中でちょっと整理してみたら割と推理小説っぽくてちょっと時間つぶしに読むには良いんじゃないかという気もして書いてみました。
せっかく津南まで行って宿泊したんだしね。
ちなみに☆2つは20分ほど見聞きしたんで☆2つで特に深い意味はありません(苦笑

【追加公演決定!】本当はバンドやりたかった
劇団献身
RAFT(東京都)
2015/08/07 (金) ~ 2015/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
25億円強盗
フジ(ロック)に行く途中でグンマで川遊びでもしながら思いついたにしては長すぎる。
でもサカナクション見るよりこっちのコントの方が好きかも(苦笑
全然関係ないかもしれないけど、今は無きオレンジコートでライブが終わった後で横になってみた月のこととかを下らないかもしんない歌を聞いて思い出したりとか。
にしても広井氏演じるルパンが凄すぎる(笑
普通25億円あったら高崎のライブハウスでコントやるために甲子園のタイムの練習をするんだろうか?
そもそも高崎って何があるんだろうか?
今年もちょっと降りてみようかと一瞬思って車窓を眺めてて結局気づいたら降り損ねたよ。
ネットで調べたらイオンがあるらしい。
でもイオンの話はいっこもなかった。
でもなんで中野区のムツゴロウさんちにルパンできて高崎なんだろう?
そんなことを劇場のすぐ近所のスーパーで買った長野県の道の駅から運んできたゆうプチトマトを帰りのバスの中で齧りながら考えた。

率いて
ナカゴー
ムーブ町屋(4階)ハイビジョンルーム(東京都)
2015/07/25 (土) ~ 2015/08/08 (土)公演終了

パフォーマ70 HONMOKU
Offsite Dance Project
HONMOKU AREA-2(旧マイカル本牧の映画館跡)(神奈川県)
2015/07/31 (金) ~ 2015/08/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
本牧
は良い町(笑
Aプロ観てきました。
旧マイカルの古いアメリカ映画にでも出てきそうなカラフルな劇場で、ほんの少し前衛なダンス?
あとでまたちょっと・・これからこんどは葉山に・・本牧は横浜より中華街からバスに乗った方が早いなぁ・・やっぱ。

彼らの敵
ミナモザ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/07/25 (土) ~ 2015/08/04 (火)公演終了
満足度★★★★
前も見たけど
今回の方が動きがずっとスムーズになったような・・
事件のことに集中するだけじゃなく、
作者のたぶん好きな題材(泥臭くてガムシャラな男、狡い大人の男、誠実だが非力な男など)が十全に出たショーケース的な作品としての魅力がよく出ていると思う。
役者が目まぐるしく何役もやっているのも、
何気なく世界基準に合っている。
週間文春とんでもねぇ、だけじゃなく、マスコミなんてみんな元からこんなもんだ。
面白ければ良いんだよ。
そんな弱肉強食の、剣をペンに持ち替えただけのバトルフィールドでペンに負けてカメラを手に取ってアルゼンチンのサッカーよろしく「犬のように」走り回る男。
食うには困らないが、今よりずっと死に近かった国での夢のように美しかった風景が忘れられない。
それもまた男性的というべきなのか(苦笑

第23回王子落語会
花まる学習会王子小劇場
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/07/21 (火) ~ 2015/07/21 (火)公演終了

古事記 ふることふみ
MONT★SUCHT
パラボリカ・ビス(東京都)
2015/06/19 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
古事記
・・というと、前半部分とか、今でいうところの集団的自衛権で朝鮮半島で日本軍が人口比でいうところの今の自衛隊と同じか数倍の人間が戦死したとかそれ以降実は唐軍に侵略されたんじゃね?(無防備だったからね)とか、そういったあたりに衆目が集まるところだけど、今回の史劇はそういったところも前半部の授業で踏まえつつ、古墳でおなじみ(自分も周りをまわったことある!)の仁徳天皇とそれを取り巻く少年少女たちに焦点を集めているところが良い。
服も、日本的というよりむしろオリエント風なところに、この時代の日本の貴族階級とでもいえる人々のルーツが大陸にあるというところを暗示してて良い。
卓越した技量を持ちながら、自分の異母兄弟のほとんどが悲惨な死を遂げる仁徳天皇の数奇な運命にも強く惹かれる。
古代というと現在日本の統一感を増すための単なる道具になりつつある昨今、こういった千数百年前の天皇に反逆して殺されてしまったパンクな少年少女たちをフューチャーした史劇が上演されたところにもちょっと感動した。

朗読とディスカッション・フィリップ・レーレ戯曲『もの(Das Ding)』綿の一生の物語
東京ドイツ文化センター(ゲーテ・インスティトゥート)
東京ドイツ文化センター図書館 (2階)(東京都)
2015/05/17 (日) ~ 2015/05/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
凄く刺激的
台本だけみると凄く固い物語のようなんだが、リーディングと現地での映像を観ると作品のスピード感とユーモアが伝わってくる。
3時間弱と想像以上に長かったけど、勉強になる瞬間の連続だった。
なかなか本公演を打てない人も、こういった形を取れば気軽に雰囲気を伝えることができるという意味でも勉強になったんでは?
でもそれは脚本や演出が非常にオリジナリティに溢れている場合の話だけど・・

百々幌エレクトリックタワー
演劇企画ユニット「11」
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/05/14 (木) ~ 2015/05/17 (日)公演終了
満足度★★★★
2時間半ちかくあったけど・・
飽きずに楽しく見られた。
最初の方の軍事国家の話がちょっと分かりずらかったのが残念。
でも、やりたいことをやりたいようにやっているせいか、若い劇団なのに割とカラーが出ていた。
それがとてもいいと思う。

居坐りのひ
N₂
RAFT(東京都)
2015/05/11 (月) ~ 2015/05/12 (火)公演終了
満足度★★★★
試演だったせいか・・
ちょっと分かりずらい所もあったけれど、俳優(というかダンサーに近いのか?)の掛け合いの個性というのは分かったように思う。
関西とか四国とかって、シンプルだけど個性のある動きをする人が多いからなぁ・・

1人芝居『てのひらの夜/とみこのむすこ』
浅見臣樹1人企画
風みどり(新中野)(東京都)
2015/05/16 (土) ~ 2015/05/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
時間が空いたんで
日曜日に観ようかとも思ってたんだけど、急遽立ち見も覚悟して当日で行ったら普通に座れた(苦笑
以前から名前は聞いてたんだけど、風みどり@新中野という場所に初めて行った。
行ってみてびっくり。自分がわりと昔から良く歩くところだった。
中野ブロードウェーに寄った後西新宿のカレー屋に行く前によく新中野まで行って、このあたりもぶらぶらしたりするんでこの小屋の前も何回か通った通ったことがあるはずなんだが、全然記憶がなかった(歩くルートを見て人間のレベルが分かるなぁ
もっと向こうかと思って思わず通り過ぎそうになるところで店内に席が並んであるのを発見して、受付の人に聞いてやっとわかった。
中に入ると思った以上にオンボロ。気に入った!(苦笑
最近立派な劇場に行く頻度が増えてて演劇に対する愛が冷めかけていたところだった。
立派な劇場でサイリウムを首から下げた中年に囲まれて涙を流しながらスタンディングオベーションしてるくらいなら土管のある原っぱで踊ってた方がマシだ。
トイレの前の手洗いがモゲてて大丈夫かと思う。
開演したっぽいのに役者(=主役)がなかなか出てこなくて不安に拍車をかける。
誰か手洗いくらい直してやれよ。
配管工のバイトの経験が無くてもネットで取説くらいあると思うんだが。手洗いの。

幕が上がる
パルコ・プロデュース
Zeppブルーシアター六本木(東京都)
2015/05/01 (金) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★
二時間・・
ちょっと長いような・・
物語としてみると、ちょっと無駄なパーツが見える気が・・出演者の輝きでカバーする仕組みなんだろうか。
身体能力の高さ?を見せる意味では舞台美術でさりげなく廊下を歩いたり走ったりする生徒の様子がちらと見えるセットが良いと思った。
でもそれならもっと廊下を長くしても良いんじゃないかとも思った。
ちなみに、これは学校のことがサッパリ描かれていないけど女子高?なのかと一瞬思った(家に帰ってネットで調べるまで分からなかった)。逆に共学なのにここまで男性が全く出てこない設定を見てみんな奇妙だと思わなかったんだろうか?
ちなみに男性アイドルくらいしか知らない自分には誰がももクロか分からなかった・・(苦笑
家に帰ってネットで調べてようやく分かりました・・いまだに名前ははっきり区別できてないんですが。
舞台でスタンディングオベーションなんてほとんどお目にかからない自分にはどこら辺がスタンディングなのかはよくわからなかった。
確かに演技という意味では、観る前から予想はしていたんだけど、井上みなみ氏や坂倉花奈氏なんかの演技が別によく演技を目にするという贔屓的なアレを除いたつもりでも桁違いだというのは一目瞭然だと思った。
だからこそ「なんで?」って思っちゃうんだよなぁ・・
とてもいい作品だとは思ったんだけど、六本木駅からの遠さを考えると、もう少しライトでも良いんじゃないかと思った。

あっち無為て本意
無隣館若手自主企画 vol.9 キムラ企画
アトリエ春風舎(東京都)
2015/04/03 (金) ~ 2015/04/05 (日)公演終了
満足度★★★★
坂倉奈津子氏あっての・・
という感じの舞台だったなぁ・・
青年団系の役者というとみんな異常なくらい器用にすべてをこなすという印象だけど、気のせいかこの人だけちょっと違うというか・・
何ていえばいいんだかわからないけど、
そのために作られた60分という感じがした。
「何考えてんだかわかんない女優」と、ある意味ちょっと華のある男優(串尾一輝氏)と、体力のある男優(苦笑
の、ある意味トライアスロンな演技をさらっと見れるのはなかなか・・
これで75分だったらちょっと思ったかもしれないけど。

アダムの肋骨
劇団肋骨蜜柑同好会
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/04/01 (水) ~ 2015/04/05 (日)公演終了
満足度★★★★
肋骨
とかけた「最後の晩餐」という展開はオタクっぽいけれど秀逸(だがエヴァをちょっとおもいだしてしまうが
ただ、他の人も書いているけれど女性12人を引き付けるという男の魅力が見えないのがちょっと残念(苦笑
こういうのは脚本に書けるものじゃなく、出演者が稽古する中でアドリブで作った空気感を劇場に持ち込むのが望ましいように思えるので(脚本家が頭の中で組み立てた「魅力」が役者に微妙にずれた為に削除されたのではないかと思ってしまう)そういう意味では少し複雑な脚本の消化に出演者が追われたためではないかと邪推してしまった(苦笑
もう少し時間を掛ければ、個性の全く違った女優が12人もいただけに12色の魅力を男優に与えることは簡単だったのではないかと思えるだけに余計に残念(こういうのは男性が考えるんじゃなく女優たちが組み立てた理想を物語を壊さない範囲で男優に仕草やものの考え方で与えるのが最適だと思う
去年の王子の演劇祭では男女逆だったけどしっかりできていたのになぁ・・

顔面☆物語
天ぷら銀河
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2015/04/04 (土) ~ 2015/04/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
多摩美(上野毛)での公演なんかと比べると
訳わかんなさは変わらないけど、やっぱ会場が狭いからかちょっと疾走感が足りなかったのが残念かも。
でも、多摩美伝統?(推測だけど)の気持ち悪さと無意味なテンションの高さとか死とかが絡み合っていく感じが変わらず確認できたのはよかった(笑
「なんだこりゃ?」感は否定しようにも否定しきれないけど(苦笑
二時間を眠気を催さずに(自分は)やたらと高いテンションと決して明るくはないストーリーと誇大妄想気味な設定で引っ張ったのは確かに凄い。
・・まぁ体力をかなり削られるから、このあと「神々の黄昏」なんかを見に行くのは難しいけれど(苦笑
かっこいい音楽を聴きながらちょっと体を動かすくらいはできたかなー♨

高校演劇サミット2014
高校演劇サミット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/03/27 (金) ~ 2015/03/29 (日)公演終了
満足度★★★★
もうちょっとコンパクトにまとまると・・
3公演見てみました。
どれも面白かったけど、成蹊はちょっとまとまりが悪かったかも・・。
甲府南もその点はちょっと同じだけど、女子高生たちの動きを出すための演出がなかなか考えられていた感。
暁星は最後の方がよかったけど、もう少し見せどころを絞って描いた方が良いかも。