ちゃたらーの観てきた!クチコミ一覧

21-40件 / 253件中
ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/07/18 (水) ~ 2012/08/01 (水)公演終了

満足度★★★★★

面白かった
ずっとクスクス笑ってみていたのですが、笑いながらも二人の小学生とその家族が切なく愛しく感じられました。
津川父も、ダメ男だけれど好きです。


しかし、一番感動したのはアフタートークで、岩井さんが府中の生涯学習センターで演劇講座を受けていたという事実です。(そこかい)
私も府中生涯学習センター利用しています。

ネタバレBOX

「観客の察する力を育てる芝居」って橋本さんの台詞、名言だと思いました。
今度から、そういう芝居に当たった時は、観客として察する力を試されているんだと思うようにします。

また悪だくみをしているのね

また悪だくみをしているのね

電動夏子安置システム

シアターKASSAI(東京都)

2012/08/07 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

ああ、勘違い
ここまで勘違いが重なるものだろうか! の勘違い・すれ違いがてんこ盛り。
無理があるかな? のギリギリのところで見せてくれました。
とても面白かったです。

役者の皆さんも、キャラが立っていて魅力的。
特にお手伝いの二宮さんと教子奥様の会話には、ずっと笑わせていただきました。
豪邸の江島邸の各部屋が、出入りするドアを変えることでひとつ場所で演じられるのも、違和感なく見られて良かったです。

上演台本買いましたら、「おまけのページ」がことのほか面白かったです。

ネタバレBOX

ただ、最後に三橋由子を騙った女性の正体がはっきりしないことだけが、一点モヤモヤしました。
上演台本に書いてないかなと思いましたが、やっぱりわかりませんでした。
家政婦の伊藤さんがクローゼットに押し込まれていたとしたら、由子を騙った女性を(記憶が無くなるほど)殴ったり縛ったりしたのは誰でしょうか。
弘だとしても、その理由がわかりません。
こういうことを気にしてしまうのが、私の悪い癖です。

ああ、誰か教えてほしい。
銀色の蛸は五番目の手で握手する

銀色の蛸は五番目の手で握手する

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

相変わらず面白い
正当な笑いと、ブラックな笑いと、泣かせる展開に、溢れるサービス精神。
ポップンマッシュルームチキン野郎を観るのはこれで6作目ですが、一つのパターンが出来上がっていると感じました。
過去、ブラックが強かったり泣きが強かったりで、やや私の好みには合わない作品もありましたが、これはバランスがとれていたと思います。

役者さん達みんなに、お客を楽しませたいという「お・も・て・な・し」の心が感じられました。それは、観劇後のロビーにも溢れていて、今年の観劇納めがこの芝居でよかったと思いました。

パンフレットは2000円で、劇団四季なみ!(に高い・笑)と思いましたが、とても読み応えがありました。これは2000円の価値ありです。

ネタバレBOX

しかし、パンフレットの袋とじを開いてしまったがために、置き場所に困る物になりました。

サッカーシーンよかったです。解説も笑えました。
「ふわーっとした感じのフォーメーション」とか、思いがけないツボがあって聞き逃さないように必死。

実名がバンバン出て来るキョーレツなネタもいいのですが、だれも気付かなそうなセカチューパロなんかも笑えました。

高橋ゆきさんが初の美人役というのにも、感慨深いものがありました。
杉岡あきこさんにも、いつかフツーの人の役を!

性病はなによりの証拠

性病はなによりの証拠

ブラジル

王子小劇場(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった
登場人物のキャラが立っていて、たたみこむような会話で、かなり笑わせてもらいました。

ずっと笑って見ていましたが、観終わった後には「あたりまえの生活ができることって幸せなんだなあ」と思わせてくれる芝居でした。

ネタバレBOX

遭難したときのリアリティは、確かに無かったけれど、そのシチュエーションコメディだと思って見たらかなり面白かったです。
(私は、演劇的な笑いにこだわってなくって、漫才的な笑いも好きだから)
お約束の展開も、好みでした。
ビールや食べ物の話が続くところは、くどかったかな。
他人が口から吐いた汚げなものを、顔に受け止める役者魂に萌え。
幻聴が『渚のバルコニー』というのも、個人的にツボ。アラフォーが一番楽しかった時代の曲だと思う。
祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】

祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2012/12/09 (日) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

百年の秘密に続いて
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの力作。観てよかったです。
4時間という時間を飽きさせずに見せる、本も映像もセットも役者も素晴らしいと思いました。

やっぱり犬山イヌコさん大好き。大倉孝二さんも好き。
生瀬さんもナルシーも花さんも、みんなみんなよかった。
ホント贅沢なお芝居でした。
蜷川版も楽しみですv

ネタバレBOX

たくさん人物が出ていましたがみんな主役っぽくて、ひとつひとつの出来事が、ジグソーパズルのようにつながって、壮大な絵が出来上がる。
そんな感じを受けました。
なので、ドンガラスが作るジグソーパズルの「最後の1ピースがはまらない」という話が、象徴的でした。
この芝居のラストシーン、みんながみんな神話的に収まるところに収まったのに、ひとりだけ浮いているドン・ガラスにいびつなピースの悲しさを見ました。
『ダンパチ10』&『ロボット三姉妹』

『ダンパチ10』&『ロボット三姉妹』

ショーGEKI

「劇」小劇場(東京都)

2012/07/10 (火) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

「ダンパチ10」を見ました
ダンナと2人で行ったのですが、最初から最後まで大笑いして、その後下北沢の串揚げ屋で、ダンパチネタで楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございました。
前半と後半で全く違うネタをやるというので、なんとか後半に行けないか日程調整模索しています。

もう10回目なんですね。今まで知らなかったことが残念。
来年もぜひ伺いたいです。

鈴木とーるさんの表情は、しばらく頭から離れません。
大阪でもがんばってきてください。

ネタバレBOX

しょっぱなの、役者ならではのカツゼツネタ、良かったです。
そこから掴まれ、最後の「男らしいしりとり」まで、本当に楽しかったです。

終わった後、隣の席の若者二人が、
「なんか男らしいものでも食べに行くか~」と話していたのも楽しかったです。
まさにお祭り気分でした。

無差別

無差別

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2012/09/14 (金) ~ 2012/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

よかった。
面白かったです。
上演時間は77分とアナウンスがありましたが、私が見たときも90分近くあったように思います。
上演後のアフタートークで中屋敷さんが
「この芝居で見せていることが自分の意見ではない。見る人がどう感じるか。脚本・演出として表現していることを、全て正しいとは思っていないし全て間違っているわけでもない」という感じのことを(メモとってないので正確じゃありません)言っていたのが、すとんと腑に落ちました。

差別の反対が平等ではなくて無差別だというオチも、ワタシ的に腑に落ちました。

これ以上重くなったらたぶん苦手だろうなと言う手前あたりで楽しめました。

照明器具にぐるりと囲まれた円形のステージは、私には太鼓の上か何かに見えたのですが、斎場、俗人を阻む結界に守られた祭祀儀式を行う場所だったんですね。

前から3列目だったので7人の役者さんの魅力的な表情が間近で見られて、グイグイ惹きつけられました。
七味まゆ味さんと深谷由梨香さんが大好きなのですが、葉丸あすかさんの健気さにもグッときましたし、大村わたるさんには笑わせていただきました。

ありがとうございました。

ネタバレBOX

アフタートークでの話。

中屋敷さんが俳優として自分が出演した理由を
「実際にいるであろう神様の天神様を出し原爆を扱うからには、自分が引き受けないと行けないと思った」
と言ったとき、なぜだか感動してしまいました。

そして、余談ですが「赤穂浪士を(大石親子以外で)三人言えますか」と舞台から尋ねられたとき、勇気が出ず手を上げられなかったのが心残り。
(一瞬あげようかと思ったんだ。目の前だったし。)
『大江戸鍋TV』のAKR47(笑)のおかげで堀部安兵衛、原惣右衛門(井深くん♪)はもちろん、大高源吾も片岡源五右衛門も岡野金右衛門もいえたのになぁ。
中屋敷さんと会話?するチャンスをのがしてしまった。くうっ。
スピンドクター

スピンドクター

劇団 東京フェスティバル

OFF OFFシアター(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

☆7つ
見終わった後は、ハードカバーの本一冊を読み終わった後のような、良質な2時間映画を見終わった後のような、ここちよい興奮と感動に包まれていました。たった90分だったんですよね。すごい充実感でした。

90分の中に、情報操作と隠蔽をテーマに、政治スキャンダルや日本のエネルギー問題などたくさんの情報が詰め込まれていて、それでいて分かりやすくて置いて行かれない、これってすごいことだと思います。
脚本が、しっかりしているからでしょう。
そして、その脚本を生かす、役者さんたちがすばらしかったからでしょう。
いいものを見させていただきました。
ありがとうございます。

個人的に☆7つくらいつけたい大満足のお芝居でした。

ネタバレBOX

情報操作・情報隠蔽をテーマに、ハラハラする展開を、きれいに大団円にまとめながら、最後の最後にどんでん返し。
どんでん返しの瞬間、お~っと頭の中で唸りました。
メリーメリークリスマスがカッコいい!

カッコいいというと、女性総理の矢代朝子さんが終始とっても素敵でした。美人で知的で、迫力あって。
新人ライターの女の子と最初に名刺交換する時には「どうも」的にあしらっていたのが、最後に「あなたも記者でしょ」と呼びかけたところなど、本筋とはあまり関係ないのですが、女性としてすごく感動しました。
あんなボスになら私もついていきたい!

とてもよくできた脚本で、観終わった後大興奮でした。
きたむらけんじさんのお名前は今回初めて知りましたが(初心者なんですみません)、次も絶対に見たいです。

ふくすけ

ふくすけ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

大満足
ラッキーにも前から3列目で観ることができたので、圧倒的な迫力にしびれました。
(ミスミ役の松尾さんに「ここらへんのお客さんはチケット取るので精一杯だから」 とおねだりを免除されました。)

奇形とか売春とかエセ教祖とか、普通に生活している中ではあまり見たくないようなところに鮮やかに光を当てて、派手でキッチュで、私的には楽しいお芝居でした。
前作を知る人から「コクーンで毒が抜けた」という感想を聞いたのですが、私的にはこれでよかったと思います。
これ以上、毒が強くなったら笑えなかったと思うので。
(そもそも笑う芝居じゃないって話もありますが)

多部ちゃんがとにかく可愛い。大竹しのぶさんも魅力的。
阿部さんも古田さんも大好きなのですが、他の役者さんも素敵で、豪華なお芝居に大満足。

前作見てない強みでしょうか。


古田さんのラストのシーンは、むちゃくちゃカッコよくて鳥肌ものでした。
終わってもしばらく 「歓喜の歌」が頭をグルグルしていました。

ネタバレBOX

第二幕の開始前に、コクーンの制服を着た男性が「携帯電話のアラームや音の出る電子機器うんぬん、前のめりのご観劇は後ろのお客様のご迷惑うんぬん」の注意をしていたのですが、いつものヤツだと思って下向いてチラシ読んでいたんですよ。そしたら、その男性が「それでは第二幕開演いたします」と言ってそのまま舞台に上がったのです。
役者だったんだー!!団長役の町田水城さん??
ちゃんと見ておけばよかった。

二月大歌舞伎

二月大歌舞伎

松竹

新橋演舞場(東京都)

2012/02/02 (木) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日昼の部
六代目勘九郎、襲名公演行ってきました。
初日だったから、ハプニングが続出。
鳴神で坊主のひとりがトンボに失敗して鼻血まみれのまま芝居を続けたり、土蜘蛛の糸が信じられないほどに絡まったり。
けれども、勘九郎は立派でした。同じ代の若手の中でも頭一つ抜きんでた印象です。
土蜘蛛では大幹部の太郎冠者次郎冠者がごちそうでした。
仁左衛門さんの次郎冠者なんて、こういう場で無いとみられませんからね。

その仁左衛門さんの河内山、よかったです。
河内山というと吉右衛門さんの印象がつよいのですが、仁左衛門さんも素敵でした。
仁左衛門さんの口から「江戸っ子は気が短いんでぇっ」とか言われると、新鮮(笑)

終演時間が、初日だから10分押してしまって、16時10分でした。
その後、16時30分に開けられたのかなと心配です。
しかし、通常でも30分しか間がないんですよね。めいっぱいやっていただいてありがたいです。
某花形が2時間くらいしかやらなかったのを思い出しました。

杮葺落六月大歌舞伎

杮葺落六月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2013/06/03 (月) ~ 2013/06/29 (土)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽 第三部
ネタバレ欄は完全に自分用です。
すごい失礼なこと書いているけど、全ての役者に私なりの愛があります。
(そう思えないと思うけど・笑) 
許せないひとは見ないでくださいね。見ても知らんふりしてくださいね。

ネタバレBOX

①良くも悪くも予想通りの海老蔵 

観る前から「下手くそだけれど綺麗だろう」と思っていたけど、その通りだった。下手くそ加減は予想の上を行っていた。けど、やっぱり顔は綺麗だ。
出端の踊りはなかなか見応えあった。うん。3階からだから顔しか見れてないけど。

②福山かつぎより喧嘩っ早い揚巻 

福助の揚巻が酷かったよ。これも薄々予想通りっちゃそうだけど、前に新橋で見た時はも少しましだったと思ったのだが。千秋楽だから?たがが外れたの?
花道の登場から大トラだし、悪態ではどこの極妻ですか と。
あそこは「悪態の初音」と言うだけあって、聡明で思慮深い揚巻が助六を庇って「生まれて初めて」悪口を言いますよという場面。なのに福助の揚巻の喧嘩上等ぷり。啖呵切りなれてるだろーお前!
いろんなところから失笑が漏れていた。これ、初日からこうだったのか??

③あの米吉がすんげー美人に

並び傾城の登場場面。一番手は壱太郎、化粧が濃くって怖い。前はもっと可愛かったのに、最近TVによく出るようになったけどチヤホヤされて何か勘違いしているんじゃないかしら。オバちゃん心配よ。
新悟、品はあるんだけど痩せすぎ痩せすぎ。ほっぺたに綿詰めたらどうかしら宍戸錠みたいに。
尾上右近、彼もますます顔長くなっちゃって、この間の必殺仕事人2013で今さら解禁しなくていい女形を見せてくれた獅堂そっくり。
と、オペラグラス覗いて辛辣なことをツラツラ思っていましたら、
『誰あの美人?!』
驚いたよ米吉。中村米吉。ぶっちゃけ子役の時はどうにも頭悪そうな顔で、そのうち素で一条大蔵卿できるわ(前半のみ)とか思っていたのに、こんなに白塗りが似合う愛らしい顔になっていたとは。
芝居もうまくなってくれたらいいなー。
で、米吉に見惚れていたので、児太郎の粗はほとんど気になりませんでした。昔の破壊力を思えば、おとなしくなったもんだ児太郎。

④やっぱり通人里暁はおいしい役

三津五郎さんの通人里暁、笑った笑った。間がいい。当世風ネタというのもちゃんと入ってる。
助六に股くぐりを命じられて「じぇじぇ!」
「いつくぐるの。今でしょ!」
くぐるときの消臭剤はこのところお約束。
続いて、白酒売り菊五郎さんにも股ぁくぐれと言われて、
「再びのじぇじぇじぇ!」ちゃんと「じぇ」の回数を増やしている。
で、ブツブツ言いながらも「このお方の奥様はふじさん(富司純子)。富士山と言えば、世界遺産登録、おめでとうございます!」(ここで大拍手)「めでたい、めでたいからくぐっちゃいましょくぐりましょ」と股くぐり、花道に向かいながら「股くぐりのダブルヘッダー、こんなことめったにないよ。めったにないから、つぶやいちゃおう」とスマホ出して花道の七三で操作。会場爆笑。
「つぶやいたついでに海老蔵さんのブログも見ちゃおう」またまた爆笑。

普通千秋楽は嬉しいものです。

やはり今日はさみしい…

って、本当に海老蔵の6/29のアメブロ原文ママを読み上げて「千秋楽まで本当によく勤めましたね。十二代目さぞや」と亡き團十郎さんに触れ、会場割れんばかりの拍手。大盛り上がり。
「でも、歌舞伎座興行は七月も八月も九月も続くからよろしくね」とお約束通り御贔屓お願いしながら、退場。うまいなぁミツ。

⑤役者がそろっていて華やかで良かった

三津五郎さんの里暁について書いてたら疲れちゃった。そんなこんなで菊五郎さんの白酒売り、吉右衛門さんのくわんぺら、七之助の白玉、菊之助の福山かつぎいろいろよかったです。こういう役者の揃った助六はめったに見られないだろうから、見て良かった。
次あるとしたら福助の歌右衛門襲名の時かなー。するのかなー襲名。
けつあごのゴメス【全公演終演しました!!たくさんのご来場ありがとうございました!!!!】

けつあごのゴメス【全公演終演しました!!たくさんのご来場ありがとうございました!!!!】

劇団鋼鉄村松

ザ・ポケット(東京都)

2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

なるほど!
ここを書こうとやってきて、下のぱち太さんのタイトルを見て膝を打ちました。
「哀しみのコルドバ」 なんかデジャヴあると思ったら、ミネちゃんとマイマイで観た星組のあれだー!(笑)
って、どこかにそういうことが書いてあったんですか?
知りませんでしたが、すごく納得しました。

ワタシ的にはとても面白かったです。
本格闘牛グランドロマンと言うだけあって、ちゃんと愛の話になっていました。それがドロドロと絡み合っていて、宝塚と昼メロと70年代少女漫画のミックスジュースぽくって美味しかった。
ところどころ古いネタが混ざるのも、ワタシ的にはツボ。
(ワタシ的にはを二度も連呼したのは、いくらかマニアックだと思うから)

山本タカさんの演出はスタイリッシュでカッコよかった。
男くさいグランドロマン。紅一点の小山まりあさんが可愛らしくて光っていました。

ネタバレBOX

その彼女が、よく考えたら結構ひどい奴(笑)というのもワタシ的にはツボだったんで、最後、変に感動的に盛り上がっちゃったのがむしろ残念 みたいな。
最後の最後に兄がひょっこり帰ってきて、牛はやっぱり牛だったみたいなオチの方が好みです。←ない。

一つだけ気になったのは、ネコに対する扱いがひどい。ぬいぐるみでも可哀想。公演終わったら、供養してくださいね。
蒲田行進曲

蒲田行進曲

ファントマ

シアターKASSAI(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

どっちもサイコーでした!
有楽町ルミネに並ぶのを止め、マチネで「熱血」バージョン、ソワレで「狂乱(妖乱)」バージョンを見ました。結果的に大満足です!

初見だったので、先に「熱血」を見たのはよかったと思いました。
まずは、「熱血」で、役者ひとりひとりのクオリティがどれだけ高いかを知らされた上で、おバカパロディ満載の「狂乱」を楽しむ。ワタシ的に正解でした。
本当に楽しかったです。

全ての役者さんが、すごく魅力的で、誰を見ていいかわからないほどでした。
伊藤えん魔さんなんて、写真だけ見たら『タダの太ったオッサン』なんですが、舞台に立つと、ものすごくカッコよく見えるんです!
初めて新感線で古田新太さんを見た時と似たような驚きがありました。
大阪の劇団なので、東京に次に来るのは「春あたり」とのことでしたが、次回も絶対見に行きます!

『惑星ボーイズ』のDVD買ったので、これから見るのが楽しみです。

いいお芝居をありがとうございました。

ネタバレBOX

両方のバージョンでヤスを演じた行澤孝さんは、つかこうへいの描いた、情けなくて健気で馬鹿で哀愁漂う(散らす?)ヤスそのものでした。
二つのバージョンで、微妙に違う台詞を言うのは大変でしょうに、「狂乱」バージョンでも真面目なところではキッチリ本筋の蒲田行進曲に戻していました。

「熱血」で銀ちゃん、「狂乱」で橘役の藤元英樹さんは、殺陣がすばらしく上手で、キメポーズがいちいち決まってました。かっこよかったです。あれなら銀ちゃんの非道ぶりも許せる感じ。最後、階段落ちを止めてくれと監督や橘に頼むところでは、愛を感じてグッときました。顔も大きくて迫力あり、昔の日本の役者顔です。あっこれ、ほめてるつもりです。

「熱血」の橘、田渕法明さんは、「狂乱」では小夏。ヒロインです。
先に橘を見ていて良かったです。小夏があまりに可愛らしく女の子らしいので、橘を見てなかったら、普通にスタジ○ライ○的な役者さんなのかと思うところでした。
プライドの高い歌舞伎役者の御曹司から小夏への変化が見事でした。

佐藤正宏さんも宮都謹次さんも良い味出ていました。
佐藤さんでは、世界的有名な日本の監督クイズのボタンを押すまでの一人芝居、宮都さんではラグビーの先輩の場面と、本筋とあまり関係ない場面で、すごく笑わせていただきました。
芝居の中で、ああいう場面が成功するかどうかって、ものすごく大事だと思うのです。
他にも安心して笑える場面が、(狂乱はもちろん熱血の中にも)たくさんあって、秀逸なエンターテイメントでした。


そしてそして、最後に美津乃あわさん!ラブ!!
昼間に「熱血」の小夏を見たときから、気になって気になって。美しかったり、健気だったり、上手だったり、気になる理由はあると思うのですが、それ以外にもなんだかとても心が惹かれる。
なんなんだろう?とよくわからないまま、お昼のアンケートにも「美津乃あわさんのファンになりました」と唐突に告白したのですが、ソワレで「狂乱(妖乱)」の銀ちゃんを見たときにわかりました。

ヅカ追っかけ歴20年(少なくサバ読み中)の私は、美津乃あわさんの持つヅカヅカしいオーラに惹かれていたのですね。
オスカルのパロが出て来たときにはどうしようかと思いました。どうもできないけれど。
よく見たら、アイラインとつけまつげが『本当の目よりも2ミリ上』という、メイクも素敵なヅカメイク。死に際のアンドレ(行澤孝さん)のセリフで「化粧落としたら誰もわからなくて」とか言われていましたね(笑)

ベルばらのパロだけでも見せたい友達がいっぱいいます。
もちろん、全部見て欲しいけど。とにかく面白かったです。
まだ間に合うから、みんな池袋に駆けつけて!!
『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

【熱狂】観劇
狂気というのは、ある種、美しいものだなと感じました。
「熱狂」というタイトルが、ここまでハマっているとは。お見事。
熱い男達は、魅力的です。
本来こめらているテーマとは多分かなりズレたところで感動しました。

ネタバレBOX

ぶっちゃけ私は、男というのは結局「戦ってナンボ、勝ち取ってナンボ」と思っているふしがあり、最近よく見る「出世興味ありません喧嘩嫌いですボク草食系男子なんで」とかいう奴には「ケッ」と(わざわざ口に出してまで)罵りたくなるんです。
なので、この舞台に登場した男達の熱っぽさは、とても好みでした。
私利私欲にまみれた男も、嘘つきの二枚舌男も、軍隊好き単細胞男も、みんなカッコよかったです。
そんな中で、もっとも輝いていたヒトラー西尾さん。最初に登場したときから涙目で、椅子に座るとオカマ座り(もちろんヒトラーの人となりを表わす演出ですが、ちょうど向かい側の客席にいた女性が大股開きで座っていたのが気になってたので、あまりに対照的でした・笑)で、神経質な手の動きなど、全く男らしくはないのですが、いえむしろ女々しいのですが、そんな彼の持つ狂気はとても魅力的に見えました。

いかんなー、その時代にいたら、私も進んでナチ党員だな。

しかし、一見美しくも見えた狂気が、その後どんな爪痕を歴史に残すか、私たちは知っているわけです。
そこまで含めて、切なく感動させていただきました。

ありがとうございました。


平成中村座 十一月大歌舞伎

平成中村座 十一月大歌舞伎

松竹

隅田公園内 特設会場(東京都)

2011/11/01 (火) ~ 2011/11/26 (土)公演終了

満足度★★★★★

さすが中村座
初日2日目に行ってきました。
すごーく良かったです。
役者も良かったし、平成中村座という小屋の雰囲気も良かった。
とても楽しめました。

一つ一つの感想は、興味ある人だけブログでお願いします。ネタバレで。

筋書きは1500円。対談あり解説あり、そのうえ巻末に付録ありで、お得感あり。毎月買うといいことあります。
トイレもたくさんありました。これでもかって言うくらい。幕間、慌てなくても大丈夫です。
お弁当は950~1500円くらいで、小屋の外で販売していました。

歌舞伎見たこと無いという人、ここでは「幕見」もあります。
一度見てみても良いと思います。
小さい小屋で雰囲気あるし、お芝居の迫力もあります。

ネタバレBOX

ブログで感想↓
時間のある人だけご覧いただければ幸いです。

http://ameblo.jp/imacoco2010/entry-11064464676.html


平成中村座 十二月大歌舞伎

平成中村座 十二月大歌舞伎

松竹

隅田公園内 仮設劇場 (東京都)

2011/12/02 (金) ~ 2011/12/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

おすすめの夜の部
中では、「関の扉」が特に素晴らしかった。
勘太郎の関守と菊之助の小町桜の精。凄味が感じられました。最後幕引きでは私も隣の女性も立ち上がらんばかりに(立ちませんよ)拍手を送り、終わったとたん同時に「良かったですねー!」と興奮して互いに呼びかけていました。
前半の七之助も可憐で美しくて、目の保養でしたが、菊之助を見た後だと、ちょっと線が細すぎかな。体型じゃなくってね。
それにしても、菊之助はそのあとの「松浦の太鼓」での立役も決まっていましたし、かなり楽しみな役者になりました。
勘太郎の踊りは前から安定していますが、ここでも素晴らしかった。
このコンビこれからも観たいです。

夜の部は、この「関の扉」のほか、早変りや曲書きが見どころの「葛の葉」、十二月らしい赤穂浪士もの「松浦の太鼓」と、演目がそろっていますので、お勧めです。

ネタバレBOX

「葛の葉」
この演目、最後に葛の葉が舞台いっぱいの障子に、
「恋しくば尋ねきてみよ和泉なる信田の森のうら美葛の葉」
と歌を曲書きするのが見所の一つ。
曲書きというのは、下から逆に文字を書いたり、筆を左手に持ち替えて表裏逆の裏字を書いたり、子どもを抱いて口にくわえて書いたりというもの。
そのたびに、前の席の人たちが「まあー」「うわー」と感嘆の声をあげていて、なんだか嬉しくなりました。あれ、ちゃんと役者さんが書いているんですよ。
扇雀さんのお手は、まあ、なんというか・・・・・・この日の字は「うら美葛の葉」あたりでは、かなりやっちゃった感が溢れていましたが(笑)、相当難しいですよね。子どもだっこして口で書くんだもの。見てるだけなら何とでもいえる。

「松浦の太鼓」
これは、とにかく勘三郎が可愛かった。
勘三郎もわかってやってますね。きっと。おれ、ラブリーさが売り。

この役は吉右衛門さんの方がニンだし、吉右衛門さんだと可愛いだけじゃなくって大らかで懐の広いところも見せてくれるから、最後の「ほめてやれ」で、ジーンとするんですが(なにしろ浪士達はこれから切腹だもの)、この日のお殿さまはとにかく浮かれっぱなし。
最後に「ここでだしたか!」の平成中村座お約束の仕掛け(舞台の後ろぶっこ抜いてスカイツリーを見せる)もあり、とにかく万歳万歳で明るい幕切れ。
それもあっての、勘三郎の松浦様ですね。

  ∞    (メビウス)

∞ (メビウス)

乙山×ト Produce Project (o.p.p)

Geki地下Liberty(東京都)

2012/03/15 (木) ~ 2012/03/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

行ってよかった
20日、昼の部、ぎゅうぎゅう満員でした。

初めに懺悔。
実は15日の夜、チケプレ招待を受けていました。ワクワクして席に着いたのですが、開演直後ものすごい悪寒と吐き気に襲われ、普通に座っていることもままならない状態になってしまい、席を立ってしまいました。
その後も、未練がましく暗幕の外(トイレの前)でしゃがんで声だけ聞いていたのですが、そのうちそれも耐えられず、インフル疑惑も(自分の中で)生じたので、泣く泣く家に帰りました。(結果、インフルではなかったです)

あの時の私の途中退席は、周りの人にも役者さんにも目障りでしたでしょうし、失礼極まりなかったと思います。この場を借りて謝ります。ごめんなさい。

それで、自分的に敷居が高くなってしまったのですが、やっぱりどうしても見たくて、(感想も伝えたいし)で、こそっとチケット取って観に行きました。本日最終日。

結果からいうと、本当に行ってよかったです。
面白かった。
面白いだけでなく、生きていくための何か、大げさに言うと哲学っぽいもの?をもらいました。


アフタートークでは、演出の井坂聡さんを囲んで、役者さん達の裏話的なことも聞けて良かったです。
この衝撃的なチラシには「身体に刻みつける」という意味があったそうです。
なるほど。

ネタバレBOX

4人の男の「3月11日」の回想、良かったです。
役者がたった4人しか出ていないのに、そうは思えない回想シーン(笑)
日澤さんの演じた「奥さん」、ひげ面なのにちゃんと奥さんしてました。

和知さんと島尾さんの美容師のダンスシーンは、カッコよくってD-boysかと思っちゃいました。←誉め言葉。
あのヘアサロンの場面は、全体的に重たい話の中で、思いきり笑わせていただけて良かったです。
他にもちょっとした会話でクスッとさせるところがあって、脚本のセンスの良さを感じました。

一番、胸打たれたのは大山さんの演じたりんごさんのエピソードです。
がんばっている人に「がんばって」って簡単に言っちゃいけないってことも、改めて知らされました。

最後みんな死んじゃう話なのに(もうネタバレしてもいい?)、とても力強いお芝居でした。

「メビウス、というのは、裏も表もどっちあるということ」と井坂さんがさらっとおっしゃられたのも、深いな~と帰り道考えさせられました。

良いお芝居をありがとうございました。
文學青年

文學青年

GO-SUNS

新宿シアターモリエール(東京都)

2011/10/07 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

情けない男と輝く女
文学少女という言葉には知的で清楚な香りがするのに、文学青年というと、地に足のつかない、もしくは肺病やみのイメージがある・・・・・・というのは、もっぱら私の偏見ですが、まさしく、清楚で美しい女性と地に足のつかない男の『青春の終わり』というのを堪能しました。

芝居の中に盛り込まれた文豪ネタには、国文科の血が騒ぎました。と、同時に、坂口安吾に失礼だわとも(笑)

麻里子役の遊井亮子さんがとても素敵でした。こんなにきれいな人がすぐ目の前でお芝居しているのを見られるなんて、小劇場って素敵ですね。
麻里子に感情移入しすぎてしまったので、村井の言動にはいちいち腹を立ててしまいました。

(ネタバレの内容は、私が村井に毒を吐くというだけのものです)

ネタバレBOX

だいたいね。
結婚もしていないのに、長々とヒモ状態で食わせてもらって、彼女が父親から譲られた大切な喫茶店を「ホストクラブにする」とか、何寝ぼけたこと言ってるの。彼女は嫌だって言ってるじゃないの。
風営法が何だとか言い訳がましいこと言っていたけれど、そもそも、あなたがちゃんと働いていれば、麻里子さんは喫茶店で「文豪ナイト」なんてやらなくってもフツーに食べていけるのです。
周りがみんな「書け書け」って言ってるのに、グズグズグズグズ・・・・・・書けないなら、すっぱり筆折って働けっつーの!!
「俺だって生活かかってるよ」って、ひとの喫茶店あてにして何言ってんだクズ。ヒモ。
菜緒ちゃんへの説教(?)も「自分を幸せにできるのは結局自分だから」と言った直後に「恋愛は一人じゃできないんだから相手のことを考えないと」とか、
いったい何が言いたいんだ。いちいち文豪や他人の言葉を引用して、自分と言うものがないから、薄っぺらいんだ。ペラペラなんだ。

「店一つ終わらせるのがこんなに大変なんて」と、最後まで後始末に追われている麻里子のところに、(全ての引越しが友人たちの手で終わった頃になって)ノコノコ現れ「あっけないな」って・・・もう、その頭に向けて心の引鉄ひきました。チュドン。
案の定、麻里子が怒ってくれて、よかった。馬鹿は言わなきゃわからないからね。言ってもわからないヤツもいるけどね。

ラストシーン。
「これで終わりなのか」と未練がましい村井に、「生きなきゃ」と言い残してさっそうとドアの向こうに消えた麻里子には、ブラボーと拍手を贈りました。

麻里子ほど綺麗で優しい人が、あんな男のそばに20年近くもいたなんて。お気の毒としか言いようがない。結婚しないで30代後半をむかえる、その気持ちは女しかわからないでしょう。でも、こうなった今は、籍入れないでよかったと言えます。うん。よかった。抜くのも大変だもん。(いえ、私は籍抜いた経験ありませんが)
「さみしいから優しいのか優しいからさみしいのか」
多分、優しすぎてさみしくて、最初の一歩が間違っていたんです麻里子。
次の人生のステージではもっともっと輝けるはず。大作家になった山崎くんとの再会とか、素敵だと思う。

村井は、振られた最後の最後まで川端とか引用していたけれど、お前は一生涯他人の言葉をつぶやいて生きてろよ。
・・・と、呪詛をはきたくなりました。
うん。吐いたね、今ね。

ここまでのめり込んで見られたというのは、すごく楽しんだということです。
麻里子さんが素敵だったし、脇の男性陣もやけに美形がそろっていて、ちょっと得した気分です。

素敵なお芝居をありがとうございました。
絶頂マクベス

絶頂マクベス

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/14 (土) ~ 2012/04/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったです!
柿喰う客、初見でした。個人的にすごくよかったです。

噂には聞いていましたが、きれいな女優さん達のはじけた演技。
最前列で観たせいか、ものすごく惹きつけられました。
誰もが知っているマクベスを原作に忠実に現代口語でかっとばした90分、あっという間でした。
次回のジュリアスシーザーも楽しみにしています。

ガールズナイトだったので、終演後のアフターイベントも楽しませていただきました。盛り上がりましたね。
七味さんのサービス精神、素敵です。

ネタバレBOX

深谷さんのデスマス口調のマクベスには、萌えました。
スコットランド王の荻野さんの笑顔と、バンクォー葛木さんのクールな視線にもやられました。
岡田さんのビジュアル系男子ぶりも素敵でしたし、マクダフ佃井さんの(イベントでの)パラパラがキレキレで目が離せず……とにかく魅力的な役者さんがいっぱいで、今まで見ていなかったのが悔やまれます。

「悩殺ハムレット」のDVD買いましたが、やっぱり舞台で観たいですね。
サロメ

サロメ

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった!
多部未華子さんのサロメが、無邪気に残酷でとても良かったです。「穢れのない強さ」がありました。
ヘロディアの麻実れいさんは、相変わらずオーラ輝いていました。カーテンコールの時に、目の前でドキドキ。(宝塚時代からファンですv)

ラストの血が広がっていく演出、その血の海が綺麗に水鏡のようになっていて、ヨカナーンの首に求愛するサロメを映し出すところが幻想的で美しかったです。
あれ、どうなっているんでしょうね。

舞台は、白と赤と黒の色使いがとても印象的でした。


個人的にですが、ロ字ック「死と再生のテクノに」でお会いしたベータさんが、その時とほぼ同じ格好で(ちがう・笑)出ていて、なんだか嬉しかったです。

このページのQRコードです。

拡大