桃色淑女 公演情報 桃色淑女」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
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  • よかったー
    工藤さんの芝居の空気感が好き。時間の取り方が好き。役者さん達も達者だった。津軽弁も耳にここちよく、またぜひ津軽弁でやる芝居を観てみたい。

  • 満足度★★★


    力量のある役者さん方が、何役も兼ねるのは、見応えありましたが、桃色淑女の意味は、ラストに、解りますが、それだけですか?と思ってしまいました。役者さんが良かったので、☆プラス1しました。作品だけでは、2も・・・

    ネタバレBOX

    『新しいタイプの音楽劇』とあったが、《オリジナル挿入歌(曲も歌詞も良かった)有ります》の表現の方が、良いのでは?
    ピンクレディ―を知らない世代の役者さんが、振り付きで歌う姿は、頑張ったね~と思うが、あくまでも役者さんが良かっただけで、作品としての効果は、疑問です。
    レトロや懐メロでもなく、ピンクレディ知らない世代の観客には、どう写ったのでしょうか?

    元人気グループのクッキーズの引退後と、クッキーズのファンで芸能界に憧れる男の子逹と、元白虎隊(グループ名)の秀樹の物語が、交差されながら進むが、自殺者3人でるし、どちらかと言うと、虚しい印象の方が強く、細々ながら続けていた秀樹が、還暦祝いコンサートを開けたのが、〈継続は力なり〉だったのでしょうか?

    特に、三上陽永さん(虚構の劇団)が、とても良かったです。
    シンプルな白シャツに、グレーのショートパンツ、黒のレギンスの衣装も、男女どちらの役でも違和感なく良かったです。ちょっと、シャツを直す仕草にも、役柄の心情が滲み出す感が、上手かったです。
  • 満足度★★★

    三上陽永くん在りき。
    女性アイドルグループの再起とミュージシャンを目指す男子高校生達の二つの物語が平行して進み、5人の役者さん達がそれぞれのお話で別の人物を演じるという試み。しかし二つの物語はリンクしているように思えてそんなにリンクしていなかったり、自殺する人間が3人もいるのに理由もはっきりとしなかったり。人生での出来事は映画や演劇の中でのようにいつもはっきりとした理由があるとは限らないので、この物語はリアルと言えばリアルなのだけれど、そう考えてもどうも釈然としない。演出面でも、衣装代え無しで2役を演じる役者さんの力量を見せる部分や音楽やダンスで煌びやかな部分が分離してしまい、結果、どれも中途半端になってしまっているという印象を受けました。

    しかし、それらを差し引いても三上陽永くんの演技は素晴らしかった!男性・女性の繊細な演じ分けはもちろん、歌にダンスと三上くんの魅力が満載。女性を演じているときは、「きれいな顔をしているなぁ」と見とれてしまいました。お墓の前で女性アイドルから男子高校生にスイッチしたときには背筋が震え、やはり彼の演技力は化け物級だと実感。彼の実力をこれでもかというほど堪能できて幸せでした。

  • 満足度★★

    う~~ん。
    工藤支店は初見。
    普段のなべげんに比べたらいささか、パンチがない感じ・・・。

    音響や照明は凝っていたように思います。
    特に照明は超かっこいい。

    役者がうしろの椅子に座っている意図とか、唄を歌うシーンとか・・・
    謎が残りますが考えたら負けかなっ?w

    なべげんの印象で行ったから大爆笑できるのかとーー。
    あと、私は東京公演を見たので、畑澤さんver.も見てみたい。

    (三上さんファンです。)

  • 満足度★★★★★

    うっふん♡
    この芝居、「桃色淑女」の題名に似つかわぬ、なんと自殺者が3人もいるお話なのです!
    そんな「暗黒」なお話が、なぜ、「桃色」なのか?というと、
    まあ、お話の中に「桃色淑女」という名の人たちの話が出てくるんですけど、
    そんなことよりも、すんごく重い人、軽やかな人、吹けば飛ぶよな細い人、渋い人、人当たりのいい人たちが、
    時には男女の垣根を飛び越えて、その豊~満~な個性と肉体を楽器のごとく用いて、
    いろんな組み合わせで各楽章を奏でていくような展開のユニークさが
    まさに「桃色」(うっふん!)なわけで、
    その意味でも、これは単に音楽があるというだけではない、
    かなりまともで計算高い音楽劇。
    たとえば巨漢・良平ちゃんの内股もじもじ演奏なんて、まさに、ももいろうっふん!
    そんでもって、見ているこっちは、
    「桃色」と「暗黒」のあいだを彷徨うことになるわけでして、
    うっふんゾヤゾヤ、うっふんゾヤゾヤと溺れる者は藁をもつかみたいという「うっふん」な
    不安にかられたりするけれども、
    芝居を見る時くらい「うっふん」で溺れたっていいじゃありませんか!

    三上晴佳ちゃんは、工藤良平くんと結婚するとか、工藤由佳子の養女になって、
    工藤姓となって、晴れて、工藤支店の正式店員となりませう!
    三上陽永くん&工藤良平くんは、
    工藤支店新宿二丁目担当を目指してほしい!
    ただし、二丁目に立つときは
    ウルトラゴージャス&ウルトラうっふんで行ってくらはい!



  • 満足度★★★★

    夢を与える
    5人しか役者さん出て来ないのに、芯のある、笑ってジーンとする作品に仕上がってました。メインゲストの三上陽永さんも活躍されてて、青森パワー溢れる良作でした。

    ネタバレBOX

    人気アイドルグループ「クッキーズ」解散から10年、メンバーの一人サユリが死んだ。残されたメンバーのミツルとレイは再びクッキーズを目指す。

    ピンクレディに憧れて、友人と一緒にアイドルを目指すも、ある日突然死んでしまった性同一障害の友人コースケ。その死を受け入れきれずにいながら、高校2年生のヒロシとタケシは2人でアイドルを目指す。「アイドル誕生」のオーディションに出て、2人でピンクレディを歌おうと決めるが、当日タケシは会場に行かず、ヒロシは1人で「コースケ&タケシ&ヒロシ」として出場して、うまくいかない。

    ミツルとレイ、ヒロシとタケシの2つの物語が、男性2人の1人2役で描かれる。アイドルは夢を与える。歌って踊ってキラキラしていて、皆の憧れだ。でも、アイドルであり続けるには、自分が夢を見続けないといけない。

    「アイドル誕生」の審査員は、「アイドルになる人は、才能や見た目だけではなくタイミングなんだ、とか。オニャン子もあんなに熱狂的なファンがいたけど解散したら忘れられる、とか。模倣ではなく自分の歌を歌う事が大事だ、とか。」言って激励する。そこには、流行のスピードが早いテレビ業界の栄枯盛衰を如実に現している。大事なのは瞬間的に売れる事よりも、売れなくなった後の長い長い時間だ。

    サユリは死に、ヒロシも1人で芸能界に飛び込むも10年後に死ぬ。2人の死因はわからない。でも、芸能界に居続けるには、とてつもないエネルギーがいる。

    物語の合間に、今年還暦を迎える芸能人の白虎隊の男が歌を歌う、その歌には芸能界の栄枯盛衰を生き抜いた者にしか歌えない音楽がある。

    アイドルはこれからも生まれ続け、多くの人に夢を与える。でも、夢を見続けて生きていくその壮絶さは、計り知れないな。そんな事を考えさせられました。ラストの男2人で全力で歌い踊るピンクレディーの「渚のシンドバット」は悲しくて滑稽だ。
  • 満足度★★★

    英語にすると・・・
    『桃色淑女』を英語にすると・・・なるほど、アイドルにまつわるストーリー。役者さんはよかったです。特に紅一点の三上晴佳さんの存在感が気になりました。
    しかし、最近の若者は、このアイドルネタにぴんとくるのだろうか・・・わかっちゃう自分がイヤだったりしますが(笑)
    そういえば、観客の平均年齢は結構高かったような・・・(^^;

  • 満足度★★★

    マイペース
    独特のゆったりとしたテンポに時々歌を交える。悪いとは思わないが、自分には波長が合わなかった。

  • 満足度★★★

    違和感?
    ストーリーの展開なりには楽しめるのだが、何かしっくりこなかった。
    白虎隊のストーリーや歌は必要だったのだろうか。

  • 満足度★★★★★

    時代とは?
    立ちどまる、振りかえる、進む…。う~む、人生だなあと思ってしまう…、などと考えさせてくれるお芝居でした。 でも理屈っぽくなくて、楽しく魅せてしまう演出はニクイぐらい。
    店主の存在感、田中耕一のいぶし銀の艶、三上晴佳の成長ぶり、工藤良平の深い演技、そして三上陽永の天真爛漫の華、この劇団への期待感を抑え切れない。東京公演はまた別な空気が流れるかも。

  • 満足度★★★★★

    楽しい!!
    まず出演者が楽しそう・・・なので、観る側も文句なしに楽しかった。
    《アイドル》という存在を通して、時代の移り方をさりげなく見せてくれた。
    とっても楽しくて、ちょっぴり哀しい不思議な余韻。
    三上陽永始め、出演者たちの見ごとな歌唱力が、観客を魅了する。
    妙にアトを引くので、明日も観にいくとしよう。

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