「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010 公演情報 「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 27件中
  • 満足度★★★★

    経験者組観ました
    おもしろかった。初めて組の浅野さん、観たかったです。

  • 満足度★★★★

    【初めて組】面白かった!
    劇団初見。こちらのレビュー評価が良かったので観劇。
    脚本の岩井さんの引きこもり時代を芝居化したもの。
    私の好みのお芝居だった。
    特に妹とのプロレス(じゃれあい?)は印象的で、とても仲の良い兄妹に描かれていた。
    芝居後のアフタートークでは、岩井さんの妹が観劇に来たときの話が出て、実際については、兄と妹では見解が違うと言っていた(笑)


  • 満足度★★★★

    経験者組観劇
    この作品観劇後何人か違う人のひきこもり役を観たけれど、岩井秀人が演じるひきこもり役の身体は別格で本物。

  • 満足度★★★

    最初の自爆技が
    最初の自爆技がいきなりツボ。
    ツアー仕様に作られた作品だと思う。楽しめた。
    このきょうだいの関係性って、気になるよね。

  • 満足度★★★★★

    今さらですが。
    昨年、北九州芸術劇場であった「て」を見逃して、後悔してたのですが、福岡演劇フェスティバルのラインナップに!!
    西鉄ホールだとどうしても劇場のサイズがフィットしてない感じでしたが、それを差し引いても、抜群に面白かったです。

    ネタバレBOX

    あんなに心が揺さぶられたのは、岩井さんが演じる兄の姿にひどく共感してしまったからなのか。
    事前に周辺の人たちに、
    絶対観に行くべし!面白くなかったらチケット代は僕が出す!と宣伝して、
    後日チケット代を請求されることはありませんでしたw
  • 満足度★★★★

    初めて組
    初めて組を観ましたが初めてと思えないくらい
    しっかりしてましたね!

    話は旗揚げ以来何度も再演を繰り返している名作ということで
    期待にこたえていただきました。

    常連組も空いてたら観てみたかったですね!

  • 訴えたいものが素直に入ってくる
    作・演出の岩井さんの訴えたいものが、素直に心に届く感じ。
    いろんな人への応援歌みたいで、とても好きです。

    ネタバレBOX

    舞台の中央が、四角いリビング。
    たぶん、プロレスのリングをイメージしてるのでしょうね。

    主人公のヒッキー・登美男にとっては、家族の集まるリビングすら「戦場」なんですね。
    母親も、リビングで家族のいるところからは、父親に電話もかけれない。
    わざわざ公園の公衆電話から、電話する。
    平和に見えるけど、なかなか息苦しくて、ぎすぎすしてることが伺えます。

    リビングから舞台手前に、妹の部屋があります。
    ドアは、ドアノブだけのセットで、透明な部屋。
    主人公の引きこもってる部屋は、客席からは見えず、対照的です。

    なんとなく、、、岩井さんが欲しているのは
    自分の生き方をさらすことではなく、
    自分を理解して応援してくれる人(妹役)
    なのかなぁ と思ったり。

    だから、「妹」の目線で
    部屋に引きこもったお兄ちゃんを心配することを
    提示しているのかなぁ。。。

    時間も短くて、
    セットもシンプルで、
    登場人物も少なくて、
    主題もストレートで、

    観終わった後に、素直に応援歌を口ずさめる感じ。

    全体的に「たどたどしい」空気がながれているのだけど、
    「ヒッキーだから・・・、でも、がんばれ」
    と、なんとなくほほえましく感じてしまうのです。
  • 満足度★★★★

    見入ってしまう
    なぜか目が離せない。
    ああ、あるよなあ、こういうこと、と思いつつ。
    プロレスについてはまったく知識がなかったけど。

  • 201005261830
    観劇

  • 満足度★★★

    90分弱のお芝居。
    ギリギリの入場により、あまり舞台を見ていなかったので、開演後、??だったが、ドアノブや公衆電話は面白い。
    部屋の出口の白い壁の一部もダイニングを想像させる、結構好きだ。
    母役の役者さんも地でやっている感じ。
    軽井沢旅行はチョット感情が入ってしまいました。
    90分が短く感じました。

    ネタバレBOX

    登美男と圭一のダブルでの引きこもりには笑いました。
    現実問題として引きこもり直面した時どう考えるのだろう。
    妹、綾みたいには考えられないでしょう。
  • なんでこんなに惹かれるのか
    たぶん岩井さんが好きなんだな。話も切実でおもしろかったし、
    無関心でいられない話題だし、女性たちの金切り声も自分のようで
    耳をふさぎたい気分だったし。たぶん実体験を元に周りの声をしっかり聞いた
    上での作品なのだろう。再演を重ねている理由がわかるような気がする。

  • 満足度★★

    納得のいかないものが多く残った。
    ちょっと期待しすぎた。


    ドアノブのみのドアは印象的で気に入った。
    あと、開演前のアナウンスからの導入部も。


    ヒキコモリの芝居(正確に言うと違う気もするが)という事だったが、15年引き篭もっている、という割にはそれほど酷い引き篭もりではない様子。
    スムーズなコミュニケーションは行われていないが、家庭内暴力も無く、家族間の緊張感もあまりない。
    最初がどうだったのかは分らないが、彼は多分出るキッカケを失っているだけの人なのだろうと推測する。
    どちらかといえばニートか。


    ギャグは無理やりが多くあまりうまく収まっていない。
    登場する外部の人間たちもギャグとはいえ無理があり、ギャグになりきれていない。

    その辺は役者の力不足だろうか?


    とはいえ、それなりには楽しめた舞台だった。

  • 満足度★★★

    みた
    笑うんだけど、笑えない。
    笑うことが自分のしっぽを呑み込む感覚。
    周りの笑い声の大きさ小ささを探っていた。
    笑った人は何に笑って、笑わない人は何で笑わないのか。とか。

    後半の展開がどうも納得できなくて、風呂敷無理矢理包んじゃいました感があった。残念だった。

  • 満足度★★★

    ボクと社会を隔てる視線
    テレビのお笑い番組のような、割とアカルイ雰囲気の舞台で終始、無邪気な笑いに包まれた、そこそこ絶望的なお話で、喉元に引っかかった骨がいつまでたっても取れないような、気持ち悪さが残った。
    これは多分、生きている限り付き纏う、社会というするどいアレ(視線)のせいだとおもう。
    あるいは世間体という名の常識ってやつが、山椒魚のようにちぢこまっているのを退けて、イロイロと面倒くさいけど家から一歩、外に出なければいけないよ、と手招いているような。
    そもそも社会って誰のためにあるのさ、とか思ったりもしたけど、いっぱい笑って真面目に生きようと思わせてくれたのだから、不思議。

    ネタバレBOX

    ヒッキーだけどプロレスラーになりたい夢を持っている青年の話。

    感情をコントロールすることが極度に苦手で、純粋すぎる青年の症状が快方に向かったかどうかを、観る側にゆだねられるラストだった。
    作品のなかで問題なのは、外にいるか家にいるか、出たか、出なかったか、ということよりも、青年を取り巻く人々のすべてが、皆、
    ”あなたのためをおもって言っていること”だと誰もが信じて疑わず、
    ありがた迷惑かもしれない可能性に気づいていないことのように思われたのだけれども、作品に出てくるひとたちは何だかんだ、ちょっと鈍感で、不器用なんだろうなぁ。
    何か、この作品に描かれている人らって、人間の理想像っていうのは大げさかも知れないけれども、みんな優しいひとたちだったから安心して観ていられた。
    だから、笑っても差支えなかったんじゃないかなぁ、と。
    言いたいことを言える、フレキシブルな人間関係ってそんなに悪くはないとおもう。
    ただ、多少の遠慮と距離感は必要だけど。
    ありそうでなさそうなアンバランスな感覚がどうも嫌いになれなかった。
    ってちょっと楽観的過ぎたかな。笑
  • 満足度★★★★

    初めて組観賞
    テーマが深く、考えさせられました。

    はたして、「ひきこもり」の定義は、自己存在の理由は何なのか、
    自分自身の行動は当てはまっていないか、
    いろいろ頭の中を駆け巡っていました。

  • 満足度★★★★

    笑うよりも考えさせられました
    「経験者組」を鑑賞。
    岩井さんは「外に出る」という点に着目し、「自分も外に出ろと周囲から盛んに言われた時期があるけれど、はたして単に外に出ればよいのか。外に出て生活していても、引きこもりの人はいる。この劇に出てくる登美男以外の人物にも引きこもりの面がある」とアフタートークで語っておられた。興味深い視点だと思う。それゆえ、このお芝居で起こる笑いには戸惑いも感じた。

    ネタバレBOX

    以前、TVで、「引きこもりの子はとにかく外に出して治す。この道?十年の経験に自信がある」と主張する女性と、「外に出すとかえって状態が悪化する」と主張する引きこもり経験者でカウンセラーの男性の主張が真っ向から対立し、議論が平行線だったことを思い出した。
    確かに一口に「引きこもり」と表現してもいろいろなケースがあると思う。この劇に出てくる人たちは外見の状態より、むしろ内面のほうに問題があると私は思う。
    妹の綾(成田亜佑美)とプロレスごっこに興じる登美男(岩井秀人)は楽しそうだ。自分の興味のあること、得意げになれることをやっているうちは機嫌がよいが、妹が登美男のビデオ「巌流島」を友人に貸したと聞くや否や、「どうしてそんなことしたの」と火が付いたように怒り出し、執拗に綾を責める。
    母親(平原テツ)がカウンセリングのような感覚で、“出張お兄さん”の圭一(坂口辰平)のところに息子の相談に行き、「こういうお仕事(引きこもりの子のケアをする)はどれくらい経験があるんですか」と質問すると、圭一はたちまち、その質問のしかたを経験差別だと受け止めて、理屈を並べて反撃する。圭一は吃りはじめ、言葉がうまくしゃべれなくなる。ここでドッと笑いが起きたが、笑えるところなのだろうか。精神的な症状であり、私は笑えなかった。
    家にやってきた圭一は環境適応症(?不適応症は聞いたことあるが・・・)のため、登美男と意気投合して家に居ついてしまう。
    今度は母親から事情を聞いた“出張お姉さん”の黒木(チャン・リーメイ)がやってきて、登美男のほうを外に連れ出そうとする。対処法をめぐって、母親と黒木が言い合いになるが、この黒木もまた、相手の言い分がまったく耳に入らず、自分の主張だけを繰り返す人なのだ。
    綾は母親に対し、家とスーパーとボウリング場を往復してるだけではないかと痛烈に批判する。唯一の趣味のボウリングについてとやかく言われたくないと、この母親もまた、異常なまでに猛烈に怒り出す。
    「相手の意見に耳を傾けられず、自己主張だけを執拗に繰り返す」「こだわりが強いことに対しては些細なことでも怒りが爆発する」、これは性格と言うよりもむしろ精神的な問題ととらえたほうがよいのではないか。つい先日も、「周囲が性格的な問題だととらえるために、社会に適応できず、引きこもりになってしまうケースがある。先天的な病気の要因が考えられる場合もあるので、医師に相談し、周囲にも理解してもらう必要がある。そうすれば特技を生かしてうまく社会に適応できる」という精神科医の講演を聴いたばかりなので、この劇を観て複雑な思いだった。

    リビングルームのウォールポケットを裏返すとお母さんが使う公衆電話になっている。小道具が家庭の内と外の表裏一体の関係を暗示している(ウォールポケットにはつり銭などの小銭がたまっていく)。

    平原テツは母親を好演しているが、「おぅ」と返事をするときだけ、まるで男になってコントめくのが気になった。わざとそうしているのかもしれないが、違和感があった。

    「外国で公演しても引きこもりが理解してもらえるかどうか・・・」と岩井さんはおっしゃっておられましたが、外国でもこのお芝居は理解してもらえると思います。部屋に引きこもる行動をとるかどうかよりも、人とコミュニケーションがうまくとれない、という精神的な問題を扱っているから。

  • 満足度★★★

    経験組鑑賞
    去年、ハイバイでやった「て」も岩井さんの実体験を元にした作品で
    傑作だったが、それに比べると。。。

    確かに笑える所も多くて面白いけど
    岩井さん自身で自分の役を自ら演じていることへの違和感なのかな?
    どうもいま1つ話に入っていけなかった。
    「て」では家族間に流れる微妙な空気が観ててたまらなく面白かったが、
    今回はそういうのをあんま感じなかった。

    次回に期待というか
    前売り券買っていたで初めて組もう一回観にいく予定。

  • 見て損なし!
    めちゃくちゃ混んでいましたが、無事キャンセル待ちで入れました。
    この間までやっていたゴジゲンも似たテーマだったはずですが、どちらも作品の毛並みが違う違う。なんだろう~この高揚感~。

    ネタバレBOX

    途中、坂口さんが出てきてから岩井さんと坂口さんの二人の会話が永遠続くのかななんて面白い期待をしましたが、いい意味で裏切られました。
  • 満足度★★★★★

    ひゃぁ。
    経験者組。すごいな。なにがここまで違うのか、つかまれっぱなし。出てきた瞬間から、俳優・岩井秀人はすばらしい。目つき・仕草・佇まい、どれをとってもここにいなきゃどこにいる?って感じです。

    物語の素晴らしさも相俟って、深みに落とされつつ笑ってしまう、その人間らしい感じが好きです。チケット入手困難でもこれは観ておかねば。

    ネタバレBOX

    初めて組と脚本は違わないと思うんですが、チャン・リーメイさんのキャラの変化だけでもだいぶ雰囲気変わりました。ちゃんと雰囲気に合うように演出が変わってるのがいい。

    坂口さんが今回は妙に演技している感じに見えたのが不思議。噛みまくりなのに。狙っての技術なのか、天然なのか。ちょっと良し悪しあるかな。
  • 満足度★★★★★

    観ました。
    ハイバイ初見。次回も観たくなりました。その前に経験者組みもみなきゃかも。

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