満足度★★★
100年も前に書かれていたと思えないほどのリアルを感じました。心を持たないはずの機械のロボットが反乱を起こし最後には愛情を備える・・・ 100年たった今 従順なAIは本当に反乱を起こすのだろうかと思うと不安に思うが この作品を警鐘と捉えた方がいいのだろうかと思いました。
満足度★★★★
この年になってチェコの国民的作家を見出し喜んでいる。ハツビロコウには異色作でも、演目に興味津々。先日の「クラカチット」といい本作といいドラマの背景に相当程度の科学的知見が覗くが、彼はSF作家というよりは、科学の発達がもたらす生活様式の変化もさりながらその影響を被る人間の心理や反応パターンの変化を予言的に組み込んだ描写を施している。描く対象はリアルな人間であり、時代を先取りしたものだ。
彼を予言的な記述に駆り立てたのはやはり、(解説を読んだ訳ではないが)第一次大戦が示した科学技術の跳躍的進歩だろうと想像する。大戦開始時に空軍はなかったが、大戦中に爆撃機が飛ぶようになる。殺傷能力を拡大させた兵器により桁違いの死者、民間人の死者も出し、「未曾有の惨劇」という戦争のイメージはこの大戦からと言う。
その影からか本作も空想に遊ぶ娯楽の要素は小さく、警告のトーンが濃い。使役用の人造人間を製造する会社「R.U.R.」(最後のRがロボットの頭文字)が命名した呼称が人口に膾炙するのは、この作品が持つインパクトからだろう。原作戯曲を圧縮したハツビロコウ版は、簡潔に作品の要点を伝え、3幕3時期に分けてロボット発明以降の人類史的顛末を、孤島に存在するロボット製造工場の本部事務所で(原作指定通り)描いていた。
筆を入れたのは松本光生氏という。一人生き残った技師アルキストの最後の台詞など私がみた原作版より鋭く簡潔であったと思う。老いて朦朧とした彼は、ガルが最後に作ったというロボット2体(男女)の中に「人間」を見る。それは彼が「それを備えていれば人間である」と感じられるものが、彼らの中にあったという事。
始まりはロボットを人間が生み出した事で、ヘレナがその事への疑義を持ち込んだために事が歪んで行くが、それ以前に「ロボット以降人間は子を生まなくなった」という象徴的な事態が生じており、ヘレナがガルに頼んで魂を持つように作らせたロボットが人類を破滅的事態に陥らせたこともある必然の結末となっている。ところがロボット自身が自己増殖という欲求を持ったにも関わらずその方法を知らなかったため、最後の人間であるアルキストに方法を見出すよう頼み込んでいる。一方彼は自身の希望のため、地球上に生存者を一人でも探し出すよう彼らに言いつけているが、事態は絶望的である。先の結末は死を前にした最後の生き残りアルキストの自己納得ではなく、実質そこに人間が居た。彼らアダムとイブによって未来が開かれていく希望を彼は持ち、眠りにつく。そこには人間かロボットかという違いへの着眼はなく、ましてや人間同士を分かつあらゆる属性へのこだわりもない。人間とは何か・・アルキストの上に、この問いを刻んだ碑が立っていた。
満足度★★★★★
ロボットという言葉の元になった約100年前の戯曲ということぐらいしか知らずに観たけど、とても面白かった。一幕がカットされているそうだが、初めて観る者としては特に話が分からないということもなかったし、セットらしいセットもないのにこの緊迫感はすごい。
満足度★★★★
人間とロボットの共生...夢語りと思えるような。ロボットをテーマにしつつ、経済至上主義、ロボットという”製品”の需要に応えるため生産性を高めるが、一方そのロボットが何に使用され、または利用されるか後々のことは考えない。その社会的道義を鋭く突いた力作だ。原作は100年前に書かれているらしいが、その着眼点は現代においても十分通用する。
(上演時間1時間40分)
満足度★★★★
みなさんの口コミ等を勉強してからの観劇でしたが、もしかしたらなくても十分に楽しめたと思います。
100年も前にこんなお話を書いた方、すごいなあと思います。それを調度いい時間にまとめて、大変楽しく見させていただきました。役者の皆さんの演技も素晴らしかったです。以前も別の演目を拝見しましたが、役者の皆さんの演技は印象的でした。(今回も) 今後の活躍を期待しています
満足度★★★★
100年も前の外国の戯曲の翻訳にもかかわらず、最初から最後まで違和感なく世界観に浸ることができました。最近AIやシンギュラリティ、遺伝子編集といった言葉を目にすることが多くなったということがあるのでしょうが、人間とは何かという普遍のテーマが、この戯曲が時代が変わっても色褪せない一番の理由でしょう。
机一つしかないほの暗いシンプルな舞台でしたが、十分その世界観を表していました。
少し残念だったのは、座席が2方向に配置されていたのですが、片方からはやや見にくいアングルだったということ。キャストの後ろ姿を見ている時間が長かった様に感じました。
満足度★★★★★
昨日「ロボットとわたし」で予習(?)したおかげでお話はよくわかりましたが、そのために「ロボットとわたし」を見ないで「R.U.R.」を見たらどうだったのかというのがわからないのは残念でもあります。なので1幕がなくても二人の会話から結構分かるとか、最後に出てきたロボットがどういう意味を持つのかとか、もしかしたらよくわからないまま終わってしまったのかしらと思うのでした。ただ、原作はともかく、ヘレナは二役ではないのがこちらでも正解だと思います。
シンプルなセットでしたがロボット達との攻防の危機感は見事でした。
満足度★★★★
100年も前の作品なのにAI化しつつある現代に当てはまりそうで怖い。
ただいつもの心臓をつかまれるような辛さや恐怖があまり感じられなかったような・・・
もう少し追いつめられる怖さや絶望を感じたかった。
満足度★★★★
観てきたの☆の数が少なかったので期待をあまりせずに出かけましたがとても面白かったです。1時間40分引き込まれてあっという間に時間が過ぎました。反乱の直前にガレによって造られた最後のロボットの演技は少し物足りなさを感じましたが、全体として楽しめました。
満足度★★★★
鑑賞日2019/03/29 (金) 19:00
100年前に書かれた作品だと思うと、その問題提起のリアルさに驚く。設定を現代に置き換えても違和感無い緊張感。予備知識なしだと冒頭のヘレナのハイテンション不安が唐突に感じるかもしれない。終盤、進化したロボットの哀れさが際立つシーンは秀逸。コンパクトな構成で、上手く強調される個所と状況説明の不足が共存する感じ。
満足度★★★★
今週はチャペック大流行。三つも小屋が開くのは日本演劇史上初めてではないか。
もっとも、ロボットの語源になったこの戯曲、書かれて数年後には築地小劇場で上演した由だから日本との相性はいいのかもしれない。手塚治虫もいただいたようだし。
だが、ロボットの有効性も、あながちファンタジーの世界とは言えなくなったIT時代の今、ハツビロコウのこの「R.U.R」はSF原典の戯曲を、時代の倫理を読むドラマとして見なおそうとしている。
原作の第一幕をカットして、ロボット蜂起以降、人間滅亡の後半に絞って、残された人間の再生を描いている。SFも進化した今となっては、古色蒼然のストーリー、テーマなのだが、それが却って問題の焦点をあきらかにしている。狭い劇場でわずかなスペースでの俳優の出入り、演技は巧みに考えられていて、緊張が持続する。女優陣はみな柄はいい(森郁月、大木明)のだが、演技が高ぶりすぎる。こういう異常なシチュエーションこそ押さえて、抑えて!。社長(今国雅隆)と夫婦という関係が見えてこないのも足りないところだ。SFドラマなら営業部長(稲葉能教)のコミックのような演技でいいのだろうが、これだけリアリズムで押すと、浮いてしまう。そういう点では、全体統一がとれているとは言えないのだが、奇妙な魅力もあるハツビロコウの舞台だった。音楽をピアノに絞ったのもよかった。
1時間40分。ちょうどいいサイズだ。
満足度★★★★
鑑賞日2019/03/26 (火) 19:30
ハツビロコウ初の翻訳劇。
上演台本は松本光生氏だけれど、新訳ということではないらしい。
事前に、①ここでの「ロボット」とは機械仕様のものではなく、有機体であるということ。
②ロボットの反乱を描いた作品であるということ。
くらいの知識しかなく、そもそも三幕構成であることも知らなかった。
「上演台本・演出」とわざわざ書いたのは、意図するところがあって第一幕とロボットがハリー達を襲撃する場面は削りました、という表明なのだろう
第一幕を削ると、人間がロボットと共生していた(ロボットが隷従していた)場面がなくなり、襲撃場面がなくなると、ロボットの登場シーンも大きく削られ、その暴力性も描かれなくなる。(ロボットが向上へ侵入を図るのも、ブスマンが殺されるのも目撃者に)語られるだけだ)
登場するロボットは3体、反乱の首謀者ラディウスと、ガル博士が最後に作った(ということは最も人間に近づけた)プリムスとヘレナのみ。彼らは感情(らしきもの)を持っている。
さて、こうした構成の意図は何か。おそらく、人間とロボットとの境界線をあいまいにし、現代における人間とAIの関係に近しい状況の上で、「R.U.R」を読み替えてみようとする試みなのかと思う。
人間のヘレナが既存の存在として登場するこの舞台(第一幕では、外部からやってきて、感情を除いたロボットの人間との近似性に驚く)では、むしろヘレナ自身がロボットではないかと勘繰ってしまう状況が用意されている。何せ演じる森郁月さんのスタイルとファッションは、他の男達(背広や作業服、白衣といった)の日常性と一線を画しているし、ロボットへの感情移入が際立っているから。
とはいえ、ヘレナがロボットとの平等と共存を強く主張しながらも、同時にロボットの存在が人間を怠惰にして子供を産まなくさせているという推測からロボットの増産を辞めさせようとする(人工生命製造の秘伝書をシュレッダーする、つまりこれは種の絶滅を意味する)姿勢は、大きな矛盾を孕み、そのことが彼女の人間性を担保しているかとも見れる。
そして、ラディウスの粉砕機行きを救おうとしたヘレンでさえも、ロボットたちに殺されるという経緯は、まさに種間の争いの根深さを象徴し、人間とAIの未来に不安を残すだろう。
第三幕の最後に光明が見いだせるのか。ロボットはすでに増殖の途が断たれているのだ。
彼らに秘伝書の復活を期待できないでもないが、100年もかかって作り上げたものを、20年の寿命しかないロボットが1から構築するのは不可能だろう。感情を持ってしまったゆえに、死を恐れるロボットも哀れ。
最後に、ロボットのヘレンは1人2役のはずなのだけれど、役者を替えたのはなぜかな。
バランスを取れるプリムス役がいなかった?(失礼)
目指したと思われるテーマの表現には成功していると思うけれど、役の掘り下げがなされておらず、
役者の力量が高いだけにもったいない気がする。割と成功、やや失敗かな。劇として好きな部類なので。
でも、次回も高い次元で期待しております。
ハツビロコウへは期待が高いので。
満足度★★★
この作品について何も知識がない状態で見て、深まりがなくいまひとつな感じがしたが、カットが多かったというからかな?あの6声のリチェルカーレはグレン・グールドの演奏?だみ声のハミングが聞こえたような。
満足度★★★
1920年に発表された戯曲、100年前です。「ロボット」という言葉が生まれた作品。そう言えば、昔、この作品観ました。その時は考えませんでしたが、「ロボットの反乱」でターミネーターを連想したり、労働という苦役をロボットにやらせることなど、この作品は時代を反映する「古典」だということを知りました。従って、話の流れは分かりやすかったのですが、100分では登場人物の真の姿を描くのには難しかったのではないでしょうか。そして何よりも、未来を暗示する終盤、なぜかクスクス笑い声が。何が原因だったのでしょうか。
満足度★★★★
鑑賞日2019/03/27 (水) 19:00
価格3,000円
本作を初めて観たのは1999年5月、俳優座の「ロボット」で、休憩を挟んだ二幕、2時間を超えていたように思う。(うろ覚え)
それを95分弱とコンパクトに刈り込んで、観易い。
一方、2012年12月の演劇集団 砂地版(上演時間については記憶がないが俳優座より短かったと思う)の自「観てきた!」コメントを読んで「これは今回感じなかったな」と思ったりするのも刈り込みゆえか?
これ、もっといろんな団体のアレンジも観てみたい。
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@BalletLightning おぉっ!チームの人に手助け頂けるの有難いよね(*´ー`*) ありがとう!!わからないことあったら聞くね✨ 頑張るっ(o・ω・o)♪
5年以上前
@Rur_mm はい……🤮
5年以上前
@masu009921 いいですよ!!!
5年以上前
@Qjac_ ほんとですか...😍😍😍
5年以上前
@Rur_mm 僕の愛を……❤
5年以上前
@Rur_mm マジっすか!!?
5年以上前
@masu009921 なりますか!!
5年以上前
@yuno_pom22 るるちゃん呼び了解です~(*´ー`*)💕 ユノンちゃんって呼んでも大丈夫かな?
5年以上前
@sachiko_rur いえいえっ♪ 自分もタメで全然OKなので気軽に絡んでくださいっ٩(*´︶`*)۶
5年以上前
@Rur_mm 今思ったら送れませんよ、フレンド…😭
5年以上前
@Izuna__127 こんばんは✨リスインありがとうございます‼呼びタメ歓迎なのでお気軽に絡んでくれると嬉しいです~(*・ω・)
5年以上前
アークスの皆様たくさん反応頂きありがとうございます(*・ω・)💕順次お迎えしていきます~♪
5年以上前
@nuF8oCeh4I1jgyl UR多い弾ですね♪RURベジットも良いよ♪
5年以上前
数学やってる間に高ラが終わっており、百足が優勝したと、、 (見せろ.......)
5年以上前
入学式に行って友達できないってツイートしたそこの君!!!!! 私が行く学校は大人しかおらんからな!?!?え!?!?全員20以上やぞ!!!
5年以上前
@rurrydinda @summergrrrlll @sethrash666 @aldapstsr alhamdulillah ak ada yg bela, sikat rur
5年以上前
てぃくとくとか見てるとパリピいいな〜って思うけど実際一緒にいたらしんどそう あと勉強は確実に捨てなきゃならん
5年以上前
@ruma_rur 東京帰ったら行く🥞!
5年以上前
@rur_rur_rur_rur かなー??、いこう🥰
5年以上前
@TE_RUR_ET 函館の空を思い出します♪はじまりのうた、いつか空の下で一緒に歌いたいです(*˘˘*)♬
5年以上前
@TW52762372 まじかw まってるわww
5年以上前
@Rur_mm いつでもいいんなら届けに行くかもw
5年以上前
@TW52762372 マクドナルドギフトちょっと期待してたwww
5年以上前
@ask_rizqi lempah itu opo rur?
5年以上前
@Rur_mm マクドナルドがいいですか?
5年以上前
今日は日比谷でお昼ごはん、銀座のキルフェボンでケーキを食べ、舞浜でディズニーストアとボンボヤージュに行ってきて、吉祥寺に移動してカレルチャペックとユニクロに行き、晩ごはんを食べ、帰宅。楽しかったけど、疲れたな~~~
5年以上前
@Game88Shiryu まってます笑
5年以上前
@Rur_mm 待ってなさい笑
5年以上前
@sqf_7 @Lightt_f_ ごめんなさい。 しんできます
5年以上前
@Hoshino_Rur_KrB "......."
5年以上前
@sqf_7 @Lightt_f_ いやもらってないけどwww
5年以上前
@masu009921 特にはないです!!! でももらえたらめっちゃ嬉しいです😂
5年以上前
@Msyozora 特にないけどもらえたらめっちゃ嬉しいです!!w
5年以上前
吉祥寺のカレルチャペックに行って来ました✨怪盗キッドの紅茶をゲット❤️ そして、近くのユニクロでオリジナルトートバッグを作りました。なかなか良い味のあるものができたと思います(=゚ω゚=) https://t.co/GARYtT76jK
5年以上前
23:00~ TERU @TE_RUR_ET 『TERU ME NIGHT GLAY』 https://t.co/eTKfOD3ViE ▼テルミー春到来?提供曲OA ⇒teru@bayfm.co.jp https://t.co/UKPNySg83h #テルミー #bayfm
5年以上前
ontem eu morri de rur cm as foto da ana, hj com o comediante q veio na escola. posso esperar 5 dias de lágrimas seguidas já
5年以上前
発表がうまく言ったのはいいが事あるごとに、偉い人が様子を見にくるのでいい加減にしてほしい…
5年以上前
@rurrydinda @bijikambingg Ayolah rur rasah isin
5年以上前
【平成最後のGLAYとChristmas】 【令和最初のGLAYとHEAVY GAUGE】 同じ時代にただ生きただけじゃなく、同じ時間を共に過ごしてきた。そしてこれからも当たり前かのように。それがわたしの人生。このありがとうの気… https://t.co/Ad4i7X9TBb
5年以上前
さびしいデス… 最近新生活が忙しくてなかなか回答ができなくてごめんなさい🙏 時間はかかりますができる範囲で回答しますね😊 https://t.co/BwVdYHSmtU #peing #質問箱
5年以上前
@Rur_mm めっちゃもらいそう
5年以上前
@Rur_mm お金(ヾノ・∀・`)ナイナイ
5年以上前
@Rur_mm 何が欲しいんですか!?
5年以上前
@Rur_mm 今なんか欲しいのあるですかぁぁ!?
5年以上前
ギフト待ってます泣泣
5年以上前
@rur_9500zoi 運が悪かったわまじで
5年以上前
@kecomaru_hoshi カレルチャペック紅茶店の新商品です(^^)d紅茶とジャスミンのブレンド で上品な香り🤗
5年以上前