『ゴールデンバット』『セブンスター』 公演情報 『ゴールデンバット』『セブンスター』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★★

    『ゴールデンバット』

    地下アイドルが主人公の1人芝居。
    面白い!!

    (以下はネタバレboxへ)

    ネタバレBOX

    地下アイドルが観客に語りかけるという設定なので、一人芝居であることに無理がなく、物語に入りやすい。

    菊池佳南さんの熱演&昭和歌謡&フォークの熱唱で、主人公がどんどん魅力的になっていく。
    そういう中で、彼女の生きる力の強さも同時に感じる。
    「生きる力の強さ」というのは、「彼女ならば、この先もなんとかやっていけるだろう」と思わせるような、そんな感じのことである。

    さらに年齢が彼女の2倍ぐらい上の、かつて歌手を目指していた瑛子の人生と、徐々に重なり合い、ラストのカーペンターズの『Yesterday Once More』で2人が交差するラストは感動的。
    なんていい選曲なんだろう。

    主人公は何度か設定を変えている地下アイドルなのだが、現在は喪服の似合う未亡人アイドルという設定になっている。
    これって、彼女を捨てた元彼への当てつけなんだろうか(笑)。
  • 満足度★★

    『セブンスター』

    一人芝居って、面白くするのが難しい。
    役者の力量がモロに出てしまうし(相当なレベルが必要)、演出も複数の役者が出てくるものとは、気の使い方が異なると思う。

    (以下ネタバレboxへ)

    ネタバレBOX

    いい感じ系の話だが、兄に対する憧れ度というか、兄の魅力自体がわからないのと、小6ならば種子島がどこにあるのかぐらいわかるだろう! という突っ込みでストーリーに乗れず。

    この話は、「弟と兄」の関係を軸に、弟から見た話に集中すべきではなかったのか。
    それがテーマになっていくのだから。

    「兄のしてくれた話を友だちに(学校で?)話す」なんて台詞があったのだから、弟が塾で仲良くなった女の子を家に呼んで、宇宙の話をするときに、そんな感じが出るべきであろうし、言葉の端々に「兄」のこと「兄自慢」みたいなことが出てもよいのではないか。
    最初のガレージ(?)をスペースシャトル内に見立てたシーンの台詞にも「兄」が出てくるべきではないかと思う。「兄の作ったこのスペースシャトルで…」みたいな。

    兄のほうは中学でタバコを吸っているし、途中で学校にも行かなくなっている。せっかくそんな展開があるのだから、弟の兄に対する憧れも嫌悪に変わってもいいのではないか。そしてまた「誇れる兄」になっていき、現在に至るという心の変化も出せたはずだ。

    小学校6年生ぐらいであれば、種子島がどこにあるかぐらいは(ロケット打ち上げを知っているのであれば、ニュースなのか兄からなのか、そのソースはわからないが)わかって当然な気もする。

    さらに小学校高学年になるとスポーツタイプの自転車を買ってもらうことが多くなり、友だちと遠出をすることも始まる。そのときには、ます違いなく地図で行き先の道順を確認する。実際、自分たちもそうして、サイクリングをした。そうしなければ、家からどう行くのか方角もわからないからだ。したがって、何も考えずに海に沿って、みたいなことはあり得ないなあ、と思いつつ観ていた。小学校低学年ならばあり得るけど。

    せめて演出か演技にキレがあって勢いで見せてくれれば…。
    シーンの切り替えとか、もう少しどうにかならなかったのかなあ。

    劇場の壁を黒板のように使っていて、チョークで絵を描くのだが、それがそれほど効果的ではない。せっかく黒板あるのにホワイトボード使う必要があった? 
    むしろ黒板を使ったほうが、他の絵と混ざって効果的だったと思うのだが。
  • 満足度★★★

    ここまでがっつりとしたひとり芝居は初めて観ました。すぐ飽きてしまうのかと思いきや、時間の流れや登場人物の展開があり最後まで集中して観られました。
    なんだかほろっとするお芝居でした。

  • 満足度★★★★

    上演前には「青春時代」「なごり雪」などの昭和歌謡が流れており、その時に青春時代を謳歌、過ごした人達には懐かしい曲ばかり。歌手を夢見て上京した女の半生を喜怒哀楽をもって描いた一人芝居である。自分では何故か”悲哀”という言葉が浮かんでしまう。
    「ゴールデンバット」(国内で販売されているタバコの中では現役最古の銘柄らしい。翻って人の夢…時代は移ろうともそれを持つことは変わらないということだろうか?)
    (上演時間1時間10分)

    ネタバレBOX

    セットは、中央に逆さまにしたビールケース、やや下手側に折りたたみパイプ椅子・マイク・ペットボトルが置かれ、天井にミラーボールという、ほぼ素舞台である。

    全体観…当日パンフによれば、かつて歌手を夢見て宮城県から上京した「海原瑛子」の人生を、現在東京の地下アイドル「憂井おびる」(元:梅原純子)の視点を通して追っていく物語と説明されている。菊池佳南さんの一人芝居であることから、瑛子(60歳前後)とおびる(実31歳、自称26歳)という人格を行き来し昭和歌謡曲を挿入しつつ物語を紡いで行く。舞台空間を菊池さんが縦横無尽に動き回り、明るく楽しく、時に切なく悲しく演じ分ける。その表情・表現力は実に見事であり、歌謡ショーのようでもあった。

    物語は、純子が池袋パルコ前でビールケースの上で歌っている瑛子のことをマネージャーであり恋人である角田義晴に語りだす。それがいつの間にか”瑛子”自身の語りにすり替わってくる。昭和時代に遡り「木綿のハンカチーフ」「かもめが翔んだ日」「喝采」「イエスタディ」などの曲が歌われ出す。曲によってはミラーボールの輝き、葉影の照明など舞台技術にも工夫が見られる。

    演技は、瑛子と純子で声トーンや口調・速さを変え人物の違いを強調させていた。またビールケース上での歌はもちろん、パイプ椅子に片足を乗せたり、舞台裏に回り込むなど躍動感溢れる動きが人物を生き活きとさせていた。

    構成は、純子の視点で始まり瑛子の半生に移り、再び純子へ戻る。そこに倒錯的な意味合いも感じられ、今の純子-喪服の似合う未亡人アイドル-という売り込みは、瑛子が夢見た歌手での栄光に繋がるのか。現在と過去のアイドルの意識が入れ替わるようで、同じような途を辿るのか、少し悲哀を感じてしまった。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★

    ■『ゴールデンバット』鑑賞/70分弱■
    当日パンフの登場人物紹介を読んで、もっと厚みのある物語を期待したのだが…

  • 満足度★★★★

    「ゴールデンバット」
    憂井おびる(元・梅原純子)のモデルは、町あかりあたりかしら。このタバコの銘柄がついたシリーズ、タイトルの意味がよくわからないんだよなぁ。

  • 満足度★★★★

    『ゴールデンバット』観劇

    ネタバレBOX

    60女から夢を託された30過ぎの地下アイドルが、60女から受け取ったデモカセットテープの曲の間に吹き込まれた肉声をもとに調べ上げた半生を、昭和歌謡に織り交ぜながら紹介するライブの様子を描いた一人による芝居。

    デモに吹き込まれた言葉の端々からそこまで分かるものかと思いつつ、演技も歌も上手でした。
  • 満足度★★★★

    「ゴールデンバット」65分。

    ネタバレBOX

    憂井おびる…地下アイドル。ラスト瑛子に歌を捧げた。
    瑛子…宮城出身。NHK素人のど自慢で優勝したことで、上京し歌手を目指すも、上手くいかずデブる。憂井の歌で再起を目指す。
    角田…憂井のマネ兼彼氏。憂井とは別れた。
    飯島…瑛子が大学生時代に入ったフォークサークルの会長。瑛子と一緒に流し的なのをやってた。
    華…瑛子の妹。デブ。瑛子に連れられ原宿に行くも、竹下通りを何往復もするハメになった。引きこもりだったけど子を授かる。
    瑛子母・瑛子父…瑛子ののど自慢出演を応援する。

    憂井の観点から瑛子の人物人生を浮かび上がらせる作品。憂井が地下ライブでファンに向けてパフォーマンスしているようなスタイル。歌は多め。
    何しゃべってんだかわかんない、60超?の太ったおばさんである「瑛子」と、微妙に年重ねてる将来の見えない地下アイドルの「憂井」の、精神的なつながりが見どころかな。見えそうで見えない、見えないけど見えそうなトコが魅力の作品。ラスト瑛子がライブに来ている感で終わるトコとかね。
    見終わった後に響くような作り。60超えて池袋parco前でストライブして、デモテープ作っちゃう瑛子がかわいい(ような気がする)。
    瑛子のキャラはドラマな感じがして、瑛子のシーンはなんか楽しめた。憂井のシーンに仕掛けがほしい。
  • 満足度★★★★★

    ゴールデンバットを観劇。
    軸となる2人の女性とその周りの人々を菊池佳南さんが一人で演じたのだが、まるで他の人がその場にいて
    見えているような不思議な感覚があった。
    ラストの「Yesterday Once More」を聞いていたら何故か涙が・・・・あーーー、見てよかったと思う劇でした。

  • 満足度★★★

    『ゴールデンバット』
    70分熱演でしたが、歳のせいなのか、中で使われる曲の年代的な関係性とかをつい気にしてしまい、深く入り込めなかったところも。ラストはほろっとさせられました。

    ネタバレBOX

    ラストのあの曲、オリジナルカラオケ(もう廃盤ですが)を併用するか、ミックスしたらどうなんだろとか考えてしまいました。あと、上演前のあの4曲の繰り返しというのも謎。
  • 満足度★★★★

    「ゴールデンバット」
    「空想科学」を観て以来久し振りのうさぎストライプ観劇。一人八役に「歌謡ショー」!
    菊池さん頑張った!

    ネタバレBOX

    「成れの果て」を観て以来、久し振りに菊池佳南さんの演技を観劇。バナナ学園おはぎライブ後のキラキラの笑顔で握手してもらった事、今でも印象深いです。あれから8年! 何か感慨深いです!
  • 満足度★★★★

    「セブンスター」60分。

    ネタバレBOX

    スペースシャトルの部品の一部を製造する会社に勤め結婚し子もいる兄をもつ、萩庭天馬(亀山浩史)は、帰郷した兄家族や兄の帰郷を喜ぶ父とも距離を置いて、独りガレージで自転車を組み立てる。幼いころは、ガレージをスペースシャトルに見立て、兄と遊んで宇宙飛行士になる夢をともに語りあっていたが、人生的に置いてけぼりをくらったような劣等感なのようなモヤモヤから逃げるように、独り宇宙飛行士ごっこに明け暮れる。
    種子島でシャトル打ち上げがあるといい、父も行きたいというが、天馬はウジウジしつづける。が、過去の自分や塾で知り合ったあの子のことを想い、打ち上げへ立ち会うべく、塾講師を三週間休み、自転車で種子島を目指す…。

    コンプレックス的ないたたまれない感と、天馬が楽しそうに宇宙飛行士ごっこしてるサマとの落差が、みてて哀しくなる。父も兄もそんなに天馬のことを下に見てるワケではないけど、天馬自身が自分を受け入れられない的な感覚かな。それでも、一応気持ちに踏ん切りつけて(もしくは諦めて)、休みとると塾の子たちに伝えた時とか、ラストの(あの子と?)出発のシーンの晴れ晴れしさに、一安心する。
    再演時の時は、あの子が印象的な記憶があったけど、今回は天馬自身の方に目が行った気がする。
  •  ゴールデンバットを拝見。
     昭和の頃、地方から上京して歌手を目指した女性の人生を、地下アイドルが追想するという作品だが、描き方が変わっている。実際に“憂井おびる”と名乗る地下アイドルが歌ったり踊ったりして再構築もしてゆくのである。破綻あり落胆あり、たった1度だけだが事務所に所属して大盛りカレーライスをぱくつくCMに出たこともある。そんな人生だから察しはつこう。イタイ人には痛い作品かも知れぬ。が、自分はもう入ってゆけない世界になった。故に評価は控えさせて頂く。

  • 満足度★★★★

    一人芝居、なかなかの熱演でした。70分もの時間をたった一人で、ノンストップでほぼほぼ全開ですから。お疲れ様と言いたくなるくらい、見応えありましたね!

このページのQRコードです。

拡大