満足度★★★★
楽しめました
落語と劇の2本立て。落語の方はなんともシュールでつかみどころのない話ですね。そぎたにさんのぎょろっとした目が印象的。劇の方はちょっと切ないラブコメ。淡々としながら、妙にリアルで、胸が痛みます。擬人化されたにゃんこがいい。
満足度★
コラボはタイトルだけ・・かな?
普通に落語を1席やってから そのまま芝居に移行
なんか合わんかったなぁ~と思えた1時間40分
プロレタリア感(?)ってゆうのは出ていた気がするけど・・
満足度★★★★
優しさを求めて…
江戸落語「あたま山」(上方落語では「さくらんぼ」)と芝居「ひたすら一本の恋」を強く関連付けることがなくても、その緩く甘い、そして切ないイメージは感じられた。
落語は、自分の頭の一本のサクラ見物、芝居はサクラという女性との一途な恋を描く。サクラの時期は短く儚い...そんな切ない物語。そのイメージは、池に身を投げたのではなく、恋に身を焦がしたようなもの。
この芝居...その内容から5年ほど前に話題になった映画を思い出した。それはサクラのように淡色ではなく、原色でその映像シーンは印象的であった。
ちなみに、その映画は「頭山」というアニメとは違うもの。
満足度★★★★
柳家小太郎さんの落語
どうも落語の出来で全体の印象が違っているように思えるが・・・自分が観たのは柳家小太郎さんの落語の回。うん,さすがだなぁ。落語って話を聞くだけじゃないんだよね,表情,仕草,間の取り方,上手いなぁ。いい落語を聞いた後は芝居への期待も高まります。そんなハイテンションな気分で見たからでしょうか,自分的には芝居もとても面白く思えました。さすが再演するだけのものはありましたね。そして,そぎ助,今回もいい味出しています。この劇団,残念ながら(失礼!)華やかさはありません。弛んだ身体を見せられて,不快感もあります。でも,いいもの持ってます。とても面白かったです。
満足度★★★
劇と落語
柳家小太郎さんの落語、マクラから笑わせてもらった。
そのまま劇へと突入したのだが、落語との繋がりがわかりにくいのが残念。
もう少しひねっても良かったのでは。
映画館のおばさんの方言が柔らかで良かった。
満足度★★★
観てきました
落語は、滑舌の悪さを声の大きさでカバーしている印象を受けました。
お芝居の方は、ストーリーは分かりやすかったけど、単調な感じがしました。
次回作に期待したいです。
う~ん、落語から
入り損ねた・・・・。思うに落語家ってもっと愛嬌があるものですよね。何だか如何ともしがたい違いを感じた。劇の方も清掃員の役者さんの演技が光ったが、全体にモヤモヤ感が残ったなぁ。また、こういう小劇場ではよく着替えのシーンなど出てきますが、それはあくまでよく鍛えられた美ボディがあってのことにしてもらいたい。男の人なので黙殺されるだけで済んでいますが、これ、女だったらどうする・・・・・。炎上しちゃいますよね。落語からのうまいつながりもあったのでしょうが、寡聞にしてあまりよくわからず、この劇の良さが掴めなかった。また、全体の画一的な声量の大きさなど気になりました。
満足度★★★★
有償の愛
無償なんて怪しい、鬱陶しい、不安だ、だけど花見ができないのは実は自分だけなのではないか。見上げるも見下ろすも目の眩む高低差、634より345、スカイツリーよりタワーに安心と居心地良さを求める気分が垣間見える。サクラと一郎の道行き、折角池から飛び出たからには花見で乾杯!を願わずには居れぬ後ろ姿・・・。落語は小粒で良いがもう少しピリリと感じ立つと一層魅力アップする舞台だと思う。
満足度★★★★
楽しさ2倍
落語も劇も楽しめる、贅沢な舞台でした。落語家の柳家小太郎さんの落語は、とても面白くて、もっと観たい!と思ってしまいました。舞台は、あたま山という落語と微妙にリンクしていました。役者さんの熱演も良く、一郎役の、そぎたにさんは嵌り役で、女性慣れしていない男性の一途な恋の切なさが伝わってきました。場面展開の演出も良かったし、舞台セットも、お洒落で綺麗でした。落語も部隊も面白かったです!
満足度★★★★
無題1822(16-112)
14:30の回(晴)
14:00受付、開場。パイプ椅子席(クッションあり)。
3辺の壁面には妖しい模様、ゴボコボと聴こえるのは水中なのか磯なのか
電車や車の音、踏切やクラクション、話し声らしきもの、何かが落ちたような音...最後に、あぁ~そうなのか、と。
14:25前説(多城さん、105分)、「あたま山」そぎたにさん14:30~14:42、「ひたすら一本の恋」~16:08終演。
中尾さん「B4 paper books 2(2011/10@サンモール」、辻川さん直近では「MAN IN WOMAN(2015/12@明石)」、他に文月堂の作品で。
関原さんは先日「シェアハウスへようこそ(2016/4@ひつじ)」を観たばかりで、ご指摘くださったように「水槽(2015/7@眼科画廊)」を観ていました。
そぎたにさんの大きく丸いお腹から始まった本作、久しぶりの宮本さん、辻川さんとのコンビ、毒が効いていて、いつものようにみんな一生懸命で、それなのに哀しくて、それでも笑ってしまう独自の世界でした。
満足度★★★★
切なくて、可笑しくて・・・
〔柳家小太郎さん出演の回〕
「“古典落語”と、そのサゲ(オチ)から発想した“演劇”の上演」という公演。
「あたま山」というと、ちょっとシュールな落語だけに、
演劇のほうもちょっとシュールなのかな、と想像していたのですが、
わりと普通な“恋の話”、とはいっても、そこらへんの“恋の話”とは一線を画す脚本・演出が良い。
“そぎたに”氏の演技が劇全体の“色”を染めておりとても魅力的な舞台でした。
清掃員役の“宮本愛美”さんもいい味を出していましたね。
“笑えるけどちょっと切ない”、そんな作品。面白かったです。