「あたま山」×「ひたすら一本の恋」 公演情報 「あたま山」×「ひたすら一本の恋」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★★

    楽しめました
    落語と劇の2本立て。落語の方はなんともシュールでつかみどころのない話ですね。そぎたにさんのぎょろっとした目が印象的。劇の方はちょっと切ないラブコメ。淡々としながら、妙にリアルで、胸が痛みます。擬人化されたにゃんこがいい。

  • 満足度

    ??
    個人的には、落語は別にして、締まりのないダラダラした印象が強く、退屈だった。

  • 満足度

    コラボはタイトルだけ・・かな?
    普通に落語を1席やってから そのまま芝居に移行

    なんか合わんかったなぁ~と思えた1時間40分

    プロレタリア感(?)ってゆうのは出ていた気がするけど・・

    ネタバレBOX

    芝居の方は特に評価が低いです

    妙に声量が大きく抑揚ってのが無かったし・・・・

    でもまぁ 野良猫の擬人化では笑えた♪
  • 満足度★★★★

    優しさを求めて…
    江戸落語「あたま山」(上方落語では「さくらんぼ」)と芝居「ひたすら一本の恋」を強く関連付けることがなくても、その緩く甘い、そして切ないイメージは感じられた。
    落語は、自分の頭の一本のサクラ見物、芝居はサクラという女性との一途な恋を描く。サクラの時期は短く儚い...そんな切ない物語。そのイメージは、池に身を投げたのではなく、恋に身を焦がしたようなもの。

    この芝居...その内容から5年ほど前に話題になった映画を思い出した。それはサクラのように淡色ではなく、原色でその映像シーンは印象的であった。

    ちなみに、その映画は「頭山」というアニメとは違うもの。

    ネタバレBOX

    ヒマワリ、好きな役者は西田敏行、そして犬の名前が「ハッピー」となれば、「星守る犬」(2011年6月公開)の鮮やかなシーン...黄色い向日葵畑を思い出してしまう。その映画は6月公開であるから、この物語に出てくる12月24日は公開直後の話題作という設定ではないことが分かる。

    淡いサクラ色がヒマワリという原色(黄)の濃い印象へ転じる。この濃さは、主人公・宮崎一郎(そぎたにそぎ助サン)の自信がなく、気弱な男であるが、その演技では存在感を示す。

    梗概は、引越のバイトであるにも関わらず風俗店に通いつめ180万円の借金を抱える。そんな宮崎一郎が風俗嬢サクラ(西澤香夏サン)に惚れて通い続けている。同じバイト仲間もサクラに惚れており、どちらも店外デートを望んでいる。このサクラ、店では優しい母性愛、高慢な女王様と客の好みに応じて演じ分けているが、本当のところは人との関わりが苦手なようだ。だからこそ、クリスマス・イブを一人で映画(星守る犬)を観て過ごす。この映画館に偶然にいた宮崎一郎と喫茶店で話をするが、接客業の割には今ひとつ盛り上がらない。そんな所に人間関係の不器用さが垣間見える。

    公演の底流には、強気に見える独りよがりも、裏を返せば人恋しいという矛盾した描き。しかし、だからこそ人間らしさが表れ、ラストはサクラが行方不明に...。サクラを諦め切れない一郎は、犬が出ている映画を観るのが好きという言葉を頼りに捜す日々。そう言えば「星守る犬」のキャッチコピーは”希望”だったような。

    最後に役者陣の演技は見事。特に面白いのは、猫または犬(芝居的には犬のような)に模した辻川幸代サン、宮本愛美サンのコミカルな仕草が可笑しい。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    柳家小太郎さんの落語
    どうも落語の出来で全体の印象が違っているように思えるが・・・自分が観たのは柳家小太郎さんの落語の回。うん,さすがだなぁ。落語って話を聞くだけじゃないんだよね,表情,仕草,間の取り方,上手いなぁ。いい落語を聞いた後は芝居への期待も高まります。そんなハイテンションな気分で見たからでしょうか,自分的には芝居もとても面白く思えました。さすが再演するだけのものはありましたね。そして,そぎ助,今回もいい味出しています。この劇団,残念ながら(失礼!)華やかさはありません。弛んだ身体を見せられて,不快感もあります。でも,いいもの持ってます。とても面白かったです。

  • 満足度★★★

    劇と落語
    柳家小太郎さんの落語、マクラから笑わせてもらった。
    そのまま劇へと突入したのだが、落語との繋がりがわかりにくいのが残念。
    もう少しひねっても良かったのでは。
    映画館のおばさんの方言が柔らかで良かった。

  • 満足度★★★

    観てきました
    落語は、滑舌の悪さを声の大きさでカバーしている印象を受けました。
    お芝居の方は、ストーリーは分かりやすかったけど、単調な感じがしました。
    次回作に期待したいです。

  • 満足度★★★★

    あたま山!!!
    初めて聞いた話!
    面白かったです。もう少し長く聞きたかったですが・・・
    芝居も何が何だか解りません?が面白かったです。

  • 満足度★★★★★


    落語と劇のコラボとの事でしたが申し訳ない、やはり劇の方が好きみたいです。

    さくらさんの可愛さは異常です。

  • う~ん、落語から
    入り損ねた・・・・。思うに落語家ってもっと愛嬌があるものですよね。何だか如何ともしがたい違いを感じた。劇の方も清掃員の役者さんの演技が光ったが、全体にモヤモヤ感が残ったなぁ。また、こういう小劇場ではよく着替えのシーンなど出てきますが、それはあくまでよく鍛えられた美ボディがあってのことにしてもらいたい。男の人なので黙殺されるだけで済んでいますが、これ、女だったらどうする・・・・・。炎上しちゃいますよね。落語からのうまいつながりもあったのでしょうが、寡聞にしてあまりよくわからず、この劇の良さが掴めなかった。また、全体の画一的な声量の大きさなど気になりました。

  • 満足度★★★★

    コラボでシュールに解釈
     “あたま山”は無論落語の有名な作品であり、アニメになって国際的な賞も取っているのでご存じの方も多かろう。

    ネタバレBOX

    一応、高座を設けて、こちらは落語として役者が演じるが、噛むシーンが多く、当然滑舌が悪くなるので、間だの一人で様々なキャラクターを演じ分ける時の雰囲気の出し方だの迄のフォローは出来ていない。
     “ひたすら一本の恋”は、主人公の母性に対する甘えが主軸を為すので男女間の恋というより甘えがテーマである。その甘えが風俗嬢、さくらとのお母さんプレイから、淡い憧憬のようなものへの広がりはみせるもののそこで展開されるのは人間の身勝手の犠牲になるペットたちへの共感と、その共感を通しての身勝手さへの抗議や抵抗としての野良猫たちへの餌やりである。“あたま山”とのゆるやかな連携を射程に入れるなら、さくらと主人公が映画館で出会い、お茶してから、さくらが店を辞めて行方が分からなくなったとき、主人公が餌をやっていた野良猫のナツが戻ってきたことを、さくらが元の姿に戻って帰って来た、と解釈しても良いかも知れない。これは“あたま山”のシュールな点と照応させたと取ることが可能だからである。
     
  • 満足度★★★★

    有償の愛
    無償なんて怪しい、鬱陶しい、不安だ、だけど花見ができないのは実は自分だけなのではないか。見上げるも見下ろすも目の眩む高低差、634より345、スカイツリーよりタワーに安心と居心地良さを求める気分が垣間見える。サクラと一郎の道行き、折角池から飛び出たからには花見で乾杯!を願わずには居れぬ後ろ姿・・・。落語は小粒で良いがもう少しピリリと感じ立つと一層魅力アップする舞台だと思う。

  • 満足度★★★★★

    今年二度目の花見
    あたま山の桜、満開でした。

    ネタバレBOX

    「ひたすら一本の恋」は風俗嬢に恋をしてしまう不器用この上ない男のお話でした。そのひたむきな思いが客席に伝わり、恋のシーンではついつい気合いが入ってしまいました。
    選曲も素晴らしく、失恋の場面でかかったDel Shannon の「悲しき街角」にはホロッときました。

    今回せつない話とともに落語とコラボした可笑しい噺も随所に見られ、「長屋の花見(先代柳家小さん十八番)」や「診察と点滴の間に(桂三枝(文枝))」の中からの小ネタが随所に出てきて楽しめました。なんせ主演が「さくらと一郎」ですから。

    柳家小太郎さんの落語、とても良かったですね。「噺家が小劇場で演じるのはアウェー感がある」と口に出しつつも、それを微塵にも感じさせない堂々とした高座は流石でした。
    頭に桜の花が咲くという可笑しさと最後に自分の頭に身投げをする、という不条理と悲しい顛末が見事に演じられていました。
    また落語を芝居に繋げていく“膝代わり”の役割をしっかり果たし、流れを作った細かな気配りはお見事でした。
  • 満足度★★★★

    楽しさ2倍
    落語も劇も楽しめる、贅沢な舞台でした。落語家の柳家小太郎さんの落語は、とても面白くて、もっと観たい!と思ってしまいました。舞台は、あたま山という落語と微妙にリンクしていました。役者さんの熱演も良く、一郎役の、そぎたにさんは嵌り役で、女性慣れしていない男性の一途な恋の切なさが伝わってきました。場面展開の演出も良かったし、舞台セットも、お洒落で綺麗でした。落語も部隊も面白かったです!

  • 満足度★★★★

    無題1822(16-112)
    14:30の回(晴)

    14:00受付、開場。パイプ椅子席(クッションあり)。

    3辺の壁面には妖しい模様、ゴボコボと聴こえるのは水中なのか磯なのか
    電車や車の音、踏切やクラクション、話し声らしきもの、何かが落ちたような音...最後に、あぁ~そうなのか、と。

    14:25前説(多城さん、105分)、「あたま山」そぎたにさん14:30~14:42、「ひたすら一本の恋」~16:08終演。

    中尾さん「B4 paper books 2(2011/10@サンモール」、辻川さん直近では「MAN IN WOMAN(2015/12@明石)」、他に文月堂の作品で。

    関原さんは先日「シェアハウスへようこそ(2016/4@ひつじ)」を観たばかりで、ご指摘くださったように「水槽(2015/7@眼科画廊)」を観ていました。

    そぎたにさんの大きく丸いお腹から始まった本作、久しぶりの宮本さん、辻川さんとのコンビ、毒が効いていて、いつものようにみんな一生懸命で、それなのに哀しくて、それでも笑ってしまう独自の世界でした。

  • 満足度★★★★

    切なくて、可笑しくて・・・
    〔柳家小太郎さん出演の回〕

    「“古典落語”と、そのサゲ(オチ)から発想した“演劇”の上演」という公演。

    「あたま山」というと、ちょっとシュールな落語だけに、
    演劇のほうもちょっとシュールなのかな、と想像していたのですが、
    わりと普通な“恋の話”、とはいっても、そこらへんの“恋の話”とは一線を画す脚本・演出が良い。

    “そぎたに”氏の演技が劇全体の“色”を染めておりとても魅力的な舞台でした。
    清掃員役の“宮本愛美”さんもいい味を出していましたね。

    “笑えるけどちょっと切ない”、そんな作品。面白かったです。

  • 満足度★★★

    落語とのコラボ
    落語と芝居の両方を観れるとは貴重でした。小太郎落語はうまいし、面白かったです。

    ネタバレBOX

    つかめそうでつかみにくい『ひたすら一本の恋』のストーリーは、でもなぜか惹きこまれていくのです。出演者の個性が濃く、特に、荻野目さん(映画館の清掃員)がいい味でした。落語は、話し方が実にうまいです。

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