「あたま山」×「ひたすら一本の恋」 公演情報 みどり人「「あたま山」×「ひたすら一本の恋」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    コラボでシュールに解釈
     “あたま山”は無論落語の有名な作品であり、アニメになって国際的な賞も取っているのでご存じの方も多かろう。

    ネタバレBOX

    一応、高座を設けて、こちらは落語として役者が演じるが、噛むシーンが多く、当然滑舌が悪くなるので、間だの一人で様々なキャラクターを演じ分ける時の雰囲気の出し方だの迄のフォローは出来ていない。
     “ひたすら一本の恋”は、主人公の母性に対する甘えが主軸を為すので男女間の恋というより甘えがテーマである。その甘えが風俗嬢、さくらとのお母さんプレイから、淡い憧憬のようなものへの広がりはみせるもののそこで展開されるのは人間の身勝手の犠牲になるペットたちへの共感と、その共感を通しての身勝手さへの抗議や抵抗としての野良猫たちへの餌やりである。“あたま山”とのゆるやかな連携を射程に入れるなら、さくらと主人公が映画館で出会い、お茶してから、さくらが店を辞めて行方が分からなくなったとき、主人公が餌をやっていた野良猫のナツが戻ってきたことを、さくらが元の姿に戻って帰って来た、と解釈しても良いかも知れない。これは“あたま山”のシュールな点と照応させたと取ることが可能だからである。
     

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    2016/05/09 17:04

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