満足度★★★★
3戦全勝
当世わこーどの恋愛(いや肉体?)事情。前半はほのぼの、微笑ましい系なのに、ある歌の場面を境に一転、驚愕の事実の数々が明かされる…。
昭和半ば生まれのロートル的には「キミらそーでもせにゃ信じられんのか?」「寂しさを言い訳にすんな!」とか内心でツッ込みつつ、イマドキのJK、こえー!な感じ?(爆)
そんな高校生たちを中心としながらもオトナのソレも絡ませるのが巧いやね。
巧いと言えば調整室の使い方や使用曲の選曲も巧みで、開演直前のパフォーマンスからニヤニヤ。
また、スッと引いてゆくような幕切れも好み。
で、前半でほのぼの系と思ったのは前作「花園」の印象もあるんだな。
そして、同じく高校生を中心にしながらも「花園」は陽、「保健体育」は陰なのではないかと。あるいは男女の差なのではないかと。
竜史国王ったら、策士…。(笑)
ところで、どうせなら終演後に「相関図(どちらかと言えば別の「カン」か?(爆))」を配ればもっと良かったのに。
ともあれ、ここまで3作品連続ヒットの20歳の国、次回も楽しみ♪
満足度★★★★
バカバカしいけど、現実だよね♪
飛び込み観劇♪受付の人の対応優しかった♪
同世代のアルアル分かる♪的シーンが散りばめられている♪竜史さんの観察眼ヤバイ♪ タイトル何だよって思ったけど、作品観てなるほどって思った♪意外に深い♪
レオゴンズのマッチュさん、ぬいぐるみの池上さん出てるから気になったけど♪女優陣がすごくキャラ立ってて良かった♪自分も翻弄されたい♪なんつって♪
満足度★★★★
キスはいいけど
おしりはNGでした。女性陣の会話がリアルで思わず苦笑いしてしまいました。ステージの上で同時に喋るシーンは台詞が重なって聞き取りにくかったので残念でした。それでも劇場の使い方は斬新だったし演出も面白かったです。
満足度★★★★★
それ故、‘20歳の国’なのか・・・
この劇団の舞台を拝見するのは二度目なのですが・・・・
「花園」にも通底する若い人の幼稚で脆弱な部分を延々と見せられっぱなしなんだけど、下らない営みに辟易しながらも、最後は馬鹿馬鹿しさの中にもほっこりと人間賛歌で締めていましたね(★ ̄∀ ̄★)
それにしても、湯口光穂さんを始め異儀田さん、田村さん他、下らないんだけど面白い、さすがの演技でした。
恋したくなった
まず、客席までの導線に驚き、客席・舞台のセッティングに驚きました。
通常の舞台の場所に客席を組み、客席の場所に舞台があるため、通常の楽屋を抜けて客席に入ることに。なんだかバックステージ・ツアーのようでワクワクしました。2階のブースに女優陣登場で、前説?&カラオケ。これがちゃんと物語の導入になっていて、またまたワクワク。いやぁ、こんなにキスシーンを観た舞台は無いです。もう…悶々とします。高校生4人組を取り巻く複雑に絡み合った男女関係。けれど、なんだか特別な感じがせず、隣で起きていそうな感じ。そう思わせる脚本と演出の妙。うまいなぁ。女優陣の中で、湯口光穂さんが、ひときわ輝いていました。彼女の告白シーンに痺れ、心を撃ち抜かれました。また観たい女優さん。また観たい劇団です。
無題847(13-286)
19:30の回(曇)。川田さんがでていらっしゃるので予定していたのですが、決められずにいたら売り止めとなってしまいました。ですので今夜は当日券、キャンセル待ち。18:45受付、19:25順番待ち(10人以上いたように思います)、19:30中へ、普段は通らない場所を通り(ゆっくりみている余裕なし)座席へ(パイプ椅子が6列)。19:33前説(110分)、正面上部の壁にも字幕前説とおたまじゃくし、19:35開演~21:22終演。よ~く調べると川田さん、「さくら」から数えて7作目(実は気がつかなかったものあり)でした。
よくみる座席配置とは逆、ロビー側が舞台で、後方からですと屋形船を見下ろしているような雰囲気。お話は...ダメでした、すみません。
満足度★★★★
人間性態図鑑
とある高校の教師や生徒、彼らの行きつけのカフェのスタッフなど、総勢14人の男女の間で織り成される不安定で乱脈でドロドロした色恋模様をクールなタッチで描いた、「人間性態図鑑」とでも呼びたくなる劇。
保健体育は人間の恋愛行動や性行動を客観的に捉え、体系化することを役割の一つとするが、本作も劇の書き手が特定のカップルに肩入れなどせず、現実に存在しそうなとてもリアルなカップルたちの有り様をできうる限り冷ややかに客観的に描いており、書き手のクールさは観客にも伝播するのか、こちらもクールに、冷静に、客席のあちら側の世界をまるで「観察」するような眼差しで見てしまう。
映画で言うロングショットのような引きの目線で見るからこそ、性や色恋の不気味さ、おぞましさがかえって鮮明に見えてきて、そこのところがとても面白かった。
しかし、痴話喧嘩を繰り返し、くっ付いたり離れたり浮気したりを繰り返すカップルたちを見ていると、一夫一婦制というものがいかに自然の摂理に反した人工的な制度であるかを思い知らされますなぁ(;´∀`)
満足度★★★★
楽しめました
ぐだぐだでめんどくさいLOVE&SEX。この濃厚で狭い人間関係は地方ならではかな?歌もダンスもあって、視覚的にも楽しいステージでした。
『保健体育』20歳の国
感想やCM動画から、どんだけ過激なんだろうとざわざわしながら観に行ったのだけど、どっちかって言うとキュンキュンしたよ。
構成巧かった。
国王竜史くんの善の作品はもしかしたら見納めかも?アフタートークでモラルさんに言われて、もっと「悪」の部分を出してかないと~って仰っておられたので……
ラジオ体操カッコよかった♪
満足度★★★
田舎、こわい。
やっぱり王子はいい劇場だなあ。とバナナ学園を思い出しながら客席に向かう。
劇団がやりたいことにとても協力的だ。
役柄に合わせて女優さんのパンツの色にも演出がされていたとのことですが、だったらパンツ、見たかった(真顔)
満足度★★★★
結局、保険体育の授業って、
作品のそのものに対する感想とはズレてきますが、結局、保健体育の授業とそのことに関する実践って、正解とかってないし、年齢を重ねていっても、恋に対する答えを出しやすくなるわけでもないし、以前うまくいったことが、次の恋でも応用が効くかなんてわからないし、そんなことを見ていて思いました。
演技が印象的だったのは、田村優依さん、湯口光穂さん、異儀田夏葉さんでした。
満足度★★★
男の子っ
そんな感じの展開がされるので少々ハズカシイ感覚で拝見。
カラオケの舞台とか、凝った見せ方もいいし
カラオケと(合ってる曲とそうでもない曲あり)舞台の合わせ方も面白い
高木健さんの男前ぶりに笑った、女優陣には拍手ですね。
ただ、台詞が交錯し音楽もあって聞こえないシーンもあるのが勿体ない
満足度★★★★★
めんどくさいけど愛おしい。
20歳の国の魅力は、誰にでも楽しめるキャッチーな作風なのかな、と「花園」に続いて2度目の観劇で思いました。高校生の女の子+保健の先生と、その同級生から先生に至るまでの男性達との恋愛群像劇。誰もが通る人生初期の恋愛特有の面倒くささや切なさが満載のお芝居に、終始心臓がときめきっぱなし。思うに、女の子ってやっぱり早熟だな、と。ウサギのように発情しっぱなしで、寂しくて死にたくないから浮気しちゃう。それに翻弄される男性達。5人の女優さん達の個性的な魅力で舞台がキラキラと輝く中、同時に男性の役者さん達が多少しょんぼりして見えたのは演出として成功だと感じました。