月の剥がれる 公演情報 月の剥がれる」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-20件 / 42件中
  • 満足度★★★★★

    初日に観劇
    広田淳一の得意とする群舞は出演者が多いこともあってかなりの見応えがあった。洗練された美術、世界観、どれをとっても文句無し。

  • 満足度★★★★★

    アマヤドリ
    夢中になりました(・ω・o)!
    久しぶりの群舞も^^
    なにかをつづけていくっていうことは大変なことです。
    舞台とてもきれい!

  • 満足度★★★★★


    圧倒される 場面もあり

    ネタバレBOX

    昼の月は白くて 私は好きですのよ 
    とか
    思いながら
    自分の意志で選んだ道なのですか それが 

    も、
    思いながら
    流されたり 抗ったり する
    人や そんな 想いの 行く先が
    悲しくて と
    思いました。

    照明が明るくない 場面が 多く
    明るい場面は 引き立ちますが、
    照明が明るい場面も もっと 観ていたいと 思いました きれいだったから。

    また
    観たいと 思い 観に行けるように したいなと 思います
    その時には どう感じられるか 楽しみですが
    行けるのか 私は
  • 満足度★★★★★

    命の在り方
    死生観を問われる内容で自分抜きに感想を書くことが難しい作品だと思うで、感じたことを短くまとめることはできませんが、面白かったです。
    ダンスは好きです。躍動感があってよいと思います。
    所々回収できていないように見えましたが、引っかかる、モヤモヤする「分からなさ」ではなかったので、観終えた後の気分はそんなに悪くないです。

  • 満足度★★★★★

    3回拝見。
    相変わらず広田さんの物語世界は難しく、いまだに30%も理解できている気はしませんが、それでもこの美しい物語を理解したいという気持ちと、清涼感・躍動感に溢れる乱舞を何度でも観たいという気持ちがおさまりません。壮大な人類愛に満ちたこの作品ですが、果たして答えはあるのでしょうか。物語の中で人間たちが選択した道は正しいのでしょうか。「世界は初めから完璧にできているから、僕らが残せるのは傷跡だけ」。きっとこの答えの出なさ、不完全さ、それが人間の、世界の、地球の、そして宇宙の「完全な姿」なのでしょう。精神的に美しい「演劇」でした。愛してます。

    ネタバレBOX

    まず舞台上のオブジェにびっくり。「月の剥がれる」様が木材で作られているのですが、そこに神が宿っているかのような生命感。

    そして役者さん達。皆さん透明感に溢れていて、きっとこの人達は人間を一旦捨て去って妖精になったに違いない、臓物なんてないのかもしれないと思わされます。物語の中で人間たちは「怒り」の感情を捨てることを決議しましたが、現実ではそのようなことが平和に繋がるとは思えないものの、舞台の上では皆それが実現できそうなほど「きれい」。

    散華は新興宗教のようで、そこにいることで自分の存在の意味を見出すような部分は、リアルなのに毒を感じない。この「美しさ」は危険だなぁと思いつつ、どす黒く描かないのが「アマヤドリ」なのでしょうね。

    そのアマヤドリを象徴する「乱舞」の美しさ・・・特に小沢道成くんの神々しいほどの身体使い、ハマカワさんの愛らしさに目を引かれて、乱舞の為にだけでも毎日通いたいくらいでした。

    ちなみに初日は休憩無しの2時間40分が、目の前の美しさに気を取られる&理解することに頭を巡らせていたせいであっと言う間(笑) 2回目(3/6)は削られている部分が多数あった上に休憩があって集中力が途切れてしまってちょっと残念だったのですが、その翌日はシーンが増えた(!)上に休憩が無くなって、物語世界により深みが出ていてとても観やすくなってました。
    広田さん曰く、赤羽兄妹のシーンは「朝小沢くんに電話してシーンが増えたことを伝えた」とのことですが、それで夜あのシーンを上演してしまうとは・・・役者さん達のキャパシティに脱帽です。

    ちなみに大好きな小沢道成くんですが、このままアマヤドリの劇団員になってほしいほど魅力が発揮されていて素敵でした*
  • 満足度★★★★★

    世界との対峙
    物語世界の無限の広がりを感じる素晴らしい劇空間でした。一つの集団(思想)の始まり~終わり、過去現在未来、死生観みたいなものがない交ぜとなって、でも実感としてはもう終わっちゃうのってくらい見惚れてしまいます。あっと言う間だった。要所に盛り込まれた30名近い俳優の群舞は、何か自分が丸ごと吸い込まれていくような圧倒的な力がある。公演チラシの言葉を何度も読みながら、正しさって何だろうと考えました。

    ネタバレBOX

    散華(さんげ)の思想は、何だか引き込まれてしまうような魅力がある。自分の国の軍隊が人を殺した数だけ、散花のメンバーも同じ数自決する。自分の命を懸けた脅迫だ。自己責任って言葉が流行る日本人の思考にぴったり合うのかもしれない。「平和とか世界とかそのどうしようもなく大きくて抽象的な問題にどうやって向き合ったらいいのか。」、極端だけどそうした思いへの1つの答えに見えてくるから不思議だ。散花の失敗を教訓に未来の人達がたどり着く、「平和や統制のために怒る事を放棄する」という発想も、極端で悪夢のように見える。じゃあ、一体何が正しいのか。

    劇の冒頭、暗闇の中で無から音や生命が生まれる。人類は進化しそして未来へとつながっていく。散花が生まれ、終わり、未来が提示される。そしてクライマックスで時計が反転して元の無にまでさかのぼっていく。どこまで遡ってやり直したら、僕たちはうまくいくのかと思ってしまう。高望みしなければ便利で快適で平和な日常。でも、退屈で空虚でそして危うい。貧困・格差・原発・戦争。自分の日常がある日突然、悪夢に変わるかもしれない危うさ。そんな時代に生きているように思う。それでも「おはよう」って目覚めるんだなぁと思うと、嬉しいのか苦しいのかわからないなぁ。

    物語はわかりやすく深い。言葉も刺さるけれど、群舞のような俳優さん達の動きが本当に美しくて力強くて圧倒されました。
  • 満足度★★★★★

    王道広田作品
    「力による力の抑止の行き着く先」や「命と引き換えの抗議の是非」をテーマにしており、どちらかと言えば淡々と進むのにグイグイ引き込む力がある。
    そうして「命の躍動と祈り」を見せて締めくくるなんて堪りませんわ。
    正直なところ、大半は「広田戯曲の王道」ではあるものの今までに観てきた作品群の中では平均的か?などと思いながら観ていたが、終盤の収束のさせ方と締めくくり方で評価急上昇。
    いやぁ、ヤられたなぁ。
    また、今回は観ていてNODA・MAPに通ずるモノを感じたが、現存している問題を多少カタチを変えて近未来のこととして描くシカケが共通するのか、と思ったりも。(詩的で耳から入るリズムが心地好い科白もそうかな)
    強いて言えば泣かせ逃げなのがズルい(笑)が、本作に関してはあれしかなかろうしなぁ。

  • 満足度★★★★★

    全てが洗練されていた。
    この劇団にしかできないスタイルで、完成度が高い作品を楽しませてもらった。まず会場に入るやシンプルながら存在感のある素敵な舞台美術が目に入る。舞台に引かれたラインにすらセンスを感じた。

    この劇団はスタイリッシュな役者の動きと想像力を掻き立てる詩的なセリフが売りだが、テーマ性もあり、それらの調和が見事である。

    当日パンフレットから受け付け会場整理に至るまで気が配られており総合的な劇団力にも高い評価をしたい。

  • 満足度★★★★

    理解するのは.....
    実際に見えていない部分にもメッセージが含まれているのでしょうが、そこは三割程度しか理解できなかったように思います。見えてる部分では、争いの根源は「怒り」だけではないでしょうし、「死」をもって抗議することも良いとは思いませんが色々考えさせられるテーマを感じました。最後に全体のトーンの中で先生役がちょっと浮いていたように思いました。

  • 満足度★★★★

    ひょっとこに戻った感じ
    アマヤドリ「月の剥がれる」を観る。
    アマヤドリになってからは、小品で独自のスタイルを模索していた感じだったが、今回の座・高円寺の大舞台では、むしろひょっとこファイナルの「うれしい悲鳴」に似たテイストに戻った感じ。
    音楽の世界観と、スイミーみたいな群舞。これ好きだなぁ。
    精霊のように佇み風を纏って駆け回る田中美甫は、萩尾望都のキャラクターみたいで力強く美しい。

    アマヤドリ風味が抑えられてしまったのかな。
    いや、好きなテイストだからいいけど。

  • 満足度★★★★

    もうひとつ食い破るものがほしい
    壮大なスケールを持った作品だった。アマヤドリの前身であるひょっとこ乱舞の最終公演だった『うれしい悲鳴』と同じく、近未来SFの様相。作品世界の設定をなんらかの形で観客に説明しなければならないSFは、その説明くささがネックになりやすいけど、今回は前作よりもスムーズな説得力を持っていたと思う。

    最初のほうの日程では完成度が低かった、とも複数人から聴いたけれど、わたしが観たのは千秋楽で、役者たちの息も合っており、クオリティは非常に高かった。場転が(彼らの得意技である)群舞によってスムーズに切り替わっていくのも楽しい。これだけの人数が動くのはやはり迫力があって見応えがある。個々の役者についても、小菅紘史、村上誠基、川田智美、小沢道成などの客演陣が印象的な活躍をしていたように感じた。

    ただ、もうひとつ、突き抜けるところにまでは至らなかった。無いものねだりかもしれないが、物語が全体につるんとしてしまった(枠にはまってしまった)印象は否めない。もちろん登場人物は物語の中を生きている、いわば「駒」だとも言えるけれど、わたしは演劇の登場人物(そしてそれを演じる俳優)には、やっぱりその「駒」であるところを超えて、物語を食い破ってしまうほどの強さを求めたいのだ(それは劇作や演出の意図を超えて暴走する、という意味ではない)。この作品には、そうした食い破りを可能にするような、裂け目やほころびのようなものが乏しかったように思う。

    別のところで、ロラン・バルトの写真論から、《ストゥディウム》と《プンクトゥム》という概念を援用したけども(http://d.hatena.ne.jp/bricolaq/#coffee)、それでいうとこの作品はほとんど《ストゥディウム》に支配されていたように思える。頭では理解できる。でもやっぱりそれでは、演劇的な感動や怖さは生まれてこないのではないか。どうしてもこの人たちのつくるものを見たい、と思わせてくれるような何かが欲しい。

    ネタバレBOX

    散華(さんげ)を指導してきた慇懃無礼な男が、女に働きかけて内部スパイとして散華を潰そうとする話は面白くなりそうだったのだが、特に回収されずに尻切れトンボになってしまった感がある。結果的には、軍人でありリーダーである男の妹が、同じことをする(散華の死に対してさらに自死で報いることで、散華の理論を破綻させる)とはいえ……。

    学校のエピソードも微妙に中途半端さが残った。B組から転校してきた子が、実は産まれていなかった、というふうにも読み解けるけれども……? あちらの世界と、散華のストーリーとの関連が今ひとつよくわからなかった。
  • 満足度★★★★

    身体のありか/メッセージ性のある死
    死をもって(戦争等によってもたらされる)死に抗議する思想集団、“散華”を舞台に展開する物語。少々理屈っぽく、中2っぽい、散華のアイデアはしかし、マッチョな精神論、安易な共同体信仰が幅をきかせる昨今の日本の状況をよく映しているのかもしれません。自らの曖昧な(傷ついた)感情を、対象化し吟味することもなく、単純なつまらぬ美学に同化してしまう。その身体的現実感のなさ、薄ら寒い世界認識は、とても現代的なものにも思えました。

    アマヤドリの代名詞でもある群舞、洗練された舞台美術、音楽……と、空間設計も充実しており、戯曲のビジョンを体現する、非常に完成度の高い舞台を観ることができました。惜しむらくは、もう少しの”破綻”がないことでしょうか。細かに張り巡らされた設計、統制された空間を打ち破り、こぼれ落ちてしまうような演技、身体が、むしろ舞台空間の内に留まらない想像力の扉を開くこともあるように思うのです。でも、これも、もちろん、この舞台の高い完成度を前にしたからこそ、考えることなのですが。

  • 満足度★★★★

    生きろ
    観終わって、一番頭に浮かんだのは、
    「生きろ」っていう、『もののけ姫』のキャッチコピー。

    ストーリーに派手さ、ドラマチックさ、あるいは盛り上がり
    みたいなものは薄いが、その分、
    劇場を出て、色々とああでもない、こうでもないと考えてしまう。
    それは、とてもとても良い作品だった証んんだと思うのである。

    ネタバレBOX

    話の構造としては、主に二つの時空が描かれるわけで。

    「散華(サンゲ)」という組織の活動を通して描かれる世界Aと、
    「怒り」を放棄した人間が暮らす世界B。

    おそらくBは、Aの未来であり、「散華」の事は、モノーガタリとして語り継がれている。いろんな事があった結果、私達は「怒り」を放棄したんだよ。
    その大きなきっかけは「散華」なんだよ。
    ってな具合。
    それを学校で語り聞かせる教師と、色々考える生徒たち。

    この学校でのモノーガタリから、「散華」が活動していた時代に、また学校に、
    と物語の時空はシフトしていく。

    で、さっきから何度も書いてる「散華」ってのが、
    「自国の軍隊が人を殺したらば、その数と同じだけの散華メンバーは自決しましょう」
    という理念を基に、世の争いを撲滅しようとしているわけ。
    「銃口の先に自分の家族がいると思えば、引き金を引けない」と。
    なるほどねー、と思う反面、
    引き金引かなかったら、相手に引き金引かれちゃうよ、とも思うが。
    この「散華」ってのが、わりとグローバルに活動してるっぽいので、そんな心配もいらないのかしら。

    命の抑止力、とも云うべきこの集団。
    賛否はもちろん出て来て、「散華」の解散を求めるために命張っちゃう人なんかも出て来て。
    こうなると、もう、どこまで言っても止まらない。

    この「散華」の話と「学校」の話が、いろいろ織り交ざる構成が上手い。
    そして、誰の、何が正しい!という答えが描かれないのが、また良い。

    こういう事がありました。
    こういう事になりました。

    そこで何かを考えなくちゃならないのは、私たちなんであるから、
    戯曲の中で曖昧にぼかされている部分は、観客が持ち帰れば良いと思う。

    私個人としては、
    「まだ生んでもらってないよー」的な台詞が一番響いた。
    「学校」サイドにやってきた転校生が、どうも不思議な存在感だったのは、
    ここに繋がるのかしら。

    自決したり色々ある中で、
    生まれてくるはずだった命の視点から見ると、そういう行為はどのように映るのかしらん。
    「生きてる」ものより「死んだ」ものの方が強い、とはいえ、やっぱり「生きる」が大事なのよね、と。
    劇中に度々、赤ん坊のイメージが散りばめられていたり、
    原生林を思わせる冒頭だったり、
    もう、私の頭の中が「生きろ」といったら『もののけ姫』みたいになってた事もあり、
    装置がどうにも屋久杉に見えてしまったりと、大分偏った思考になってしまったが、
    とにかく、『月の剥がれる』からは、
    死のイメージよりもむしろ、豊穣な生のイメージが感じられた。

    そんな中、引っかかるのは、
    「怒り」を永久に放棄した国の生徒たちの姿。
    「燃えてるねー」みたいな台詞が何度かあったが、
    あの台詞が、尋常ならざる事態を前に出ている台詞だとしたら、
    とても怖い。

    どっちがいいとかじゃないが、「怒り」ってのは、自然な感情なんだな、と。


    こんなに長々と色々書いた上で、結局何もまとまらないのであるが、
    この舞台を通して、色々考えさせられた、という事実は、プライスレス。

    観て、単純に感動して、涙流してスッキリ!
    みたいな作品ではないが、こういう物がもっともっと増えていくといいなぁ。
    劇場出て、景色が少し違って見えるような。
  • 満足度★★★★

    抽象的なセットとダンス
    ダンスやステージセット、オシャレな衣装等によって思い切って抽象化した部分があったからこそ、現在、過去、未来、学校、家庭、戦争、平和、宗教、憲法など、さまざまなものに汎用がきく作品になっていたとも思います。

    こういう性質の作品の時にはアフタートークやQ&Aセッションが理解の助けになりますね。

  • 満足度★★★★

    なんだろう
    面白かったし、面白くなかったし、かなりグワッと掴まれたし、全然ピンとこなかった。
    好きか嫌いかで言ったら、断然好き、だと思う。

    普遍的で新鮮な「絶望」、と「いのり」が舞台に満ちる美しいラストシーンに、強く胸が締め付けられた。

    2時間15分の長さは全く感じず、この語り口でならあと1時間くらい余裕だったし、その分ちゃんと「決定的な大事件」の辺りとか、各キャラクターのターニングポイント的なものとか、諸々いろいろ書きこんで来てほしかったなあ、と。

    今回の脚本、ひょっとこ乱舞大爆破公演の『うれしい悲鳴』でもそうだったけど、ひとつの作品にとんでもない「圧」を持った流れがいろんなベクトルで存在しちゃってて、作家がそれを作品内で処理し切れてない、って感じ。
    つまりイコールそれは「失敗作」ってことになっちゃうんだろうけど、でもそういうギリギリなラインでの「賭け」「勝負」があるようなところにこそ、圧倒的な「なにか」が生まれうる、そんな可能性があるんじゃないかとも思う。

    そんなある意味でとっちらかった(?)脚本を一つの作品として舞台上で成立させた、演出、役者陣はさすがだなあ。

    この劇団、次回公演はまたどう来るか、楽しみ。
     
     
     
    ・・・そういえば。
    毎度使用する音楽にセンスが光るひょっとこ乱舞→アマヤドリ、この作品でもエンディングで流れていたプログレッシブロック調の音楽がとても印象に残った。
    オリジナルなのか、既存の曲なのか、既存の曲なら誰のなんという曲なのか、誰かご存知でしたら教えていただけると嬉しいです。

    ネタバレBOX

    のっけの「目が覚めて“おはよう”が“kill you”になっていたら」(うろ覚え)って台詞の切り口とか、あんな素敵なモノローグ、広田淳一にしか書けないよなあ。
  • 満足度★★★★

    はじめての
    初めて広田氏の作品を観劇しました。
    正直なところあまり理解できなかったのですが、
    なぜだかとても惹きつけられました。
    今後も継続して観劇して、もっと広田氏の世界に触れてみたいと思いました。

  • 満足度★★★★

    初アマヤドリ
    ひょっとこ乱舞時代から非常にみたくて、気になっていた劇団。
    念願の座・高円寺でした。。
    生きていることの祝祭のようだった最後の群舞がとっても印象的。
    内容については、多人数で、ストーリーを追うことにあっぷあっぷになるんじゃないかと不安だったのだが、大きな枠構造がしっかりあったので、そこまで苦ではなかった。
    演劇ならではのエネルギーを味わえたエンタメで、非常に楽しめました!
    ダルカラの谷さんとのポストパフォーマンストークも面白く、2時間強を感じさせないお芝居でした。

  • 満足度★★★★

    何度も味わいたい
    キャストさんの人数が多くその分見たいけど見きれない部分もあったのでまた観たいと思わされる作品でした。
    期待して行ったのですが、それをはるかに超えるスケールの物語でうれしい誤算でした。テーマについて自分の意見はこうだなぁと参加しながら観ていました。
    終演後のポストトークまで堪能しました。せっかく解釈のヒントをいただいたので、感じるだけでなく考えてみたいと思います。
    人物関係図が関連フライヤーの置き場にあることを知らずに観てしまったのですが家に帰って復習したいと思います。

  • 満足度★★★★

    好きなんです
    装置の美しさ、力強いけれど繊細な群舞の素晴らしい表現力。前回王子で観せて頂いて、どんな変化を遂げるのか楽しみで、今回の公演が待ち遠しくって、その期待を裏切らないオープニング!ありがとうアマヤドリ!!

    ネタバレBOX

    なんだけど、んんん群舞の饒舌さに比べて会話が薄く感じてしまいました。いや、引っかかる台詞はあるんです、想いが溢れてるんです。でも言葉が多すぎたのか、表現の仕方なのか、私はちょっと緩んじゃった処がありました、2時間半になってるとは思わなかったですけどね。公演中にも日々変わって行くんだろうなと、で、もう1回観に来たいなって思ってしまいました。
    まだまだ進化していくであろうアマヤドリを今後も見守って行きたい!そう思わせて下さった舞台でした!
  • 満足度★★★★

    迷惑な正義を振りかざし、
    対岸から「おーい」と手を振る人達の声は、無関心を決め込む僕にも届いた、のかな?

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