ゴミくずちゃん可愛い 公演情報 ゴミくずちゃん可愛い」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 29件中
  • 満足度★★★★★

    初めてのぬいぐるみハンター
    ぬいぐるみハンター「ゴミくずちゃん可愛い」観劇。みんな個性の強いキャラクターでスピードと勢いがあって物語の世界観メッセージもあってすごく楽しかったです。主役の女の子のキャラクターがホント可愛くて「犬と串」の満間さんと息がピッタリ。2時間以上という上演時間、役者の皆さん体力に圧巻。
    セットはシンプルだったけれど、それを補うそれ以上の演技力で世界観を表現していたと思います。

    ネタバレBOX

    最後に主役の女の子が前列の人たちにハイタッチてくれたとこ印象的でした。
  • 満足度★★★★★

    明るくなれる
    ただただ楽しさいっぱいで、見ていて明るくなる劇でした。出てくる役者さん一人一人の個性が強く、まったく飽きのこない2時間15分で、もっともっとここの住民たちを見ていたいと思った。面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    ゴミくずちゃん可愛い!!!!
    ゴミくずちゃん可愛い部活のみんなと観て来ました!!
    ポンポコを観に行ってから、ぬいぐるみハンターハマっていたので今回はどんなのかすごくワクワクして行ったのですが、すっごくおもしろくて、観終わったあと、なんかほっこりしました(*^^*)
    ぬいぐるみハンターは観終わったあとに幸せになれる劇団だと思います( *`ω´)
    本当に行ってよかった!!終わったあとグッズを買ったり、キャストの方とお話ができたのでよかったです(*^^*)
    ぬいぐるみハンター最高!!!また観に行きたい…‼‼

  • 満足度★★★★★

    壮大な無駄遣い
    今日性のあるテーマを取り上げ、元気一杯の、小ネタも混じった2時間15分にも及ぶ超(長)大作でした。

    ネタバレBOX

    トーシバの名前がしょっちゅう出てくる…。マイクロビルディングという会社が世界中にビルを建て、そのビルが崩れ出して問題になっている…。世界の終わりまで絶対に崩れないと言われていたビル、逆に言うと、ビルが崩れることによって世界が終焉を迎えるということか…。

    崩れたビルの産業廃棄物が捨てられる地下にあるゴミ山、そこで赤ちゃんのときから暮らす少女は内臓がボロボロ…、スラムドッグ・ミリオネアと原発問題を一緒にしたような話でした。

    崩れたビルの処理、あるいはビルの積極的処分でこれからも仕事が約束されているマイクロビルディング社、先見の明と豪語されると腹立たしくもありますが、壮大な無駄遣いに引っ掛かってしまった我々の責任でもあり、已むを得ない皮肉な現実ですね。

    今回はダンスの一部として走ることはありましたが、ただ単純に走り回ることが無く良かったです。相撲をとったり、走り回るだけだった人が、五歳児の改造人間として活躍されていたのも嬉しく思いました。
  • 満足度★★★★★

    もの凄く面白かった
    もう、ぐだぐだと何も書かなくて、「面白かった」だけでいいような気もする。

    ネタバレBOX

    面白かった!
    ゴミちゃんいい!

    あ、でもちょっとだけね……。

    てっきり、タイトル通り、ゴミくずだらけのセットがあると思っていたら、シンプルなのに意表を突かれた。

    地球のような青い星。
    そこがゴミくずなんだ!

    戦争、紛争、ゴミ、戦場カメラマン、平和、デモ、そんな今やポピュラーとも言えるようなエッセンスが散りばめられているのだけれども、もの凄く面白い。
    過剰で、どうでもいいことが含まれているようで、面白くて、だけどもそのまんま捨て置かれてしまうような台詞とその絡み具合がたまらない。
    ストーリーも演出も、よく整理されていて、次から次に起こる出来事が、もう楽しくって仕方ない。だから、舞台に釘付けになった。

    メランコリーな曲に乗せて語る、ゴミちゃんの末路は、最初から想像がつくようなものだけど、でもいいんだよなー。それでも。
    明るくて、哀しくて、明るくか、な。
    ラストの写真撮影のシーンとかね。ベタかもしれないけど。

    役者は全員よかったのだけど、やっぱり、ゴミちゃんを演じた浅利ねこさんが、抜群にいい!
    活き活きしていて、「カワイイ」っていうのもわかる。
    その相方として、ソニーを演じた満間昂平さんも、全体でうまい重しになっていたのではないだろうか。あと、ゴウトクジ、コムスビ、クニマツの3人の掛け合いはなかなかだと思ったし、特にクニマツを演じた工藤史子さんは、個人的にかなりツボだった。

    ああ、それでも結構ぐだくだ書いてしまった。

    この感じ、この間観た、ロロの『父母姉僕弟君』にちょっと似ているかもしれない。
    これを観てから思うに、あれはあれで面白かったのかも、と思い始めている。
    こっちを先に観ていたら、少しは印象が変わったかもしれない。
    今さらだけどね。

    にしても、一番前に座ってハイタッチしたかったぜ!
  • 満足度★★★★★

    元気をもらった
    初めて、ぬいぐるみハンターの作品を観劇。とても元気をもらえた。

    ネタバレBOX

    近未来。
    東の方の最果てに、かつて夢の谷と呼ばれたゴミ谷があった。
    世界中から飛行機に乗せて落とされる鉄の雨=ゴミによって
    ゴミ谷は、いつしかゴミの山となっていた。

    生まれて間もなくゴミと一緒に捨てられたゴミ(浅利ねこ)と
    同じ頃にゴミ谷で生まれたソニー(満間昂平)、
    彼女らを取り巻く人々の物語。

    ***********************************************************

    ゴミの登場から冒頭のダンスは、キレキレで良かった。

    全体的にテンポ良く、疾走感があり、2時間15分でも飽きが来ない。

    中央に丘のように置かれた、
    地球を模した球面のみを舞台装置として
    そこを中心に走り回り、動き回る。
    ゴミがなくてもそこはゴミ谷に見え、
    まるで宇宙を通して地球、世界全体を見ているようだった。


    戦争、平和、企業同士の争い、デモ…
    どれも難しいテーマだが、どんなに理屈やシステムが難解でも
    ゴミの元気さ、明るさ、可愛さが吹き飛ばしてくれる。
    彼女が活き活きとしていると、
    ゴミ谷でも楽しい場所なのではと感じさせられる。

    けれど世界の最終処分場であるゴミ谷は、目的地ではなく、
    一つの通過点に過ぎないと感じた。

    ゴミ谷にやってきた、アスナロ(猪股和磨)、イチノセ(川本直人)、
    スナフキン(平舘宏大)。

    脱走兵のアスナロは、召集令状をもらい、
    自分が必要とされていることを感じ、戦場に戻っていく。

    旅人のスナフキンは、探していた恋人ポルノ(富山恵理子)と奇跡的に再会し、
    世界に戻っていく。

    戦場カメラマンのイチノセは、世界を捉えるため、写真を撮っていたが、
    ゴミにカメラを通してみる世界の素晴らしさを教え、
    ゴミを外の世界へ導いていく。

    劇中、ドク(江幡朋子)が「ここ(ゴミ谷)は長くいる場所ではない」
    と何度か言っているが、
    皆、きっかけがあれば、自分のいる小さな世界から、
    外の大きな世界へ飛び出していけるのだと、
    言われているような気がした。

    ラスト、18歳を待たずにゴミは死んでしまう。
    ゴミの誕生日にみんなが集まって記念写真を撮るところに、
    ふらっとゴミが現れて一緒に写真に納まる様が、なんか良い。


    キャストは全て魅力的。

    主役のゴミは言わずもがな、浅利ねこのパワーに下支えされ、
    誰からも愛されるヒロインになっていた。

    ゴウトクジ(浅見紘至)は、気味悪さ全開で出てくるだけで笑いが起きる。
    それに真っ向からクニマツ(工藤史子)が自由なおとぼけのツッコミをかまし、
    時折、コムスビ(橋口克哉)くんへ振り、終始、笑いが絶えないトリオだった。

    荒っぽいけど、面倒見の良いサソリ(佐賀モトキ)と
    誰もが頼れる存在のドクというのも物語には必要なポジションだと思った。
  • 満足度★★★★★

    わたしのぬいぐるみ史上1位
    短いのも入れて3、4本しか見てませんけど。
    私の見たいのと方向性違うような気がしてたんですが、今回はよかった。

  • 満足度★★★★★

    圧巻可愛い!
    遂に池亀さんの本公演を目の当たりにし感動する。
    一体何という疾走感なのだろう?
    池亀さんが構築された世界観に、ねこさんが真っ向から突っ切る!
    またその存在感に納得の演技。
    圧巻の作品

    思い返すに、個々のキャラクターが立ち過ぎているのだが、それでも喧嘩せずに僕らに入ってくるのは演出が上手いからだ。
    誰も素敵で魅力的。
    愛しい。

  • 満足度★★★★★

    ゴミくずちゃん可愛い!
    池亀さん演出の北京蝶々「オーシャンズ・カジノ」に惚れ込んで、初・ぬいぐるみハンター観劇となりました。開場して、まずセットと客席の配置にびっくり。王子小劇場をこんな風に使うとは、と(万一トイレに行きたくなったらどうしようとも思いましたが(笑))。ごくごくシンプルかつ美しい地球の上で、愛らしいキャラクター達が軽快に跳ねる、そして叫ぶ。浅利ねこさん演じるゴミちゃんがひたすら可愛らしいのだけど、遠くない未来に死が待っていることでこちらの胸は切なさでいっぱい。2時間15分との事でしたが、長さは全く感じませんでした。逆に、終わらないでほしいとさえ思ったりして。純粋でスタイリッシュな演出は、若い感性を真っ直ぐに芝居に載せたといった印象で、池亀さんは間違いなく演劇界を牽引する人になるのだろうと思いました。素敵でした。ひたすら、素敵でした。

  • 満足度★★★★★

    Love & Bitter ?
    割と素直に観てしまうとなんてことも無いのかもしれないけれど、
    あれだけのシンプルなセット(真ん中に丸い地球のセットがちょんとあるだけ)
    で、近未来ディストピアのなかの銃夢的なゴミ山ユートピアを
    夢みさせるのって、結構すごい。

    物語自体も、
    意識しているのかどうかは良く分からないけれど、
    最近のデモの広がりから生まれてくる、
    平和とかを求める空気に合っている気がしてとても良かった。
    (何故か舞台芸術ではこういう描写は一般的ではないようだけれど、
    こうした公共劇場では難しいかもしれない物語こそ、
    王子のような小劇場でやってほしい作品だったりもする

    ネタバレBOX

    2時間強の舞台だったけれど、長さを感じなかった。

    物語のそこここで頻出する強弱とでも言えばいいのか、
    明るさの裏での悲しみ、
    絶望の中での喜劇
    (一ノ瀬 泰造の『地雷を踏んだらサヨウナラ』が出てくるあたり、まさにそんな感じだ
    とか、
    実際の兄妹のようにして育った幼馴染での理知と天性との対比とか、
    若さゆえに強烈に惹かれるであろう(自分も良く分かる
    こうしたある種の強烈なコントラストが、物語にメリハリをつけてくれていた。

    強いて要望があるとするならば、
    妹のような女の子が18で死んだあとの男の子が、
    出来の良くて賢明な男とかではなく、
    もっと野卑で粗野な天才に成長していったら面白かったかな、と思ったり。

    全体的に女性陣の元気さ、切実さに比べて、
    男子がちょっと大人しくて物わかりが良すぎな気がするので、
    馬鹿でも良いからもっと粗野で元気で無鉄砲な方が良かったんじゃないかな、とも思ったりする。
    (自分自身、死んだ父親から貰ったものでいちばん大きいのは、
    どう考えても脳ミソとかではなくて元気さだと思うから。
    男は元気が一番!あとは全部オマケです(笑

    ちなみに自分の感覚ですが・・
    男にとって、馬鹿というのは勲章でこそあれ、悪口ではないと思う。

    逆にお洒落だと言われるのは、「今日は良い天気ですね」
    と言われる程度の意味でしかない。
    重さが違うのだ。
  • 満足度★★★★★

    大切なものは何なのか?
    ぬいぐるみハンターからのステキなメッセージ☆ 
    浅利ねこさんがスゴく輝いて見えました◎ 

  • 満足度★★★★★

    楽しい
    大入りの盛況。わずかなセットで演技が主役、コンスタントな公演で円熟味が出てきた。終末的で希望的。劇団と劇場の相性がとても良い。

  • 満足度★★★★★

    希望
    満席でした。
    原発の事故後、日本はどうなっちゃうかしら?と暗い気持ちを持っていましたが、今日のお芝居をみて希望がわいてきました。

  • 満足度★★★★

    回る話
    説明どおりの回る話。

    オープニングがかっこいい。もっと観ていたかった。

    そのあと、お話が回りながら積み重なっていく。
    言葉では表せないのだけど、役者さんの個性と雰囲気のある演出がなんともいえず。

    アドリブでやっているように見えるところもあるが、そうじゃなくうまく仕組まれているんだろうなあ。

    ネタバレBOX

    いろんなタイプの役が出てくるが、うまくかみ合っているのはさすが。

    「ゴミ」は確かに可愛いし、「サソリ」はえらく存在感あるし、
    「ゴウトクジ」は好きです、あの雰囲気。
    「ソニー」は、ゴミが可愛く見えるような控えめ感がなかなか。

    結構、大きなことをいっているのだが、あれだけ爽やかに描けるのは素晴らしい。
  • 満足度★★★★

    とうとう
    世界規模、地球レベルの話になりましたね!?
    相変わらずの疾走感、テンポのよさ、やはりぬいぐるみハンターには王子小劇場が似合いますね!?
    2時間overも長くは感じなかったですが、上演時間のせいなのか、
    いつものいっきにたたみかける勢いみたいなのが感じられなかったのと、
    うまくまとまっていてよく出来ていたのですが、なにかはわからなく、うまく言えないのですが後一つ何かが足りなかったように感じました。

  • 満足度★★★★

    観た
    相変わらずハイテンションでテンポが良くて、2時間以上のお芝居があっという間。観客を全く飽きさせず、元気になれる。
    それでいてメッセージが詰まっているのがさすが。
    ダンス好き。

  • 満足度★★★★

    手練
     一見、完成度はそんなに高くないように見せる手腕。これも歌舞く姿と見た。序盤から、笑いの渦に巻き込む手法で、観客の警戒心や構えを解き、中盤から、この劇団の目指す方向へ持ってゆく、ということだろう。とにかく、温かい。こういうテイストの芝居は初めて見た。2時間15分と長めの舞台だが、全然飽きさせずぐんぐん引っ張ってゆく力は、中々のものだ。こんな芸当ができるのも設定が抜群だからだろう。
     いまどきの観客は、廃墟好きも多かろう。世界が終る話に安心する者だって多いはずだ。「もう頑張らなくていいんだよ」って言われているような気持ちになれるからかも知れない。このような、普段隠されているみんなの気持ちが、地球のゴミ捨て場という舞台設定に活きている。そこに捨てられていた赤ん坊だった塵ちゃんが主人公だ。
     ところで、こんなに温かな感じを終演後に感じたのは、劇中の人物描写で誰一人、他の者を見下したり、自ら卑下する者もいないからではなかろうか。いつでも微妙な距離を保ちながら共生していることの非尋常こそ、この劇団の持ち味、凄さと見た。この劇の温かさはその辺りから来るのだろう。ダンスも上手いし役者陣が爽やかだ。

  • 満足度★★★★

    キャラクターが魅力的すぎて
    ねこさんのごみちゃんていうキャラクターの魅力がものすごかったです。

    ネタバレBOX

    いくつか気になる点はあり、キングを取材する女の人がいまいちよくわかんないまま終わっちゃった感じして、あとなによりも巨大資本に一人で抗議してたキングが王になるというのも残念というか、王などいない世界のために戦ってたんじゃないのかとか。。。満間さんいいと思ったんですけど、ごみちゃんのキャラと対比するがごとく陰影を秘めていて、その陰影がなんらかのほのめかしにすら思えたものの別にどうってことはなかったので、なんか勘違いしたかしらと思いました。
    グーをつくって飛び出したところがどうの、みたいなところすごく好きです。
  • 満足度★★★★

    おもしろかった
    面白かったです!飛んだりはねたりダンスしたり、忙しくて全然時間の長さを感じませんでした。世界という言葉がやたら飛び交って、SFの魅力ってそこなんだーっと再確認した次第です。
    登場人物が一斉に話し始めて、何を言っているのかわからないっていう演出(?)が、発話が今ここで行われているというリアリティを感じさせて、なにか、酔うようでした。

  • 満足度★★★★

    とても元気でした
    ぬいぐるみハンターはの芝居は、観るほうに力を与えてくれるような気がします。2時間を越える長さですが、少しも飽きることがありません。
    池亀三太三はすごい人です

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