満足度★★★
○:Rosa, seulement ×:DAIKAIJU EIGA
Rosa, seulement:☆☆☆☆ 監獄という設定。ひたすら同じ動作をまるで禁欲的に黙々と行う女優。看守の誘いを頑として拒絶する姿勢。そして自由と革命への熱い想い。ローザ・ルクセンブルクという革命家の孤独な魂が、テキスト、俳優の声・身体によって見事に表象されていたと思います。ローザ・ルクセンブルク自体が大半の観客にとって馴染みがないため、パフォーマンスの素晴らしさが伝わりづらかった点がマイナスですが。
DAIKAIJU EIGA:☆ ぽこさんがおっしゃっている通り、一言でいうと演劇になっていないです。これをプロの公演として上演するのはマズイと思います。本番にかかる前に制作サイドが現場に入ることは難しいのでしょうか?
満足度★★★★
『Rosa, seulement』
ローザ・ルクセンブルクという革命家の物語を600に分けて、その日の気分でいくつか選んで上演するという手法が面白いと思った。
フランスも日本も若い演出家のやりたい事やエネルギーは同じだと思って嬉しかった。
字幕がずれていたのが残念。
満足度★★★★★
両方見た
どちらの作品も唯一無二。言葉がわからなくても十分楽しめる仕掛けになっているのが何より嬉しい。本公演を見なかったら、外国の演出家の作品なんて一生触れる機会が無かったかもしれないから、貴重な体現出来て良かった。多分、僕は作品の表象しか捉えられてないんだろうし、ローザルクセンブルクも作品観るまで知らなかった位だけど。でも、こうして日仏の交流の架け橋となる企画は今後も是非やって欲しいと思った。
『Rosa, seulement』不撓不屈の革命家の行進。世界は変わると訴え続ける。なんて力強い言葉の数々。1シーン1シーンが胸に響く。例えどんな困難があろうと立ち向かい続ける役者の動きも美しい。字幕があるから言葉がわからなくても十分楽しめた。
『DAIKAIJU EIGA』外国から見ると、日本はこんなに不思議なのか。ギュギュっと濃縮された、日本と大怪獣についての一時間足らず。わかりやすいが、奥深い。二ヶ国語で台詞が喋られるので、言葉がわからなくても楽しめた。僕は観劇後は表象しか理解できてなかったが、ロングアフタートーク(何と1時間以上も!!同時通訳ではなく、通訳の方が間を取り持つ形だったので、通訳の方は本当大変だったと思う)で作品の奥深さを知って感激。見れて良かった。
満足度★★★
観る側にとって上滑る思い
DAIKAIJYU・・・、
行き場ややり場のない感情の表現としては
一定のクオリティを持ったものなのかもしれません。
ただ、テーマとなる事象に対して
造る側と観る側に共通の認識が
編みあがっていかないように感じました。
・Rosa seulement
表現としては、惹かれるものがありました。
ただ、言葉やそれを伝える仕組みの問題もあって
充分に作品のニュアンスを理解できなかったように
感じました。
満足度★★
『Rosa, seulement』を観た
まず、演者が観客にローザ・ルクセンブルクの写真を見せる。そして彼女が辿った歴史の写真も何枚か見せるが、演者は言葉の壁を察してか何も説明は加えず、言葉も発しない。この時点でローザの顔を知らない観客は「なんだろ?」となるのだ。ワタクシがいつも言ってることだが、演劇は観客に解ってナンボの世界なのだから、こういった場合は先に映像とテロップで説明しておくべきだと思う。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★
『DAIKAIJU EIGA』を観た
この舞台で唯一、素晴らしいと感じたのは壁のアート。ゴジラをやりたい、というダルさ全開のやる気のない工藤倫子が台本を見ながらリーディングする。およそ芝居とは程遠い情景で説得力のカケラもない。ゴジラの映画のタイトルを羅列する工藤自身が陶酔しちゃってる分、観客は睡魔から目覚めることもない。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★
私の観劇史上ワースト1です
「DAIKAIJU EIGA」演劇になってない。これを演劇とは呼びたくない。なんだこれ。止めさせたかった。私の観劇史上ワースト1。
「Rosa,seulment」超つまらない。出演者のレベルが低い。この舞台をやるには、出演者の身体訓練が不十分。伝わってくるものが無い。演劇は伝わらなければ意味が無い。